「お客様の体型にはお似合いにならないかと…」24歳下の彼女のため張り切ってスリムパンツを試着した結果
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年齢を重ねると流行りの服が合わなかったりする。しかし、それを他人にはっきり指摘されるのはちょっとつらい。
投稿を寄せた60代男性(宮城県)は、「今から15年ほど前の40代の頃の、悲しいけど笑ってしまえる話です」と前置きし、続けた。当時の男性は、「妻に離婚されて数年」。現在の妻との恋愛中だったという。(文:長田コウ)
「妻は24歳下で、私にしたら頑張らんと!って気合い入れてました」
「いわゆる痛いオジサン」を実感
妻と付き合うまでは洋服に無頓着だった男性だが、「やはりそこは流行りの服を買う!と決心」した末、若者向けアパレルチェーン店に行った。「ポロシャツ4枚とパンツを購入しよう」と試着室に向かうと、女性店員からあることを言われてしまった。
今となっては「やめときゃ良かった」と思うそうだが、当時の男性は「それまで履いたことのない流行りの『スリムタイプ』のパンツ」を選んだのだ。ウエストはギリギリ。というのも、ふくらはぎが通らなかったからだ。サイズを上げても、やはりふくらはぎが通らず…。
「やっとふくらはぎの通るウエストサイズのパンツを見つけたのですが、20センチはでかいサイズ。スリムパンツの面影は全く無く、ダイエット広告の、ビフォーアフターのような状態」
店員さんを呼ぶと、女性店員が来たそう。この時点で男性は「イヤ~な予感」がしたというが、それは見事的中。男性が「実は、スリムタイプのパンツを買いたいんですが、中々サイズが無くて」と言うと、太もも、ふくらはぎ、ウエストの測定が始まった。そして、可愛い笑顔とともに次のように言われた。
「お客様の体型ですと、コチラの様なパンツ類は、お似合いにならないかと…。上半身に比べて下半身が、とてもアンバランスでおられるので、選択肢から外された方が宜しいかと存じます。何より、当店の商品ラインナップは、かなりお若い世代をターゲットにしている面も、お客様とはマッチしない」
ここまでストレートに言われてしまったら、逆に清々しいのかもしれない。男性は「いわゆる痛いオジサン」だったことを実感しながら店を後にしたという。
その後、「大きいサイズ専門のお店」に行ってパンツを購入。ポロシャツは、他のアパレルチェーン店で購入し、事なきを得たそう。
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