JP2018125691A - 装置、制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザのアクセス状況に応じて記憶領域を制御する装置を提供する。【解決手段】ユーザからのアクセスに応じて、当該ユーザに対応するデータの記憶領域を生成する。ユーザのログアウトに応じて、条件を満たす場合に、生成された記憶領域を削除する。【選択図】図6
Description
本発明は、ユーザに対応した記憶領域を有する装置、制御方法及びプログラムに関する。
従来、画像形成装置等の情報処理装置では、ユーザのログインを受け付けた際に、ユーザ専用の設定を読み出して、その読み出した設定値に基づき処理を行うことがある。ここで、ユーザ専用の設定とは、例えば、表示や動作モードに関する装置の設定、コピーやFAX等の機能を簡易に呼び出すための設定、FAX等の送信先に関する設定である。これらは、ユーザがログインしている間に変更されると、その変更された設定情報が装置内に記憶される。
また、上記のように記憶されたユーザの設定情報を、装置間で同期するシステムが知られている。そのようなシステムでは、ユーザの設定情報をユーザ情報を管理するサーバに通知し、他のデバイスは、その設定情報を取得する。その結果、システムにおいて、ユーザは、どの装置でも同じ設定情報で装置を使用することができる。
上記のようなシステムでは、ユーザの設定情報を削除する状況があり得る。例えば、あるユーザが退職等の理由でシステムを利用しなくなる場合、そのユーザの設定情報を削除する。特許文献1には、ユーザの設定情報が記憶されている装置とは別の装置が削除要求を通知することにより、不要になった設定情報を削除することが記載されている。
上記のようなシステムの一つの装置にジョブを投入した場合、その装置では、ユーザに対応するユーザ情報領域が確保される。また、そのユーザがシステム内の他の装置にログインした場合にも、ユーザ情報領域が確保される。そして、さらに、サーバを介してユーザの設定情報が同期される。このような動作は、例えば、印刷ジョブが投入された装置とは別の装置において印刷が行われるようなシステムにおいて行われる。
一般的には、確保されたユーザ情報領域は、ユーザのジョブが全て実行されたときに開放される。ユーザが複数の装置それぞれにログインする度に、各装置でユーザ情報領域が確保され設定情報が同期されていく中で、ユーザがログアウトしたにも関わらず、複数の装置に同じユーザ情報領域が残ってしまう状況があり得る。そのような状況は、装置の記憶領域を圧迫し、その結果、利用可能なユーザ数を低減させてしまう。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。上記の点に鑑み、本発明は、ユーザのアクセス状況に応じてユーザに対応する記憶領域を制御する装置、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る装置は、ユーザからのアクセスに応じて、当該ユーザに対応するデータの記憶領域を生成する生成手段と、前記ユーザのログアウトに応じて、条件を満たす場合に、前記生成手段により生成された前記記憶領域を削除する削除手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザのアクセス状況に応じてユーザに対応する記憶領域を制御することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1は、システム全体の構成を示す図である。システム100は、デジタル複合機(以下、単に複合機という)110a及び110b、サーバ120を含み、それらは、有線もしくは無線のネットワーク130を介して相互に通信可能に接続されている。システム100は、例えば、複合機により印刷を行う印刷システムである。システム100は、例えば、複合機110aにジョブが投入されると、複合機110aで印刷物を出力する動作ばかりでなく、ジョブが投入された複合機110aと異なる複合機110bで印刷物を出力する動作も可能である。例えば、ユーザがPC等から複合機110aにジョブを投入すると、そのジョブは、複合機110aに一旦留置きされる。そして、そのユーザが複合機110bにおいて、サーバ120経由で複合機110aに留置きされた印刷ジョブを取得して実行することで印刷物を複合機110bで出力させる。
