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JP2522920Y2 - 回転ローラ - Google Patents
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JP2522920Y2 - 回転ローラ - Google Patents

回転ローラ

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JP2522920Y2
JP2522920Y2 JP1990035687U JP3568790U JP2522920Y2 JP 2522920 Y2 JP2522920 Y2 JP 2522920Y2 JP 1990035687 U JP1990035687 U JP 1990035687U JP 3568790 U JP3568790 U JP 3568790U JP 2522920 Y2 JP2522920 Y2 JP 2522920Y2
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shaft insertion
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、軸に回転自在に支持されるプラスチック製
の回転ローラに関する。
[考案の概要] 本考案は、ローラの軸挿入孔にネジ溝を形成し、前記
軸挿入孔に挿入された軸に回転自在に支持される回転ロ
ーラにおいて、前記ネジ溝の山部の終端部の径を、他の
山部の径以上の大きさに形成することにより、 回転ノイズ等を防止するものである。
[従来の技術] コンピュータの外部記録媒体として高トラック密度の
テープカセットが提案されている(米国特許第4,198,01
3号明細書参照)。このテープカセットは一対のリール
間にテープ走行路が構成され、このテープ走行路を走行
するテープが一対のリールにそれぞれ巻付けられてい
る。一対のリールに巻付けられたテープの最外周には無
限端のドライブベルトがそれぞれ圧接され、このドライ
ブベルトが1個の駆動ローラと2個の従動ローラの計3
個の回転ローラに掛けられている。駆動ローラの回転で
ドライブベルトが走行すると、テープがドライブベルト
との圧接箇所で摩擦力を受け、この摩擦力によりテープ
が走行するものである。そして、回転ローラとしての従
動ローラの従来例が第7図に示されている。
第7図において、従動ローラ16は射出成形で一体的に
形成され、内筒部30と外筒部31とこれらを連結する連結
部32とから成る。外筒部31の外部接触面31aに前記ドラ
イブベルト25が掛けられている。内筒部30には軸挿入孔
34が形成され、この軸挿入孔34に軸18が挿入されてい
る。この軸挿入孔34と軸18との間にはグリス24が介在さ
れ、両者の摩耗を防止すると共にグリス24の粘性抵抗に
よってドライブベルト25に一定の張力を与えている。
特に、前記テープカセットをコンパクト化し小型のロ
ーラとして使用する場合には、前記グリスを所定量以上
保持し、前記回転ローラの耐摩耗性を向上させる必要が
ある。そこで、前記軸挿入孔の内壁に凹部を設け、この
凹部にグリスを所定量以上保有させることが考えれら
る。
この凹部としては、例えば、ローラ成型時に金型の中
央に軸状金型を配置し、この軸状金型の外周に複数のリ
ング状凸部を設けることにより、前記内壁に複数のリン
グ状の凹部を形成する手段が考えられる。この場合、前
記ローラの成型後に軸状金型とローラの凹凸が引っ掛か
って軸状金型を引き抜く事ができないという問題点があ
る。
そこで、本出願人は第7図及び第8図に示すように、
外周にネジ状の突部を有する軸状金型を用いて前記軸挿
入口34の内壁に凹部としてのネジ溝35を形成し、樹脂硬
化後にこの軸状金型を回転させながら引き抜く手段を提
案した(実願平1−76795号)。
[考案が解決しようとする課題] しかし、ネジ山の終端部は、不完全ネジではなく完全
ネジのままその終端面が軸線方向に略垂直に途切れた構
造としてある。(ここに、不完全ネジとはネジ山の終端
部が徐々に小さくなり最後になくなるものをいう。) 従って、射出成形時に樹脂が金型のネジ山の終端部に
付き当たるため急激に冷却されたり、完全に樹脂が固ま
らない内に金型の引き抜きを行った際、この終端部に接
触している樹脂が引っ張られる等の、金型の構造及びプ
ラスチックの収縮等の成形条件により、ネジ溝35の山部
36の終端部36aの内径R1は、他の山部36の内径R0よりΔ
s内側へ突出してしまう。この突出した終端部36aが軸1
8に接触することによって回転ノイズが発生したり、ド
ライブベルト25の張力が不安定になる等の問題が発生す
る。
