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JP2016137997A - エレベータのドア装置 - Google Patents
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JP2016137997A - エレベータのドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】かご着床後の戸開動作において、かごドア低速動作時間をなくし、戸開時間の短縮化を図ることができるエレベータのドア装置を得る。
【解決手段】出入り口を開閉するかごドアパネル(1)および乗場ドアパネル(14)で構成されるドアパネルと、モータ(9)と、モータの駆動力を伝達するベルト(7)と、かごドアパネルと乗場ドアパネルを連結するために、かごドアパネル側に設けられたかごドア係合ベーン(12)、および乗場ドアパネル側に設けられた乗場ローラ(13)とを備え、かごドア係合ベーンは、ベルトに固定されており、ドアパネルの開動作中に、かごドア係合ベーンと乗場ローラとが接触したことを検出するかごドア側の接触検出部(25)と、接触したことが検出されたことに同期して、かごドア係合ベーンとかごドアパネルとを連結させるドア連結機構部(26、27)とをさらに備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、エレベータのドアパネルを開閉するドア装置に関し、特に、戸開時間の短縮を図る構成を備えたエレベータのドア装置に関するものである。
モータの駆動力を伝達するベルトをかごドアが掴み、かごドア駆動時にかご係合ベーンがかごドアパネルよりも早く動くことで、戸開開始から係合までの時間を短縮する従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−103882号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
エレベータのドアでは、コストの観点から、駆動源となるモータは、かごドア側のみに取り付けられ、乗場ドアは、係合装置によってかごドアと連結されることで、かごドアおよび乗場ドアを駆動し、ドアを開閉する。
係合装置は、かご側のかご係合ベーンと、乗場側の乗場ローラとで構成され、エレベータかご昇降時に両者が接触して機器が損傷することがないように、係合ギャップと呼称される隙間が設けられる。この係合ギャップは、適正な仕様内で維持されるよう、据付時・保守時に定期的にチェックされる。
そして、かご着床後の戸開時において、モータが駆動力を発生し、かごドアを駆動した後に、かごドアと乗場ドアが係合装置を介して連結される。このとき、かごドア質量と乗場ドア質量とが係合装置において衝突することに起因して、ドアパネルに振動が生じる。このような振動を低減するために、上述した係合ギャップの区間においては、かごドアと乗場ドアを低速で動作させる必要がある。この結果、ドアの戸開時間が長くなるという問題がある。
特許文献1では、かごドア戸開時に、ドアパネルの開く速度よりも早くかご係合ベーンを動作させる構造を有している。このような構造を有することで、係合ギャップの区間における低速動作時間を短縮し、戸開に要する時間を短縮することができる。
しかしながら、特許文献1のこのような構造は、かごドアの動作に連動したものであるため、かごドア低速動作時間を無くすことはできない。その上、特許文献1は、時間短縮の効果を上げるためにかご係合ベーンの速度を上げると、かご係合ベーンと乗場ローラの衝突音が発生することとなる。このため、戸開時間短縮の効果が限られるという問題もある。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、かご着床後の戸開動作において、かごドア低速動作時間をなくし、戸開時間の短縮化を図ることができるエレベータのドア装置を得ることを目的とする。
本発明に係るエレベータのドア装置は、出入り口を開閉するかごドアパネルおよび乗場ドアパネルで構成されるドアパネルと、ドアパネルを開閉駆動するための駆動力を出力するモータと、モータの駆動力を伝達するベルトと、かごドアパネルと乗場ドアパネルを連結するために、かごドアパネル側に設けられたかごドア係合ベーン、および乗場ドアパネル側に設けられた乗場ローラとを備えるエレベータのドア装置であって、かごドア係合ベーンは、ベルト掴み部を介してベルトに固定されており、ドアパネルの開動作中に、かごドア係合ベーンと乗場ローラとが接触したことを検出するかごドア側の接触検出部と、接触検出部においてかごドア係合ベーンと乗場ローラとが接触したことが検出されたことに同期して、かごドア係合ベーンとかごドアパネルとを連結させるドア連結機構部とをさらに備えるものである。
