JP2007011963A - 端末装置による情報処理方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 端末装置で対象物を指示することにより、その対象物の属性情報を端末装置に表示させる端末装置による情報処理方法およびシステムを提供する。
【解決手段】 本情報処理システムは、対象物1を指示して同心円状の干渉模様2の光を照射するポインタ3、通信装置4および表示画面5を有する携帯端末6と、干渉模様2を検出する検出装置7と、対象物の配置情報と属性情報とを対応させて格納した記憶装置9と、検出装置7からの検出信号に基いてポインタ3の光軸11を算出し、この光軸11と対象物の配置情報とに基づいて光軸11が交差する対象物を特定する演算装置(PC)10とを備える。この特定した対象物の属性情報は携帯端末6の通信装置4へ送信され、表示画面5に表示される。携帯端末6から操作コマンドを所望の対象物に送信することにより、その対象物を保守または制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本情報処理システムは、対象物1を指示して同心円状の干渉模様2の光を照射するポインタ3、通信装置4および表示画面5を有する携帯端末6と、干渉模様2を検出する検出装置7と、対象物の配置情報と属性情報とを対応させて格納した記憶装置9と、検出装置7からの検出信号に基いてポインタ3の光軸11を算出し、この光軸11と対象物の配置情報とに基づいて光軸11が交差する対象物を特定する演算装置(PC)10とを備える。この特定した対象物の属性情報は携帯端末6の通信装置4へ送信され、表示画面5に表示される。携帯端末6から操作コマンドを所望の対象物に送信することにより、その対象物を保守または制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は端末装置による情報処理方法およびシステムに係り、特に端末装置で対象物を指示することにより、その対象物の属性情報を端末装置に表示させる端末装置による情報処理方法およびシステムに関するものである。
今日の家庭やオフィスでは複数(種類)の電気電子機器が設置されていることが多く、その場合、これらの機器ごとに操作リモコンを用いて、あるいは機器付属の操作ボタンを用いて操作する必要がある。これらの機器の例としては、例えば、テレビ、DVDレコーダ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、シーリング(照明器具)、パソコン、プリンタ、FAX装置、コピー機等が挙げられが、これらに限定されない。これらの機器を操作する場合、操作リモコンが手元にないときはそのリモコンの置き場を探す必要があり、またはその機器の位置する場所に行って機器を操作する必要があり、操作性が悪い。また、これらの機器について修理や交換品が必要な場合、その修理、その交換品あるいは交換方法は、その機器の操作説明書を探して見る、あるいはその機器を直に調べなければならず、不便である。
この種の問題に関連して、例えば特許文献1には、複数種類の電子機器の選択と各電子機器の複数種類の動作の選択を容易にする適応的操作支援装置が提案されている。この装置では、携帯電話装置を用い、電子機器の選択とその動作の選択を行う。これによって、テレビ、電話機、インターホンなどの電子機器の操作を行うことを可能にする。携帯電話装置の液晶表示パネルには、電子機器と、その動作とが表示される。各電子機器の1つを選択したとき、その選択された電子機器によって達成される複数種類の各動作を表示する。この表示にあたっては、操作の可能性が最も高いものから順に表示されて選択を可能にする。これによって最優先選択が可能になり、携帯電話装置の操作回数を低減し、操作性の向上が図られるというものである。
特開2003−70075号公報
しかしながら、上記特許文献1の方法では、始めに複数の電子機器の中から所望の1つの電子機器を選択するという操作が必要であり、操作性の面で充分とは言えない。そして、この方法では、操作対象の電子機器の数が増えれば増えるほど操作性が悪くなるという問題がある。携帯電話装置の小さな表示画面で多数の電子機器の中から所望の1つの電子機器を選択することは容易ではないからである。また、従来の方法では、この種の機器について修理あるいは交換品が必要な場合には、当該操作説明書を参照し、電話やFAX等で個別に修理を依頼し、あるいは交換品を注文する必要があり、この点改善の余地があった。
