JP2006027211A - 印刷装置及び印刷システム - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷媒体の質を判定する判定装置を使用することによって、印刷装置にセットされた印刷媒体の質を自動的に判定することができ、容易に、時間をかけることなく、煩わしく感じることなく、かつ、確実に、印刷の用途に適した質の印刷媒体に適切な印刷を行うことができるようにする。
【解決手段】上位装置に接続され、該上位装置から受信した印刷データの印刷を行う印刷装置であって、印刷媒体を収納するカセット11と、前記印刷媒体の質を判定する判定装置10とを有し、該判定装置10は、前記カセット11内の印刷媒体の表面に紫外光を照射する紫外光源14、及び、紫外線蛍光反応によって生じる前記印刷媒体の表面からの蛍光を受光する受光素子15を備え、該受光素子15の出力信号の値とあらかじめ設定された閾値とを比較することによって、前記印刷媒体の質を判定する。
【選択図】図1
【解決手段】上位装置に接続され、該上位装置から受信した印刷データの印刷を行う印刷装置であって、印刷媒体を収納するカセット11と、前記印刷媒体の質を判定する判定装置10とを有し、該判定装置10は、前記カセット11内の印刷媒体の表面に紫外光を照射する紫外光源14、及び、紫外線蛍光反応によって生じる前記印刷媒体の表面からの蛍光を受光する受光素子15を備え、該受光素子15の出力信号の値とあらかじめ設定された閾値とを比較することによって、前記印刷媒体の質を判定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、印刷装置及び印刷システムに関するものである。
従来、印刷装置及びホストコンピュータを有するシステムにおいては、該システムのユーザから印刷要求があった場合、印刷装置に接続されているホストコンピュータが、前記印刷装置にセットされている印刷媒体のサイズと要求された印刷データにおける印刷媒体のサイズとを比較するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。そして、前記ホストコンピュータは、両方の印刷媒体のサイズが一致しているときには、印刷装置に印刷データを送信して印刷を行わせるようになっている。
図2は従来の印刷システムの構成を示す図である。
図において、101は上位装置としてのホストコンピュータであり印刷データを作成する。また、102は印刷装置としてのプリンタであり、前記ホストコンピュータ101に接続され、該ホストコンピュータ101から受信した印刷データの印刷を行う。一般に、前記ホストコンピュータ101で作成した文書や図面を印刷する場合、図に示されるように、ホストコンピュータ101とプリンタ102とをネットワークとしての通信ケーブル103を介して接続し、ホストコンピュータ101の印刷データをプリンタ102に送信して印刷する。
ここで、前記ホストコンピュータ101は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、例えば、パーソナルコンピュータであるが、ワークステーション、サーバ等であってもよく、いかなる形態のものであってもよい。また、前記プリンタ102は、インクジェット式、電子写真式、熱転写式等いかなる種類の印刷方式のものであってもよいし、ファクシミリ機及び複写機の機能を併せ持つ複合機等であってもよい。さらに、前記通信ケーブル103に代えて、LAN(Local Area Network)等のネットワークによってホストコンピュータ101とプリンタ102とを接続することもできる。
この場合、ホストコンピュータ101からは印刷媒体としての用紙のサイズや印刷時の各種条件を設定することができ、また、プリンタ102の状態を監視することができる。なお、該プリンタ102に用紙を収納するカセットが複数ある場合は、ホストコンピュータ101から指定された用紙のサイズに合わせて用紙を繰り出すカセットを選択し、印刷するようになっている。
特開平5−162424号公報
