JP2526180B2 - 連続処理ライン用インラインミル及びテンションレベラのブライト仕上材溶接部通過方法 - Google Patents
連続処理ライン用インラインミル及びテンションレベラのブライト仕上材溶接部通過方法Info
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- JP2526180B2 JP2526180B2 JP3070380A JP7038091A JP2526180B2 JP 2526180 B2 JP2526180 B2 JP 2526180B2 JP 3070380 A JP3070380 A JP 3070380A JP 7038091 A JP7038091 A JP 7038091A JP 2526180 B2 JP2526180 B2 JP 2526180B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は連続熱処理ラインや連
続表面処理ライン中に設けられたインラインミルやテン
ションレベラにおけるブライト仕上材溶接部の通過方法
に関する。
続表面処理ライン中に設けられたインラインミルやテン
ションレベラにおけるブライト仕上材溶接部の通過方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】CAL等の連続熱処理ラインやEGL、
CGL等の連続表面処理ライン等では、ライン入側で先
行材と後行材のナローラップシーム溶接を行なうことで
鋼帯を連続的に供給できるようにしている。
CGL等の連続表面処理ライン等では、ライン入側で先
行材と後行材のナローラップシーム溶接を行なうことで
鋼帯を連続的に供給できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】インラインでドライ
調圧及び精整を行なうために、上記ライン中にドライテ
ンパーミル及びテンションレベラが設置されている場
合、前記ナローラップシーム溶接部はこのテンパーミル
及びテンションレベラを必ず通過することになる。
調圧及び精整を行なうために、上記ライン中にドライテ
ンパーミル及びテンションレベラが設置されている場
合、前記ナローラップシーム溶接部はこのテンパーミル
及びテンションレベラを必ず通過することになる。
【0004】しかし、このナローラップシーム溶接では
溶接部が板厚の1.2〜1.8倍程度の厚みとなり、上記通過
の際には、図8(a)(b)に示される様に、まずこの溶接部
AによりロールRに局部的に荷重が加わってその表面に
疵Iが入り、更にこのロールRの疵が上記溶接部A以外
の鋼帯X表面にも転写されてタッチマークMが発生す
る。
溶接部が板厚の1.2〜1.8倍程度の厚みとなり、上記通過
の際には、図8(a)(b)に示される様に、まずこの溶接部
AによりロールRに局部的に荷重が加わってその表面に
疵Iが入り、更にこのロールRの疵が上記溶接部A以外
の鋼帯X表面にも転写されてタッチマークMが発生す
る。
【0005】このタッチマークMの発生があっても、通
常の冷延鋼板では表面ダル仕上げなので乱反射光の影響
によって該タッチマークMは見えないが、ぶりき・ロー
モ・亜鉛鍍金材等のブライト仕上材やレーザーダル仕上
げ等によりブライト地が残っているもの(以下ブライト
仕上材という)等では、反射光は略正反射されるため、
このタッチマークMは見え易く(タッチマークMによる
凹凸が表面にできるとその部分のみ乱反射され、該タッ
チマークMははっきり確認できる)、その商品価値を損
ねることになる。
常の冷延鋼板では表面ダル仕上げなので乱反射光の影響
によって該タッチマークMは見えないが、ぶりき・ロー
モ・亜鉛鍍金材等のブライト仕上材やレーザーダル仕上
げ等によりブライト地が残っているもの(以下ブライト
仕上材という)等では、反射光は略正反射されるため、
このタッチマークMは見え易く(タッチマークMによる
凹凸が表面にできるとその部分のみ乱反射され、該タッ
チマークMははっきり確認できる)、その商品価値を損
ねることになる。
【0006】本発明は従来技術の以上の様な問題に鑑み
創案されたもので、上記の連続処理ラインでナローラッ
プシーム溶接部がドライテンパーミル及びテンションレ
ベラを通過する時にこれらのロールに疵がつかないよう
にし、ブライト仕上材におけるタッチマークの発生を防
ぎ、これらのロール寿命の延長と安定した操業を可能に
せんとするものである。
創案されたもので、上記の連続処理ラインでナローラッ
プシーム溶接部がドライテンパーミル及びテンションレ
ベラを通過する時にこれらのロールに疵がつかないよう
