JP2526257B2 - Pt、Pd系貴金属粒状塊製造用るつぼ - Google Patents
Pt、Pd系貴金属粒状塊製造用るつぼInfo
- Publication number
- JP2526257B2 JP2526257B2 JP62302563A JP30256387A JP2526257B2 JP 2526257 B2 JP2526257 B2 JP 2526257B2 JP 62302563 A JP62302563 A JP 62302563A JP 30256387 A JP30256387 A JP 30256387A JP 2526257 B2 JP2526257 B2 JP 2526257B2
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- JP
- Japan
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- crucible
- nozzle
- noble metal
- producing
- granular
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、Pt、Pt合金、Pd、Pd合金等の貴金属粒状塊
を作る為のるつぼに関する。
を作る為のるつぼに関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、上記貴金属粒状塊を作るには、先ず溶解炉で貴
金属インゴットを溶解し、この溶湯を保持炉に移しかえ
て再溶解し、底部のノズルより溶湯を連続的に水中に落
下させて、貴金属粒状塊を作っていた。この方法では2
回溶解と溶湯の移しかえがあるので、手間隙がかかり、
しかも溶湯の移しかえの際、酸化するという問題点があ
った。
金属インゴットを溶解し、この溶湯を保持炉に移しかえ
て再溶解し、底部のノズルより溶湯を連続的に水中に落
下させて、貴金属粒状塊を作っていた。この方法では2
回溶解と溶湯の移しかえがあるので、手間隙がかかり、
しかも溶湯の移しかえの際、酸化するという問題点があ
った。
上記の酸化を防止する為に、保持炉中の貴金属溶湯に
脱酸剤を添加することが行われているが、貴金属溶湯が
脱酸剤に汚染されるものである。さらに上記溶解炉や保
持炉はジルコニアより成るので、高耐火性を有するが、
熱衝撃抵抗が弱いので、特に保持炉のノズルが損傷しが
ちである。
脱酸剤を添加することが行われているが、貴金属溶湯が
脱酸剤に汚染されるものである。さらに上記溶解炉や保
持炉はジルコニアより成るので、高耐火性を有するが、
熱衝撃抵抗が弱いので、特に保持炉のノズルが損傷しが
ちである。
この為、層状に構成したジルコニアるつぼにて貴金属
インゴットを溶解し、底部のノズルより溶湯を連続的に
水中に落下させて貴金属粒状塊を作ることが行われてい
る。
インゴットを溶解し、底部のノズルより溶湯を連続的に
水中に落下させて貴金属粒状塊を作ることが行われてい
る。
しかし、この層状のジルコニアのるつぼでも熱衝撃に
対しては不十分で、ノズルの損傷はまぬがれることがで
きなかった。またノズルの孔がストレートで、内径に対
して長さが長いので、高融点の貴金属溶湯がノズルを流
下する途中で凝固し、目詰まりを起こして流下できなく
なるという問題点があった。
対しては不十分で、ノズルの損傷はまぬがれることがで
きなかった。またノズルの孔がストレートで、内径に対
して長さが長いので、高融点の貴金属溶湯がノズルを流
下する途中で凝固し、目詰まりを起こして流下できなく
なるという問題点があった。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、
耐火性を有すると共に耐熱衝撃性に優れ、るつぼ本体は
勿論のことノズル損傷をも確実に防止することができ、
しかもノズルが決して目詰まりすることがなく連続的に
貴金属溶湯が流下できるようにしたPt、Pd系貴金属粒状
塊製造用るつぼを提供することを目的とするものであ
る。
耐火性を有すると共に耐熱衝撃性に優れ、るつぼ本体は
勿論のことノズル損傷をも確実に防止することができ、
しかもノズルが決して目詰まりすることがなく連続的に
貴金属溶湯が流下できるようにしたPt、Pd系貴金属粒状