図1は、システム全体の構成を示す図である。システム100は、デジタル複合機(以下、単に複合機という)110a及び110b、サーバ120を含み、それらは、有線もしくは無線のネットワーク130を介して相互に通信可能に接続されている。システム100は、例えば、複合機により印刷を行う印刷システムである。システム100は、例えば、複合機110aにジョブが投入されると、複合機110aで印刷物を出力する動作ばかりでなく、ジョブが投入された複合機110aと異なる複合機110bで印刷物を出力する動作も可能である。例えば、ユーザがPC等から複合機110aにジョブを投入すると、そのジョブは、複合機110aに一旦留置きされる。そして、そのユーザが複合機110bにおいて、サーバ120経由で複合機110aに留置きされた印刷ジョブを取得して実行することで印刷物を複合機110bで出力させる。
サーバ120は、システム100内の各装置が有する設定情報を管理する。複合機110a及び110bは、自身が記憶している設定情報に変更が生じた場合や、新たな設定情報を記憶した場合には、その変更分の情報や新規に追加された情報をサーバ120に通知する。そのような構成により、サーバ120と、複合機110a及び110bとの間で設定情報を同期させることができる。ここで、設定情報は、デバイス情報やユーザ情報を含む。デバイス情報とは、例えば、機器構成情報やライセンス情報であり、ユーザ情報とは、例えば、カスタム設定値やアドレス帳である。システム100では、ユーザが所望の複合機にログインすれば、その複合機とサーバ120との間で同期通信が行われ、ログインした複合機がログインユーザに対応する設定情報を取得することができる。
図1では、サーバ120は、複合機110a及び110bと独立した装置として示されているが、複合機110aや複合機110bに含まれていても良い。その場合、いずれかの複合機がサーバ120として動作する。また、図1では、複合機110aと110bの2台が示されているが、2台に限定されるものではなく、また、PC等、他の種類の装置がネットワーク130に接続されていても良い。また、サーバ120は、1台のみ示されているが、複数台構成されていても良い。
図2は、複合機110a及び110bのブロック構成を示す図である。以下、特に断らない場合には、複合機110aと複合機110bとを総称して複合機110とする。複合機110は、コントローラユニット200、操作部220、プリンタ230、スキャナ240を含む。コントローラユニット200は、複合機110を統括的に制御する制御基板であり、操作部220、プリンタ230、スキャナ240が接続される。
操作部220は、タッチパネルやハードウェアキーを含み、複合機110が実行可能な機能の設定画面等のユーザインタフェース画面を表示したり、ユーザからの設定操作や指示操作を受付けることができる。プリンタ230は、電子写真方式やインクジェット記録方式等に対応した構成(プリントエンジン)を有し、用紙等の記録媒体に画像を記録する。スキャナ240は、不図示の原稿台に載置された原稿や、自動原稿給送装置(ADF)から給紙された原稿を光学的に読み取る構成(スキャンエンジン)を有する。
コントローラユニット200は、CPU201、操作部I/F202、RAM203、画像処理部204、エンジンI/F205、HDD206、ROM207、LANC208を含む。それらは、システムバス210を介して相互に接続されている。CPU201は,ROM207に記憶されているブートプログラムにより、HDD206に記憶されているオペレーティングシステムを読み出して実行する。オペレーティングシステムは、HDD206に記憶されているアプリケーションプログラムを実行することにより、各種処理を実行する。RAM203は、CPU201の作業領域としても用いられる。また、HDD206は、上記の設定情報の他、テーブル等、複合機110の動作に必要な各種データを記憶する。
操作部I/F202は、操作部220とのインタフェースであり、操作部220に表示するデータ等、各種情報を送信し、ユーザにより操作部220で操作された情報をCPU201に送信する。エンジンI/F205には、プリンタ230とスキャナ240が接続され、画像データや制御信号の入出力が行われる。LANC208は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介して各装置とデータ通信を行う。画像処理部204は、スキャナ240からの入力された読取データや、プリンタ230に出力する画像データに対して、変換、補正、編集等の各画像処理を行う。
図3は、サーバ120のブロック構成を示す図である。CPU301は、サーバ120を統括的に制御する。RAM303は、CPU301の主メモリとして用いられ、実行プログラムの領域や各種データ領域として機能する。ROM306には、サーバ120の機器制御を行うシステムプログラムが記憶され、HDD305に記憶されているオペレーティングシステムを呼び出して実行する。LANC307は、ネットワーク100を介して他の装置とデータ通信を行う。VRAM302は、サーバ120のディスプレイ310に表示するための表示用データが展開されるメモリである。
