JP2006156871A - ロッカー型筺体の冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数ユニットを組み合わせて構成されるロッカー型筺体を冷却するに当り、各ユニットのファン干渉を抑制し、効率よく冷却できるようにする。
【解決手段】図はロッカー型筐体を排気口側から見た断面図で、1段目ユニット1,2段目ユニット2,3段目ユニット3,4段目ユニット4,5段目ユニット5が上下に積み上げられ、各ユニットの排気口6,7,8,9,10には排気ファンが取り付けられている。そして、各ユニット1,2,3,4,5の間には水平仕切板51,52,53,54をそれぞれ設け、これらにより各ユニットからの排気が相互に抑制されるのを防止する。
【選択図】図1
【解決手段】図はロッカー型筐体を排気口側から見た断面図で、1段目ユニット1,2段目ユニット2,3段目ユニット3,4段目ユニット4,5段目ユニット5が上下に積み上げられ、各ユニットの排気口6,7,8,9,10には排気ファンが取り付けられている。そして、各ユニット1,2,3,4,5の間には水平仕切板51,52,53,54をそれぞれ設け、これらにより各ユニットからの排気が相互に抑制されるのを防止する。
【選択図】図1
Description
この発明は、UPS(無停電電源装置)等の電源を含む電子機器の冷却、特に複数のユニットを積み重ね背面に排気用ダクトを有し、そのダクトの排気口が積み重ねられたユニットの端に位置するロッカー型筺体の冷却装置に関する。
電源等の電子機器では低価格化,拡張性を狙ってユニット化したものが開発され、ユーザーの要求する容量に合わせて複数個のユニットを組み合わせて製品を構成する方法が採られている。容量の大きいユニットの冷却では特許文献1,2に示すようにファンを用いた強制空冷が多く、単体で十分な冷却性能を有している。
複数のユニットを例えば上下方向に積み上げたロッカー型筺体では、排熱による不快をユーザーに感じさせない目的で、冷却用の空気取り入れ口を前面に設け、排気は背面側にするのが一般的である。
複数のユニットを例えば上下方向に積み上げたロッカー型筺体では、排熱による不快をユーザーに感じさせない目的で、冷却用の空気取り入れ口を前面に設け、排気は背面側にするのが一般的である。
しかし、最近設置空間の制約からロッカー型筺体を壁に密着しておく要求が増えており、背面から直接筺体外に排気できない場合が生じている。この場合は背面にダクトを設け、各ユニットの排気を集めて天井方向に排気する手法がとられている。
図10に、ユニットを上下方向に積み上げたロッカー型筺体を示す。1段目ユニット1、2段目ユニット2、3段目ユニット3、4段目ユニット4、5段目ユニット5が上から順に積層されている。各ユニットの排気口6,7,8,9,10はダクト11に開口しており、ダクト11は図の上方に排気口12を有している。
図10に、ユニットを上下方向に積み上げたロッカー型筺体を示す。1段目ユニット1、2段目ユニット2、3段目ユニット3、4段目ユニット4、5段目ユニット5が上から順に積層されている。各ユニットの排気口6,7,8,9,10はダクト11に開口しており、ダクト11は図の上方に排気口12を有している。
図10の場合の空気の流れについて、図11を参照して説明する。
上段ユニット201のファン208からの排気224はダクト204内に水平に出た後、上下に向きを変えて天井方向に進み、筐体の上面排気口から排気される。
一方、下段ユニット203のファン210からの排気226は、上段ユニット201のファン208からの排気224、および中段ユニット202のファン209からの排気225に妨げられ、十分に排気できない。この現象を、以下ファン干渉と呼ぶ。そのため、下段ユニット203の冷却能力が低下し、電子機器の温度が上昇して上限温度を超えるおそれがある。
上段ユニット201のファン208からの排気224はダクト204内に水平に出た後、上下に向きを変えて天井方向に進み、筐体の上面排気口から排気される。
