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JP2001209644A - 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体 - Google Patents
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JP2001209644A - 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体

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JP2001209644A
JP2001209644A JP2000020320A JP2000020320A JP2001209644A JP 2001209644 A JP2001209644 A JP 2001209644A JP 2000020320 A JP2000020320 A JP 2000020320A JP 2000020320 A JP2000020320 A JP 2000020320A JP 2001209644 A JP2001209644 A JP 2001209644A
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JP2000020320A
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Jun Yokono
順 横野
Koji Asano
康治 浅野
Seiichi Aoyanagi
誠一 青柳
Miyuki Tanaka
幸 田中
Toshio Oe
敏生 大江
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手に対して適切な表現のメッセージを、容
易に得る。 【解決手段】 ユーザの発話は、音声認識部1で音声認
識され、言語処理部2で言語処理された後、意図理解部
3に供給される。意図理解部3では、メッセージを伝達
する相手と、伝達したい内容とが認識され、文生成部6
において、その認識結果に基づいて、メッセージを伝達
する相手との親密度に応じた表現による、伝達したい内
容のメッセージが生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報処理方法、並びに記録媒体に関し、特に、例え
ば、相手に対して適切な表現のメッセージを伝えること
を等ができるようにする情報処理装置および情報処理方
法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ある人が、他の人にメッセー
ジを伝達する伝達手段としては、口頭や、電話、手紙、
さらには、インターネットが急速に普及してきた近年に
おいては、電子メール等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メッセージ
を伝える相手が、例えば、兄弟や、友人、後輩等である
場合には、メッセージの表現に、それほど気を使わずに
済む。
【0004】しかしながら、例えば、メッセージを伝え
る相手が、上司や、先輩、恩師等である場合には、表現
に気をつけてメッセージを作成しなければならないこと
が多く、面倒であった。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、相手に対して適切な表現のメッセージ
を、容易に作成して伝達することを等ができるようにす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、ユーザからの入力を解析し、メッセージを伝達する
相手と、伝達したい内容とを、少なくとも認識する解析
手段と、メッセージを伝達する相手との親密度に応じた
表現による、伝達したい内容のメッセージを生成するメ
ッセージ生成手段とを備えることを特徴とする。
【0007】この情報処理装置には、メッセージ生成手
段が生成したメッセージを、そのメッセージを伝達する
相手に伝達する伝達手段をさらに設けることができる。
【0008】伝達手段には、メッセージを合成音で出力
させることができる。
【0009】伝達手段には、メッセージを、ネットワー
クを介して送信させることができる。
【0010】本発明の情報処理装置は、ロボットとする
ことができる。
【0011】メッセージ生成手段には、過去に生成した
メッセージと重複しないメッセージを生成させることが
できる。
【0012】本発明の情報処理装置には、メッセージ生
成手段が生成したメッセージの履歴を記憶する記憶手段
をさらに設けることができ、この場合、メッセージ生成
手段には、記憶手段の記憶内容を参照することにより、
過去に生成したメッセージと重複しないメッセージを生
成させることができる。
【0013】メッセージ生成手段には、過去に生成した
メッセージの1以上の単語を置換することにより、その
メッセージと重複しないメッセージを生成させることが
できる。
【0014】本発明の情報処理装置には、ユーザの音声
を認識する音声認識手段をさらに設けることができ、こ
の場合、解析手段には、音声認識手段による音声認識結
果を解析させることができる。
【0015】本発明の情報処理方法は、ユーザからの入
力を解析し、メッセージを伝達する相手と、伝達したい
内容とを、少なくとも認識する解析ステップと、メッセ
ージを伝達する相手との親密度に応じた表現による、伝
達したい内容のメッセージを生成するメッセージ生成ス
テップとを備えることを特徴とする。
【0016】本発明の記録媒体は、ユーザからの入力を
解析し、メッセージを伝達する相手と、伝達したい内容
とを、少なくとも認識する解析ステップと、メッセージ
を伝達する相手との親密度に応じた表現による、伝達し
たい内容のメッセージを生成するメッセージ生成ステッ
プとを備えるプログラムが記録されていることを特徴と
する。
【0017】本発明の情報処理装置および情報処理方
法、並びに記録媒体においては、ユーザからの入力が解
析され、メッセージを伝達する相手と、伝達したい内容
とが、少なくとも認識される。そして、メッセージを伝
達する相手との親密度に応じた表現による、伝達したい