従って本発明の目的は、端末装置で対象物を指示することにより、その対象物の属性情報を端末装置に表示させる端末装置による情報処理方法およびシステムを提供することにある。
上記目的は、端末装置に備えたポインタにより対象物を指示して同心円状の干渉模様の光を照射し、検出装置により前記干渉模様を検出し、前記検出装置からの検出信号に基いて前記ポインタの光軸を算出し、予め記憶装置に対象物の配置情報と属性情報とを対応させて格納しており、前記光軸が交差する対象物の配置情報から前記対象物の属性情報を特定し、前記特定した対象物の属性情報を前記端末装置に表示させる、端末装置による情報処理方法により達成される。前記端末装置は、携帯端末、例えば携帯電話やPDAなどが好ましいが、それには限定されず、PC等のコンピュータ、例えばノートPCなどでもよい。
ここで、前記対象物を操作するための操作コマンドは、前記対象物の属性情報に基づいて前記端末装置から前記対象物に送信することができる。前記操作コマンドは、前記対象物を保守するためのもの、または前記対象物を制御するためのものとすることができる。前記操作コマンドはネットワーク経由で前記対象物に送信することができる。また、前記特定した対象物の属性情報はネットワーク経由で前記端末装置に送信することができる。さらに、2箇所における前記端末装置で前記ポインタの光軸をそれぞれ算出し、前記算出した2つの光軸の距離が閾値より小さい交差近傍領域を前記対象物の配置情報として前記記憶装置へ格納することができる。
上記目的はまた、対象物を指示して同心円状の干渉模様の光を照射するポインタおよび通信装置を有する端末装置と、前記干渉模様を検出する検出装置と、対象物の配置情報と属性情報とを対応させて格納した記憶装置と、前記検出装置からの検出信号に基いて前記ポインタの光軸を算出し、前記光軸と前記対象物の配置情報とに基づいて前記光軸が交差する対象物を特定する演算装置とを備え、前記特定した対象物の属性情報を前記端末装置の通信装置へ送信し表示させる、端末装置による情報処理システムにより、達成される。
ここで、前記端末装置は、前記対象物の属性情報に基づいて前記対象物を操作するための操作コマンドを前記対象物に送信可能である。前記操作コマンドは、前記対象物を保守するためのもの、または前記対象物を制御するためのものとすることができる。前記操作コマンドはネットワーク経由で前記対象物に送信可能である。前記特定した対象物の属性情報は前記演算装置に接続されたサーバーを介してネットワーク経由で前記端末装置に送信可能である。また、前記記憶装置は前記対象物の配置情報を格納する第1の記憶装置と前記対象物の属性情報を格納する第2の記憶装置とを含み、前記第1の記憶装置が前記演算装置に接続され、前記第2の記憶装置が前記サーバーに接続されるようにすることができる。前記演算装置は、2箇所における前記端末装置で前記ポインタの光軸をそれぞれ算出し、前記算出した2つの光軸の距離が閾値より小さい交差近傍領域を前記対象物の配置情報として前記記憶装置へ格納するようにすることができる。
本発明に係る端末装置は、対象物を指示して同心円状の干渉模様の光を照射するポインタと、前記干渉模様の検出信号に基いて算出された前記ポインタの光軸と交差する対象物の属性情報を受信する通信装置と、前記受信した対象物の属性情報を表示する表示装置とを有する。また、前記対象物を操作するための操作コマンドは、前記通信装置を介して前記対象物に送信可能である。前記表示装置は、例えば表示画面とすることができる。
本発明によれば、端末装置で対象物を指示することにより、その対象物の属性情報を端末装置に表示させる端末装置による情報処理方法およびシステムを得ることができる。これにより、実空間の対象物(物体)を指示する行為により、指示した対象物の情報を手元の端末装置の表示画面等の表示装置で閲覧でき、その表示装置を用いてキー操作あるいはタッチパネル操作等で対象物を操作でき、ユーザーにとって判りやすい操作を可能とする。また、対象物に関し、修理あるいは交換品が必要な場合には、端末装置の表示装置を用いてキー操作あるいはタッチパネル操作等でネットワーク、例えばインターネットを介して修理を依頼し、あるいは交換品を注文することが可能である。
以下、本発明の実施例を説明する。本実施例では、端末装置として携帯端末を例にとって説明するが、本発明はこれに限定されない。すなわち、本発明では、携帯端末、例えば携帯電話やPDAなどが小型軽量で好ましいが、それには限定されず、PC等のコンピュータ、例えばノートPCなどでもよい。また、本実施例では、対象物の属性情報を端末装置に表示させる手段として表示画面を例にとって説明するが、本発明は表示画面等の可視表示を可能とする表示装置には限定されず、例えば音や音声などによる可聴表示あるいは紙などへの永久可視表示を可能とする表示装置を含む。