にし、ブライト仕上材におけるタッチマークの発生を防
ぎ、これらのロール寿命の延長と安定した操業を可能に
せんとするものである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】そのため本発明法は、
ドライテンパーミルとテンションレベラを設置したブラ
イト仕上材の連続処理ラインで、該ブライト仕上材のナ
ローラップシーム溶接部がテンパーミルロールを通過す
る時に、その直前でテンパーミルへの通板を一旦停止し
た後、ミルロールギャップを開いて該溶接部を通過さ
せ、再度通板を停止させると共に、ミルロールギャップ
を閉じて該テンパーミルへの通板を再開させ、この通板
再開時に通板を低速で行なわせるか又は前記溶接部がテ
ンションレベラロールを通過する直前に通板スピードを
落とすと共に、該テンションレベラのインターメッシュ
をこの通過直前にスリップ限界まで低下させた後該溶接
部を通過させ、それから元の通板スピード及びインター
メッシュに復帰させるようにしたことを基本的特徴とし
ている。
ドライテンパーミルとテンションレベラを設置したブラ
イト仕上材の連続処理ラインで、該ブライト仕上材のナ
ローラップシーム溶接部がテンパーミルロールを通過す
る時に、その直前でテンパーミルへの通板を一旦停止し
た後、ミルロールギャップを開いて該溶接部を通過さ
せ、再度通板を停止させると共に、ミルロールギャップ
を閉じて該テンパーミルへの通板を再開させ、この通板
再開時に通板を低速で行なわせるか又は前記溶接部がテ
ンションレベラロールを通過する直前に通板スピードを
落とすと共に、該テンションレベラのインターメッシュ
をこの通過直前にスリップ限界まで低下させた後該溶接
部を通過させ、それから元の通板スピード及びインター
メッシュに復帰させるようにしたことを基本的特徴とし
ている。
【0008】本発明者等はドライテンパーミルやテンシ
ョンレベラで発生するタッチマークを防止するため、ミ
ル乃至インターメッシュのクイックオープンテストを実
施したが、本発明の上記構成はその実施結果を基に創案
されたものである。そのためこのテスト結果につき、以
下説明する。
ョンレベラで発生するタッチマークを防止するため、ミ
ル乃至インターメッシュのクイックオープンテストを実
施したが、本発明の上記構成はその実施結果を基に創案
されたものである。そのためこのテスト結果につき、以
下説明する。
【0009】まず、ドライテンパーミルでクイックオー
プンテストを実施した時の結果について説明する。該ミ
ルの駆動型式はロール組替えを容易にするため通常バッ
クアップロール駆動としており、そのため、図1に示さ
れる様にロール開放時のスピードに比例して上バックア
ップロール及び上ワークロールが停止するまでに時間が
長く掛かり、連続焼鈍炉では出側ルーパ容量が大きくな
る等の欠点を生じていた。
プンテストを実施した時の結果について説明する。該ミ
ルの駆動型式はロール組替えを容易にするため通常バッ
クアップロール駆動としており、そのため、図1に示さ
れる様にロール開放時のスピードに比例して上バックア
ップロール及び上ワークロールが停止するまでに時間が
長く掛かり、連続焼鈍炉では出側ルーパ容量が大きくな
る等の欠点を生じていた。
【0010】次にテンションレベラにおけるインターメ
ッシュのクイックオープンテストを実施した時の結果に
ついて説明する。このクイックオープンを行なった後再
びテンションレベラにより圧下を加えると、レベラロー
ルはアイドルロールなのでスリップによるロールスリ疵
を発生する虞があり、そのためその防止を図る目的から
通板中の鋼帯を止めてインターメッシュを大きくする必
要が出てくるので、前述と同様連続焼鈍炉においては出
側ルーパ容量が大きくなる欠点がある。
ッシュのクイックオープンテストを実施した時の結果に
ついて説明する。このクイックオープンを行なった後再
びテンションレベラにより圧下を加えると、レベラロー
ルはアイドルロールなのでスリップによるロールスリ疵
を発生する虞があり、そのためその防止を図る目的から
通板中の鋼帯を止めてインターメッシュを大きくする必
要が出てくるので、前述と同様連続焼鈍炉においては出
側ルーパ容量が大きくなる欠点がある。
【0011】一方、この様なクイックオープンテストと
は別に、本発明者等はドライテンパーミルやテンション
レベラの諸条件によってタッチマークの発生にどのよう
な影響が及ぶかを調べる実験を行なったところ、次の様
なことが判明した。即ち、ドライテンパーミルでは、図
2に示される様に、タッチマークは該ミルの荷重やスピ
ードに関係なく発生している。又テンションレベラで
は、図3に示される様に、発生する疵の程度がテンショ