しかしながら、前記従来の印刷システムにおいては、プリンタ102に収納されている用紙の質を認識することができないので、各種の用紙を適切に使い分けて印刷することができなかった。一般に、プリンタ102に使用される用紙には、質によって、再生紙、上質紙等の区別がある。また、前記プリンタ102がインクジェット式プリンタ等のように、印刷品質を詳細に設定することができるものである場合、写真印刷専用紙、光沢紙等の各種の用途に適した質の専用紙が使用される。
そして、例えば、企業においてプリンタ102を使用して印刷を行う場合、企業内部で使用する資料を印刷するときには再生紙を使用し、顧客提出用の資料を印刷するときには上質紙を使用するように、用紙を使い分けることが多い。この場合、ホストコンピュータ101を操作するユーザが、プリンタ102にセットされている用紙が再生紙であるか、上質紙であるかを目視によって確認し、必要に応じて用紙を入れ替えるようになっている。しかし、前記プリンタ102が、例えば、ネットワークプリンタであって、前記ユーザの操作するホストコンピュータ101から離れた場所に配設されている場合、前記ユーザはプリンタ102まで出向いて用紙を確認する必要があるので、時間がかかり、煩わしく感じてしまう。また、前記用紙の確認を怠ったようなときには、目的外の用紙に印刷してしまうことになる。
さらに、前記プリンタ102がインクジェット式プリンタ等のように、印刷品質を詳細に設定することができるものである場合、写真印刷専用紙、光沢紙等の用紙の種類に応じて印刷品質を設定するために、プリンタ102にセットされている用紙の種類を確認する必要がある。この場合、用紙の種類と印刷品質の設定とが適合しないと、印刷品質が著しく低下してしまう。また、写真印刷専用紙、光沢紙等の用紙には表裏の区別があることが多いので、用紙の向きを間違えてプリンタ102にセットすると、印刷品質が著しく低下してしまう。
本発明は、前記従来の印刷装置及び印刷システムの問題点を解決して、印刷媒体の質を判定する判定装置を使用することによって、印刷装置にセットされた印刷媒体の質を自動的に判定することができ、容易に、時間をかけることなく、煩わしく感じることなく、かつ、確実に、印刷の用途に適した質の印刷媒体に適切な印刷を行うことができる印刷装置及び印刷システムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の印刷装置においては、上位装置に接続され、該上位装置から受信した印刷データの印刷を行う印刷装置であって、印刷媒体を収納するカセットと、前記印刷媒体の質を判定する判定装置とを有し、該判定装置は、前記カセット内の印刷媒体の表面に紫外光を照射する紫外光源、及び、紫外線蛍光反応によって生じる前記印刷媒体の表面からの蛍光を受光する受光素子を備え、該受光素子の出力信号の値とあらかじめ設定された閾(しきい)値とを比較することによって、前記印刷媒体の質を判定する。
本発明の他の印刷装置においては、さらに、前記判定装置は判定した結果を前記上位装置に通知する。
本発明の更に他の印刷装置においては、さらに、前記判定装置は前記印刷媒体が上質紙であるか又は再生紙であるかを判定する。
本発明の更に他の印刷装置においては、さらに、前記印刷媒体は表面に蛍光インクで印刷されたマークが付与され、前記受光素子は前記マークからの蛍光を画像として検出する。
本発明の更に他の印刷装置においては、さらに、前記受光素子はエリアセンサ又はラインセンサである。
本発明の更に他の印刷装置においては、さらに、前記判定装置は、前記印刷媒体が専用紙であるか否か、又は、表裏が逆であるか否かを判定する。
本発明の印刷システムにおいては、印刷データを作成する上位装置と、該上位装置に接続され、該上位装置から受信した印刷データの印刷を行う印刷装置とを有する印刷システムであって、前記印刷装置は、印刷媒体を収納するカセットと前記印刷媒体の質を判定する判定装置とを有し、該判定装置は、前記カセット内の印刷媒体の表面に紫外光を照射する紫外光源、及び、紫外線蛍光反応によって生じる前記印刷媒体の表面からの蛍光を受光する受光素子を備え、該受光素子の出力信号の値とあらかじめ設定された閾値とを比較することによって、前記印刷媒体の質を判定する。