本発明によれば、乗場ドアにローラが備えられるドア装置において、かご着床後の戸開直後に、モータの駆動力により、かご係合ベーンのみを駆動し、かご係合ベーンが乗場ドア側のローラと接触した後に、かご係合ベーンとかごドアパネルと乗場ドアパネルを同時に連結することで、かごドアと乗場ドアを一体化する構成を備えている。この結果、かご着床後の戸開動作において、かごドア低速動作時間をなくし、戸開時間の短縮化を図ることができるエレベータのドア装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1によるエレベータのかごドア駆動装置を示す全体概要図である。 本発明の実施の形態1によるエレベータの乗場ドア駆動装置を示す全体概要図である。 本発明の実施の形態1による係合ギャップの概要図である。 本発明の実施の形態1による戸開開始前のドア係合装置の構成図である。 本発明の実施の形態1による戸開係合時のドア係合装置の構成図である。 本発明の実施の形態1によるドア振動の低減効果を説明するための図である。 本発明の実施の形態2による戸開開始前のドア係合装置の構成図である。 本発明の実施の形態2による戸開係合時のドア係合装置の構成図である。 本発明の実施の形態3による戸開開始前のドア係合装置の構成図である。 本発明の実施の形態3による戸開係合時のドア係合装置の構成図である。
以下、本発明のエレベータのドア装置の好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるエレベータのかごドア駆動装置を示す全体概要図である。出入口を開閉するかご側のドアパネル1の上端には、吊り手2が設けられている。出入口の上縁部には、長手が水平方向に配置された桁3が設けられている。なお、図1においては、ドアパネル1が、2枚のドアパネル1A、1Bで構成されている場合を例示している。
桁3には、かごドア案内レール4が長手の水平方向に配置されるように設けられている。そして、吊り手2に設けられたハンガーローラ5が、レール4に沿って移動することで、吊り手2の水平移動、すなわち、ドアパネル1の開閉移動、を案内する。
また、吊り手2に設けられたアップスラストローラ11が、レール4の下方に取り付けられ、ハンガーローラ5がレール4から脱落することを防止している。桁3には、プーリ6A、6Bが互いに離れて設けられており、無端状をなすベルト7が、プーリ6A、6Bの双方に巻き掛けられることで、所望のテンションで張られた状態となっている。
ベルト掴み8は、一端がベルト7に連結され、他端がかご係合ベーン12に連結されておいる。また、モータ9は、プーリ6Aを駆動する。ベルト7は、伝導ベルトであり、一般的には、歯付ベルトもしくはVベルトが用いられる。ベルト形状に応じた溝が加工されているプーリ6A、6Bのプーリ間距離を変更することで、無端状のベルト7の取付張力を所望の値に調整することができる。
モータ9を駆動させることで、対応したプーリ6Aが回転し、ベルト7が駆動され、ベルト掴み8を介して連結されたかご係合ベーン12も駆動する。そして、後述する機構により、かご係合ベーン12がドアパネル1Aと連結され、もう一方のドアパネル1Bには、連動ロープもしくはベルトを介して駆動力が伝達される。この結果、ドアパネル1A、1Bを同一方向に動作させることで、モータ9の駆動により、ドアが開閉する。
図1に示した構成は、片開きのドア機構であるが、両開きドアでは、かご係合ベーン12からの駆動力が伝達されるドアパネル1Aと、もう一方のドアパネル1Bを、連動ロープもしくはベルトを介して互いに反対方向に動作させることで、出入口を開閉すればよい。
一般的には、片開きドアにおいては、ドアパネル1Bの速度の大きさは、ドアパネル1Aの半分であり、両開きドアにおいては、方向は異なるものの、速度の大きさは、ドアパネル1Aと1Bで等しいものとなる。
また、エレベータかごが着床し、かごドアと乗場ドアの床高さがおおよそ一致しているとき、モータ9を駆動すれば、かご係合ベーン12と乗場ローラ13が接触し係合することで、かごドアの駆動力を乗場ドアに伝達することができる。なお、乗場ローラ13については、後述する図2に図示している。
次に、図2は、本発明の実施の形態1によるエレベータの乗場ドア駆動装置を示す全体概要図である。図2に示される出入口を開閉する乗場側のドアパネル14の上端には、吊り手15が設けられている。出入口の上縁部には、長手が水平方向に配置された桁16が設けられている。
桁16には、乗場ドア案内レール17が、長手の水平方向に配置されるように設けられている。また、吊り手15に設けられたハンガーローラ18が、レール17に沿って移動することで、吊り手15の水平移動、すなわち、ドアパネル14の開閉移動、を案内する。
また、吊り手15に設けられたアップスラストローラ19が、レール17の下方に取り付けられ、ハンガーローラ18がレール17から脱落することを防止している。桁16には、プーリ20A、20Bが互いに離れて設けられており、連動ロープ21が、プーリ20A、20Bの双方に巻き掛けられることで、所望のテンションで張られた状態となっている。
