JP2008278094A - デジタル放送受信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のデジタル放送受信機は、緊急放送受信中に停電が起きるとデジタル放送受信機は起動しなくなり、緊急警報放送を受信できなくなってしまうため、災害発生後の情報を得ることができない。
【解決手段】マイコン27は緊急放送受信時に、緊急放送であることを示す記述子(緊急警報放送用起動フラグ)を不揮発性メモリ24に記憶する。停電が発生したときは、電源切換装置26がマイコン27の動作電源を交流電源3からバッテリ25に切り換えてマイコン27の動作状態を確保すると共に、マイコン27が不揮発性メモリ24の記憶情報を読み出す。不揮発性メモリ24から記述子が読み出されるときは、マイコン27は停電前に緊急放送受信中であったと判断して、再度受信中のデジタル放送から上記記述子が抽出されるかどうか確認し、抽出される場合に緊急放送を自動的に選局受信する。
【選択図】図1
【解決手段】マイコン27は緊急放送受信時に、緊急放送であることを示す記述子(緊急警報放送用起動フラグ)を不揮発性メモリ24に記憶する。停電が発生したときは、電源切換装置26がマイコン27の動作電源を交流電源3からバッテリ25に切り換えてマイコン27の動作状態を確保すると共に、マイコン27が不揮発性メモリ24の記憶情報を読み出す。不揮発性メモリ24から記述子が読み出されるときは、マイコン27は停電前に緊急放送受信中であったと判断して、再度受信中のデジタル放送から上記記述子が抽出されるかどうか確認し、抽出される場合に緊急放送を自動的に選局受信する。
【選択図】図1
Description
本発明はデジタル放送受信機に係り、特に災害時の緊急警報放送を受信するデジタル放送受信機に関する。
図5は従来のデジタル放送受信機の一例のブロック図を示す。同図において、デジタル放送の電波はアンテナ1で受信されてチューナ11に供給され、ここで選局及び復調されて得られたトランスポートストリームが多重分離部12に供給される。多重分離部12は、入力されたトランスポートストリームから映像ストリームや音声ストリームなどに分離され、分離された映像ストリームや音声ストリームは、デコーダ13で復号され、モニタ2などへ出力される。このデジタル放送受信機の全体を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)14は交流電源3から電源の供給を受けている。なお、チューナ11、多重分離部12、デコーダ13及びマイコン14はテレビチューナ基板10に搭載されている。
近年開始されたこのようなデジタル放送受信機で受信されるデジタル放送は、映像情報や音声情報のほかに緊急警報放送(災害速報など)が放送されているかを知らせる情報(以下、緊急警報放送用起動フラグ)も同時に多重化して放送している。この緊急警報放送用起動フラグは緊急警報放送が放送されている場合、デジタル放送受信機を自動起動させることを指示するフラグである。
次に、この緊急警報放送時の従来のデジタル放送受信機の動作を、図6のフローチャートを併せ参照して説明する。まず、図5のデジタル放送受信機はデジタルテレビ信号を受信した後(ステップS11)、チューナ11及び多重分離部12を経由して分離されたストリーム中の伝送制御信号(TMCC;Transmission & Multiplexing Configuration Control)からマイコン14が緊急警報用起動フラグを抽出する(ステップS12)。続いて、マイコン14はこの緊急警報放送用起動フラグがオフ(OFF)であれば、再びステップS11に戻ることで、緊急警報用起動フラグがオン(ON)であるかを周期的に監視する。
この緊急警報用起動フラグがオン(ON)であった場合(ステップS13)、デジタル放送受信機の電源がオフ(OFF)であれば電源を自動起動する(ステップS14)。続いて、マイコン14は受信信号中の番組対応表(PMT;Program Map Table)に含まれている緊急情報記述子を抽出する(ステップS15)。
続いて、マイコン14は緊急情報記述子に含まれる、緊急警報信号の本放送が放送中であるか否かを示したstart_end_flagが”1”(ON)であるかを判断する(ステップS16)。”1”である場合は、緊急情報記述子に含まれる、地域情報を地域符号で示したarea_codeが、ユーザーが入力したarea_codeと一致するかを判断する(ステップS17)。一致した場合は視聴中のチャンネルのサービスIDと緊急情報記述子に含まれる、緊急警報放送が放送されているサービスIDが記述されているservice_idとが一致しないときservice_idに選局を行う(ステップS18)。
これにより、ユーザーは緊急警報放送を自動的に視聴することができ、緊急警報情報を得ることができる。なお、マイコン14がステップS16でstart_end_flagが”1”(ON)でないと判断したときは、緊急警報信号の本放送が放送中でないためステップS11の処理に戻り、また、ステップS17で一致しないと判断したときも、緊急警報の対象地域でないのでステップS11の処理に戻る。
