JP2004080163A - 軌跡監視装置、軌跡監視機能を有するプログラム及び、軌跡監視機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ監視手段によって移動体を監視させることができる軌跡監視装置等を提供する。
【解決手段】監視エリア9内に位置する移動体5,7の軌跡に応じて前記移動体を監視する軌跡監視装置1であって、前記移動体5,7に設けられており前記移動体5,7の位置情報を発信する位置発信手段19と、前記移動体5,7の位置情報を受信する位置受信手段15と、前記位置受信手段15が受信した前記移動体5,7の位置情報に基づいて、前記監視エリア9内における前記移動体5,7の現在地を特定する現在地特定手段13と、前記移動体5,7を監視する監視手段11と、前記監視エリア9内における前記移動体5,7の現在地に応じて、前記監視手段11に前記移動体5,7の軌跡を追跡させる軌跡追跡手段10とを設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】監視エリア9内に位置する移動体5,7の軌跡に応じて前記移動体を監視する軌跡監視装置1であって、前記移動体5,7に設けられており前記移動体5,7の位置情報を発信する位置発信手段19と、前記移動体5,7の位置情報を受信する位置受信手段15と、前記位置受信手段15が受信した前記移動体5,7の位置情報に基づいて、前記監視エリア9内における前記移動体5,7の現在地を特定する現在地特定手段13と、前記移動体5,7を監視する監視手段11と、前記監視エリア9内における前記移動体5,7の現在地に応じて、前記監視手段11に前記移動体5,7の軌跡を追跡させる軌跡追跡手段10とを設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌跡監視装置、軌跡監視機能を有するプログラム及び、軌跡監視機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、移動する被写体を撮影する場合には、撮影者が目視で追従して撮影する方法が採用されている。例えばあるスポーツのスポーツ選手がフィールド内でプレイする場合には、スポーツ選手やスポーツ選手が使用しているボール等をカメラで撮影し、その様子が音声や映像として取得される。
【0003】
このようにスポーツ選手のプレイの様子を撮影しようとすると、スポーツ選手が常にフィールドを移動しているため、専属のカメラマンがカメラを用いてスポーツ選手やそのボールを追尾して撮影等を行っていた。
【0004】
このように被写体を追尾しつつ撮影する従来技術としては、特開平11年95313号公報に開示されている。この特開平11年95313号公報に開示された従来技術では、まず、複数台のリモートコントローラ雲台の配置関係を把握して、これを設置位置情報として記憶手段に記憶している。そして、特定の1台のリモートコントローラ雲台は、操作装置で直接的に操作され、このリモートコントローラ雲台のカメラによって被写体が撮影される。
【0005】
この操作に係るリモコン雲台のカメラで被写体を撮影すると、この操作に係るリモートコントローラ雲台の撮影情報と設置位置情報とに基づいて、他のリモートコントローラ雲台でその被写体をとらえるために必要な撮影情報を算出することができる。このような算出結果に基づいて他のリモートコントローラ雲台を動作させることで、他のリモコン雲台も同じ被写体を追尾撮影することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この特開平11−95313号公報に開示された従来技術では、複数の撮影装置で同じ被写体を撮影する場合には必ず少なくとも1つの特定の雲台を操作する必要があった。つまり、従来、移動する被写体を自動的に追尾しつつ撮影できる撮影装置等は存在していなかった。
【0007】
本発明の目的は、上記課題を解消して、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ監視手段によって移動体を監視させることができる軌跡監視装置、軌跡監視機能を有するプログラム及び、軌跡監視機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、監視エリア内に位置する移動体の軌跡に応じて前記移動体を監視する軌跡監視装置であって、前記移動体に設けられており前記移動体の位置情報を発信する位置発信手段と、前記移動体の位置情報を受信する位置受信手段と、前記位置受信手段が受信した前記移動体の位置情報に基づいて、前記監視エリア内における前記移動体の現在地を特定する現在地特定手段と、前記移動体を監視する監視手段と、前記監視エリア内における前記移動体の現在地に応じて、前記監視手段に前記移動体の軌跡を追跡させる軌跡追跡手段とを備えることを特徴とする軌跡監視装置である。
請求項1の構成によれば、移動体に設けられた位置発信手段は、その移動体の位置情報を発信している。位置受信手段は、位置発信手段が発信している移動体の位置情報を受信する。現在地特定手段は、位置受信手段が受信した移動体の位置情報に基づいて、監視エリア内における移動体の現在地を特定する。軌跡追跡手段は、監視エリア内における移動体の現在地に応じて、監視手段に移動体の軌跡を追跡させる。従って、軌跡監視装置は、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ監視手段によって移動体を監視させることができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、前記監視手段は、前記移動体の映像を撮影する撮像手段を備えることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ撮影手段によって移動体を撮影することができる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1の構成において、前記監視手段は、前記移動体の音声を取得する音声取得手段を備えることを特徴とする。
請求項3の構成によれば、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ音声取得手段によって移動体やその周辺の音を取得することができる。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1の構成において、前記監視手段は、前記移動体の映像を撮影する撮像手段と、前記移動体の音声を取得する音声取得手段とを備えることを特徴とする。
請求項4の構成によれば、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ、音声取得手段によって移動体の音を取得することができると共に、撮影手段によって移動体を撮影することができる。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかの構成において、前記移動体は、前記監視エリア内を移動する人物であり、前記軌跡追跡手段は、前記監視手段に、前記移動する人間を追跡させる構成としたことを特徴とする。
請求項5の構成によれば、軌跡追跡手段は、監視エリア内を移動する人物を追跡し、監視手段によってその人物を確実に監視させることができる。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5の構成において、前記監視エリアは、前記人物としてのスポーツ選手がプレイするスポーツのフィールドであり、前記軌跡追跡手段は、前記監視手段に、前記フィールド内を移動するスポーツ選手を追跡させる構成としたことを特徴とする。
請求項6の構成によれば、軌跡追跡手段は、スポーツのフィールド内を移動するスポーツ選手を追跡し、監視手段によってそのスポーツ選手を確実に監視させることができる。
【0014】
請求項7の発明は、請求項5の構成において、前記監視エリアは、前記人物としての球技系のスポーツ選手がプレイするスポーツのフィールドであり、前記軌跡追跡手段は、前記監視手段に、前記球技系のスポーツ選手が使用する球を追跡させる構成としたことを特徴とする。
請求項7の構成によれば、軌跡追跡手段は、スポーツのフィールド内を移動する球技系のスポーツ選手を追跡し、監視手段によってその球技系のスポーツ選手が使用する球を確実に監視させることができる。
【0015】