内容のメッセージが生成される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したロボッ
トの一実施の形態の外観構成例を示している。
【0019】このロボットは、ユーザからのメッセージ
を、所定の相手に伝えてくれるようになっている。
【0020】即ち、本実施の形態では、ロボットは、犬
形状のものとされており、胴体部ユニット2の前後左右
に、それぞれ脚部ユニット3A,3B,3C,3Dが連
結されるとともに、胴体部ユニット2の前端部と後端部
に、それぞれ頭部ユニット4と尻尾部ユニット5が連結
されることにより構成されている。
【0021】尻尾部ユニット5は、胴体部ユニット2の
上面に設けられたベース部5Bから、2自由度をもって
湾曲または揺動自在に引き出されている。
【0022】脚部ユニット3A乃至3Dそれぞれの関節
部分や、脚部ユニット3A乃至3Dそれぞれと胴体部ユ
ニット2の連結部分、頭部ユニット4と胴体部ユニット
2の連結部分、並びに尻尾部ユニット5と胴体部ユニッ
ト2の連結部分などには、図示せぬアクチュエータが配
設されており、これにより、各連結部分は、所定の自由
度を持って回転することで、ロボットは、実際の犬がと
る行動と同様の行動をとることができるようになってい
る。
【0023】また、本実施の形態では、ロボットは、図
2(A)に示すように、ユーザの発話を音声認識し、そ
の音声認識結果を解析して、メッセージを伝達する相手
と、伝達したい内容とを認識するようになっている。さ
らに、ロボットは、メッセージを伝達する相手とユーザ
との間の親密度(親しさ)に応じた表現による、伝達し
たい内容のメッセージを生成し、例えば、図2(B)に
示すように、相手がいる場所に行って、生成したメッセ
ージを、合成音で伝達するようになっている。
【0024】また、ロボットは、通信機能を備えてお
り、必要に応じて、生成したメッセージを、電子メール
等で伝達することもできるようにもなっている。
【0025】次に、図3は、図1のロボットの電気的構
成例を示している。
【0026】音声認識部1には、ユーザが発話した音声
が入力されるようになっており、音声認識部1は、入力
された音声を音声認識し、その音声認識結果としてのテ
キスト(音韻情報)を、言語処理部2に出力する。
【0027】言語処理部2は、音声認識部1が出力する
音声認識結果を言語処理し、その音声認識結果に含まれ
る単語や、構文および意味に関する情報を、言語処理結
果として、意図理解部3に出力する。
【0028】意図理解部3は、言語処理部2の言語処理
結果から、ユーザがメッセージを伝えたい相手(以下、
適宜、伝達相手という)と、伝えたい内容(意図)を理
解する。さらに、意図理解部3は、理解した伝達相手と
ユーザとの親密度に対応した表現による、伝えたい内容
のメッセージを生成するための制御情報としての文生成
制御情報を生成し、文生成部6に出力する。
【0029】文生成部6は、意図理解部3からの文生成
制御情報にしたがってメッセージを生成し、音声合成部
7または通信部9に出力する。
【0030】即ち、伝達相手が、ロボットが移動してい
くことのできる場所にいる場合には、文生成部6は、生
成したメッセージを、音声合成部7に出力する。また、
この場合、意図理解部4は、伝達相手がいる場所を表す
場所情報を、制御部4に供給する。制御部4は、場所情
報を受信すると、その場所情報が表す場所に、ロボット
を移動させるように、駆動部5を制御する。駆動部5
は、制御部4からの制御にしたがって、アクチュエータ
を駆動し、これにより、ロボットは、場所情報が表す場
所、即ち、伝達相手がいる場所に移動する。その後、音
声合成部7は、文生成部6からのメッセージに対応した
合成音を生成し、スピーカ8から出力する。
【0031】一方、伝達相手が、ロボットが移動してい
くことが困難な場所にいる場合には、文生成部6は、生
成したメッセージを、通信部9に出力する。通信部9
は、例えば、電子メールの送受信が可能な携帯電話機と
同様の機能を有しており、文生成部9からのメッセージ
を、電子メールにして、インターネット等の所定のネッ
トワークを介して、伝達相手の電子メールアドレス宛に
送信する。
【0032】なお、通信部9は、公衆網等の所定のネッ
トワークに接続されたコネクタや接点等と接続可能なよ
うに構成することが可能である。この場合、例えば、ロ
ボットが、コネクタや接点が設置されている位置まで、
自律的に移動し、通信部9とコネクタ等とを接続状態に
して、電子メールを送信するようにすることができる。
【0033】次に、図4は、図3の音声認識部1の構成
例を示している。
【0034】ユーザの発話は、マイク(マイクロフォ
ン)11に入力され、マイク11では、その発話が、電
気信号としての音声信号に変換される。この音声信号
は、A/D(Analog Digital)変換部12に供給される。
A/D変換部12では、マイク11からのアナログ信号
である音声信号がサンプリング、量子化され、ディジタ
ル信号である音声データに変換される。この音声データ
は、特徴抽出部13に供給される。
【0035】特徴抽出部13は、A/D変換部12から
の音声データについて、適当なフレームごとに、例え
ば、スペクトルや、線形予測係数、ケプストラム係数、
線スペクトル対、MFCC(Mel Frequency Cepstrum Co
efficient)等の特徴パラメータを抽出し、マッチング部
14に供給する。
【0036】マッチング部14は、特徴抽出部13に記
憶された特徴パラメータに基づき、音響モデルデータベ
ース15、辞書データベース16、および文法データベ
ース17を必要に応じて参照しながら、マイク11に入
力された音声(入力音声)を認識する。
【0037】即ち、音響モデルデータベース15は、音
声認識する音声の言語における個々の音素や音節などの
音響的な特徴を表す音響モデルを記憶している。ここ
で、音響モデルとしては、例えば、HMM(Hidden Mark
ov Model)などを用いることができる。辞書データベー
ス16は、認識対象の各単語について、その発音に関す
る情報が記述された単語辞書を記憶している。文法デー
タベース17は、辞書データベース16の単語辞書に登
録されている各単語が、どのように連鎖する(つなが
る)かを記述した文法規則を記憶している。ここで、文
法規則としては、例えば、文脈自由文法(CFG)やH