I/O304は、ユーザの操作を受け付けるための外部入力装置を接続するためのインタフェースであり、図3では、例えば、キーボード320とポインティングデバイス330が接続されている。HDD305には、アプリケーションプログラムや各種データが記憶される。CPU301、VRAM302、RAM303、I/O304、HDD305、ROM306、LANC307は、システムバス300で相互に接続される。
図4は、複合機110とサーバ120を制御するアプリケーションのブロック構成を示す図である。複合機110のジョブ受信部401は、LANC208を制御して印刷ジョブを受信し、印刷ジョブをRAM203に格納する。ジョブ格納部402は、ジョブ受信部401がRAM203に格納した印刷ジョブをHDD206に格納して管理する。
ジョブ制御部403は、ジョブ格納部402がHDD206に格納した印刷ジョブの実行を制御するためのユーザインタフェース画面を操作部220に表示させてユーザ操作を受け付ける。ジョブ制御部403は、受け付けたユーザ操作に基づいて、ジョブ実行部407に印刷処理を指示する。ジョブ実行部407は、画像処理部204とプリンタ230を制御して、指定された印刷ジョブを処理する。
ログイン制御部404は、ユーザが複合機110にログインするためのユーザインタフェース画面を操作部220に表示して操作を受け付ける。アカウント情報管理部405は、ログイン制御部404によりログイン可能なユーザのアカウント情報を管理するデータベースである。ユーザ情報保存部406は、ユーザ毎に対応する記憶領域であるリポジトリを作成し、ユーザに関連する情報を管理するデータベースである。ユーザ情報同期部407は、LANC208を制御してサーバ120のユーザ情報管理部410とデータ通信を行う。ユーザ情報同期部407により、複合機110とサーバ120に保存されている設定情報が同期される。
サーバ120のユーザ情報管理部410は、LANC307を制御して複合機110とデータ通信を行い、ユーザ情報格納部411に記憶されている設定情報の同期を行う。ユーザ情報格納部411は、ユーザ情報管理部410から通知された設定情報をHDD305に格納して管理するデータベースである。
図4のアプリケーションの各ブロックが協調して動作することにより、複合機110のジョブ受信部401で受信した印刷ジョブがジョブ格納部402に格納される。また、ジョブ制御部403により、システム100に接続されたいずれかの複合機のジョブ格納部402に格納された印刷ジョブが実行される。その場合の複合機とは、印刷ジョブを受信した複合機、若しくは、印刷ジョブを受信した複合機とは異なる複合機である。以下、本実施形態における、印刷ジョブの格納処理と、格納された印刷ジョブの実行処理について説明する。
図5は、ユーザから複合機110に投入された印刷ジョブを格納する処理を示すフローチャートである。図5の処理は、CPU201がROM207に記憶されたプログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
S501において、ジョブ受信部401は、LANC208で印刷ジョブの受信を検知すると、少なくとも印刷ジョブのヘッダに相当するデータをRAM203に格納する。本実施形態では、印刷ジョブのヘッダには、印刷ジョブを送信したユーザ情報と、該印刷ジョブを直ちに印刷せずに留め置くかを判定するための設定情報とが設定されている。
S502において、ジョブ受信部401は、RAM203に格納された印刷ジョブのヘッダに含まれるユーザ情報や複合機の設定情報等に基づいて、該印刷ジョブを直ちに印刷するか否かを判定する。ここで、複合機の設定情報とは、例えば受信した印刷ジョブを全て直接印刷しないように制御するための設定値である。なお、このような複合機の設定値は、受信するとHDD206もしくはROM207に格納される。
S502で直ちに印刷すると判定された場合、S503において、ジョブ受信部401は、残りの印刷ジョブを受信してRAM203に格納しつつ、該印刷ジョブを印刷するようにジョブ実行部407に指示する。S502の後、図5の処理を終了する。
S502で直ちに印刷しない、即ち、留め置くと判定された場合、S504において、ジョブ受信部401は、残りの印刷ジョブを受信してRAM203に格納しつつ、該印刷ジョブをHDD206に格納するようにジョブ格納部402に指示する。ジョブ格納部402は、HDD206に格納する際、格納する印刷ジョブに対応付けて識別子を生成する。この識別子には、例えば、複合機110の固有情報、例えばシリアル番号やネットワークアドレスが含まれる。ジョブ格納部402は、受信された印刷ジョブと識別子をHDD206に格納する。
S505において、ジョブ格納部402は、印刷ジョブのヘッダを解析することでユーザ情報を抽出する。ジョブ格納部402は、抽出したユーザ情報と、HDD206に格納した印刷ジョブの識別子とをユーザ情報保存部406に通知する。ここで、ユーザ情報とは、印刷ジョブの所有者を特定するための情報であり、アカウント情報管理部405で管理しているユーザ名もしくはユーザ名の別名に対応する。
S506において、ユーザ情報保存部406は、ジョブ格納部402から通知されたユーザ情報に対応するリポジトリがあるか否かを判定する。通知されたユーザ情報に対応するリポジトリがあると判定された場合、S507において、ユーザ情報保存部406は、通知された印刷ジョブの識別子を該リポジトリに追加登録する。S508において、ユーザ情報保存部406は、リポジトリが更新されると、ユーザ情報同期部407を用いて、ユーザ情報とリポジトリに追加された情報(印刷ジョブ情報)をサーバ120に通知する。S508の後、図5の処理を終了する。
S506で、通知されたユーザ情報に対応するリポジトリがないと判定された場合、S509において、ユーザ情報保存部406は、新たなリポジトリの生成を試みる。新たなリポジトリが生成できない場合、S510において、ユーザ情報保存部406は、通知された印刷ジョブの識別子に対応する印刷ジョブを削除するように、ジョブ格納部402に通知する。通知を受けたジョブ格納部402は、印刷ジョブの廃棄処理を行う。このとき、印刷ジョブの格納に失敗したことをユーザに通知するために、メッセージを表示する、あるいはログファイルに記録するようにしても良い。一方、新たなリポジトリが生成できた場合、S507において、ユーザ情報保存部406は、生成されたリポジトリにユーザ情報を設定し、印刷ジョブの識別子を追加登録する。なお、ユーザ情報保存部406には、ユーザ情報の他に、ジョブ格納部402に格納された印刷ジョブの情報、例えば印刷設定や出力用紙サイズ、カラー属性等を保存するようにしても良い。その場合、例えば、ジョブ格納部402が、格納した印刷ジョブの解析処理を行い、解析した情報を例えばXML形式に書式化してユーザ情報保存部407に通知するようにしても良い。S507の後は,S508に進む。
上述のように、サーバ120には、接続された全ての複合機110それぞれから、各保存された印刷ジョブ情報とユーザ情報が送信される。サーバ120のユーザ情報管理部410は、印刷ジョブ情報とユーザ情報を受信すると、それらの情報を、受信したときのサーバ120の時刻情報とともにユーザ情報格納部411に通知する。時刻情報は、複合機110と同期する際に用いられる。ユーザ情報格納部411は、データベースであり、ユーザ情報と印刷ジョブ情報、及び時刻情報を相互に関連付けて保存する。
図6は、複合機110がシステムに接続された何れかの複合機に格納された印刷ジョブを処理する際の動作を示すフローチャートである。図6の処理は、例えば、印刷ジョブを処理する複合機110のCPU201がROM207に記憶されたプログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
S601において、ログイン制御部404は、操作部220にログインを受け付けるためのIDとパスワードの入力領域を含むログイン画面を表示し、ユーザのログインを待機する。ユーザのログインを検知すると、ログイン制御部404は、入力された情報をアカウント情報管理部405に含まれる情報と照合して認証処理を行う。認証の結果、ログインに成功すると、ログイン制御部404は、ログインしたユーザのログインユーザ情報をジョブ制御部403に通知する。ここで、ログインユーザ情報とは、アカウント情報管理部405に記憶されているログインしたユーザのユーザ名もしくはユーザ名の別名である。
S602において、ジョブ制御部403は、通知されたログインユーザ情報に対応するリポジトリがユーザ情報保存部406に存在するか否かを判定する。存在すると判定された場合、S603において、ジョブ制御部403は、ユーザ情報保存部406のリポジトリをサーバ120と同期するようにユーザ情報保存部406に指示する。そのような構成により、ユーザ情報保存部406に格納されているログインユーザ情報に対応するリポジトリがサーバ120と同期される。同期処理については後述する。
S602でリポジトリが存在しないと判定された場合、S604において、ジョブ制御部403は、新たなリポジトリの生成を試みる。新たなリポジトリが生成できない場合、S606において、ジョブ制御部403は、エラーメッセージを表示し、その後、図6の処理を終了する。一方、新たなリポジトリが生成できた場合、S605において、ジョブ制御部403は、生成されたリポジトリにログインユーザ情報を設定し、S603において、サーバ120と同期処理を行う。
S607において、ジョブ制御部403は、ユーザ情報保存部406に格納されているログインユーザ情報に対応するリポジトリに含まれる印刷ジョブ情報を含むユーザインタフェース画面を操作部220に表示する。このユーザインタフェース画面では、印刷ジョブの一覧が表示され、一覧からの印刷ジョブの選択、選択された印刷ジョブに対する操作(印刷、削除、プレビュー等)をユーザ操作として受け付けることができる。ジョブ制御部403は、ユーザインタフェース画面上で受け付けたユーザ操作に基づき、印刷ジョブの制御を行う。このとき、リポジトリに含まれるユーザ情報に変更がなされた場合(例えば削除等)には、ジョブ制御部403は、その情報をサーバ120に通知する。印刷ジョブの実行が指示された場合、ジョブ制御部403は、指定された印刷ジョブの実行をジョブ実行部407に指示する。指示されたジョブ実行部407は、指示されたジョブ毎にジョブの識別子をジョブ制御部403に通知する。これにより、ジョブ制御部403は、ジョブ実行部407で実行された印刷ジョブの状態を知ることができる。
S608において、ジョブ制御部403は、ログアウト操作を検知したか否かを判定する。ログアウト操作を検知していないと判定された場合、S607からの処理を繰り返す。ログアウト操作を検知したと判定された場合、S609に進む。
ジョブ制御部403がログアウト操作を検知すると、S609において、ジョブ制御部403は、通知されているログインユーザ情報に対応するリポジトリを、ユーザ情報保存部406から削除するか否かを判定する。本実施形態では、ログインユーザ情報に対応するリポジトリに含まれる印刷ジョブの識別子に、ジョブ制御部403が動作している複合機100のユーザ情報保存部406が保存している印刷ジョブが含まれない場合に削除すると判定する。S609で削除しないと判定した場合、S610において、ジョブ制御部403は、ログアウト処理を行う。一方、削除すると判定された場合、S611において、ジョブ制御部403は、ユーザ情報保存部406にログインユーザ情報に対応するリポジトリの削除を指示する。S611において、ユーザ情報保存部406は、指示に基づきリポジトリの削除を行う。
次に、複合機110とサーバ120とのユーザ情報の同期について説明する。複合機110とサーバ120とのユーザ情報の同期は、サーバ120が発行する時刻情報に基づいて決定された差分情報を送受信することで行われる。即ち、複合機110のユーザ情報保存部406は、リポジトリ毎に時刻情報を記憶し、サーバ120と同期を行う際に時刻情報とユーザ情報を送信する。ユーザ情報保存部406が時刻情報を記憶していない、即ち一度もサーバ120と同期していない場合には、時刻情報として0をサーバ120に送信する。
複合機110から同期要求を受信したサーバ120のユーザ情報管理部410は、受信した時刻情報の時刻以降に通知された情報をユーザ情報格納部411から検索し、検索した情報を、同期要求を送信した複合機110に返信する。返信する情報は、追加された印刷ジョブの識別子や印刷ジョブ情報と、削除された印刷ジョブの識別子とを含み、これらの情報は、例えばXML形式に書式化されて、同期要求を送信した複合機110に返信される。なお、書式化された情報には、サーバ120が返信するときの時刻情報を含められる。なお、複合機110から時刻情報0が送信された場合には、サーバ120は、ユーザ情報格納部411に格納されている、通知されたユーザ情報に対応する全ての情報を書式化して返信する。
書式化された情報を受信した複合機110のユーザ情報同期部407は、受信した情報に基づきユーザ情報保存部406に格納されているリポジトリの更新を行う。更に、ユーザ情報保存部406は、受信した情報に含まれる時刻情報をリポジトリに設定する。リポジトリに保存されている印刷ジョブ情報がない場合、ユーザ情報同期部407は該リポジトリの削除を行う。
図5及び図6に示すように、本実施形態では、複合機110は、印刷ジョブを受信した際にサーバ120との同期を行わず、ユーザがログインした際に同期を行う。そのため、該印刷ジョブを送信したユーザがログインした場合には、ジョブ格納部402が登録した印刷ジョブの情報が、差分情報としてサーバ120から送信されることになる。しかしながら、ユーザ情報同期部407は、同じ識別子である印刷ジョブがサーバ120から通知された場合にはその情報を更新するだけであるので矛盾は発生しない。本実施形態では、印刷ジョブを受信した際にはサーバ120との同期は行われないと説明したが、複合機110が印刷ジョブを受信した際にサーバ120と同期処理するようにしても良い。
図12に示すように、ユーザAが複合機110aに対して印刷ジョブを送信してから複合機110bにログインした場合を考える。本実施形態では、その場合、ユーザの複合機110bからのログアウト時に、ユーザAのリポジトリが削除される。そのため、複合機のユーザ情報に登録可能な人数(リポジトリの数)に上限がある場合でも、他のユーザのためにユーザ情報の領域を確保することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、ユーザがログアウトする際に、リポジトリの削除が行われることを説明した。本実施形態では、ユーザがログアウトする際、所定の条件を満たす場合にリポジトリの削除が行われる。以下、本実施形態について、第1の実施形態と異なる点について説明する。
第1の実施形態では、ユーザがログアウトする際に、リポジトリの削除が行われることを説明した。本実施形態では、ユーザがログアウトする際、所定の条件を満たす場合にリポジトリの削除が行われる。以下、本実施形態について、第1の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態におけるユーザ情報保存部406に保存されているユーザ毎のリポジトリは、ユーザの複合機110へのアクセス状況とジョブの処理状況とに基づいて図7に示す3つの状態を有する。通常状態701は、リポジトリが作成された際もしくはユーザがログインしたときの状態である。通常状態701であるリポジトリについては、削除は行われない。リポジトリが通常状態701である場合に、削除/ログアウト時にジョブの実行がなければ、リポジトリは、削除待ち状態703に遷移する。また、リポジトリが通常状態701である場合に、削除/ログアウト時にジョブ実行中であれば、リポジトリは、通常状態701からジョブ実行終了待ち状態702に遷移する。
ジョブ実行終了待ち状態702は、リポジトリを削除するまでに印刷実行中のジョブの終了を待機する必要があることを示す状態である。リポジトリがジョブ実行終了待ち状態702である場合に、ログインが行われれば、リポジトリは、ジョブ実行終了待ち状態702から通常状態701に遷移する。また、リポジトリがジョブ実行終了待ち状態702である場合に、ジョブの実行が終了しサーバ120に通知されれば、リポジトリは、ジョブ実行終了待ち状態702から削除待ち状態703に遷移する。
削除待ち状態703は、リポジトリが削除されてもよいことを示す状態である。削除待ち状態のリポジトリの削除は、新たなユーザのためのリポジトリが必要になった時に行われる。また、リポジトリが削除待ち状態703である場合に、ログインが行われれば、リポジトリは、削除待ち状態703から通常状態701に遷移する。
ジョブ実行終了待ち状態702は、リポジトリに含まれるユーザ情報に印刷処理の実行結果を含む場合に必要な状態である。印刷ジョブの実行終了後、印刷処理の結果をサーバ120に通知するためには、ユーザ情報が必要である。つまり、リポジトリが削除されていないことが必要である。このため、ログアウト時に印刷処理が実行されている場合には、一旦ジョブ実行終了待ち状態702に遷移して印刷実行の終了を待つ。そして、印刷結果をユーザ情報に登録してサーバ120と同期処理を行ってから、削除待ち状態703に遷移し、処理704において、リポジトリの削除が行われる。
図8は、本実施形態における複合機110が投入された印刷ジョブを格納する処理を示すフローチャートである。図8の処理は、図5とS801の点について異なる。本実施形態では、S506で、ジョブ格納部402から通知されたユーザ情報に対応するリポジトリがないと判定された場合、ユーザ情報保存部406は、図9に示すフローチャートに従ってリポジトリの生成を試みる。
図9は、S801の処理を示すフローチャートである。S901において、ユーザ情報保存部406は、リポジトリのための所定容量の空きがあるか否かを判定する。空きがあると判定された場合、リポジトリを生成し、リポジトリの生成に成功したと判定して図8のS507に進む。一方、空きがないと判定された場合、S902において、ユーザ情報保存部406は、削除待ち状態703のリポジトリがあるか否かを判定する。削除待ち状態703のリポジトリがあると判定された場合、S903において、ユーザ情報保存部406は、該リポジトリの削除を行ってからリポジトリを生成し、リポジトリの生成に成功したと判定して図8のS507に進む。S902で削除待ち状態703のリポジトリがないと判定された場合、リポジトリの生成が失敗したと判定し、図8のS510に進む。
図10は、本実施形態における複合機110がシステムに接続された何れかの複合機に格納された印刷ジョブを処理する際の動作を示すフローチャートである。図10の処理は、S1001、S1002、S1003の点について図6と異なる。本実施形態では、S602でリポジトリが存在しないと判定された場合、S1001において、ユーザ情報保存部406は、図9に示す処理に従ってリポジトリの生成を試みる。
