JP2006000790A - 鉛玉汚染土壌からの鉛玉分別回収方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な手法で鉛玉汚染土壌から鉛玉を分別回収できるようにし、分別回収に係るコストを低減する。
【解決手段】直線状で横広の土壌落とし込み口13から落下する鉛玉汚染土壌12への送風手段3による風の吹き当てにより、通風空間11で、鉛玉が風を受けて落下する鉛玉移動領域15と、礫が風を受けて鉛玉より風下側に吹き出されて落下する礫移動領域16とを区分し、鉛玉移動領域15と礫移動領域16との間に分別案内手段8の略山形状部分21の頂部20を位置させて、分別案内手段8の風上側の斜面部18で、鉛玉移動領域15の鉛玉を鉛玉回収部22へ受け落とし、礫移動領域16の礫を礫回収空間23に向けて吹き出すようにした
【選択図】 図1
【解決手段】直線状で横広の土壌落とし込み口13から落下する鉛玉汚染土壌12への送風手段3による風の吹き当てにより、通風空間11で、鉛玉が風を受けて落下する鉛玉移動領域15と、礫が風を受けて鉛玉より風下側に吹き出されて落下する礫移動領域16とを区分し、鉛玉移動領域15と礫移動領域16との間に分別案内手段8の略山形状部分21の頂部20を位置させて、分別案内手段8の風上側の斜面部18で、鉛玉移動領域15の鉛玉を鉛玉回収部22へ受け落とし、礫移動領域16の礫を礫回収空間23に向けて吹き出すようにした
【選択図】 図1
Description
本発明は射撃場において散弾銃から発砲された鉛玉が礫と混じっている鉛玉汚染土壌から鉛玉を分別回収する方法に関するものである。
従来、射撃場における場内の土壌には散弾銃から発砲された鉛玉が混じっていて鉛玉汚染土壌となり、この鉛玉汚染土壌から地域周辺の土壌に鉛害が拡散するのを防止する必要がある。そのため、鉛玉汚染土壌となっている場内の表層土壌を集めており、そして、この土壌を処分する場合にも鉛を含む割合を基準以下に下げる必要があり、鉛玉汚染土壌から鉛玉を分別回収することが行われている。
例えば、鉛玉汚染土壌中の鉛(鉛玉)より比重の小さい礫を上方に向けて吸引するファンからなる吸引手段の吸引部分に、ベルトコンベヤなどの搬送装置で鉛玉汚染土壌を送り込み、搬送装置の端部から前記吸引手段の吸引部分に落とし込まれる鉛玉汚染土壌中から礫を上方に吸引分別するとともに、吸引されることなく落下する鉛玉をその吸引部分の下方に配置した鉛玉収集部で受け、吸い上げた礫は吸引手段の排出口から、前記鉛玉収集部とは別の収集部に集めるようにした鉛玉分別回収装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−320312(段落番号0007 図1)
例えば、鉛玉汚染土壌中の鉛(鉛玉)より比重の小さい礫を上方に向けて吸引するファンからなる吸引手段の吸引部分に、ベルトコンベヤなどの搬送装置で鉛玉汚染土壌を送り込み、搬送装置の端部から前記吸引手段の吸引部分に落とし込まれる鉛玉汚染土壌中から礫を上方に吸引分別するとともに、吸引されることなく落下する鉛玉をその吸引部分の下方に配置した鉛玉収集部で受け、吸い上げた礫は吸引手段の排出口から、前記鉛玉収集部とは別の収集部に集めるようにした鉛玉分別回収装置が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の鉛玉分別回収装置においては、鉛玉汚染土壌の搬送装置と礫の吸引手段とがそれぞれ駆動源を必要とするものとなっていることから、鉛玉分別回収装置を製造する上でのコストが高い。また吸引手段においては吸引路と渦巻室と排出路とからなる吸排行程があって、吸引された礫が通る行程が複雑なものとなり、よって、装置全体の構造が複雑で大型となり、この点も価格を引き上げ、装置を重くして取り扱いやメンテナンスなどを困難にする原因であった。
そこで本発明は上記事情に鑑み、簡単な手法で鉛玉汚染土壌から鉛玉を分別回収できるようにすることを課題とし、分別回収に係るコストを低減することを目的とするものである。
そこで本発明は上記事情に鑑み、簡単な手法で鉛玉汚染土壌から鉛玉を分別回収できるようにすることを課題とし、分別回収に係るコストを低減することを目的とするものである。