ンレベラのインターメッシュと溶接部通過スピードの影
響を受けることになる。
は別に、本発明者等はドライテンパーミルやテンション
レベラの諸条件によってタッチマークの発生にどのよう
な影響が及ぶかを調べる実験を行なったところ、次の様
なことが判明した。即ち、ドライテンパーミルでは、図
2に示される様に、タッチマークは該ミルの荷重やスピ
ードに関係なく発生している。又テンションレベラで
は、図3に示される様に、発生する疵の程度がテンショ
ンレベラのインターメッシュと溶接部通過スピードの影
響を受けることになる。
【0012】これらの実験結果から導き出された本発明
の上記構成の要旨をまとめると、前記ブライト仕上材の
溶接部がドライテンパーミルを通過する時に、そのミル
ロールを仕上材から完全開放させて通過せしめ、通過後
ミルロールの再接触時に通板停止状態で再接触させてロ
ールスリ疵の発生を防ぐようにすると共に、上記溶接部
がテンションレベラを通過する時には、そのインターメ
ッシュ量と溶接部通過スピードの如何によっては該仕上
材にレベラロールを接触させていてもタッチマークを発
生させないようにすることもできるので、その通過中の
スピードを低下させ且つインターメッシュもスリップ限
界まで低下せしめて該溶接部を通過させるようにすると
いうものである。
の上記構成の要旨をまとめると、前記ブライト仕上材の
溶接部がドライテンパーミルを通過する時に、そのミル
ロールを仕上材から完全開放させて通過せしめ、通過後
ミルロールの再接触時に通板停止状態で再接触させてロ
ールスリ疵の発生を防ぐようにすると共に、上記溶接部
がテンションレベラを通過する時には、そのインターメ
ッシュ量と溶接部通過スピードの如何によっては該仕上
材にレベラロールを接触させていてもタッチマークを発
生させないようにすることもできるので、その通過中の
スピードを低下させ且つインターメッシュもスリップ限
界まで低下せしめて該溶接部を通過させるようにすると
いうものである。
【0013】
【実施例】以下本発明法の具体的実施例を添付図面に基
づき説明する。
づき説明する。
【0014】図4はTIN用連続焼鈍炉の設備概要を示
しており、ペイオフリール100で巻戻されたTIN用原
板Xは、途中ウェルダ101で先行材と後行材のナローラ
ップシーム溶接が行なわれて連続的に通板され、入側ル
ーパ102、加熱炉103、均熱炉104、ガスジェット冷却帯1
05、第1過時効処理炉106、第2過時効処理炉107、急冷
帯108、空冷帯109、出側ルーパ110、2スタンドドライ
テンパーミル1、テンションレベラ2等を通って出側のテ
ンションリール111に巻取られることになる。
しており、ペイオフリール100で巻戻されたTIN用原
板Xは、途中ウェルダ101で先行材と後行材のナローラ
ップシーム溶接が行なわれて連続的に通板され、入側ル
ーパ102、加熱炉103、均熱炉104、ガスジェット冷却帯1
05、第1過時効処理炉106、第2過時効処理炉107、急冷
帯108、空冷帯109、出側ルーパ110、2スタンドドライ
テンパーミル1、テンションレベラ2等を通って出側のテ
ンションリール111に巻取られることになる。
【0015】このうち鋼板Xの前記シーム溶接部が炉出
側のドライテンパーミル1及びテンションレベラ2を通過
する際、本発明の溶接部通過方法が実施されており、以
下にその方法につき詳述する。
側のドライテンパーミル1及びテンションレベラ2を通過
する際、本発明の溶接部通過方法が実施されており、以
下にその方法につき詳述する。
【0016】まず上記溶接部がドライテンパーミル1手
前に来ると、図5に示すように、出側のラインスピード
を落とし、ライン停止直前に図6(a)に示されたミル1前
後に配されているアンチクリッピングロールACR12と
アンチクロスブレーキロールABR13を同図(b)に示さ
れる様に急速降下させ、同時にプッシュアップシリンダ
14も急速降下させて(その下降スピードを更に速くする
ため下ワークロールベンダを使用し、該ベンダで下ワー
クロール及びバックアップロールを押し下げる)、両ス
タンドのミルロールギャップを開く。上記アンチクリッ
ピングロールACR12とアンチクロスブレーキロールA
BR13は図6(a)に示される様に通常パスラインより10
〜20mmと高いレベルにあるが、クイックオープンの際、
同図(b)の様に降下せしめることで、ミルロールギャッ
プをあまり大きく開けなくてもいいようにパスラインを
形成してくれることになる。この時ミルロールギャップ
は鋼板Xから上に2mm、下に3mm、計5mm開くことにな
る。以上の様なクイックオープンによってドライテンパ