図1は、本発明に係る端末装置による情報処理システムの一実施例を示す図である。本システムは、図示のように、電気電子機器等の対象物1に同心円状の干渉模様2の光を照射するポインタ3、通信装置4および表示画面5を有する携帯端末6と、干渉模様2を検出する検出装置7と、対象物1の部屋8内の配置情報とその属性情報とを対応させてデータベース(DB)として格納した記憶装置9に接続された演算装置(例えばパソコン:PC)10とを備える。ここで、対象物1の配置情報は、例えば対象物の配置された室内の領域を示す座標情報として格納される。対象物1の属性情報は、例えば、対象物がテレビの場合は現在のチャンネル、音量等であり、シーリングの場合は現在の蛍光灯の型番、取付日等であり、プリンタの場合は現在のプリンタの型番、運転状態等である。対象物1は1つまたは複数である。PC10は、検出装置7からの検出信号に基いてポインタ3の光軸(指示方向)11を算出し、この光軸11と対象物の配置情報とに基づいて光軸11が交差する対象物1を特定し、この特定した対象物1の属性情報を携帯端末6の通信装置4へ送信し、例えば液晶等を用いた表示画面5に表示させる。
このように、本実施例では、予め室内の複数の対象物の配置情報をデータベースとして記憶装置9に格納しておく。この記憶装置9はPC10の内部又は外部に備えることができる。携帯端末6には、同心円状の干渉模様の光を生成するための特殊レンズを有するポインタ3が組み込まれている。このポインタ3は、光の干渉模様発生装置であり、例えば、特開2004−28977号公報に記載の技術を用いて構成することができる。本実施例に好適なポインタ3の構成については後述する。また、室内にはこの干渉模様2を検出するCCDなどの受光素子を備えた検出装置7が配置されている。そして、ユーザーが携帯端末6を用いて所望の対象物1の方向を指し示して同心円状の干渉模様2を照射すると、この干渉模様2が検出装置7により検出される。検出装置7に接続されたPC10によってその干渉模様2の検出情報からポインタ3の光軸11が算出される。この光軸の算出方法は後述する。その光軸11と前記対象物の配置情報から、ポインタ3の指し示している対象物を特定することができる。
PC10からその対象物の属性情報を携帯端末6へ無線または有線で送信する。対象物の属性情報を受信した携帯端末6は、表示画面5に、受信した属性情報、および携帯端末に保存されている関連情報、およびリモコン画面を適宜表示することができる。一方、ユーザーが携帯端末6に表示されたリモコン画面を操作すると携帯端末6から操作コマンドが対応する対象物へPC10を介して送信される。携帯端末6からの操作コマンドは直接対象物に送信するように構成してもよい。これにより、携帯端末6により所望の対象物の操作が可能となる。携帯端末6とPC10または対象物との相互通信は、両者間で直接行うこともできるが、後述のようにインターネット等のネットワーク経由で行うこともできる。携帯端末6とPC10との通信手段は、無線LAN、Bluetooth、赤外通信などを用いることができるが、電子メールを介して通信することも可能である。また、演算装置(PC)10および記憶装置9は携帯端末6に組み込むこともでき、この場合、上記属性情報の受信は内部配線で可能となる。このように、ポインタ3の方向指示機能と携帯端末6の入力・表示機能を融合することで、小型でユーザーフレンドリな指示端末を実現することができる。次に、携帯端末6に組み込まれるポインタ3の構成について説明する。
図2(a)、(b)は、レンズの上半分を通過した光と下半分を通過した光が同心円状の干渉模様を形成する光学レンズ系を備えたポインタの一例を示す図である。
本例では、図2(a)に示すように、光軸に窪みのある光軸対象のリング形状レンズ1−3を用いる。図2(b)において、レンズ1−3はレンズの断面図を示し、レンズ1−3uはレンズを光源方向から見た正面図を示すものである。ここで、レンズ外径は3mmとした。光軸上の平面におけるレンズの入射面はx=0.5*(y―1.5)1.5(単位はmm)の非球面で構成されている。ここで、xは光軸で光の進行方向を正とし、yは光軸に垂直な半径方向の軸である。レンズ1−3の光出射面は平面とした。レンズ素材の屈折率は1.51とした。
