JP2519280B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JP2519280B2 JP2519280B2 JP62331846A JP33184687A JP2519280B2 JP 2519280 B2 JP2519280 B2 JP 2519280B2 JP 62331846 A JP62331846 A JP 62331846A JP 33184687 A JP33184687 A JP 33184687A JP 2519280 B2 JP2519280 B2 JP 2519280B2
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- Japan
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- epoxy resin
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- represented
- semiconductor device
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- Sealing Material Composition (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、表面実装時におけるパツケージクラツク
の発生の少ない半導体装置に関するものである。
の発生の少ない半導体装置に関するものである。
トランジスタ,IC,LSI等の半導体素子は、外部環境の
保護の観点および素子のハンドリングを可能にする観点
から、プラスチツクパツケージ等により封止され半導体
装置化されている。この種のパツケージの代表例として
は、デユアルインラインパツケージ(DIP)がある。こ
のDIPは、ピン挿入型のものであり、実装基板に対して
ピンを挿入することにより半導体装置を取り付けるよう
になつている。
保護の観点および素子のハンドリングを可能にする観点
から、プラスチツクパツケージ等により封止され半導体
装置化されている。この種のパツケージの代表例として
は、デユアルインラインパツケージ(DIP)がある。こ
のDIPは、ピン挿入型のものであり、実装基板に対して
ピンを挿入することにより半導体装置を取り付けるよう
になつている。
最近は、LSIチツプ等の半導体装置の高集積化と高速
化が進んでおり、加えて電子装置を小形で高機能にする
要求から、実装の高密度化が進んでいる。このような観
点からDIPのようなピン挿入型のパツケージに代えて、
表面実装用パツケージが主流になつてきている。この種
のパツケージを用いた半導体装置においては、平面的に
ピンを取り出し、これを実装基板表面に直接半田等によ
つて固定するようになつている。このような表面実装型
半導体装置は、平面的にピンが取り出せるようになつて
おり、薄い,軽い,小さいという利点を備えており、し
たがつて実装基板に対する占有面積が小さくてすむとい
う利点を備えている他、基板に対する両面実装も可能で
あるという長所も有している。
化が進んでおり、加えて電子装置を小形で高機能にする
要求から、実装の高密度化が進んでいる。このような観
点からDIPのようなピン挿入型のパツケージに代えて、
表面実装用パツケージが主流になつてきている。この種
のパツケージを用いた半導体装置においては、平面的に
ピンを取り出し、これを実装基板表面に直接半田等によ
つて固定するようになつている。このような表面実装型
半導体装置は、平面的にピンが取り出せるようになつて
おり、薄い,軽い,小さいという利点を備えており、し
たがつて実装基板に対する占有面積が小さくてすむとい
う利点を備えている他、基板に対する両面実装も可能で
あるという長所も有している。
ところが、上記のような表面実装用パツケージを用い
た半導体装置において表面実装前にパツケージ自体が吸
湿している場合には、半田実装時に水分を蒸気圧によつ
て、パツケージにクラツクが生じるという問題がある。
すなわち、第1図に示すような表面実装型半導体装置に
おいて、水分は矢印Aのように封止樹脂1を通つて、ま
たリードフレーム2と樹脂1との隙間を通つてパツケー
ジ3内に侵入し、主としてリードフレーム2のダイボン
ドパツト4の裏面に滞溜する。そして、ベーパーフエー
ズソルダリング等の半田表面実装を行う際に、上記滞溜