ドアパネル14Aの吊り手は、連動ロープ21と連結されている。なお、連動ロープ21は、ベルトであってもよい。もう一方のドアパネル14Bと、ドアパネル14Aは、連動ロープ21とは異なる別の連動ロープ、もしくはベルトを介して、駆動力が伝達され、この結果、ドアパネル14Aと14Bは、同一方向に動作することとなる。
図2に示した構成は、片開きのドア機構であるが、両開きドアでは、ドアパネル14Aと、もう一方のドアパネル14Bを、連動ロープ21を介して互いに反対方向に動作させることで、出入口を開閉すればよい。
このように、乗場ローラ13に作用したモータ9の駆動力が、ドアパネル14Aと14Bに伝達されることで、モータ9の駆動により、乗場ドアを開閉させることができる。
なお、乗場ドアには、図示しない錘やバネによる戸閉力発生機構が取り付けられており、かごが着床していない状態では、乗場ドアが開かれた場合でも自動で全閉するように、機械的外力が作用するように構成されている。
同様に、かご内で閉じ込めが生じモータの電気的駆動力が失われた場合でも、幼児がかごドアをこじ開けて昇降路に落下しないように、かごドアにも、機械的な戸閉力発生機構が備え付けられる。そして、全開時にモータの駆動力がない場合、もしくは、小さな駆動力のみでも全開を保持できるように、かごドアには、機械的な戸開力発生機構が取り付けられる。
図3は、本発明の実施の形態1による係合ギャップの概要図である。エレベータのかごは、図示しない昇降路内を昇降することから、図3に示された、かごドアパネル1に取り付けられたかご係合ベーン12は、昇降路内を移動する。一方、乗場ローラ13は、昇降路に突き出ている。従って、エレベータのかごが昇降する際に、かご側の機器、特にかご係合ベーン12に接触すると、両者が損傷することとなる。
そのため、昇降時のドア全閉状態においては、図3(a)に示されるように、かご係合ベーン12と乗場ローラ13との間の距離である係合ギャップ22を、一定に保つように、機械系の調整を行う必要がある。係合ギャップ22が短ければ、据付時の設定ミスや、経年変化による形状変化、かごドア・乗場ドアの変形などが生じた際に、機器が損傷する可能性が高くなるデメリットがある。
一方、戸開時においては、かごドアと乗場ドアが係合する際に、かごドアの質量が乗場ドアの質量に衝突することになる。このため、係合時の戸開速度は、低速とする必要がある。
係合ギャップが短ければ、低速で駆動する区間を短く設定することができ、ドア開閉の観点からは、戸開時間短縮のメリットがある。逆に、係合ギャップ22が長ければ、据付時の設定ミスや、経年変化による形状変化、かごドア・乗場ドアの変形などが生じた際に、機器が損傷する可能性が低くなるメリットがある。
一般的に、係合ギャップ22の仕様は、その距離の大きさと、各階床でのバラツキを考慮した許容精度幅で決められる。ただし、許容精度が小さければ小さいほど、かごドアと乗場全階床の係合ギャップ22を調整する据付作業の難易度が高くなる。
全閉時には、かご係合ベーン12は、乗場ローラ13と係合ギャップ22の距離分離れている。そして、戸開指令によりモータが戸開を開始すると、かご係合ベーン12が戸開方向に移動し、かご係合ベーン12が係合ギャップ分の距離を戸開方向に移動した時点で、乗場ドアの乗場ローラ13に接触する。接触を検出した時点で、かご係合ベーン12がかごドアを把持することで、かごドアと乗場ドアは、連結され、一体化した状態で駆動することとなる。
なお、かご係合ベーン12は、乗場ドアの乗場ローラ13を複数のベーンで挟み込む方式や、複数のローラがかご係合ベーン12を挟み込むことで、駆動力を伝達する方式でもよい。
また、かご係合ベーン間の距離は、全閉時には固定されるが、開閉動作とともに距離が変動してもよい。図3の係合ギャップ22は、全閉側のかご係合ベーン12と乗場ローラ13との距離を示しているが、全開側のかご係合ベーン12と乗場ローラ13との距離でもよい。以降においては、全閉側のかご係合ベーン12と乗場ローラ13との距離を、係合ギャップ22として説明する。
図4は、本発明の実施の形態1による戸開開始前のドア係合装置の構成図である。図4においては、全閉側のかご係合ベーンを、符号12Aで表し、全開側のかご係合ベーンを、符号12Bで表している。
ここで、全開側のかご係合ベーン12Bは、かごドアパネルに固定され、移動しない方式と、かご係合ベーン12Aの動作に応じて乗場ローラ13を完全に挟み込む方式とがある。前者の移動しない方式では、乗場ドアには錘が取り付けられ、機械的な戸閉力が常に作用することを用いて、開閉時において、常に乗場ドアの乗場ローラ13とかご係合ベーン12Aが接触するようにドア開閉速度を変化させればよい。一方、後者の完全に挟み込む方式では、ドア開閉速度によらず、挟み込みが完了した以降において、かごドアと乗場ドアの連結がとけることはない。
図4に示したように、かご着床後のドア戸開開始前の全閉状態において、ドアモータ9は、かご内乗客のこじ開けや昇降時のかご振動による戸開力に対抗するために、戸閉力方向に駆動力を発生させる。駆動力は、ベルト掴み8を介してかご係合ベーン12Aに伝達される。