本発明の他の印刷システムにおいては、さらに、前記判定装置は判定した結果を前記上位装置に通知する。
本発明の更に他の印刷システムにおいては、さらに、前記判定装置は前記印刷媒体が上質紙であるか又は再生紙であるかを判定する。
本発明の更に他の印刷システムにおいては、さらに、前記印刷媒体は表面に蛍光インクで印刷されたマークが付与され、前記受光素子は前記マークからの蛍光を画像として検出する。
本発明の更に他の印刷システムにおいては、さらに、前記受光素子はエリアセンサ又はラインセンサである。
本発明の更に他の印刷システムにおいては、さらに、前記判定装置は、前記印刷媒体が専用紙であるか否か、又は、表裏が逆であるか否かを判定する。
本発明の更に他の印刷システムにおいては、さらに、前記上位装置は、前記判定装置が判定した結果に基づいて、印刷時の設定を前記印刷媒体に最適な状態に設定する。
本発明によれば、印刷媒体の質を判定する判定装置を使用するようになっている。そのため、印刷装置にセットされた印刷媒体の質を自動的に判定することができ、容易に、時間をかけることなく、煩わしく感じることなく、かつ、確実に、印刷の用途に適した質の印刷媒体に適切な印刷を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における印刷装置の判定装置を示す図である。
本実施の形態において、印刷装置及び印刷システムの構成は、前記「背景技術」の項において説明したものと同様であるので、前記「背景技術」における印刷装置及び印刷システムの構成に関する記載及び図2の記載を援用する。
図において、11は印刷装置としてのプリンタ102内に配設された印刷媒体としての用紙12を収納するカセットである。そして、該カセット11の用紙繰り出し側(図における左側)には、前記用紙12をカセット11から繰り出すためのローラ13が配設され、用紙12を1枚ずつ分離して、図示されない搬送路に繰り出すようになっている。
また、10はプリンタ102に配設され、前記用紙12の質を判定するための判定装置である。そして、該判定装置10は、前記カセット11の上方に配設され、該カセット11内において最上位に位置する用紙12の表面に紫外光を照射する紫外光源14と、前記用紙12において紫外光源14からの紫外光が照射された部分で発生する紫外線蛍光反応によって生じる蛍光を受光する受光素子15とを有する。さらに、前記判定装置10は、前記紫外光源14を駆動して紫外光を発光させるドライバ16、蛍光を受光した前記受光素子15の出力信号である蛍光反応出力Voをデジタル値に変換するA/Dコンバータ17、及び、CPU、MPU等の演算手段や半導体メモリ等の記憶手段を備える制御部18を有する。なお、前記受光素子15の蛍光反応出力Voは、図示されないアンプによって増幅され、A/Dコンバータ17に入力されてデジタル値に変換され、制御部18によって測定される。
次に、前記構成の印刷システムの動作について説明する。ここでは、用紙12の質を判定する動作について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態における紫外光照射時の用紙の蛍光反応出力波形を示すグラフである。なお、図3においては、縦軸に蛍光反応出力を、横軸に時間を採ってある。
まず、制御部18からの制御信号に対応してドライバ16が紫外光源14を駆動して紫外光を発光させると、該紫外光がカセット11内において最上位に位置する用紙12の表面に照射される。すると、該用紙12の紫外光が照射された部分において紫外線蛍光反応が起こり、蛍光が発生する。そして、受光素子15が前記蛍光を受光すると、受光した該蛍光の強さに応じ、蛍光反応出力Voを出力する。該蛍光反応出力Voは、アンプによって増幅され、A/Dコンバータ17に入力されてデジタル値に変換され、制御部18によって測定される。
ここで、カセット11にセットされた用紙12が再生紙である場合、前記蛍光反応出力Voは、図3(2)に示されるようになり、その値がVo1であることが制御部18によって測定される。また、カセット11にセットされた用紙12が上質紙である場合、前記蛍光反応出力Voは、図3(1)に示されるようになり、その値がVo2であることが制御部18によって測定される。そして、前記用紙12が上質紙である場合には、紫外線蛍光反応によって発生する蛍光は、前記用紙12が再生紙である場合と比較して、ほとんどないか、あるにしても微弱なので、Vo2はVo1に比較して小さくなる。
