JP2003092876A - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置Info
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 52
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 20
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ブーストハーフブリッジ方式(BHB方式)ス
イッチング電源装置において交流電源を入力として高調
波を低減し、安定で高効率なスイッチング電源装置を提
供する。 【解決手段】ブーストハーフブリッジ方式(BHB方
式)スイッチング電源装置において、交流入力に対して
ブリッジダイオードを使い、第1のスイッチグ素子の時
比率を50%以下にし、入力側にある第1のチョークコ
イルを不連続モードで動作させることで入力電源からの
高調波電流を低減し、トランスの2つの2次巻線を、そ
れぞれの巻数を変えることで、出力側第2チョークコイ
ルに印加される電圧変動を小さくすることが可能なた
め、インダクタンスを小さくして高効率な電源装置を作
ることができる。
イッチング電源装置において交流電源を入力として高調
波を低減し、安定で高効率なスイッチング電源装置を提
供する。 【解決手段】ブーストハーフブリッジ方式(BHB方
式)スイッチング電源装置において、交流入力に対して
ブリッジダイオードを使い、第1のスイッチグ素子の時
比率を50%以下にし、入力側にある第1のチョークコ
イルを不連続モードで動作させることで入力電源からの
高調波電流を低減し、トランスの2つの2次巻線を、そ
れぞれの巻数を変えることで、出力側第2チョークコイ
ルに印加される電圧変動を小さくすることが可能なた
め、インダクタンスを小さくして高効率な電源装置を作
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、1つのコンバータで構
成されたスイッチング電源装置において、交流入力で入
力電流の高調波成分を低減した高効率の電源装置に関す
るものである。
成されたスイッチング電源装置において、交流入力で入
力電流の高調波成分を低減した高効率の電源装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】スイッチング電源の入力電流の高調波成
分を低減する最も一般的な方法はスイッチング電源の入
力段に昇圧チョッパ回路などによって構成されるアクテ
ィブフィルタ回路を用いることである。しかしアクティ
ブフィルタ回路はそれ自身がひとつのコンバータである
ため、全体としては2つのコンバータを直列に接続した
構成となり概して部品点数も増え、効率が低下する原因
となった。
分を低減する最も一般的な方法はスイッチング電源の入
力段に昇圧チョッパ回路などによって構成されるアクテ
ィブフィルタ回路を用いることである。しかしアクティ
ブフィルタ回路はそれ自身がひとつのコンバータである
ため、全体としては2つのコンバータを直列に接続した
構成となり概して部品点数も増え、効率が低下する原因
となった。
【0003】一方MOSFETを出力の整流回路に用い
た同期整流型スイッチング電源において、高効率化を実
現しようとする時に問題となることは、MOSFETの
ソース、ドレイン間の電圧が高いもの程オン抵抗が大き
く、電力損失が大きいため電源の効率が低下するという
点である。また同期整流回路を構成するMOSFETを
1次側スイッチのオフ期間の全期間にわたり駆動するこ
とができず、この期間のスイッチング損失が発生するこ
とである。
た同期整流型スイッチング電源において、高効率化を実
現しようとする時に問題となることは、MOSFETの
ソース、ドレイン間の電圧が高いもの程オン抵抗が大き
く、電力損失が大きいため電源の効率が低下するという
点である。また同期整流回路を構成するMOSFETを
1次側スイッチのオフ期間の全期間にわたり駆動するこ
とができず、この期間のスイッチング損失が発生するこ
とである。
【0004】本出願人は先にこの問題を改善したスイッ
チング電源装置を提案した。(特開平11−26226
3)これはブーストハーフブリッジ方式(BHB方式)
スイッチング電源装置と称し、図4はこの回路例を示
す。図4においてVinは入力交流電源、Bdはブリッ
ジ型整流回路、2a、2bは入力端子、L1はチョーク
コイル、Q1、Q2はスイッチ素子(MOSFET)、
C1、C2はコンデンサ、Tは出力トランス、N1はそ