かご係合ベーン12Aは、かごドアパネル1Aに設置されたかご係合ベーンストッパー23Aに接触することで、かごドアパネル1に戸閉方向の駆動力を発生させる。かご係合ベーンストッパー23Aは、ゴムのような弾性体でもよいし、ボルト等の剛体でもよい。
一般的に、モータ9の駆動力による電気的戸閉力に合わせて、機械的戸閉力がかごドアパネル全閉付近に作用することで、電気的戸閉力+機械的戸閉力の総和が、上述した戸開力に対する抗力となる。
ドア制御装置10から、戸開指令が発令されたとき、ドアモータ9は、戸開方向に駆動力を発生させる。ドアモータ9は、ベルト7ならびにベルト掴み8を介して、かご係合ベーン12Aに戸開方向の駆動力を伝達する。
かご係合ベーン12Aは、ドア開閉方向へ円滑に動作するためのスライドガイド24に沿って動作し、ドアの戸開方向もしくは戸閉方向に動作方向が規定される。ドアモータ9が戸開方向の駆動力を発生させたとき、乗場ローラ13にかご係合ベーン12Aもしくはかご係合ベーン12Aに取り付けられた接触検出部25が接触するまでは、かご係合ベーン12Aのみが駆動し、かごドアパネル1は、動作しない。
図5は、本発明の実施の形態1による戸開係合時のドア係合装置の構成図である。かご係合ベーン12Aが乗場ローラ13に接触したとき(つまり、係合したとき)、かご係合ベーン12に取り付けられた接触検出部25が、両者の接触を検出する。ここで、接触検出部25は、機械的もしくは電気的なスイッチもしくはセンサでよい。図4および図5では、機械的スイッチの例を示している。
接触検出部25が乗場ローラ13に接触したとき、接触検出部25の移動量に応じて、ラッチ部26が、かご係合ベーン12Aとの接合部を中心軸として回転する。そして、この回転により、ラッチ部26の先端部は、かごドアパネル1Aに固定されたロック部27と機械的に噛み合うことで連結し、一体化する。そのため、かご係合ベーン12Aに伝達されるドアモータ9の駆動力は、ラッチ部26とロック部27を介してかごドアパネル1Aに加えられる。ここで、ラッチ部26とロック部27は、ドア連結機構部に相当する。
そして、かごドアパネル1Aに駆動力が伝達されることで、かごドアパネル1Bにも駆動力が伝達される。このようにして、乗場ドアパネル14Aと14Bには、乗場ローラ13を介して駆動力が伝達されることから、ドア開閉が実現できる。
図4および図5では、ロック部27もしくはスライドガイド24の端部には、かご係合ベーンストッパー23A、23Bが備え付けられるが、必ずしも端部である必要はなく、かごドアパネル1Aに設置されていればよい。また、かご係合ベーンストッパー23Bは、乗場ローラ13とかご係合ベーン12Aとの接触部よりも、常に戸開側に設置される。
かごが乗場階に着床しておらず、かつ、ドアモータ9に開閉指令を送信した状態では、乗場ローラ13は、接触検出部25と接触する位置には存在していない。従って、この状態では、かご係合ベーン12Aがかご係合ベーンストッパー23Aに接触することで、かご係合ベーン12Aとかごドアパネル1Aとが連結され、かごドアのみを開閉させることができる。
なお、係合ギャップは、全閉時のかご係合ベーン12Aと乗場ローラ13との間であり、下式(1)で表すことができる。
係合ギャップX=ギャップ基準距離(X0)±調整精度(Y) (1)
ここで、調整精度(Y)は、一般的にはミリメートル単位での調整が必要となり、この許容精度の大きさにより、据付作業の難易度が高くなる。
係合ギャップは、かご昇降時に、係合装置周りのかごドア機器と乗場ドア機器とが接触しないようにする役割がある。そのため、かご開閉時には、係合ギャップ分の距離を移動した上で、かごドアと乗場ドアが係合装置(かご係合ベーン12+乗場ローラ13)を介して連結し、駆動装置のない乗場ドアに駆動力を伝達することになる。
ドアパネル1やかご係合ベーン12の質量には、下式(2)の関係が一般的に成立する。
かごドアパネル質量・乗場ドアパネル(+ローラ含)質量
>>かご係合ベーン質量 (2)
かごドアパネル1と乗場ドアパネル14は、乗客の視界にあり、振動が生じることを避けたい。ここで、かごドアパネル1と乗場ドアパネル14が衝突した場合には、運動量保存の法則から、両者は、衝突した側の質量に応じた大きな反力を受ける。このため、少なくとも一方のドアパネルには、振動が生じる結果となる。
一方、ドアパネル質量よりも圧倒的に小さいかご係合ベーン12が乗場ドアパネル14に衝突した場合には、乗客の視界にある乗場ドアパネルに作用する反力は、小さい。このため、衝突による乗場ドアパネル14の振動は、ほとんど生じない。
この場合、かご係合ベーン12側には大きな反力が作用する。しかしながら、かご係合ベーン12は、ドアパネルと異なる次の2点の特徴を有している。
(特徴1)かご係合ベーン12は、かごドアパネル1と乗場ドアパネル14との間にあり、乗客の視界にない。
(特徴2)さらに、かご係合ベーン12は、ベルト掴み8と剛に繋がっており、モータ9による速度・位置制御が容易である。
