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JP2010206752A - 通信システム,局側装置および上位通信装置並びに帯域制御方法 - Google Patents
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JP2010206752A - 通信システム,局側装置および上位通信装置並びに帯域制御方法 - Google Patents

通信システム,局側装置および上位通信装置並びに帯域制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】上位ネットワークの通信帯域を有効利用可能なPONシステムを提供する。
【解決手段】局側装置107は、複数の加入者側装置から局側装置にデータを送信する時間の割り当てを行う上り信号時間割当部151と、PONインターフェースを介して各加入者側装置と通信するPON区間の上り方向の各使用帯域を上り信号時間割当部の割当時間と各加入者側装置の通信速度から求め、上位通信装置との間の通信に必要な合計使用帯域を算出する使用帯域算出部152と、算出された使用帯域情報を上位網インターフェースを介して上位通信装置に通知する帯域情報通知部153とを設け、上位通信装置108は、複数の帯域通知部からそれぞれ通知される使用帯域情報を受信する帯域情報受信部154と、帯域情報受信部で受信した複数の使用帯域情報から上位のネットワークへ送信する際の出力方路を決定する出力方路決定部155とを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の通信速度を有するPON(Passive Optical Network)システムを配下に備える通信システムの帯域制御技術に関する。
近年、光ファイバを用いたブロードバンドアクセスサービスが広く普及している。このような通信システムは、局側装置と加入者側装置との間を光ファイバで接続して通信するシステムで、局側にはOLT(光回線局側終端装置)が配置され、加入者側にはONU(光回線加入者側装置)が配置される。OLTとONUの接続方式には、OLTとONUとの間を1対1で接続するシングルスター方式と、OLTとONUとの間を1対nで接続するダブルスター方式とがある。PONシステムは1対nで接続するダブルスター方式を用いるシステムである。また、PONシステには、OLTとONUとの間をSTM方式(同期方式)で通信するSTM−PONシステムと、ATM方式(非同期方式)で通信するB−PONシステムやA−PONシステムと、さらにEthernet(登録商標)方式で通信するE−PONシステムやGE−PONシステムに大別される。このようなPONシステムでは、通信帯域の有効利用が大きな課題であり、様々な方法が検討されている(例えば特許文献1参照)。
また、最近では、1GbpsのEPONシステムから10Gbpsの超高速で通信する10G−EPONシステムも実現されており、複数の通信速度が混在して利用される状況でも通信帯域を効率よく利用することが求められるようになってきた。
特開2008−053793号公報
ところが、複数の通信速度が混在して利用されるEPONシステムでは、必ずしも上位の通信帯域が有効利用されないという問題がある。図8は、複数の通信速度が混在する場合のPONシステム401の構成例である。図8のEPONシステム401は、上りの通信速度が1Gbpsで下りの通信速度が10GbpsのGE−PON対応のONU(加入者側装置)402と、上りの通信速度が1Gbpsで下りの通信速度が10Gbpsの10/1G−EPON対応のONU403と、上りと下りの通信速度が共に10Gbpsの10/10G−EPON対応のONU404と、光カプラ405と、Dual−rateの10G−EPON対応のOLT(局側装置)406とで構成される。
図8において、ONU402とONU403とONU404には、通常、OLT406側から等間隔の上り信号送出時間tが各ONUに割り当てられ、各ONUは送出時間の異なるTDMA方式でOLT406に上り信号を送信するようになっている。例えば、ONU402の送信フレームA,ONU403の送信フレームB,ONU404の送信フレームCが順番に時分割でOLT406に送信される。送信の順番はOLT406によって制御される。尚、光カプラ405は、OLT406から送信される下り信号を各ONUに分岐し、逆に各ONUから送信される上り信号をOLT406に送るための受動素子である。また、上り信号と下り信号は異なる波長の光信号が用いられる。
このように、通常は各ONUに等間隔の送信時間が割り当てられるので、例えば図9の通信システム410に用いられるPONシステム411のように、同じ通信速度の複数台のONUが使用される場合はそれぞれのONUに割り当てられる通信帯域も等分されるので、OLT418より上位の10Gbpsの通信帯域は最大限に効率よく利用される。ここで、本説明で用いる通信速度と通信帯域について定義しておく。通信速度とは、例えば図9のONU412から416の個々のONUの上りの通信速度は10Gbpsであるが、送信時間が1/5の場合の実質的な通信速度は2Gbpsとなる。そこで、本明細書の説明では、特に明記しない限り、個々の装置や経路で通信できる物理的な速度を通信速度と称し、送信時間を加味した実質的な通信速度を通信帯域と称するものとする。