の1次巻線Na、Nbはその2次巻線(中間端子付き)
Q3、Q4は同期整流MOSFET、L2、C3はそれ
ぞれ出力フィルタを構成するチョークコイル及びコンデ
ンサ、16a、16bは出力端子、17は負荷、18は
制御回路である。
チング電源装置を提案した。(特開平11−26226
3)これはブーストハーフブリッジ方式(BHB方式)
スイッチング電源装置と称し、図4はこの回路例を示
す。図4においてVinは入力交流電源、Bdはブリッ
ジ型整流回路、2a、2bは入力端子、L1はチョーク
コイル、Q1、Q2はスイッチ素子(MOSFET)、
C1、C2はコンデンサ、Tは出力トランス、N1はそ
の1次巻線Na、Nbはその2次巻線(中間端子付き)
Q3、Q4は同期整流MOSFET、L2、C3はそれ
ぞれ出力フィルタを構成するチョークコイル及びコンデ
ンサ、16a、16bは出力端子、17は負荷、18は
制御回路である。
【0005】この回路動作は1次側スイッチ素子Q1、
Q2が交互にオン、オフ(一方のスイッチ素子がオンの
時、他方のスイッチがオフ)して出力トランスを介して
同期整流MOSFET、Q3、Q4にゲート信号を与
え、チョークコイルL2を介して負荷17に給電する。
また、出力端子の電圧を検出し制御回路18を通じて1
次側スイッチ素子Q1、Q2のオンオフ比を変えること
により出力電圧Voutの定電圧制御を行う。
Q2が交互にオン、オフ(一方のスイッチ素子がオンの
時、他方のスイッチがオフ)して出力トランスを介して
同期整流MOSFET、Q3、Q4にゲート信号を与
え、チョークコイルL2を介して負荷17に給電する。
また、出力端子の電圧を検出し制御回路18を通じて1
次側スイッチ素子Q1、Q2のオンオフ比を変えること
により出力電圧Voutの定電圧制御を行う。
【0006】因みに上記回路は、昇圧チョッパ回路とし
て入力電源VinからコンデンサC1,C2との直列回
路に電力を送り、同時にハーフブリッジ回路の動作によ
りコンデンサC1、C2の直列回路から負荷に電力を供
給する。この従来回路は、同期整流MOSFET、Q
3、Q4を短いオフ期間を除いて常に駆動することが可
能なため、同期整流MOSFETとして耐圧が低くオン
抵抗の小さいものが使用でき、出力フィルタも小さくで
きるので高効率のスイッチング電源を提供することがで
きる。
て入力電源VinからコンデンサC1,C2との直列回
路に電力を送り、同時にハーフブリッジ回路の動作によ
りコンデンサC1、C2の直列回路から負荷に電力を供
給する。この従来回路は、同期整流MOSFET、Q
3、Q4を短いオフ期間を除いて常に駆動することが可
能なため、同期整流MOSFETとして耐圧が低くオン
抵抗の小さいものが使用でき、出力フィルタも小さくで
きるので高効率のスイッチング電源を提供することがで
きる。
【0007】さらに従来回路においては、入力側にチョ
ークコイルを有しているので入力端子の前段にブリッジ
型整流回路を用いると、このチョークコイルを不連続電
流モードで動作させることにより容易に入力電流の高調
波成分を低減できるが、このチョークを不連続モードで
動作させるには下側スイッチ素子Q1の時比率を50%
以下で動作させることが必要になる。このため出力チョ
ークコイルL2に印加される電圧が大きくなり出力チョ
ークコイルL2として大きいインダクタンスのチョーク
コイルが必要となり、電源効率を低下させる要因となっ
た。
ークコイルを有しているので入力端子の前段にブリッジ
型整流回路を用いると、このチョークコイルを不連続電
流モードで動作させることにより容易に入力電流の高調
波成分を低減できるが、このチョークを不連続モードで
動作させるには下側スイッチ素子Q1の時比率を50%
以下で動作させることが必要になる。このため出力チョ
ークコイルL2に印加される電圧が大きくなり出力チョ
ークコイルL2として大きいインダクタンスのチョーク
コイルが必要となり、電源効率を低下させる要因となっ
た。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来
技術の問題点を鑑みてなされたもので、その目的は、ブ
ーストハーフブリッジ方式(BHB方式)電源装置を応
用し、出力チョークコイルに印加される電圧を小さくし
てインダクタンスの小型化を図り、入力電流の高調波成
分を低減した高効率の電源装置を提供することにある。
技術の問題点を鑑みてなされたもので、その目的は、ブ
ーストハーフブリッジ方式(BHB方式)電源装置を応
用し、出力チョークコイルに印加される電圧を小さくし
てインダクタンスの小型化を図り、入力電流の高調波成
