JP2002321349A - インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置Info
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Abstract
被記録材に付与されるそれぞれのインクの色材の量に応
じて処理液量を定めることにより、記録品位向上や耐水
性の向上に必要十分な量の処理液を付与する。 【解決手段】 濃シアン記録データ2001と淡シアン
記録データ2005それぞれに基づいて、それぞれ個別
の、濃シアン用処理液データ生成2003と淡シアン用
処理液データ生成2006を行なう。そして、それぞれ
対応する濃シアンインクと淡シアンインクの吐出に重ね
るように(2004、2008)吐出データを生成する。
上記処理液の生成は、それぞれ濃シアン記録データ20
01と淡シアン記録データ2005に対してマスクを用
いて間引くことによって行なうが、濃、淡でその間引き
率を異ならせる。
Description
録方法およびインクジェット記録装置に関し、詳しく
は、インクの染料や顔料などの色材を不溶化または凝集
させる液体をインクに重ねて付与するインクジェット記
録方法およびインクジェット記録装置に関するものであ
る。
音、低ランニングコスト、装置が小型化しやすい、カラ
ー化が容易等の利点を有し、プリンタや複写機等に広く
利用されている。
置によって、所謂普通紙に記録を行なう場合には、記録
された画像の耐水性が不十分であることが多く、また、
このような被記録材にカラー画像を記録する場合には、
フェザリングの少ない高濃度の画像と、異なる色のイン
ク間で生ずるにじみが少ない画像とを両立させることが
できないことが多い。このように、普通紙と呼ばれるよ
うな、インクの吸収や定着に関した特別の処理を施して
いない被記録材などを用いる場合には、良好な耐水性も
しくは堅牢性を具え、かつ良好な品位のカラー画像を得
ることは困難な場合があった。
に耐水性を向上させる方法として、インク中に含まれる
色材に耐水性を持たせたインクも実用化されている。し
かし、その耐水性はまだまだ不十分であるとともに、原
理的に乾燥後、水に溶解しにくいインクであるために、
記録ヘッドのノズルの目詰まりが生じやすく、また、こ
れを防止するためには装置構成が複雑になるという問題
点がある。また、従来、記録物の堅牢性を向上させる技
術が多数開示されている。例えば、特開昭53−244
86号公報では、染色物の湿潤堅牢度を増進させるため
に、染色物を後処理することで染料をレーキ化し固着さ
せる技術を開示している。
は、インクジェット記録方式を用いて、相互に接触する
と常温または加熱時に被膜形成能が増大する2以上の成
分を用いて記録する方法が開示されており、被記録材上
で各成分が接触することで強固に密着した被膜を形成し
た印刷物を得ている。
でも水性染料インクをインクジェット記録後に、染料と
レーキを形成する耐水化剤を付与する方法を開示してい
る。
は、記録すべき画像位置を予め認識し、記録インクとそ
の染料等の色材を不溶化する処理インク(処理液)を用
い、処理インクの吐出データを記録インクの吐出データ
に基づいて得ることによって、記録インクと処理インク
とを重ねて記録するインクジェット記録方法を開示して
いる。詳細には、記録インクに先立って処理インクで描
いたり、先に描かれた記録インク上に処理インクを重ね
たり、先に描かれた処理インク上に記録インクを重ね、
さらに処理インクを重ねて描いたりする方法が開示され
ている。
では、通常、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)の4種類のインクを使用する
が、最近、さらなる高画質化を目的として、同じ色でも
濃度の異なるインクを用いる装置も提供されつつある。
このような同じ色について濃、淡異なる濃度のインクを
用いた記録方法を濃淡記録という。以下では、二つのイ
ンクを比較したとき、相対的に濃度の高いインクを
「濃」インク、濃度の低いインクを「淡」インクといい、
例えば、濃度の高いシアンインクを「濃シアン」、濃度
の低いシアンインクを「淡シアン」と呼ぶこととする。
いる場合には上述したそれぞれの従来技術は有効であ
り、同様に耐水性を向上させる効果がある。中でも、処
理液用の記録ヘッドを用い、記録インクの吐出データに
基づく吐出データによってこの記録ヘッドから処理液を
吐出する構成は、一般的なインクジェット記録装置の構
成をそのまま用いることができ、簡易に、記録結果の耐
水性を得ることができるものである。
タは、インクの吐出データから所定のデータ処理によっ
て得られる。そして、インクに対して処理液をどのくら
いの量吐出するかは、インクと処理液の成分とそれぞれ
の記録ヘッドにおける吐出量との組合わせなどによって
適切に定められる。
耐水性を向上させるばかりでなく、染料等の色材を不溶
化することから、その不溶化された色材を被記録材の比
較的上層に多くとどめることができ、これによって記録
画像の濃度を増すことが可能となる。また、上記不溶化
によってにじみを防ぐこともでき、このような点から、
この処理液は、プリント性(記録品位など)を向上させる
液体でもあり、このため、本明細書では、処理液とプリ
ント性向上液は同義とする。
記録において、濃インクと淡インクそれぞれに処理液を
付与するための処理液吐出データを生成する上で、濃イ
ンク滴および淡インク滴それぞれに、例えば処理液1滴
として同じ比率で処理液吐出用のデータを生成する場合
には、濃インクに対しては処理液が少なすぎ、一方、淡
インクに対しては処理液が多すぎてしまうという事態を
生じる。すなわち、耐水性を得るにはインク中の色材を