水分が、上記半田実装における加熱により気化し、その
蒸気圧により、第2図に示すようにダイボンドパット4
の裏面の樹脂部分を下方に押しやり、そこに空隙5をつ
くると同時にパツケージ3にクラツク6を生じさせる。
第1図および第2図において、7は半導体素子,8はワイ
ヤーボンデイングである。
た半導体装置において表面実装前にパツケージ自体が吸
湿している場合には、半田実装時に水分を蒸気圧によつ
て、パツケージにクラツクが生じるという問題がある。
すなわち、第1図に示すような表面実装型半導体装置に
おいて、水分は矢印Aのように封止樹脂1を通つて、ま
たリードフレーム2と樹脂1との隙間を通つてパツケー
ジ3内に侵入し、主としてリードフレーム2のダイボン
ドパツト4の裏面に滞溜する。そして、ベーパーフエー
ズソルダリング等の半田表面実装を行う際に、上記滞溜
水分が、上記半田実装における加熱により気化し、その
蒸気圧により、第2図に示すようにダイボンドパット4
の裏面の樹脂部分を下方に押しやり、そこに空隙5をつ
くると同時にパツケージ3にクラツク6を生じさせる。
第1図および第2図において、7は半導体素子,8はワイ
ヤーボンデイングである。
このような問題に対する解決策として、半導体素子を
パツケージで封止した後、得られる半導体装置全体を密
封し、表面実装の直前に開封して使用する方法や、表面
実装の直前に上記半導体装置を100℃で24時間乾燥さ
せ、その後半田実装を行うという方法が提案され、すで
に実施されている。しかしながら、このような前処理方
法によれば、製造工程が長くなる上、手間がかかるとい
う問題がある。
パツケージで封止した後、得られる半導体装置全体を密
封し、表面実装の直前に開封して使用する方法や、表面
実装の直前に上記半導体装置を100℃で24時間乾燥さ
せ、その後半田実装を行うという方法が提案され、すで
に実施されている。しかしながら、このような前処理方
法によれば、製造工程が長くなる上、手間がかかるとい
う問題がある。
この発明はこのような事情に鑑みなされたもので、電
子機器への実装に際して前処理を要することなく、しか
も半田実装時の加熱に耐えうる低応力性に優れた半導体
装置の提供をその目的とする。
子機器への実装に際して前処理を要することなく、しか
も半田実装時の加熱に耐えうる低応力性に優れた半導体
装置の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の半導体装置
は、少なくとも一部が下記の一般式(I)で表されるエ
ポキシ樹脂からなるエポキシ樹脂主剤成分(A成分)
と、少なくとも一部が下記の一般式(II)で表されるフ
エノール樹脂からなるフエノール樹脂硬化剤成分(B成
分)と、無機質充填剤(C成分)を主要成分とし、下記
の一般式(III)で表されるシリコーンおよび(IV)で
表されるシリコーンの少なくとも一方を、上記Aおよび
B成分の少なくとも一方と反応させた状態でもしくはそ
のままの状態で含むエポキシ樹脂組成物を用いて半導体
素子を封止するという構成をとる。
は、少なくとも一部が下記の一般式(I)で表されるエ
ポキシ樹脂からなるエポキシ樹脂主剤成分(A成分)
と、少なくとも一部が下記の一般式(II)で表されるフ
エノール樹脂からなるフエノール樹脂硬化剤成分(B成
分)と、無機質充填剤(C成分)を主要成分とし、下記
の一般式(III)で表されるシリコーンおよび(IV)で
表されるシリコーンの少なくとも一方を、上記Aおよび
B成分の少なくとも一方と反応させた状態でもしくはそ
のままの状態で含むエポキシ樹脂組成物を用いて半導体
素子を封止するという構成をとる。
なお、上記式(I),(II)において繰り返し数n
は、重量平均分子量Mw値から求めたものである。
は、重量平均分子量Mw値から求めたものである。
(m+n=2〜200、ただし、m,nは1以上の整数。) (l=2〜200、ただし、lは1以上の整数。) 〔作用〕 パツケージクラツクの発生を防止する方法としては、
封止樹脂に対する吸湿を抑制する、ダイボンドパッ
トの裏面および半導体素子の表面と封止樹脂との間の接
着力を高める、封止樹脂自体の強度を高めるの三つの
方法が考えられる。この発明は、上記の封止樹脂自体
の強度を高めることにより、パツケージクラツクの発生
を防止するものであり、上記一般式(I)で表される特
殊なエポキシ樹脂と、上記一般式(II)で表される特殊
なフエノール樹脂とを用いることにより、半田実装にお