図6は、本発明の実施の形態1によるドア振動の低減効果を説明するための図である。具体的には、左側の図6(a)は、従来技術による振動発生状況を示しており、右側の図6(b)は、本発明による振動低減状況を示している。また、図6(a)、図6(b)ともに、上段は、かごドアの速度応答を示しており、下段は、乗場ドアの速度応答を示している。
かご係合ベーン12と乗場ローラ13の係合直前までに、かご係合ベーン12がかごドアパネル1と接合されているような従来の機構の場合には、図6(a)示すように、係合時の衝突により、少なくとも一方のドアパネルにドア振動が生じる。
一方、かご係合ベーン12が乗場ローラ13に衝突する本発明の機構の場合には、図6(b)に示すように、ドアパネル振動を抑制することができる。
また、見栄えの観点からは、かごドアパネル1と乗場ドアパネル14は、乗客の視界にあることから、開閉するとき、両者が完全に同期して開閉することが望ましい。従来の機構のように、かごドアパネル1が乗場ドアパネル14に衝突するということは、乗場ドア駆動前にかごドアが事前に駆動することを意味する。従って、従来の機構においては、係合した後には、両者は同期するが、開閉動作全領域において両者が完全に同期しているとは言えない。
一方、かご着床後に、モータ9の駆動力でかご係合ベーン12Aのみを駆動し、係合ギャップ22分だけ移動する図4、図5の構成を備えた本発明の機構においては、開閉動作全領域において、かごドアパネル1と乗場ドアパネル14の完全な同期動作が実現できる。
完全な同期の効果としては、見栄えの観点に加え、乗客にとっての開閉時間短縮の観点が挙げられる。ドア制御装置10における開閉時間は、開閉指令を切替え、モータ9を駆動する時間である。一方、乗客にとっての開閉時間は、乗客の視界において、かごドアが動作している時間である。
そのため、前者の場合には、
かごドアパネルの移動距離=係合ギャップ距離+乗場ドアパネル移動距離
であるが、後者の場合には、
かごドアパネルの移動距離=乗場ドアパネル移動距離
である。
一般的に、かご着床後の戸開開始直後の係合ギャップ区間では、かごドアと乗場ドアの衝突音低減および前述の反力低減のために戸開速度を極力遅くする必要がある。このことが、戸開閉時間短縮の観点から、係合ギャップにおけるギャップ基準距離X0、調整精度Yを大きく設定できない要因である。
そして、本発明の図4、図5に示した構成では、かご係合ベーン12Aがドアパネル1、14に対して極めて質量が小さいことから、従来では、係合ギャップ区間で遅く設定する制約のあった戸開速度を、より速く設定することも可能である。
ただし、衝突音が発生することを回避するためには、かご係合ベーン12Aの構成を最小限の質量とすることが望ましい。そして、本発明の構成を採用することで、係合ギャップにおけるギャップ基準距離X0、調整精度Yを、従来よりも大きく設定することが可能となる。この結果、調整精度の緩和が可能となる。
なお、本実施の形態1の構成によれば、接触検出部25が電気的スイッチもしくはセンサのとき、ドア制御装置10に検出信号を送信することができる。そして、この場合、ドア制御装置10は、モータが戸開開始後から係合するタイミングまでの時間を算出することができる。
この結果、各階毎に異なる係合ギャップ22の距離を、モータ9の回転量からドア制御装置10において認識することが可能となる。そのため、通常は、保守員が目視による検査で測定する係合ギャップ22の確認を、ドア制御装置10を用いて、定量的に実施することができ、保守負荷の低減の効果がある。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2による戸開開始前のドア係合装置の構成図である。乗場ローラ13は、乗場ドアの施錠および解錠を役割とするインターロック機能をもつ場合がある。このとき、乗場ローラ13は、図7に示すように、上部乗場ローラ13Aと下部乗場ローラ13Bに分けられる。
上部乗場ローラ13Aには、ローラバネ28により、下部乗場ローラ13Bよりも、戸閉側の位置に設定される。かご係合ベーン12Aは、戸開方向に駆動する際には、まず、上部乗場ローラ13Aに接触する。そして、接触後の上部乗場ローラ13Aは、下部乗場ローラ13Bと開閉方向に関して同等の位置になるまで移動することができる。この移動量によって、図示しない乗場ドアインターロックの施錠および解錠を行う。
上述したドア本実施の形態2における係合装置を用いたかごドア駆動装置の全体概要図は、先の実施の形態1で示した図1と同じである。出入口を開閉するかご側のドアパネル1の上端には、吊り手2が設けられている。出入口の上縁部には、長手が水平方向に配置された桁3が設けられている。
桁3には、かごドア案内レール4が長手の水平方向に配置されるように設けられている。そして、吊り手2に設けられたハンガーローラ5が、レール4に沿って移動することで、吊り手2の水平移動、すなわち、ドアパネル1の開閉移動、を案内する。
また、吊り手2に設けられたアップスラストローラ11が、レール4の下方に取り付けられ、ハンガーローラ5がレール4から脱落することを防止している。桁3には、プーリ6A、6Bが互いに離れて設けられており、無端状をなすベルト7が、プーリ6A、6Bの双方に巻き掛けられることで、所定のテンションで張られた状態となっている。
ベルト掴み8は、一端がベルト7に連結され、他端がかご係合ベーン12に連結されている。また、モータ9は、プーリ6Aを駆動する。ベルト7は、伝導ベルトであり、一般的には、歯付ベルトもしくはVベルトが用いられる。ベルト形状に応じた溝が加工されているプーリ6A、6Bのプーリ間距離を変更することで、無端状のベルト7の取付張力を所望の値に調整することができる。
モータ9を駆動させることで、対応したプーリ6Aが回転し、ベルト7が駆動され、ベルト掴み8を介して連結されたかご係合ベーン12も駆動する。そして、かご係合ベーン12がドアパネル1Aと連結され、もう一方のドアパネル1Bには、連動ロープもしくはベルトを介して駆動力が伝達される。この結果、ドアパネル1A、1Bを同一方向に動作させることで、モータ9の駆動により、ドアが開閉する。
図1に示した構成は、片開きのドア機構であるが、両開きドアでは、かご係合ベーン12からの駆動力が伝達されるドアパネル1Aと、もう一方のドアパネル1Bを、連動ロープもしくはベルトを介して互いに反対方向に動作させることで、出入口を開閉すればよい。
一般的には、片開きドアにおいては、ドアパネル1Bの速度の大きさは、ドアパネル1Aの半分であり、両開きドアにおいては、方向は異なるものの、速度の大きさは、ドアパネル1Aと1Bで等しいものとなる。
また、エレベータかごが着床し、かごドアと乗場ドアの床高さがおおよそ一致しているとき、モータ9を駆動すれば、かご係合ベーン12と乗場ローラ13が接触し係合することで、かごドアの駆動力を乗場ドアに伝達することができる。
上述した本実施の形態2におけるドア係合装置を用いた乗場ドア駆動装置の全体概要図は、先の実施の形態1で示した図2と同じである。図2に示される出入口を開閉する乗場側のドアパネル14の上端には、吊り手15が設けられている。出入口の上縁部には、長手が水平方向に配置された桁16が設けられている。
桁16には、乗場ドア案内レール17が、長手の水平方向に配置されるように設けられている。また、吊り手15に設けられたハンガーローラ18が、レール17に沿って移動することで、吊り手15の水平移動、すなわち、ドアパネル14の開閉移動、を案内する。
また、吊り手15に設けられたアップスラストローラ19が、レール17の下方に取り付けられ、ハンガーローラ18がレール17から脱落することを防止している。桁16には、プーリ20A、20Bが互いに離れて設けられており、連動ロープ21が、プーリ20A、20Bの双方に巻き掛けられることで、所望のテンションで張られた状態となっている。
ドアパネル14Aの吊り手は、連動ロープ21と連結されている。なお、連動ロープ21は、ベルトであってもよい。もう一方のドアパネル14Bと、ドアパネル14Aは、連動ロープ21とは異なる別の連動ロープ、もしくはベルトを介して、駆動力が伝達され、この結果、ドアパネル14Aと14Bは、同一方向に動作することとなる。
図2に示した構成は、片開きのドア機構であるが、両開きドアでは、ドアパネル14Aと、もう一方のドアパネル14Bを、連動ロープ21を介して互いに反対方向に動作させることで、出入口を開閉すればよい。
このように、乗場ローラ13に作用したモータ9の駆動力が、ドアパネル14Aと14Bに伝達されることで、モータ9の駆動により、乗場ドアが開閉させることができる。
なお、乗場ドアには、図示しない錘やバネによる戸閉力発生機構が取り付けられており、かごが着床していない状態では、乗場ドアが開かれた場合でも自動で全閉するように、機械的外力が作用するように構成されている。
図1および図2に示したドアを用いた戸開動作において、本実施の形態2における図7の接触検出部25によって検出したい接触は、下部乗場ローラ13Bとの接触である。下部乗場ローラ13Bにのみ接触検出部25が接触すればよいが、この裕度はかごの着床精度に依存する。そこで、以降では、上部乗場ローラ13Aおよび下部乗場ローラ13Bが、ともに接触検出部25と接触することを前提として、接触検出部25の構成を説明する。
図7に示したように、かご着床後のドア戸開開始前の全閉状態において、ドアモータ9は、かご内乗客のこじ開けや昇降時のかご振動による戸開力に対抗するために、戸閉力方向に駆動力を発生させる。駆動力は、ベルト掴み8を介してかご係合ベーン12Aに伝達される。
かご係合ベーン12Aは、かごドアパネル1Aに設置されたかご係合ベーンストッパー23Aに接触することで、かごドアパネル1に戸閉方向の駆動力を発生させる。かご係合ベーンストッパー23Aは、ゴムのような弾性体でもよいし、ボルト等の剛体でもよい。
一般的に、モータ9の駆動力による電気的戸閉力に合わせて、機械的戸閉力がかごドアパネル全閉付近に作用することで、電気的戸閉力+機械的戸閉力の総和が、上述した戸開力に対する抗力となる。