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、鉛玉とこの鉛玉より比重の小さい礫とが混じった鉛玉汚染土壌を載せる土壌受け部の下に、送風手段により送り出された風が通過する通風空間を介して、この通風空間の風上側に斜面部を有する分別案内手段を配し、前記土壌受け部に、前記通風空間の通風方向に交差する方向を長手とした直線状の土壌落とし込み口を開口して、この落とし込み口から鉛玉汚染土壌を落とし込み、前記土壌落とし込み口から落下する鉛玉汚染土壌への送風手段による風の吹き当てにより、該風を受けて落下する鉛玉の風下側に鉛玉より比重の小さい礫を吹き出して、通風空間で、鉛玉が風を受けて落下する鉛玉移動領域と、前記礫が風を受けて鉛玉より風下側に吹き出されて落下する礫移動領域とを区分し、前記鉛玉移動領域と礫移動領域との間に前記分別案内手段の頂部を位置させて、該分別案内手段の風上側の斜面部で、前記鉛玉移動領域の鉛玉を鉛玉回収部へ受け落とし、礫移動領域の礫を礫回収空間に向けて吹き出すことを特徴とする鉛玉汚染土壌からの鉛玉分別回収方法を提供して、上記課題を解消するものである。
本発明において、上記土壌落とし込み口の通風方向の開口幅が3〜5mmであることが良好である。
また、本発明において、上記土壌落とし込み口の通風方向の開口寸法が変更可能に設けられていることが良好である。
そして、本発明において、上記分別案内手段の頂部が通風方向に移動可能であることが良好である。
また、本発明において、上記土壌落とし込み口の通風方向の開口寸法が変更可能に設けられていることが良好である。
そして、本発明において、上記分別案内手段の頂部が通風方向に移動可能であることが良好である。
本発明においては、土壌受け部に開口している土壌落とし込み口から鉛玉汚染土壌を落とし込み、自然落下する鉛玉汚染土壌に通風空間で横方向から風を吹き当てるというい簡易な構成で、鉛玉と礫との比重の違いを利用しながら、鉛玉が風を受けて落下する鉛玉移動領域と、礫が風を受けて鉛玉より風下側に吹き出されて落下する礫移動領域とに区分している。そして、鉛玉移動領域と礫移動領域との間に分別案内手段の頂部を位置させて、その分別案内手段の風上側の斜面部で、鉛玉移動領域の鉛玉を鉛玉回収部へ受け落とすとともに、礫移動領域の礫を礫回収空間に向けて吹き出すことで、鉛玉と礫とを分別回収するようにしている。このように一つの送風手段のみで鉛玉汚染土壌を鉛玉移動領域を通る鉛玉と礫移動領域を通る礫とに分け、鉛玉移動領域の鉛玉を分別案内手段の斜面部で鉛玉回収部側へと受け落とすので、鉛玉を分別回収する構成が極めて簡単であり、低コストで鉛玉の分別回収が行えるようになる。分別された他方の礫にあっても風の送り出しにより分別した礫の回収という簡易な構成で礫が集められるため、鉛玉の混入の度合いも小さく、産業廃棄物として処理する基準をクリアできるものにすることが簡単である。
また、土壌落とし込み口の通風方向の開口寸法を鉛玉が通る3〜5mmにすることで、鉛玉汚染土壌を略垂れ幕状にして落下させて略均一に風が当たるようにして、吹き流される礫に鉛玉が押されて礫とともに鉛玉が礫移動領域側を通る度合いを小さくし、鉛玉と礫との分別がより正確に行えるようになる。
また、土壌落とし込み口の通風方向の開口寸法が変更可能に設けられているものとすることで、土壌受け部から通風空間への鉛玉汚染土壌の落下量を調整できるようになる。
上記鉛玉移動領域と礫移動領域との間では鉛玉と礫とが混在している場合がある。そこで、分別案内手段の頂部を通風方向に移動可能にすることで、以下の調整が行えるようになる。例えば、分別案内手段の頂部を鉛玉移動領域側に寄るように位置を変更すれば、その分別案内手段の鉛玉移動領域に対応する斜面部で礫が受け落とされる可能性を小さくし、鉛玉回収部側に礫が混じり込み難くする。また、分別案内手段の頂部を礫移動領域側に寄るように位置を変更すれば、鉛玉移動領域に対応する斜面部で礫が受け落とされる可能性が高くなるが、より多くの鉛玉を回収できるようになる。