本例では、図2(a)に示すように、光軸に窪みのある光軸対象のリング形状レンズ1−3を用いる。図2(b)において、レンズ1−3はレンズの断面図を示し、レンズ1−3uはレンズを光源方向から見た正面図を示すものである。ここで、レンズ外径は3mmとした。光軸上の平面におけるレンズの入射面はx=0.5*(y―1.5)1.5(単位はmm)の非球面で構成されている。ここで、xは光軸で光の進行方向を正とし、yは光軸に垂直な半径方向の軸である。レンズ1−3の光出射面は平面とした。レンズ素材の屈折率は1.51とした。
レーザ光源20から放射された光はコリメータレンズ1cを介して光学レンズ1−3に入射する。光軸より上側を通過した光は対象物1に光線軌跡2−3−1を経由して照射される。同様に、光軸より下側を通過した光は対象物10に光線軌跡2−3−2を経由して照射される。対象物1上の同一点に到達した光は、同一光源より発されたレーザ光であるので干渉して干渉模様2を形成する。このように、一つの光源から放出されたレーザ光は光軸上平面において仮想的に2点の光源2−1、2−2から放出されたレーザ光であるように、対象物に投影される。本例では、点光源の光をコリメータレンズを用いて平行光とし、これを上記レンズに入射させているが、平行光は、無限遠の光源と考えることができ、この無限遠の光源を上記レンズにより、仮想的に2点の光源としている。
このレンズ1−3に半導体レーザ20から出射した光をコリメータレンズ1cで平行光として入射させた場合にどのような干渉模様が形成されるかをシミュレーションにより調べた。半導体レーザの光は一般にガウシアン分布の強度分布を持つので、ここではレンズ外径3mmの外径部を通過する光の強度は、レンズ中心部(光軸)を通過する光の強度の3.4%にまで減少する、としてシミュレーションを行った。その結果、4m先の対象物に約直径4mの同心円干渉模様が形成されることが分かった。その干渉パタンの一部分を図3に示す。図3には円中心から1000mm〜1010mm離れた位置の同心円干渉模様が示されている。このグラフでは、ちょうど1.0mmピッチで同心円ができることが確認できる。
図4は、図1のPCで行う処理の一例を示すフローチャートである。まず、ステップ401にて、ポインタ3の光軸(指示方向)の計測処理を開始する。ステップ402にて、検出装置7にて検出した干渉模様の画像信号を取り込む。ステップ403にて、この干渉模様の画像信号から、ポインタ3の光軸を算出する。光軸の算出は例えば次のようにして行う。
図5(a)は検出装置による同心円状の干渉模様の検出の一例を示す図、(b)は同心円状の干渉模様の中心位置を求める方法の一例を説明するための図である。図5(a)に示すように、ポインタ3から対象物1に向けて出射された同心円状の干渉模様2の光は検出装置7により検出される。PC10は、この同心円状の干渉模様2の画像信号から、例えば次のようにしてその中心位置50を求める。すなわち、図5(b)に示すように、円弧51上の任意の2点を抽出し、その2点を結ぶ直線を引き、その直線の中点を通る法線を引く。これを2箇所で行い、2つの法線52、53を得る。次いで、この2つの法線52、53が交わる点を求め、これをその円弧の中心位置50とする。かかる処理を複数の画像にて行うことにより、その位置の検出精度を高めることが出来る。この円弧の中心位置50がポインタ3の指示位置となる。そして、この同心円状の干渉模様の平面に垂直かつ中心位置50を通る線がポインタ3の光軸(指示方向)となる。ここで、室内における検出装置7の配置位置の情報を予めデータベースとして記憶装置に格納しておくことで、干渉模様の中心位置50の3次元座標を求めることができ、この座標値に基づいてポインタ3の光軸を算出することができる。
次に、図4に戻って説明を続ける。ステップ404にて、この算出したポインタ3の光軸に係る情報を後述の対象物特定処理で用いるため出力する。ステップ405にて、光軸計測処理が終了したかどうかを判定し、終了していない場合はステップ402に戻って上記ステップを繰り返し、終了した場合はステップ406にて本処理を終了する。