けるような高温下(215℃)での封止樹脂の強度を現状
の樹脂に比較して、約3〜4倍に向上させるようにす
る。さらに、封止に用いるエポキシ樹脂組成物中にシリ
コーンとして、前記一般式(III)および(IV)で表さ
れるものを併用することにより、エポキシ樹脂組成物に
低応力性を付与させるものである。
封止樹脂に対する吸湿を抑制する、ダイボンドパッ
トの裏面および半導体素子の表面と封止樹脂との間の接
着力を高める、封止樹脂自体の強度を高めるの三つの
方法が考えられる。この発明は、上記の封止樹脂自体
の強度を高めることにより、パツケージクラツクの発生
を防止するものであり、上記一般式(I)で表される特
殊なエポキシ樹脂と、上記一般式(II)で表される特殊
なフエノール樹脂とを用いることにより、半田実装にお
けるような高温下(215℃)での封止樹脂の強度を現状
の樹脂に比較して、約3〜4倍に向上させるようにす
る。さらに、封止に用いるエポキシ樹脂組成物中にシリ
コーンとして、前記一般式(III)および(IV)で表さ
れるものを併用することにより、エポキシ樹脂組成物に
低応力性を付与させるものである。
この発明に用いるエポキシ樹脂組成物は、全部もしく
は一部が前記一般式(I)で表される特殊なエポキシ樹
脂からなるエポキシ樹脂主剤成分(A成分)と、全部も
しくは一部が前記一般式(II)で表される特殊なフエノ
ール樹脂からなるフエノール樹脂硬化剤成分(B成分)
と、無機質充填剤(C成分)と、前記一般式(III)で
表されるシリコーンおよび(IV)で表されるシリコーン
の少なくとも一方等とを用いて得られるものであつて、
通常、粉末状もしくはそれを打錠したタブレツト状にな
つている。
は一部が前記一般式(I)で表される特殊なエポキシ樹
脂からなるエポキシ樹脂主剤成分(A成分)と、全部も
しくは一部が前記一般式(II)で表される特殊なフエノ
ール樹脂からなるフエノール樹脂硬化剤成分(B成分)
と、無機質充填剤(C成分)と、前記一般式(III)で
表されるシリコーンおよび(IV)で表されるシリコーン
の少なくとも一方等とを用いて得られるものであつて、
通常、粉末状もしくはそれを打錠したタブレツト状にな
つている。
上記エポキシ樹脂主剤成分の全部もしくは一部を構成
する前記一般式(I)の特殊なエポキシ樹脂はノボラツ
ク型エポキシ樹脂の主鎖のメチレン基にフエニルグリシ
ジルエーテルを結合させた構造のものである。このよう
な分子構造にすることにより、架橋点が増え、架橋密度
の高い構造物が得られるようになる。なお、上記特殊な
エポキシ樹脂のみでエポキシ樹脂主剤成分を構成しても
よいし、それ以外の通常用いられるエポキシ樹脂と併用
するようにしてもよい。通常用いられるエポキシ樹脂と
しては、クレゾールノボラツク型,フエノールノボラツ
ク型,ノボラツクビスA型やビスフエノールA型等の各
種のエポキシ樹脂があげられる。これらの樹脂の中で
も、融点が室温を超えており、室温下では固形状もしく
は高粘度の溶液状を呈するものを用いることが好結果を
もたらす。ノボラツク型エポキシ樹脂としては、通常、
エポキシ当量150〜250,軟化点50〜130℃のものが用いら
れ、クレゾールノボラツク型エポキシ樹脂としては、エ
ポキシ当量180〜210,軟化点60〜110℃のものが一般に用
いられる。このように両者を併用する場合には、上記一
般式(I)で表される特殊なエポキシ樹脂と、上記通常
のエポキシ樹脂とは、前者100重量部(以下「部」と略
す)に対して後者0〜100部の範囲内に設定することが
好適である。
する前記一般式(I)の特殊なエポキシ樹脂はノボラツ
ク型エポキシ樹脂の主鎖のメチレン基にフエニルグリシ
ジルエーテルを結合させた構造のものである。このよう
な分子構造にすることにより、架橋点が増え、架橋密度
の高い構造物が得られるようになる。なお、上記特殊な
エポキシ樹脂のみでエポキシ樹脂主剤成分を構成しても
よいし、それ以外の通常用いられるエポキシ樹脂と併用
するようにしてもよい。通常用いられるエポキシ樹脂と
しては、クレゾールノボラツク型,フエノールノボラツ
ク型,ノボラツクビスA型やビスフエノールA型等の各
種のエポキシ樹脂があげられる。これらの樹脂の中で
も、融点が室温を超えており、室温下では固形状もしく
は高粘度の溶液状を呈するものを用いることが好結果を
もたらす。ノボラツク型エポキシ樹脂としては、通常、
エポキシ当量150〜250,軟化点50〜130℃のものが用いら
