JP2500604B2 - 超高速光オシレ―タ - Google Patents
超高速光オシレ―タInfo
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- JP2500604B2 JP2500604B2 JP13635393A JP13635393A JP2500604B2 JP 2500604 B2 JP2500604 B2 JP 2500604B2 JP 13635393 A JP13635393 A JP 13635393A JP 13635393 A JP13635393 A JP 13635393A JP 2500604 B2 JP2500604 B2 JP 2500604B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor laser
- optical
- oscillator
- optical oscillator
- speed optical
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信,光情報処理に
有用な超高速繰り返しの超短光パルス列を発生させる超
高速光オシレータに関する。
有用な超高速繰り返しの超短光パルス列を発生させる超
高速光オシレータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超高速の光通信,光情報処理の基
本技術として、数十GHzから百GHzを越える繰り返
し周波数を有する光パルス列の発生を可能にする技術の
要求が高まっている。高速光パルス列を発生させる超高
速光オシレータの1つの例としては、2電極または3電
極構造の半導体レーザのモード周期動作を用いた超高速
光オシレータがあげられる。この素子では、電極によっ
て分離された1つのセクションに逆バイアスを印加し、
可飽和吸収領域として作用させることにより、100G
Hz以上の繰り返し周波数での自励パルス発振が実現さ
れることが報告されている。この技術については、例え
ばチェン(Y.K.Chen)らによるジャーナル・オ
ブ・カンタムエレクトロニクス誌,第28巻,10号の
P.2176からP.2185にわたって掲載された論
文の中に述べられている。この論文中では、最大350
GHzの繰り返し周波数で約0.6psの時間幅の光パ
ルスを得たという報告がなされている。
本技術として、数十GHzから百GHzを越える繰り返
し周波数を有する光パルス列の発生を可能にする技術の
要求が高まっている。高速光パルス列を発生させる超高
速光オシレータの1つの例としては、2電極または3電
極構造の半導体レーザのモード周期動作を用いた超高速
光オシレータがあげられる。この素子では、電極によっ
て分離された1つのセクションに逆バイアスを印加し、
可飽和吸収領域として作用させることにより、100G
Hz以上の繰り返し周波数での自励パルス発振が実現さ
れることが報告されている。この技術については、例え
ばチェン(Y.K.Chen)らによるジャーナル・オ
ブ・カンタムエレクトロニクス誌,第28巻,10号の
P.2176からP.2185にわたって掲載された論
文の中に述べられている。この論文中では、最大350
GHzの繰り返し周波数で約0.6psの時間幅の光パ
ルスを得たという報告がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の半導体レーザの
モード周期においては、短共振器化して光パルスの周回
時間を短くすることで、繰り返し周波数を高めている。
しかし、この半導体レーザは複数電極構造なので200
μm程度の共振器長がほぼ限界で、それより短共振器化
することは難しくなる。また、仮にさらに短くできたと
しても、動作機構の上から正常なモード周期動作をする
という確実性に欠ける。さらに、モード周期動作は利得
と可飽和吸収の微妙なバランスによって生じるので、半
導体レーザ素子からの平均光出力は通常1mW程度にと
どまっている。
モード周期においては、短共振器化して光パルスの周回
時間を短くすることで、繰り返し周波数を高めている。
しかし、この半導体レーザは複数電極構造なので200
μm程度の共振器長がほぼ限界で、それより短共振器化
することは難しくなる。また、仮にさらに短くできたと
しても、動作機構の上から正常なモード周期動作をする
という確実性に欠ける。さらに、モード周期動作は利得
と可飽和吸収の微妙なバランスによって生じるので、半
導体レーザ素子からの平均光出力は通常1mW程度にと
どまっている。
【0004】本発明の目的は、上述した従来の超高速光
オシレータの持つ欠点を除去した、さらに超高速動作が
可能で高出力が得られる超高速光オシレータを提供する
ことにある。
オシレータの持つ欠点を除去した、さらに超高速動作が
可能で高出力が得られる超高速光オシレータを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の超高速光オシレ
ータは、複数の電極を有する第1の半導体レーザ素子
と、この半導体レーザ素子の共振器長の整数分の1の共
振器長を有する第2の半導体レーザ素子と、第1および
第2の半導体レーザを光学的に結合させる手段とを備え
たことを特徴とする。
ータは、複数の電極を有する第1の半導体レーザ素子
と、この半導体レーザ素子の共振器長の整数分の1の共
