JP2005020680A - イメージセンサの出力補正装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】イメージセンサから時系列的に出力する各画素のセンサ信号をAD変換器によってデジタル信号に変換して、予めメモリにテーブル設定された補正値を用いて各画素の出力特性のばらつきを補正するに際して、AD変換器の入力範囲の全領域にわたって各画素のセンサ信号をデジタル化できるようにしてデジタル変換の性能を保持させて、イメージセンサの出力補正を精度良く行わせることができるようにする。
【構成】イメージセンサの受光画素領域外に設けにれたしゃ光画素の出力信号のレベルがAD変換器の入力下限値とほぼ等しくなるように、各画素の出力信号のレベルを調整する手段を設けるようにしたイメージセンサの出力補正装置。
【選択図】 図9
【構成】イメージセンサの受光画素領域外に設けにれたしゃ光画素の出力信号のレベルがAD変換器の入力下限値とほぼ等しくなるように、各画素の出力信号のレベルを調整する手段を設けるようにしたイメージセンサの出力補正装置。
【選択図】 図9
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、イメージセンサにおける各画素の出力特性のバラツキをデジタル演算処理によって補正するイメージセンサの出力補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、MOS型のイメージセンサにあっては、その1画素分の光センサ回路が、図1に示すように、入射光Lsの光量に応じたセンサ電流を生ずる光電変換素子としてのフォトダイオードPDと、そのフォトダイオードPDに流れるセンサ電流をサブスレッショルド領域の特性を利用した弱反転状態で対数特性をもって電圧信号Vpdに変換するトランジスタQ1と、その変換された電圧信号Vpdを増幅するトランジスタQ2と、読出し信号Vsのパルスタイミングでもってセンサ信号Voを出力するトランジスタQ3とによって構成され、ダイナミックレンジを拡大して光信号の検出を高感度で行わせることができるようになっている。そして、光検知に先がけてトランジスタQ1のドレイン電圧VDを所定時間だけ定常値よりも低く設定することにより、フォトダイオードPDの寄生容量Cに蓄積された残留電荷を放電させて初期化することにより、センサ電流に急激な変化が生じても即座にそのときの入射光Lsの光量に応じた電圧信号Vpdが得られるようにして、入射光量が少ない場合でも残像が生ずることがないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−329616号公報
【0004】
図2は、初期化を行わせるようにしたときの光センサ回路における各部信号のタイムチャートを示している。図中、t1は初期化のタイミングを、t2はセンサ信号の読出しのタイミングを示している。また、tmは初期化期間であり、Tは光検知時におけるフォトダイオードPDの寄生容量Cにおける電荷蓄積期間である。
【0005】
このような光センサ回路にあっては、図3に示すように、入射光量に応じてフォトダイオードPDに流れるセンサ電流が多いときには対数出力特性を示すが、センサ電流が少ないときにはフォトダイオードPDの寄生容量Cの充電に応答遅れを生じてほぼ線形の非対数出力特性を示すようになっている。図中、WAは非対数応答領域を示し、WBは対数応答領域を示している。
【0006】
しかして、このような光センサ回路を画素単位に用いたイメージセンサでは、図4に示すように、各画素に構造上からくる出力特性のバラツキを生じてしまい(特にトランジスタQ1のサブスレッショルド領域の特性および温度特性を揃えることが困難である)、その出力特性が揃うように各画素の出力補正を行う必要があるものになっている。図中、Ioは入射光がないときにフォトダイオードPDに流れる暗時のセンサ電流である。
【0007】
そのため、従来では、予め、入射光をしゃ断した暗時の状態で、各画素の暗時の出力(Io)と規定値との差をそれぞれ測定して各画素の暗時の出力が規定値になるようなオフセット補正値を求めるとともに、光を入射させた明時の状態で、各画素の出力特性の傾きが所定に揃うようなゲイン補正値を求めて、それらのオフセット補正値およびゲイン補正値を各画素のアドレスに対応してメモリにテーブル設定するようにしている。
【0008】
そして、図5に示すように、イメージセンサ1から時系列的に出力する各画素のセンサ信号VoをAD変換器2によってデジタル信号に変換したうえで、まず、出力補正回路3におけるオフセット補正部41において、画素アドレスに応じてメモリ51から読み出されるオフセット補正値を用いてデジタル演算処理によるオフセット補正を行わせる。次いで、出力補正回路3におけるゲイン補正部42において画素アドレスに応じてメモリ52から読み出されるゲイン補正値を用いてデジタル演算処理によるゲイン補正を行わせて、DA変換器6を通してオフセットおよびゲイン補正がなされたセンサ信号Volを得るようにしている(例えば、特許文献2参照)。