そこで、本考案は前記軸挿入孔に設けたネジ溝の終端
部が中心軸側へ突出することにより発生する回転ローラ
の回転ノイズ等を防止することを、その目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、プラスチック製のローラに設けた軸挿入孔
の内壁にネジ溝を形成し、前記軸挿入孔とこの軸挿入孔
に挿入された軸との間に潤滑油を充填し、前記軸にて回
転自在に支持され前記ローラの外部接触面に接触する他
部材からの外力により回転する回転ローラにおいて、前
記ネジ溝の山部の終端部の径を他の山部の径以上の大き
さに形成したことを、その構成とする。
[作用] 回転ローラの軸挿入孔の内壁に形成されたネジ溝の山
部の終端部の径は他の箇所の山部の径以上の大きさに形
成されているので、前記山部の終端部は軸に対して所定
の間隔寸法を有して保持されて前記軸に接触することが
ない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を用いて説明する。
第1図〜第5図において、本考案に係る回転ローラを
コンパクトなテープカセットの小型の従動ローラに適用
した一実施例を示している。
第4図及び第5図において、ケース1はプラスチック
製の上ケース部2と金属製の下ケース部3とから成り、
前記上ケース部2の周縁に設けられた側壁部4の下面が
下ケース部3の周縁に突き合わされている。前記ケース
1内には供給リール5と巻取リール6とが回転自在に設
けられている。この供給リール5と巻取リール6との間
にテープ7を走行させるテープ走行路8が構成されてい
る。このテープ走行路8は下ケース部3上の前側両端部
に二個のガイドピン9,10と、上記ガイドピン9とガイド
ピン10との間にガイドピン12が立設されて構成されてい
る。テープ7は供給リール5に一端側が巻き付けられそ
の他端側がテープ走行路8を走行された後に巻取リール
6に巻き付けられている。即ち、供給リール5から導か
れたテープ7はガイドピン9に所定角度巻き付けられて
方向変換されケース1の前面近くを前面に平行に走行さ
れる。そして、ガイドピン10に所定角度巻き付けられて
再び方向変換され巻取リール6に導かれている。
前記テープ走行路8には走行するテープ7の一部をケ
ース1外部に露出する露出部20が設けられている。この
テープ露出部20は、ドライブ装置装着部にテープ7がヘ
ッドに圧接される箇所で、このテープ露出部20はカバー
23にて開閉される。このカバー23は、切欠部21で形成さ
れる空間を被う形状を有し、下ケース部3の軸26に回転
自在に支持されていると共にコイルバネ29のバネ力で閉
塞位置に付勢されている。
テープ走行駆動機構14は、ケース1内の前方中央に駆
動ローラ15を、後方の左右コーナー部に一対の従動ロー
ラ16をそれぞれ有している。前記駆動ローラ15は下ケー
ス部3に立設の軸18に回転自在に支持され、駆動ローラ
15と軸18との間には摩耗防止のためのグリスが介在され
ている。前記駆動ローラ15の上部は大径部15aに形成さ
れ、この大径部15aの一部が上ケース部2の穴28からケ
ース1の外部に露出している。
第1図に示すように前記従動ローラ16は、下ケース部
3に立設された軸18にそれぞれ回転自在に支持されてい
る。これらの各軸18の上端にはスラスト方向の移動阻止
をも兼ね前記上ケース部2に一体的に形成された抜け止
め部19が嵌合する。各従動ローラ16と各軸18の外面との
間にもグリス24が介在されている。このグリスは温度が
−10℃から60℃までの間で、粘性係数が50ポアズから50
0ポアズの値を有するものを使用している。
第4図及び第5図において前記駆動ローラ15及び一対
の従動ローラ16には無限端のドライブベルト25が掛けら
れている。このドライブベルト25は可撓性を有し、駆動
ローラ15と各従動ローラ16間に位置する箇所は供給リー
ル4と巻取リール6に巻き付けられたテープ7の最外周
に圧接されている。
なお、図中27はテープ位置検出用のプリズムミラーで
ある。
そして、テープカセット1をドライブ装置に装着する
と、そのローディング過程でカバー23がコイルバネ29の
バネ力に抗して回動する。カバー23が開放位置まで回動
すると、テープ露出部20に位置するテープ7にドライブ
装置のヘッドが圧接すると共にドライブ装置のローラに
駆動ローラ15が圧接される。ドライブ装置のローラの回
転が伝達されて駆動ローラ15が回転すると、従動ローラ
16も回転してドライブベルト25が第5図の矢印A方向に
走行する。このドライブベルト25が走行すると、テープ
7がドライブベルト25との圧接箇所7aで摩擦力を受け、
この摩擦力で第5図の矢印B方向に走行する。前記ドラ
イブベルト25の走行に際して、駆動ローラ15及び二個の