れ、クレゾールノボラツク型エポキシ樹脂としては、エ
ポキシ当量180〜210,軟化点60〜110℃のものが一般に用
いられる。このように両者を併用する場合には、上記一
般式(I)で表される特殊なエポキシ樹脂と、上記通常
のエポキシ樹脂とは、前者100重量部(以下「部」と略
す)に対して後者0〜100部の範囲内に設定することが
好適である。
フエノール樹脂硬化剤成分の全部もしくは一部を構成
する上記一般式(II)で表される特殊なフエノール樹脂
は、フエノールノボラツクの主鎖のメチレン基にフエノ
ールを結合させた構造のものであり、このような分子構
造によつて架橋点が増加し、それによつて架橋密度の高
い三次元構造体が得られるようになる。上記特殊なフエ
ノール樹脂は、それ自体でフエノール樹脂硬化剤成分を
構成してもよいし、通常用いられているその他のフエノ
ール樹脂と併用しても差し支えはない。その他のフエノ
ール樹脂としては、フエノールノボラツク,クレゾール
ノボラツク等があげられる。これらのノボラツク樹脂
は、軟化点が50〜110℃,水酸基当量が70〜150のものを
用いることが望ましい。特に上記ノボラツク樹脂の中で
も、クレゾールノボラツクを用いることが好結果をもた
らす。上記一般式(II)で表される特殊なフエノール樹
脂と、このような通常のフエノール樹脂を併用する場合
における両者の割合は、前者100部に対して後者0〜100
部の範囲内に設定することが効果の点で好ましい。
する上記一般式(II)で表される特殊なフエノール樹脂
は、フエノールノボラツクの主鎖のメチレン基にフエノ
ールを結合させた構造のものであり、このような分子構
造によつて架橋点が増加し、それによつて架橋密度の高
い三次元構造体が得られるようになる。上記特殊なフエ
ノール樹脂は、それ自体でフエノール樹脂硬化剤成分を
構成してもよいし、通常用いられているその他のフエノ
ール樹脂と併用しても差し支えはない。その他のフエノ
ール樹脂としては、フエノールノボラツク,クレゾール
ノボラツク等があげられる。これらのノボラツク樹脂
は、軟化点が50〜110℃,水酸基当量が70〜150のものを
用いることが望ましい。特に上記ノボラツク樹脂の中で
も、クレゾールノボラツクを用いることが好結果をもた
らす。上記一般式(II)で表される特殊なフエノール樹
脂と、このような通常のフエノール樹脂を併用する場合
における両者の割合は、前者100部に対して後者0〜100
部の範囲内に設定することが効果の点で好ましい。
上記A成分であるエポキシ樹脂主剤成分およびB成分
であるフエノール樹脂硬化剤成分とともに用いられるC
成分の無機質充填剤としては、結晶性および溶融性フイ
ラーはもちろんのこと、酸化アルミニウム,酸化ベリリ
ウム,炭化ケイ素,窒化ケイ素等があげられる。
であるフエノール樹脂硬化剤成分とともに用いられるC
成分の無機質充填剤としては、結晶性および溶融性フイ
ラーはもちろんのこと、酸化アルミニウム,酸化ベリリ
ウム,炭化ケイ素,窒化ケイ素等があげられる。
上記A成分であるエポキシ樹脂主剤成分、B成分であ
るフエノール樹脂硬化剤成分およびC成分である無機質
充填剤とともに用いられるシリコーンとしては、前記一
般式(III)で表されるものおよび(IV)で表されるも
のの少なくとも一方があげられ、その代表例としては、
両末端エポキシジメチルシロキサン,側鎖エポキシジメ
チルシロキサン,両末端ジアミンジメチルシロキサン,
側鎖ジアミンジメチルシロキサンがあげられる。このよ
うなシリコーンは、そのまま用いてもよいし、上記A成
分,B成分と予備反応させて用いてもよい。この場合、上
記シリコーンの使用量は、エポキシ樹脂組成物中の有機
成分(エポキシ樹脂組成物より無機質充填剤を除いたも
の)に対して3〜40重量%(以下「%」と略す)の割合
に設定することが好ましい。より好適なのは5〜20%で
ある。すなわち、上記シリコーンの含有量が3%を下回
ると、充分な低応力効果がみられなくなり、逆に40%を
上回ると、樹脂の機械的強度の低下がみられるからであ
る。また、上記シリコーンのゴム粒子をドライブレンド
することにより低応力化を図ることも有効である。
るフエノール樹脂硬化剤成分およびC成分である無機質
充填剤とともに用いられるシリコーンとしては、前記一
般式(III)で表されるものおよび(IV)で表されるも
のの少なくとも一方があげられ、その代表例としては、