【0009】
【特許文献2】
国際公開第02/091736号パンフレット
【0010】
また、従来では、イメージセンサ1の温度変化に対応してオフセット補正およびゲイン補正を行わせるようにしたものが開発されている(例えば、特許文献3参照)。
【0011】
【特許文献3】
特開2002−314887号公報
【0012】
いま、図6に示すように、受光画素領域RA外に、暗時の基準信号を得るべくしゃ光画素領域(オプティカルブラック)SAが設けられたイメージセンサ1にあって、時系列的に読み出される1ライン分の各画素の出力信号は図7に示すようになる。図7は各画素の出力信号がばらついている状態を示しており、T11はしゃ光画素領域SAにおける各画素の出力期間を、T12は受光画素領域RAにおける各画素の出力期間を示している。図7中、CWはAD変換器2の入力範囲である。
【0013】
特に、イメージセンサ1における受光画素領域RAにおける各画素のセンサ信号Voのレベルは、図8に示すように、温度によって変動するものとなる。このような温度による全ての変動範囲を網羅するように各画素のセンサ信号VoをAD変器器2に入力させるためにはそのセンサ信号Voのゲインを下げてやればよい。しかし、この方法では、AD変換器2のダイナミックレンジを最大限に活かすことができない。その場合、AD変換器2の分解能を上げてダイナミックレンジを広げるので、使用するAD変換器2が高価なものになってしまう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、イメージセンサから時系列的に出力する各画素のセンサ信号をAD変換器によってデジタル信号に変換したうえで、予めメモリにテーブル設定された補正値を用いて各画素の出力特性のばらつきを補正する場合、AD変換器の入力範囲を越えて画素のセンサ信号が入力して誤動作することがないように、各画素のセンサ信号のゲインを下げてAD変換器の入力範囲よりも狭い範囲内で各画素のセンサ信号のデジタル化を行わせるようにするのでは、デジタル変換の性能が悪くなって、センサ信号の補正の精度が低下してしまうことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、イメージセンサから時系列的に出力する各画素のセンサ信号をAD変換器によってデジタル信号に変換して、予めメモリにテーブル設定された補正値を用いて各画素の出力特性のばらつきを補正するに際して、AD変換器の入力範囲の全領域にわたって各画素のセンサ信号をデジタル化できるようにしてデジタル変換の性能を保持させるべく、イメージセンサの受光画素領域外に設けられたしゃ光画素の出力信号のレベルがAD変換器の入力下限値とほぼ等しくなるように、各画素の出力信号のレベルを調整する手段をとるようにしている。
【0016】
【実施例】
図9は、本発明に係るイメージセンサの出力補正装置の構成例を示している。
【0017】
ここでは、図示しないコントローラの制御下において、イメージセンサ1から各画素のセンサ信号が出力するに際して、予め、受光画素領域RAにおける各画素の出力に先がけて、しゃ光画素領域SAにおけるしゃ光画素の出力信号をサンプルアンドホールド回路7に保持したうえで、その保持信号がAD変換器2の入力下限値とほぼ等しくなるように増幅器8のクランプレベルを調整するようにしている。そして、その後に受光画素領域RAから出力する各画素のセンサ信号VoのレベルがAD変換器2の入力範囲CWに見合うように増幅器8によって調整されて、大まかなオフセット補正が行われるようになっている。
【0018】
そして、そのデジタル信号に変換された画素のセンサ信号DS0にもとづいて、出力補正回路3におけるオフセット補正部41において、画素アドレスに応じてメモリ51から読み出されるオフセット補正値を用いてデジタル演算処理によるオフセット補正が細密に行われ、ゲイン補正部42において画素アドレスに応じてメモリ52から読み出されるゲイン補正値を用いてデジタル演算処理によるゲイン補正が行われるようになっている。
【0019】
図10は、(a)に示すイメージセンサ1からの出力信号のレベルを、(b)に示すように、増幅器8によってAD変換器2の入力範囲CWの下限値にクランプさせたときの信号の状態を示している。図中、S/Hはサンプルアンドホールド信号を、T13はサンプルアンドホールド期間をそれぞれ示している。
【0020】
実際には、しゃ光画素の出力信号がサンプルアンドホールド回路7に保持されるまでの期間は基準値の出力が必要なのと、ノイズ成分を除去する必要があるので、図11に示すように、ローパスフィルタ回路9と基準値Refとサンプルアンドホールド回路7の出力とを切り換えるスイッチ回路10が設けられる。
【0021】
図12は、その場合における(a)に示すイメージセンサ1からの出力信号のレベルを、(b)に示すように、増幅器8によってAD変換器2の入力範囲CWの下限値にクランプさせたときの信号の状態を示している。図中、LPF信号はローパスフィルタ回路9の出力信号を、SW信号はスイッチ回路10によって基準値Ref側とサンプルアンドホールド回路7側とに切り換えるスイッチ信号をそれぞれ示している。
【0022】
また、図13は、平均化回路11を設けて、複数設けられたしゃ光画素の各出力信号の平均化した信号をサンプルアンドホールド回路7に保持させるようにしている。
【0023】
図14は本発明によるイメージセンサの出力補正装置の他の構成例を示している。
【0024】
ここでは、しゃ光画素の出力信号をAD変換器2によって変換したデジタル値をラッチ回路12に保持したうえで、その保持されたデジタル値をDA変換器13によって変換した信号がAD変換器2の入力下限値とほぼ等しくなるように増幅器8のクランプレベルを調整するようにしている。
【0025】
しゃ光画素の出力信号をいったんAD変換器2によってデジタル値に変換してラッチ回路12に保持させることにより、前述したサンプルアンドホールド回路7によってアナログ信号を保持させる場合に比して、コンデンサの放電等によって長時間保持することができないという問題がなくなる。
【0026】
この場合にあっても、実際には、しゃ光画素の出力信号がサンプルアンドホールド回路7に保持されるまでの期間は基準値の出力が必要なのと、ノイズ成分をローパスフィルタ回路によって除去する必要がある。
【0027】
図15は、平均化回路14を設けて、複数設けられたしゃ光画素の各出力信号のデジタル値を平均化した値をラッチ回路12に保持させるようにしている。
【0028】
ここでは、各しゃ光画素の出力時ににDA変換器13は基準値を出力し、その間AD変換器2から出力する各しゃ光画素のデジタル値の平均化処理が行われる。そして、受光画素の出力信号を計測するタイミングに合せてDA変換器13からラッチ回路12に保持された平均化信号を出力させるように切り換えるようにしている。
【0029】
図16は本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示している。
【0030】
ここでは、しゃ光画素の出力信号のレベルがAD変換器2の入力下限値とほぼ等しくなるように各画素の出力信号のレベルを調整するに際して、予め測定したイメージセンサに光が入射しない暗時における各画素の出力信号のうちの最も低い出力信号のレベルが、AD変換器2の入力下限値よりも低くならないように、各画素の出力信号のレベルを調整するようにしている。
【0031】
具体的には、予め測定したイメージセンサに光が入射しない暗時における各受光画素の出力信号のうちの最も低い出力信号のデータをメモリ15に記憶させておき、レベル調整回路16において、ラッチ回路12に保持されているデジタル値をそのメモリ15に記憶されているデータによって修正させるようにしている。
【0032】
これは、イメージセンサ1の受光画素の内にしゃ光画素の出力よりも低いセンサ信号を出力する画素が存在する場合に、単にしゃ光画素の出力信号のレベルがAD変換器2の入力下限値とほぼ等しくなるように各画素の出力信号のレベルを調整するようにするのでは、AD変換器2の入力下限値以下になってしまうために、受光画素の最低出力がAD変換器2の入力レンジ内に入るようにクランプレベルのかさ上げを行わせるものである。
【0033】
また、予め測定したイメージセンサに光が入射しない暗時における各画素の出力信号のうちの最も低い出力信号のレベルが、AD変換器2の入力下限値よりも低くならないように各画素の出力信号のレベルを調整するに際して、その処理をイメージセンサ1の全体に対して1度に実行するようにしてもよく、またその処理を主走査X方向における各1ラインごとに実行するようにしてもよい。
【0034】
図17は、イメージセンサ1における各1ラインごとに、暗時における各画素の出力信号のうちの最も低い出力信号のレベルがAD変換器2の入力下限値よりも低くならないように各画素の出力信号のレベルを調整するようにしたときの信号の状態を示している。ここでは、各1ラインごとに各画素の出力信号のレベルを調整するに際して、どの画素の出力もAD変換器2の入力下限値を下回ることがないようにクランプレベルを可変的に調整している。
【0035】
また、図18は本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示している。
【0036】
ここでは、しゃ光画素の出力レベルが温度によって変動することを考慮したうえで、温度検出回路17において、出力補正回路3におけるメモリ51に記憶されているイメージセンサ1におけるしゃ光画素を含む全体の画素の暗時のオフセット補正値としゃ光画素の出力値との差分(基準値からのずれ)を検出して、そのときの温度をわり出す。そして、温度特性補正回路18において、その求められた温度情報を用いて、予め温度に応じたゲイン補正値(乗数)がテーブル設定されているルックアップ用のメモリ19から所定のゲイン補正値を読み出して、そのときのイメージセンサ1の温度に応じたゲイン補正を行わせるようにしている。
【0037】
その場合、イメージセンサ1の温度特性に応じたゲイン補正は、出力補正回路3におけるオフセット補正およびゲイン補正が行われたのちに実行されるようにしている。
【0038】
実際のイメージセンサ1の出力信号は、温度によってオフセット以外にもゲインを変化するので、前述のようにして得られた温度情報を用いて温度変化に応じたゲイン補正を行わせている。
【0039】
また、イメージセンサ1の温度によるゲインの変化が1次関数で与えられない場合が多いことから、ルックアップ用のメモリ61を用いることで、任意の特性をもって変化する場合に対応することができる。
【0040】
図19は、温度に応じたしゃ光画素および受光画素のレベルの変動状態をしている。図中、Dは、基準温度時における画素の出力信号Aと温度によって変動しているときの画素の出力信号Bとの差分を示している。
【0041】
【効果】
以上、本発明によれば、イメージセンサから時系列的に出力する各画素のセンサ信号をAD変換器によってデジタル信号に変換して、予めメモリにテーブル設定された補正値を用いて各画素の出力特性のばらつきを補正するに際して、AD変換器の入力範囲の全領域にわたって各画素のセンサ信号をデジタル化できるようにしてデジタル変換の性能を保持させて、イメージセンサの出力補正を精度良く行わせることができるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】イメージセンサの画素となる光センサ回路の一般的な構成例を示す電気回路図である。
【図2】その光センサ回路における各部信号のタイムチャートである。
【図3】その光センサ回路の出力特性図である。
【図4】光センサ回路における出力特性のばらつき状態を示す特性図である。
【図5】従来のイメージセンサの出力補正装置を示すブロック構成図である。
【図6】従来のイメージセンサの出力補正装置における各画素のセンサ信号のAD変換の状態およびそのAD変換の結果によって作成される補正値の状態を示す特性図である。
【図7】しゃ光画素領域と受光画素領域とが設けられたイメージセンサを示す簡略図である。
【図8】イメージセンサにおける各画素の出力特性が温度によって変動する状態を示す特性図である。
【図9】本発明によるイメージセンサの出力補正装置の一構成例を示すブロック図である。
【図10】図9の構成にあって、イメージセンサからの出力信号のレベルを増幅器によってAD変換器の入力範囲CWの下限値にクランプさせたときの信号の状態を示す特性図である。
【図11】本発明によるイメージセンサの出力補正装置の他の構成例を示すブロック図である。
【図12】図11の構成にあって、イメージセンサからの出力信号のレベルを増幅器によってAD変換器の入力範囲CWの下限値にクランプさせたときの信号の状態を示す特性図である。
【図13】本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図14】本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図15】本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図16】本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図17】暗時における各画素の出力信号のうち最も低い出力信号がAD変換器の入力下限値よりも低くならないように各画素の出力信号のレベルを調整したときの信号状態を示す特性図である。
【図18】本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図19】温度に応じたしゃ光画素および受光画素のレベルの変動状態を示す特性図である。
【符号の説明】
1 イメージセンサ
2 AD変換器
3 出力補正回路
41 オフセット補正部
42 ゲイン補正部
51 オフセット補正用メモリ
52 ゲイン補正用メモリ
7 サンプルアンドホールド回路
8 増幅器
9 ローパスフィルタ回路
10 スイッチ回路
11 平均化回路
12 ラッチ回路
13 DA変換器
14 平均化回路
15 メモリ
16 レベル調整回路
17 温度検出回路
18 温度特性補正回路
19 ルックアップ用のメモリ
【産業上の利用分野】
本発明は、イメージセンサにおける各画素の出力特性のバラツキをデジタル演算処理によって補正するイメージセンサの出力補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、MOS型のイメージセンサにあっては、その1画素分の光センサ回路が、図1に示すように、入射光Lsの光量に応じたセンサ電流を生ずる光電変換素子としてのフォトダイオードPDと、そのフォトダイオードPDに流れるセンサ電流をサブスレッショルド領域の特性を利用した弱反転状態で対数特性をもって電圧信号Vpdに変換するトランジスタQ1と、その変換された電圧信号Vpdを増幅するトランジスタQ2と、読出し信号Vsのパルスタイミングでもってセンサ信号Voを出力するトランジスタQ3とによって構成され、ダイナミックレンジを拡大して光信号の検出を高感度で行わせることができるようになっている。そして、光検知に先がけてトランジスタQ1のドレイン電圧VDを所定時間だけ定常値よりも低く設定することにより、フォトダイオードPDの寄生容量Cに蓄積された残留電荷を放電させて初期化することにより、センサ電流に急激な変化が生じても即座にそのときの入射光Lsの光量に応じた電圧信号Vpdが得られるようにして、入射光量が少ない場合でも残像が生ずることがないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−329616号公報
【0004】
図2は、初期化を行わせるようにしたときの光センサ回路における各部信号のタイムチャートを示している。図中、t1は初期化のタイミングを、t2はセンサ信号の読出しのタイミングを示している。また、tmは初期化期間であり、Tは光検知時におけるフォトダイオードPDの寄生容量Cにおける電荷蓄積期間である。
【0005】
このような光センサ回路にあっては、図3に示すように、入射光量に応じてフォトダイオードPDに流れるセンサ電流が多いときには対数出力特性を示すが、センサ電流が少ないときにはフォトダイオードPDの寄生容量Cの充電に応答遅れを生じてほぼ線形の非対数出力特性を示すようになっている。図中、WAは非対数応答領域を示し、WBは対数応答領域を示している。
【0006】
しかして、このような光センサ回路を画素単位に用いたイメージセンサでは、図4に示すように、各画素に構造上からくる出力特性のバラツキを生じてしまい(特にトランジスタQ1のサブスレッショルド領域の特性および温度特性を揃えることが困難である)、その出力特性が揃うように各画素の出力補正を行う必要があるものになっている。図中、Ioは入射光がないときにフォトダイオードPDに流れる暗時のセンサ電流である。
【0007】
そのため、従来では、予め、入射光をしゃ断した暗時の状態で、各画素の暗時の出力(Io)と規定値との差をそれぞれ測定して各画素の暗時の出力が規定値になるようなオフセット補正値を求めるとともに、光を入射させた明時の状態で、各画素の出力特性の傾きが所定に揃うようなゲイン補正値を求めて、それらのオフセット補正値およびゲイン補正値を各画素のアドレスに対応してメモリにテーブル設定するようにしている。
【0008】
そして、図5に示すように、イメージセンサ1から時系列的に出力する各画素のセンサ信号VoをAD変換器2によってデジタル信号に変換したうえで、まず、出力補正回路3におけるオフセット補正部41において、画素アドレスに応じてメモリ51から読み出されるオフセット補正値を用いてデジタル演算処理によるオフセット補正を行わせる。次いで、出力補正回路3におけるゲイン補正部42において画素アドレスに応じてメモリ52から読み出されるゲイン補正値を用いてデジタル演算処理によるゲイン補正を行わせて、DA変換器6を通してオフセットおよびゲイン補正がなされたセンサ信号Volを得るようにしている(例えば、特許文献2参照)。
【0009】
【特許文献2】
国際公開第02/091736号パンフレット
【0010】
また、従来では、イメージセンサ1の温度変化に対応してオフセット補正およびゲイン補正を行わせるようにしたものが開発されている(例えば、特許文献3参照)。
【0011】
【特許文献3】
特開2002−314887号公報
【0012】
いま、図6に示すように、受光画素領域RA外に、暗時の基準信号を得るべくしゃ光画素領域(オプティカルブラック)SAが設けられたイメージセンサ1にあって、時系列的に読み出される1ライン分の各画素の出力信号は図7に示すようになる。図7は各画素の出力信号がばらついている状態を示しており、T11はしゃ光画素領域SAにおける各画素の出力期間を、T12は受光画素領域RAにおける各画素の出力期間を示している。図7中、CWはAD変換器2の入力範囲である。
【0013】
特に、イメージセンサ1における受光画素領域RAにおける各画素のセンサ信号Voのレベルは、図8に示すように、温度によって変動するものとなる。このような温度による全ての変動範囲を網羅するように各画素のセンサ信号VoをAD変器器2に入力させるためにはそのセンサ信号Voのゲインを下げてやればよい。しかし、この方法では、AD変換器2のダイナミックレンジを最大限に活かすことができない。その場合、AD変換器2の分解能を上げてダイナミックレンジを広げるので、使用するAD変換器2が高価なものになってしまう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、イメージセンサから時系列的に出力する各画素のセンサ信号をAD変換器によってデジタル信号に変換したうえで、予めメモリにテーブル設定された補正値を用いて各画素の出力特性のばらつきを補正する場合、AD変換器の入力範囲を越えて画素のセンサ信号が入力して誤動作することがないように、各画素のセンサ信号のゲインを下げてAD変換器の入力範囲よりも狭い範囲内で各画素のセンサ信号のデジタル化を行わせるようにするのでは、デジタル変換の性能が悪くなって、センサ信号の補正の精度が低下してしまうことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、イメージセンサから時系列的に出力する各画素のセンサ信号をAD変換器によってデジタル信号に変換して、予めメモリにテーブル設定された補正値を用いて各画素の出力特性のばらつきを補正するに際して、AD変換器の入力範囲の全領域にわたって各画素のセンサ信号をデジタル化できるようにしてデジタル変換の性能を保持させるべく、イメージセンサの受光画素領域外に設けられたしゃ光画素の出力信号のレベルがAD変換器の入力下限値とほぼ等しくなるように、各画素の出力信号のレベルを調整する手段をとるようにしている。
【0016】
【実施例】
図9は、本発明に係るイメージセンサの出力補正装置の構成例を示している。
【0017】
ここでは、図示しないコントローラの制御下において、イメージセンサ1から各画素のセンサ信号が出力するに際して、予め、受光画素領域RAにおける各画素の出力に先がけて、しゃ光画素領域SAにおけるしゃ光画素の出力信号をサンプルアンドホールド回路7に保持したうえで、その保持信号がAD変換器2の入力下限値とほぼ等しくなるように増幅器8のクランプレベルを調整するようにしている。そして、その後に受光画素領域RAから出力する各画素のセンサ信号VoのレベルがAD変換器2の入力範囲CWに見合うように増幅器8によって調整されて、大まかなオフセット補正が行われるようになっている。
【0018】
そして、そのデジタル信号に変換された画素のセンサ信号DS0にもとづいて、出力補正回路3におけるオフセット補正部41において、画素アドレスに応じてメモリ51から読み出されるオフセット補正値を用いてデジタル演算処理によるオフセット補正が細密に行われ、ゲイン補正部42において画素アドレスに応じてメモリ52から読み出されるゲイン補正値を用いてデジタル演算処理によるゲイン補正が行われるようになっている。
【0019】
図10は、(a)に示すイメージセンサ1からの出力信号のレベルを、(b)に示すように、増幅器8によってAD変換器2の入力範囲CWの下限値にクランプさせたときの信号の状態を示している。図中、S/Hはサンプルアンドホールド信号を、T13はサンプルアンドホールド期間をそれぞれ示している。
【0020】
実際には、しゃ光画素の出力信号がサンプルアンドホールド回路7に保持されるまでの期間は基準値の出力が必要なのと、ノイズ成分を除去する必要があるので、図11に示すように、ローパスフィルタ回路9と基準値Refとサンプルアンドホールド回路7の出力とを切り換えるスイッチ回路10が設けられる。
【0021】
図12は、その場合における(a)に示すイメージセンサ1からの出力信号のレベルを、(b)に示すように、増幅器8によってAD変換器2の入力範囲CWの下限値にクランプさせたときの信号の状態を示している。図中、LPF信号はローパスフィルタ回路9の出力信号を、SW信号はスイッチ回路10によって基準値Ref側とサンプルアンドホールド回路7側とに切り換えるスイッチ信号をそれぞれ示している。
【0022】
また、図13は、平均化回路11を設けて、複数設けられたしゃ光画素の各出力信号の平均化した信号をサンプルアンドホールド回路7に保持させるようにしている。
【0023】
図14は本発明によるイメージセンサの出力補正装置の他の構成例を示している。
【0024】
ここでは、しゃ光画素の出力信号をAD変換器2によって変換したデジタル値をラッチ回路12に保持したうえで、その保持されたデジタル値をDA変換器13によって変換した信号がAD変換器2の入力下限値とほぼ等しくなるように増幅器8のクランプレベルを調整するようにしている。
【0025】
しゃ光画素の出力信号をいったんAD変換器2によってデジタル値に変換してラッチ回路12に保持させることにより、前述したサンプルアンドホールド回路7によってアナログ信号を保持させる場合に比して、コンデンサの放電等によって長時間保持することができないという問題がなくなる。
【0026】
この場合にあっても、実際には、しゃ光画素の出力信号がサンプルアンドホールド回路7に保持されるまでの期間は基準値の出力が必要なのと、ノイズ成分をローパスフィルタ回路によって除去する必要がある。
【0027】
図15は、平均化回路14を設けて、複数設けられたしゃ光画素の各出力信号のデジタル値を平均化した値をラッチ回路12に保持させるようにしている。
【0028】
ここでは、各しゃ光画素の出力時ににDA変換器13は基準値を出力し、その間AD変換器2から出力する各しゃ光画素のデジタル値の平均化処理が行われる。そして、受光画素の出力信号を計測するタイミングに合せてDA変換器13からラッチ回路12に保持された平均化信号を出力させるように切り換えるようにしている。
【0029】
図16は本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示している。
【0030】
ここでは、しゃ光画素の出力信号のレベルがAD変換器2の入力下限値とほぼ等しくなるように各画素の出力信号のレベルを調整するに際して、予め測定したイメージセンサに光が入射しない暗時における各画素の出力信号のうちの最も低い出力信号のレベルが、AD変換器2の入力下限値よりも低くならないように、各画素の出力信号のレベルを調整するようにしている。
【0031】
具体的には、予め測定したイメージセンサに光が入射しない暗時における各受光画素の出力信号のうちの最も低い出力信号のデータをメモリ15に記憶させておき、レベル調整回路16において、ラッチ回路12に保持されているデジタル値をそのメモリ15に記憶されているデータによって修正させるようにしている。
【0032】
これは、イメージセンサ1の受光画素の内にしゃ光画素の出力よりも低いセンサ信号を出力する画素が存在する場合に、単にしゃ光画素の出力信号のレベルがAD変換器2の入力下限値とほぼ等しくなるように各画素の出力信号のレベルを調整するようにするのでは、AD変換器2の入力下限値以下になってしまうために、受光画素の最低出力がAD変換器2の入力レンジ内に入るようにクランプレベルのかさ上げを行わせるものである。
【0033】
また、予め測定したイメージセンサに光が入射しない暗時における各画素の出力信号のうちの最も低い出力信号のレベルが、AD変換器2の入力下限値よりも低くならないように各画素の出力信号のレベルを調整するに際して、その処理をイメージセンサ1の全体に対して1度に実行するようにしてもよく、またその処理を主走査X方向における各1ラインごとに実行するようにしてもよい。
【0034】
図17は、イメージセンサ1における各1ラインごとに、暗時における各画素の出力信号のうちの最も低い出力信号のレベルがAD変換器2の入力下限値よりも低くならないように各画素の出力信号のレベルを調整するようにしたときの信号の状態を示している。ここでは、各1ラインごとに各画素の出力信号のレベルを調整するに際して、どの画素の出力もAD変換器2の入力下限値を下回ることがないようにクランプレベルを可変的に調整している。
【0035】
また、図18は本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示している。
【0036】
ここでは、しゃ光画素の出力レベルが温度によって変動することを考慮したうえで、温度検出回路17において、出力補正回路3におけるメモリ51に記憶されているイメージセンサ1におけるしゃ光画素を含む全体の画素の暗時のオフセット補正値としゃ光画素の出力値との差分(基準値からのずれ)を検出して、そのときの温度をわり出す。そして、温度特性補正回路18において、その求められた温度情報を用いて、予め温度に応じたゲイン補正値(乗数)がテーブル設定されているルックアップ用のメモリ19から所定のゲイン補正値を読み出して、そのときのイメージセンサ1の温度に応じたゲイン補正を行わせるようにしている。
【0037】
その場合、イメージセンサ1の温度特性に応じたゲイン補正は、出力補正回路3におけるオフセット補正およびゲイン補正が行われたのちに実行されるようにしている。
【0038】
実際のイメージセンサ1の出力信号は、温度によってオフセット以外にもゲインを変化するので、前述のようにして得られた温度情報を用いて温度変化に応じたゲイン補正を行わせている。
【0039】
また、イメージセンサ1の温度によるゲインの変化が1次関数で与えられない場合が多いことから、ルックアップ用のメモリ61を用いることで、任意の特性をもって変化する場合に対応することができる。
【0040】
図19は、温度に応じたしゃ光画素および受光画素のレベルの変動状態をしている。図中、Dは、基準温度時における画素の出力信号Aと温度によって変動しているときの画素の出力信号Bとの差分を示している。
【0041】
【効果】
以上、本発明によれば、イメージセンサから時系列的に出力する各画素のセンサ信号をAD変換器によってデジタル信号に変換して、予めメモリにテーブル設定された補正値を用いて各画素の出力特性のばらつきを補正するに際して、AD変換器の入力範囲の全領域にわたって各画素のセンサ信号をデジタル化できるようにしてデジタル変換の性能を保持させて、イメージセンサの出力補正を精度良く行わせることができるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】イメージセンサの画素となる光センサ回路の一般的な構成例を示す電気回路図である。
【図2】その光センサ回路における各部信号のタイムチャートである。
【図3】その光センサ回路の出力特性図である。
【図4】光センサ回路における出力特性のばらつき状態を示す特性図である。
【図5】従来のイメージセンサの出力補正装置を示すブロック構成図である。