S602でリポジトリが存在すると判定された、又は、S605でジョブ制御部403がリポジトリにログインユーザ情報を設定した場合、S1002で、ジョブ制御部403は、サーバ120と同期を行う前に該リポジトリの状態を通常状態701にする。
また、S609で、ログインユーザ情報に対応するリポジトリをユーザ情報保存部406から削除すると判定された場合、S1003において、ジョブ制御部403は、ログアウトするユーザのジョブが実行中であるか否か判定する。ジョブが実行中であると判定された場合、S1004において、ジョブ制御部403は、ログアウトするユーザのリポジトリの状態をジョブ実行終了待ち状態702に遷移させる。ジョブの実行が終了すると、リポジトリの状態を削除待ち状態703に遷移させ、S610に進む。
一方、S1003でジョブ実行中でないと判定された場合、S1005において、ジョブ制御部403は、ログアウトするユーザのリポジトリの状態を削除待ち状態703に遷移させる。S1005の後、図10のS610に進む。
S1004でジョブ実行終了待ち状態702に遷移した後、印刷ジョブの実行終了は、ジョブ実行部407からジョブ制御部403に通知される。図11は、ジョブ制御部403がジョブの実行終了を通知されたときの処理を示すフローチャートである。図11の処理は、例えば、CPU201がROM207に記憶されたプログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
ジョブの実行終了が通知されると、S1101において、ジョブ制御部403は、通知された印刷ジョブが含まれるリポジトリを検索し、検索されたリポジトリ内のユーザ情報を更新してからサーバ120と同期処理を行う。続いて、S1102において、ジョブ制御部403は、該リポジトリがジョブ実行終了待ち状態702であるか否かを判定する。ジョブ実行終了待ち状態702であると判定された場合、S1103において、ジョブ制御部403は、そのリポジトリを削除待ち状態703に遷移させる。S1103の後、図11の処理を終了し、図10のS610においてログアウトが行われる。S1102でジョブ実行終了待ち状態702でないと判定された場合、該リポジトリの状態をジョブ実行終了待ち状態702として再度S1102の処理を繰り返す。
また、図11では、ジョブの実行終了を通知された場合を説明したが、所定時間、ジョブの実行終了を通知されない場合、ジョブ実行終了待ち状態702のまま、S1004から図10のS610へ進み、ログアウトが行われるようにしても良い。例えば、ジョブの実行が途中で障害等により中断した場合が該当する。その場合、再度ログインがあれば、図7に従って、リポジトリの状態がジョブ実行終了待ち状態702から通常状態701に遷移する。
以上のように、本実施形態では、複合機に保存されているリポジトリを、削除待ち状態703となるまで削除しない。そのため、リポジトリに記憶されているユーザ情報に対応するユーザが再度複写機110にログインした場合、リポジトリが削除されていなければ、ユーザ情報も削除されていないので、サーバ120と同期する通信量が不要に増大することを防ぐことができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
110a、110b 複合機: 120 サーバ: 201、301 CPU: 207、306 ROM: 203、303 RAM
Claims (16)
- ユーザからのアクセスに応じて、当該ユーザに対応するデータの記憶領域を生成する生成手段と、
前記ユーザのログアウトに応じて、条件を満たす場合に、前記生成手段により生成された前記記憶領域を削除する削除手段と、
を備えることを特徴とする装置。 - 前記削除手段は、前記条件として前記装置において前記ユーザに対応する実行中のジョブがない場合に、前記記憶領域を削除することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記記憶領域の状態を複数の状態の間で遷移させる遷移手段と、
前記削除手段は、前記条件として前記遷移手段による遷移により前記記憶領域の状態が所定の状態である場合に、前記記憶領域を削除することを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記遷移手段は、ユーザ操作とジョブの処理状況のうち少なくともいずれかに基づいて、前記記憶領域の状態を遷移させることを特徴とする請求項3に記載の装置。
- 前記複数の状態は、通常状態、ジョブの実行終了待ち状態、削除待ちの状態を含み、前記所定の状態は、前記削除待ちの状態であることを特徴とする請求項3又は4に記載の装置。
- 前記装置は、ユーザに対応するデータを管理するサーバと通信可能であり、
前記ユーザからのアクセスに応じて前記生成手段により前記記憶領域が生成されると、当該ユーザに対応するデータを前記サーバから取得する取得手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の装置。 - 前記取得手段は、前記サーバとデータを同期させるために、前記ユーザからのアクセスに応じて当該ユーザに対応するデータを前記サーバから取得することを特徴とする請求項6に記載の装置。
- 前記ユーザからのアクセスとは、前記装置に対するログインであることを特徴とする請求項6又は7に記載の装置。
- 前記記憶領域に記憶されているデータが変更された場合、当該変更に関する情報を前記サーバに送信する送信手段、をさらに備えることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の装置。
- ジョブを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信したジョブの情報を前記記憶領域に格納する格納手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の装置。 - 前記取得手段による取得は、前記受信手段によるジョブの受信によっては行われないことを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 前記生成手段により生成された前記記憶領域に記憶された前記ユーザに対応するデータに基づいて、ジョブの一覧を表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された前記ジョブの一覧から選択されたジョブを実行する実行手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の装置。 - 前記記憶領域は、リポジトリであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の装置。
- 前記ジョブは、印刷ジョブであり、前記装置は、前記印刷ジョブに基づいて印刷を実行可能な印刷装置であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の装置。
- 装置において実行可能な制御方法であって、
ユーザからのアクセスに応じて、当該ユーザに対応するデータの記憶領域を生成する生成工程と、
前記ユーザのログアウトに応じて、条件を満たす場合に、前記生成工程において生成された前記記憶領域を削除する削除工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - 請求項1乃至14のいずれか1項に記載の装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017016116A JP2018125691A (ja) | 2017-01-31 | 2017-01-31 | 装置、制御方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2017016116A JP2018125691A (ja) | 2017-01-31 | 2017-01-31 | 装置、制御方法およびプログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018125691A true JP2018125691A (ja) | 2018-08-09 |
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ID=63109737
Family Applications (1)
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| JP2017016116A Pending JP2018125691A (ja) | 2017-01-31 | 2017-01-31 | 装置、制御方法およびプログラム |
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|---|---|
| JP (1) | JP2018125691A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114647196A (zh) * | 2020-12-21 | 2022-06-21 | 东芝生活电器株式会社 | 家电系统 |
-
2017
- 2017-01-31 JP JP2017016116A patent/JP2018125691A/ja active Pending
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