つぎに本発明を図1から図3に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図中1は鉛玉分別回収装置で、該鉛玉分別回収装置1は装置本体2と扇風機からなる送風手段3とからなるものである。前記装置本体2は、相対する二枚の側面板4の上端部間に天板5を渡すようにして取り付けてその天板5が位置する天面部分を土壌受け部6とした断面略門型の外形体7の内部に、上方に向けて凸にして二つの斜面部を有する略山形状の分別案内手段8を配置したものである。そして、図示されているように前記外形体7の一端側が風導入口9として開放されているとともに、この外形体7の他端側が風排出口10として開放されていて、風導入口9から風排出口10にかけて風を通すことのできる通風空間11が前記土壌受け部6の下方に形成され、さらにこの通風空間11の下に前記分別案内手段8が位置するように設けられている。
図中1は鉛玉分別回収装置で、該鉛玉分別回収装置1は装置本体2と扇風機からなる送風手段3とからなるものである。前記装置本体2は、相対する二枚の側面板4の上端部間に天板5を渡すようにして取り付けてその天板5が位置する天面部分を土壌受け部6とした断面略門型の外形体7の内部に、上方に向けて凸にして二つの斜面部を有する略山形状の分別案内手段8を配置したものである。そして、図示されているように前記外形体7の一端側が風導入口9として開放されているとともに、この外形体7の他端側が風排出口10として開放されていて、風導入口9から風排出口10にかけて風を通すことのできる通風空間11が前記土壌受け部6の下方に形成され、さらにこの通風空間11の下に前記分別案内手段8が位置するように設けられている。
上記土壌受け部6は、鉛玉とこの鉛玉より比重の小さい礫とが混じった鉛玉汚染土壌12を載せる場所であり、この土壌受け部6の下方側に形成されている上記通風空間11に鉛玉汚染土壌12を略垂れ幕状にして落とし込むことができるように、直線状の土壌落とし込み口13を開口している。この土壌落とし込み口13は、通風空間での通風方向に対して直交する方向に開口された隙間状のもので上記天板5を分離することで構成され、通風方向での開口寸法を3〜5mmとしていて、この隙間状の土壌落とし込み口13から鉛玉汚染土壌を落とし込むため、通風空間11に入る時点で薄い垂れ幕状で通風方向に直交する方向に横広がりした状態で落下するようになる。なお、土壌受け部6に載せる鉛玉汚染土壌12を、この土壌受け部6に載せる前に、粒径1.5〜3.0mmとなるように篩などの分級手段を用いて分級する。
上記送風手段2はこの横広がりした状態で落下する鉛玉汚染土壌に対して風を吹き当てる働きをするものであり、上記装置1の外形体7における風導入口9に扇風機を位置させることによってこの送風手段2が構成されている。この送風手段2が設置される装置本体2の風導入口9がある端部側には、送風手段2の左右と上との三方を囲む規制板14が取り付けられており、送風手段2から送り出される風が周囲に流れる度合いを小さくしてより多くの風を通風空間11に流れるようにしている。そのため、送風手段2を構成している扇風機の出力調整によって通風空間11を流れる風の量の調整に適正に反映するようにしている。
このように送風手段2から送り出される風が一方向に流れている通風空間11に落とし込まれる鉛玉汚染土壌12は、上述したように薄く、かつその通風方向に直交する方向に横開きした垂れ幕状となっていることから、この状態で落下する鉛玉汚染土壌に万遍なく風が吹き当てられるようになる。
このように送風手段2から送り出される風が一方向に流れている通風空間11に落とし込まれる鉛玉汚染土壌12は、上述したように薄く、かつその通風方向に直交する方向に横開きした垂れ幕状となっていることから、この状態で落下する鉛玉汚染土壌に万遍なく風が吹き当てられるようになる。
上記鉛玉汚染土壌12中の礫の比重は約2.4、鉛玉を構成している鉛の比重は約11.3であり、本発明では両者の比重に大きな差があることを利用していて、横広がりにして落下する鉛玉汚染土壌12に風を吹き当てることで、この風を受けて落下する土壌の風下側に鉛玉より比重の小さい礫を吹き出すようにしており、通風空間11で、鉛玉が風を受けて落下する鉛玉移動領域15と、礫が風を受けて鉛玉より風下側に吹き出されて落下する礫移動領域16とを区分している。
なお、鉛玉移動領域15と礫移動領域16との間は上記土壌落とし込み口13の位置から離れるに従って広がるが、鉛玉移動領域15と礫移動領域16との間の境界領域17にも数少ない礫と数少ない鉛玉とが混在した状態となる可能性があるが、殆どの礫は礫移動領域16中を移動することになり、また殆どの鉛玉も前記鉛玉移動領域15を移動して落下する。