分を低減した高効率の電源装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めになされた請求項記載の発明は、従来のブーストハー
フブリッジ方式スイッチング電源において、トランスの
2つの、2次巻線の巻数を変えることで、出力チョーク
コイルに印加される電圧を小さくし、小さなインダクタ
ンスのチョークコイルを用いることによって、チョーク
コイルでの損失を低減し、同時に入力電流の高調波成分
を低減した高効率の電源装置を実現することができる。
めになされた請求項記載の発明は、従来のブーストハー
フブリッジ方式スイッチング電源において、トランスの
2つの、2次巻線の巻数を変えることで、出力チョーク
コイルに印加される電圧を小さくし、小さなインダクタ
ンスのチョークコイルを用いることによって、チョーク
コイルでの損失を低減し、同時に入力電流の高調波成分
を低減した高効率の電源装置を実現することができる。
【0010】すなわち交流電源に接続されたブリッジ型
ダイオードと、該ブリッジ型ダイオードの直流出力を受
ける入力端子2a,2bと1次巻線及び2次巻線を有す
るトランスと、該入力端子間に接続されたチョークコイ
ルと第1のスイッチ素子と直列回路(第1)と該第1の
スイッチ素子の端子間に接続された該トランスの1次巻
線とコンデンサ(第1)との直列回路(第2)と、該ト
ランスの1次巻線の端子間に接続された第2のスイッチ
素子と第2のコンデンサと直列回路(第3)と、該トラ
ンスの2次巻線のそれぞれ1端子間に接続された第1と
第2の同期整流MOSFETの直列回路(第4)と、出
力チョークコイルと出力コンデンサとの直列回路(第
5)とを備えたスイッチング電源装置において、第1の
2次巻線Na、及び第2の2次巻線Nbの巻数に差を設
けて、該出力チョークコイルに印加される電圧を小さく
するようにしたことを特徴とする、高効率なスイッチン
グ電源を提供するものである。
ダイオードと、該ブリッジ型ダイオードの直流出力を受
ける入力端子2a,2bと1次巻線及び2次巻線を有す
るトランスと、該入力端子間に接続されたチョークコイ
ルと第1のスイッチ素子と直列回路(第1)と該第1の
スイッチ素子の端子間に接続された該トランスの1次巻
線とコンデンサ(第1)との直列回路(第2)と、該ト
ランスの1次巻線の端子間に接続された第2のスイッチ
素子と第2のコンデンサと直列回路(第3)と、該トラ
ンスの2次巻線のそれぞれ1端子間に接続された第1と
第2の同期整流MOSFETの直列回路(第4)と、出
力チョークコイルと出力コンデンサとの直列回路(第
5)とを備えたスイッチング電源装置において、第1の
2次巻線Na、及び第2の2次巻線Nbの巻数に差を設
けて、該出力チョークコイルに印加される電圧を小さく
するようにしたことを特徴とする、高効率なスイッチン
グ電源を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明に
係る実施形態を説明する。図1は本発明回路の実施例で
ある。図2は従来回路での出力チョークコイルに掛かる
電圧波形を示し、図3では本発明による出力チョークコ
イルに掛かる電圧波形を示している。
係る実施形態を説明する。図1は本発明回路の実施例で
ある。図2は従来回路での出力チョークコイルに掛かる
電圧波形を示し、図3では本発明による出力チョークコ
イルに掛かる電圧波形を示している。
【0012】図1においてVinは入力電源であり2
a、2bは入力端子である。L1は第1の入力チョーク
コイルで入力端子とチョークコイルの間にブリッジダイ
オードを挿入してある。Q1とQ2はそれぞれ第1と第
2のスイッチ素子であり、C1とC2はそれぞれ第1と
第2のコンデンサであり、TとN1とNaNbはそれぞ
れトランス、その1次巻線、第1の2次巻線部分、第2
の2次巻線部分であり、Q3とQ4はそれぞれ第1の同
期整流MOSFET、第2の同期整流MOSFETであ
り、L2とC3はそれぞれ出力フィルタを構成している
第2のチョークコイルと第3のコンデンサで16a、1
6bは出力端子であり17は負荷であり、18は制御回
路である。
a、2bは入力端子である。L1は第1の入力チョーク
コイルで入力端子とチョークコイルの間にブリッジダイ
オードを挿入してある。Q1とQ2はそれぞれ第1と第
2のスイッチ素子であり、C1とC2はそれぞれ第1と
第2のコンデンサであり、TとN1とNaNbはそれぞ
れトランス、その1次巻線、第1の2次巻線部分、第2
の2次巻線部分であり、Q3とQ4はそれぞれ第1の同
期整流MOSFET、第2の同期整流MOSFETであ
り、L2とC3はそれぞれ出力フィルタを構成している