一方、ポインタ3が指示する対象物を特定するため、ステップ411にて、対象物特定処理を開始する。ステップ412にて、携帯端末6からのコマンドを待つ。ステップ413にて、対象物の特定の処理が終了したかどうかを判定する。終了した場合はステップ414にて本処理を終了し、終了していない場合は、ステップ415にて、コマンドの入力があったかどうかを判定する。コマンドの入力がない場合は、ステップ412に戻り上記ステップを繰り返す。コマンドの入力があった場合は、ステップ416にて、前述のステップ404からポインタ3の光軸に係る情報を取り込む。ステップ417にて、このポインタ3の光軸の情報と予め記憶装置に格納された複数の対象物の配置情報とに基づいて、この光軸が格納された対象物のどれかと交差するかを判定する。この交差如何は、上記のように算出された光軸を表わすベクトルが、記憶装置に格納された複数の対象物を表わすどの領域を通るかで判定することができる。この光軸が交差する対象物がない場合は、ステップ418にて、何も指示できなかったことを携帯端末6へ送信し、一方、この光軸が交差する対象物がある場合は、ステップ419にて、この光軸が交差する対象物を特定し、その対象物の属性情報を携帯端末6へ送信したのち、上記ステップ412に戻る。
このようにして、本実施例では、携帯端末6で、ある対象物を指し示すと、その対象物の情報が携帯端末6に送信され、対象物の属性情報と操作ユーザーインタフェースが携帯端末6の画面に表示される。その画面を見てユーザーは操作し、その操作コマンドが携帯端末から対象物へと送信されて、対象物を操作することができる。
図6は、本発明に係る端末装置による情報処理システムの他の実施例を示す図である。本実施例は、図1の実施例と比較すると、携帯端末6がPC10との通信を部屋8の外側に接続されたサーバー61および基地局62を介して行う点で異なるが、その他の点については同様である。本実施例では、無線LANや携帯パケット通信によるWeb、電子メールあるいはインターネット等のネットワーク経由での通信を用いることができる。
本実施例では、図6に示すように、ユーザーが携帯端末6を用いて所望の対象物1の方向を指し示して同心円状の干渉模様2を照射すると、この干渉模様2が検出装置7により検出される。検出装置7に接続されたPC10によってその干渉模様2の検出情報からポインタ3の光軸11が算出される。この光軸の算出方法は上述したとおりである。この光軸11と予め記憶装置に格納された複数の対象物の配置情報から、ポインタ3の指し示している対象物を特定することができる。本実施例のPC10で行う処理は、上述の図4のフローチャートに示す処理と同じである。
PC10は、その特定された対象物1の属性情報をサーバー61および基地局62を介して携帯端末6へ送信する。対象物1の属性情報を受信した携帯端末6は、表示画面5に、受信した属性情報、および携帯端末に保存されている関連情報、およびリモコン画面を適宜表示することができる。ユーザーが携帯端末6を操作すると携帯端末6から操作コマンドが対応する対象物へ基地局62、サーバー61およびPC10を介して送信される。これにより、携帯端末6を操作することにより所望の対象物の操作が可能となる。
本実施例では、対象物の属性情報はデータベース(DB)として、PC10に接続した記憶装置9に格納することもできるが、サーバー61に接続した記憶装置63に格納することもできる。この記憶装置63を用いる場合は、他の部屋あるいは別の部署の対象物に係る属性情報も一括して格納し管理することができる。
図7は、本発明に係る端末装置による情報処理システムの他の実施例を示す図である。本実施例は、対象物1をポインタ3で2箇所から指し示して部屋8内における対象物1の配置情報を対象物の仮想空間における領域(座標情報)として記憶装置に格納するものである。すなわち、対象物1の配置情報を得る場合、図示のように、まず、ある位置で携帯端末6のポインタ3で対象物1を指示する。この時の同心円状の干渉模様2の光が受光素子7により検出される。この検出装置7に接続されたPC10によってその干渉模様2の検出情報からポインタ3の光軸11が上記のようにして算出される。次に、携帯端末6を移動して別の位置でポインタ3で対象物1を指示する。この時の同心円状の干渉模様2’の光も受光素子7により検出される。この検出装置7に接続されたPC10によってその干渉模様2’の検出情報からポインタ3の光軸11’が上記のようにして算出される。この2つの光軸の交差近傍領域(交点を含む)を求め、その領域をその対象物1の座標値(座標情報)とする。この交差近傍領域の求め方については後述する。