塊製造用るつぼを提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための本発明のPt、Pd系貴金属
粒状塊製造用るつぼは、ジルコニアより成る内側るつぼ
をアルミナと酸化珪素より成る外側るつぼにて被って二
重るつぼとなし、この二重るつぼの底に内側るつぼと一
体の内径2〜7mm、長さ3〜6mmのストレート部と拡開内
径7.3〜16.2mm、長さ10〜17mmのテーパ部のノズル孔を
有するノズルを形成し、該ノズルを外側るつぼで被った
ことを特徴とするものである。
粒状塊製造用るつぼは、ジルコニアより成る内側るつぼ
をアルミナと酸化珪素より成る外側るつぼにて被って二
重るつぼとなし、この二重るつぼの底に内側るつぼと一
体の内径2〜7mm、長さ3〜6mmのストレート部と拡開内
径7.3〜16.2mm、長さ10〜17mmのテーパ部のノズル孔を
有するノズルを形成し、該ノズルを外側るつぼで被った
ことを特徴とするものである。
本発明の上記るつぼに於いてノズル孔のストレート部
の内径2〜7mmとした理由は、2mm未満だと溶湯が凝固し
易く、7mmを超えると溶湯がどばどば落ち過ぎるからで
ある。また長さ3〜6mmとした理由は、3mm未満だと溶湯
が連続的に流下せず、断続的に漏れるように落下し、6m
mを超えると溶湯が流下の途中で凝固し易くなるからで
ある。テーパ部は溶湯の切れを良くするためで、上記寸
法が最適である。
の内径2〜7mmとした理由は、2mm未満だと溶湯が凝固し
易く、7mmを超えると溶湯がどばどば落ち過ぎるからで
ある。また長さ3〜6mmとした理由は、3mm未満だと溶湯
が連続的に流下せず、断続的に漏れるように落下し、6m
mを超えると溶湯が流下の途中で凝固し易くなるからで
ある。テーパ部は溶湯の切れを良くするためで、上記寸
法が最適である。
(作用) 上述の如く構成された本発明の、Pt、Pd系貴金属粒状
塊製造用るつぼは、内側るつぼが高耐火性を有し、これ
を被った外側るつぼが熱衝撃抵抗が大きいので、熱衝撃
抵抗の小さい内側るつぼが確実に保護される。またこの
二重るつぼの底に内側るつぼと一体に設けたノズルが外
側るつぼで被われているので、熱衝撃抵抗の小さいノズ
ルが確実に保護される。従って二重るつぼ内で貴金属イ
ンゴットを溶解し、底部のノズルより溶湯を連続的に水
中に落下させて、貴金属粒状塊を作った際、内側るつぼ
は勿論のことノズルが損傷することがない。またノズル
のノズル孔がストレート部とテーパ部とより成るので、
長いストレート部のみより成るノズル孔の場合のように
溶湯が流下する途中で凝固して目詰まりを起こすような
ことが無く、仮に短いストレート部で凝固しても二重る
つぼ内の溶湯の熱により再び溶融し、連続的に水中に落
下するので、貴金属粒状塊を円滑に作ることができる。
塊製造用るつぼは、内側るつぼが高耐火性を有し、これ
を被った外側るつぼが熱衝撃抵抗が大きいので、熱衝撃
抵抗の小さい内側るつぼが確実に保護される。またこの
二重るつぼの底に内側るつぼと一体に設けたノズルが外
側るつぼで被われているので、熱衝撃抵抗の小さいノズ
ルが確実に保護される。従って二重るつぼ内で貴金属イ
ンゴットを溶解し、底部のノズルより溶湯を連続的に水
中に落下させて、貴金属粒状塊を作った際、内側るつぼ
は勿論のことノズルが損傷することがない。またノズル
のノズル孔がストレート部とテーパ部とより成るので、
長いストレート部のみより成るノズル孔の場合のように
溶湯が流下する途中で凝固して目詰まりを起こすような
ことが無く、仮に短いストレート部で凝固しても二重る
つぼ内の溶湯の熱により再び溶融し、連続的に水中に落
下するので、貴金属粒状塊を円滑に作ることができる。
(実施例) 本発明のPt、Pd系貴金属粒状塊製造用るつぼの一実施
例を図によって説明すると、第1図に示す如く内径60m
m、深さ216mm、厚さ8mm、底部R30mmのジルコニアより成
る内側るつぼ1を、内径78mm、深さ217mm、厚さ8mm、底
部R39mmのアルミナと酸化珪素より成る外側るつぼ2に
て被って二重るつぼとなし、この二重るつぼの底に内側
るつぼ1と一体の内径4mm、長さ5mmのストレート部4aと
拡開内径13.1mm、長さ17mm、拡開角度のテーパ部4bとの
ノズル孔4を有するノズル5を形成し、このノズル5を
外側るつぼ2の底部で被っている。
例を図によって説明すると、第1図に示す如く内径60m