ドア制御装置10から、戸開指令が発令されたとき、ドアモータ9は、戸開方向に駆動力を発生させる。ドアモータ9は、ベルト7ならびにベルト掴み8を介して、かご係合ベーン12Aに戸開方向の駆動力を伝達する。
かご係合ベーン12Aは、ドア開閉方向へ円滑に動作するためのスライドガイド24に沿って動作し、ドアの戸開方向もしくは戸閉方向に動作方向が規定される。ドアモータ9が戸開方向の駆動力を発生させたとき、乗場ローラ13にかご係合ベーン12Aもしくはかご係合ベーンに取り付けられた接触検出部25が接触するまでは、かご係合ベーン12Aのみが駆動し、かごドアパネル1は、動作しない。
本実施の形態2における接触検出部25には、ローラバネ28のバネ剛性よりも硬いバネ剛性をもつ接触検出用バネ29が備え付けられる。接触検出用バネ29の剛性を前述のように設定することで、接触検出部25が上部乗場ローラ13Aのみの移動では接触を検出しないようにすることができる。
図8は、本発明の実施の形態2による戸開係合時のドア係合装置の構成図である。かご係合ベーン12Aが下部乗場ローラ13Bに接触したとき(つまり、係合したとき)、かご係合ベーン12に取り付けられた接触検出部25が、両者の接触を検出する。ここで、接触検出部25は、機械的もしくは電気的なスイッチもしくはセンサでよい。図7および図8では、機械的スイッチの例を示している。
接触検出部25が上部乗場ローラ13Aおよび下部乗場ローラ13Bの両方に接触したとき、接触検出部25の移動量に応じて、ラッチ部26が、かご係合ベーン12Aとの接合部を中心軸として回転する。そして、この回転により、ラッチ部26の先端部は、かごドアパネル1Aに固定されたロック部27と機械的に噛み合うことで連結し、一体化する。そのため、かご係合ベーン12Aに伝達されるドアモータ9の駆動力は、ラッチ部26とロック部27を介してかごドアパネル1Aに加えられる。
そして、かごドアパネル1Aに駆動力が伝達されることで、かごドアパネル1Bにも駆動力が伝達される。このようにして、乗場ドアパネル14Aと14Bには、上部乗場ローラ13Aおよび下部乗場ローラ13Bを介して駆動力が伝達されることから、ドア開閉が実現できる。
図7および図8では、ロック部27もしくはスライドガイド24の端部には、かご係合ベーンストッパー23A、23Bが備え付けられるが、必ずしも端部である必要はなく、かごドアパネル1Aに設置されていればよい。また、かご係合ベーンストッパー23Bは、上部乗場ローラ13A、下部乗場ローラ13B、およびかご係合ベーン12Aの接触部よりも、常に戸開側に設置される。
かごが乗場階に着床しておらず、かつ、ドアモータ9に開閉指令を送信した状態では、上部乗場ローラ13A、下部乗場ローラ13Bは、接触検出部25と接触する位置には存在していない。従って、この状態では、かご係合ベーン12Aがかご係合ベーンストッパー23Aに接触することで、かご係合ベーン12Aとかごドアパネル1Aとが連結され、かごドアのみを開閉させることができる。
実施の形態3.
本実施の形態3では、先の実施の形態1と同様の効果をもち、先の実施の形態1とは異なるドア連結機構部の構成を備えたエレベータのドア装置について説明する。
図9は、本発明の実施の形態3による戸開開始前のドア係合装置の構成図である。図9においては、全閉側のかご係合ベーン12Aと、全開側のかご係合ベーン12Bが示されている。
かご係合ベーン12Aは、かごドアパネル1Aに設置されたかご係合ベーンストッパー23Aに接触することで、かごドアパネル1に戸閉方向の駆動力を発生させる。かご係合ベーンストッパー23Aは、ゴムのような弾性体でもよいし、ボルト等の剛体でもよい。
ドア制御装置10から、戸開指令が発令されたとき、ドアモータ9は、戸開方向に駆動力を発生させる。ドアモータ9は、ベルト7ならびにベルト掴み8を介して、かご係合ベーン12Aに戸開方向の駆動力を伝達する。
かご係合ベーン12Aは、ドア開閉方向へ円滑に動作するためのスライドガイド24に沿って動作し、ドアの戸開方向もしくは戸閉方向に動作方向が規定される。ドアモータ9が戸開方向の駆動力を発生させたとき、乗場ローラ13にかご係合ベーン12Aもしくはかご係合ベーン12Aに取り付けられた接触検出部25が接触するまでは、かご係合ベーン12Aのみが駆動し、かごドアパネル1は、動作しない。
図10は、本発明の実施の形態3による戸開係合時のドア係合装置の構成図である。かご係合ベーン12Aが乗場ローラ13に接触したとき(つまり、係合したとき)、かご係合ベーン12Aに取り付けられた接触検出部25が、両者の接触を検出する。ここで、接触検出部25は、機械的もしくは電気的なスイッチもしくはセンサでよい。図9および図10では、機械的スイッチの例を示している。
接触検出部25が乗場ローラ13に接触したとき、接触検出部25の移動量に応じて、カム部30が、かご係合ベーン12Aとの接合部を軸として水平方向に移動する。そして、この移動により、傾斜をもつカム部30と、カム部30の傾斜に接して鉛直方向に移動するラッチ部31の先端部は、かごドアパネル1Aに固定されたロック部27と機械的に噛み合うことで連結し、一体化する。
そのため、かご係合ベーン12Aに伝達されるドアモータ9の駆動力は、カム部30とラッチ部31とロック部27を介してかごドアパネル1Aに加えられる。ここで、ラッチ部31とロック部27は、ドア連結機構部に相当する。ラッチ部31は、かご係合ベーン12Aに取り付けられたスライド部32に沿って垂直方向に移動する。
そして、かごドアパネル1Aに駆動力が伝達されることで、かごドアパネル1Bにも駆動力が伝達される。このようにして、乗場ドアパネル14Aと14Bには、乗場ローラ13を介して駆動力が伝達されることから、ドア開閉が実現できる。
図9および図10では、ロック部27もしくはスライドガイド24の端部には、かご係合ベーンストッパー23A、23Bが備え付けられるが、必ずしも端部である必要はなく、かごドアパネル1Aに設置されていればよい。また、かご係合ベーンストッパー23Bは、乗場ローラ13とかご係合ベーン12Aとの接触部よりも、常に戸開側に設置される。
かごが乗場階に着床しておらず、かつ、ドアモータ9に開閉指令を送信した状態では、乗場ローラ13は、接触検出部25と接触する位置には存在していない。従って、この状態では、かご係合ベーン12Aがかご係合ベーンストッパー23Aに接触することで、かご係合ベーン12Aとかごドアパネル1Aとが連結され、かごドアのみを開閉させることができる。
1、1A、1B かごドアパネル、2 かごドア吊り手、3 かごドア桁、4 かごドア案内レール、5 かごドアハンガーローラ、6A、6B かごドアプーリ、7 ベルト、8 ベルト掴み、9 モータ、10 ドア制御装置、11 かごドアアップスラストローラ、12、12A、12B 係合ベーン、13 乗場ローラ、13A 上部乗場ローラ、13B 下部乗場ローラ、14、14A、14B 乗場ドアパネル、15 乗場ドア吊り手、16 乗場ドア桁、17 乗場ドア案内レール、18 乗場ドアハンガーローラ、19 乗場ドアアップスラストローラ、20A、20B 乗場ドアプーリ、21 連動ロープ、22 係合ギャップ、23A、23B かご係合ベーンストッパー、24 スライドガイド、25 接触検出部、26 ラッチ部(ドア連結機構部)、27 ロック部(ドア連結機構部)、28 ローラバネ、29 接触検出用バネ、30 カム部、31 ラッチ部(ドア連結機構部)、32 スライド部。

Claims (4)

  1. 出入り口を開閉するかごドアパネルおよび乗場ドアパネルで構成されるドアパネルと、
    前記ドアパネルを開閉駆動するための駆動力を出力するモータと、
    前記モータの駆動力を伝達するベルトと、
    前記かごドアパネルと前記乗場ドアパネルを連結するために、前記かごドアパネル側に設けられたかごドア係合ベーン、および前記乗場ドアパネル側に設けられた乗場ローラと
    を備えるエレベータのドア装置であって、
    前記かごドア係合ベーンは、ベルト掴み部を介して前記ベルトに固定されており、
    前記ドアパネルの開動作中に、前記かごドア係合ベーンと前記乗場ローラとが接触したことを検出するかごドア側の接触検出部と、
    前記接触検出部において前記かごドア係合ベーンと前記乗場ローラとが接触したことが検出されたことに同期して、前記かごドア係合ベーンと前記かごドアパネルとを連結させるドア連結機構部と
    をさらに備えるエレベータのドア装置。
  2. 前記ドア連結機構部は、
    前記かごドアパネルに固定されたロック部と、
    前記かごドア係合ベーンと前記乗場ローラとが接触したことにより、前記かごドア係合ベーンとの接合部を中心軸として回動し、前記ロック部と機械的に噛み合うことで、前記かごドア係合ベーンと前記かごドアパネルとを連結させるラッチ部と
    を含んで構成され、
    前記接触検出部は、前記ラッチ部による機械的スイッチで構成され、
    前記ラッチ部の移動量に応じて前記ラッチ部が前記ロック部と機械的に噛み合うことで、前記かごドア係合ベーンと前記かごドアパネルとが連結される
    請求項1に記載のエレベータのドア装置。
  3. 前記ドア連結機構部は、
    前記かごドアパネルに固定されたロック部と、
    前記かごドア係合ベーンと前記乗場ローラとが接触したことにより、前記かごドア係合ベーンとの接合部に沿って移動し、前記ロック部と機械的に噛み合うことで、前記かごドア係合ベーンと前記かごドアパネルとを連結させるラッチ部と
    を含んで構成され、
    前記接触検出部は、前記ラッチ部による機械的スイッチで構成され、
    前記ラッチ部の移動量に応じて前記ラッチ部が前記ロック部と機械的に噛み合うことで、前記かごドア係合ベーンと前記かごドアパネルとが連結される
    請求項1に記載のエレベータのドア装置。
  4. 前記接触検出部は、電気的スイッチまたはセンサで構成され、検出情報を外部に出力する機能を有する
    請求項1に記載のエレベータのドア装置。
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