PSG(Head-driven Phrase Structure Grammar)(主
辞駆動句構造文法)、統計的な単語連鎖確率(N−gr
am)などに基づく規則を用いることができる。
【0038】マッチング部14は、辞書データベース1
6の単語辞書を参照することにより、音響モデルデータ
ベース15に記憶されている音響モデルを接続すること
で、単語の音響モデル(単語モデル)を構成する。さら
に、マッチング部14は、幾つかの単語モデルを、文法
データベース17に記憶された文法規則を参照すること
により接続し、そのようにして接続された単語モデルを
用いて、特徴パラメータに基づき、例えば、HMM法等
によって、マイク11に入力された音声を認識する。
【0039】そして、マッチング部14による音声認識
結果としての音韻情報は、例えば、テキスト等で、言語
処理部2に出力される。
【0040】次に、図5は、図3の言語処理部2の構成
例を示している。
【0041】テキスト解析部21には、音声認識部1
(図4のマッチング部14)が出力する音声認識結果と
してのテキストが入力されるようになっており、テキス
ト解析部21は、辞書データベース23や解析用文法デ
ータベース24を参照しながら、そのテキストを解析す
る。
【0042】即ち、辞書データベース23には、各単語
の表記や、解析用文法を適用するために必要な品詞情報
などが記述された単語辞書が記憶されている。また、解
析用文法データベース24には、単語辞書に記述された
各単語の情報に基づいて、単語連鎖に関する制約等が記
述された解析用文法規則が記憶されている。そして、テ
キスト解析部21は、その単語辞書や解析用文法規則に
基づいて、そこに入力されるテキスト(音声認識結果)
の形態素解析を行い、その解析結果を、構文/意味解析
部22に出力する。
【0043】構文/意味解析部22は、辞書データベー
ス25や、解析用文法データベース26、コマンド辞書
データベース27を参照しながら、テキスト解析部21
の出力に基づき、音声認識部1による音声認識結果の構
文解析、さらには、その意味内容の理解を行う。そし
て、構文/意味解析部22は、その処理結果として、音
声認識部1による音声認識結果に、その音声認識結果を
構成する各単語の概念や、意味内容を表す情報を付加し
て、意図理解部3(図3)に出力する。
【0044】ここで、辞書データベース25と解析用文
法データベース26には、例えば、辞書データベース2
3と解析用文法データベース24における場合とそれぞ
れ同様の情報が記憶されている。さらに、コマンド辞書
データベース27には、ロボットに対して、ユーザから
与えられるコマンドとしての単語が記述されたコマンド
辞書が記憶されている。また、構文/意味解析部22で
は、例えば、正規文法や、文脈自由文法、HPSG、統
計的な単語連鎖確率を用いて、構文解析や意味内容の理
解が行われる。
【0045】次に、図6は、図3の意図理解部3の構成
例を示している。
【0046】キーワード抽出部31には、言語処理部2
(図5の構文/意味解析部22)の処理結果(言語処理
結果)が入力されるようになっており、キーワード抽出
部31は、辞書データベース33および人物データベー
ス34を参照しながら、言語処理部2の言語処理結果か
ら、キーワードとなっている単語(列)を抽出する。
【0047】即ち、辞書データベース33には、ユーザ
の発話内容の意図を理解するのに役立つ単語が、その品
詞情報とともに登録された単語辞書が記憶されている。
また、人物データベース34には、ユーザの発話内容を
伝達する相手(伝達相手)に関する情報としての、例え
ば、図7に示すような人物データが記憶されている。
【0048】ここで、図7の実施の形態においては、人
物データは、ユーザの発話内容を伝達する相手を特定す
るための名前、その相手の電子メールアドレス、その相
手がいる場所、その相手とユーザとの親密度から構成さ
れている。
【0049】キーワード抽出部31では、言語処理部2
の言語処理結果から、辞書データベース33の単語辞書
に登録されている単語が、キーワードとして抽出され、
意図認識部32に供給される。さらに、キーワード抽出
部31では、言語処理部2の言語処理結果から、人物デ
ータベース34に登録されている伝達相手の名前が抽出
され、意図認識部32に供給される。なお、言語処理部
2の言語処理結果から、伝達相手の名前が抽出された場
合には、キーワード抽出部31は、その伝達相手の電子
メールアドレス、場所、および親密度を、人物データベ
ース34から読み出し、これらも、意図認識部32に供
給する。
【0050】意図認識部32は、キーワード抽出部31
の出力に基づいて、文生成部6(図3)にメッセージを
生成させるための制御情報としての文生成制御情報を生
成し、文生成部6(図3)に供給する。
【0051】即ち、意図認識部32は、キーワード抽出
部31の出力のうちのキーワードに基づいて、ユーザの
発話内容の意図を認識する。そして、意図認識部32
は、その意図を反映したメッセージを生成することを指
令するコマンドを、キーワード抽出部31の出力ととも
に、文生成制御情報として、文生成部6に供給する。
【0052】なお、ユーザは、誰かに伝えるメッセージ
だけでなく、ロボットに与えるコマンド(例えば、「お
座り」や「お手」など)を発話する場合があり、言語処
理部2の言語処理結果が、そのようなコマンドである場
合には、そのコマンドとしての言語処理結果は、キーワ
ード抽出部31および意図認識部32を介して、制御部
4(図3)に供給される。この場合、制御部4は、その
コマンドに対応する動作を行うように、駆動部5を制御
し、これにより、ロボットは、そのような動作を行う
(行動をとる)。
【0053】また、メッセージを、上述のように、合成
音で出力する場合には、ロボットが、そのメッセージを
伝える伝達相手の場所まで移動する必要がある。このた
め、メッセージを、合成音で出力する場合には、意図認
識部32は、文生成制御情報を、文生成部6に供給する
他、その文生成制御情報に含まれる、人物データベース
34から読み出された場所を、制御部4に出力する。こ
の場合、制御部4は、意図認識部32からの場所まで移
動するように、駆動部5を制御し、これにより、ロボッ
トは、伝達相手がいる場所まで移動する。
【0054】次に、図8は、図3の文生成部6の構成例