ーミル1は図5に示される様に伸率制御(AEC)が解
除され、これに代わってミル前後に配されたテンション
ブライドル30、31の張力制御により該ミル1の張力が制
御されることになる。
前に来ると、図5に示すように、出側のラインスピード
を落とし、ライン停止直前に図6(a)に示されたミル1前
後に配されているアンチクリッピングロールACR12と
アンチクロスブレーキロールABR13を同図(b)に示さ
れる様に急速降下させ、同時にプッシュアップシリンダ
14も急速降下させて(その下降スピードを更に速くする
ため下ワークロールベンダを使用し、該ベンダで下ワー
クロール及びバックアップロールを押し下げる)、両ス
タンドのミルロールギャップを開く。上記アンチクリッ
ピングロールACR12とアンチクロスブレーキロールA
BR13は図6(a)に示される様に通常パスラインより10
〜20mmと高いレベルにあるが、クイックオープンの際、
同図(b)の様に降下せしめることで、ミルロールギャッ
プをあまり大きく開けなくてもいいようにパスラインを
形成してくれることになる。この時ミルロールギャップ
は鋼板Xから上に2mm、下に3mm、計5mm開くことにな
る。以上の様なクイックオープンによってドライテンパ
ーミル1は図5に示される様に伸率制御(AEC)が解
除され、これに代わってミル前後に配されたテンション
ブライドル30、31の張力制御により該ミル1の張力が制
御されることになる。
【0017】上記の様なミルロールギャップができた状
態で、前記溶接部をミル両スタンド10、11後方まで低速
で通板させる。
態で、前記溶接部をミル両スタンド10、11後方まで低速
で通板させる。
【0018】その後再び出側ラインを停止させ、前記ア
ンチクリッピングロールACR12及びアンチクロスブレ
ーキロールABR13を急速に上昇させて図6(a)の元の
状態に復帰させると同時に、ミルスタンド10、11下部の
前記プッシュアップシリンダ14も急速に上昇させ、ミル
のロールギャップを0にする。但し、該プッシュアップ
シリンダ14の上昇スピードがあまりに大きいと、ミルロ
ールが鋼板Xにキスする時に逆に衝撃によるタッチマー
クが発生してしまうため、図7に示される様にギャップ
が5mmから1mmまでの間はプッシュアップシリンダ14の上
昇スピードを2mm/secとし、このギャップが1mmになっ
た所でその上昇スピードを0.5mm/secに低下させてロー
ルキス時の衝撃を和らげ、タッチマークの発生を防ぐよ
うにしている。
ンチクリッピングロールACR12及びアンチクロスブレ
ーキロールABR13を急速に上昇させて図6(a)の元の
状態に復帰させると同時に、ミルスタンド10、11下部の
前記プッシュアップシリンダ14も急速に上昇させ、ミル
のロールギャップを0にする。但し、該プッシュアップ
シリンダ14の上昇スピードがあまりに大きいと、ミルロ
ールが鋼板Xにキスする時に逆に衝撃によるタッチマー
クが発生してしまうため、図7に示される様にギャップ
が5mmから1mmまでの間はプッシュアップシリンダ14の上
昇スピードを2mm/secとし、このギャップが1mmになっ
た所でその上昇スピードを0.5mm/secに低下させてロー
ルキス時の衝撃を和らげ、タッチマークの発生を防ぐよ
うにしている。
【0019】このミルロールギャップが0となった後、
図5に示すように、通板を再開するが、この時の通板ス
ピードは後述するテンションレベラ2における溶接部通
過スピードに合わせて元の通板スピードには復帰せず、
それより低速の45mpm程度になるようにする。
図5に示すように、通板を再開するが、この時の通板ス
ピードは後述するテンションレベラ2における溶接部通
過スピードに合わせて元の通板スピードには復帰せず、
それより低速の45mpm程度になるようにする。
【0020】次に該溶接部がテンションレベラ2手前に4
5mpm程度の低速で通板されると、該テンションレベラ2
の伸率制御を切り、それに代わってレベラ前後に配され
たテンションブライドル31、32の張力制御によりこのテ
ンションレベラ2の張力一定制御を行なう。と同時にこ
れまで5mm〜10mm程度に設定されていたテンションレベ
ラ2のインターメッシュを図5に示される様に1mm程度の
スリップ限界まで低下させた。前述した図3に示される
様に、テンションレベラにおける溶接部通過スピードが
45mpmや90mpm程度の比較的低い場合には、そのインター
メッシュを1mm程度に設定すればTIN原板のようなブ
ライト仕上材でもタッチマークの発生はない。
5mpm程度の低速で通板されると、該テンションレベラ2
の伸率制御を切り、それに代わってレベラ前後に配され