第2のチョークコイルと第3のコンデンサで16a、1
6bは出力端子であり17は負荷であり、18は制御回
路である。
【0013】トランスTの第1の2次巻線部分Naと、
トランスTの第2の2次巻線部分Nbの巻数に差を設け
ることにより、第1と第2の同期整流MOSFETの接
続点に対してトランスの2次巻線の中間端子に発生する
電圧が、入力側スイッチ素子の時比率の設定に合わせ
て、第1のスイッチ素子Q1がオンしている期間と第2
のスイッチ素子Q2がオンしている期間とで同じ電圧で
出力される構成になっている。
トランスTの第2の2次巻線部分Nbの巻数に差を設け
ることにより、第1と第2の同期整流MOSFETの接
続点に対してトランスの2次巻線の中間端子に発生する
電圧が、入力側スイッチ素子の時比率の設定に合わせ
て、第1のスイッチ素子Q1がオンしている期間と第2
のスイッチ素子Q2がオンしている期間とで同じ電圧で
出力される構成になっている。
【0014】ブーストハーフブリッジ方式の電源装置は
直流電圧を受ける入力端子2a、2bがあって、少なく
とも1次巻線N1および2次巻線Na、Nbを有するト
ランスTと、前記入力端子間に接続される第1のチョー
クコイルL1と第1のスイッチ素子Q1との第1の直列
回路と前記第1のスイッチ素子Q1間に接続される前記
トランスTの1次巻線N1と第1のコンデンサC1との
第2の直列回路と、前記第1のスイッチ素子Q1がオフ
の期間に、前記第1のチョークコイルL1の電流の一部
を流す経路を形成するための第2のスイッチ素子Q2と
第2のコンデンサC2との第3の直列回路と、前記トラ
ンスTの2次巻線に接続される整流回路と、前記整流回
路に接続されるフィルタ回路と、前記フィルタ回路に接
続され負荷に直流電圧を出力する出力端子16a、16
bと、前記出力端子の出力電圧を検出して、前記第1と
第2のスイッチ素子Q1、Q2を、一方がオンの時に他
方がオフであるように交互にオンさせて、第1のスイッ
チ素子Q1のオンとオフの期間の比率を変化させること
によって、出力端子16a、16bの出力電圧を一定に
するように制御する制御回路を有することを特徴として
おり、交流電圧を入力するためブリッジダイオードBd
を用いた。
直流電圧を受ける入力端子2a、2bがあって、少なく
とも1次巻線N1および2次巻線Na、Nbを有するト
ランスTと、前記入力端子間に接続される第1のチョー
クコイルL1と第1のスイッチ素子Q1との第1の直列
回路と前記第1のスイッチ素子Q1間に接続される前記
トランスTの1次巻線N1と第1のコンデンサC1との
第2の直列回路と、前記第1のスイッチ素子Q1がオフ
の期間に、前記第1のチョークコイルL1の電流の一部
を流す経路を形成するための第2のスイッチ素子Q2と
第2のコンデンサC2との第3の直列回路と、前記トラ
ンスTの2次巻線に接続される整流回路と、前記整流回
路に接続されるフィルタ回路と、前記フィルタ回路に接
続され負荷に直流電圧を出力する出力端子16a、16
bと、前記出力端子の出力電圧を検出して、前記第1と
第2のスイッチ素子Q1、Q2を、一方がオンの時に他
方がオフであるように交互にオンさせて、第1のスイッ
チ素子Q1のオンとオフの期間の比率を変化させること
によって、出力端子16a、16bの出力電圧を一定に
するように制御する制御回路を有することを特徴として
おり、交流電圧を入力するためブリッジダイオードBd
を用いた。
【0015】入力電源Vinに直流電源を入力する場合
は高調波電流の影響がないのであるが、交流電源で使用
する場合は高調波電流の影響を受けるため、入力電源V
inに交流電源を用いる場合は、一般的に昇圧チョッパ
回路などによって構成されるアクティブフィルタ回路を
用いる。しかしこのような回路構成では、概して部品点
数も多く効率も低下しがちある。ブーストハーフブリッ
ジ方式の電源装置は入力側にチョークコイルL1を配置
しているため、直流電力を得るために交流入力をブリッ
ジダイオードBdで直流に整流し、入力側の第1のチョ
ークコイルL1を不連続動作させることによって、容易
に入力電流の高調波成分を取り除くことができ、しかも
効率良く直流電力を供給できる。
は高調波電流の影響がないのであるが、交流電源で使用
する場合は高調波電流の影響を受けるため、入力電源V
inに交流電源を用いる場合は、一般的に昇圧チョッパ
回路などによって構成されるアクティブフィルタ回路を
用いる。しかしこのような回路構成では、概して部品点
数も多く効率も低下しがちある。ブーストハーフブリッ
ジ方式の電源装置は入力側にチョークコイルL1を配置
しているため、直流電力を得るために交流入力をブリッ
