Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
BAD END STORY ~父はメインヒーローで母は悪役令嬢。そしてヒロインは最悪の魔女!?~ - 77話 レイモンルート
[go: Go Back, main page]

表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

79/228

77話 レイモンルート

 前回の【藍】のワンダーオーブの入手には、ミカエルルートを模倣し、マッチポンプまでして怪我した魔狼を連れてきました。


 あとでブランクに確認したら本当に怪我をした魔狼を転移させただけみたいでした。


 つまり、今後のワンダーオーブの入手も各ルートの模倣が最も効率が良いはず。そしてお次は【緑】のワンダーオーブの入手を目標にレイモンルートを思い出すことにしました。


「ここね」


 学園の敷地内にあるもの中を歩き進むと、石造りの大きな旧校舎。苔がつき、ツタが伸びて、窓から木の枝が飛び出している。完全に廃墟。乙女ゲームのシナリオ上でもここまで廃墟ではありませんでしたが、ゲームからおよそ十五年経過してもなお残された旧校舎。


 私についてくるスザンヌとウィルフリード。魔狼って連れ歩いていても誰も文句言わないのね。従者枠なの?


 ウィルフリードは当然のように私から離れようとせずに、ついには授業にまで参加してしまった。アンヌ先生曰く「お姫様権限ってことでぇ、私は逆らえませんでしたぁって言ったらぁ、学長から了承貰ったわよぉ」などと供述し、クラスメイト達から冷ややかな目で見られました。私が。


 ミゲルとジャンヌさんはウィルフリードを怖がらずに、餌やりや撫でるなどして頻繁に構いますが、カトリーヌさんは青い顔をして私たちに近寄ろうともしませんでした。元々近寄ってきませんが。


 意外ね。カトリーヌさんでしたら魔狼なんて怖がらないと思っていましたのに。可愛いところもあるじゃない。


 って違う。今はレイモンルートをどうやって模倣するか考えるのよ。


 レイモンルートは至ってシンプル。【緑】のワンダーオーブを授ける女神が認めるのは、貪欲と言っていいほどの知識欲。


 レイモンルートではヒロインであるアリゼが、成り行き上助けて貰ったレイモンにお礼をしようとアクションを動かすところから始まるのよね。レイモンはアリゼに対して一切気はなく、周囲をチョロチョロ動き回る女子生徒くらいにしか認識しないのだけど、ある日禁書の噂を聞いたアリゼは、それをレイモンに教えることにした。


 そして二人は旧校舎にて禁書を探し始めるのよね。


 貪欲と言っていいほどの知識欲なら、息子であるリビオにも十分引き継がれていますし、これは楽々いけるわね。


 あとは禁書に描かれていた古代文字の解読を何とかクリアすることなんですけど、乙女ゲームでは決定ボタンを押してシナリオを読むだけでクリアしちゃったのよね。


 そして女神が現れて後はミカエルルートと一緒。【緑】のワンダーオーブが手に入るわ。ちなみに二連続で女神に当たっていますが、ワンダーオーブを授ける神は男が三人、女が四人で大体半々って言ったところね。


 解読ってアリゼも手伝ったのかな? てことは私も手伝うべき?


 どちらにせよ模倣するのであれば、まずはこの旧校舎にリビオと二人きりになることね。


 ジョアサンやブランクの出番はなさそうですし、あとはスザンヌをどういった理由で置いていこうかしら。


「何か良からぬことでも?」


「そ、そんなことないわよスザンヌ!」


 スザンヌは私のやることに疑問や不満を持っても、素直に聞き入れてくれる最高の従者ですが、朝起こす時に必ずお尻を叩くために人のことを一度うつ伏せにすることだけはやめてほしい。


「お嬢様が何を考えているか知りませんが、私はお嬢様に付き従うだけです」


「別に変なことは考えていないわ」


 いえ、国を救うために説明できない宝珠集め回ってますっていきなり言われたら正気を疑われるわよね。しかもなぜか学園でしか入手できない。あれ? なんですべてのワンダーオーブが、学園で入手できるの?


 まあ、考えたって仕方ないわよね。


 私はリビオをどうやってここに呼出し、禁書の話題をしようか考え始めます。難しいわよね。私からいきなり禁書の話題が出て彼は付いて来てくれるかしら。


 でも知識欲のあるリビオならいける。問題はどうやって禁書そのものに魅力を感じさせることができるかどうかよね。


 しばらくの課題ね。適当に学園生活を過ごして考えましょう。それに他のワンダーオーブの入手場所も目星をつけておきたいわ。

次なる目標は【緑】のワンダーオーブ!!

全然関係ないけど、番外編ってエリザベート視点とか需要ある?

たまにはもう少し恋愛フラグ立てないとですね。


今回もありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
表紙絵
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