両末端エポキシジメチルシロキサン,側鎖エポキシジメ
チルシロキサン,両末端ジアミンジメチルシロキサン,
側鎖ジアミンジメチルシロキサンがあげられる。このよ
うなシリコーンは、そのまま用いてもよいし、上記A成
分,B成分と予備反応させて用いてもよい。この場合、上
記シリコーンの使用量は、エポキシ樹脂組成物中の有機
成分(エポキシ樹脂組成物より無機質充填剤を除いたも
の)に対して3〜40重量%(以下「%」と略す)の割合
に設定することが好ましい。より好適なのは5〜20%で
ある。すなわち、上記シリコーンの含有量が3%を下回
ると、充分な低応力効果がみられなくなり、逆に40%を
上回ると、樹脂の機械的強度の低下がみられるからであ
る。また、上記シリコーンのゴム粒子をドライブレンド
することにより低応力化を図ることも有効である。
なお、この発明に用いるエポキシ樹脂組成物には、必
要に応じて上記の成分以外に難燃化剤,カツプリング
剤,硬化促進剤,ワツクス等が用いられる。
要に応じて上記の成分以外に難燃化剤,カツプリング
剤,硬化促進剤,ワツクス等が用いられる。
上記難燃化剤としては、ノボラツク型ブロム化エポキ
シもしくは、ビスA型エポキシ,三酸化アンチモンおよ
び五酸化アンチモン等の化合物を適宜単独でもしくは併
せて使用することが行われる。
シもしくは、ビスA型エポキシ,三酸化アンチモンおよ
び五酸化アンチモン等の化合物を適宜単独でもしくは併
せて使用することが行われる。
上記カツプリング剤としては、グリシジルエーテルタ
イプ,アミンタイプ,チオシアンタイプ,ウレアタイプ
等のメトキシないしはエトキシシランが、適宜に単独で
もしくは併せて用いられる。その使用方法としては、充
填剤に対して、ドライブレンドしたり、もしくは予備加
熱反応させたり、さらには有機成分原料に対する予備混
合等自由である。
イプ,アミンタイプ,チオシアンタイプ,ウレアタイプ
等のメトキシないしはエトキシシランが、適宜に単独で
もしくは併せて用いられる。その使用方法としては、充
填剤に対して、ドライブレンドしたり、もしくは予備加
熱反応させたり、さらには有機成分原料に対する予備混
合等自由である。
上記硬化促進剤としては、アミン系,リン系,ホウ素
系等の硬化促進剤があげられ、単独でもしくは併せて使
用される。
系等の硬化促進剤があげられ、単独でもしくは併せて使
用される。
上記ワツクスとしては、高級脂肪酸,高級脂肪酸エス
テル,高級脂肪酸カルシウム等の化合物があげられ、単
独でもしくは併せて使用される。
テル,高級脂肪酸カルシウム等の化合物があげられ、単
独でもしくは併せて使用される。
この発明に用いられるエポキシ樹脂組成物は、例えば
つぎのようにして製造することができる。すなわち、上
記の成分原料を適宜配合し予備混合した後、ミキシング
ロール機等の混練機にかけ加熱状態で混練して溶融混合
し、これを室温に冷却した後、公知の手段によつて粉砕
し、必要に応じて打錠するという一連の工程により製造
することができる。
つぎのようにして製造することができる。すなわち、上
記の成分原料を適宜配合し予備混合した後、ミキシング
ロール機等の混練機にかけ加熱状態で混練して溶融混合
し、これを室温に冷却した後、公知の手段によつて粉砕
し、必要に応じて打錠するという一連の工程により製造
することができる。
このようなエポキシ樹脂組成物を用いての半導体素子
の封止は、特に限定するものではなく、通常のトランス
フアー成形等の公知のモールド方法により行うことがで
きる。
の封止は、特に限定するものではなく、通常のトランス
フアー成形等の公知のモールド方法により行うことがで
きる。
このようにして得られる半導体装置は、エポキシ樹脂
組成物中に含まれる上記一般式(I)で表される特殊な
エポキシ樹脂(A成分)、一般式(II)で表される特殊
なフエノール樹脂(B成分)および上記一般式(III)
および(IV)で表される特殊なシリコーンの作用によ
り、封止樹脂の強度、特に高温時における強度が従来の
ものの3〜4倍と高くなつており、さらに優れた低応力
性を有しているため、半田実装に際しても、パツケージ
クラツク等が生ずることがない。
組成物中に含まれる上記一般式(I)で表される特殊な
エポキシ樹脂(A成分)、一般式(II)で表される特殊
なフエノール樹脂(B成分)および上記一般式(III)
および(IV)で表される特殊なシリコーンの作用によ
り、封止樹脂の強度、特に高温時における強度が従来の
ものの3〜4倍と高くなつており、さらに優れた低応力