例えば、図9のPONシステム411では、上りと下りの通信速度が共に10Gbpsの10/10G−EPON対応の5つのONU(ONU412からONU416)が光カプラ417を介して10G−EPON対応のOLT418に接続され、さらに10GbpsのIF(10G−IF(インターフェース))を介して上位通信装置419に接続されている。OLT418は、ONU412からONU416の5つのONUのそれぞれの送信時間を等間隔に分割して割り当てるので、各ONUの通信帯域は10Gbps/5台=2Gbps/台となる。そして、OLT418から上位通信装置419へは、5台のONUの送信データをまとめて2Gbps×5台=10Gbpsの通信帯域のデータを送信する。そして、同様のOLTを複数台収容する上位通信装置419は、さらに上位のネットワークに接続する複数の出力方路(10Gや100Gのインターフェース)を有しており、例えばOLT418から上位通信装置419へ送られてくる10Gbpsの通信帯域のデータは例えば10Gbpsの出力方路にそのまま出力されるので、上位通信装置419からさらに上位のネットワークに接続する出力方路の通信帯域を100%有効利用することができる。
ところが、複数の通信速度のONUが混在する場合のEPONシステムの場合は、上位通信装置419への通信帯域が有効に利用されないという問題が生じる。例えば図10に示した通信システム420のPONシステム421では、上りの通信速度が1GbpsのONU422,423,424および425と、上りの通信速度が10GbpsのONU426とが混在している。これらの1Gbpsと10Gbpsの2つの通信速度の上り信号が図9のPONシステム411の場合と同様に光カプラ417を介して10G−EPON対応のOLT418に接続され、さらに10GbpsのIFを介して上位通信装置419に接続されている。ここで、図9と同符号のものは同じものを示す。また、図10のPONシステム421においても、OLT418は、ONU422からONU426の5つのONUに対して等間隔の送信時間を割り当てるので、通信速度が同じ場合は各ONUの上りの通信帯域は1/5になる。例えば、ONU422からONU425は1Gbpsの通信速度なので、その1/5の送信時間の場合は200Mbpsの通信帯域となる。一方、ONU426は10Gbpsの通信速度なので、その1/5の通信時間の場合は2Gbpsの通信帯域となる。この結果、光カプラ417を介してOLT418に集約される5台のONUからの上り信号は2.8Gbpsとなり、OLT418から上位通信装置419へは2.8Gbpsのデータが送信される。そして、同様のOLTを複数台収容する上位通信装置419は、さらに上位のネットワークに接続する複数の出力方路のいずれかにOLT418から送られてくる2.8Gbpsの通信帯域のデータをそのまま出力する。つまり、例えば10Gbpsの通信帯域の出力方路に2.8Gbpsの通信帯域のデータ出力することになるので、上位通信装置419からさらに上位のネットワークに接続する出力方路の通信帯域が有効利用されないという問題が生じる。
このように、複数の通信速度が混在するPONシステムを有する通信システムの場合、上位のネットワークの通信帯域が有効に利用されないという問題があった。
本発明の目的は、複数の通信速度が混在するPONシステムを有する通信システムの場合でも、上位のネットワークの通信帯域を有効に利用することが可能な通信システム,局側装置および上位通信装置並びに帯域制御方法を提供することである。
本発明に係る通信システムは、上位のネットワークに接続する上位通信装置と、前記上位通信装置に接続される複数の局側装置と、前記局側装置に収容される複数の加入者側装置とで構成される通信システムであって、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で複数の通信速度が混在するPONシステムを構成する通信システムにおいて、前記局側装置は、前記複数の加入者側装置を接続するPONインターフェースと、前記上位通信装置に接続する上位網インターフェースと、前記複数の加入者側装置から前記局側装置にデータを送信するデータ送出時間の割り当てを行う上り信号時間割当部と、前記PONインターフェースを介して前記各加入者側装置と通信するPON区間の上り方向の各使用帯域を前記上り信号時間割当部の割当時間と前記各加入者側装置の通信速度から求め、前記上位通信装置との間の通信に必要な合計の使用帯域を算出する使用帯域算出部と、前記使用帯域算出部が求めた前記使用帯域情報を前記上位網インターフェースを介して前記上位通信装置に通知する帯域情報通知部とを設け、前記上位通信装置は、前記複数の局側装置の前記帯域通知部からそれぞれ通知される前記使用帯域情報を受信する帯域情報受信部と、前記帯域情報受信部で受信した前記複数の局側装置の前記使用帯域情報から上位のネットワークへ送信する際の出力方路を決定する出力方路決定部とを設けたことを特徴とする。
また、好ましくは、前記出力方路決定部は、前記使用帯域情報を基にして、上位のネットワークへの出力方路の通信帯域の使用割合が最大となるように前記複数の局側装置の上り方向の通信帯域の組み合わせを決定することを特徴とする。