すべて不溶化する量の処理液があれば十分である。この
場合において、同じ吐出量では淡インクは濃インクより
も色材の量が少ないことから、それだけ処理液の量も少
なくてよいことになる。逆に、濃インクに対しては、淡
インクより処理液を多く付与する必要がある。しかし、
従来はこのような濃淡記録に処理液を用いる場合に、濃
インクと淡インクとで、被記録材上に付与する処理液の
量を異ならせることがないため、被記録材上に付与され
る処理液の過不足を生じていた。
を主成分としたインクを用いることから、インク滴が不
要に多く用いられると、紙などの被記録材が水をふくん
で凹凸ができる、コックリングが発生する。そして、コ
ックリングは、画像のむらを発生させたり、記録ヘッド
と紙が接触して記録ヘッドを破壊するなどの弊害をもた
らす。また、処理液を必要以上に多く用いることによっ
て、ランニングコストが増大するという問題も派生す
る。
用いる場合だけでなく、染料や顔料などの色材の種類、
具体的には、シアン、マゼンタ、イエローなどのインク
の色が異なるときにも生じ得ることである。例えば、マ
ゼンタインクの染料とシアンインクの染料を比較して、
マゼンタの染料が処理液に対して結合しにくい性質を持
っているような場合、マゼンタインクに対する処理液の
量が多すぎるか、あるいはシアンインクに対する処理液
の量少なすぎるという問題を生じ得る。
されたものでり、その目的とするところは、濃、淡イン
クなど色材の量が異なるインクや色材の種類が異なるイ
ンクを用いて記録を行なう場合に、被記録材に付与され
るそれぞれのインクの色材の量または種類に応じて処理
液量を定めることにより、記録品位向上や耐水性の向上
に必要十分な量の処理液を付与することができるインク
ジェット記録方法およびインクジェット記録装置を提供
することにある。
色材の量または色材の種類が異なる複数のインクを吐出
する記録ヘッドと、前記複数のインクのそれぞれと接触
することによって当該インクの色材に所定の作用を生じ
させる処理液を吐出する記録ヘッド用い、被記録材にイ
ンクおよび処理液を吐出して記録を行なうためのインク
ジェット記録方法において、記録ヘッドから被記録材に
吐出するそれぞれのインクの色材の量または種類に応じ
て、吐出する処理液量を異ならせることを特徴とする。
インクとして、当該色材の量が異なることにより同系色
で濃度の異なる複数のインクを用い、より濃度の高いイ
ンクに対する処理液量をより濃度の低いインクに対する
処理液量よりも多くすることを特徴とする。
複数のインクを吐出する記録ヘッドと、前記複数のイン
クのそれぞれと接触することによって当該インクの色材
に所定の作用を生じさせる処理液を吐出する記録ヘッド
用い、被記録材にインクおよび処理液を吐出して記録を
行なうインクジェット記録装置において、記録ヘッドか
ら被記録材に吐出するそれぞれのインクの色材の量また
は種類に応じて、吐出する処理液量を異ならせることを
特徴とする。
インクとして、当該色材の量が異なることにより同系色
で濃度の異なる複数のインクを用い、より濃度の高いイ
ンクに対する処理液量をより濃度の低いインクに対する
処理液量よりも多くすることを特徴とする。
録材に吐出するそれぞれのインクの色材の量または種類
に応じて、吐出する処理液量を異ならせ、この場合に、
例えば、色材量がより多いより濃度の高いインクに対す
る処理液量を色材量がより少ないより濃度の低いインク
に対する処理液量よりも多くするので、色材に対する処
理液の所定の作用において色材の量と処理液の量を過不
足なく対応させることができ、これにより、被記録材に
吐出される処理液やインクの量が多すぎたり、少なすぎ
ることを未然に防止できる。
施形態を詳細に説明する。
施形態にかかる処理液用吐出データの生成に関するデー
タの流れもしくはデータ処理の構成を示すブロック図で
ある。このデータ処理は、具体的には、図4にて後述さ
れるホストコンピュータまたは本実施形態のインクジェ
ットプリンタの制御部が、所定のソフトウエアに基づい
て実行するものである。
録データを量子化して各色インクの吐出用の量子化デー
タを生成する。受信バッファ1001は、この量子化手
段1000で量子化されたデータを受信して一時的に格
納する。そして、処理液用データ生成手段1002は、
各色インク用の量子化データから処理液の吐出用のデー
タを生成するものであり、処理液用データ生成マスク設
定手段1004は、その際、処理液吐出用データの生成
に用いる間引き用のマスタパターンデータを設定する。
ヘッド制御手段1003は、このようにして得られた量
子化データに基づいて処理液の記録ヘッドを駆動して処
理液を吐出させる。
実施形態では、ホストコンピュータによって行なわれ
る。しかし、図1に示す各処理がホストコンピュータま
たはインクジェットプリンタのいずれで行なわれるかに
ついて、本発明は限定されないことはもちろんである。
インクジェットプリンタ側で、上記全ての処理を行なっ
てもよく、また、例えば、ホストコンピュータが処理液
用データ生成(手段)1002、処理液用データ生成マス
ク設定(手段)1004を実行し、プリンタの受信バッフ
ァ1001は、画像を形成する各色インクの吐出データ
と処理液の吐出データを受信する構成でもよい。このよ
うに、本発明は、ホストコンピュータとインクジェット
プリンタとの組によって実施することもでき、あるいは
インクジェットプリンタ単体で実施することもできる。
本明細書では、後者の場合だけでなく、前者の場合も特
にことわる場合を除いてインクジェット記録装置に含ま
れるものとする。
インクジェットプリンタの概略構成を示す斜視図であ
る。図において、プリンタ100の給紙位置に挿入され