一方、下段ユニット203のファン210からの排気226は、上段ユニット201のファン208からの排気224、および中段ユニット202のファン209からの排気225に妨げられ、十分に排気できない。この現象を、以下ファン干渉と呼ぶ。そのため、下段ユニット203の冷却能力が低下し、電子機器の温度が上昇して上限温度を超えるおそれがある。
これに対して、ファンの排気側に空気の流れ方向を規制する導翼を設ける方法が、例えば非特許文献1に提案されている。その例を図12に示す。上段ユニット201のファン208の排気側には、導翼231が取り付けられている。同様に、中段ユニット202のファン209の排気側には導翼232が、また下段ユニット203のファン210の排気側には導翼233が取り付けられている。これらの導翼により、各ファン208,209,210からの排気は上方に曲げられ、排気が容易となる
最近の傾向として、筐体の小型化の要求に対して、筐体の背面に設けられるダクトの奥行きも極力狭くする方向にあり、そのためファン干渉により下段側のユニットの冷却が十分にできない、という問題が生じている。
また、図12の導翼231,232,233では、吹き出しの空気の流れにより発生する空気の壁は減少するものの、ダクト204の通風面積が小さいと下段ユニット203の排気を十分に確保するのが難しいという問題がある。
したがって、この発明の課題は、ファン干渉によるダクト内での空気の流れを妨げないようにし、冷却能力を向上させることにある。
また、図12の導翼231,232,233では、吹き出しの空気の流れにより発生する空気の壁は減少するものの、ダクト204の通風面積が小さいと下段ユニット203の排気を十分に確保するのが難しいという問題がある。
したがって、この発明の課題は、ファン干渉によるダクト内での空気の流れを妨げないようにし、冷却能力を向上させることにある。
このような課題を解決するため、請求項1の発明では、一端に排気口を有しファンによる強制空冷機能をもつユニット筺体を複数個組み合わせたロッカー型筺体の排気側に排気ダクトを設け、ダクトの排気口が複数ユニットの端部に形成されたロッカー型筺体の冷却装置において、
排気ダクト内で互いに隣接するユニットの排気口間に、この排気口を覆う長さとダクト奥行き方向の間隔を埋める奥行きとを持つ仕切板をそれぞれ設けることを特徴とする。
排気ダクト内で互いに隣接するユニットの排気口間に、この排気口を覆う長さとダクト奥行き方向の間隔を埋める奥行きとを持つ仕切板をそれぞれ設けることを特徴とする。
上記請求項1の発明においては、前記仕切板のダクト幅方向の長さを、ダクトの排気口に近いものほど短く、ダクトの排気口から離れるものほど長くすることができ(請求項2の発明)、この請求項2の発明においては、前記仕切板のダクト幅方向に延びた先端に、ダクトの排気口方向に延びるユニット短辺長さの別の仕切板を設けることができ(請求項3の発明)、この請求項3の発明においては、前記別の仕切板をダクトの排気口近傍まで延ばすことができる(請求項4の発明)。さらに、請求項3または4の発明においては、前記仕切板と別の仕切板が接する位置を、ユニット短辺長さの1/2の曲率で曲げることができる(請求項5の発明)。
請求項6の発明では、一端に排気口を有しファンによる強制空冷機能をもつユニット筺体を複数個組み合わせたロッカー型筺体の排気側に排気ダクトを設け、ダクトの排気口が複数ユニットの端部に形成されたロッカー型筺体の冷却装置において、
各ユニットそれぞれに温度センサを取り付け、或るユニットの温度が所定値よりも高くなったときは、温度上昇したユニット対応のファンの回転数を上げるか、それ以外のファンの回転数を下げるかの少なくとも一方の制御を行なう制御装置を設けたことを特徴とする。