このように本発明では、共に落下する礫と鉛玉とに風を吹き当てて、鉛玉移動領域15を通る鉛玉と礫移動領域16を通る礫とに分けるようにしており、礫と鉛との比重の違いを利用しているだけであるため、簡単な構成で礫と鉛玉とが通風空間で分別できる。
なお、鉛玉移動領域15と礫移動領域16との間は上記土壌落とし込み口13の位置から離れるに従って広がるが、鉛玉移動領域15と礫移動領域16との間の境界領域17にも数少ない礫と数少ない鉛玉とが混在した状態となる可能性があるが、殆どの礫は礫移動領域16中を移動することになり、また殆どの鉛玉も前記鉛玉移動領域15を移動して落下する。
このように本発明では、共に落下する礫と鉛玉とに風を吹き当てて、鉛玉移動領域15を通る鉛玉と礫移動領域16を通る礫とに分けるようにしており、礫と鉛との比重の違いを利用しているだけであるため、簡単な構成で礫と鉛玉とが通風空間で分別できる。
通風空間11に配置された上記分別案内手段8は通風空間11での鉛玉移動領域15を通って落下してきた鉛玉を礫移動領域16の礫と混じり合わせることなく回収する働きをするものである。この分別案内手段8は、上述したように二つの斜面部18、19を有して一方の斜面部18を上記鉛玉移動領域15に対応位置させるとともに、もう一つの斜面部19を礫移動領域16に対応位置させ、さらに頂部20を上記境界領域17に対応位置させるようにした略山形状部分21を有するとともに、風上に向けて下り勾配とした前記斜面部18の下端を鉛玉回収部22に連続させている。この鉛玉回収部22は風導入口9に連続しており、そして、開閉可能な鉛玉搬出口28を有していて、この鉛玉搬出口28を通して鉛玉を取り出すようにする。
また、もう一方の斜面部19は風下に向けて下り勾配の傾斜であって、その下端が上記風排出口10の下端位置を通って斜め下方に向けて張り出ている。
また、もう一方の斜面部19は風下に向けて下り勾配の傾斜であって、その下端が上記風排出口10の下端位置を通って斜め下方に向けて張り出ている。
この分別案内手段8では、上記鉛玉移動領域15を通って落下してきた鉛玉を一方の斜面部18で受け、これらを鉛玉回収部22に向けて落とすようにしており、自動的に鉛玉回収部22に鉛玉が回収されるようになる。また、礫移動領域16の礫はその比重が小さいことから、吹き当てられる風によって前記鉛玉移動領域15より風下側に分かれてもう一つの斜面部19にて受けられ、さらに礫回収空間23の下に施設したシート24の上に落下させるようにしている。これによって吹き出された礫の回収も容易に行える。
また、頂部20において、この実施の形態では一方の斜面部18の上端が上記境界領域17内で斜面部19の上端より上方に延設されていて、断面略入字状としている。そして、このように頂部20が境界領域17に位置していることから、混在した状態で落下する鉛玉と礫との内、頂部20における斜面部18が受けた鉛玉と礫とを共に鉛玉回収部22へと落とすようにしている。
このように境界領域17にも斜面部18を延設している状態としているので、多少の礫が鉛玉と共に回収されることになるが、斜面部18をその境界領域17に広く位置させるようにすることで多くの鉛玉を回収できるようになる。
また、頂部20において、この実施の形態では一方の斜面部18の上端が上記境界領域17内で斜面部19の上端より上方に延設されていて、断面略入字状としている。そして、このように頂部20が境界領域17に位置していることから、混在した状態で落下する鉛玉と礫との内、頂部20における斜面部18が受けた鉛玉と礫とを共に鉛玉回収部22へと落とすようにしている。
このように境界領域17にも斜面部18を延設している状態としているので、多少の礫が鉛玉と共に回収されることになるが、斜面部18をその境界領域17に広く位置させるようにすることで多くの鉛玉を回収できるようになる。
上記鉛玉分別回収装置1において以下に示す形状の装置を作成した。
・a(土壌受け部の風上側の端部から土壌落とし込み口までの距離) 500mm
・b(土壌落とし込み口の開口寸法) 5mm
・c(土壌落とし込み口から土壌受け部の風下側の端部までの距離) 350mm
・d(土壌受け部周囲の縦壁高さ寸法、風導入口上縁及び風排出口上縁の垂れ壁長さ寸法) 60mm
・e(風導入口位置から頂部までの水平距離) 540mm
・f(頂部から土壌受け部裏面までの垂直距離) 220mm