また、予め指定された条件に対応する字幕又はスーパー放送の受信を検知した場合、デジタル放送受信機の使用者に注意喚起を促す手段を有するデジタル放送受信機も従来知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来のデジタル放送受信機では、受信機の提示する放送を視聴していなくても、地震放送などの緊急情報を迅速に知ることができる。
災害は一時的なものでなく、時間差で訪れる二次災害の被害も考えられ、災害発生後の情報を得る手段を確保する必要がある。しかしながら、上記の緊急警報放送が放送される状況は、大地震や津波などの大災害が発生したときであるため、大災害による電源系統のトラブルで停電が超きる可能性がある。停電が起きるとデジタル放送受信機は起動しなくなり、緊急警報放送を受信できなくなってしまう。特許文献1記載のデジタル放送受信機も同様である。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、交流電源の供給が途絶えてもデジタル放送を視聴できるデジタル放送受信機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、交流電源を動作電源とし、緊急警報放送中であるかを知らせる記述子が放送番組情報に多重されるデジタル放送を受信するデジタル放送受信機において、デジタル放送を受信する受信手段と、受信手段により受信されたデジタル放送信号中から記述子を抽出する記述子抽出手段と、抽出された記述子が書き込まれる不揮発性の記憶手段と、交流電源からの電源電圧に基づいて停電の発生を常時監視し、停電発生時にその停電を検知する停電検知手段と、停電の検知時に動作電源を交流電源からバッテリに切り換える電源切換手段と、停電検知手段により停電が検知される前に記述子抽出手段により記述子が抽出されたときは、緊急放送を自動的に選局して表示部に緊急放送情報の画像を強制的に表示させる第1の自動選局手段と、停電検知手段により停電が検知されたときに、記憶手段から記述子を読み出す読み出し手段と、記憶手段から読み出された記述子が緊急放送中であることを示しているときは、記述子抽出手段により再度緊急放送中であることを示す記述子が抽出されるか確認し、再度記述子が抽出されるときは、緊急放送を自動的に選局して表示部に緊急放送情報の画像を強制的に表示させる第2の自動選局手段とを有することを特徴とする。
この発明では、緊急放送受信時には不揮発性の記憶手段に緊急放送を示す記述子を書き込んでおき、緊急放送受信後に停電により交流電源が途絶えてしまっても、動作電源をバッテリに切り換えて動作電源を確保すると共に、停電直後にその記憶手段から緊急放送を示す記述子が読み出されることで停電前に緊急放送受信中であったことを確認することができ、また停電前に緊急放送受信中であったときには、停電後も再度緊急放送中であることを示す記述子が抽出されるか確認し、再度記述子が抽出されるときに限り、緊急放送を自動的に選局して表示部に緊急放送情報の画像を強制的に表示させることができる。
本発明によれば、緊急放送受信中に交流電源の供給が停電により途絶えてしまっても、動作電源をバッテリに切り換えて動作電源を確保すると共に、停電後も再度緊急放送中であることを示す記述子が抽出されるか確認するようにしたため、停電後も緊急放送中であるときは緊急放送を自動的に選局して表示部に緊急放送情報の画像を強制的に表示させることができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面と共に詳細に説明する。図1は本発明になるデジタル放送受信機の一実施の形態のブロック図を示す。同図中、図5と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図1に示すように、本実施の形態では、テレビチューナ基板20上に、チューナ21、多重分離部22、デコーダ23、不揮発性メモリ24、バッテリ25、電源切換装置26及びマイコン27が搭載されている。
多重分離部22で分離されたTMCCからマイコン27が緊急警報放送用起動フラグの情報を抽出して不揮発性メモリ24に書き込む。マイコン27は交流電源3から直接交流電源電圧が印加される第1の電源入力端子IN1と、交流電源3からの交流電源電圧が、内部にコンデンサを含む電源切換装置26を介して印加される第2の電源入力端子IN2とを有している。
マイコン27の動作用電源には第2の電源入力端子IN2の入力電源電圧を使用する。マイコン27は、第1の電源入力端子IN1に印加される交流電源電圧の振幅が所定の閾値以下となった時に、停電状態と判断する。マイコン27が停電状態を判断すると、マイコン27が電源切換装置26を制御して、マイコン27の動作用電源を交流電源3からバッテリ25に切り換える処理を行う。