たテンションブライドル31、32の張力制御によりこのテ
ンションレベラ2の張力一定制御を行なう。と同時にこ
れまで5mm〜10mm程度に設定されていたテンションレベ
ラ2のインターメッシュを図5に示される様に1mm程度の
スリップ限界まで低下させた。前述した図3に示される
様に、テンションレベラにおける溶接部通過スピードが
45mpmや90mpm程度の比較的低い場合には、そのインター
メッシュを1mm程度に設定すればTIN原板のようなブ
ライト仕上材でもタッチマークの発生はない。
【0021】そうして溶接部をテンションレベラ2出側
まで通板させる。
まで通板させる。
【0022】この通板が完了した時点で図5に示される
様にテンションブライドル31、32の張力制御からテンシ
ョンレベラ2の伸率制御に再び戻し、同時にテンション
レベラ2のインターメッシュを元の状態に復帰させる。
そして、溶接部がテンションリール111に進入して巻付
けが完了したら元のスピードに復帰させるようにした。
様にテンションブライドル31、32の張力制御からテンシ
ョンレベラ2の伸率制御に再び戻し、同時にテンション
レベラ2のインターメッシュを元の状態に復帰させる。
そして、溶接部がテンションリール111に進入して巻付
けが完了したら元のスピードに復帰させるようにした。
【0023】以上の様にしてTIN原板Xのナローラッ
プシーム溶接部をドライテンパーミル1とテンションレ
ベラ2に通板せしめたところ、これらのワークロールへ
の溶接部通過によるタッチマークのプリントはなく、従
って該TIN原板Xにおけるタッチマークは確認されな
かった。又上記ワークロールへのタッチマークのプリン
トがなくなるため、ドライテンパーミル1及びテンショ
ンレベラ2の各ワークロールの寿命も延びることになっ
た。
プシーム溶接部をドライテンパーミル1とテンションレ
ベラ2に通板せしめたところ、これらのワークロールへ
の溶接部通過によるタッチマークのプリントはなく、従
って該TIN原板Xにおけるタッチマークは確認されな
かった。又上記ワークロールへのタッチマークのプリン
トがなくなるため、ドライテンパーミル1及びテンショ
ンレベラ2の各ワークロールの寿命も延びることになっ
た。
【0024】
【発明の効果】以上詳述した本発明の溶接部通過方法に
よれば、ブライト仕上材のナローラップシーム溶接部が
ドライテンパーミル及びテンションレベラを通過する
際、これらのワークロール表面に該溶接部押付けによる
疵が入ることがなくなり、該ブライト仕上材表面に繰り
返しタッチマークがプリントされるのを防止できるので
製品品質の向上を図ることができると共に、ワークロー
ル寿命を延ばし、安定した操業が可能となる。
よれば、ブライト仕上材のナローラップシーム溶接部が
ドライテンパーミル及びテンションレベラを通過する
際、これらのワークロール表面に該溶接部押付けによる
疵が入ることがなくなり、該ブライト仕上材表面に繰り
返しタッチマークがプリントされるのを防止できるので
製品品質の向上を図ることができると共に、ワークロー
ル寿命を延ばし、安定した操業が可能となる。
【図1】ドライテンパーミルにおけるロール開放時のス
ピードとこの開放に対応して上ワークロール及び上バッ
クアップロールの停止に要する時間の関係を示すグラフ
である。
ピードとこの開放に対応して上ワークロール及び上バッ
クアップロールの停止に要する時間の関係を示すグラフ
である。
【図2】ドライテンパーミルにおける溶接部通過時の通
過スピード及び荷重とタッチマークの関係を示すグラフ
である。
過スピード及び荷重とタッチマークの関係を示すグラフ
である。
【図3】テンションレベラにおける溶接部通過時の通過
スピード及びインターメッシュとタッチマークの関係を
示すグラフである。
スピード及びインターメッシュとタッチマークの関係を
示すグラフである。
【図4】本発明法の適用されたTIN原板用連続焼鈍炉
の設備概要を示す説明図である。
の設備概要を示す説明図である。
【図5】ドライテンパーミル及びテンションレベラにお
ける溶接部通過時の通板スピード、ミルロールギャッ
プ、インターメッシュ制御の一実施例を示す工程説明図
である。
ける溶接部通過時の通板スピード、ミルロールギャッ
プ、インターメッシュ制御の一実施例を示す工程説明図
である。
【図6】ドライテンパーミルにおける溶接部通過時のミ
ルロールギャップ制御の具体的例を示す説明図である。
ルロールギャップ制御の具体的例を示す説明図である。
【図7】ドライテンパーミルのミルロールギャップ閉制
御時におけるプッシュアップシリンダのスピード制御の
方法を示すグラフである。