そこで、閾値Vrとして、Vo1>Vr>Vo2であり、Vo1とVo2とを区別することができる最適なデジタル値をあらかじめ設定し、前記制御部18の記憶手段に記憶させておく。これにより、前記制御部18は、蛍光反応出力Voの値を測定し、Vo>Vrの場合、前記用紙12が再生紙であり、Vo<Vrの場合、前記用紙12が上質紙であると判定することができる。
なお、前記制御部18が前記用紙12を再生紙又は上質紙と判定した結果は、判定装置10から、通信ケーブル103、図示されない専用のI/F(インターフェイス)回線、又は、ネットワーク回線を介して、上位装置としてのホストコンピュータ101に通知される。そして、該ホストコンピュータ101は、通知された結果を印刷時に表示手段に表示し、そのまま、作業を続行するか用紙12を入れ替えるかをユーザに問い合わせる。
また、プリンタ102がカセット11を複数有する場合、各カセット11毎にセットされている用紙12が、再生紙であるか又は上質紙であるかをホストコンピュータ101の表示手段に表示することが望ましい。これにより、ユーザは、印刷の用途に応じて、前記用紙12を切り換えることができる。
このように、本実施の形態においては、カセット11内にセットされた用紙12に紫外光源14から紫外光を照射し、紫外線蛍光反応によって生じる蛍光を受光素子15によって受光し、該受光素子15の出力信号である蛍光反応出力Voを制御部18によって測定する。そして、該制御部18が、蛍光反応出力Voの値に応じて、前記用紙12が再生紙であるか上質紙であるかを自動的に判定し、判定の結果がホストコンピュータ101の表示手段に表示されるようになっている。
そのため、ユーザは、プリンタ102まで出向いて用紙12を確認する必要がなく、容易に、時間をかけることなく、煩わしく感じることなく、かつ、確実に、用紙12の質を把握することができる。また、プリンタ102がカセット11を複数有する場合、ユーザがプリンタ102まで出向いてカセット11を入れ替える必要がなく、ユーザの指示に応じて、用紙12を再生紙又は上質紙に切り替えることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図4は本発明の第2の実施の形態における専用紙の表面を示す図、図5は本発明の第2の実施の形態におけるカセットを示す図である。
図4に示されるように、21はインクジェット用専用紙等の専用紙から成る印刷媒体としての用紙であり、該用紙21の表面又は裏面のどちらか一方において、図4における左上隅部及び右下隅部に、肉眼では視認することができない蛍光インクで印刷された、マークとしての蛍光インクマーク22が付与されている。ここで、2つの蛍光インクマーク22の位置は、用紙21の中心点に関して互いに点対称となる位置に付与されている。なお、前記蛍光インクマーク22は、図4における右上隅部及び左下隅部に付与されていてもよい。そして、前記蛍光インクマーク22は、用紙21の質の違い、例えば、写真印刷専用紙、光沢紙等の違いによって異なる種類のマークとなっていて、前記蛍光インクマーク22の種類を判定することによって、用紙21の質を判定することができるようになっている。
また、図5において、23はカセットとしての用紙トレイであり、該用紙トレイ23には用紙21がセットされる。また、前記用紙トレイ23の繰り出し部分には用紙21を1枚ずつ分離させ、図示されない搬送路に繰り出すためのローラ24が配設されている。また、25は、用紙21表面の蛍光インクマーク22部分に紫外光を照射することができるように配設された紫外光源である。さらに、26は、紫外光の照射によって蛍光インクマーク22で発生する紫外線蛍光反応によって生じる蛍光を受光する受光素子としてのCCD(Charge Coupled Device)等を備えるエリアセンサである。該エリアセンサ26は、蛍光インクマーク22が発生する蛍光を画像として検出することができる。