図8は、図7のPCで行う処理の一例を示すフローチャートである。まず、ステップ801にて、ポインタ3の光軸(指示方向)の計測処理を開始する。ステップ802にて、検出装置7にて検出した干渉模様の画像信号を取り込む。ステップ803にて、この干渉模様の画像信号から、ポインタ3の光軸を算出する。光軸の算出は例えば上述のようにして行う。ステップ804にて、この算出したポインタ3の光軸に係る情報を後述の対象物座標値(座標情報)格納処理で用いるため出力する。ステップ805にて、光軸計測処理が終了したかどうかを判定し、終了していない場合はステップ802に戻って上記ステップを繰り返し、終了した場合はステップ806にて本処理を終了する。本例の場合は、携帯端末6を移動して上記ステップを繰り返し行い、2箇所におけるポインタ3の2つの光軸を算出し、出力する。
一方、ポインタ3が指示する対象物の配置情報(座標情報)を求めるため、ステップ811にて、対象物座標値(座標情報)処理を開始する。ステップ812にて、携帯端末6からのコマンドを待つ。ステップ813にて、コマンドの入力があったかどうかを判定する。コマンドの入力がない場合は、ステップ812に戻り上記ステップを繰り返す。コマンドの入力があった場合は、ステップ814にて、前述のステップ804からポインタ3の光軸に係る情報を取り込む。ステップ815にて、ポインタ3の光軸に係る情報を2回取り込んだかどうか判定する。2回取り込んでいない場合は、ステップ812に戻って、上記ステップを繰り返す。2回取り込んだ場合は、ステップ816にて、2つの光軸の線分距離を算出する。2つの線分距離の算出は例えば次のようにして行う。
図9は、2つの直線の最短距離の求め方の一例を説明するための図である。図示のように、いま、点aを通る方向(単位)ベクトルsの直線と点bを通る方向ベクトルtの直線を考える。2つの直線間の最短距離の点となる各直線上の点をPとQとする。2つの直線は以下の式で表すことができる。
線分PQが2つの直線間の最短距離ということは、線分PQとそれぞれの直線が垂直な関係にあるということなので、各直線の方向ベクトルとベクトルPQの内積の和は0となる。
ここで、aとb、ベクトルsとtは同心円状の干渉模様の計測から求められるので、未知数mとnを求める。(1)と(2)式を(3)と(4)式に代入してmとnを求め、(1)と(2)式から点PとQの座標が求められる。この点PとQの座標から2つの光軸の線分距離を求めることができる。
次に、図8に戻って説明を続ける。ステップ817にて、求めた線分距離が閾値より小さいかどうかを判定する。小さくない場合は、対象物の座標値として格納するのは不適なので、ステップ818にて、登録ミスを携帯端末へ送信し、小さい場合は、ステップ819にて、上記の点PとQの座標から交差近傍領域を求めて、対象物の座標値(座標情報)として記憶装置に格納し、ステップ820にて終了する。
ここで、2つの光軸の交差近傍領域は、上記の点PとQの座標から例えば次のようにして求める。最も単純にはPとQを内包する適当な立体とすることができる。また自動的に求めるよりも会話的に入力したほうがより実体の形に近い領域を入力することができる。例えば、以下のような手順でおこなう
1.PとQの座標をもとにその線分を中心とした直方体・円柱・円錐・四角錘・球などの立体の候補を提示する。
2.ユーザーがこれを選択すると、立体に応じたパラメータを入力するように促す。直方体なら幅、高さ、奥行きで、円柱なら直径と高さ、球なら直径である。
3.それぞれの数値が入力されると、位置の補正入力を行う。これはポインタで指した領域が必ずしも対象物の中心ではない場合があるためである。
1.PとQの座標をもとにその線分を中心とした直方体・円柱・円錐・四角錘・球などの立体の候補を提示する。
2.ユーザーがこれを選択すると、立体に応じたパラメータを入力するように促す。直方体なら幅、高さ、奥行きで、円柱なら直径と高さ、球なら直径である。
3.それぞれの数値が入力されると、位置の補正入力を行う。これはポインタで指した領域が必ずしも対象物の中心ではない場合があるためである。
以上のようにして、ある対象物の仮想空間における配置情報(座標パラメータ)の入力が完了する。本実施例によれば、室内の対象物の配置情報の入力手段として、携帯端末で対象物を2箇所から指し示し、2つの光軸の交差近傍領域(交点を含む)を対象物の配置情報として登録することができる。
図10(a)〜(e)は、本発明に係る端末装置による情報処理システムのさらに他の実施例を示す図である。本実施例は、携帯端末の表示画面で対象物の制御および/または保守を行うための手段を備えたものである。例えば、室内に設けられたプリンタを携帯端末で指示すると、携帯端末には図10(a)に示すようなプリンタの保守のための画面が表示される。本例の表示画面では、そのプリンタの型番:P−111、および、そのプリンタの1:状態、2:消耗品の検索、3:サポートページ、4:後継機の検索等が表示される。