本発明に係る通信システムの局側装置は、上位のネットワークに接続する上位通信装置と、前記上位通信装置に接続される複数の局側装置と、前記局側装置に収容される複数の加入者側装置とで構成される通信システムであって、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で複数の通信速度が混在するPONシステムを構成する通信システムの前記局側装置において、前記複数の加入者側装置を接続するPONインターフェースと、前記上位通信装置に接続する上位網インターフェースと、前記複数の加入者側装置から前記局側装置にデータを送信するデータ送出時間の割り当てを行う上り信号時間割当部と、前記PONインターフェースを介して前記各加入者側装置と通信するPON区間の上り方向の各使用帯域を前記上り信号時間割当部の割当時間と前記各加入者側装置の通信速度から求め、前記上位通信装置との間の通信に必要な合計の使用帯域を算出する使用帯域算出部と、前記使用帯域算出部が求めた前記使用帯域情報を前記上位網インターフェースを介して前記上位通信装置に通知する帯域情報通知部とを有することを特徴とする。
本発明に係る通信システムの上位通信装置は、上位のネットワークに接続する上位通信装置と、前記上位通信装置に接続される複数の局側装置と、前記局側装置に収容される複数の加入者側装置とで構成される通信システムであって、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で複数の通信速度が混在するPONシステムを構成する通信システムの前記上位通信装置において、前記複数の局側装置の前記帯域通知部からそれぞれ通知される前記使用帯域情報を受信する帯域情報受信部と、前記帯域情報受信部で受信した前記複数の局側装置の前記使用帯域情報から上位のネットワークへ送信する際の出力方路を決定する出力方路決定部とを有することを特徴とする。
また、好ましくは、前記出力方路決定部は、前記使用帯域情報を基にして、上位のネットワークへの出力方路の通信帯域の使用割合が最大となるように前記複数の局側装置の上り方向の通信帯域の組み合わせを決定することを特徴とする。
本発明に係る通信システムの帯域制御方法は、上位のネットワークに接続する上位通信装置と、前記上位通信装置に接続される複数の局側装置と、前記局側装置に収容される複数の加入者側装置とで構成される通信システムに用いられ、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で複数の通信速度が混在するPON(Passive Optical Network)システムを構成する通信システムの帯域制御方法において、前記局側装置では、前記複数の加入者側装置から前記局側装置にデータを送信するデータ送出時間の割り当てを行う上り信号時間割当手順と、前記複数の加入者側装置を接続するPONインターフェースを介して前記各加入者側装置と通信するPON区間の上り方向の各使用帯域を前記上り信号時間割当手順で割り当てた割当時間と前記各加入者側装置の通信速度から求め、前記上位通信装置との間の通信に必要な合計の使用帯域を算出する使用帯域算出手順と、前記使用帯域算出手順で求めた前記使用帯域情報を前記上位通信装置に接続する上位網インターフェースを介して前記上位通信装置に通知する帯域情報通知手順とを実行し、前記上位通信装置では、前記複数の局側装置の前記帯域通知部からそれぞれ通知される前記使用帯域情報を受信する帯域情報受信手順と、前記帯域情報受信手順で受信した前記複数の局側装置の前記使用帯域情報から上位のネットワークへ送信する際の出力方路を決定する出力方路決定手順とを実行することを特徴とする。
また、好ましくは、前記出力方路決定手順は、前記使用帯域情報を基にして、上位のネットワークへの出力方路の通信帯域の使用割合が最大となるように前記複数の局側装置の上り方向の通信帯域の組み合わせを決定することを特徴とする。
本発明に係る通信システム,局側装置および上位通信装置並びに帯域制御方法は、複数の通信速度が混在するPONシステムを有する通信システムの場合でも、OLTから上位通信装置に帯域情報を送信して上位のネットワークへの出力方路を制御するので、上位のネットワークの通信帯域を有効に利用することができる。この結果、現在の光ファイバ網を効率よく使用することができるので、新たな光ファイバケーブルを増設をできるだけ抑えることができるので、通信システムのコストダウンを図ることができる。特に、OLTより上位網での新たな高速網の新設を最小限に抑えることが可能となる。
第1の実施形態に係る通信システム100の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る通信システム100のOLT107のブロック図である。 第1の実施形態に係る通信システム100の上位通信装置108の出力方路決定部を説明する図である。 第2の実施形態に係る通信システム200の構成を示す図である。 第2の実施形態に係る通信システム200の実例を示す図である。 第3の実施形態に係る通信システム300の構成を示す図である。 第4の実施形態に係る通信システム350の構成を示す図である。 一般的なPONシステム401の構成を示す図である。 従来の通信システム410を示す図である。 従来の通信システム420を示す図である。
以下、本発明に係る通信システム,局側装置および上位通信装置並びに帯域制御方法の第1の実施形態について図面を用いて詳しく説明する。