ジダイオードBdで直流に整流し、入力側の第1のチョ
ークコイルL1を不連続動作させることによって、容易
に入力電流の高調波成分を取り除くことができ、しかも
効率良く直流電力を供給できる。
【0016】実際に入力側の第1のチョークコイルL1
を不連続動作させるための手段として、下側第1のスイ
ッチ素子Q1のオン時間を小さくし、上側第2のスイッ
チ素子Q2のオン時間と差を持たせ、時比率を50%以
下にすることが必要になり、その結果としてトランスT
の2次巻線Na、Nbが同じ巻数である場合は、図2に
示すように出力側第2のチョークコイルL2には下側第
1のスイッチ素子Q1のオン時間と上側第2のスイッチ
素子Q2のオン時間とで、異なった電圧が発生し、出力
側第2のチョークコイルL2には大きなリップル電流が
発生するため、出力側第2のチョークコイルL2に大き
なインダクタンスを設けないと安定した出力電圧が得ら
れない。
を不連続動作させるための手段として、下側第1のスイ
ッチ素子Q1のオン時間を小さくし、上側第2のスイッ
チ素子Q2のオン時間と差を持たせ、時比率を50%以
下にすることが必要になり、その結果としてトランスT
の2次巻線Na、Nbが同じ巻数である場合は、図2に
示すように出力側第2のチョークコイルL2には下側第
1のスイッチ素子Q1のオン時間と上側第2のスイッチ
素子Q2のオン時間とで、異なった電圧が発生し、出力
側第2のチョークコイルL2には大きなリップル電流が
発生するため、出力側第2のチョークコイルL2に大き
なインダクタンスを設けないと安定した出力電圧が得ら
れない。
【0017】図2はR点で示す出力側第2のチョークコ
イルL2の入力電圧波形で、第1のスイッチ素子Q1と
第2のスイッチ素子Q2がそれぞれオンの期間にトラン
スTの1次巻線N1の端子間電圧をトランスTの1次巻
線N1と第1の2次巻線Na、もしくは第2の2次巻線
Nbの巻線比で変換した電圧であり、1次巻線N1の端
子間電圧が時比率によって変動するために出力側第2の
チョークコイルL2の電圧に変動が発生する。
イルL2の入力電圧波形で、第1のスイッチ素子Q1と
第2のスイッチ素子Q2がそれぞれオンの期間にトラン
スTの1次巻線N1の端子間電圧をトランスTの1次巻
線N1と第1の2次巻線Na、もしくは第2の2次巻線
Nbの巻線比で変換した電圧であり、1次巻線N1の端
子間電圧が時比率によって変動するために出力側第2の
チョークコイルL2の電圧に変動が発生する。
【0018】すなわち第1のスイッチ素子Q1のオン時
間は第1のコンデンサの電圧Vc1とすると出力側第2
のチョークコイルL2の電圧Vgは次式で表わせる。
間は第1のコンデンサの電圧Vc1とすると出力側第2
のチョークコイルL2の電圧Vgは次式で表わせる。
【数1】
また第2のスイッチ素子Q2のオン時間は第2のコンデ
ンサの電圧Vc2とすると出力側第2のチョークコイル
L2の電圧Vhはそれぞれ次式で表せる。
ンサの電圧Vc2とすると出力側第2のチョークコイル
L2の電圧Vhはそれぞれ次式で表せる。
【数2】
従って異なるVc1とVc2に対してNaの巻数とNb
の巻数をNa’の巻数とNb’の巻数にすることで、そ
れぞれ出力側第2のチョークコイルL2の電圧Vg’、
Vh’を等しくすることができる。
の巻数をNa’の巻数とNb’の巻数にすることで、そ
れぞれ出力側第2のチョークコイルL2の電圧Vg’、
Vh’を等しくすることができる。
【0019】本発明においてはトランスの2次巻線N
a、Nbのそれぞれの巻数を変えてあるため、時比率が
50%以下の場合でも、図3に示すように出力側の第2
のチョークコイルL2に印加される電圧は、第1のスイ
ッチ素子Q1がオンし第2のスイッチ素子Q2がオフし
て出力する時間と、第2のスイッチ素子Q2がオンし第
1のスイッチ素子Q1がオフして出力する時間で、両者
の出力電圧に差を生じないことになり、出力側第2のチ
ョークコイルL2に流れる電流はリップルが低減され、
出力側第2のチョークコイルはインダクタンスの小さい
ものが使用出来て損失が少なくなる。
a、Nbのそれぞれの巻数を変えてあるため、時比率が
50%以下の場合でも、図3に示すように出力側の第2
のチョークコイルL2に印加される電圧は、第1のスイ
ッチ素子Q1がオンし第2のスイッチ素子Q2がオフし
て出力する時間と、第2のスイッチ素子Q2がオンし第
1のスイッチ素子Q1がオフして出力する時間で、両者
の出力電圧に差を生じないことになり、出力側第2のチ
ョークコイルL2に流れる電流はリップルが低減され、
出力側第2のチョークコイルはインダクタンスの小さい
ものが使用出来て損失が少なくなる。