を示している。
【0055】テキスト生成部41には、意図理解部3
(図6の意図認識部32)が出力する文生成制御情報が
供給されるようになっており、テキスト生成部41は、
文履歴記憶部42、テンプレートデータベース43、生
成文法データベース44、および辞書データベース45
を、必要に応じて参照しながら、文生成制御情報に基づ
いて、テキストのメッセージを生成し、音声合成部7ま
たは通信部9に供給する。
【0056】即ち、文履歴記憶部42には、テキスト生
成部41が生成したメッセージの履歴(以下、適宜、文
履歴という)が記憶される。
【0057】ここで、図9は、文履歴記憶部42に記憶
された文履歴を示している。
【0058】文履歴は、識別番号、使用回数、使用日時
から構成され、識別番号は、テキスト生成部41がメッ
セージを生成するのに使用する、テンプレートデータベ
ース43に記憶されたテンプレートを識別するための番
号を表す。また、使用回数は、対応するテンプレート
が、テキスト生成部41によるメッセージの生成に使用
された回数を表し、使用日時は、対応するテンプレート
が使用された最新の日時を表す。
【0059】なお、文履歴は、テキスト生成部41が、
テンプレートデータベース43に記憶されたテンプレー
トを使用するごとに、テキスト生成部41によって更新
されるようになっている。
【0060】テンプレートデータベース43には、テキ
スト生成部41がメッセージの生成に使用するテンプレ
ートが記憶されており、生成文法データベース44に
は、メッセージを生成するのに必要な単語の活用規則
や、語順の制約情報等の文法規則が記憶されている。ま
た、辞書データベース45は、各単語の品詞情報や、読
み、アクセント等の情報が記述された単語辞書が記憶さ
れている。そして、テキスト生成部41は、これらの文
履歴、テンプレート、文法規則、単語辞書を必要に応じ
て参照し、意図理解部3からの文生成制御情報にしたが
ったメッセージを生成する。
【0061】即ち、テキスト生成部41は、文生成制御
情報に含まれる、ユーザの発話内容の意図を反映したテ
ンプレートであって、あまり使用されていないもの(使
用回数の少ないもの)を1以上検索し、さらに、その1
以上のテンプレートから、文生成制御情報に含まれる伝
達相手との親密度に対応する表現のものを選択する。な
お、テンプレートが、どの程度の回数使用されているか
は、文履歴(図9)の使用回数を参照することで認識さ
れる。
【0062】そして、テキスト生成部41は、選択した
テンプレートに対して、文生成制御情報に含まれる、キ
ーワードとして抽出された単語や、辞書データベース4
5の単語辞書に登録された単語を、生成文法データベー
ス44に記憶された文法規則にしたがって、活用形等を
適宜変えながら、必要に応じて挿入し、これにより、伝
達相手との親密度に応じた表現による、ユーザの発話内
容の意図を反映したテキストのメッセージを生成する。
このメッセージは、上述したように、音声合成部7また
は通信部9に出力される。
【0063】なお、メッセージが、通信部9に出力さ
れ、電子メールで、伝達相手に送信される場合には、そ
の電子メールの宛先となる、伝達相手の電子メールアド
レスが必要となるが、これは、文生成制御情報に含まれ
ており、生成されたメッセージとともに、テキスト生成
部41から通信部9に供給される。
【0064】以上のように、テキスト生成部41では、
文生成制御情報に含まれる、伝達相手との親密度に応じ
た表現によるメッセージを生成するようになっており、
そのようなメッセージを生成するために、テンプレート
データベース43には、同一内容のメッセージについ
て、各種の表現のテンプレートが記憶されている。
【0065】即ち、図10は、テンプレートデータベー
ス43に記憶されているテンプレートを示している。
【0066】このテンプレートは、催しの開催を案内す
るメッセージ用のもので、図10(A)は、例えば、先
輩や恩師等の敬意を表する人が伝達相手となっている場
合に用いられるテンプレートを示しており、図10
(B)は、例えば、友人等の親しい人が伝達相手となっ
ている場合に用いられるテンプレートを示している。
【0067】従って、図10(A)のテンプレートは、
丁寧な表現になっており、図10(B)のテンプレート
は、ある程度ラフな表現になっている。
【0068】なお、図10のテンプレートにおいて、T
o,Date,Place,What,Topicに対応する単語は、テキ
スト生成部41によって挿入される。ここで、Toは、伝
達相手を表し、Dateは、ここでは、催しが開催される日
時を表す。また、Placeは、催しが開催される場所を表
し、Whatは、催しを表す。さらに、Topicは、何らかの
話題を表す。そして、Toには、文生成制御情報に含まれ
る伝達相手の名前が挿入される。また、Date,Place,W
hatには、文生成制御情報に含まれる、対応するキーワ
ードとしての単語が挿入される。さらに、Topicには、
辞書データベース45における単語辞書に登録されてい
る単語のうちの適切なものが、あらかじめ挿入される。
但し、Topicに配置される単語は、後述するように、テ
キスト生成部41において、必要に応じて置換すること
ができるようになっている。
【0069】また、テンプレートデータベース43の各
テンプレートには、そのテンプレートが、どのような内
容についてのメッセージ用のものであるかを表すタグが
付加されており、テキスト生成部41は、そのタグを参
照することにより、テンプレートデータベース43のテ
ンプレートから、文生成制御情報に含まれる、ユーザの
発話内容の意図(後述する図13において、Subjectと
記載する)を反映したものを検索するようになってい
る。
【0070】なお、テキスト生成部41における、メッ
セージの生成の方法としては、テンプレートを用いる方
法の他、例えば、格構造に基づく方法等を採用すること
も可能である。
【0071】次に、図11は、図3の音声合成部7の構
成例を示している。
【0072】テキスト解析部51には、文生成部6(図
8のテキスト生成部41)が出力するテキストのメッセ
ージが供給されるようになっており、テキスト解析部5
1は、辞書データベース54や解析用文法データベース
55を参照しながら、そこに供給されるメッセージとし
てのテキストを解析する。