次に、緊急警報放送時の本実施の形態のデジタル放送受信機の動作を、図2のフローチャートを併せ参照して説明する。図2中、図6と同一処理ステップには同一符号を付してある。まず、図1のデジタル放送受信機はチューナ21にてデジタルテレビ信号を受信した後(ステップS11)、チューナ11及び多重分離部12を経由して分離されたストリーム中のTMCCからマイコン27が緊急警報用起動フラグを抽出する(ステップS12)。
続いて、マイコン27は、不揮発性メモリ24に緊急警報用起動フラグを書き込む(ステップS19)。続いて、マイコン27はこの緊急警報放送用起動フラグがオフ(OFF)であれば、再びステップS11に戻ることで、緊急警報用起動フラグがオン(ON)であるかを周期的に監視する。一方、この緊急警報用起動フラグがオン(ON)であった場合(ステップS13)、デジタル放送受信機の電源がオフ(OFF)であればデジタル放送受信機を自動起動する(ステップS14)。この自動起動によって、モニタ2が受信したテレビ放送番組の画像の表示を開始する。以下、マイコン27はステップS15以降の従来と同様の処理を行う。
次に、本実施の形態による電源切換の動作を図3のフローチャートと共に説明する。マイコン27は第2の電源入力端子IN2に入力される、電源切換装置26により選択された交流電源3からの電源電圧を動作電源として動作しており、またマイコン27は常に第1の電源入力端子IN1に印加される交流電源3からの交流電圧の振幅が所定の閾値以下となったかどうか、すなわち災害等により停電状態となったかどうかを監視している(ステップS21)。
この状態でマイコン27は停電状態を検出した場合、電源切換装置26は内部にコンデンサを有しているため、その出力電源電圧の振幅は停電状態検出時点から緩やかに低下していき、ある時間経過して上記の所定の閾値に達するので、停電状態検出時点から所定の閾値に達するまでの期間内の電源切換装置26の出力電力でマイコン27が電源切換装置26に交流電源3からバッテリ25に電源を切り換えるように指示をする(ステップS22)。これにより、停電してもマイコン27は第2の電源入力端子IN2に入力される、電源切換装置26により選択されたバッテリ25からの電源電圧を動作電源として動作を続ける。
次に、本実施の形態の上記停電による電源切換後の動作を図4のフローチャートと共に説明する。バッテリ25からの電源電圧を動作電源としているマイコン27は、図1の不揮発性メモリ24に保持している緊急警報放送用起動フラグがオン(ON)であるか、オフ(OFF)であるか判定し(ステップS31)、ONだった場合はデジタル放送受信機を自動起動して(ステップS32)、受信したテレビ放送番組のモニタ2による画像の表示を開始させる。
続いて、マイコン27は図1のチューナ11及び多重分離部12を経由して分離されたストリーム中からTMCCを取得し(ステップS33)、そのTMCCから緊急警報用起動フラグを抽出して、その緊急警報用起動フラグがオンかオフかを判定する(ステップS34)。緊急警報用起動フラグがOFFだった場合は、不揮発性メモリ24に記憶されている緊急警報用起動フラグをOFFに更新した後(ステップS36)、緊急警報放送が既に終了しているので、電源を切断する(ステップS37)。このステップS37の電源の切断は、モニタ2によるテレビ放送番組の画像表示を映さない状態とすることを意味する。
一方、ステップS34で緊急警報用起動フラグがONと判定された場合は、まだ緊急警報放送が行われているので、マイコン27は受信信号中の番組対応表(PMT;Program Map Table)を取得し(ステップS35)、そのPMTに含まれている緊急情報記述子中の、緊急警報信号の本放送が放送中であるか否かを示したstart_end_flagが”1”(ON)であるかを判断する(ステップS37)。”1”(ON)である場合は、緊急情報記述子に含まれる、地域情報を地域符号で示したarea_codeが、ユーザーが入力したarea_codeと一致するかを判断する(ステップS38)。
一致した場合は視聴中のチャンネルのサービスIDと緊急情報記述子に含まれる、緊急警報放送が放送されているサービスIDが記述されているservice_idとが一致しないときservice_idに選局を行う(ステップS39)。これにより、ユーザーは緊急警報放送を自動的に視聴することができ、緊急警報情報を得ることができる。
なお、マイコン27がステップS37でstart_end_flagが”0”(OFF)であると判断したときは、緊急警報信号の本放送が放送中でないためステップS40に進んで電源を切断し、また、ステップS38で一致しないと判断したときも、緊急警報の対象地域でないのでステップS40に進んで電源を切断する。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図2のステップS12〜S18の処理や図3及び図4の各処理をマイコン27にて実行させる緊急警報放送受信用プログラムに適用することも可能である。
1 アンテナ
2 モニタ
3 交流電源
21 チューナ
22 多重分離部
23 デコーダ