上記目的は、請求項8の発明にあっては、監視エリア内に位置する移動体の軌跡に応じて前記移動体を監視する軌跡監視機能を発揮させる軌跡監視プログラムであって、前記移動体に設けられており前記移動体の位置情報を発信する位置発信手段と、前記移動体の位置情報を受信する位置受信手段と、前記位置受信手段が受信した前記移動体の位置情報に基づいて、前記監視エリア内における前記移動体の現在地を特定する現在地特定手段と、前記移動体を監視する監視手段と、前記監視エリア内における前記移動体の現在地に応じて、前記監視手段に前記移動体の軌跡を追跡させる軌跡追跡手段として機能させることを特徴とする軌跡監視プログラムにより、達成される。
請求項8の構成によれば、移動体に設けられた位置発信手段は、その移動体の位置情報を発信している。位置受信手段は、位置発信手段が発信している移動体の位置情報を受信する。現在地特定手段は、位置受信手段が受信した移動体の位置情報に基づいて、監視エリア内における移動体の現在地を特定する。軌跡追跡手段は、監視エリア内における移動体の現在地に応じて、監視手段に移動体の軌跡を追跡させる。従って、軌跡監視装置は、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ監視手段によって移動体を監視させることができる。
【0016】
上記目的は、請求項9の発明にあっては、監視エリア内に位置する移動体の軌跡に応じて前記移動体を監視する軌跡監視機能を発揮させる軌跡監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体であって、前記移動体に設けられており前記移動体の位置情報を発信する位置発信手段と、前記移動体の位置情報を受信する位置受信手段と、前記位置受信手段が受信した前記移動体の位置情報に基づいて、前記監視エリア内における前記移動体の現在地を特定する現在地特定手段と、前記移動体を監視する監視手段と、前記監視エリア内における前記移動体の現在地に応じて、前記監視手段に前記移動体の軌跡を追跡させる軌跡追跡手段として機能を発揮させる軌跡監視プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体により、達成される。
請求項9の構成によれば、移動体に設けられた位置発信手段は、その移動体の位置情報を発信している。位置受信手段は、位置発信手段が発信している移動体の位置情報を受信する。現在地特定手段は、位置受信手段が受信した移動体の位置情報に基づいて、監視エリア内における移動体の現在地を特定する。軌跡追跡手段は、監視エリア内における移動体の現在地に応じて、監視手段に移動体の軌跡を追跡させる。従って、軌跡監視装置は、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ監視手段によって移動体を監視させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の好ましい実施形態としての軌跡監視装置が適用された軌跡監視システム1の構成例を示すシステム構成図である。
図1の軌跡監視システム1は、フィールド9(監視エリア)内に位置するスポーツ選手5(移動体)の軌跡に応じてそのスポーツ選手5を監視する機能を有する。具体的には、この軌跡監視システム1は、例えばフィールド9内で球7を使用してプレイするスポーツ選手5の様子をカメラ11で撮影する場合に適用される。
【0018】
このスポーツ選手5は、例えばフィールド9内を移動して球7を使用するアメリカンフットボールをプレイする人間である。アメリカンフットボールは、プレイしているスポーツ選手5のみならず、球7もフィールド9内を激しく移動することが多い。
【0019】
この軌跡監視システム1は、端末19(位置発信手段)、中継機15(位置受信機)、位置特定サーバ13(現在地特定手段)、カメラ11(監視手段)並びに雲台8(軌跡追跡手段)及びアクチュエータ10(軌跡追跡手段)を備え、これらの動作をそれぞれ図示しない軌跡監視プログラムによって制御している。
【0020】
端末19は、プレイの邪魔にならないようにスポーツ選手5や球7に設けられており、スポーツ選手5や球7の位置情報を発信する機能を有する。この端末19は、GPS(Global Positioning System)受信機を備えている。このGPS受信機は、衛星3からのGPS衛星信号を受信し、例えば緯度や経度等を測位することができる。
【0021】
また、中継機15は、表示装置17を備え、端末19の位置情報を受信する機能を有する。この中継機15には、中継アンテナ15aが設けられている。この中継アンテナ15aは、端末19からの位置情報を受信するだけでなく、位置特定サーバ13との間で情報交換を行うことができる。図2のように中継機15は、軌跡データベース15aを備えており、この軌跡データベース15aは、各端末19の移動軌跡の軌跡に関する情報を格納する。また、上記位置特定サーバ13は、中継機15が受信した端末19の位置情報に基づいて、フィールド9内における端末19の現在地を特定する。
【0022】
この位置特定サーバ13は、端末19からの位置情報に基づいて端末19の現在地を計算する機能を有する。また、この位置特定サーバ13は、フィールド9内における端末の位置を解析する機能を有する。そして、この位置特定サーバ13は、中継機15を介してカメラユニット6を制御する機能を有する。この位置特定サーバ13は、データベース13aを備えている。このデータベース13aは、例えば端末19の絶対的な現在地に対してフィールド9内での相対的な位置を特定し、端末19のフィールド9内での現在地を特定するために必要な情報を格納する。
【0023】
図1のカメラ11は、端末19が設けられたスポーツ選手5や球7を監視する機能を有する。このカメラ11は雲台8に設けられており、雲台8は、アクチュエータ10の動作によって、カメラ11をスポーツ選手5や球7の方向に向ける機能を有する。つまり、アクチュエータ10は、フィールド9内における端末19の現在地に応じて、カメラ11に端末19(スポーツ選手5等)の軌跡を追跡させる機能を有する。尚、カメラ11で撮影された映像や音声は、表示装置17によって表示或いは音声出力されるようにしても良い。これらカメラ11、雲台8及びアクチュエータ10は、カメラユニット6を構成している。
【0024】
図3は、図1の中継機15の構成例を示すシステム構成図である。
中継機15は、例えば2種類の機能を用意するようにしている。例えば中継機15は、カメラユニット6の制御等を必要としない場合に用いられる中継機15A及び、制御等を希望する場合に上記中継機15Aと中継機15Bとを接続して使用することができる。
【0025】
中継機15Aは、受信手段71及び位置情報変換部73を備えている。受信手段71は、端末19からの位置情報を受信する機能を有する。位置情報変換部73は、端末19からのGPS衛星信号を所定の位置情報に変換する機能を有する。
【0026】
一方、中継機15Bは、送受信部75及び制御情報処理部77を備えている。送受信部75は、位置特定サーバ13との間でデータ通信を行う機能を有する。制御情報処理部77は、各カメラユニット6の動作を制御する。このカメラユニット6は、図1に示すように雲台8に設けられたカメラ11をアクチュエータ10が向きを変更させる機能を有している。
【0027】
このため、制御情報処理部77は、アクチュエータ10を制御してカメラ11の向きを、例えばスポーツ選手5や球7の方向に向ける機能を有する。尚、カメラ11の撮影方向或いは音声取得方向は、スポーツ選手5或いは球7又は、スポーツ選手5及び球7等を任意に選択できるようにしても良いことはいうまでもない。
【0028】
図4は、図1のカメラユニット6の構成例を示すブロック図である。
カメラユニット6は、図1に示すカメラ11、雲台8及びアクチュエータ10以外にも図4のような制御処理部4を備えている。この制御処理部4は、図3の制御情報処理部77からの制御信号に基づいて、図4のアクチュエータ10を駆動制御する機能を有する。つまり、この制御処理部4は、カメラ11がスポーツ選手5等の方向を向くようにアクチュエータ10を駆動する。
【0029】
図5は、図1の位置特定サーバ13のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
位置特定サーバ13は、CPU(Central Processing Unit)63、ROM(Read Only Memory)64、RAM(Random Access Memory)65、表示部60及びバス55を有し、好ましくは操作部62を有する。
【0030】