た被記録材としての用紙106は、不図示のラインフィ
ードモータによって駆動される送りローラ109によ
り、記録ヘッドユニット103による記録領域に搬送さ
れる。記録領域における用紙106の下部には、プラテ
ン108が設けられており、これにより、記録の際に用
紙106の平坦性を維持することができる。
05の2つのガイド軸に沿って移動可能の設けられ、ま
た、不図示のキャリッジモータの駆動力がキャリッジ1
01の一部に接続されたベルト(不図示)を介して伝えら
れることにより、記録領域を往復移動することができ
る。そして、この移動により、記録ヘッドの上記記録領
域に対する走査が可能となる。すなわち、このキャリッ
ジ101には、複数の色のインクおよび処理液を吐出す
る記録ヘッドと、それぞれの記録ヘッドにインクや処理
液を供給するためのインクタンクとを含む記録ヘッドユ
ニット103が着脱自在に搭載される。本実施形態で用
いる複数の色のインクは、ブラック(K)、濃シアン
(C)、濃マゼンタ(M)、濃イエロー(Y)、淡シア
ン(LC)、淡マゼンタ(LM)、淡イエロー(LY)
の7種類のインクである。
には、その下方に回復系ユニット110が設けられる。
回復系ユニット110は、非記録時に記録ヘッドの吐出
口が配設された部分をキャップしたり、また,このキャ
ップ状態で吐出口を介し記録ヘッド内のインクを吸引す
る吸引回復処理を行なうことができる。この左端を記録
ヘッドのホームポジションと呼ぶ。
し、スイッチ部は本プリンタの電源のオン/オフや各種
記録モードの設定時等に使用され、表示部は本プリンタ
の状態を表示するものである。
ット103の詳細を示す斜視図である。本実施形態で
は、ブラック、濃シアン、濃マゼンタ、濃イエロー、淡
シアン、淡マゼンタ、淡イエローの各インクそれぞれの
インクタンクおよび処理液のインクタンクが独立に交換
可能なものである。
にはK、C、M、Y、LC、LM、LYそれぞれのイン
クと処理液を吐出する記録ヘッド102と、K用タンク
20K、C用タンク20C、M用タンク20M、Y用タ
ンク20Y、LC用タンク20LC、LM用タンク20
LM、LY用タンク20LY及び処理液のタンク20S
が搭載される。各タンクは記録ヘッドと接続部を介して
接続し、これにより、記録ヘッド内のそれぞれのインク
供給路を経て吐出口に連通する液路(ノズル)にインクや
処理液が供給される。
ば、処理液と黒インクのタンクが一体構造であっても良
く、また、黒以外の色のインクタンクが一体構造であっ
ても良く、濃シアンと淡シアンというように、同系色の
インクのタンクが一体構造であっても良い。
口が配設された面を模式的に示す略図である。同図に示
すように、記録ヘッド102は、黒インクを吐出する黒
インク吐出部(吐出口の列、以下同様)21K、濃シア
ン、マゼンタ、イエローインクそれぞれを吐出する濃イ
ンク吐出部21C,21M,21Y、淡シアン、マゼン
タ、イェローそれぞれのインクを吐出する淡インク吐出
部21LC,21LM,21LY、処理液を吐出する処
理液吐出部21Sを具える。それぞれの色のインクの吐
出量は同一である。すなわち、1画素あたり1滴のイン
クを付与する場合、濃インク一滴の付与のほうが淡イン
ク一滴の付与よりも1画素あたりに付与される色材の量
は多くなる。例えば、濃インクの染料濃度が淡インクの
染料濃度の2倍であるとすると、1画素あたりに付与さ
れる色材の量は、それぞれのインクで形成される濃イン
クドットでは淡インクドットの2倍になる。
変換体より構成されるヒータが発生する熱エネルギーを
利用してインクに気泡を生じさせ、この気泡の圧力によ
ってインクを吐出する方式のものである。しかし、本発
明の適用がこのような吐出方式によって限定されないこ
とはもちろんであり、ピエゾ方式など他の公知の方式を
用いることもできる。
トプリンタの特に制御構成を示すブロック図である。
記録すべき文字や画像のデータ(以下画像データもしく
は記録データという)がプリンタ100の受信バッファ
401に入力される。また、正しくデータが転送されて
いるか否かについて確認するデータや、プリンタ100
の動作状態を知らせるデータが、受信バッファ401を
介してプリンタ100からホストコンピュータに返され
る。受信バッファ401のデータは、CPUを有した制
御部402による管理のもとで、メモリ部403に転送
されRAM(ランダムアクセスメモリ)に一時的に記憶
される。メカコントロール部404は、制御部402か
らの指示に応じキャリッジモータやラインフィードモー
タ等のメカ部405の動作を制御する。センサ/SWコ
ントロール部406は、各種センサやSW(スイッチ)
からなるセンサ/SW部407からの信号を制御部40
2に送る。表示素子コントロール部408は、制御部4
02からの指令に応じて表示パネル群のLEDや液晶表
示素子等からなる表示素子部409を制御する。さら
に、ヘッドコントロール部410は制御部402からの
指示に応じて、記録ヘッド102におけるインク吐出の
ための駆動を制御する。また、ヘッドコントロール部4
10は、記録ヘッド102の状態を示す温度情報等を検
出し制御部402に伝える。
た処理もしくは手段を構成でき、また、次の図5に示す
データ処理もしくはその手段を構成することができる。
を、濃シアンインクと淡シアンインクに対する処理液デ
ータを例にとって説明する図であり、具体的には、図3
(b)に示した構成の記録ヘッドを用いた場合の、濃シア
ンインクと淡シアンインクそれぞれについて、それらの
インク吐出データをそれぞれのマスクデータを用いて間
引くことにより処理液用吐出データを、その記録ヘッド
の1回の走査分について画素ごとに生成する方法を示す
ブロック図である。