・g(風導入口下縁縦壁高さ寸法) 50mm
・h(鉛玉回収部から装置下までの距離) 350mm
・i(側方の側面板高さ) 880mm
・j(送風手段と風導入口までの距離) 100mm
・θ(送風手段の送風角度) 17度
送風手段を構成する扇風機として、スイデン製工場用扇風機SF−45TS−1Vを用い、強風(風速:約280m/分、風量:約138m3/分)に設定して送風した。
・a(土壌受け部の風上側の端部から土壌落とし込み口までの距離) 500mm
・b(土壌落とし込み口の開口寸法) 5mm
・c(土壌落とし込み口から土壌受け部の風下側の端部までの距離) 350mm
・d(土壌受け部周囲の縦壁高さ寸法、風導入口上縁及び風排出口上縁の垂れ壁長さ寸法) 60mm
・e(風導入口位置から頂部までの水平距離) 540mm
・f(頂部から土壌受け部裏面までの垂直距離) 220mm
・g(風導入口下縁縦壁高さ寸法) 50mm
・h(鉛玉回収部から装置下までの距離) 350mm
・i(側方の側面板高さ) 880mm
・j(送風手段と風導入口までの距離) 100mm
・θ(送風手段の送風角度) 17度
送風手段を構成する扇風機として、スイデン製工場用扇風機SF−45TS−1Vを用い、強風(風速:約280m/分、風量:約138m3/分)に設定して送風した。
鉛玉径は1.75〜2.41mmであって、礫と鉛玉とが混じった鉛玉汚染土壌約500g(粒径1.5〜3.0mmに事前分級済みの土壌)を上記分別回収装置を利用して分別回収した。
(結果)
礫回収空間から回収した礫への鉛混入量は5%(重量%)以下であった。また、回収した鉛玉への礫の混入量は5.5%以下であった。よって、回収した鉛玉を鉛材料として再利用する上で問題がないと判断できた。
(結果)
礫回収空間から回収した礫への鉛混入量は5%(重量%)以下であった。また、回収した鉛玉への礫の混入量は5.5%以下であった。よって、回収した鉛玉を鉛材料として再利用する上で問題がないと判断できた。
上記鉛玉分別回収装置1において土壌落とし込み口13の通風方向での開口寸法を3〜5mmとし、実施の例として上記装置において5mm固定としたが、この土壌落とし込み口の通風方向での開口寸法を3〜5mmの範囲で変更できるようにすることも可能である。例えば、開口幅変更部材25を天板5に通風方向にスライド可能にして取り付けて土壌落とし込み口13の開口寸法を変更する構成とすることができる。このように土壌落とし込み口13の開口寸法を変更できるようにすれば、鉛玉汚染土壌の落とし込み量を調整することができるようになる。
また、上記実施の形態では分別案内手段8を固定のものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、図4に示すように、分別回収手段8を略山形状部分21がある上部移動体26とこの上部移動体26を通風方向に移動可能に支持する土台27とに分けて、上部移動体26の移動により頂部20の位置を上記境界領域17の範囲で移動させるようにしてもよい。このように頂部20を移動させれば、風力一定の下で鉛玉を回収できる度合いを変化させることができる。即ち、頂部20を鉛玉移動領域15側に寄るように位置を変更すれば、斜面部18で礫が受け落とされる可能性を小さくし、鉛玉回収部22側に礫が混じり込み難くする。また、頂部20を礫移動領域16側に寄るように位置を変更すれば、斜面部18で礫が受け落とされる可能性が高くなるが、より多くの鉛玉を回収できるようになる。このように風力一定の下において分別の度合いを調整することができる。
そして、上記送風手段の風力調整とこの頂部位置の調整との両者を行なうことにより、礫の混入度合いの小さい鉛玉の回収と鉛玉の混入度合いが小さい礫の回収とを両条件を満足するため調整も行えるものとなる。
また、上記実施の形態において、分別案内手段8は鉛玉移動領域15に対応位置する斜面部18と礫移動領域16に対応位置する斜面部19を有するものとして説明したが、この分別案内手段8は二つの斜面部18、19を有する形態に限定されるものではなく、鉛玉移動領域15に対応位置する斜面部18のみを有するものであってもよい。
そして、上記送風手段の風力調整とこの頂部位置の調整との両者を行なうことにより、礫の混入度合いの小さい鉛玉の回収と鉛玉の混入度合いが小さい礫の回収とを両条件を満足するため調整も行えるものとなる。