【0073】即ち、辞書データベース54には、メッセ
ージに用いられる単語の品詞情報や、読み、アクセント
等の情報が記述された単語辞書が記憶されており、ま
た、解析用文法データベース55には、辞書データベー
ス54の単語辞書に記述された単語について、単語連鎖
に関する制約等の解析用文法規則が記憶されている。そ
して、テキスト解析部51は、この単語辞書および解析
用文法規則に基づいて、文生成部6からのメッセージの
形態素解析や構文解析等の解析を行い、後段の規則合成
部52で行われる規則音声合成に必要な情報を抽出す
る。ここで、規則音声合成に必要な情報としては、例え
ば、ポーズの位置や、アクセントおよびイントネーショ
ンを制御するための情報その他の韻律情報や、各単語の
発音等の音韻情報などがある。
【0074】テキスト解析部51で得られた情報は、規
則合成部52に供給され、規則合成部52では、音素片
データベース56を用いて、文生成部6において生成さ
れたメッセージに対応する合成音の音声データ(ディジ
タルデータ)が生成される。
【0075】即ち、音素片データベース56には、例え
ば、CV(Consonant, Vowel)や、VCV、CVC等の形
で音素片データが記憶されており、規則合成部52は、
テキスト解析部51からの情報に基づいて、必要な音素
片データを接続し、さらに、ポーズ、アクセント、イン
トネーション等を適切に付加することで、文生成部6で
生成された応答文に対応する合成音の音声データを生成
する。
【0076】この音声データは、D/A(Digital Analo
g)変換部53に供給され、そこで、アナログ信号として
の音声信号に変換される。この音声信号は、スピーカ8
(図3)に供給され、これにより、文生成部6で生成さ
れたメッセージに対応する合成音が出力される。
【0077】次に、図12のフローチャートを参照し
て、図3のロボットが、ユーザが意図する内容のメッセ
ージを、所定の相手に伝達する場合の処理について説明
する。
【0078】ユーザが発話を行うと、そのユーザの音声
は、音声認識部1に入力され、音声認識部1は、ステッ
プS1においてユーザの音声を認識する。ここで、いま
の場合、ユーザの発話には、誰かに伝えたい事柄と、そ
れを伝える相手(伝達相手)が、少なくとも含まれるも
のとする。
【0079】ステップS1において音声認識が行われる
ことにより得られる音声認識結果は、言語処理部2に供
給され、言語処理部2は、ステップS2において、その
音声認識結果を言語処理し、言語処理結果を、意図理解
部3に供給する。
【0080】意図理解部3は、ステップS3において、
言語処理部2からの言語処理結果に基づいて、上述した
ような文生成制御情報を生成し、文生成部6に供給す
る。なお、メッセージを、合成音で出力する場合には、
意図理解部3は、上述したように、さらに、そのメッセ
ージを伝える伝達相手の場所の情報を、制御部4に出力
する。これにより、ロボットは、伝達相手の場所への移
動を開始する。
【0081】ここで、ロボットが所定の目的地に移動す
るには、ロボットが、自身の現在地を認識する必要があ
るが、この現在地の認識は、例えば、ロボットの周囲を
撮影した画像を認識し、その認識結果に基づいて行うこ
とができる。また、現在地の認識は、GPS(Global Posi
tioning System)等を利用して行うことも可能である。
【0082】ステップS3の処理後は、ステップS4に
進み、文生成部6は、意図理解部3からの文生成制御情
報にしたがって、伝達相手との親密度に応じた表現によ
る、ユーザの発話内容を反映したメッセージを生成し、
音声合成部7または通信部9に出力する。なお、文生成
部6は、メッセージを、通信部9に出力する場合には、
そのメッセージとともに、伝達相手の電子メールアドレ
スも、通信部9に出力する。
【0083】そして、ステップS5に進み、音声合成部
7または通信部9において、文生成部6で生成されたメ
ッセージが、伝達相手に伝達され、処理を終了する。
【0084】即ち、文生成部6が出力するメッセージ
が、音声合成部7に供給される場合には、上述したよう
に、ロボットが、伝達相手の場所に移動を開始した後、
その場所に到着するのを待って、音声合成部7で音声合
成が行われ、文生成部6が出力したメッセージに対応す
る合成音が、スピーカ8から出力される。
【0085】また、文生成部6が出力するメッセージ
が、通信相手の電子メールアドレスとともに、通信部9
に供給される場合には、通信部9は、その電子メールア
ドレスを宛先として、文生成部6からのメッセージを内
容(本文)とする電子メールを作成し、ネットワークを
介して送信する。なお、電子メールが無線で送信される
場合において、アンテナが必要なときは、尻尾部ユニッ
ト5(図1)をアンテナとして利用することが可能であ
る。
【0086】以上の処理によれば、例えば、ユーザが、
「Sony-Taroさん宛に、12月24日の国際展示場での
展示についての案内を出しておいて下さい。」と発話し
たとすると、音声認識部1において、例えば、図13
(A)に示すような音声認識結果が得られ、さらに、こ
の音声認識結果が、言語処理部2において言語処理さ
れ、意図理解部3において処理されることで、例えば、
図13(B)に示すような情報を含む文生成制御情報が
生成される。
【0087】そして、いまの場合、ユーザの発話内容
は、催しの開催を案内するものであり、文生成部6で
は、そのような内容のテンプレートであって、伝達相手
であるSony-Taroとの親密度に応じた表現のものを用い
て、例えば、図13(C)に示すようなメッセージが生
成される。ここで、図13(C)において、括弧[]で
囲んである部分が、テンプレートに挿入された、ユーザ
の発話から抽出された単語(列)である。
【0088】以上のようにして生成されたメッセージ
は、合成音で出力され、あるいは電子メールとされて送
信される。
【0089】以上のように、ユーザの発話を解析するこ
とにより、メッセージを伝達する相手と、伝達したい内
容とを認識し、メッセージを伝達する相手との親密度に
応じた表現による、伝達したい内容のメッセージを生成
するようにしたので、相手に対して適切な表現のメッセ
ージを、容易に(ユーザの負担を最小限にして)作成
し、伝えることができる。従って、図1のロボットは、
例えば、会社において、部下からの報告を、上司に伝え