ここで、図10(a)の画面で、携帯端末のテンキーで「1」をキーインすると、そのプリンタの現在の状態が図10(b)に示すように画面に表示される。本例では、そのプリンタの状態は、用紙:残り少、インク:黒:FULL、カラー:EMPTY、インクを発注?:Yes、Noと表示される。この場合、カラーインクがEMPTY(空)なので、例えば、画面上で「Yes」を選択して、替えインクをインターネット経由で発注することができる。即ち、本実施例では、携帯端末の表示画面からプリンタの消耗部品の電子発注等を行うことができる。
また、図10(a)の画面で、携帯端末のテンキーで「4」をキーインすると、そのプリンタの後継機の検索結果が図10(c)に示すように表示画面に表示される。本例では、そのプリンタの後継機はP−212であることが表示され、さらに、次のような選択肢、1:情報を見る、2:発注、3:次の機種、違うメーカ、4:情報を見る、が用意されている。このように、本実施例では、対象物の属性情報を得て、その対象物と同様の商品をネットを介して検索し、必要に応じて電子発注等を行うことができる。
さらに、例えば、携帯端末で室内の冷蔵庫を指示すると、携帯端末には図10(d)に示すような冷蔵庫の状態とそれを制御するための画面が表示される。本例の表示画面では、冷蔵庫の型番:AAA、状態:正常、温度:冷凍:−5℃、(上昇:1、下降:3)、冷蔵:9℃、(上昇:7、下降:9)等が表示される。ここで、携帯端末のテンキーで「1」をキーインすると冷凍設定温度が上昇し、「3」をキーインすると冷凍設定温度が下降する。また、携帯端末のテンキーで「7」をキーインすると冷蔵設定温度が上昇し、「9」をキーインすると冷蔵設定温度が下降する。即ち、本実施例では、携帯端末から冷蔵庫の庫内温度の制御を行うことができる。本例は、冷蔵庫の制御の例であるが、これに限らず、例えば対象物がテレビの場合は、携帯端末の表示画面に基づいて、テレビのオン・オフ、音量調節、チャンネルの変更等の制御を行うことができる。
また、例えば、携帯端末で室内のシーリング(照明器具)を指示すると、携帯端末には図10(e)に示すようなシーリングに関する画面が表示される。本例の表示画面では、シーリングの型番:AB−033、100W蛍光灯電球色、取付:2004.12.20、40W蛍光灯電球色、取付:2003.8.30、のように表示されている。このシーリングの蛍光灯を交換したときに交換日などの情報をデータベース化して管理しているPCからではなく手元の携帯端末のテンキーから入力することができる。このように、本実施例では、携帯端末で対象物の属性情報を得て、その属性情報を携帯端末で変更することができる。
このように、本発明では、携帯端末から操作コマンドを所望の対象物に送信することにより、その対象物を保守したり制御したりすることができる。
このように、本発明では、携帯端末から操作コマンドを所望の対象物に送信することにより、その対象物を保守したり制御したりすることができる。
本発明は端末装置による情報処理方法およびシステムに係り、特に端末装置で対象物を指示することにより、その対象物の属性情報を端末装置の表示画面に表示させる端末装置による情報処理方法およびシステムに関するものであり、産業上の利用可能性がある。
1 対象物
2 同心円状の干渉模様
3 ポインタ
4 通信装置
5 表示画面
6 携帯端末
7 検出装置
8 部屋
9、63 記憶装置
10 演算装置(PC)
11、11’ 光軸(指示方向)
50 中心位置
51 円弧
52、53 法線
61 サーバー
62 基地局
2 同心円状の干渉模様
3 ポインタ
4 通信装置
5 表示画面
6 携帯端末
7 検出装置
8 部屋
9、63 記憶装置
10 演算装置(PC)
11、11’ 光軸(指示方向)
50 中心位置
51 円弧
52、53 法線
61 サーバー
62 基地局
Claims (18)
- 端末装置に備えたポインタにより対象物を指示して同心円状の干渉模様の光を照射し、検出装置により前記干渉模様を検出し、前記検出装置からの検出信号に基いて前記ポインタの光軸を算出し、予め記憶装置に対象物の配置情報と属性情報とを対応させて格納しており、前記光軸が交差する対象物の配置情報から前記対象物の属性情報を特定し、前記特定した対象物の属性情報を前記端末装置に表示させることを特徴とする端末装置による情報処理方法。