ンインクの記録データ2001について、濃シアン吐出
データを生成する(2002)。ここでは、記録ヘッドの
1回の走査で、その走査領域に形成すべきドット全てを
記録する、いわゆる1パス記録の場合、吐出データは濃
シアン記録データ2001と同一であるから、処理はス
ルーとなる。また、上記の走査領域を複数回の走査で、
インクを吐出する吐出口を異ならせて記録する、いわゆ
るマルチパス記録の場合は、濃シアン記録データ200
1を間引くことにより濃シアン吐出データを生成する。
間引きの方法は、従来公知のマスクや、例えば記録デー
タの吐出を示すデータについて順次一定の周期でその吐
出を行なう吐出口を割り当てていく、いわゆるシーケン
シャルマルチスキャン(SMS)などの方法を用いるこ
とができる。
段2002で生成された、濃シアンの吐出データは濃シ
アンヘッド制御手段2010に送られ、このデータに基
づいて記録ヘッド102の濃シアンインク吐出部から濃
シアンインクが吐出される。淡シアンインクに関しても
同様の処理が行なわれる。
する。本実施形態では、濃、淡インクについて別個の処
理液データ抽出マスクを用い、それらのマスクデータを
用いて間引きを行なう。
タは、まず、濃シアンインクの最終的な記録データ20
01に対して所定のマスクで間引き処理を行なって濃シ
アン用処理液データを生成し(2003)、これと、濃
シアン吐出データ生成手段2002で生成された、その
ときの走査で吐出する濃シアンインクの吐出データとの
論理積(2004)をとることによって生成する。この論
理積をとるのは、濃シアン用処理液データ生成手段20
03で生成された処理液データにかかる処理液ついてイ
ンクと同一の走査で、また、同一の画素に吐出するため
である。淡シアンデータに関しても同様の処理を行い、
淡シアンドットに対する処理液の吐出データを生成す
る。
に基づいて処理液用吐出部から吐出を行なう場合におい
て、本実施形態の図3(b)に示す構成の記録ヘッドによ
る走査を行なうとき、濃シアンと淡シアン、濃マゼンタ
と淡マゼンタ、濃イエローと淡イエローそれぞれのイン
クの吐出部は、同じ領域を走査してそれぞれのインクを
吐出する。そして、処理液吐出部は、上記それぞれの濃
淡インクの組合せに対して同じ領域を走査して処理液を
吐出する必要がある。そのため、濃淡インクの組合せに
かかる、濃シアン用処理液データ生成手段2004で生
成された濃シアンインクに対する処理液データと淡シア
ン用処理液データ生成手段2008で生成された淡シア
ンインクに対する処理液データは、論理和がとられ(2
009)、最終的な処理液吐出データとして処理液吐出
用ヘッド制御手段2011に送られる。
出用データ抽出マスクの一例を示す模式図である。図6
(a)は濃インクドット用の処理液の抽出マスク、図6
(b)は淡インクドット用の処理液の抽出マスクをそれぞ
れ示す。
は、濃インクに対して50%のデューティー、淡インク
に対しては25%のデューティーでそれぞれ処理液を付
与するマスクを用いる。この構成は、濃インクと淡イン
クについて吐出量が同じで、それぞれの染料濃度が2:
1の場合である。
限られないことはもちろんであり、濃インクに対する処
理液の抽出デューティーが淡インクに対する処理液の抽
出デューティーよりも多くなるように設定すればよい。
この際、インクの染料濃度の比と吐出量の比の他、イン
ク及び処理液の性質を考慮して設定する。
わらず、濃インクと淡インクの違いに応じてマスクを設
定するが、異なる色のインクごとに異なる抽出マスクを
用いてもよい。例えば、マゼンタインクの色材(例え
ば、マゼンタの染料)とシアンインクの色材(同様にシ
アンの染料)を比較して、マゼンタの色材が処理液に対
して結合しにくい性質を持っているような場合、マゼン
タインクに対する処理液の量はシアンインクに対する処
理液の量よりも多く設定する。
異なる2種類のインクを用いるが、より階調性を重視す
る場合には、たとえば3種類など、さらに多くの濃度の
異なるインクを用いてもよい。その場合にも、より濃度
の高いインクに対する処理液の付与量を、より濃度の低
いインクに対する処理液の付与量よりも多くすることは
同様である。
構成の記録ヘッドを用いる場合の例であるが、濃インク
用と淡インク用それぞれに対応する別々の処理液吐出ヘ
ッドを用いる場合は、図5に示した論理和手段2009
は不要となり、論理積手段2004、2008によって
生成された濃インク、淡インクそれぞれに対する処理液
吐出データをそれぞれに対応する処理液吐出ヘッド制御
手段に送ればよい。
による間引きの結果、インクが吐出される画素には、イ
ンクのみが吐出される画素と、インクと処理液が吐出さ
れる画素が存在する。このように、それぞれの画素に注
目すると、インクに対して処理液の量が多い/少ないと
いうことがあるが、画素が集合した全体の記録領域で
は、その領域に付与される色材の量に応じた量の処理液
を付与することになる。
インクと淡インクそれぞれについて間引き率が定められ
た処理液抽出マスクを設定することにより、濃、淡イン
クそれぞれについて処理液の量を変えるものである。
て別の構成により、色材濃度の異なるインクごとに処理
液の量を変えるものである。なお、本実施形態に適用可
能な装置、記録ヘッドは、上記実施形態1と同様であ
り、データ処理構成も実施形態1について示した図5の
もと同様である。
003、2006における処理液データ生成方法とし
て、例えば、特開平5−330083号公報に記載され
るシーケンシャルマルチスキャン(以下、SMSと略
す)の場合のデータ割り当て方法と同様の方法を用い
る。
出方法を示す図である。図7(a)は、インクで記録する
ための量子化(2値化)された記録データを、記録ヘッド