各ユニットそれぞれに温度センサを取り付け、或るユニットの温度が所定値よりも高くなったときは、温度上昇したユニット対応のファンの回転数を上げるか、それ以外のファンの回転数を下げるかの少なくとも一方の制御を行なう制御装置を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、ダクト内に仕切板を設けるか、または、ヒートシンクの温度を監視して、それが所定値以上になったらファン回転数を調整するようにしたので、ファン干渉が抑制され、その結果、冷却性能を一定に維持し得る利点がもたらされる。
図1はこの発明の第1の実施の形態を示す構成図である。
第1の実施の形態を説明する前に、図8,図9を参照してロッカー型筐体について説明する。図8はロッカー型筐体の横断面図、図9は排気口側から見た断面図である。
1段目ユニット1,2段目ユニット2,3段目ユニット3,4段目ユニット4,5段目ユニット5にはそれぞれ電子素子101,102,103,104,105と、ヒートシンク106,107,108,109,110と、排気用ファン111,112,113,114,115とが設置されており、それぞれのユニット内では空気は矢印116の方向に流れ、ヒートシンク内を通ってヒートシンク106,107,108,109,110を冷却する。ユニット1,2,3,4,5から排気された空気はダクト117に入り、矢印119の方向に移動してダクト排気口118を通って匡体外に排気される。
第1の実施の形態を説明する前に、図8,図9を参照してロッカー型筐体について説明する。図8はロッカー型筐体の横断面図、図9は排気口側から見た断面図である。
1段目ユニット1,2段目ユニット2,3段目ユニット3,4段目ユニット4,5段目ユニット5にはそれぞれ電子素子101,102,103,104,105と、ヒートシンク106,107,108,109,110と、排気用ファン111,112,113,114,115とが設置されており、それぞれのユニット内では空気は矢印116の方向に流れ、ヒートシンク内を通ってヒートシンク106,107,108,109,110を冷却する。ユニット1,2,3,4,5から排気された空気はダクト117に入り、矢印119の方向に移動してダクト排気口118を通って匡体外に排気される。
図1は、ロッカー型筐体を排気口側から見た断面図である。
ここでも、1段目ユニット1,2段目ユニット2,3段目ユニット3,4段目ユニット4,5段目ユニット5が上下に積み上げられている。各ユニットの排気口6,7,8,9,10には排気ファンが取り付けられており、各排気口6,7,8,9,10は各ユニット1,2,3,4,5の一方(図では右側)の片隅に寄せられて配置されている。
ここでも、1段目ユニット1,2段目ユニット2,3段目ユニット3,4段目ユニット4,5段目ユニット5が上下に積み上げられている。各ユニットの排気口6,7,8,9,10には排気ファンが取り付けられており、各排気口6,7,8,9,10は各ユニット1,2,3,4,5の一方(図では右側)の片隅に寄せられて配置されている。
また、各ユニット1,2,3,4,5の間には水平仕切板51,52,53,54がそれぞれ配置され、これらにより上下に隣接するユニットの排気口からの排気が、背面板付近で衝突して排気空気量が妨げられるのを抑制する。水平仕切板51,52,53,54はダクト11の幅方向(図1の左右方向)には、排気口6,7,8,9,10を覆う程度の幅(長さ)と、ダクト11の奥行き方向を埋める程度の奥行きをもっている。
水平仕切板51および52は、1段目ユニット1と3段目ユニット3の排気によって、2段目ユニット2の排気が抑制されるのを防止できる。同様に、水平仕切板52および53は、2段目ユニット2と4段目ユニット4の排気によって、3段目ユニット3の排気が抑制されるのを、水平仕切板53および54は、3段目ユニット3と5段目ユニット5の排気によって、4段目ユニット4の排気が抑制されるのを、水平仕切板54は、4段目ユニット4の排気によって、5段目ユニット5の排気が抑制されるのを、それぞれ防止することができる。