図1は、第1の実施形態に係る通信システム100の構成を示す図である。図1において、PONシステム101は、上りの通信速度が1GbpsのONU102および103と、上りの通信速度が10GbpsのONU104および105とが混在している。そして、これらの1Gbpsと10Gbpsの2つの通信速度の上り信号が光カプラ106を介して10G−EPON対応のOLT107に接続され、さらに10GbpsのIFを介して上位通信装置108に接続されている。ここで、PONシステム101において、従来の技術で説明したように、OLT107はONU102からONU105の4つのONUに対して等間隔の送信時間を割り当てるので、各ONUの上りの通信帯域は通信速度の1/4になる。例えば、ONU102および103は1Gbpsの通信速度なので250Mbpsの通信帯域となる。一方、ONU104および105は10Gbpsの通信速度なので2.5Gbpsの通信帯域となる。ここで、本実施形態では、OLT107は上位通信装置108に送信するデータの使用帯域を算出する(使用帯域算出部152)。そして、算出した使用帯域の情報を上位通信装置108に通知する(帯域情報通知部153)。例えば、図1の場合は、OLT107から上位通信装置108に送信するデータの使用帯域は、光カプラ106を介してOLT107に集約される4台のONUからの合計の上り信号の通信帯域の5.5Gbpsとなる。
一方、上位通信装置108は、OLT107の帯域情報通知部153から送られてきた使用帯域情報や配下に収容するその他の同様のOLTから送られてくる使用帯域情報を受信して(帯域情報受信部154)、受信した帯域情報から出力方路を決定する(出力方路決定部155)。例えば、図1の場合は、OLT107から送られてきた帯域情報が5.5Gbpsで、その他のOLT127およびOLT137から送られてきた帯域情報がそれぞれ2.8Gbpsおよび10Gbpsであった場合、上位通信装置108の出力方路決定部155は、さらに上位のネットワークに接続する出力方路の帯域10Gbpsを最大限に利用できるような組み合わせを決定する。OLT137の10Gbpsはそのまま10Gbpsの帯域の出力方路に出力するが、OLT107の5.5GbpsやOLT127の2.8Gbpsのデータはそれぞれ10Gbpsの帯域の出力方路に出力すると、大きな未利用帯域が生じるので、OLT107とOLT207の2つのデータを1つの10Gbpsの出力方路に時分割多重して出力する。この結果、10Gbpsの通信帯域のうち8.3Gbpsを使用することができるので通信帯域の有効利用を図ることができる。
尚、上記の例では、分かり易いように、2.8Gbpsと5.5Gbpsと10Gbpsの3つの帯域で説明したが、さらに様々な通信帯域の複数台のOLTが接続されている場合でも出力方路決定部155は同様に出力方路の通信帯域を最大限に利用できる組み合わせを選択することによって、出力方路を決めることができる。例えば、上位通信装置が2Gbpsと4Gbpsと6Gbpsと8Gbpsの通信帯域を有するOLTを収容する場合、2Gbpsと4Gbps或いは2Gbpsと6Gbpsの組み合わせを選択せずに、できるだけ10Gbps出力方路の通信帯域を有効に利用できるように、4Gbpsと6GbpsのOLTの組み合わせと、4Gbpsと6GbpsのOLTの組み合わせに決定する。
ここで、図2の通信システム100の上位通信装置108とその配下に接続される複数のOLTを中心とした構成を図3に示す。尚、OLT207およびOLT307は、図2で説明したOLT107と同じ構成になっており、上位通信装置108は、OLT107,OLT207およびOLT307のそれぞれから使用帯域情報が通知される。また、上位通信装置108は通常のネットワークスイッチなどに相当する通信装置で、下位のOLT側から送られてくるデータを上位のネットワークに送信し、上位のネットワークから送られてくるデータを宛先となるOLTにルーティングする機能を有している。本実施形態の上位通信装置108は、特にOLT側から送られてくる帯域情報受信部154と出力方路決定部155とを有する。
帯域情報受信部154は、収容する各OLTから送られてくる使用帯域情報を受信して、出力方路決定部155に出力する。尚、帯域情報受信部154は、各OLTに対してポーリングして使用帯域情報を通知するように指示しても構わない。或いは、各OLTから使用帯域情報が送られてくるのを待つだけでも構わない。
出力方路決定部155は、帯域情報受信部154が受信した各OLTの使用帯域情報を集約して上位のネットワークへの出力方路を決定する。尚、出力方路の決定方法は、先に図1で説明した通り、出力方路の通信帯域を最大限に利用できるOLTの上り信号の組み合わせを選択することによって、出力方路を決める。
尚、出力方路決定部155は、上位のネットワークに接続する出力方路の通信帯域情報や、各OLTから送られてくる使用帯域情報などを保持するレジスタを有する。また、これらのレジスタは定期的或いは変化があった時に適宜更新される。
次に、OLT107の構成について図2を用いて詳しく説明する。図2において、OLT107は、WDM部(波長多重通信部)161と、光電気信号変換部162と、SERDES部163と、PON制御部164と、上位網IF(インターフェース)165と、制御系166と、電源部167とで構成される。
WDM部161は、複数台のONUを接続するPONIF(PONインターフェース)を提供し、各ONUからOLT107への上り信号と、OLT107から各ONUへの下り信号とで異なる波長を用いる波長多重で通信される。
光電気信号変換部162は、WDM部161を介してONU側から受信する光信号を電気信号に変換(O/E変換)すると共に、上位網側から送られてくる電気信号を所定波長の光信号に変換(E/O変換)してONU側に送信する、いわゆる光トランシーバに相当する。