m、深さ216mm、厚さ8mm、底部R30mmのジルコニアより成
る内側るつぼ1を、内径78mm、深さ217mm、厚さ8mm、底
部R39mmのアルミナと酸化珪素より成る外側るつぼ2に
て被って二重るつぼとなし、この二重るつぼの底に内側
るつぼ1と一体の内径4mm、長さ5mmのストレート部4aと
拡開内径13.1mm、長さ17mm、拡開角度のテーパ部4bとの
ノズル孔4を有するノズル5を形成し、このノズル5を
外側るつぼ2の底部で被っている。
尚、内側るつぼ1の外周面と外側るつぼ2の内周面と
の間にスタンプ材6が充填されている。
の間にスタンプ材6が充填されている。
かように構成されたPt、Pd系貴金属粒状塊製造用るつ
ぼ7により、Pt、Pd系貴金属粒状塊を製造するには、第
2図に示す如く高周波誘導加熱装置8にセットし、該装
置8の下方に500mm隔ててノズル5と同心に直径750mm、
深さ2500mmの水槽9を配設した上、るつぼ7内に3kgのP
dインゴットを入れ、高周波誘導装置8を運転して、る
つぼ7内のPdインゴットを溶解する。Pdインゴットが完
全に溶解すると、そのPt溶湯が底部のノズル5より連続
的に水槽9内の水中に落下し、直径4mm以下のPd粒状塊
が作られる。
ぼ7により、Pt、Pd系貴金属粒状塊を製造するには、第
2図に示す如く高周波誘導加熱装置8にセットし、該装
置8の下方に500mm隔ててノズル5と同心に直径750mm、
深さ2500mmの水槽9を配設した上、るつぼ7内に3kgのP
dインゴットを入れ、高周波誘導装置8を運転して、る
つぼ7内のPdインゴットを溶解する。Pdインゴットが完
全に溶解すると、そのPt溶湯が底部のノズル5より連続
的に水槽9内の水中に落下し、直径4mm以下のPd粒状塊
が作られる。
このPd粒状塊の製造に於いて、高耐火性を有するが熱
衝撃抵抗の小さい内側るつぼ1が熱衝撃抵抗の大きい外
側るつぼ2で被われ、且つ内側るつぼ1と一体のノズル
5が外側るつぼ2の底部で被われているので、内側るつ
ぼ1及びノズル5が確実に保護され、従って、内側るつ
ぼ1は勿論のことノズル5は熱衝撃により損傷すること
がない。またノズル5のノズル孔4が短いストレート部
4aと長いテーパ部4bとより成るので、溶湯が短いストレ
ート部4aを流下する途中で凝固して目詰まりを起こすよ
うなことが無く、仮に短いストレート部4aで凝固しても
二重るつぼ内の溶湯の熱により再び溶融し、連続的に水
中に落下するので、Pd粒状塊を円滑に作ることができ
る。
衝撃抵抗の小さい内側るつぼ1が熱衝撃抵抗の大きい外
側るつぼ2で被われ、且つ内側るつぼ1と一体のノズル
5が外側るつぼ2の底部で被われているので、内側るつ
ぼ1及びノズル5が確実に保護され、従って、内側るつ
ぼ1は勿論のことノズル5は熱衝撃により損傷すること
がない。またノズル5のノズル孔4が短いストレート部
4aと長いテーパ部4bとより成るので、溶湯が短いストレ
ート部4aを流下する途中で凝固して目詰まりを起こすよ
うなことが無く、仮に短いストレート部4aで凝固しても
二重るつぼ内の溶湯の熱により再び溶融し、連続的に水
中に落下するので、Pd粒状塊を円滑に作ることができ
る。
(発明の効果) 以上の説明で判るように本発明のPt、Pd系貴金属粒状
塊製造用るつぼは、Pt、Pd系貴金属を高周波誘導加熱に
より溶解し、ノズルより溶湯を連続的に水槽に落下して
粒状塊を作った際、るつぼは本体及びノズルが熱衝撃に
より損傷するのが確実に防止される。また本発明のPt、
Pd系貴金属粒状塊製造用るつぼは、貴金属溶湯がノズル
孔の短いストレート部を流下する途中で凝固して目詰ま
りを起こすようなことが無く、仮に短いストレート部で
凝固してもるつぼ内の溶湯の熱により再び溶解し、連続
的に水中に落下するので、貴金属粒状塊を円滑に作るこ
とができて、能率が向上し、工業的量産が可能である。
塊製造用るつぼは、Pt、Pd系貴金属を高周波誘導加熱に
より溶解し、ノズルより溶湯を連続的に水槽に落下して
粒状塊を作った際、るつぼは本体及びノズルが熱衝撃に
より損傷するのが確実に防止される。また本発明のPt、
Pd系貴金属粒状塊製造用るつぼは、貴金属溶湯がノズル
孔の短いストレート部を流下する途中で凝固して目詰ま
りを起こすようなことが無く、仮に短いストレート部で
凝固してもるつぼ内の溶湯の熱により再び溶解し、連続
的に水中に落下するので、貴金属粒状塊を円滑に作るこ