次に、本実施の形態における印刷システムの動作について説明する。ここでは、用紙21の質を判定する動作について説明する。
まず、制御部18からの制御信号に対応してドライバ16が紫外光源25を駆動して紫外光を発光させると、該紫外光が用紙トレイ23内において最上位に位置する用紙21の表面に照射される。すると、該用紙21の表面に付与された蛍光インクマーク22において紫外線蛍光反応が起こり、蛍光が発生する。そして、エリアセンサ26が前記蛍光を受光すると、前記エリアセンサ26の出力信号が制御部18に入力され、該制御部18によって、蛍光インクマーク22の有無及び種類が判定される。
この場合、蛍光インクマーク22の有無によって、用紙トレイ23にセットされた用紙21が専用紙であるか否か、又は、用紙21のセットされた向きが表裏が逆であるか否かを判定することができる。また、蛍光インクマーク22がある場合は、該蛍光インクマーク22の種類によって、用紙21の質を判定することができる。
そして、前記制御部18が判定した結果は、判定装置10から、通信ケーブル103、専用のI/F回線又はネットワーク回線を介して、ホストコンピュータ101に通知される。そして、該ホストコンピュータ101は、通知された結果を印刷時に表示手段に表示し、ユーザに用紙21の種類、表裏が逆であること等を通知する。また、前記用紙21の質が判定された場合、ホストコンピュータ101は、自動的にプリンタドライバにおける印刷時の各種諸設定を前記用紙21に最適な状態に設定して、プリンタ102に通知することができる。
このように、本実施の形態においては、用紙21がインクジェット用専用紙等の専用紙である場合、前記用紙21の表面に肉眼では視認することができない蛍光インクマーク22が付与される。そして、用紙トレイ23内にセットされた前記用紙21の表面に紫外光源25から紫外光を照射し、蛍光インクマーク22において紫外線蛍光反応によって生じる蛍光をエリアセンサ26によって受光し、該エリアセンサ26の出力信号によって、制御部18が蛍光インクマーク22の有無及び種類を判定する。これにより、用紙21が専用紙であるか否か、又は、用紙21のセットされた向きが表裏が逆であるか否かを判定することができる。また、判定の結果がホストコンピュータ101の表示手段に表示されるようになっている。
そのため、ユーザは、プリンタ102まで出向いて用紙21を確認する必要がなく、容易に、時間をかけることなく、煩わしく感じることなく、かつ、確実に、用紙21が専用紙であるか否か、又は、用紙21のセットされた向きが表裏が逆であるか否かを把握することができる。また、ホストコンピュータ101が、自動的にプリンタドライバにおける印刷時の各種諸設定を前記用紙21に最適な状態に設定して、プリンタ102に通知するので、ユーザは用紙21毎に異なる印刷時の各種諸設定を行う必要がなく、ユーザの手間を省くことができ、かつ、設定忘れ等を防止することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図6は本発明の第3の実施の形態におけるカセットを示す図である。
図6において、31はインクジェット用専用紙等の専用紙から成る印刷媒体としての用紙であり、前記第2の実施の形態と同様に、用紙31の表面又は裏面のどちらか一方において、左上隅部及び右下隅部、又は、右上隅部及び左下隅部に、肉眼では視認することができない蛍光インクで印刷された、蛍光インクマーク22が付与されている。そして、該蛍光インクマーク22は、用紙31の質の違い、例えば、写真印刷専用紙、光沢紙等の違いによって異なる種類のマークとなっていて、前記蛍光インクマーク22の種類を判定することによって、用紙31の質を判定することができるようになっている。
また、図6において、32はカセットとしての用紙トレイであり、該用紙トレイ32には用紙31がセットされる。また、前記用紙トレイ32の繰り出し部分には、用紙31を1枚ずつ分離させ、図示されない搬送路に繰り出すためのローラ33が配設されている。また、34は用紙31表面の蛍光インクマーク22部分に紫外光を照射することができるように配設された紫外光源である。さらに、35は、紫外光の照射によって蛍光インクマーク22が発生する紫外線蛍光反応によって生じる蛍光を受光する受光素子としてのCCD等を備えるラインセンサである。該ラインセンサ35は、蛍光インクマーク22が発生する蛍光を画像として検出することができる。