SERDES部163は、光電気信号変換部162から出力されるシリアルデータをパラレルデータに変換してPON制御部164に出力し、逆にPON制御部164から出力されるパラレルデータをシリアルデータに変換して光電気信号変換部162に出力する回路である。
PON制御部164は、本実施形態の特徴である上り信号時間割当部151と、使用帯域算出部152と、帯域通知部153とを有する。尚、これらの構成については後で詳しく説明する。
上位網IF165は、上位通信装置108などに接続するためのインターフェースである。
制御系166は、OLT107全体の動作を制御し、動作パラメータなどを記憶する為の記憶部や電源ボタンなどの操作インターフェースを含む。また、電源部167は、OLT107の各部に動作電源を供給する。
次に、PON制御部164の構成について詳しく説明する。上り信号時間割当部151は、配下のOLTと通信を開始する際に行うトレーニング信号によって、接続されているONUの台数などを把握し、台数に応じて各ONUがOLT107側に送信するデータの送出タイミングをSERDES部163,光電気信号変換部162およびWDM部161を介して各ONUに指示する。各ONUはOLT107から指示されたタイミングで上りデータを送信する。ここで、第1の実施形態では、接続されているONUの台数で送信時間を等分して割り当てるものとする。例えば、3台のONUであれば1/3の送信時間が各ONUに割り当てられ、6台のONUであれば1/6の送信時間が各ONUに割り当てられる。
使用帯域算出部152は、上り信号時間割当部151が各ONUに割り当てた時間と、各ONUの通信速度とに基づいて、先ず各ONUの通信帯域を求める。通信帯域の求め方は、先に説明した通り、ONUの通信速度が1Gbpsで5台のONUが接続されている場合は、1/5の送信時間になるので通信帯域は200Mbpsとなる。尚、各ONUの通信速度は、OLT107とのトレーニング時に得られるONUのIDやONUのクロック情報から知ることができる。このようにして、使用帯域算出部152は、各ONUの通信帯域を求め、配下にある全てのONUの通信帯域の合計を算出する。算出した合計の通信帯域は、上位通信装置108に送信するデータの通信帯域である。
帯域通知部153は、使用帯域算出部152が算出した合計の帯域情報を上位通信装置108に通知する。尚、上位通信装置108への通知は、予め定めた専用のフレームで送信するようにしても構わないし、上位通信装置108との間で専用のプロトコルを設けても構わない。また、帯域情報を通知するタイミングは、上位通信装置108からのポーリングによって行うようにしても構わないし、OLT107から定期的に送信するようにしても構わない。或いは、通信開始時やONUの通信帯域に変化があった時にOLT107に送信するようにしても構わない。
このようにして、OLT107は、通信速度の異なる複数のONUが配下に接続された場合に、それぞれのONUの上り信号の割当時間と通信速度から各ONUの通信帯域を求め、さらに各ONUの通信帯域を合計して上位通信装置108との間の通信に必要な使用帯域を算出し、算出した帯域情報を上位通信装置に通知することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る通信システム200について図4を用いて説明する。第1の実施形態では、OLT107は配下のONUの使用帯域を集約して上位通信装置108に使用帯域を通知するようにしたが、本実施形態に係る通信システム200は、複数のPONシステムを集約する集合型OLT207を用いた構成になっている。
図4において、通信システム200は、3つのPONシステムと、集合型OLT207と、上位通信装置208とで構成される。集合型OLT207が集約する3つのPONシステムは、上りの通信速度が1GbpsのONU201および202と10GbpsのONU203とを収容するPON処理部209とで構成するPONシステム221と、上りの通信速度が1GbpsのONU204と10GbpsのONU205とを収容するPON処理部210とで構成するPONシステム222と、上りの通信速度が10GbpsのONU206を収容するPON処理部211で構成するPONシステム223の3つである。
図4の集合型OLT207は、3つのPONシステムを制御するPON処理部209,PON処理部210およびPON処理部211と、レベル2のルーティングを行うL2SW(L2スイッチ)212と、3つのPONシステムの上り信号の帯域を算出する使用帯域算出部152aと、3つのPONシステムの上り信号を上位通信装置208へ送信する出力方路を決定する出力方路決定部155aとで構成される。
図4において、PON処理部209,PON処理部210およびPON処理部211は、図2のOLT107で説明したWDM161と、光電気信号変換部162と、SERDES部163の機能を含み、さらにPON制御部164の上り信号時間割当部151の機能も含まれており、配下のONUに送信時間を割り当てを行う。そして、PON処理部209,PON処理部210およびPON処理部211は、配下にある各ONUの上り信号の帯域を使用帯域算出部152aに出力する。
使用帯域算出部152aは、第1の実施形態の使用帯域算出部152と同様に動作し、PON処理部209,PON処理部210およびPON処理部211から出力される各ONUの上り信号の帯域を集約して3つのPONシステムの上り信号の帯域を算出する。