とができて、能率が向上し、工業的量産が可能である。
第1図は本発明のPt、Pd系貴金属粒状塊製造用るつぼの
一実施例を示し縦断面図、第2図はそのるつぼを高周波
誘導加熱装置にセットして、粒状塊を製造する状態を示
す縦断面図である。
一実施例を示し縦断面図、第2図はそのるつぼを高周波
誘導加熱装置にセットして、粒状塊を製造する状態を示
す縦断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】ジルコニアより成る内側るつぼをアルミナ
と酸化珪素より成る外側るつぼにて被って二重るつぼと
なし、この二重るつぼの底に内側るつぼと一体の内径2
〜7mm、長さ3〜6mmのストレート部と拡開内径7.3〜16.
2mm、長さ10〜17mmのテーパ部のノズル孔を有するノズ
ルを形成し、該ノズルを外側るつぼで被ったことを特徴
とするPt、Pd系貴金属粒状塊の製造用るつぼ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62302563A JP2526257B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | Pt、Pd系貴金属粒状塊製造用るつぼ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62302563A JP2526257B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | Pt、Pd系貴金属粒状塊製造用るつぼ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01142385A JPH01142385A (ja) | 1989-06-05 |
| JP2526257B2 true JP2526257B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=17910481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62302563A Expired - Lifetime JP2526257B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | Pt、Pd系貴金属粒状塊製造用るつぼ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2526257B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6127143B2 (ja) | 2012-08-31 | 2017-05-10 | テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) | 音声アクティビティ検出のための方法及び装置 |
| JP6222944B2 (ja) | 2013-03-01 | 2017-11-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 歪測定装置および歪測定方法 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP62302563A patent/JP2526257B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6127143B2 (ja) | 2012-08-31 | 2017-05-10 | テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) | 音声アクティビティ検出のための方法及び装置 |
| JP6222944B2 (ja) | 2013-03-01 | 2017-11-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 歪測定装置および歪測定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01142385A (ja) | 1989-06-05 |
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