従動ローラ16は共に回転する。
第1図において、前記従動ローラ16は射出成形で一体
的に形成され、内筒部30とこれと同軸の外筒部31とこれ
らの軸方向の中央部分でこれらを連結する連結部32とか
ら成り、この連結部32の上方及び下方には肉抜け溝33が
形成されている。外筒部31の外周面は前記ドライブベル
ト25が掛けられる外部接触面31aが構成され、その中央
にはなだらかな山形状の凸部が形成されている。内筒部
30の中央には前記軸18が挿入される軸挿入孔34が形成さ
れている。
この軸挿入孔34の内壁にはネジ溝35が形成されてい
る。このネジ溝35に前記グリス24が保持されるため、軸
18と軸挿入孔34間のグリス24の絶対量が所定以上とな
り、特に、小型の従動ローラとしても耐久性に優れたも
のとすることができる。
第1図及び第2図において、前記軸挿入孔34のネジ溝
35の山部36の終端部36aは他の山部36の内径R0よりΔl
その内径R2が大径に形成されている。この終端部36a
は、以下のように成形される。
第3図において、前記軸挿入孔34を成型するための軸
状金型37には、ネジ部38が形成されている。このネジ部
38の谷部39の終端部39aは、他の谷部39の径よりΔm
(Δm>Δs)径が大きく形成されている。
そして、前記軸状金型37の外周に図示を省略した上部
金型と下部金型とを配置し、樹脂を注入する。樹脂の硬
化後、前記上・下部金型をそれぞれ上方および下方に移
動し、次に、前記軸状金型37を回転しながら引き抜く。
この際、前記軸挿入孔34に形成されたネジ溝35の山部36
の終端部36aは、熱収縮により内側Δsへ突出するが、
予め前記山部36の終端部36aの内径R2は他の山部36の内
径R0よりΔm(Δm>Δs)だけ大径に形成されている
ので、前記終端部36aの内径R2は他の山部36よりΔlだ
け大径となるのである。
以下前記実施例の作用を第1図に基づいて説明する。
前記従動ローラ16は軸挿入孔34に形成された前記ネジ
溝35の山部36の終端部36aは他の山部36より大径となっ
ているので、軸18に対して一定の間隔寸法を有して保持
され、前記軸18に接触しない。従って、従来例の如く突
出した終端部36aが軸18に接触することによる回転ノイ
ズが発生せず、又、従動ローラ16がドライブベルト25に
及ぼす走行抵抗も不安定にならない。
なお、駆動ローラ15も軸挿入孔の箇所は略同様に構成
されている。
第6図は前記実施例の変形例を示したもので、前記実
施例と異なり、前記ネジ溝35の山部36の終端部36aがテ
ーパー状に他の山部36の径より大きくなるよう形成して
ある。
なお、他の構成は前記実施例と同一となっており、前
記実施例と同様の効果を有する。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように本考案によれば、ロー
ラの軸挿入孔に形成されたネジ溝の山部の終端部の径
を、他の山部の径以上の大きさに形成したので、前記ロ
ーラ成型時に生じる終端部の内側への突出量を吸収し、
前記終端部が内側へ突出して軸に接触することにより発
生する回転ノイズ等を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示したもので、第1
図は従動ローラ(回転ローラ)の断面図、第2図は第1
図のII−II線における従動ローラ(回転ローラ)の要部
断面図、第3図は従動ローラ(回転ローラ)を成形する
ための軸状金型と従動ローラとの断面図、第4図はテー
プカセットの分解斜視図、第5図は上ケース部を除いた
テープカセットの平面図、第6図は前記実施例の変形例
を示すもので、従動ローラ(回転ローラ)の要部断面
図、第7図及び第8図は従来例を示すもので、第7図は
従動ローラ(回転ローラ)の断面図、第8図は第7図の
VII−VII線における従動ローラ(回転ローラ)の要部断
面図である。 15……駆動ローラ(回転ローラ)、16……従動ローラ
(回転ローラ)、18……軸、24……潤滑油(グリス)、
31a……外部接触面、34……軸挿入孔、35……ネジ溝、3
6……山部、36a……山部の終端部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック製のローラに設けた軸挿入孔
    の内壁にネジ溝を形成し、前記軸挿入孔とこの軸挿入孔
    に挿入された軸との間に潤滑油を充填し、前記軸にて回
    転自在に支持され前記ローラの外部接触面に接触する他
    部材からの外力により回転する回転ローラにおいて、 前記ネジ溝の山部の終端部の径を他の山部の径以上の大
    きさに形成したことを特徴とする回転ローラ。
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