出力方路決定部155aは、第1の実施形態の出力方路決定部155と同様に動作し、使用帯域算出部152aが算出した3つのPONシステムの上り信号の帯域に基づいて、上位通信装置208へ送信する出力方路を決定する。そして、決定した出力方路に3つのPONシステムの上り信号をそれぞれ振り分けるようL2SW212に指令する。
図4において、例えば使用帯域算出部152aは、PONシステム221の上り信号の通信帯域が3.6Gbps、PONシステム222の上り信号の通信帯域が5.5Gbps、PONシステム223の上り信号の通信帯域が10Gbpsであることを3つのPONシステムのPON処理部209,PON処理部210およびPON処理部211から出力される各ONUの上り信号の帯域から算出し、出力方路決定部155aに出力する。そして、出力方路決定部155aは、3.6Gbpsと5.5Gbpsと10Gbpsの3つの上り信号の通信帯域の組み合わせを計算し、上位通信装置208との間の10Gbpsの出力方路を有効に利用できる組み合わせを決定する。例えばPONシステム223の10Gbpsの上り信号はそのまま10Gbpsの1つの出力方路に割り当て、PONシステム221および222の3.6Gbpsと5.5Gbpsの上り信号を時分割多重して9.1Gbpsの通信帯域の上り信号として10Gbpsの1つの出力方路を割り当てる。
このようにして、複数の通信速度が混在する複数のPONシステムを統合する集合型OLT207を有する通信システム200の場合でも、集合型OLT207で各PONシステムの上り信号の通信帯域を算出して、その帯域情報から上位通信装置208に出力する最適な出力方路を決定するので、上位のネットワークの通信帯域を有効に利用することができる。
ここで、本実施形態に係る通信システム200の実用例の通信システム200aの構成を図5に示す。図5において、図4で説明した集合型OLT207と上位通信装置208は同じものである。集合型OLT207は、PONシステム251とPONシステム252の2つのPONシステムが集約される。PONシステム251は、10G−EPONに対応するONU241と、GE−PONに対応するONU242と、ONU241とONU242とを光カプラ243を介して収容するOLT244とで構成される。PONシステム252は、GE−PONに対応するONU245およびONU246と、ONU245およびONU246とを光カプラ247を介して収容するOLT248とで構成される。そして、集合型OLT207は図4で説明したように、集約スイッチに相当する上位通信装置208にリンクアグリゲーションで接続される。リンクアグリゲーションは、例えば1Gbpsの帯域の伝送路を複数本まとめて論理的な1つの出力方路と見なすことができ、論理的にまとめる本数を可変することで、冗長性のある通信帯域を実現することができる。この結果、集合型OLT207から上位通信装置208に送信する際に、集合型OLT207の配下にあるPONシステムの通信帯域に応じた出力方路を決めることができる。例えば、先の説明では、上位への出力方路の通信帯域が10Gbpsや100Gbpsなどの固定帯域であったので、例えば配下のOLTの通信帯域を組み合わせてできるだけ10Gbpsに近くなるように出力方路を決定するようにしたが、図5のリンクアグリゲーションの場合は、集合型OLT207から上位通信装置208に送信する際の出力方路の通信帯域を5Gbpsや8Gbpsなどに合わせることも可能となり、より一層、上位のネットワークに接続する通信帯域を有効に利用することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る通信システム300について図6を用いて説明する。他の実施形態では、OLTは配下のONUに送信時間を等分して割り当てるようにしたが、本実施形態では、ONUの通信速度に応じて異なる送信時間を割り当てるようにした例である。尚、本実施形態のOLT107aは、第1の実施形態の図2のOLT107の構成において、上り信号時間割当部151の動作が異なり、それ以外の機能はOLT107と全く同じである。
図6において、通信システム300は、OLT418の代わりにOLT107aが、上位通信装置419の代わりに上位通信装置108が配置される以外は、従来の技術で説明した図10の通信システム420と同じ構成である。図10の場合は、ONU422からONU426の5台のONUにそれぞれの通信速度に関係なく等分の送信時間がOLT418によって割り当てられたが、本実施形態のOLT107aの上り信号時間割当部151は、配下のONUの通信速度に応じて異なる送信時間をそれぞれのONUに割り当てる。図6において、ONU422からONU425の4台のONUの上り信号の通信速度は1Gbpsで、ONU426の上り信号の通信速度は10Gbpsなので、ONU422からONU425の4台のONUとONU426とに異なる送信時間を割り当てる。送信時間の割り当て方法の一例として、4台のONUの合計の通信速度4Gbpsは上位への通信帯域10Gbpsの40%に相当するので、全送信時間の40%の送信時間をONU422からONU425の4台のONUに割り当てる。ONU422からONU425の各ONUに対して10%の送信時間が割り当てられることになり、各ONUの通信帯域は通信速度1Gbpsの1/10の10Mbpsとなる。一方、ONU426の上り信号の通信速度は10Gbpsなので、残りの60%の送信時間が割り当てられることになり、ONU426の通信帯域は、通信速度10Gbpsの6/10の6Gbpsとなる。この結果、上位通信装置108に出力する通信帯域は6.4Gbpsとなる。図10に示した従来の通信システム420の場合はOLT418から上位通信装置419に出力する通信帯域は2.8Gbpsであったのに対して、図6の本実施形態の場合は上位通信装置108への通信帯域の利用効率を約2.3倍に高めることができる。