バス55は、CPU63等の各デバイスを接続する機能を有し、アドレスバスやデータバスを有するバス線である。このバス55には、CPU63、ROM64、RAM65、ハードディスク61及び表示部60が接続されており、好ましくは操作部62が接続されている。
【0031】
CPU63は、中央演算処理部であり、RAM65を作業領域として軌跡監視プログラムの機能を動作させる他、バス55に接続されたROM64等を制御している。このROM64は、読み出し専用の情報記録媒体であり、書き換え可能な不揮発性メモリであるフラッシュROMを含んでいても良い。
【0032】
RAM65は、プログラムを実行するための作業エリアとしての機能を有する。ハードディスク61は、大容量の記憶媒体である。操作部62は、表示部50に表示されたオブジェクトを操作するためのマウスやキーボード等の操作手段である。
【0033】
図6は、図1の位置特定サーバ13のソフトウェア構成例を示すブロック図である。尚、図6では基本ソフトウェアを省略している。
位置特定サーバ13は、送受信部81、演算部91及び位置情報データベース89を備えている。送受信部81は、中継機15との間でデータ通信を行う機能を有する。演算部91は、位置情報変換部83、焦点位置計算85及び制御情報処理部87を備えている。
【0034】
位置情報変換部83は、送受信部81から受信した、フィールド9内における端末19のGPS衛星信号を取得し、所定の形式の位置情報にデータ変換する機能を有する。焦点位置計算部85は、フィールド9内における端末19の現在地に応じて、スポーツ選手5や球7にカメラ11の焦点が合うように焦点位置を計算する機能を有する。制御情報処理部87は、フィールド9内における端末19の現在地に応じて、スポーツ選手5及び球7の方向をカメラ11が向くようにカメラユニット6のアクチュエータ10を制御する機能を有する。
【0035】
位置情報データベース89は、位置情報変換された端末の全軌跡データを記録している。この記録された全軌跡データは、図9に示すフローチャートのST42の移動先予測(動作の遅れを補正するため)に使用したり、過去の軌跡を例えば試合後に再現し見るために使用することができる。
【0036】
軌跡データベース15aは、例えばサーバのデータベースに比べ容量に限界があるため、後追い再生のように少し前の軌跡を表示装置17に再現させるためと、また、必ずしもサーバまでもが接続された使用構成だけではなく、端末19と中継機15Aとコンピュータと軌跡データベース15aの構成で軌跡データの記録と再現というシステム構成もあるので、その時の軌跡データを記録するように構成することもできる。
【0037】
軌跡監視システム1の構成は以上のような構成であり、次に図1〜図6を参照しつつその動作例について説明する。以下の説明では、「フィールドの登録処理」、「各選手・ボール(球)の位置表示処理」、「テレビカメラの制御処理」及び「位置情報の再現処理」の順で説明する。
【0038】
<フィールドの登録処理>
図7は、フィールドの登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップST1では、フィールド9内を移動させた端末19によって、衛星3からGPS衛星信号を受信する。次にステップST2では、端末19が中継機15に対して、そのGPS衛星信号を送信する。次にステップST3では、中継機15が端末19からのGPS衛星信号を位置情報に変換する。次にステップST4では、中継機15がその位置情報に基づいてフィールド9の形状を計算する。
【0039】
次にステップST5では、中継機15がフィールド9が例えば四角形であるかそれ以外の多角形であるかを判断する。多角形である場合には後述するステップST7に進み、四角形である場合には、中継機15がフィールド9の形状を四角形に補正して、ステップST7に進む。次にステップST7では、中継機15が、フィールド9に関する数値、例えばフィールド9の一辺の長さ等についての情報があるか否かを判断する。ここで、このような数値は、図2の中継機15の軌跡データベース15aにおいて管理されている。
【0040】
フィールド9に関する数値がある場合には後述するステップST9に進み、フィールド9に関する数値がない場合にはステップST8に進む。このステップST8では、フィールド9の各辺の長さが入力され、位置特定サーバ13のデータベース13aに格納されているフィールド9に関する数値が補正される。次にステップST9では、図1の中継機15が表示装置17にフィールド9の画像を表示する。次にステップST10では、中継機15が、中継アンテナ15aを用いて、例えば無線通信によりフィールド9に関する情報を位置特定サーバ13に送信する。
【0041】
図8は、各スポーツ選手5及び球7の位置表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップST21では、フィールド9内におけるスポーツ選手5や球7に装着された端末19によって、GPS衛星信号を受信する。次にステップST22では、その端末19が中継機15に対してGPS衛星信号を送信する。次にステップST23では、中継機15がGPS衛星信号を位置情報に変換する。次にステップST24では、中継機15が、位置情報に基づき、各端末19のフィールド9内における位置を表示装置17に表示する。次にステップST25では、中継機15がその位置情報を、図示しない記憶装置に記憶する。この記憶装置では、例えば軌跡データベース15aを管理している。
【0042】
次にステップST26では、端末19を搭載するスポーツ選手5や球7のフィールド9内での軌跡を表示するか否かが判断される。軌跡を表示しない場合にはステップST28に進み、軌跡を表示する場合にはステップST27に進む。ステップST27では、中継機15が上記図示しない記憶装置に記憶された位置情報軌跡を表示装置17に表示する。
【0043】
図9は、テレビカメラの制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、上述のように図1のフィールド9は、例えばアメリカンフットボールの競技場であり、スポーツ選手5は、球7を使用してアメリカンフットボールをプレイする選手である。
【0044】
まず、次のステップST31〜ステップST35は、ステップST36及びステップST37と並列に処理されている。まず、ステップST31では、スポーツ選手5や球7に装着された端末19がGPS衛星信号を受信する。次にステップST32では、端末19より中継機15へGPS衛星信号を送信する。次にステップST33では、中継機15より位置特定サーバ13へGPS衛星信号を位置特定サーバ13に転送する。
【0045】
次にステップST34では、この位置特定サーバ13が、このGPS衛星信号を端末19の位置情報へ変換する。ここで、次のステップST35〜ステップST39と、ステップST40〜ステップST42とは並列に処理されている。ステップST35では、位置特定サーバ13が各カメラユニット6のカメラ11の焦点位置を計算する。
【0046】
上述のようにこれらステップST31〜ステップST35と同時に、ステップST36及びステップST37が処理される。このステップST36では、中継機15に接続された図示しない入力装置より、目標とする端末19を搭載するスポーツ選手5や球7を選択する。次にステップST37では、中継機15から位置特定サーバ13に対して目標とする端末19に関する情報を転送し、ステップST38に進む。
【0047】
次にステップST38では、端末19の位置は今の焦点位置と同じであるか否かが判断され、同じ場合には後述するステップST43に進み、違う場合にはステップST39に進む。このステップST39では、目標とする端末19の位置に焦点を合わせるための制御量を計算する。そしてステップST43に進む。
【0048】
ステップST34で分岐したステップST40では、位置特定サーバ13が端末19の位置情報をデータベース89に記憶する。次にステップST41では、位置特定サーバ13が端末19のフィールド9内における軌跡を計算する。次にステップST42では、位置特定サーバ13が端末19の軌跡に基づいて、端末19の移動先予測を計算する。次にステップST43では、位置特定サーバ13は、制御量が移動先予測結果と合っているか否かを判断する。
【0049】
合っている場合には、ステップST45に進み、合っていない場合には、位置特定サーバ13が制御量を補正する。次にステップST45では、位置特定サーバ13が、計算された制御量の情報を中継機15に送信する。次にステップST46では、中継機15より各カメラ11のアクチュエータ10へ制御情報を送信する。次にステップST47では、各カメラユニット6が、この制御情報に基づいて、例えばカメラ焦点を、目標とする端末19が設けられたスポーツ選手5や球7に合わせるようにアクチュエータ10を動作させる。つまり、カメラユニット6のカメラ11は、目標である端末19が設けられたスポーツ選手5や球7を常に向くように方向が調整されることになる。
【0050】
図10は、位置情報の再現処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、スポーツ選手5や球7に設けられた端末19の移動軌跡を参照する。まず、ステップST50では、中継機15に接続された図示しない入力装置よりある端末19のフィールド9内における移動軌跡(位置軌跡)を表示させることを要求する。次にステップST51では、中継機15の軌跡データベース15a(記憶装置)に位置情報があるか否かが判断される。
【0051】
位置情報がある場合には、ステップST54では中継機15の記憶装置の位置軌跡を取り出し、ステップST55に進む。一方、位置情報が無い場合にはステップST52では、中継機15より位置特定サーバ13へ位置情報軌跡を要求する。次のステップST53では、位置特定サーバ13の記憶装置から中継機15へ位置情報を転送する。次にステップST55では、中継機15に接続された表示装置17に位置軌跡を表示する。
【0052】
本発明の実施形態によれば、フィールド9内の端末19の軌跡を自動的に追跡しつつ各カメラ11によって、端末19が設けられたスポーツ選手5や球7を監視させることができる。具体的には、この軌道監視システム1では、端末19を付けたスポーツ選手5や球7の軌跡を追跡して見ることができるばかりでなく、その軌跡を記憶しておくこともできる。さらに、この軌道監視システム1は、記憶された過去の軌跡や行動パターンに基づいて、スポーツ選手5等の次の移動先等を予測することもできるようになる。
【0053】
また、この軌道監視システム1によれば、端末19を付けたスポーツ選手5や球7の内照準を合わせたいものを選択し、選択した対象物に常にカメラ11の照準を合わせ続けることができる。従って、この軌跡監視システム1によれば、球7を中心とする撮影や特定のスポーツ選手5を中心とした撮影が可能となる。
【0054】
本発明は、上記実施の形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、上記実施形態では、軌跡監視システム1がフィールド9内におけるスポーツ選手5等の軌跡を追跡する構成と例示しているが、これに限られず、スポーツであればアメリカンフットボールの放送に限られず、例えばラグビーやサッカーの放送に応用しても良い。また、軌跡監視システム1は、このような球技系以外のスポーツであっても良い。さらに、軌跡監視システム1は、スポーツ以外にも被写体が監視エリアを移動する場合にも適用することができる。
【0055】
また、軌道監視システム1は、例えば限られた監視エリア内の動物等の観察に適用しても良いし、移動する管理対象物に常に防犯カメラの照準を合わせ続けることも可能である。照準を合わせる装置としては、上述のようなカメラ11以外にも、例えば音声を取得する単一指向性マイク(音声取得手段)或いはカメラ11とマイクの組み合わせ又は、単一指向性のアンテナであっても良いことはいうまでもない。また、照準を合わせる装置としては、映像を撮影するカメラのみならず、音声を取得するマイクを組み合わせた携帯であっても良いことはいうまでもない。
【0056】
上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。例えば上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。例えば上記実施形態における中継機15は、位置特定サーバ13の機能を兼ねるようにしても良いことはいうまでもない。
【0057】
軌跡監視システム1を動作させる上述の軌跡監視機能を有する軌跡監視プログラムは、上述のようにコンピュータ等の電子機器にインストールされ動作している形態のみならず、例えばフレキシブルディスク、CD(Compact Disc:商標名)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−ReWriterble)又はDVD(Digital Versatile Disc)等の情報記録媒体に格納されて流通されている形態でも良い。
【0058】
また、この軌跡監視プログラムは、上記情報記録媒体に格納されている形態のみならず、無線又は有線によってデータ通信を行うネットワーク等の伝送媒体に接続されたコンピュータ等の電子機器に記録されており、ネットワーク等の伝送媒体を経由してユーザのコンピュータ等の電子機器にダウンロードされる形態であっても良い。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ監視手段によって移動体を監視させることができる軌跡監視装置、軌跡監視機能を有するプログラム及び、軌跡監視機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態としての軌跡監視装置が適用された軌跡監視システムの構成例を示すシステム構成図。
【図2】本発明の好ましい実施形態としての軌跡監視装置が適用された軌跡監視システムの構成例を示すシステム構成図。
【図3】図1の中継機の構成例を示すシステム構成図。
【図4】図1のカメラユニットの構成例を示すブロック図。
【図5】図1の位置特定サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図。
【図6】図1の位置特定サーバのソフトウェア構成例を示すブロック図。
【図7】フィールドの登録処理の手順の一例を示すフローチャート。
【図8】各スポーツ選手及びボールの位置表示処理の手順の一例を示すフローチャート。
【図9】テレビカメラの制御処理の手順の一例を示すフローチャート。
【図10】位置情報の再現処理の手順の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1・・・軌跡監視システム(軌跡監視装置),5・・・スポーツ選手(移動体),7・・・ボール(移動体),8・・・雲台(軌跡追跡手段),9・・・フィールド(管理エリア),10・・・アクチュエータ(軌跡追跡手段),11・・・カメラ(監視手段),13・・・位置特定サーバ(現在地特定手段),15・・・中継機(位置受信機),19・・・端末(位置発信手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌跡監視装置、軌跡監視機能を有するプログラム及び、軌跡監視機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、移動する被写体を撮影する場合には、撮影者が目視で追従して撮影する方法が採用されている。例えばあるスポーツのスポーツ選手がフィールド内でプレイする場合には、スポーツ選手やスポーツ選手が使用しているボール等をカメラで撮影し、その様子が音声や映像として取得される。
【0003】
このようにスポーツ選手のプレイの様子を撮影しようとすると、スポーツ選手が常にフィールドを移動しているため、専属のカメラマンがカメラを用いてスポーツ選手やそのボールを追尾して撮影等を行っていた。
【0004】
このように被写体を追尾しつつ撮影する従来技術としては、特開平11年95313号公報に開示されている。この特開平11年95313号公報に開示された従来技術では、まず、複数台のリモートコントローラ雲台の配置関係を把握して、これを設置位置情報として記憶手段に記憶している。そして、特定の1台のリモートコントローラ雲台は、操作装置で直接的に操作され、このリモートコントローラ雲台のカメラによって被写体が撮影される。
【0005】
この操作に係るリモコン雲台のカメラで被写体を撮影すると、この操作に係るリモートコントローラ雲台の撮影情報と設置位置情報とに基づいて、他のリモートコントローラ雲台でその被写体をとらえるために必要な撮影情報を算出することができる。このような算出結果に基づいて他のリモートコントローラ雲台を動作させることで、他のリモコン雲台も同じ被写体を追尾撮影することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この特開平11−95313号公報に開示された従来技術では、複数の撮影装置で同じ被写体を撮影する場合には必ず少なくとも1つの特定の雲台を操作する必要があった。つまり、従来、移動する被写体を自動的に追尾しつつ撮影できる撮影装置等は存在していなかった。