次に、本実施の形態における印刷システムの動作について説明する。ここでは、用紙31の質を判定する動作について説明する。
まず、用紙31は、ローラ33、及び、図示されない搬送ローラによって搬送路上を搬送される。このとき、制御部18からの制御信号に対応してドライバ16が紫外光源34を駆動して、紫外光を発光させると、該紫外光が用紙トレイ32から繰り出された用紙31の表面に照射される。すると、該用紙31の表面に付与された蛍光インクマーク22において紫外線蛍光反応が起こり、蛍光が発生する。そして、ラインセンサ35は前記用紙31の搬送に合わせて一定間隔で前記蛍光を受光し、前記ラインセンサ35の出力信号が制御部18に入力される。該制御部18は、入力されたデータを時系列に処理することによってイメージとして認識し、蛍光インクマーク22の有無及び種類を判定する。
この場合、前記蛍光インクマーク22の有無によって、用紙31が専用紙であるか否か、又は、用紙31のセットされた向きが表裏が逆であるか否かを判定することができる。また、蛍光インクマーク22がある場合は、該蛍光インクマーク22の種類によって、用紙31の質を判定することができる。
なお、プリンタ102は、繰り出し側に位置する蛍光インクマーク22がすべて検出可能な位置まで搬送された後、一旦(たん)前記用紙31の搬送を停止する。そして、前記制御部18が判定した結果が、判定装置10から、通信ケーブル103、専用のI/F回線又はネットワーク回線を介して、ホストコンピュータ101に通知される。すると、該ホストコンピュータ101は、通知された結果を印刷時に表示手段に表示し、ユーザに用紙31の種類、表裏が逆であること等を通知する。また、前記用紙31の質が判定された場合、ホストコンピュータ101は、自動的にプリンタドライバにおける印刷時の各種諸設定を前記用紙31に最適な状態に設定して、プリンタ102に通知することができる。
そして、通知された結果に基づいてユーザが印刷を許可すると、その時点で前記プリンタ102は、前記用紙31の搬送を再開して印刷を行う。また、通知された結果に基づいてユーザが印刷を取り止めると、前記プリンタ102は、前記用紙31を用紙トレイ32に一旦戻し、再度印刷の指示を受けるまで待機する。
このように、本実施の形態においては、蛍光インクマーク22において紫外線蛍光反応によって生じる蛍光をラインセンサ35によって受光し、該ラインセンサ35の出力信号によって、制御部18が蛍光インクマーク22の有無及び種類を判定するようになっている。そのため、判定装置10を低価格で構成することができる。
なお、前記第1〜第3の実施の形態においては、印刷装置がプリンタ102である場合について説明したが、前記印刷装置は、コピー機やファクシミリであってもよい。また、前記第1の実施の形態においては、受光素子15の出力をA/Dコンバータ17でデジタル値に変換する場合について説明したが、コンパレータ等を使用することによって、受光素子15の出力をアナログ値のままで制御部18に入力することもできる。
さらに、前記第2及び第3の実施の形態においては、蛍光インクマーク22を用紙21及び用紙31の表裏どちらかの面に付与する場合について説明したが、前記蛍光インクマーク22を用紙21及び用紙31の両面に付与することによって、表裏が判定することができるマークとすることもできる。また、前記蛍光インクマーク22の位置及び数も変更することができる。
さらに、前記第2及び第3の実施の形態においては、エリアセンサ26及びラインセンサ35がCCDを備えるものである場合について説明したが、CCDに代えてCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を使用することもできる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 判定装置
11 カセット