図2は図1の変形例を示す構成図である。図1では水平仕切板51,52,53,54のダクト11の幅方向の長さを同じとしたが、ここでは、各ユニット1,2,3,4,5間にダクト長手方向の長さが互いに異なる、特にダクト11の排気口12から遠い位置にあるほど長くなる水平仕切板61,62,63,64を設置した点が特徴で、こうすることでダクト11内の空気の流れをユニット毎にずらすことができ、各ユニットからの排気に対する抵抗を図1の場合よりも抑制することができる。
このような構成により、2段目ユニット2の排気空気は水平仕切板61と62の間を通って矢印65の水平方向に移動した後、水平仕切板62があって水平仕切板61がなくなった場所で矢印66の垂直方向に向きを変えて移動し、ダクト11の排気口12へと向かう。3段目ユニット3の排気空気は水平仕切板62と63の間を通って矢印67の水平方向に移動した後、水平仕切板63があって水平仕切板62がなくなった場所で矢印68の垂直方向に向きを変えて移動し、ダクト11の排気口12へと向かうことになる。
同様に、4段目ユニット4の排気空気は水平仕切板63と64の間を通って矢印69の水平方向に移動した後、水平仕切板64があって水平仕切板63がなくなった場所で矢印70の垂直方向に向きを変えて移動し、ダクト11の排気口12へと向かう。また、5段目ユニット5の排気空気は水平仕切板64に沿って矢印71の水平方向に移動した後、水平仕切板64がなくなった場所で矢印72の垂直方向に向きを変えて移動し、ダクト11の排気口12へと向かうことになる。
図3は図2の変形例を示す構成図である。図2では、垂直仕切板を用いていないが、ここでは長さが互いにユニットの高さ程度の垂直仕切板82,84,86,88を設けた点が特徴である。なお、水平仕切板については図2と同様である。
このような構成により、2段目ユニット2の排気空気は水平仕切板81と82の間を通って矢印89の水平方向に移動した後、垂直仕切板84に当って向きを矢印90の方向に変えられ、ダクト11の排気口12へと向かう。3段目ユニット3の排気空気は水平仕切板83と85の間を通って矢印91の水平方向に移動した後、垂直仕切板86に当って向きを矢印92の方向に変えられ、ダクト11の排気口12へと向かう。
このような構成により、2段目ユニット2の排気空気は水平仕切板81と82の間を通って矢印89の水平方向に移動した後、垂直仕切板84に当って向きを矢印90の方向に変えられ、ダクト11の排気口12へと向かう。3段目ユニット3の排気空気は水平仕切板83と85の間を通って矢印91の水平方向に移動した後、垂直仕切板86に当って向きを矢印92の方向に変えられ、ダクト11の排気口12へと向かう。
同様に、4段目ユニット4の排気空気は水平仕切板85と87の間を通って矢印93の水平方向に移動した後、垂直仕切板88に当って向きを矢印94の方向に変えられ、ダクト11の排気口12へと向かう。また5段目ユニット5の排気空気は水平仕切板87に沿って矢印95の水平方向に移動した後、ダクト11の排気口12へと向かう。こうして、図2の場合よりも確実に、各ユニットからの排気に対する抵抗を抑制することが可能となる。
図4は図3の変形例を示す構成図である。
ここでは、ダクト11内には各ユニット1,2,3,4,5の排気口6,7,8,9,10からの排気が相互に混ざることなく、ダクト11の排気口12に流れるように仕切板が設置されている。すなわち、水平仕切板13と垂直仕切板14が1段目ユニット1の排気ダクトを、水平仕切板15と垂直仕切板16および水平仕切板13と垂直仕切板14が2段目ユニット2の排気ダクトを、水平仕切板17と垂直仕切板18および水平仕切板15と垂直仕切板16が3段目ユニット3の排気ダクトを、水平仕切板19と垂直仕切板20および水平仕切板17と垂直仕切板18が4段目ユニット4の排気ダクトを、水平仕切板19と垂直仕切板20が5段目ユニット5の排気ダクトを、それぞれ形成する。