【0007】
本発明の目的は、上記課題を解消して、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ監視手段によって移動体を監視させることができる軌跡監視装置、軌跡監視機能を有するプログラム及び、軌跡監視機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、監視エリア内に位置する移動体の軌跡に応じて前記移動体を監視する軌跡監視装置であって、前記移動体に設けられており前記移動体の位置情報を発信する位置発信手段と、前記移動体の位置情報を受信する位置受信手段と、前記位置受信手段が受信した前記移動体の位置情報に基づいて、前記監視エリア内における前記移動体の現在地を特定する現在地特定手段と、前記移動体を監視する監視手段と、前記監視エリア内における前記移動体の現在地に応じて、前記監視手段に前記移動体の軌跡を追跡させる軌跡追跡手段とを備えることを特徴とする軌跡監視装置である。
請求項1の構成によれば、移動体に設けられた位置発信手段は、その移動体の位置情報を発信している。位置受信手段は、位置発信手段が発信している移動体の位置情報を受信する。現在地特定手段は、位置受信手段が受信した移動体の位置情報に基づいて、監視エリア内における移動体の現在地を特定する。軌跡追跡手段は、監視エリア内における移動体の現在地に応じて、監視手段に移動体の軌跡を追跡させる。従って、軌跡監視装置は、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ監視手段によって移動体を監視させることができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、前記監視手段は、前記移動体の映像を撮影する撮像手段を備えることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ撮影手段によって移動体を撮影することができる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1の構成において、前記監視手段は、前記移動体の音声を取得する音声取得手段を備えることを特徴とする。
請求項3の構成によれば、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ音声取得手段によって移動体やその周辺の音を取得することができる。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1の構成において、前記監視手段は、前記移動体の映像を撮影する撮像手段と、前記移動体の音声を取得する音声取得手段とを備えることを特徴とする。
請求項4の構成によれば、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ、音声取得手段によって移動体の音を取得することができると共に、撮影手段によって移動体を撮影することができる。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかの構成において、前記移動体は、前記監視エリア内を移動する人物であり、前記軌跡追跡手段は、前記監視手段に、前記移動する人間を追跡させる構成としたことを特徴とする。
請求項5の構成によれば、軌跡追跡手段は、監視エリア内を移動する人物を追跡し、監視手段によってその人物を確実に監視させることができる。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5の構成において、前記監視エリアは、前記人物としてのスポーツ選手がプレイするスポーツのフィールドであり、前記軌跡追跡手段は、前記監視手段に、前記フィールド内を移動するスポーツ選手を追跡させる構成としたことを特徴とする。
請求項6の構成によれば、軌跡追跡手段は、スポーツのフィールド内を移動するスポーツ選手を追跡し、監視手段によってそのスポーツ選手を確実に監視させることができる。
【0014】
請求項7の発明は、請求項5の構成において、前記監視エリアは、前記人物としての球技系のスポーツ選手がプレイするスポーツのフィールドであり、前記軌跡追跡手段は、前記監視手段に、前記球技系のスポーツ選手が使用する球を追跡させる構成としたことを特徴とする。
請求項7の構成によれば、軌跡追跡手段は、スポーツのフィールド内を移動する球技系のスポーツ選手を追跡し、監視手段によってその球技系のスポーツ選手が使用する球を確実に監視させることができる。
【0015】
上記目的は、請求項8の発明にあっては、監視エリア内に位置する移動体の軌跡に応じて前記移動体を監視する軌跡監視機能を発揮させる軌跡監視プログラムであって、前記移動体に設けられており前記移動体の位置情報を発信する位置発信手段と、前記移動体の位置情報を受信する位置受信手段と、前記位置受信手段が受信した前記移動体の位置情報に基づいて、前記監視エリア内における前記移動体の現在地を特定する現在地特定手段と、前記移動体を監視する監視手段と、前記監視エリア内における前記移動体の現在地に応じて、前記監視手段に前記移動体の軌跡を追跡させる軌跡追跡手段として機能させることを特徴とする軌跡監視プログラムにより、達成される。
請求項8の構成によれば、移動体に設けられた位置発信手段は、その移動体の位置情報を発信している。位置受信手段は、位置発信手段が発信している移動体の位置情報を受信する。現在地特定手段は、位置受信手段が受信した移動体の位置情報に基づいて、監視エリア内における移動体の現在地を特定する。軌跡追跡手段は、監視エリア内における移動体の現在地に応じて、監視手段に移動体の軌跡を追跡させる。従って、軌跡監視装置は、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ監視手段によって移動体を監視させることができる。
【0016】
上記目的は、請求項9の発明にあっては、監視エリア内に位置する移動体の軌跡に応じて前記移動体を監視する軌跡監視機能を発揮させる軌跡監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体であって、前記移動体に設けられており前記移動体の位置情報を発信する位置発信手段と、前記移動体の位置情報を受信する位置受信手段と、前記位置受信手段が受信した前記移動体の位置情報に基づいて、前記監視エリア内における前記移動体の現在地を特定する現在地特定手段と、前記移動体を監視する監視手段と、前記監視エリア内における前記移動体の現在地に応じて、前記監視手段に前記移動体の軌跡を追跡させる軌跡追跡手段として機能を発揮させる軌跡監視プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体により、達成される。
請求項9の構成によれば、移動体に設けられた位置発信手段は、その移動体の位置情報を発信している。位置受信手段は、位置発信手段が発信している移動体の位置情報を受信する。現在地特定手段は、位置受信手段が受信した移動体の位置情報に基づいて、監視エリア内における移動体の現在地を特定する。軌跡追跡手段は、監視エリア内における移動体の現在地に応じて、監視手段に移動体の軌跡を追跡させる。従って、軌跡監視装置は、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ監視手段によって移動体を監視させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の好ましい実施形態としての軌跡監視装置が適用された軌跡監視システム1の構成例を示すシステム構成図である。
図1の軌跡監視システム1は、フィールド9(監視エリア)内に位置するスポーツ選手5(移動体)の軌跡に応じてそのスポーツ選手5を監視する機能を有する。具体的には、この軌跡監視システム1は、例えばフィールド9内で球7を使用してプレイするスポーツ選手5の様子をカメラ11で撮影する場合に適用される。
【0018】
このスポーツ選手5は、例えばフィールド9内を移動して球7を使用するアメリカンフットボールをプレイする人間である。アメリカンフットボールは、プレイしているスポーツ選手5のみならず、球7もフィールド9内を激しく移動することが多い。
【0019】
この軌跡監視システム1は、端末19(位置発信手段)、中継機15(位置受信機)、位置特定サーバ13(現在地特定手段)、カメラ11(監視手段)並びに雲台8(軌跡追跡手段)及びアクチュエータ10(軌跡追跡手段)を備え、これらの動作をそれぞれ図示しない軌跡監視プログラムによって制御している。