の走査方向に配列する画素に関して示す図である。この
記録データのインクを吐出する画素に対して、処理液の
付与比率1/3で処理液データを抽出する場合、3画素
に1画素の割合で処理液を吐出するよう、データ抽出を
行なう。
理液データを示す図である。
(a)に示す記録データのインクを吐出する画素に関して
3画素周期で番号0、1、2を振るとすると、0番が振
られた画素を処理液が吐出される画素として抽出する。
すなわち、その画素に処理液を吐出するデータを割り当
てる。
るだけで、簡単に処理液の抽出量(付与比率)を変えるこ
とができる。例えば、処理液の付与比率を3/4とした
場合の抽出データは図7(c)に示される。これは、図7
(a)に示す記録データにおいて4画素周期で番号0、
1、2、3を振るとすると、0、1、2番の画素につい
て処理液の吐出データを割り付けるものである。
理液の抽出率、つまり、インクに対する処理液の付与比
率のを説明する図である。同図に示すように、それぞれ
インクの色材の種類と濃度に応じて抽出比率を設定する
ことにより、濃度が高かったり処理液と反応しにくい種
類の色材を含むインクについては、処理液の抽出比率を
多くし、また、濃度が低かったり処理液と容易に反応す
る種類の色材を含むインクについては、処理液の抽出比
率を少なくすることができる。
記録する場合に用いる黒インクや濃度の特に高いインク
を用いる場合は、それらの画像のエッジを検出して処理
液を付与するとさらに効果的である。インクの濃度や色
といった種類ごとに処理液の抽出周期だけでなく、エッ
ジ検出の有無も可変に設定するとなお好ましい。
出量が異なる複数の処理液用部(以下では、吐出ヘッド
ともいう)を用いることにより、処理液データ抽出のた
めのマスクを複数用いることなく、濃インクと淡インク
に対してそれぞれ最適な量の処理液を付与するものであ
る。
構成を示し、各吐出口を配設した面を示す模式図であ
る。
1K、濃シアン、濃マゼンタ、濃イエロー、淡シアン、
淡マゼンタ、淡イエローそれぞれのインク吐出ヘッド2
1C,21M,21Y,21LC,21LM,21L
Y、黒インクに対する処理液を吐出させるヘッド21S
1、濃インクに対する処理液を吐出させるヘッド21S
2、淡インクに対する処理液を吐出させるヘッド21S
3がそれぞれ設けられる。
S1と濃インクに対応する処理液吐出ヘッド21S2
は、淡インクに対応する処理液吐出ヘッド21S3と比
較して、一回の吐出の吐出量を多くする。たとえば、イ
ンクの一回の吐出量が20ngとするとき、黒インクと
他の色の濃インクに対応する処理液の吐出量を20n
g、淡インクに対応する処理液の吐出量を10ngとす
る。
処理の構成を示すブロック図である。同図は、濃シアン
および淡シアンの濃淡インクの組について示すものであ
るが、他の色のインクについても同様の構成を用いる。
ットで記録すべき記録データ3001に対し、その走査
で吐出する濃シアンインクの吐出データを生成する(3
002)。この濃シアン吐出データ生成手段3002で
生成された濃シアンインクの吐出データは、濃シアンヘ
ツド制御手段3004に送られるとともに、濃インク用
処理液吐出ヘツド制御手段3003にも送られる。そし
て、これらのデータに基づいて、それぞれ濃シアンイン
ク吐出ヘツド21C、濃インク用処理液吐出ヘッドのシ
アンに対応した吐出部21S2Cからそれぞれ吐出が行
なわれる。淡シアンインクに関しても同様の処理でデー
タが生成され、淡インク吐出ヘッド21LCと淡インク
用処理液吐出ヘッドのシアンに対応した吐出部21S3
Cから吐出が行なわれる。
方法は濃インクドット、淡インクドットに対して同様で
あるが、処理液の吐出量が濃インク用の処理液吐出ヘッ
ドでは大きく、淡インク用の処理液吐出ヘッドでは小さ
いため、結果として濃インクに対しては十分多い処理液
を付与し、淡インクに対しては必要最小限の処理液を付
与することができる。
は、例えば、形成される吐出口の大きさやヒータの大き
さなどを異ならせることによって可能となる。
はインクデータに対して間引かない例について示した
が、所定の割合で間引いてもよい。その際に、濃淡イン
クそれぞれに対する処理液の一回の吐出量がそれぞれの
インク濃度に対して最適化されているので、濃淡インク
それぞれで、処理液データの抽出比率を変える必要はな
い。
出ヘッドを複数もつ構成としたが、一つの吐出口対応し
てヒータを複数具え、その駆動するヒータを選択するこ
とによって、一つの吐出ヘッドで吐出量を変えることの
できるものを用いてもよい。いずれにしても、濃インク
に対しては処理液の吐出量を大きくし、淡インクに対し
ては処理液の吐出量を小さくすることで本発明の効果が
得られる。
インク用と淡インク用それぞれの処理液抽出マスクを持
つことにより、一定の広い領域で処理液付与量の最適化
を図ったが、前述したように、各画素ごとに見ると必ず
しも最適な処理液量になるとは限らない。記録データと
マスクとの関係によって、例えば、淡インクを一滴付与
する画素に処理液が付与される一方、濃インクの二次色
の画素に処理液が付与されないなどの場合が生じ得る。
これは、記録データの量子化を誤差拡散などで行った場
合、それぞれの画素についてその画素をどのインクで形
成するかは記録データによるためそれを予め制御するこ
とはできないことに依っている。濃インクと黒インクが
付与される場合もあるし、また、淡インクと濃インクの
組み合わせや、淡インクと黒インクの組み合わせもあり
うる。また、強調記録の場合、同じ色のドットが二滴以
上付与される場合もある。
の記録データに基づいて、各画素に付与されるインクの
種類と数に応じた濃度値から処理液量を決定し、各画素
ごとに最適な量の処理液を付与することを可能とするも
のである。