- 前記対象物を操作するための操作コマンドが、前記対象物の属性情報に基づいて前記端末装置から前記対象物に送信されることを特徴とする請求項1記載の端末装置による情報処理方法。
- 前記操作コマンドが、前記対象物を保守するためのものであることを特徴とする請求項2記載の端末装置による情報処理方法。
- 前記操作コマンドが、前記対象物を制御するためのものであることを特徴とする請求項2記載の端末装置による情報処理方法。
- 前記操作コマンドがネットワーク経由で前記対象物に送信されることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の端末装置による情報処理方法。
- 前記特定した対象物の属性情報がネットワーク経由で前記端末装置に送信されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の端末装置による情報処理方法。
- 2箇所における前記端末装置で前記ポインタの光軸をそれぞれ算出し、前記算出した2つの光軸の距離が閾値より小さい交差近傍領域を前記対象物の配置情報として前記記憶装置へ格納することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の端末装置による情報処理方法。
- 対象物を指示して同心円状の干渉模様の光を照射するポインタおよび通信装置を有する端末装置と、前記干渉模様を検出する検出装置と、対象物の配置情報と属性情報とを対応させて格納した記憶装置と、前記検出装置からの検出信号に基いて前記ポインタの光軸を算出し、前記光軸と前記対象物の配置情報とに基づいて前記光軸が交差する対象物を特定する演算装置とを備え、前記特定した対象物の属性情報を前記端末装置の通信装置へ送信し表示させることを特徴とする端末装置による情報処理システム。
- 前記端末装置が、前記対象物の属性情報に基づいて前記対象物を操作するための操作コマンドを前記対象物に送信可能であることを特徴とする請求項8記載の端末装置による情報処理システム。
- 前記操作コマンドが、前記対象物を保守するためのものであることを特徴とする請求項9記載の端末装置による情報処理システム。
- 前記操作コマンドが、前記対象物を制御するためのものであることを特徴とする請求項9記載の端末装置による情報処理システム。
- 前記操作コマンドがネットワーク経由で前記対象物に送信可能であることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の端末装置による情報処理システム。
- 前記特定した対象物の属性情報が前記演算装置に接続されたサーバーを介してネットワーク経由で前記端末装置に送信可能であることを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の端末装置による情報処理システム。
- 前記記憶装置が前記対象物の配置情報を格納する第1の記憶装置と前記対象物の属性情報を格納する第2の記憶装置とを含み、前記第1の記憶装置が前記演算装置に接続され、前記第2の記憶装置が前記サーバーに接続されることを特徴とする請求項13記載の端末装置による情報処理システム。
- 前記演算装置が、2箇所における前記端末装置で前記ポインタの光軸をそれぞれ算出し、前記算出した2つの光軸の距離が閾値より小さい交差近傍領域を前記対象物の配置情報として前記記憶装置へ格納することを特徴とする請求項8〜13のいずれかに記載の端末装置による情報処理システム。
- 対象物を指示して同心円状の干渉模様の光を照射するポインタと、前記干渉模様の検出信号に基いて算出された前記ポインタの光軸と交差する対象物の属性情報を受信する通信装置と、前記受信した対象物の属性情報を表示する表示装置とを有することを特徴とする端末装置。
- 前記対象物を操作するための操作コマンドが、前記通信装置を介して前記対象物に送信可能であることを特徴とする請求項16記載の端末装置。
- 前記表示装置が、表示画面であることを特徴とする請求項16または17記載の端末装置。
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Publications (1)
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ID=37588290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2006
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