性を有しているため、半田実装に際しても、パツケージ
クラツク等が生ずることがない。
この発明の半導体装置は、上記のような特殊なエポキ
シ樹脂,フエノール樹脂およびシリコーンを含有する特
殊なエポキシ樹脂組成物を用いて半導体素子が樹脂封止
されているため、半田実装におけるような過酷な条件下
においてもパツケージクラツクが生ずることがない。特
に、上記特殊なエポキシ樹脂組成物による封止により、
8ピン以上,特に16ピン以上もしくはチツプの長辺が4m
m以上の大形の半導体装置において上記のような高信頼
度が得られるようになるのであり、これが大きな特徴で
ある。
シ樹脂,フエノール樹脂およびシリコーンを含有する特
殊なエポキシ樹脂組成物を用いて半導体素子が樹脂封止
されているため、半田実装におけるような過酷な条件下
においてもパツケージクラツクが生ずることがない。特
に、上記特殊なエポキシ樹脂組成物による封止により、
8ピン以上,特に16ピン以上もしくはチツプの長辺が4m
m以上の大形の半導体装置において上記のような高信頼
度が得られるようになるのであり、これが大きな特徴で
ある。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
〔実施例1〜10、比較例1〜5〕 まず、実施例および比較例で使用した成分原料は下記
の通りである。
の通りである。
≪主剤≫ A:一般式(I)成分(n=3) B:エポキシクレゾールノボラツク(n=4) (なお、nはポリスチレン換算GPCデータの重量平均分
子量より算出したもので分布自体は広範囲なものであ
る。) ≪硬化剤≫ C:一般式(II)成分(n=3) D:フエノールノボラツク(n=4) (なお、nはポリスチレン換算GPCデータの重量平均分
子量より算出したもので分布自体は広範囲なものであ
る。) ≪充填剤≫ E:最大粒径=150μm,平均粒径=20μm,形状=破砕型SiO
2 ≪難燃化剤≫ F:ノボラツク型Br化エポキシ G:三酸化二アンチモン ≪硬化触媒≫ H:ジメチルイミダゾール ≪離型剤≫ I:ポリエチレン系wax ≪添加剤≫ J:トリメトキシシラングリシジルエーテル ≪シリコーン変性剤≫ K:一般式(III)で表された構造,Xはグリシジルエーテ
ル、平均分子量10000,エポキシ当量5000のものである。
子量より算出したもので分布自体は広範囲なものであ
る。) ≪硬化剤≫ C:一般式(II)成分(n=3) D:フエノールノボラツク(n=4) (なお、nはポリスチレン換算GPCデータの重量平均分
子量より算出したもので分布自体は広範囲なものであ
る。) ≪充填剤≫ E:最大粒径=150μm,平均粒径=20μm,形状=破砕型SiO
2 ≪難燃化剤≫ F:ノボラツク型Br化エポキシ G:三酸化二アンチモン ≪硬化触媒≫ H:ジメチルイミダゾール ≪離型剤≫ I:ポリエチレン系wax ≪添加剤≫ J:トリメトキシシラングリシジルエーテル ≪シリコーン変性剤≫ K:一般式(III)で表された構造,Xはグリシジルエーテ
ル、平均分子量10000,エポキシ当量5000のものである。
L:一般式(IV)で表された構造,Xはアミン、平均分子量
12000,エポキシ当量6000のものである。
12000,エポキシ当量6000のものである。
≪変性方法≫ (a) Aに対して予備反応を行う。
(b) Bに対して予備反応を行う。
(c) Cに対して予備反応を行う。
(d) Dに対して予備反を行う。
≪変性方法における反応条件≫ (e) 温度175℃,5hr,攪拌反応。
(f) 温度175℃,2hr,攪拌反応。
後記の第1表に示す原料を同表に示す割合で配合し、
ミキシングロール機にかけて100℃で10分間混練し、シ
ート状組成物を得た。ついで、得られたシート状組成物
を粉砕し、目的とする粉末のエポキシ樹脂組成物を得
た。
ミキシングロール機にかけて100℃で10分間混練し、シ
ート状組成物を得た。ついで、得られたシート状組成物
を粉砕し、目的とする粉末のエポキシ樹脂組成物を得
た。
以上の実施例および比較例で得られた粉末状のエポキ
シ樹脂組成物を用い、半導体素子をトランスフアー成形
でモールドすることにより、半導体装置を得た。この半
導体装置は、80ピンQFPのパツケージ(20×14mm,厚み2.
25mm)のものであり、7×7mmのチツプサイズを有する
ものである。
シ樹脂組成物を用い、半導体素子をトランスフアー成形