【図6】従来のイメージセンサの出力補正装置における各画素のセンサ信号のAD変換の状態およびそのAD変換の結果によって作成される補正値の状態を示す特性図である。
【図7】しゃ光画素領域と受光画素領域とが設けられたイメージセンサを示す簡略図である。
【図8】イメージセンサにおける各画素の出力特性が温度によって変動する状態を示す特性図である。
【図9】本発明によるイメージセンサの出力補正装置の一構成例を示すブロック図である。
【図10】図9の構成にあって、イメージセンサからの出力信号のレベルを増幅器によってAD変換器の入力範囲CWの下限値にクランプさせたときの信号の状態を示す特性図である。
【図11】本発明によるイメージセンサの出力補正装置の他の構成例を示すブロック図である。
【図12】図11の構成にあって、イメージセンサからの出力信号のレベルを増幅器によってAD変換器の入力範囲CWの下限値にクランプさせたときの信号の状態を示す特性図である。
【図13】本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図14】本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図15】本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図16】本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図17】暗時における各画素の出力信号のうち最も低い出力信号がAD変換器の入力下限値よりも低くならないように各画素の出力信号のレベルを調整したときの信号状態を示す特性図である。
【図18】本発明によるイメージセンサの出力補正装置のさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図19】温度に応じたしゃ光画素および受光画素のレベルの変動状態を示す特性図である。
【符号の説明】
1 イメージセンサ
2 AD変換器
3 出力補正回路
41 オフセット補正部
42 ゲイン補正部
51 オフセット補正用メモリ
52 ゲイン補正用メモリ
7 サンプルアンドホールド回路
8 増幅器
9 ローパスフィルタ回路
10 スイッチ回路
11 平均化回路
12 ラッチ回路
13 DA変換器
14 平均化回路
15 メモリ
16 レベル調整回路
17 温度検出回路
18 温度特性補正回路
19 ルックアップ用のメモリ
Claims (7)
- イメージセンサからの各画素の出力信号をAD変換器によってデジタル値に変換したうえで、デジタル演算処理によって各画素の出力特性のばらつきを補正するイメージセンサの出力補正装置において、イメージセンサの受光画素領域外に設けられたしゃ光画素の出力信号のレベルが前記AD変換器の入力下限値とほぼ等しくなるように、各画素の出力信号のレベルを調整する手段を設けたことを特徴とするイメージセンサの出力補正装置。
- しゃ光画素の出力信号をサンプルアンドホールド回路に保持したうえで、その保持信号が前記AD変換器の入力下限値とほぼ等しくなるようにしたことを特徴とする請求項1の記載によるイメージセンサの出力補正装置。
- 複数設けられたしゃ光画素の各出力信号の平均化した信号をサンプルアンドホールド回路に保持するようにしたことを特徴とする請求項2の記載によるイメージセンサの出力補正装置。
- しゃ光画素の出力信号を前記AD変換器によって変換したデジタル値をラッチ回路に保持したうえで、その保持されたデジタル値をDA変換器によって変換した信号が前記AD変換器の入力下限値とほぼ等しくなるようにしたことを特徴とする請求項1の記載によるイメージセンサの出力補正装置。
- 複数設けられたしゃ光画素の各出力信号のデジタル値の平均化した値をラッチ回路に保持するようにしたことを特徴とする請求項4の記載によるイメージセンサの出力補正装置。
- しゃ光画素の出力信号のレベルが前記AD変換器の入力下限値とほぼ等しくなるように各画素の出力信号のレベルを調整するに際して、予め測定したイメージセンサに光が入射しない暗時における各画素の出力信号のうちの最も低い出力信号のレベルが、前記AD変換器の入力下限値よりも低くならないように、各画素の出力信号のレベルを調整するようにしたことを特徴とする請求項1の記載によるイメージセンサの出力補正装置。
- イメージセンサからの各画素の出力信号をAD変換器によってデジタル値に変換したうえで、デジタル演算処理によって各画素の出力特性のばらつきを補正するイメージセンサの出力補正装置において、予めイメージセンサに光が入射しない暗時における各画素の出力のうちの最も低い出力信号を測定して、その測定値が前記AD変換器の入力下限値とほぼ等しくなるように各画素の出力信号のレベルを調整する手段を設けたことを特徴とするイメージセンサの出力補正装置。
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