【0020】
端末19は、プレイの邪魔にならないようにスポーツ選手5や球7に設けられており、スポーツ選手5や球7の位置情報を発信する機能を有する。この端末19は、GPS(Global Positioning System)受信機を備えている。このGPS受信機は、衛星3からのGPS衛星信号を受信し、例えば緯度や経度等を測位することができる。
【0021】
また、中継機15は、表示装置17を備え、端末19の位置情報を受信する機能を有する。この中継機15には、中継アンテナ15aが設けられている。この中継アンテナ15aは、端末19からの位置情報を受信するだけでなく、位置特定サーバ13との間で情報交換を行うことができる。図2のように中継機15は、軌跡データベース15aを備えており、この軌跡データベース15aは、各端末19の移動軌跡の軌跡に関する情報を格納する。また、上記位置特定サーバ13は、中継機15が受信した端末19の位置情報に基づいて、フィールド9内における端末19の現在地を特定する。
【0022】
この位置特定サーバ13は、端末19からの位置情報に基づいて端末19の現在地を計算する機能を有する。また、この位置特定サーバ13は、フィールド9内における端末の位置を解析する機能を有する。そして、この位置特定サーバ13は、中継機15を介してカメラユニット6を制御する機能を有する。この位置特定サーバ13は、データベース13aを備えている。このデータベース13aは、例えば端末19の絶対的な現在地に対してフィールド9内での相対的な位置を特定し、端末19のフィールド9内での現在地を特定するために必要な情報を格納する。
【0023】
図1のカメラ11は、端末19が設けられたスポーツ選手5や球7を監視する機能を有する。このカメラ11は雲台8に設けられており、雲台8は、アクチュエータ10の動作によって、カメラ11をスポーツ選手5や球7の方向に向ける機能を有する。つまり、アクチュエータ10は、フィールド9内における端末19の現在地に応じて、カメラ11に端末19(スポーツ選手5等)の軌跡を追跡させる機能を有する。尚、カメラ11で撮影された映像や音声は、表示装置17によって表示或いは音声出力されるようにしても良い。これらカメラ11、雲台8及びアクチュエータ10は、カメラユニット6を構成している。
【0024】
図3は、図1の中継機15の構成例を示すシステム構成図である。
中継機15は、例えば2種類の機能を用意するようにしている。例えば中継機15は、カメラユニット6の制御等を必要としない場合に用いられる中継機15A及び、制御等を希望する場合に上記中継機15Aと中継機15Bとを接続して使用することができる。
【0025】
中継機15Aは、受信手段71及び位置情報変換部73を備えている。受信手段71は、端末19からの位置情報を受信する機能を有する。位置情報変換部73は、端末19からのGPS衛星信号を所定の位置情報に変換する機能を有する。
【0026】
一方、中継機15Bは、送受信部75及び制御情報処理部77を備えている。送受信部75は、位置特定サーバ13との間でデータ通信を行う機能を有する。制御情報処理部77は、各カメラユニット6の動作を制御する。このカメラユニット6は、図1に示すように雲台8に設けられたカメラ11をアクチュエータ10が向きを変更させる機能を有している。
【0027】
このため、制御情報処理部77は、アクチュエータ10を制御してカメラ11の向きを、例えばスポーツ選手5や球7の方向に向ける機能を有する。尚、カメラ11の撮影方向或いは音声取得方向は、スポーツ選手5或いは球7又は、スポーツ選手5及び球7等を任意に選択できるようにしても良いことはいうまでもない。
【0028】
図4は、図1のカメラユニット6の構成例を示すブロック図である。
カメラユニット6は、図1に示すカメラ11、雲台8及びアクチュエータ10以外にも図4のような制御処理部4を備えている。この制御処理部4は、図3の制御情報処理部77からの制御信号に基づいて、図4のアクチュエータ10を駆動制御する機能を有する。つまり、この制御処理部4は、カメラ11がスポーツ選手5等の方向を向くようにアクチュエータ10を駆動する。
【0029】
図5は、図1の位置特定サーバ13のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
位置特定サーバ13は、CPU(Central Processing Unit)63、ROM(Read Only Memory)64、RAM(Random Access Memory)65、表示部60及びバス55を有し、好ましくは操作部62を有する。
【0030】
バス55は、CPU63等の各デバイスを接続する機能を有し、アドレスバスやデータバスを有するバス線である。このバス55には、CPU63、ROM64、RAM65、ハードディスク61及び表示部60が接続されており、好ましくは操作部62が接続されている。
【0031】
CPU63は、中央演算処理部であり、RAM65を作業領域として軌跡監視プログラムの機能を動作させる他、バス55に接続されたROM64等を制御している。このROM64は、読み出し専用の情報記録媒体であり、書き換え可能な不揮発性メモリであるフラッシュROMを含んでいても良い。
【0032】
RAM65は、プログラムを実行するための作業エリアとしての機能を有する。ハードディスク61は、大容量の記憶媒体である。操作部62は、表示部50に表示されたオブジェクトを操作するためのマウスやキーボード等の操作手段である。
【0033】
図6は、図1の位置特定サーバ13のソフトウェア構成例を示すブロック図である。尚、図6では基本ソフトウェアを省略している。
位置特定サーバ13は、送受信部81、演算部91及び位置情報データベース89を備えている。送受信部81は、中継機15との間でデータ通信を行う機能を有する。演算部91は、位置情報変換部83、焦点位置計算85及び制御情報処理部87を備えている。
【0034】
位置情報変換部83は、送受信部81から受信した、フィールド9内における端末19のGPS衛星信号を取得し、所定の形式の位置情報にデータ変換する機能を有する。焦点位置計算部85は、フィールド9内における端末19の現在地に応じて、スポーツ選手5や球7にカメラ11の焦点が合うように焦点位置を計算する機能を有する。制御情報処理部87は、フィールド9内における端末19の現在地に応じて、スポーツ選手5及び球7の方向をカメラ11が向くようにカメラユニット6のアクチュエータ10を制御する機能を有する。
【0035】
位置情報データベース89は、位置情報変換された端末の全軌跡データを記録している。この記録された全軌跡データは、図9に示すフローチャートのST42の移動先予測(動作の遅れを補正するため)に使用したり、過去の軌跡を例えば試合後に再現し見るために使用することができる。
【0036】
軌跡データベース15aは、例えばサーバのデータベースに比べ容量に限界があるため、後追い再生のように少し前の軌跡を表示装置17に再現させるためと、また、必ずしもサーバまでもが接続された使用構成だけではなく、端末19と中継機15Aとコンピュータと軌跡データベース15aの構成で軌跡データの記録と再現というシステム構成もあるので、その時の軌跡データを記録するように構成することもできる。
【0037】
軌跡監視システム1の構成は以上のような構成であり、次に図1〜図6を参照しつつその動作例について説明する。以下の説明では、「フィールドの登録処理」、「各選手・ボール(球)の位置表示処理」、「テレビカメラの制御処理」及び「位置情報の再現処理」の順で説明する。
【0038】
<フィールドの登録処理>
図7は、フィールドの登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップST1では、フィールド9内を移動させた端末19によって、衛星3からGPS衛星信号を受信する。次にステップST2では、端末19が中継機15に対して、そのGPS衛星信号を送信する。次にステップST3では、中継機15が端末19からのGPS衛星信号を位置情報に変換する。次にステップST4では、中継機15がその位置情報に基づいてフィールド9の形状を計算する。
【0039】