24 不揮発性メモリ
25 バッテリ
26 電源切換装置
27 マイクロコンピュータ(マイコン)
IN1、IN2 電源入力端子
2 モニタ
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22 多重分離部
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24 不揮発性メモリ
25 バッテリ
26 電源切換装置
27 マイクロコンピュータ(マイコン)
IN1、IN2 電源入力端子
Claims (1)
- 交流電源を動作電源とし、緊急警報放送中であるかを知らせる記述子が放送番組情報に多重されるデジタル放送を受信するデジタル放送受信機において、
前記デジタル放送を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたデジタル放送信号中から前記記述子を抽出する記述子抽出手段と、
抽出された前記記述子が書き込まれる不揮発性の記憶手段と、
前記交流電源からの電源電圧に基づいて停電の発生を常時監視し、停電発生時にその停電を検知する停電検知手段と、
前記停電の検知時に動作電源を前記交流電源からバッテリに切り換える電源切換手段と、
前記停電検知手段により前記停電が検知される前に前記記述子抽出手段により前記記述子が抽出されたときは、前記緊急放送を自動的に選局して表示部に緊急放送情報の画像を強制的に表示させる第1の自動選局手段と、
前記停電検知手段により前記停電が検知されたときに、前記記憶手段から前記記述子を読み出す読み出し手段と、
前記記憶手段から読み出された前記記述子が前記緊急放送中であることを示しているときは、前記記述子抽出手段により再度前記緊急放送中であることを示す前記記述子が抽出されるか確認し、再度前記記述子が抽出されるときは、前記緊急放送を自動的に選局して前記表示部に緊急放送情報の画像を強制的に表示させる第2の自動選局手段と
を有することを特徴とするデジタル放送受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007118027A JP2008278094A (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | デジタル放送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007118027A JP2008278094A (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | デジタル放送受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008278094A true JP2008278094A (ja) | 2008-11-13 |
Family
ID=40055544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007118027A Pending JP2008278094A (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | デジタル放送受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008278094A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013115662A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Sharp Corp | 受信装置、テレビジョン受像機、制御方法、プログラム、および記録媒体 |
| CN105007133A (zh) * | 2015-06-16 | 2015-10-28 | 广州市番禺区西派电子电器厂(普通合伙) | 一种dci数字多音源广播系统 |
| JP2017216688A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 日本無線株式会社 | 情報提供表示システム |
-
2007
- 2007-04-27 JP JP2007118027A patent/JP2008278094A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2013115662A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Sharp Corp | 受信装置、テレビジョン受像機、制御方法、プログラム、および記録媒体 |
| CN105007133A (zh) * | 2015-06-16 | 2015-10-28 | 广州市番禺区西派电子电器厂(普通合伙) | 一种dci数字多音源广播系统 |
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