振器長を有する第2の半導体レーザ素子と、第1および
第2の半導体レーザを光学的に結合させる手段とを備え
たことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は、第1の半導体レーザのモード同期発
振により得られた光パルス列を第2の半導体レーザによ
って共振増幅することを利用している。例えば第1の半
導体レーザの共振器長をLとして、周波数f=c/2η
L(cは光速、ηは群屈折率)のモード同期動作をした
とすると、この光出力をL/m(mは整数)の共振器長
を有する第2の半導体レーザに結合させて増幅すること
により、fのm倍の周波数の光パルス列が生成する。こ
の様子を図2の動作原理図を用いて周波数領域において
説明する。第1半導体レーザの光出力はモード同期状態
では、図2(a)に示すようにc/2ηLの周波数間隔
を有する第1の半導体レーザの周波数スペクトルを持
つ。この光出力が第2の半導体レーザに結合すると、光
出力の周波数スペクトルは、第2の半導体レーザの共振
器によりフィルタリングを受け、図2(b)に示すよう
にmc/2ηLの周波数間隔のモード構造を有する第2
の半導体レーザの周波数スペクトルを持つ。これに対応
して、当初2ηL/cの時間間隔で繰り返し周波数がf
であった第1の半導体レーザの光パルス列(図2
(c))は、第2の半導体レーザで増幅された後は、図
2(d)に示すように2ηL/mcの時間間隔で繰り返
し周波数がmfである第2の半導体レーザの光パルス列
となる。しかも、第2の半導体レーザではモード数は減
少するが、レーザ増幅により個々の発振モードの光強度
を増大させることができ、この結果平均光出力も増大さ
せることが可能となる。
振により得られた光パルス列を第2の半導体レーザによ
って共振増幅することを利用している。例えば第1の半
導体レーザの共振器長をLとして、周波数f=c/2η
L(cは光速、ηは群屈折率)のモード同期動作をした
とすると、この光出力をL/m(mは整数)の共振器長
を有する第2の半導体レーザに結合させて増幅すること
により、fのm倍の周波数の光パルス列が生成する。こ
の様子を図2の動作原理図を用いて周波数領域において
説明する。第1半導体レーザの光出力はモード同期状態
では、図2(a)に示すようにc/2ηLの周波数間隔
を有する第1の半導体レーザの周波数スペクトルを持
つ。この光出力が第2の半導体レーザに結合すると、光
出力の周波数スペクトルは、第2の半導体レーザの共振
器によりフィルタリングを受け、図2(b)に示すよう
にmc/2ηLの周波数間隔のモード構造を有する第2
の半導体レーザの周波数スペクトルを持つ。これに対応
して、当初2ηL/cの時間間隔で繰り返し周波数がf
であった第1の半導体レーザの光パルス列(図2
(c))は、第2の半導体レーザで増幅された後は、図
2(d)に示すように2ηL/mcの時間間隔で繰り返
し周波数がmfである第2の半導体レーザの光パルス列
となる。しかも、第2の半導体レーザではモード数は減
少するが、レーザ増幅により個々の発振モードの光強度
を増大させることができ、この結果平均光出力も増大さ
せることが可能となる。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明を適用した超高速光オシレー
タの構成の一例を模式的に表している。この例では、第
1の半導体レーザ1として2電極平行平面ファブリ・ペ
ロ型のGaAs/AlGaAs多重量子井戸埋め込みヘ
テロ半導体レーザを、第2の半導体レーザ2として1電
極平行平面ファブリ・ペロ型のGaAs/AlGaAs
多重量子井戸埋め込みヘテロ半導体レーザを用いた。第
1の半導体レーザ1は、1つの電極より順電流を注入し
て利得領域101として、他方の電極には逆バイアスを
印加して可飽和吸収領域として作用させた。
タの構成の一例を模式的に表している。この例では、第
1の半導体レーザ1として2電極平行平面ファブリ・ペ
ロ型のGaAs/AlGaAs多重量子井戸埋め込みヘ
テロ半導体レーザを、第2の半導体レーザ2として1電
極平行平面ファブリ・ペロ型のGaAs/AlGaAs
多重量子井戸埋め込みヘテロ半導体レーザを用いた。第
1の半導体レーザ1は、1つの電極より順電流を注入し
て利得領域101として、他方の電極には逆バイアスを
印加して可飽和吸収領域として作用させた。
【0009】第1の半導体レーザ1と第2の半導体レー
ザ2との間には、コリメーションレンズ21,光アイソ
レータ22,集光レンズ23が設けられている。
ザ2との間には、コリメーションレンズ21,光アイソ
レータ22,集光レンズ23が設けられている。
【0010】本実施例では、第1の半導体レーザ1の共
振器長を約300μmとし、利得領域101の長さを約
240μm、可飽和吸収領域102の長さを約60μm
とした。また、第2の半導体レーザ2の共振器長は約7
5μmとし、第1の半導体レーザ1の共振器長の1/4
となるように設定した。
振器長を約300μmとし、利得領域101の長さを約
240μm、可飽和吸収領域102の長さを約60μm
とした。また、第2の半導体レーザ2の共振器長は約7
5μmとし、第1の半導体レーザ1の共振器長の1/4
となるように設定した。
【0011】次に、本実施例の動作を説明する。
【0012】第1の半導体レーザ1において、利得領域
101に約60mAの順電流を注入し、可飽和吸収領域
102に1Vの逆バイアスを印加した。これにより、光