【0020】以上の説明は入力電圧が一定の場合につい
て説明したが、入力電圧が変動する場合にも同じことが
言える。すなわち入力電圧が変化すると、出力チョーク
コイルに印加される電圧は変化するが、入力電圧が定格
電圧の時に、出力チョークコイルに印加される電圧の変
動を少なくするように、トランスの2次巻線Na’N
b’の巻線を設定しておくことにより、入力電圧が変化
した時にも出力チョークコイルに印加される電圧の変化
を少なくすることができて、同様の効果が得られる。
て説明したが、入力電圧が変動する場合にも同じことが
言える。すなわち入力電圧が変化すると、出力チョーク
コイルに印加される電圧は変化するが、入力電圧が定格
電圧の時に、出力チョークコイルに印加される電圧の変
動を少なくするように、トランスの2次巻線Na’N
b’の巻線を設定しておくことにより、入力電圧が変化
した時にも出力チョークコイルに印加される電圧の変化
を少なくすることができて、同様の効果が得られる。
【0021】図1の実施例では第1と第2のスイッチQ
1及びQ2は対称な位置関係にあるのでブリッジ型ダイ
オードBdと第1のチョークコイルL1の直列回路を第
1のスイッチ素子Q1のドレイン・ソース端子間ではな
く、第2のスイッチ素子Q2のドレインソース端子間に
接続しても、Q1とQ2の役割は入れ替わるが、その他
の回路動作は同じである。
1及びQ2は対称な位置関係にあるのでブリッジ型ダイ
オードBdと第1のチョークコイルL1の直列回路を第
1のスイッチ素子Q1のドレイン・ソース端子間ではな
く、第2のスイッチ素子Q2のドレインソース端子間に
接続しても、Q1とQ2の役割は入れ替わるが、その他
の回路動作は同じである。
【0022】また図1の回路において第1と第2の同期
整流MOSFET、Q3及びQ4のドライブ方法で、図
1の回路における第1と第2同期整流MOSFET、Q
3及びQ4は、それぞれ他方の同期整流MOSFETの
ドレインソース間電圧によって駆動しているが、このゲ
ート端子の駆動方法は図1に示した方法に限らず、トラ
ンスTの巻線から得られる電圧であれば同様な効果は得
られる。
整流MOSFET、Q3及びQ4のドライブ方法で、図
1の回路における第1と第2同期整流MOSFET、Q
3及びQ4は、それぞれ他方の同期整流MOSFETの
ドレインソース間電圧によって駆動しているが、このゲ
ート端子の駆動方法は図1に示した方法に限らず、トラ
ンスTの巻線から得られる電圧であれば同様な効果は得
られる。
【0023】さらに第2のスイッチ素子Q2と第2のコ
ンデンサC2と第3の直列回路の接続場所についても、
図1の実施例ではトランスTの1次巻線N1の端子間に
接続されているが、第1のスイッチ素子Q1の端子間に
接続した場合でも等価回路は同じであり同じ効果が得ら
れる。
ンデンサC2と第3の直列回路の接続場所についても、
図1の実施例ではトランスTの1次巻線N1の端子間に
接続されているが、第1のスイッチ素子Q1の端子間に
接続した場合でも等価回路は同じであり同じ効果が得ら
れる。
【0024】第2のスイッチ素子Q2、第2のコンデン
サC2との直列回路をトランスTの2次巻線に移した場
合や、トランスの3次巻線に分離した場合でも同じ効果
が得られる。
サC2との直列回路をトランスTの2次巻線に移した場
合や、トランスの3次巻線に分離した場合でも同じ効果
が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
回路においては、交流入力に対してブリッジダイオード
を使い、第1のスイッチグ素子の時比率を50%以下に
し、入力側にある第1のチョークコイルを不連続モード
で動作させることで入力電源からの高調波電流を削減
し、トランスの2つの2次巻線を、それぞれの巻数を変
えることで、出力側第2チョークコイルの電圧変動を小
さくすることが可能なため、出力側第2チョークコイル
として小さなインダクタンスで安定な出力電圧を得るこ
とができ、高効率な電源装置を作ることができる。
回路においては、交流入力に対してブリッジダイオード
を使い、第1のスイッチグ素子の時比率を50%以下に
し、入力側にある第1のチョークコイルを不連続モード
で動作させることで入力電源からの高調波電流を削減
し、トランスの2つの2次巻線を、それぞれの巻数を変
えることで、出力側第2チョークコイルの電圧変動を小
さくすることが可能なため、出力側第2チョークコイル
として小さなインダクタンスで安定な出力電圧を得るこ
とができ、高効率な電源装置を作ることができる。
【0026】
【図1】本発明の実施形態を示す電源装置の実施例であ
る。
る。