また、上記実施の形態において、分別案内手段8は鉛玉移動領域15に対応位置する斜面部18と礫移動領域16に対応位置する斜面部19を有するものとして説明したが、この分別案内手段8は二つの斜面部18、19を有する形態に限定されるものではなく、鉛玉移動領域15に対応位置する斜面部18のみを有するものであってもよい。
1…鉛玉分別回収装置
2…装置本体
3…送風手段
6…土壌受け部
8…分別案内手段
9…風導入口
10…風排出口
11…通風空間
12…鉛玉汚染土壌
13…土壌落とし込み口
15…鉛玉移動領域
16…礫移動領域
17…境界領域
18…斜面部
19…斜面部
20…頂部
21…山形状部
22…鉛玉回収部
23…礫回収空間
25…開口幅変更部材
26…上部移動体
27…土台
2…装置本体
3…送風手段
6…土壌受け部
8…分別案内手段
9…風導入口
10…風排出口
11…通風空間
12…鉛玉汚染土壌
13…土壌落とし込み口
15…鉛玉移動領域
16…礫移動領域
17…境界領域
18…斜面部
19…斜面部
20…頂部
21…山形状部
22…鉛玉回収部
23…礫回収空間
25…開口幅変更部材
26…上部移動体
27…土台
Claims (4)
- 鉛玉とこの鉛玉より比重の小さい礫とが混じった鉛玉汚染土壌を載せる土壌受け部の下に、送風手段により送り出された風が通過する通風空間を介して、この通風空間の風上側に斜面部を有する分別案内手段を配し、
前記土壌受け部に、前記通風空間の通風方向に交差する方向を長手とした直線状の土壌落とし込み口を開口して、この落とし込み口から鉛玉汚染土壌を落とし込み、
前記土壌落とし込み口から落下する鉛玉汚染土壌への送風手段による風の吹き当てにより、該風を受けて落下する鉛玉の風下側に鉛玉より比重の小さい礫を吹き出して、通風空間で、鉛玉が風を受けて落下する鉛玉移動領域と、前記礫が風を受けて鉛玉より風下側に吹き出されて落下する礫移動領域とを区分し、
前記鉛玉移動領域と礫移動領域との間に前記分別案内手段の頂部を位置させて、該分別案内手段の風上側の斜面部で、前記鉛玉移動領域の鉛玉を鉛玉回収部へ受け落とし、礫移動領域の礫を礫回収空間に向けて吹き出すことを特徴とする鉛玉汚染土壌からの鉛玉分別回収方法。 - 上記土壌落とし込み口の通風方向の開口寸法が3〜5mmである請求項1に記載の鉛玉汚染土壌からの鉛玉分別回収方法。
- 上記土壌落とし込み口の通風方向の開口寸法が変更可能に設けられている請求項1または2に記載に鉛玉汚染土壌からの鉛玉分別回収方法。
- 上記分別案内手段の頂部が通風方向に移動可能である請求項1から3の何れか一項に記載の鉛玉汚染土壌からの鉛玉分別回収方法。
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| JP (1) | JP2006000790A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010207689A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Metawater Co Ltd | 選別装置 |
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2004
- 2004-06-18 JP JP2004181692A patent/JP2006000790A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010207689A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Metawater Co Ltd | 選別装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070118 |
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20090818 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090825 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100112 |