御時におけるプッシュアップシリンダのスピード制御の
方法を示すグラフである。
【図8】溶接部通過時のタッチマーク発生のメカニズム
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 ドライテンパーミル 2 テンションレベラ 10、11 ミルスタンド 12 アンチクリッピングロール 13 アンチクロスブレーキロール 14 プッシュアップシリンダ X 原板
Claims (1)
- 【請求項1】 ドライテンパーミルとテンションレベラ
を設置したブライト仕上材の連続処理ラインで、該仕上
材のナローラップシーム溶接部がテンパーミルロールを
通過する時に、その直前でテンパーミルへの通板を一旦
停止した後、ミルロールギャップを開いて該溶接部を通
過させ、再度通板を停止させると共に、ミルロールギャ
ップを閉じて該テンパーミルへの通板を再開させ、この
通板再開時に通板を低速で行なわせるか又は前記溶接部
がテンションレベラロールを通過する直前に通板スピー
ドを落とすと共に、該テンションレベラのインターメッ
シュをこの通過直前にスリップ限界まで低下させた後該
溶接部を通過させ、それから元の通板スピード及びイン
ターメッシュに復帰させるようにしたことを特徴とする
連続処理ライン用インラインミル及びテンションレベラ
のブライト仕上材溶接部通過方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3070380A JP2526180B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 連続処理ライン用インラインミル及びテンションレベラのブライト仕上材溶接部通過方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3070380A JP2526180B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 連続処理ライン用インラインミル及びテンションレベラのブライト仕上材溶接部通過方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04284911A JPH04284911A (ja) | 1992-10-09 |
| JP2526180B2 true JP2526180B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=13429781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3070380A Expired - Fee Related JP2526180B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 連続処理ライン用インラインミル及びテンションレベラのブライト仕上材溶接部通過方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2526180B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4608417B2 (ja) * | 2005-11-17 | 2011-01-12 | 新日本製鐵株式会社 | 連続焼鈍及び溶融めっき兼用設備を用いた鋼帯の調質圧延方法 |
| JP4551345B2 (ja) * | 2006-03-03 | 2010-09-29 | 新日本製鐵株式会社 | 連続焼鈍炉出側の2次冷間圧延機における溶接点通過方法 |
| JP4808668B2 (ja) * | 2007-04-17 | 2011-11-02 | 新日本製鐵株式会社 | 鋼板張力制御方法及び連続圧延システムの制御方法 |
| US10022760B2 (en) | 2015-10-02 | 2018-07-17 | The Material Works, Ltd. | Cut-to-length steel coil processing line with stretcher leveler and temper mill |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP3070380A patent/JP2526180B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04284911A (ja) | 1992-10-09 |
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