次にステップST5では、中継機15がフィールド9が例えば四角形であるかそれ以外の多角形であるかを判断する。多角形である場合には後述するステップST7に進み、四角形である場合には、中継機15がフィールド9の形状を四角形に補正して、ステップST7に進む。次にステップST7では、中継機15が、フィールド9に関する数値、例えばフィールド9の一辺の長さ等についての情報があるか否かを判断する。ここで、このような数値は、図2の中継機15の軌跡データベース15aにおいて管理されている。
【0040】
フィールド9に関する数値がある場合には後述するステップST9に進み、フィールド9に関する数値がない場合にはステップST8に進む。このステップST8では、フィールド9の各辺の長さが入力され、位置特定サーバ13のデータベース13aに格納されているフィールド9に関する数値が補正される。次にステップST9では、図1の中継機15が表示装置17にフィールド9の画像を表示する。次にステップST10では、中継機15が、中継アンテナ15aを用いて、例えば無線通信によりフィールド9に関する情報を位置特定サーバ13に送信する。
【0041】
図8は、各スポーツ選手5及び球7の位置表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップST21では、フィールド9内におけるスポーツ選手5や球7に装着された端末19によって、GPS衛星信号を受信する。次にステップST22では、その端末19が中継機15に対してGPS衛星信号を送信する。次にステップST23では、中継機15がGPS衛星信号を位置情報に変換する。次にステップST24では、中継機15が、位置情報に基づき、各端末19のフィールド9内における位置を表示装置17に表示する。次にステップST25では、中継機15がその位置情報を、図示しない記憶装置に記憶する。この記憶装置では、例えば軌跡データベース15aを管理している。
【0042】
次にステップST26では、端末19を搭載するスポーツ選手5や球7のフィールド9内での軌跡を表示するか否かが判断される。軌跡を表示しない場合にはステップST28に進み、軌跡を表示する場合にはステップST27に進む。ステップST27では、中継機15が上記図示しない記憶装置に記憶された位置情報軌跡を表示装置17に表示する。
【0043】
図9は、テレビカメラの制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、上述のように図1のフィールド9は、例えばアメリカンフットボールの競技場であり、スポーツ選手5は、球7を使用してアメリカンフットボールをプレイする選手である。
【0044】
まず、次のステップST31〜ステップST35は、ステップST36及びステップST37と並列に処理されている。まず、ステップST31では、スポーツ選手5や球7に装着された端末19がGPS衛星信号を受信する。次にステップST32では、端末19より中継機15へGPS衛星信号を送信する。次にステップST33では、中継機15より位置特定サーバ13へGPS衛星信号を位置特定サーバ13に転送する。
【0045】
次にステップST34では、この位置特定サーバ13が、このGPS衛星信号を端末19の位置情報へ変換する。ここで、次のステップST35〜ステップST39と、ステップST40〜ステップST42とは並列に処理されている。ステップST35では、位置特定サーバ13が各カメラユニット6のカメラ11の焦点位置を計算する。
【0046】
上述のようにこれらステップST31〜ステップST35と同時に、ステップST36及びステップST37が処理される。このステップST36では、中継機15に接続された図示しない入力装置より、目標とする端末19を搭載するスポーツ選手5や球7を選択する。次にステップST37では、中継機15から位置特定サーバ13に対して目標とする端末19に関する情報を転送し、ステップST38に進む。
【0047】
次にステップST38では、端末19の位置は今の焦点位置と同じであるか否かが判断され、同じ場合には後述するステップST43に進み、違う場合にはステップST39に進む。このステップST39では、目標とする端末19の位置に焦点を合わせるための制御量を計算する。そしてステップST43に進む。
【0048】
ステップST34で分岐したステップST40では、位置特定サーバ13が端末19の位置情報をデータベース89に記憶する。次にステップST41では、位置特定サーバ13が端末19のフィールド9内における軌跡を計算する。次にステップST42では、位置特定サーバ13が端末19の軌跡に基づいて、端末19の移動先予測を計算する。次にステップST43では、位置特定サーバ13は、制御量が移動先予測結果と合っているか否かを判断する。
【0049】
合っている場合には、ステップST45に進み、合っていない場合には、位置特定サーバ13が制御量を補正する。次にステップST45では、位置特定サーバ13が、計算された制御量の情報を中継機15に送信する。次にステップST46では、中継機15より各カメラ11のアクチュエータ10へ制御情報を送信する。次にステップST47では、各カメラユニット6が、この制御情報に基づいて、例えばカメラ焦点を、目標とする端末19が設けられたスポーツ選手5や球7に合わせるようにアクチュエータ10を動作させる。つまり、カメラユニット6のカメラ11は、目標である端末19が設けられたスポーツ選手5や球7を常に向くように方向が調整されることになる。
【0050】
図10は、位置情報の再現処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、スポーツ選手5や球7に設けられた端末19の移動軌跡を参照する。まず、ステップST50では、中継機15に接続された図示しない入力装置よりある端末19のフィールド9内における移動軌跡(位置軌跡)を表示させることを要求する。次にステップST51では、中継機15の軌跡データベース15a(記憶装置)に位置情報があるか否かが判断される。
【0051】
位置情報がある場合には、ステップST54では中継機15の記憶装置の位置軌跡を取り出し、ステップST55に進む。一方、位置情報が無い場合にはステップST52では、中継機15より位置特定サーバ13へ位置情報軌跡を要求する。次のステップST53では、位置特定サーバ13の記憶装置から中継機15へ位置情報を転送する。次にステップST55では、中継機15に接続された表示装置17に位置軌跡を表示する。
【0052】
本発明の実施形態によれば、フィールド9内の端末19の軌跡を自動的に追跡しつつ各カメラ11によって、端末19が設けられたスポーツ選手5や球7を監視させることができる。具体的には、この軌道監視システム1では、端末19を付けたスポーツ選手5や球7の軌跡を追跡して見ることができるばかりでなく、その軌跡を記憶しておくこともできる。さらに、この軌道監視システム1は、記憶された過去の軌跡や行動パターンに基づいて、スポーツ選手5等の次の移動先等を予測することもできるようになる。
【0053】
また、この軌道監視システム1によれば、端末19を付けたスポーツ選手5や球7の内照準を合わせたいものを選択し、選択した対象物に常にカメラ11の照準を合わせ続けることができる。従って、この軌跡監視システム1によれば、球7を中心とする撮影や特定のスポーツ選手5を中心とした撮影が可能となる。
【0054】
本発明は、上記実施の形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、上記実施形態では、軌跡監視システム1がフィールド9内におけるスポーツ選手5等の軌跡を追跡する構成と例示しているが、これに限られず、スポーツであればアメリカンフットボールの放送に限られず、例えばラグビーやサッカーの放送に応用しても良い。また、軌跡監視システム1は、このような球技系以外のスポーツであっても良い。さらに、軌跡監視システム1は、スポーツ以外にも被写体が監視エリアを移動する場合にも適用することができる。
【0055】
また、軌道監視システム1は、例えば限られた監視エリア内の動物等の観察に適用しても良いし、移動する管理対象物に常に防犯カメラの照準を合わせ続けることも可能である。照準を合わせる装置としては、上述のようなカメラ11以外にも、例えば音声を取得する単一指向性マイク(音声取得手段)或いはカメラ11とマイクの組み合わせ又は、単一指向性のアンテナであっても良いことはいうまでもない。また、照準を合わせる装置としては、映像を撮影するカメラのみならず、音声を取得するマイクを組み合わせた携帯であっても良いことはいうまでもない。
【0056】
上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。例えば上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。例えば上記実施形態における中継機15は、位置特定サーバ13の機能を兼ねるようにしても良いことはいうまでもない。