る場合等に用いることができ、この場合、ロボットは、
上司にとって、いわば電子秘書として機能するというこ
とができる。
【0090】次に、図14のフローチャートを参照し
て、図12のステップS4において文生成部6が行う処
理について、さらに説明する。
【0091】文生成部6(図8)のテキスト生成部41
は、意図理解部3から文生成制御情報を受信すると、ス
テップS11において、その文生成制御情報が表す内容
のメッセージ用のテンプレートであって、使用回数の少
ないものを選択する。
【0092】即ち、テキスト生成部41は、文生成制御
情報に含まれる、ユーザの発話内容の意図を反映したテ
ンプレートであって、あまり使用されていないものを1
以上検索し、さらに、その1以上のテンプレートから、
文生成制御情報に含まれる伝達相手との親密度に対応す
る表現のものを選択する。なお、テンプレートの使用回
数は、上述のように、文履歴(図9)を参照することで
認識される。
【0093】そして、ステップS12に進み、テキスト
生成部41は、ステップS11で選択したテンプレート
(以下、適宜、選択テンプレートという)が最近使用さ
れたものであるかどうかを判定する。なお、選択テンプ
レートが最近使用されたものかどうかの判定は、文履歴
(図9)の使用日時を参照することで判定される。
【0094】ステップS12において、選択テンプレー
トが最近使用されたものであると判定された場合、ステ
ップS11に戻り、テンプレートの選択をやり直す。但
し、この場合、テンプレートの選択のやり直しは、テン
プレートデータベース43に記憶されたテンプレートの
うち、既に、選択テンプレートとして選択されたもの以
外を対象に行われる。
【0095】一方、ステップS12において、選択テン
プレートが最近使用されたものでないと判定された場
合、ステップS13に進み、テキスト生成部41は、文
履歴を参照することで、選択テンプレートの使用回数を
認識し、その使用回数が、所定の閾値以上であるかどう
かを判定する。ステップS13において、選択テンプレ
ートの使用回数が、所定の閾値以上でないと判定された
場合、ステップS14をスキップして、ステップS15
に進み、テキスト生成部41において、選択テンプレー
トを使用して、上述したようにメッセージが生成され、
リターンする。
【0096】ステップS13において、選択テンプレー
トの使用回数が、所定の閾値以上であると判定された場
合、ステップS14に進み、例えば、音声合成部7およ
びスピーカ8を介して合成音が出力されることにより、
ユーザに対して、新たなテンプレートの入力が促され、
例えば、ユーザが図示せぬキーボード等を操作すること
により、新たなテンプレートを入力するのを待って、ス
テップS15に進む。
【0097】この場合、ステップS15では、テキスト
生成部41において、入力された新たなテンプレートを
使用して、上述したようにメッセージが生成され、リタ
ーンする。
【0098】なお、テンプレートについては、例えば、
所定のサーバに各種のテンプレートを記憶させておき、
必要に応じて、そのサーバからテンプレートをダウンロ
ードして使用するようにすること等が可能である。
【0099】以上のように、文生成部6のテキスト生成
部41では、使用回数が少なく、最近使用されていない
テンプレートを使用してメッセージが生成されるので、
伝達相手に対して、過去に伝達したメッセージと重複す
るような、同じような言い回しのメッセージが伝達され
ることを防止することができる。
【0100】次に、上述のような、同じような言い回し
のメッセージを伝達することの防止は、文生成部6に、
図12のステップS4において、図15のフローチャー
トにしたがった処理を行わせることによっても可能であ
る。
【0101】即ち、この場合も、ステップS21乃至S
23において、図14のステップS11乃至S13にお
ける場合とそれぞれ同様の処理が行われる。
【0102】そして、ステップS23において、選択テ
ンプレートの使用回数が、所定の閾値以上でないと判定
された場合、ステップS24およびS25をスキップし
て、ステップS26に進み、テキスト生成部41におい
て、選択テンプレートを使用して、上述したようにメッ
セージが生成され、リターンする。
【0103】また、ステップS23において、選択テン
プレートの使用回数が、所定の閾値以上であると判定さ
れた場合、ステップS24に進み、選択テンプレートに
配置された所定の単語を、新たな単語に置き換える。
【0104】即ち、図10を参照して説明したように、
テンプレートには、装置側で置換可能な単語(図10の
実施の形態では、Topicの位置に挿入される単語)が設
けられており、ステップS24では、選択テンプレート
における、置換可能な単語が、他の単語に置き換えられ
る。
【0105】そして、ステップS25に進み、テキスト
生成部41は、文履歴における、選択テンプレートの使
用回数を0回にリセットし、ステップS26に進む。ス
テップS26では、テキスト生成部41において、一部
の単語が置換された選択テンプレートを使用して、上述
したようにメッセージが生成され、リターンする。
【0106】以上のように、メッセージの生成に用いる
テンプレートの置換可能な単語を、他の新しい単語に置
換することで、同じような言い回しのメッセージの伝達
を防止することが可能となる。
【0107】次に、上述した一連の処理は、ハードウェ
アにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行う
こともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う
場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、
汎用のコンピュータ等にインストールされる。
【0108】そこで、図16は、上述した一連の処理を
実行するプログラムがインストールされるコンピュータ
の一実施の形態の構成例を示している。
【0109】プログラムは、コンピュータに内蔵されて
いる記録媒体としてのハードディスク105やROM1
03に予め記録しておくことができる。
【0110】あるいはまた、プログラムは、フロッピー
ディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),M