手順を示すフローチャートである。
し、黒、濃シアン、濃マゼンタ、濃イエロー、淡シア
ン、淡マゼンタ、淡イエローそれぞれのインクについて
2値データを求める(S4002)。そして、この量子
化データに基づいて、本処理の対象である注目画素につ
いて、その画素にどの色のインクが何滴付与されるかに
関する情報であって、そのインクに含まれる色材の量を
表す濃度値を計算する(S4003)。そして、この濃
度値基づいて、予め定められたスレッショルドテーブル
を参照することにより、処理液の付与量を決定する(S
4004)。以上と同じ処理を一走査にかかる全ての画
素について繰り返す(S4005、S4006)。
003)と処理液の付与量の決定処理(S4004)につ
いて説明する。
インクが30ng、濃淡それぞれのカラーインクが19
ng、処理液が19ngである。また、濃インクと淡イ
ンクの染料濃度の比は4:1である。以上の点から、一
回の吐出にかかる同じ1滴のインクでも、含まれる色材
量に応じて重み付けをする。すなわち、各インクに含ま
れる色材の量に対応した単位の濃度値(濃度の指標)とし
て、黒インクは一滴で”2”、濃インクは”1”、淡イ
ンクは”0.25”とする。そして、量子化による2値
データから、画素に付与されるそれぞれのインクの組合
せにより、上記単位濃度値の合計をその画素の濃度値と
して決定することができる。
すスレッショルドテーブルの内容を模式的に示す図であ
り、同図(b)は、その理解の容易のためにそのテーブル
の内容をグラフで示すものである。これらの図に示すテ
ーブルを、上記で決定した濃度値により参照する。例え
ば、ある画素の濃度値が0から0.74の間の値のとき
は、その画素の処理液量は0となる。つまり、この画素
には処理液は付与されないことになる。また、濃度値が
0.75から1.5の間の値のときは、処理液を一滴付
与することになる。
びそれに基づいて得られる記録ドットを模式的に示す図
である。
が、その処理にかかる画素に濃シアン一滴、淡マゼンタ
一滴を付与する例を示している。この場合、濃インクの
上述した濃度値は1、淡インクのそれは0.25である
ことから、この画素の濃度値は1.25となる。そし
て、この濃度値1.25によって、図12(a)および
(b)に示すテーブルを参照し、処理液量1を得る。これ
により、この画素には処理液は一滴が付与されることと
なる。また、図13(b)に示す例では、処理にかかる画
素に、黒インク一滴、濃イエローインク一滴、淡マゼン
タインク一滴が付与される。これより、濃度値は、黒イ
ンクの2と、濃インクの1、淡インクの0.25を合計
した3.25となる。そして、この濃度値によって図1
2に示すテーブルを参照して処理液量3を得る。
ら分かるように、一画素あたりに濃度の高いインクが多
く付与されて、その結果として、一画素あたりに付与さ
れる色材の量が多い、例えば図13(b)に示すような例
では、処理液の量が十分に多く付与でき、インクが少な
く一画素あたりに付与される色材の量が少ない図13
(b)に示すような例では処理液量を低減できる。
ットの付与され得る滴数のすべての組み合わせについ
て、濃度値および処理液量を示す図であり、本実施形態
で用いられるテーブルの内容を示すものである。最も多
くインク滴を付与するのは、黒インク+濃シアン、濃マ
ゼンタおよび濃イエローインク+淡シアン、淡マゼンタ
および淡イエローインクの合計7滴である。もちろん、
色処理など各種の処理で、このうちのすべての組み合わ
せが使われるとが限らない。さらに、強調記録モードの
ように同一画素に同一の色のインクが複数回吐出される
場合は除かれている。強調記録モードの場合も画素ごと
に付与されるインクの量と種類から濃度値を計算し、付
与する処理液の量を決定するのは同じである。
意の色のインクと同時の走査で行う。また、ヘッドの配
置やマルチパスのパス数などにより、インクと同時の走
査では十分な量の処理液が付与できない場合は、処理液
のみを付与する走査を設けてもよいし、インクを吐出し
た走査の戻りの走査で吐出してもよい。
は、たとえば淡インクの一次色ばかりの画像のときは、
図14等に明らかなように、各画素で求められる濃度値
は0.25となり、どの画素もスレッショルド以下とな
って処理液は全く付与されないことになる。このような
ことを防ぎ、処理液が付与されて所定の耐水性やプリン
ト性の向上を得るには、スレッショルドを下げるのが最
も簡単な方法である。しかし、淡インク一滴が吐出され
る画素に必ず処理液が付与されるようにスレッショルド
を設定すると、処理液が多くなりすぎてしまい、本発明
の目的は達成できなくなる。
求められる濃度値によって、処理液量を決定した後、決
定された処理液量に関連付けられた値と、濃度値との差
を誤差とし周辺画素に振り分ける処理を行なう。「決定
された処理液量に関連付けられた値」とは、本実施例で
は付与された処理液滴数に対応する。つまり、注目画素
に付与された処理液量が2滴であったなら、注目画素の
濃度値と2の差が誤差となる。これにより、ある一定の
広がりの領域に適当な量の処理液を付与することが可能
となる。
領域として、縦4画素、横4画素で構成された画像を示
すものであり、各画素はすべて、淡マゼンタインクが1
滴付与されることを示している。この場合に、上述の実
施形態4と同様に、処理液量を決定するための濃度値を
求めると、図15(b)に示す通り、すべての画素の濃度
値は0.25となる。
公知の誤差拡散処理を行なう。ここで、「誤差」とは、
付与された処理液量に対応する値とその濃度値の差であ
る。図15(c)は、その誤差拡散処理の結果である、変
化した各画素の濃度値を示す図である。本実施形態で
は、簡単の為、誤差は図16に示すとおり、右と下に隣