さらに、本実施形態に係る通信システム300は、第1の実施形態で説明した通信システム100と同様に、OLT107aは配下の各ONUの通信帯域を求めて上りの通信帯域を上位通信装置108に通知し、上位通信装置108はOLT107aから通知された帯域情報から上位のネットワークに送信する出力方路を決定するので、さらに通信帯域の有効利用を図ることができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態に係る通信システム350について図7を用いて説明する。本実施形態では、PONシステムが2段階に配置された通信システム350への適用例である。例えば、通信システム350では、従来の通信速度の遅い1GbpsのPONシステム360を高速の10GbpsのPONシステム361に取り込むことができる。尚、図7において、図1と同符号のOLT107と上位通信装置108は同じものである。
図7において、1GbpsのGE−PONのPONシステム360を構成するONU351および352は光カプラ353を介して本実施形態の特徴であるOLT354に収容される。ここで、OLT354は、1GbpsのPONシステム360を構成するONU351および352を収容するOLT355と、さらに10GbpsのPONシステム361の1つのONUを構成するONU356とで構成される。従って、OLT354は、上位側から見れば1つのONUとして動作し、下位側から見れば1つのOLTとして動作する。
一方、10GbpsのPONシステム361において、OLT356に含まれるONU356の他に、ONU357と、ONU358と、ONU359とが光カプラ360を介してOLT107に収容されている。そして、OLT107は図1と同様に上位通信装置108に接続されている。従って、OLT107と上位通信装置108との間は、第1の実施形態と同様に動作し、OLT107は配下の各ONUの通信帯域を求めて上りの通信帯域を上位通信装置108に通知し、上位通信装置108はOLT107から通知された帯域情報から上位のネットワークに送信する出力方路を決定するので、さらに上位の通信帯域を有効に利用することができる。
このように、本実施形態に係る通信システム350は、従来の通信速度の遅い1GbpsのPONシステム360を高速の10GbpsのPONシステム361に取り込むことができ、さらに上位のネットワークに接続する通信帯域を有効に利用することができる。
以上、各実施形態で説明してきたように、本発明に係る通信システム,局側装置および上位通信装置並びに帯域制御方法は、複数の通信速度が混在するPONシステムを有する通信システムの場合でも、OLTから上位通信装置に帯域情報を送信して上位のネットワークへの出力方路を制御するので、OLTより上位網での通信帯域を有効に利用することができる。この結果、現在の光ファイバ網を効率よく使用することができるので、新たな光ファイバケーブルを増設をできるだけ抑えることができるので、通信システムのコストダウンを図ることができる。特に、OLTより上位網での新たな高速網の新設を最小限に抑えることが可能となる。
100,200,200a,300,350,410,420・・・通信システム
101,221〜223,251,252,360,361,401,411,421・・・PONシステム
102〜105,201〜206,241〜246,351,352,356〜359,402〜404,412〜416,422〜426・・・ONU
107,107a,127,137,207,307,244,248,354,355,406,418・・・OLT
106,243,247,353,360,405,417・・・光カプラ
108,208,419・・・上位通信装置
151・・・上り信号時間割当部
152,152a・・・使用帯域算出部
153・・・帯域情報通知部
154・・・帯域情報受信部
155,155a・・・出力方路決定部
161・・・WDM部
162・・・光電気信号変換部
163・・・SERDES部
164,209〜211・・・PON処理部
165・・・上位網IF
166・・・制御系
167・・・電源部
207・・・集合型OLT
212・・・L2SW

Claims (7)

  1. 上位のネットワークに接続する上位通信装置と、前記上位通信装置に接続される複数の局側装置と、前記局側装置に収容される複数の加入者側装置とで構成される通信システムであって、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で複数の通信速度が混在するPONシステムを構成する通信システムにおいて、
    前記局側装置は、
    前記複数の加入者側装置を接続するPONインターフェースと、
    前記上位通信装置に接続する上位網インターフェースと、
    前記複数の加入者側装置から前記局側装置にデータを送信するデータ送出時間の割り当てを行う上り信号時間割当部と、
    前記PONインターフェースを介して前記各加入者側装置と通信するPON区間の上り方向の各使用帯域を前記上り信号時間割当部の割当時間と前記各加入者側装置の通信速度から求め、前記上位通信装置との間の通信に必要な合計の使用帯域を算出する使用帯域算出部と、