O(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile
Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブ
ル記録媒体111に、一時的あるいは永続的に格納(記
録)しておくことができる。このようなリムーバブル記
録媒体111は、いわゆるパッケージソフトウエアとし
て提供することができる。
【0111】なお、プログラムは、上述したようなリム
ーバブル記録媒体111からコンピュータにインストー
ルする他、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放
送用の人工衛星を介して、コンピュータに無線で転送し
たり、LAN(Local Area Network)、インターネットとい
ったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送
し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくる
プログラムを、通信部108で受信し、内蔵するハード
ディスク105にインストールすることができる。
【0112】コンピュータは、CPU(Central Processing
Unit)102を内蔵している。CPU102には、バス1
01を介して、入出力インタフェース110が接続され
ており、CPU102は、入出力インタフェース110を
介して、ユーザによって、キーボードやマウス等で構成
される入力部107が操作されることにより指令が入力
されると、それにしたがって、ROM(Read Only Memory)
103に格納されているプログラムを実行する。あるい
は、また、CPU102は、ハードディスク105に格納
されているプログラム、衛星若しくはネットワークから
転送され、通信部108で受信されてハードディスク1
05にインストールされたプログラム、またはドライブ
109に装着されたリムーバブル記録媒体111から読
み出されてハードディスク105にインストールされた
プログラムを、RAM(Random Access Memory)104にロ
ードして実行する。これにより、CPU102は、上述し
たフローチャートにしたがった処理、あるいは上述した
ブロック図の構成により行われる処理を行う。そして、
CPU102は、その処理結果を、必要に応じて、例え
ば、入出力インタフェース110を介して、LCD(Liquid
CryStal Display)やスピーカ等で構成される出力部1
06から出力、あるいは、通信部108から送信、さら
には、ハードディスク105に記録等させる。
【0113】ここで、本明細書において、コンピュータ
に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処
理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載され
た順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あ
るいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるい
はオブジェクトによる処理)も含むものである。
【0114】また、プログラムは、1のコンピュータに
より処理されるものであっても良いし、複数のコンピュ
ータによって分散処理されるものであっても良い。さら
に、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実
行されるものであっても良い。
【0115】なお、本実施の形態では、メッセージを、
合成音で出力するようにしたが、メッセージは、例え
ば、ディスプレイに表示することも可能である。
【0116】さらに、本実施の形態では、ユーザの発話
を音声認識し、その音声認識結果に基づいて、メッセー
ジを生成するようにしたが、メッセージの生成は、例え
ば、ユーザがキーボード等を操作して入力したテキスト
や、ユーザによる手書き入力を認識した認識結果等に基
づいて行うことも可能である。
【0117】また、本実施の形態では、本発明を、現実
の物体としてのロボットに適用した場合について説明し
たが、本発明は、その他、例えば、コンピュータ上で仮
想的に実現されるキャラクタに適用することも可能であ
る。
【0118】
【発明の効果】本発明の情報処理装置および情報処理方
法、並びに記録媒体によれば、ユーザからの入力が解析
され、メッセージを伝達する相手と、伝達したい内容と
が、少なくとも認識される。そして、メッセージを伝達
する相手との親密度に応じた表現による、伝達したい内
容のメッセージが生成される。従って、相手に対して適
切な表現のメッセージを、容易に得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したロボットの外観構成例を示す
ブロック図である。
【図2】図1のロボットの処理を説明するための図であ
る。
【図3】図1のロボットの電気的構成例を示すブロック
図である。
【図4】音声認識部1の構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】言語処理部2の構成例を示すブロック図であ
る。
【図6】意図理解部3の構成例を示すブロック図であ
る。
【図7】人物データの例を示す図である。
【図8】文生成部6の構成例を示すブロック図である。
【図9】文履歴の例を示す図である。
【図10】テンプレートの例を示す図である。
【図11】音声合成部7の構成例を示すブロック図であ
る。
【図12】図3のロボットの処理を説明するフローチャ
ートである。
【図13】図3のロボットの処理の結果を示す図であ
る。
【図14】文生成部6の処理を説明するフローチャート
である。
【図15】文生成部6の他の処理を説明するフローチャ
ートである。
【図16】本発明を適用したコンピュータの一実施の形
態の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 音声認識部, 2 言語処理部, 3 意図理解
部, 4 制御部, 5駆動部, 6 文生成部, 7
音声合成部, 8 スピーカ, 9 通信部, 11