でモールドすることにより、半導体装置を得た。この半
導体装置は、80ピンQFPのパツケージ(20×14mm,厚み2.
25mm)のものであり、7×7mmのチツプサイズを有する
ものである。
このようにして得られた半導体装置について、測定試
験を行つた。その結果を下記の第2表に示す。
験を行つた。その結果を下記の第2表に示す。
第2表の結果から実施例品は、各特性、特に曲げ特性
が室温(RT)については、比較例と大差はないものの、
215℃のような高温においては、比較例よりも著しく優
れた結果が得られており、高温時におけるパツケージの
強度が大幅に向上していることがわかる。
が室温(RT)については、比較例と大差はないものの、
215℃のような高温においては、比較例よりも著しく優
れた結果が得られており、高温時におけるパツケージの
強度が大幅に向上していることがわかる。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は、従来例の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも一部が下記の一般式(I)で表
されるエポキシ樹脂からなるエポキシ樹脂主剤成分(A
成分)と、少なくとも一部が下記の一般式(II)で表さ
れるフエノール樹脂からなるフエノール樹脂硬化剤成分
(B成分)と、無機質充填剤(C成分)を主要成分と
し、下記の一般式(III)で表されるシリコーンおよび
(IV)で表されるシリコーンの少なくとも一方を、上記
AおよびB成分の少なくとも一方と反応させた状態でも
しくはそのままの状態で含むエポキシ樹脂組成物を用い
て半導体素子を封止してなる半導体装置。 (m+n=2〜200、ただし、m,nは1以上の整数。) (l=2〜200、ただし、lは1以上の整数。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62331846A JP2519280B2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62331846A JP2519280B2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01171253A JPH01171253A (ja) | 1989-07-06 |
| JP2519280B2 true JP2519280B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=18248310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62331846A Expired - Fee Related JP2519280B2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2519280B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01185320A (ja) * | 1988-01-18 | 1989-07-24 | Matsushita Electric Works Ltd | エポキシ樹脂成形材料 |
| JPH07103216B2 (ja) * | 1988-02-26 | 1995-11-08 | 日本化薬株式会社 | 高耐熱低応力エポキシ樹脂の製法 |
| JP2792039B2 (ja) * | 1988-08-09 | 1998-08-27 | 住友化学工業株式会社 | 変性エポキシ化合物,その組成物及びそれを主成分とする封止材 |
| JP2605913B2 (ja) * | 1990-03-02 | 1997-04-30 | 東レ株式会社 | エポキシ樹脂組成物 |
| JP5167567B2 (ja) * | 2001-06-27 | 2013-03-21 | 住友ベークライト株式会社 | エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP62331846A patent/JP2519280B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01171253A (ja) | 1989-07-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |