JP2023005209A - Sputtering device - Google Patents
Sputtering device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023005209A JP2023005209A JP2021106981A JP2021106981A JP2023005209A JP 2023005209 A JP2023005209 A JP 2023005209A JP 2021106981 A JP2021106981 A JP 2021106981A JP 2021106981 A JP2021106981 A JP 2021106981A JP 2023005209 A JP2023005209 A JP 2023005209A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- target
- sputtering apparatus
- film
- extension plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
Description
本発明は、プラズマを用いてターゲットをスパッタリングして基板に成膜するスパッタリング装置に関する。 The present invention relates to a sputtering apparatus for sputtering a target using plasma to form a film on a substrate.
スパッタリング装置としては、マグネトロンスパッタリング装置の他に、例えば特許文献1、2に記載された、ターゲットの近傍にアンテナを配置して、当該アンテナに高周波電流を流すことでスパッタリング用のプラズマを生成するスパッタリング装置がある。このスパッタリング装置では、磁石を用いてプラズマを生成する、所謂マグネトロンスパッタリング装置に比べて、プラズマの粗密が小さくなる。プラズマの粗密が小さくなることによって、ターゲットの使用効率が上がるとともに、成膜の均一性も向上することが期待される。
As the sputtering apparatus, in addition to the magnetron sputtering apparatus, for example, the sputtering apparatus described in
ところで、特許文献1、2に開示されたスパッタリング装置等では、成膜の均一性をある程度向上させることができるものの、まだ十分ではない。例えば、特許文献1の場合、スパッタリング対象となる基板の位置に応じて放電空間の容積が変動し、プラズマ密度分布も変動するため、基板の位置によっては成膜にバラツキが生じる。特に、基板の端部近傍は、基板の中央部よりも放電容積が大きくなり、プラズマの密度が低下し膜厚が低下する。また、特許文献2の場合、基板の後方への着膜防止のための防着板が基板よりターゲット側にあるため、この防着板によって必要以上にスパッタ粒子を遮蔽することになる。特に、防着板は、基板の後方への着膜防止のため基板の端部に少し重なるように設けられるため、基板の端部で膜厚が低下する。
By the way, although the sputtering apparatuses and the like disclosed in
本発明の一態様は、アンテナにより生成されるプラズマを用いたスパッタリング装置において、成膜の均一性をさらに向上させることを目的とする。 An object of one embodiment of the present invention is to further improve film formation uniformity in a sputtering apparatus using plasma generated by an antenna.
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るスパッタリング装置は、プラズマを用いてターゲットをスパッタリングして基板に成膜するスパッタリング装置であって、真空排気され且つガスが導入される真空容器と、前記真空容器内で前記基板を保持する基板保持部と、前記基板の成膜側の面を拡張する拡張部材と、を備え、前記拡張部材は、前記基板が前記基板保持部に保持された状態のとき、当該基板の端部に接触または近接するように、当該基板保持部に配されていることを特徴とする。 In order to solve the above problems, a sputtering apparatus according to one aspect of the present invention is a sputtering apparatus for sputtering a target using plasma to form a film on a substrate, the sputtering apparatus being evacuated to a vacuum and gas introduced. a container, a substrate holding part for holding the substrate in the vacuum container, and an expansion member for expanding a surface of the substrate on the film formation side, wherein the expansion member holds the substrate in the substrate holding part. It is arranged on the substrate holding part so as to come into contact with or be close to the edge of the substrate when in the folded state.
本発明の一態様によれば、基板における成膜の均一性を向上させることができる。 According to one embodiment of the present invention, film formation uniformity on a substrate can be improved.
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
[Embodiment 1]
An embodiment of the present invention will be described in detail below.
(スパッタリング装置の概要)
図1は、本実施形態に係るスパッタリング装置100の概略断面図である。スパッタリング装置100は、誘導結合型のプラズマPを用いてターゲットTをスパッタリングして基板Wに成膜するものである。ここで、基板Wは、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(FPD)用の基板、フレキシブルディスプレイ用のフレキシブル基板等である。
(Overview of sputtering equipment)
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of a sputtering
スパッタリング装置100は、図1に示すように、真空容器2と、基板Wを保持する基板保持部3と、ターゲットTを保持するターゲット保持部4と、直線状をなす複数のアンテナ5と、複数のアンテナ5に高周波電力を印加する高周波電源6とを備えている。これにより、複数のアンテナ5に高周波電源6から高周波が印加されることによって、当該複数のアンテナ5に高周波電流IRが流れて、真空容器2内に誘導電界が発生して誘導結合型のプラズマPが生成される。
As shown in FIG. 1, the
真空容器2は、例えば金属製の容器であり、その内部は真空排気装置(図示せず)によって真空排気される。なお、真空容器2は電気的に接地されている。また、真空容器2内に、スパッタ用ガス又は反応性ガスが導入される。スパッタ用ガス及び反応性ガスは、基板Wに施す処理内容に応じたものにすれば良い。スパッタ用ガスとしては、例えばアルゴン(Ar)等の不活性ガスである。反応性ガスとしては、例えば酸素(O2)や窒素(N2)等である。
The
基板保持部3は、図2に示すように、平板状をなす基板Wを保持するホルダである。基板保持部3は、さらに、拡張板20a・20bも保持する。拡張板20a・20bは、基板Wの成膜側の面を拡張する拡張部材である。拡張板20a・20bは、基板Wが基板保持部3に保持された状態のとき、基板Wの端部W1・W2に接触または近接するように、基板保持部3に配されている。なお、この場合、端部W1・W2の両方に対して、拡張板20a・20bを接触するように配さなくても、端部W1・W2の両方に対して、拡張板20a・20bを近接するように配してもよい。また、端部W1・W2の両方に近接するように配さなくても、一方の端部W1(W2)に対して、拡張版20a(20b)を接触するように配し、他方の端部W2(W1)に対して、拡張板20b(20a)を近接するように配してもよい。拡張板20a・20bは、基板保持部3に対してネジ止めなどして着脱自在に固定されている。それ故、成膜完了後、基板保持部3から基板Wを都度取り外すが、拡張板20a・20bはそのままとする。基板保持部3は、真空容器2内において基板Wを、拡張板20a・20bと共に例えば水平状態となるように保持し、後述するように真空容器2内において直線状に往復走査されるように構成されている。
The
拡張板20a・20bは、表面(ターゲットTに対向する面)が基板Wの表面(成膜側の面)と面一になるように、基板Wの両側に配される。本実施形態では、このように、拡張板20a・20bが基板Wの長手方向の端部W1・W2に接触するように配されている例について説明するが、基板Wの短手方向の端部を含めて全ての端部に接触または近接するように配されていてもよい。なお、この場合、全ての端部に対して、拡張板を接触するだけでなく、全ての端部に対して、拡張板を近接するように配してもよい。また、全ての端部に対して、拡張板を近接するように配さなくても、一部の端部に対して、拡張版を接触するように配し、残りの端部に対して、拡張板を近接するように配してもよい。
The
ターゲット保持部4は、基板保持部3に保持された基板Wおよび拡張板20a・20bと対向してターゲットTを保持するものである。本実施形態のターゲットTは、平面視において矩形状をなす平板状のものである。このターゲット保持部4は、真空容器2を形成する側壁2a(例えば上側壁)に設けられている。また、ターゲット保持部4と真空容器2の側壁2aとの間には、真空シール機能を有する絶縁部9が設けられている。ターゲットTには、当該ターゲットTにターゲットバイアス電圧を印加するターゲットバイアス電源10が、ターゲット保持部4を介して接続されている。ターゲットバイアス電圧は、プラズマP中のイオンをターゲットTに引き込んでスパッタさせる電圧である。
The
本実施形態では、ターゲット保持部4は複数設けられている。複数のターゲット保持部4は、真空容器2内における基板Wの表面側に、当該基板Wの表面に沿うように(例えば基板Wの裏面と実質的に平行に)同一平面上に並列に配置されている。複数のターゲット保持部4は、その長手方向が互いに平行となるように等間隔に配置されている。これにより、真空容器2内に配置された複数のターゲットTは、図1及び図4に示すように、基板Wの表面と実質的に平行であり、且つ、長手方向が互いに平行となるように等間隔に配置されることになる。なお、各ターゲット保持部4は同一構成である。
In this embodiment, a plurality of
複数のアンテナ5は、真空容器2内における基板Wの表面側に、当該基板Wの表面に沿うように(例えば、基板Wの表面と実質的に平行に)同一平面上に並列に配置されている。複数のアンテナ5は、その長手方向が互いに平行となるように等間隔に配置されている。なお、各アンテナ5は、図3に示すように、平面視において直線状で同一構成であり、その長さは数十cm以上である。
A plurality of
本実施形態のアンテナ5は、図1及び図3に示すように、各ターゲット保持部4に保持されたターゲットTの両側にそれぞれ配置されている。つまり、アンテナ5とターゲットTとが交互に配置されており、1つのターゲットTは、2本のアンテナ5により挟まれた構成となる。ここで、各アンテナ5の長手方向と各ターゲット保持部4に保持されたターゲットTの長手方向とは同一方向である。また、特に図4に示すように、複数のターゲットTのピッチ幅と、複数のアンテナ5のピッチ幅とは同一(ともにピッチ幅Y)となるように配置されている。さらに、2つのターゲットTの間に配置されるアンテナ5はそれら2つのターゲットTから等距離の位置に配置されている。
The
また、各アンテナ5の材質は、例えば、銅、アルミニウム、これらの合金、ステンレス等であるが、これに限られるものではない。なお、アンテナ5を中空にして、その中に冷却水等の冷媒を流し、アンテナ5を冷却するようにしても良い。
The material of each
さらに、各アンテナ5において、真空容器2内に位置する部分は、絶縁物製で直管状の絶縁カバー12により覆われている。この絶縁カバー12の両端部と真空容器2との間はシールしなくても良い。絶縁カバー12内の空間にガスが入っても、当該空間は小さくて電子の移動距離は短いので、通常は当該空間にプラズマPは発生しないからである。なお、絶縁カバー12の材質は、例えば、石英、アルミナ、フッ素樹脂、窒化シリコン、炭化シリコン、シリコン等であるが、これらに限られるものではない。
Further, the portion of each
アンテナ5には、高周波電源6が接続されている。なお、アンテナ5に可変コンデンサ又は可変リアクトル等のインピーダンス調整回路を設けて、各アンテナ5のインピーダンスを調整するように構成しても良い。このように各アンテナ5のインピーダンスを調整することによって、アンテナ5の長手方向におけるプラズマPの密度分布を均一化することができ、アンテナ5の長手方向の膜厚を均一化することができる。
A high
上記構成によって、高周波電源6から、アンテナ5に高周波電流IRを流すことができる。高周波の周波数は、例えば、一般的な13.56MHzであるが、これに限られるものではない。
With the above configuration, a high frequency current IR can be passed from the high
そして、本実施形態のスパッタリング装置100は、基板保持部3を往復走査する往復走査機構15を有している。往復走査機構15は、基板保持部3をアンテナ5の配列方向Xに沿って往復走査させることで、基板保持部3が保持しているに保持された基板Wおよび拡張板20a・20bをアンテナ5の配列方向Xに沿って往復走査させる。
The
往復走査機構15は、基板保持部3をアンテナ5の配列方向Xに沿って機械的に往復走査させることにより、基板保持部3に保持された基板Wおよび拡張板20a・20bを配列方向Xに沿って同一平面上で往復走査させるものである。この往復走査機構15による基板Wの往路及び復路は直線移動であり、また、往路及び復路は互いに重複するように構成されている。なお、往復走査機構15は、例えば真空容器2外に設けられたアクチュエータと、基板保持部3に連結されるとともにアクチュエータにより駆動されるリニアガイドとを備えたもの等が考えられる。
The
また、往復走査機構15は、図3および図4に示すように、基板Wおよび拡張板20a・20bの走査範囲SRが前記ピッチ幅Yとなるよう構成されている。具体的には、往復走査機構15を制御する制御装置(図示せず)によって、基板Wの走査範囲SRが前記ピッチ幅Yなるよう構成されている。つまり、基板Wおよび拡張板20a・20bは、初期位置を中心位置Oとして±Y/2の振幅で往復走査される。
3 and 4, the
本実施形態のように複数のターゲットT及び複数のアンテナ5を交互に配置した構成の場合、各ターゲットTから飛び出すスパッタ粒子の拡散範囲は図5のように互いに重なる。一方、基板Wおよび拡張板20a・20bを走査しない場合には、基板表面には周期aの膜厚や膜質の分布が生じ得る。ここで、往復走査機構15による基板Wの走査範囲SRをターゲットTのピッチ幅Yと同じピッチ幅Yとしているので、基板表面に生じ得る周期aの膜厚や膜質の分布を均して、成膜の均一性を向上させることができる。なお、基板Wに拡張板20a・20bを設けることで、さらに、成膜の均一性を向上させることができる。この点について、以下に説明する。
In the case of a configuration in which a plurality of targets T and a plurality of
(成膜の均一性の向上)
図6に示すように、基板Wの端部(W1・W2)それぞれに拡張板20a・20bを配して、真空容器2のほぼ中央に配置した状態では、拡張板20a・20bによってプラズマPの拡がりが抑えられる。これにより、基板Wおよび拡張板20a・20bの表面に対するスパッタ粒子の密度(図中の太矢印)はほぼ同じである。この場合、基板Wの端部(W1・W2)それぞれに拡張板20a・20bが設けられていることで、基板Wの端部でプラズマPが拡がらないため、当該基板Wの端部(W1・W2)におけるスパッタ粒子の密度は低下しない。このため、基板Wの中央部から端部(W1・W2)に向かって成膜された膜の厚みが低下することを抑制することができ、その結果、成膜の均一性が向上する。
(Improvement of uniformity of film formation)
As shown in FIG. 6, in a state in which
一方、拡張板20a・20bを設けず、図7に示すように、基板Wを真空容器2のほぼ中央に配置した状態では、プラズマPが基板Wの端部(W1・W2)から当該基板Wの外側に拡がる。プラズマPが拡がることにより、基板Wの表面へのスパッタ粒子の密度(図中の太矢印)がほぼ同じ量であっても、基板Wの端部(W1・W2)から外側ではプラズマPが拡がるため、スパッタ粒子の密度が基板Wの中央部よりも若干低くなるため、基板Wの端部(W1・W2)に近づく程、成膜される膜の厚みも低下する。このため、基板Wに成膜される膜の膜厚にバラツキが生じる。
On the other hand, when the substrate W is arranged substantially in the center of the
また、基板Wの端部(W1・W2)それぞれに接触するように拡張板20a・20bを配した場合、図8に示すように、往復走査機構15によって真空容器2内を移動させながらスパッタリングを行っても、図6に示すように基板Wが静止している場合と同様に、基板Wの中央部から端部(W1・W2)に向かって膜厚の低下はない。つまり、基板Wが移動することでプラズマPが拡がり、スパッタ粒子の密度が低下しても、その影響は、基板Wの端部W1に接触するように配された拡張板20aが受けることになり、当該基板Wの端部W1側は受けない。
Further, when the
一方、基板Wの端部(W1・W2)それぞれに拡張板20a・20bを配していない場合、図9に示すように、往復走査機構15によって真空容器2内を移動させながらスパッタリングを行えば、基板Wの中央部から端部(W1・W2)に向かって膜厚が低下する。つまり、基板Wが移動することでプラズマPが拡がり、スパッタ粒子の密度が低下し、その影響は、基板Wの端部W1側で受けるため、当該基板Wの端部W1側に成膜された膜の膜厚が低下する。
On the other hand, when the
しかも、基板Wの端部(W1・W2)のそれぞれに配された拡張板20a・20bの表面は、基板Wの成膜側の面と面一であるので、基板Wと拡張板20a・20bとの境界部分も面一となる。この境界部分に含まれる、基板Wの端部W1・W2における放電空間の容積変動を無くすことが可能となり、当該基板Wに成膜される膜の膜厚のバラツキを無くし、成膜の均一性をさらに向上させることができる。
Moreover, since the surfaces of the
このように、成膜される膜厚のバラツキを無くして、成膜の均一性を向上させるには、拡張板20a・20bを、基板Wの端部(W1・W2)のそれぞれにできるだけ近づけて配するのが好ましい。このため、上述したように、拡張板20a・20bを、基板Wの端部(W1・W2)のそれぞれに接触するように配するのが最も好ましいが、拡張板20a・20bを、基板Wの端部(W1・W2)のそれぞれに対して、接触させずに、近接するように配してもよい。このように、拡張板20a・20bを基板Wの端部W1・W2に近接するように配する場合、当該基板Wの端部W1・W2において成膜される膜の膜厚にバラツキが生じない程度離して、拡張板を基板の端部に対して配すればよい。
In this way, in order to eliminate variations in film thickness and improve uniformity of film formation, the
(成膜分布と拡張板との関係)
成膜時に基板Wの端部W1・W2に接触するように配される拡張板20a・20bの有無による成膜時の膜の膜厚分布にどれだけ違いがあるかを示すと、図10に示すグラフのようになる。図10に示すグラフは、横軸を成膜対象となる基板の中央を0として、そこから端部までの距離(並び位置(mm))とし、縦軸を各並び位置における膜厚を測定した値を示している。このグラフを得るための条件は、スパッタリング装置100において、アンテナ5に供給する電力が20kW、ターゲットTに印加するバイアス電圧が400V、真空容器2における圧力が0.5Pa、真空容器2における不活性ガスに対するO2比が2.5%である。図10に示すグラフでは、拡張版20a・20b有りの場合と、無しの場合とにおける膜厚の分布を示している。
(Relationship between film formation distribution and expansion plate)
FIG. 10 shows how much difference there is in the film thickness distribution during film formation depending on the presence or absence of the
図10に示すグラフから分るように、基板Wに拡張板20a・20bを配した場合(拡張板有り)の方が、基板Wに拡張板20a・20bを配していない場合(拡張板無し)よりも膜厚の分布にバラツキが少ない。つまり、基板Wに拡張板20a・20bを配した場合の方が、成膜の均一性に優れていることが分る。
As can be seen from the graph shown in FIG. 10, the substrate W with the
拡張板の幅の違いによる成膜時の膜の膜厚分布にどれだけ違いがあるかを示すと、図11に示すグラフのようになる。図11に示すグラフは、図10に示すグラフと同様に、横軸を成膜対象となる基板の中央を0として、そこから端部までの距離(並び位置(mm))とし、縦軸を各並び位置における膜厚を測定した値を示している。このグラフを得るための条件は、スパッタリング装置100において、アンテナ5に供給する電力が20kW、ターゲットTに印加するバイアス電圧が400V、真空容器2における圧力が0.5Pa、真空容器2における不活性ガスに対するO2比が2.5%である。図11に示すグラフでは、拡張板20a・20bの幅(基板Wの端部W1・W2から遠ざかる方向に向かう長さ)が250mmの場合と、300mmの場合とにおける成膜の分布を示している。
The graph shown in FIG. 11 shows how much the film thickness distribution at the time of film formation varies depending on the width of the extension plate. As in the graph shown in FIG. 10, the graph shown in FIG. The value obtained by measuring the film thickness at each row position is shown. The conditions for obtaining this graph are as follows. with an O2 ratio of 2.5%. The graph shown in FIG. 11 shows the film formation distribution when the width of the
図11に示すグラフから分るように、拡張板20a・20bの幅の幅が広いほうが膜厚の分布にバラツキが少ない。つまり、拡張板20a・20bの幅の幅が広いほうが成膜の均一性に優れていることが分る。
As can be seen from the graph shown in FIG. 11, the wider the widths of the
なお、基板Wの端部W1・W2側における膜厚低下を抑制するためには、拡張板20a・20bの幅は広いほうが好ましいが、スパッタ粒子の拡がりと同じ程度で有れば十分である。すなわち、図4に示すように、複数のターゲットTのピッチ幅をY、拡張板20a・20bの幅をZとしたとき、以下の関係式(1)が成り立つことが好ましい。
In order to suppress the decrease in film thickness at the ends W1 and W2 of the substrate W, it is preferable that the width of the
Y≦Z≦2Y・・・・(1)
例えば、例えば、ターゲットTのピッチ幅Yを200mmとすると、拡張板20a・20bの幅Zは250~400mm程度となる。
Y≦Z≦2Y (1)
For example, if the pitch width Y of the target T is 200 mm, the width Z of the
拡張板20a・20bの幅の上限値は、スパッタリング装置100の大きさを考慮して設定し、下限値は、基板Wの端部W1・W2における膜厚低下が生じないように設定すればよい。このように、拡張板20a・20bの幅は、ターゲットTのピッチ幅、スパッタリング装置100の大きさに基づき設定すればよい。
The upper limit value of the width of the
また、本実施形態では、基板の端部に、当該基板の成膜側の面を拡張するために配された拡張部材として、板状の拡張板20a・20bの例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、拡張部材として、少なくとも一面が基板の成膜側の面を拡張する面である部材であれば、どのような形状であってもよい。
In addition, in the present embodiment, examples of plate-
さらに、基板Wの端部(W1・W2)のそれぞれに接触するように配された拡張板20a・20bの表面が、基板Wの成膜側の面と面一となる例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば拡張板20a・20bを、基板Wの後方、すなわちターゲットTから遠ざかる方向に配してもよい。また、拡張板20a・20bを、基板Wの端部W1・W2からそれぞれ斜め上方(ターゲットT側)に傾斜するように配してもよい。
Further, an example has been described in which the surfaces of the
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, but can be modified in various ways within the scope of the claims, and can be obtained by appropriately combining technical means disclosed in different embodiments. is also included in the technical scope of the present invention.
2 真空容器
2a 側壁
3 基板保持部
4 ターゲット保持部
5 アンテナ
6 高周波電源
9 絶縁部
10 ターゲットバイアス電源
12 絶縁カバー
15 往復走査機構(走査機構)
20a、20b 拡張板(拡張部材)
100 スパッタリング装置
IR 高周波電流
P プラズマ
SR 走査範囲
T ターゲット
W 基板
W1、W2 端部
X 配列方向
Y ピッチ幅
Z 拡張板の幅
2
20a, 20b expansion plate (expansion member)
100 Sputtering device IR High-frequency current P Plasma SR Scanning range T Target W Substrates W1, W2 Edges X Arrangement direction Y Pitch width Z Width of extension plate
Claims (5)
真空排気され且つガスが導入される真空容器と、
前記真空容器内で前記基板を保持する基板保持部と、
前記基板の成膜側の面を拡張する拡張部材と、を備え、
前記拡張部材は、前記基板が前記基板保持部に保持された状態のとき、当該基板の端部に接触または近接するように、当該基板保持部に配されている、スパッタリング装置。 A sputtering apparatus for sputtering a target using plasma to form a film on a substrate,
a vacuum vessel that is evacuated and into which gas is introduced;
a substrate holder that holds the substrate in the vacuum vessel;
an expansion member that expands the surface of the substrate on the film formation side,
The sputtering apparatus according to claim 1, wherein the extension member is arranged on the substrate holding part so as to come into contact with or come close to the edge of the substrate when the substrate is held by the substrate holding part.