【図2】従来方式による出力側にある第2のチョークコ
イルに印加される電圧特性を示す図である。
イルに印加される電圧特性を示す図である。
【図3】本発明の方式による出力側にある第2のチョー
クコイルに印加される電圧特性を示す図である。
クコイルに印加される電圧特性を示す図である。
【図4】従来の直流電圧入力電源装置を示す図である。
2a、2b… 入力端子
16a、16b… 出力端子
17… 負荷
18… 制御回路
C1… 第1のコンデンサ
C2… 第2のコンデンサ
C3… 出力フィルタの第3のコンデンサ
Bd… ブリッジダイオード
L1… 第1のチョークコイル
L2… 出力フィルタの第2のチョークコイル
Q1… 第1のスイッチ素子
Q2… 第2のスイッチ素子
Q3、Q4… 同期整流MOSFET
T… トランス
N1… トランスTの1次巻線
Na… トランスTの第1の2次巻線
Nb… トランスTの第2の2次巻線
Na’… 本発明によるトランスTの第1の2次巻線
Nb’… 本発明によるトランスTの第2の2次巻線
Vin… 入力電源
V(R)R点の電圧
Vg…C1の電圧で発生するR点の電圧
Vh…C2の電圧で発生するR点の電圧
Vg’… 本発明によるC1の電圧で発生するR点の電
圧 Vh’… 本発明によるC2の電圧で発生するR点の電
圧 T1… Q1のオン時間 T2… Q2のオン時間 Ts… サイクル時間
圧 Vh’… 本発明によるC2の電圧で発生するR点の電
圧 T1… Q1のオン時間 T2… Q2のオン時間 Ts… サイクル時間
Claims (5)
- 【請求項1】交流電源に接続されたブリッジ型ダイオー
ドと該ブリッジ型ダイオードの直流出力を受ける入力端
子と1次巻線及び2次巻線を有するトランスと、該入力
端子間に接続されたチョークコイルと第1のスイッチ素
子との直列回路(第1)と、該第1のスイッチ素子の端子
間に接続された該トランスの1次巻線とコンデンサ(第
1)との直列回路(第2)と、該トランスの1次巻線の端
子間に接続された第2のスイッチ素子とコンデンサ(第
2)との直列回路(第3)と、該トランスの2次巻線の
それぞれ1端子間に接続された第1と第2の同期整流M
OSFETの直列回路(第4)と、該トランスの2次巻
線の中間端子と、該第1と第2の同期整流MOSFET
の接続点との間に接続された出力チョークコイルと出力
コンデンサとを備えた電源装置において、該2次巻線の
第1の2次巻線と第2の2次巻線の巻数に差を設け、該
出力チョークコイルに印加される電圧変動を小さくする
ようにしたことを特徴とするスイッチング電源装置。 - 【請求項2】トランスに3次巻線を設けたことを特徴と
する請求項1に記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項3】第3の直列回路を第1のスイッチ素子の端
子間に接続したことを特徴とした請求項1または請求項
2に記載のスイッチング電源装置 - 【請求項4】第3の直列回路をトランスの2次巻線間に
接続したことを特徴とした請求項1または請求項2に記
載のスイッチング電源装置 - 【請求項5】第3の直列回路をトランスの3次巻線間に
接続したことを特徴とした請求項2に記載のスイッチン
グ電源装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001284572A JP2003092876A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001284572A JP2003092876A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | スイッチング電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003092876A true JP2003092876A (ja) | 2003-03-28 |
Family
ID=19107868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001284572A Withdrawn JP2003092876A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003092876A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007083650A1 (ja) * | 2006-01-19 | 2007-07-26 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | 電源装置 |