    前記使用帯域算出部が求めた前記使用帯域情報を前記上位網インターフェースを介して前記上位通信装置に通知する帯域情報通知部と
    を設け、
    前記上位通信装置は、
    前記複数の局側装置の前記帯域通知部からそれぞれ通知される前記使用帯域情報を受信する帯域情報受信部と、
    前記帯域情報受信部で受信した前記複数の局側装置の前記使用帯域情報から上位のネットワークへ送信する際の出力方路を決定する出力方路決定部と
    を設けた
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記出力方路決定部は、前記使用帯域情報を基にして、上位のネットワークへの出力方路の通信帯域の使用割合が最大となるように前記複数の局側装置の上り方向の通信帯域の組み合わせを決定する
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 上位のネットワークに接続する上位通信装置と、前記上位通信装置に接続される複数の局側装置と、前記局側装置に収容される複数の加入者側装置とで構成される通信システムであって、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で複数の通信速度が混在するPONシステムを構成する通信システムの前記局側装置において、
    前記複数の加入者側装置を接続するPONインターフェースと、
    前記上位通信装置に接続する上位網インターフェースと、
    前記複数の加入者側装置から前記局側装置にデータを送信するデータ送出時間の割り当てを行う上り信号時間割当部と、
    前記PONインターフェースを介して前記各加入者側装置と通信するPON区間の上り方向の各使用帯域を前記上り信号時間割当部の割当時間と前記各加入者側装置の通信速度から求め、前記上位通信装置との間の通信に必要な合計の使用帯域を算出する使用帯域算出部と、
    前記使用帯域算出部が求めた前記使用帯域情報を前記上位網インターフェースを介して前記上位通信装置に通知する帯域情報通知部と
    を有することを特徴とする通信システムの局側装置。
  4. 上位のネットワークに接続する上位通信装置と、前記上位通信装置に接続される複数の局側装置と、前記局側装置に収容される複数の加入者側装置とで構成される通信システムであって、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で複数の通信速度が混在するPONシステムを構成する通信システムの前記上位通信装置において、
    前記複数の局側装置の前記帯域通知部からそれぞれ通知される前記使用帯域情報を受信する帯域情報受信部と、
    前記帯域情報受信部で受信した前記複数の局側装置の前記使用帯域情報から上位のネットワークへ送信する際の出力方路を決定する出力方路決定部と
    を有することを特徴とする通信システムの上位通信装置。
  5. 請求項4に記載の通信システムの上位通信装置において、
    前記出力方路決定部は、前記使用帯域情報を基にして、上位のネットワークへの出力方路の通信帯域の使用割合が最大となるように前記複数の局側装置の上り方向の通信帯域の組み合わせを決定する
    ことを特徴とする通信システムの上位通信装置。
  6. 上位のネットワークに接続する上位通信装置と、前記上位通信装置に接続される複数の局側装置と、前記局側装置に収容される複数の加入者側装置とで構成される通信システムに用いられ、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で複数の通信速度が混在するPON(Passive Optical Network)システムを構成する通信システムの帯域制御方法において、
    前記局側装置では、
    前記複数の加入者側装置から前記局側装置にデータを送信するデータ送出時間の割り当てを行う上り信号時間割当手順と、
    前記複数の加入者側装置を接続するPONインターフェースを介して前記各加入者側装置と通信するPON区間の上り方向の各使用帯域を前記上り信号時間割当手順で割り当てた割当時間と前記各加入者側装置の通信速度から求め、前記上位通信装置との間の通信に必要な合計の使用帯域を算出する使用帯域算出手順と、
    前記使用帯域算出手順で求めた前記使用帯域情報を前記上位通信装置に接続する上位網インターフェースを介して前記上位通信装置に通知する帯域情報通知手順と
    を実行し、
    前記上位通信装置では、
    前記複数の局側装置の前記帯域通知部からそれぞれ通知される前記使用帯域情報を受信する帯域情報受信手順と、
    前記帯域情報受信手順で受信した前記複数の局側装置の前記使用帯域情報から上位のネットワークへ送信する際の出力方路を決定する出力方路決定手順と
    を実行する
    ことを特徴とする通信システムの帯域制御方法。
  7. 請求項6に記載の通信システムの帯域制御方法において、
    前記出力方路決定手順は、前記使用帯域情報を基にして、上位のネットワークへの出力方路の通信帯域の使用割合が最大となるように前記複数の局側装置の上り方向の通信帯域の組み合わせを決定する
    ことを特徴とする通信システムの帯域制御方法。
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