12、21、31 用紙
14、25、34 紫外光源
15 受光素子
22 蛍光インクマーク
23、32 用紙トレイ
26 エリアセンサ
35 ラインセンサ
101 ホストコンピュータ
102 プリンタ
11 カセット
12、21、31 用紙
14、25、34 紫外光源
15 受光素子
22 蛍光インクマーク
23、32 用紙トレイ
26 エリアセンサ
35 ラインセンサ
101 ホストコンピュータ
102 プリンタ
Claims (13)
- (a)上位装置に接続され、該上位装置から受信した印刷データの印刷を行う印刷装置であって、
(b)印刷媒体を収納するカセットと、
(c)前記印刷媒体の質を判定する判定装置とを有し、
(d)該判定装置は、前記カセット内の印刷媒体の表面に紫外光を照射する紫外光源、及び、紫外線蛍光反応によって生じる前記印刷媒体の表面からの蛍光を受光する受光素子を備え、該受光素子の出力信号の値とあらかじめ設定された閾値とを比較することによって、前記印刷媒体の質を判定することを特徴とする印刷装置。 - 前記判定装置は判定した結果を前記上位装置に通知する請求項1に記載の印刷装置。
- 前記判定装置は前記印刷媒体が上質紙であるか又は再生紙であるかを判定する請求項1又は2に記載の印刷装置。
- (a)前記印刷媒体は表面に蛍光インクで印刷されたマークが付与され、
(b)前記受光素子は前記マークからの蛍光を画像として検出する請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記受光素子はエリアセンサ又はラインセンサである請求項4に記載の印刷装置。
- 前記判定装置は、前記印刷媒体が専用紙であるか否か、又は、表裏が逆であるか否かを判定する請求項4又は5に記載の印刷装置。
- (a)印刷データを作成する上位装置と、該上位装置に接続され、該上位装置から受信した印刷データの印刷を行う印刷装置とを有する印刷システムであって、
(b)前記印刷装置は、印刷媒体を収納するカセットと前記印刷媒体の質を判定する判定装置とを有し、
(c)該判定装置は、前記カセット内の印刷媒体の表面に紫外光を照射する紫外光源、及び、紫外線蛍光反応によって生じる前記印刷媒体の表面からの蛍光を受光する受光素子を備え、該受光素子の出力信号の値とあらかじめ設定された閾値とを比較することによって、前記印刷媒体の質を判定することを特徴とする印刷システム。 - 前記判定装置は判定した結果を前記上位装置に通知する請求項7に記載の印刷システム。
- 前記判定装置は前記印刷媒体が上質紙であるか又は再生紙であるかを判定する請求項7又は8に記載の印刷システム。
- (a)前記印刷媒体は表面に蛍光インクで印刷されたマークが付与され、
(b)前記受光素子は前記マークからの蛍光を画像として検出する請求項7〜9のいずれか1項に記載の印刷システム。 - 前記受光素子はエリアセンサ又はラインセンサである請求項10に記載の印刷システム。
- 前記判定装置は、前記印刷媒体が専用紙であるか否か、又は、表裏が逆であるか否かを判定する請求項10又は11に記載の印刷システム。
- 前記上位装置は、前記判定装置が判定した結果に基づいて、印刷時の設定を前記印刷媒体に最適な状態に設定する請求項10〜12のいずれか1項に記載の印刷システム。
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| JP2004212846A JP2006027211A (ja) | 2004-07-21 | 2004-07-21 | 印刷装置及び印刷システム |
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|---|---|---|---|---|
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2004
- 2004-07-21 JP JP2004212846A patent/JP2006027211A/ja not_active Withdrawn
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