【0057】
軌跡監視システム1を動作させる上述の軌跡監視機能を有する軌跡監視プログラムは、上述のようにコンピュータ等の電子機器にインストールされ動作している形態のみならず、例えばフレキシブルディスク、CD(Compact Disc:商標名)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−ReWriterble)又はDVD(Digital Versatile Disc)等の情報記録媒体に格納されて流通されている形態でも良い。
【0058】
また、この軌跡監視プログラムは、上記情報記録媒体に格納されている形態のみならず、無線又は有線によってデータ通信を行うネットワーク等の伝送媒体に接続されたコンピュータ等の電子機器に記録されており、ネットワーク等の伝送媒体を経由してユーザのコンピュータ等の電子機器にダウンロードされる形態であっても良い。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、監視エリア内の移動体の軌跡を自動的に追跡しつつ監視手段によって移動体を監視させることができる軌跡監視装置、軌跡監視機能を有するプログラム及び、軌跡監視機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態としての軌跡監視装置が適用された軌跡監視システムの構成例を示すシステム構成図。
【図2】本発明の好ましい実施形態としての軌跡監視装置が適用された軌跡監視システムの構成例を示すシステム構成図。
【図3】図1の中継機の構成例を示すシステム構成図。
【図4】図1のカメラユニットの構成例を示すブロック図。
【図5】図1の位置特定サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図。
【図6】図1の位置特定サーバのソフトウェア構成例を示すブロック図。
【図7】フィールドの登録処理の手順の一例を示すフローチャート。
【図8】各スポーツ選手及びボールの位置表示処理の手順の一例を示すフローチャート。
【図9】テレビカメラの制御処理の手順の一例を示すフローチャート。
【図10】位置情報の再現処理の手順の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1・・・軌跡監視システム(軌跡監視装置),5・・・スポーツ選手(移動体),7・・・ボール(移動体),8・・・雲台(軌跡追跡手段),9・・・フィールド(管理エリア),10・・・アクチュエータ(軌跡追跡手段),11・・・カメラ(監視手段),13・・・位置特定サーバ(現在地特定手段),15・・・中継機(位置受信機),19・・・端末(位置発信手段)
Claims (9)
- 監視エリア内に位置する移動体の軌跡に応じて前記移動体を監視する軌跡監視装置であって、
前記移動体に設けられており前記移動体の位置情報を発信する位置発信手段と、
前記移動体の位置情報を受信する位置受信手段と、
前記位置受信手段が受信した前記移動体の位置情報に基づいて、前記監視エリア内における前記移動体の現在地を特定する現在地特定手段と、
前記移動体を監視する監視手段と、
前記監視エリア内における前記移動体の現在地に応じて、前記監視手段に前記移動体の軌跡を追跡させる軌跡追跡手段と
を備えることを特徴とする軌跡監視装置。 - 前記監視手段は、前記移動体の映像を撮影する撮像手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の軌跡監視装置。
- 前記監視手段は、前記移動体の音声を取得する音声取得手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の軌跡監視装置。
- 前記監視手段は、
前記移動体の映像を撮影する撮像手段と、
前記移動体の音声を取得する音声取得手段と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の軌跡監視装置。 - 前記移動体は、前記監視エリア内を移動する人物であり、
前記軌跡追跡手段は、前記監視手段に、前記移動する人間を追跡させる構成としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の軌跡監視装置。 - 前記監視エリアは、前記人物としてのスポーツ選手がプレイするスポーツのフィールドであり、
前記軌跡追跡手段は、前記監視手段に、前記フィールド内を移動するスポーツ選手を追跡させる構成としたことを特徴とする請求項5に記載の軌跡監視装置。 - 前記監視エリアは、前記人物としての球技系のスポーツ選手がプレイするスポーツのフィールドであり、
前記軌跡追跡手段は、前記監視手段に、前記球技系のスポーツ選手が使用する球を追跡させる構成としたことを特徴とする請求項5に記載の軌跡監視装置。 - 監視エリア内に位置する移動体の軌跡に応じて前記移動体を監視する軌跡監視機能を発揮させる軌跡監視プログラムであって、
前記移動体に設けられており前記移動体の位置情報を発信する位置発信手段と、
前記移動体の位置情報を受信する位置受信手段と、
前記位置受信手段が受信した前記移動体の位置情報に基づいて、前記監視エリア内における前記移動体の現在地を特定する現在地特定手段と、
前記移動体を監視する監視手段と、
前記監視エリア内における前記移動体の現在地に応じて、前記監視手段に前記移動体の軌跡を追跡させる軌跡追跡手段と
して機能させることを特徴とする軌跡監視プログラム。 - 監視エリア内に位置する移動体の軌跡に応じて前記移動体を監視する軌跡監視機能を発揮させる軌跡監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体であって、
前記移動体に設けられており前記移動体の位置情報を発信する位置発信手段と、
前記移動体の位置情報を受信する位置受信手段と、
前記位置受信手段が受信した前記移動体の位置情報に基づいて、前記監視エリア内における前記移動体の現在地を特定する現在地特定手段と、
前記移動体を監視する監視手段と、
前記監視エリア内における前記移動体の現在地に応じて、前記監視手段に前記移動体の軌跡を追跡させる軌跡追跡手段と
して機能を発揮させる軌跡監視プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002235067A JP2004080163A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 軌跡監視装置、軌跡監視機能を有するプログラム及び、軌跡監視機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002235067A JP2004080163A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 軌跡監視装置、軌跡監視機能を有するプログラム及び、軌跡監視機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004080163A true JP2004080163A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32019688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002235067A Pending JP2004080163A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 軌跡監視装置、軌跡監視機能を有するプログラム及び、軌跡監視機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004080163A (ja) |
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| JP7661433B1 (ja) | 2023-09-28 | 2025-04-14 | Kddi株式会社 | 画像検索装置及びプログラム |
-
2002
- 2002-08-12 JP JP2002235067A patent/JP2004080163A/ja active Pending
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