ここでは、ダクト11内には各ユニット1,2,3,4,5の排気口6,7,8,9,10からの排気が相互に混ざることなく、ダクト11の排気口12に流れるように仕切板が設置されている。すなわち、水平仕切板13と垂直仕切板14が1段目ユニット1の排気ダクトを、水平仕切板15と垂直仕切板16および水平仕切板13と垂直仕切板14が2段目ユニット2の排気ダクトを、水平仕切板17と垂直仕切板18および水平仕切板15と垂直仕切板16が3段目ユニット3の排気ダクトを、水平仕切板19と垂直仕切板20および水平仕切板17と垂直仕切板18が4段目ユニット4の排気ダクトを、水平仕切板19と垂直仕切板20が5段目ユニット5の排気ダクトを、それぞれ形成する。
空気の流れについて、4段目ユニット4を例に説明する。
排気口9から排気された空気は、水平仕切板17と19によって矢印21で示す水平方向に流れるように誘導される。次に、垂直仕切板20によって流れの方向が矢印22の方向に変えられ、垂直仕切板18および20に誘導されて、ダクト排気口12から匡体外へと排気される。つまり、この例はユニットごとに専用の風路を形成している例であり、図3に示すものに対し、垂直仕切板をダクト排気口12の近傍まで延ばしたものと云うこともできる。
排気口9から排気された空気は、水平仕切板17と19によって矢印21で示す水平方向に流れるように誘導される。次に、垂直仕切板20によって流れの方向が矢印22の方向に変えられ、垂直仕切板18および20に誘導されて、ダクト排気口12から匡体外へと排気される。つまり、この例はユニットごとに専用の風路を形成している例であり、図3に示すものに対し、垂直仕切板をダクト排気口12の近傍まで延ばしたものと云うこともできる。
図5は図4の変形例を示す構成図である。
各ユニットや排気口などの配置は図4と同様である。違いは、水平仕切板31と垂直仕切板32、水平仕切板34と垂直仕切板35、水平仕切板37と垂直仕切板38および水平仕切板40と垂直仕切板41を、それぞれの角部にユニット高さの約1/2の寸法の半径を曲率に持つ仕切板33,36,39,42で繋いだ点が特徴である。
各ユニットや排気口などの配置は図4と同様である。違いは、水平仕切板31と垂直仕切板32、水平仕切板34と垂直仕切板35、水平仕切板37と垂直仕切板38および水平仕切板40と垂直仕切板41を、それぞれの角部にユニット高さの約1/2の寸法の半径を曲率に持つ仕切板33,36,39,42で繋いだ点が特徴である。
これらの曲がり仕切板33,36,39,42によって、2段目ユニット2から5段目ユニット5の排気空気の流れは、矢印43で示す水平方向から矢印44で示す垂直方向へと滑らかに変化させることができ、ダクト内の通風抵抗を下げることで各ユニット2,3,4,5の冷却能力を高めることができる。
なお、曲がり仕切板は図3に示すものにも、同様にして用いることができるのは云うまでもない。
なお、曲がり仕切板は図3に示すものにも、同様にして用いることができるのは云うまでもない。
図6はこの発明の第2の実施の形態を示す構成図である。以上では、仕切板を設けて構造的にファン干渉を抑制する例を説明したが、以下のようにファンの回転数を制御するようにしても、上記と同様の効果を期待することができる。そのような例について、以下に説明する。
上段ユニット1にはヒートシンク5とファン111が配置されている。同様に、中段ユニット2にはヒートシンク6とファン112が、また下段ユニット3にはヒートシンク7とファン113が配置されている。各ヒートシンク5,6,7には冷却対象物(図示なし)が固定されており、冷却対象物が発する熱量をファン111,112,113が発生する空気の流れにより熱伝達させ、冷却対象物の温度上昇を抑制する。
各ユニット1,2,3の排気側にはダクト11が取り付けられており、ダクト11の下側は閉じられているが、上方には排気ができる排気口が開口している。各ヒートシンク5,6,7には温度センサ121,122,123が取り付けられており、ヒートシンクの温度を監視することができる。制御装置114は、温度センサ121,122,123を用いてヒートシンク5,6,7の温度を測定するとともに、ファン111,112,113の回転数を制御する。
