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すぐに辞める人が多い会社には、続けられない“理由”が必ずある。投稿を寄せた神奈川県の50代女性(サービス・販売・外食)は、わずか「一週間」で辞めた会社への不満を書いていた。(文:境井佑茉)
「病院に入院してる方の食事の盛り付けや使った食器の洗浄の仕事でしたが、初めてなのでわからない事ばかりなのに教えてくれない」
「改善しなければみんな辞めていくと思う職場環境」
病院食補助の業務していた女性は、未経験にもかかわらず仕事を教えてもらえなかったそう。また、「休憩はトイレの前でお昼を食べる状況でイヤでした」とも振り返る。そんな厳しい環境で過ごした女性は、
「入院患者さんには悪いですが入院してもここの食事は食べたくないと思ってしまいました」
と明かす。さらに、早期退職についてはこう書いている。
「早く退職して良かったと思います。初めての人は続かないと面接で言われましたが改善策をしなければみんな辞めてくと思う職場環境でした」
人が辞めてしまう理由は、必ずしも経験の差によるものではなさそうだ。
同じく兵庫県の60代女性(サービス・販売・外食/年収350万)も、仕事を即行でやめたエピソードを寄せた。
女性は、老人ホームで調理師として働いていたが、わずか4か月で退職した。その理由をこう述べる。
「料理長含め中心になって動いている人達がすぐ怒鳴る、人格否定、パワハラは当たり前の人達で、怒鳴り声がお客様のところまで聞こえてたそうです」
その影響からか、職場の雰囲気は悪く「新しい人が来ても続かなくてすぐ辞める人が多かった」という。
精神衛生的にも過酷な環境だったのだろう。仕事を辞めて「ホッとしました」と打ち明けている。
「他の人達からはよかったねと言われ、羨ましがられました」
辞める人が羨ましく思えるほどの劣悪な職場環境だったのだ。人手不足の悪循環は、さらに加速してしまう事だろう。
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H
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