接した2画素に、約1/2ずつ振り分ける。その結果、
濃度値が、処理液吐出のスレッショルドである0.75
を上回るのは、図15(d)に示すように3画素であり、
この3画素に処理液が付与されることになる。このよう
に、処理液が付与される画素は、領域全体に拡がり、こ
れにより、全体的にインクの色材を不溶化することが可
能となる。
法、誤差の配分はこの例に限らないことはもちろんであ
る。インクの染料濃度や吐出量、処理液の種類、記録媒
体の種類などにより最適な方法を設定することができ、
その際に注意すべき点は、拡散された誤差だけで処理液
を1滴吐出するスレッショルドを越えないように設定す
ることである。そうしないと、拡散された誤差により、
インクが吐出されない画素に処理液が付与される可能性
が出てきてしまうためである。
記録ヘッドから被記録材に吐出するそれぞれのインクの
色材の量または種類に応じて、吐出する処理液量を異な
らせ、この場合に、例えば、色材量がより多いより濃度
の高いインクに対する処理液量を色材量がより少ないよ
り濃度の低いインクに対する処理液量よりも多くするの
で、色材に対する処理液の所定の作用において色材の量
と処理液の量を過不足なく対応させることができ、これ
により、被記録材に吐出される処理液やインクの量が多
すぎたり、少なすぎることを未然に防止できる。
ニングコストの増加や、紙等の被記録媒体のコックリン
グによる画像劣化を防ぐことができるインクジェット記
録装置を提供することが可能となる。
タ生成処理の構成を示すブロック図である。
タの概略構成を示す斜視図である。
トプリンタで用いられる記録ヘッドユニットのそれぞれ
斜視図および吐出口配設部分を模式的に示す図である。
である。
の詳細な構成を示すブロック図である。
データを説明する図である。
る、SMSによる処理液データ生成処理を説明する図で
ある。
抽出比率を示す図である。
トプリンタで用いられる記録ヘッドユニットにおける吐
出口配設部分を模式的に示す図である。
理の構成を示すブロック図である。
定処理の手順を示すフローチャートである。
上記処理液量決定処理で用いる、濃度値と処理液量の関
係からなるテーブルの一例の内容を説明する図である。
の二例を説明する図である。
ついて濃度値と処理液量の関係の全ての組合せを示す図
である。
かる、画像データに基づいて処理液量を定める処理を説
明する図である。
差拡散の態様を説明する図である。
Claims (23)
- 【請求項1】 色材の量または色材の種類が異なる複数
のインクを吐出する記録ヘッドと、前記複数のインクの
それぞれと接触することによって当該インクの色材に所
定の作用を生じさせる処理液を吐出する記録ヘッド用
い、被記録材にインクおよび処理液を吐出して記録を行
なうためのインクジェット記録方法において、 記録ヘッドから被記録材に吐出するそれぞれのインクの
色材の量または種類に応じて、吐出する処理液量を異な
らせることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項2】 前記色材の量が異なる複数のインクとし
て、当該色材の量が異なることにより同系色で濃度の異
なる複数のインクを用い、より濃度の高いインクに対す
る処理液量をより濃度の低いインクに対する処理液量よ
りも多くすることを特徴とする請求項1に記載のインク
ジェット記録方法。 - 【請求項3】 前記濃度の異なる複数のインクの吐出デ
ータに対してマスクを用いた間引きを行なうことによっ
てそれぞれ対応する処理液の量を異ならせて生成し、該
生成におけるマスクを異ならせることによって、より濃
度の高いインクに対する処理液量とより濃度の低いイン
クに対する処理液量を変えることを特徴とする請求項2
に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項4】 より濃度の高いインクに対応したマスク
による間引きで生成される処理液の記録比率は、より濃
度の低いインクに対応したマスクによる間引きで生成さ
れる処理液の記録比率よりも高いことを特徴とする請求
項3に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項5】 記録ヘッドとして、一回の吐出量がより
大きい処理液吐出ヘッドと、一回の吐出量がより小さい
処理液吐出ヘッドを用い、より濃度の高いインクに対し
ては吐出量がより大きな処理液吐出ヘッドを用い、より
濃度の低いインクに対しては吐出量がより小さな処理液
吐出ヘッドを用いることを特徴とする請求項2に記載の
インクジェット記録方法。 - 【請求項6】 記録ヘッドとして、一回の吐出量を変化
させることが可能な処理液吐出ヘッドを用い、より濃度
の高いインクに対してはより大きな処理液吐出量の吐出
を行ない、より濃度の低いインクに対してはより小さな
処理液吐出量の吐出を行なうことを特徴とする請求項2
に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項7】 前記色材の種類の異なる複数のインクの
吐出データに対してマスクを用いた間引きを行なうこと
によってそれぞれ対応する処理液の量を異ならせて生成
し、該生成におけるマスクを異ならせることによって、
色材の種類ごとに処理液量を変えることを特徴とする請
求項1に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項8】 マスクによる間引きで生成される処理液
の記録比率が、色材の種類ごとに異なることを特徴とす
る請求項7に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項9】 記録ヘッドとして、一回の吐出量が異な