| JP2009189144A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | トランスおよびこのトランスを備えたスイッチング電源装置 |
| JP2011004465A (ja) * | 2009-06-16 | 2011-01-06 | Toshiba Corp | スイッチング電源装置 |
| US8279629B2 (en) | 2009-07-29 | 2012-10-02 | Tdk Corporation | Switching power supply |
| DE102017213418A1 (de) | 2016-08-02 | 2018-02-08 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Spannungsumsetzungsvorrichtung |
| DE102017214721A1 (de) | 2016-08-24 | 2018-03-01 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Spannungswandlungsvorrichtung |
-
2001
- 2001-09-19 JP JP2001284572A patent/JP2003092876A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007083650A1 (ja) * | 2006-01-19 | 2007-07-26 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | 電源装置 |
| JP2007195335A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Mitsumi Electric Co Ltd | 電源装置 |
| JP2009189144A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | トランスおよびこのトランスを備えたスイッチング電源装置 |
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| US8279629B2 (en) | 2009-07-29 | 2012-10-02 | Tdk Corporation | Switching power supply |
| DE102017213418A1 (de) | 2016-08-02 | 2018-02-08 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Spannungsumsetzungsvorrichtung |
| CN107681893A (zh) * | 2016-08-02 | 2018-02-09 | 欧姆龙汽车电子株式会社 | 电压转换装置 |
| US9966876B2 (en) | 2016-08-02 | 2018-05-08 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Voltage conversion device |
| CN107681893B (zh) * | 2016-08-02 | 2020-12-22 | 欧姆龙株式会社 | 电压转换装置 |
| DE102017214721A1 (de) | 2016-08-24 | 2018-03-01 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Spannungswandlungsvorrichtung |
| US9973073B2 (en) | 2016-08-24 | 2018-05-15 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Voltage conversion device that ensures supply of power to a controller even if the input voltage decreases |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060201 |
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| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070126 |