マイク, 12 A/D変換部, 13 特徴抽出
部, 14 マッチング部, 15 音響モデルデータ
ベース, 16 辞書データベース, 17 文法デー
タベース, 21 テキスト解析部, 22 構文/意
味解析部,23 辞書データベース, 24 解析用文
法データベース, 25 辞書データベース, 26
解析用文法データベース, 27 コマンド辞書データ
ベース, 31 キーワード抽出部, 32 意図認識
部, 33 辞書データベース, 34 人物データベ
ース, 41 テキスト生成部, 42 文履歴記憶
部, 43 テンプレートデータベース, 44 生成
文法データベース,45 辞書データベース, 51
テキスト解析部, 52 規則合成部, 53 D/A
変換部, 54 辞書データベース, 55 解析用文
法データベース, 56 音素片データベース, 10
1 バス, 102 CPU, 103ROM, 104 RA
M, 105 ハードディスク, 106 出力部,
107 入力部, 108 通信部, 109 ドライ
ブ, 110 入出力インタフェース, 111 リム
ーバブル記録媒体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/28 G10L 3/00 551H 9A001 // A63H 11/00 571H (72)発明者 青柳 誠一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 田中 幸 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大江 敏生 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2C150 BA06 BA11 CA01 CA02 DA05 DA24 DA26 DA27 DA28 DF03 DF04 DF06 DF08 DF33 ED42 ED52 EF13 EF16 EF23 EF29 EF33 EF36 3F060 AA00 BA10 CA14 5B091 AA15 CA21 CB12 CB21 CB32 CC01 CC02 CD01 5D015 AA05 KK02 KK04 LL12 5D045 AB11 9A001 BB06 CC03 HH13 HH16 HH17 HH18 HH19 JJ12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の相手に対するメッセージを生成す
    る情報処理装置であって、 ユーザからの入力を解析し、メッセージを伝達する相手
    と、伝達したい内容とを、少なくとも認識する解析手段
    と、 前記メッセージを伝達する相手との親密度に応じた表現
    による、前記伝達したい内容のメッセージを生成するメ
    ッセージ生成手段とを備えることを特徴とする情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記メッセージ生成手段が生成したメッ
    セージを、そのメッセージを伝達する相手に伝達する伝
    達手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記伝達手段は、前記メッセージを合成
    音で出力することを特徴とする請求項2に記載の情報処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記伝達手段は、前記メッセージを、ネ
    ットワークを介して送信することを特徴とする請求項2
    に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 ロボットであることを特徴とする請求項
    1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記メッセージ生成手段は、過去に生成
    したメッセージと重複しないメッセージを生成すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記メッセージ生成手段が生成したメッ
    セージの履歴を記憶する記憶手段をさらに備え、 前記メッセージ生成手段は、前記記憶手段の記憶内容を
    参照することにより、過去に生成したメッセージと重複
    しないメッセージを生成することを特徴とする請求項6
    に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記メッセージ生成手段は、過去に生成
    したメッセージの1以上の単語を置換することにより、
    そのメッセージと重複しないメッセージを生成すること
    を特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 ユーザの音声を認識する音声認識手段を
    さらに備え、 前記解析手段は、前記音声認識手段による音声認識結果
    を解析することを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  10. 【請求項10】 所定の相手に対するメッセージを生成
    する情報処理方法であって、 ユーザからの入力を解析し、メッセージを伝達する相手
    と、伝達したい内容とを、少なくとも認識する解析ステ
    ップと、 前記メッセージを伝達する相手との親密度に応じた表現
    による、前記伝達したい内容のメッセージを生成するメ
    ッセージ生成ステップとを備えることを特徴とする情報
    処理方法。
  11. 【請求項11】 所定の相手に対するメッセージを生成
    する情報処理を、コンピュータに行わせるプログラムが
    記録されている記録媒体であって、 ユーザからの入力を解析し、メッセージを伝達する相手
    と、伝達したい内容とを、少なくとも認識する解析ステ
    ップと、 前記メッセージを伝達する相手との親密度に応じた表現
    による、前記伝達したい内容のメッセージを生成するメ
    ッセージ生成ステップとを備えるプログラムが記録され
    ていることを特徴とする記録媒体。
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