る複数の処理液吐出ヘッドを用い、色材の種類ごとに用
いる処理液吐出ヘッドを異ならせることを特徴とする請
求項1に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項10】 前記複数のインクそれぞれの色材の量
および種類に応じて、当該複数のインクそれぞれについ
て色材量に関する重み付けをし、記録データから当該記
録に用いるインクの組合せにより当該記録の色材量を示
すパラメーターを計算し、該パラメータに応じて当該記
録に用いる処理液量を決定することを特徴とした請求項
1に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項11】 処理液は、前記所定の作用として、イ
ンクの色材を不溶化または凝集させる作用を行なうこと
を特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のイ
ンクジェシト記録方法。 - 【請求項12】 色材の量または色材の種類が異なる複
数のインクを吐出する記録ヘッドと、前記複数のインク
のそれぞれと接触することによって当該インクの色材に
所定の作用を生じさせる処理液を吐出する記録ヘッド用
い、被記録材にインクおよび処理液を吐出して記録を行
なうインクジェット記録装置において、 記録ヘッドから被記録材に吐出するそれぞれのインクの
色材の量または種類に応じて、吐出する処理液量を異な
らせることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項13】 前記色材の量が異なる複数のインクと
して、当該色材の量が異なることにより同系色で濃度の
異なる複数のインクを用い、より濃度の高いインクに対
する処理液量をより濃度の低いインクに対する処理液量
よりも多くすることを特徴とする請求項12に記載のイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項14】 前記濃度の異なる複数のインクの吐出
データに対してマスクを用いた間引きを行なうことによ
ってそれぞれ対応する処理液の量を異ならせて生成し、
該生成におけるマスクを異ならせることによって、より
濃度の高いインクに対する処理液量とより濃度の低いイ
ンクに対する処理液量を変えることを特徴とする請求項
13に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項15】 より濃度の高いインクに対応したマス
クによる間引きで生成される処理液の記録比率は、より
濃度の低いインクに対応したマスクによる間引きで生成
される処理液の記録比率よりも高いことを特徴とする請
求項14に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項16】 記録ヘッドとして、一回の吐出量がよ
り大きい処理液吐出ヘッドと、一回の吐出量がより小さ
い処理液吐出ヘッドを用い、より濃度の高いインクに対
しては吐出量がより大きな処理液吐出ヘッドを用い、よ
り濃度の低いインクに対しては吐出量がより小さな処理
液吐出ヘッドを用いることを特徴とする請求項13に記
載のインクジェット記録装置。 - 【請求項17】 記録ヘッドとして、一回の吐出量を変
化させることが可能な処理液吐出ヘッドを用い、より濃
度の高いインクに対してはより大きな処理液吐出量の吐
出を行ない、より濃度の低いインクに対してはより小さ
な処理液吐出量の吐出を行なうことを特徴とする請求項
13に記載のインクジェット記録方装置。 - 【請求項18】 前記色材の種類の異なる複数のインク
の吐出データに対してマスクを用いた間引きを行なうこ
とによってそれぞれ対応する処理液の量を異ならせて生
成し、該生成におけるマスクを異ならせることによっ
て、色材の種類ごとに処理液量を変えることを特徴とす
る請求項12に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項19】 マスクによる間引きで生成される処理
液の記録比率が、色材の種類ごとに異なることを特徴と
する請求項18に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項20】 記録ヘッドとして、一回の吐出量が異
なる複数の処理液吐出ヘッドを用い、色材の種類ごとに
用いる処理液吐出ヘッドを異ならせることを特徴とする
請求項12に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項21】 前記複数のインクそれぞれの色材の量
および種類に応じて、当該複数のインクそれぞれについ
て色材量に関する重み付けをし、記録データから当該記
録に用いるインクの組合せにより当該記録の色材量を示
すパラメーターを計算し、該パラメータに応じて当該記
録に用いる処理液量を決定することを特徴とした請求項
12に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項22】 処理液は、前記所定の作用として、イ
ンクの色材を不溶化または凝集させる作用を行なうこと
を特徴とする請求項12ないし21のいずれかに記載の
インクジェシト記録装置。 - 【請求項23】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
用してインクに気泡を生じさせ、該気泡の圧力によって
インクまたは処理液を吐出することを特徴とする請求項
12ないし22のいずれかに記載のインクジェシト記録
装置。
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