図7を参照して、その冷却方法を説明する。
いま、各ユニット1,2,3の各ファン111,112,113が、定められた回転数で回転しているとする。ここで、図示されない制御装置が、温度センサ123からヒートシンク7の温度が所定値より上昇したことを検出すると、ユニット1,2の各ファン111,112の回転数を減少させるか、ユニット3のファン113の回転数を増加させるか、の少なくとも一方の制御を行なう。その結果、上段ユニット1の排気131および中段ユニット2の排気132の風量,風速が低下し、ダクト11への飛び出し速度が低下する。または、風量,風速が増加する下段ユニット3の排気133は、容易にダクト11を抜けて排気口から外部に排気できるようになる。
いま、各ユニット1,2,3の各ファン111,112,113が、定められた回転数で回転しているとする。ここで、図示されない制御装置が、温度センサ123からヒートシンク7の温度が所定値より上昇したことを検出すると、ユニット1,2の各ファン111,112の回転数を減少させるか、ユニット3のファン113の回転数を増加させるか、の少なくとも一方の制御を行なう。その結果、上段ユニット1の排気131および中段ユニット2の排気132の風量,風速が低下し、ダクト11への飛び出し速度が低下する。または、風量,風速が増加する下段ユニット3の排気133は、容易にダクト11を抜けて排気口から外部に排気できるようになる。
以上では、複数ユニットを上下方向に複数段積み重ねる例について主として説明したが、この発明は横方向に複数個併設し、横方向端部から排気する場合についても、上記と同様にして適用することができる。
1〜5…ユニット筺体、6〜10…排気口、11,117…ダクト、12,118…ダクト排気口、13,15,17,19,31,34,37,40,51〜54,61〜64,81,83,85,87…水平仕切板、14,16,18,20,35,38,41,82,84,86,88…垂直仕切板、33,36,39…曲がり仕切板、101〜105…電子素子、106〜110…ヒートシンク、111〜115…排気用ファン、121〜123…温度センサ、131〜133…排気、140…制御装置。
Claims (6)
- 一端に排気口を有しファンによる強制空冷機能をもつユニット筺体を複数個組み合わせたロッカー型筺体の排気側に排気ダクトを設け、ダクトの排気口が複数ユニットの端部に形成されたロッカー型筺体の冷却装置において、
排気ダクト内で互いに隣接するユニットの排気口間に、この排気口を覆う長さとダクト奥行き方向の間隔を埋める奥行きとを持つ仕切板をそれぞれ設けることを特徴とするロッカー型筺体の冷却装置。 - 前記仕切板のダクト幅方向の長さを、ダクトの排気口に近いものほど短く、ダクトの排気口から離れるものほど長くすることを特徴とする請求項1に記載のロッカー型筺体の冷却装置。
- 前記仕切板のダクト幅方向に延びた先端に、ダクトの排気口方向に延びるユニット短辺長さの別の仕切板を設けることを特徴とする請求項2に記載のロッカー型筺体の冷却装置。
- 前記別の仕切板をダクトの排気口近傍まで延ばすことを特徴とする請求項3に記載のロッカー型筺体の冷却装置。
- 前記仕切板と別の仕切板が接する位置を、ユニット短辺長さの1/2の曲率で曲げることを特徴とする請求項3または4に記載のロッカー型筺体の冷却装置。
- 一端に排気口を有しファンによる強制空冷機能をもつユニット筺体を複数個組み合わせたロッカー型筺体の排気側に排気ダクトを設け、ダクトの排気口が複数ユニットの端部に形成されたロッカー型筺体の冷却装置において、
各ユニットそれぞれに温度センサを取り付け、或るユニットの温度が所定値よりも高くなったときは、温度上昇したユニット対応のファンの回転数を上げるか、それ以外のファンの回転数を下げるかの少なくとも一方の制御を行なう制御装置を設けたことを特徴とするロッカー型筺体の冷却装置。
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