パルス幅が約1ps、約120GHz繰り返し周波数が
モード同期動作で平均出力約1mWが得られた。
101に約60mAの順電流を注入し、可飽和吸収領域
102に1Vの逆バイアスを印加した。これにより、光
パルス幅が約1ps、約120GHz繰り返し周波数が
モード同期動作で平均出力約1mWが得られた。
【0013】第1の半導体レーザ1の光出力11をコリ
メーションレンズ21により平行ビームとした後、光ア
イソレータ22を通し、集光レンズ23によって第2の
半導体レーザ2に結合させる。
メーションレンズ21により平行ビームとした後、光ア
イソレータ22を通し、集光レンズ23によって第2の
半導体レーザ2に結合させる。
【0014】第2の半導体レーザ2の動作電流を約50
mAとすることで、光パルスの繰り返し周波数は約48
0GHzと4倍に増大し、平均光出力も約10mWとす
ることができた。
mAとすることで、光パルスの繰り返し周波数は約48
0GHzと4倍に増大し、平均光出力も約10mWとす
ることができた。
【0015】なお、本実施例では第1の半導体レーザ1
として2電極形のものを用いたが、要はモード同期によ
り光パルス列を生成できることであり、原理的な見地か
ら2電極形に限定されないことは明らかである。同様に
原理的な視点から、第1の半導体レーザ1,第2の半導
体レーザ2とも平行平面ミラーによるファブリ・ペロ型
の共振器に限定されるものではない。
として2電極形のものを用いたが、要はモード同期によ
り光パルス列を生成できることであり、原理的な見地か
ら2電極形に限定されないことは明らかである。同様に
原理的な視点から、第1の半導体レーザ1,第2の半導
体レーザ2とも平行平面ミラーによるファブリ・ペロ型
の共振器に限定されるものではない。
【0016】
【発明の効果】以上、本発明によれば従来の超高速光オ
シレータでは実現できない超高速の光パルス繰り返し周
波数と、高い平均光出力を得ることが可能となる。
シレータでは実現できない超高速の光パルス繰り返し周
波数と、高い平均光出力を得ることが可能となる。
【図1】本発明を適用した超高速光オシレータの一実施
例の模式的構成を示す図である。
例の模式的構成を示す図である。
【図2】本発明による光オシレータの動作原理を示す図
である。
である。
1 第1の半導体レーザ 2 第2の半導体レーザ 11 光出力 21 コリメーションレンズ 22 光アイソレータ 23 集光レンズ 101 利得領域 102 可飽和吸収領域
Claims (3)
- 【請求項1】複数の電極を有する第1の半導体レーザ素
子と、 この半導体レーザ素子の共振器長の整数分の1の共振器
長を有する第2の半導体レーザ素子と、 第1および第2の半導体レーザを光学的に結合させる手
段とを備えたことを特徴とする超高速光オシレータ。 - 【請求項2】前記第1および第2の半導体レーザを光学
的に結合させる手段は、コリメーションレンズと、光ア
イソレータと、集光レンズとから成ることを特徴とする
請求項1記載の超高速光オシレータ。 - 【請求項3】前記第1の半導体レーザは、2電極平行平
面ファブリ・ペロ型の多重量子井戸埋め込みヘテロ半導
体レーザであり、前記第2の半導体レーザは、1電極平
行平面ファブリ・ペロ型の多重量子井戸埋め込みヘテロ
半導体レーザであることを特徴とする請求項1または2
記載の超高速光オシレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13635393A JP2500604B2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 超高速光オシレ―タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13635393A JP2500604B2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 超高速光オシレ―タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06350205A JPH06350205A (ja) | 1994-12-22 |
| JP2500604B2 true JP2500604B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=15173206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13635393A Expired - Lifetime JP2500604B2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 超高速光オシレ―タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500604B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP13635393A patent/JP2500604B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06350205A (ja) | 1994-12-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960123 |