前記ターゲットのピッチ幅をY、前記拡張部材の幅をZとしたとき、以下の関係式(1)が成り立つ、
Y≦Z≦2Y・・・・・(1)
請求項1~4の何れか1項に記載のスパッタリング装置。 a plurality of target holders for holding the target facing the substrate in the vacuum vessel, the plurality of target holders being arranged at regular intervals;
When the pitch width of the target is Y and the width of the extension member is Z, the following relational expression (1) holds:
Y≤Z≤2Y (1)
A sputtering apparatus according to any one of claims 1 to 4.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021106981A JP7727174B2 (en) | 2021-06-28 | 2021-06-28 | Sputtering Equipment |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021106981A JP7727174B2 (en) | 2021-06-28 | 2021-06-28 | Sputtering Equipment |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023005209A true JP2023005209A (en) | 2023-01-18 |
| JP7727174B2 JP7727174B2 (en) | 2025-08-21 |
Family
ID=85108054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021106981A Active JP7727174B2 (en) | 2021-06-28 | 2021-06-28 | Sputtering Equipment |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7727174B2 (en) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11315376A (en) * | 1998-05-01 | 1999-11-16 | Anelva Corp | Ionization sputtering equipment |
| JP2008280547A (en) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Canon Anelva Corp | Vacuum processing equipment |
| JP2018076561A (en) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | 株式会社アルバック | Film forming method and film forming apparatus |
| JP2018154875A (en) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 日新電機株式会社 | Sputtering apparatus |
-
2021
- 2021-06-28 JP JP2021106981A patent/JP7727174B2/en active Active
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11315376A (en) * | 1998-05-01 | 1999-11-16 | Anelva Corp | Ionization sputtering equipment |
| JP2008280547A (en) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Canon Anelva Corp | Vacuum processing equipment |
| JP2018076561A (en) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | 株式会社アルバック | Film forming method and film forming apparatus |
| JP2018154875A (en) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 日新電機株式会社 | Sputtering apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP7727174B2 (en) | 2025-08-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR102235995B1 (en) | Sputtering device | |
| JP5567005B2 (en) | Microwave-assisted PVD with a rotatable target | |
| KR20200075868A (en) | Linearized active radio frequency plasma ion source | |
| CN101182631A (en) | Magnetron sputtering source, sputtering coating apparatus and method for coating a substrate | |
| US7880392B2 (en) | Plasma producing method and apparatus as well as plasma processing apparatus | |
| JP5969856B2 (en) | Sputtering equipment | |
| KR102164479B1 (en) | Linear ecr plasma generating apparatus with two independent power generator | |
| TWI770144B (en) | Plasma processing device | |
| JP2004152876A (en) | Slot array antenna and plasma processing apparatus | |
| KR20240107345A (en) | Multiple antenna units for large-area inductively coupled plasma processing devices | |
| KR20120051077A (en) | Surface-wave plasma cvd device and film-forming method | |
| US20100104772A1 (en) | Electrode and power coupling scheme for uniform process in a large-area pecvd chamber | |
| JP2023005209A (en) | Sputtering device | |
| JP7584735B2 (en) | Sputtering Equipment | |
| JP7644332B2 (en) | Sputtering apparatus and film formation method | |
| JP2021080533A (en) | Sputtering device | |
| CN1849690A (en) | Electron cyclotron resonance (ECR) plasma source having a linear plasma discharge opening | |
| JP3657744B2 (en) | Plasma processing equipment | |
| JP7335495B2 (en) | Sputtering equipment | |
| JP2018154861A (en) | Sputtering apparatus | |
| JP2022088862A (en) | Film deposition apparatus | |
| CN119943637B (en) | Plasma devices and plasma deposition equipment | |
| US12014911B2 (en) | Sputtering apparatus | |
| JP2023001978A (en) | Plasma processing device | |
| WO2023112155A1 (en) | Sputtering apparatus |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240614 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20250219 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20250225 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20250416 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20250708 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20250721 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7727174 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |