JP2535466B2 - 可燃性溶剤を用いた被洗浄物の洗浄装置 - Google Patents
可燃性溶剤を用いた被洗浄物の洗浄装置Info
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- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
プリント基板等の可燃性溶剤を用いた被洗浄物の洗浄装
置に係るものである。
板等の被洗浄物の洗浄には、特公平3ー49633号公
報、実開平1ー179784号公報、特開昭56ー11
5676号公報、特開昭54ー11396号公報及び特
開平3ー101881号公報記載の発明の如く、洗浄力
が優れていること、沸点が低く一液で液洗浄も蒸気洗浄
も行うことができることから、フッ素系有機溶剤や塩素
系有機溶剤が多用されて来た。
溶剤や塩素系有機溶剤は、人体に悪影響を与えたり、オ
ゾン層を破壊したりするため使用が規制されるものとな
った。そこで、高沸点可燃性のシリコン系溶剤、炭化水
素系溶剤、親水性溶剤等を洗浄液として使用することが
考慮される。
が高く、蒸気温度も高いものとなるから、被洗浄物が熱
による変形、変質等を生じるものとなる。従って、現状
ではシリコン系溶剤、炭化水素系溶剤、親水性溶剤等を
蒸気洗浄用の溶剤として使用する事は困難なものであ
る。
高温蒸気となるため作業上危険であったり、高温化する
ために多くのエネルギーを必要とし、不経済となる欠点
を有している。
性高沸点のシリコン系溶剤、炭化水素系溶剤、親水性溶
剤等の高沸点溶剤を、常圧下に於けるよりも低い温度で
沸騰蒸発させ、蒸気洗浄用の溶剤として使用する事を可
能にする。また、被洗浄物の蒸気洗浄と乾燥工程の切り
替えを迅速に行い、効率の良い洗浄作業を可能にする。
また、高沸点の可燃性溶剤を用いて安全な蒸気洗浄を可
能にしようとするものである。
題を解決するため、沸点100℃〜200℃の、シリコ
ン系溶剤、炭化水素系溶剤、親水性溶剤の1種または2
種以上を選択的に用いた高沸点溶剤を加熱する加熱機構
を設けるとともに凝縮器を介して減圧機構に接続し、内
部を連続的に減圧可能とする蒸気発生槽と、この蒸気発
生槽と制御弁を介して連通可能に形成するとともに凝縮
器を介して減圧機構に接続し、内部を連続的に減圧し得
る被洗浄物の洗浄槽とから成るものである。
は、圧力調整弁を介して減圧機構に接続し、蒸気発生槽
内及び被洗浄物の洗浄槽内の圧力を任意に調整し得るも
のとしたものであっても良い。
ら、被洗浄物の洗浄にあたっては、被洗浄物の材質、被
洗浄物に付着した汚物等を考慮して沸点100℃〜20
0℃の、シリコン系溶剤、炭化水素系溶剤、親水性溶剤
の1種または2種以上を選択する。そして、この高沸点
溶剤により溶剤を連続的に減圧する減圧雰囲気内で蒸気
を発生させる。
するとは、蒸気発生時から洗浄完了時まで絶え間無く減
圧機構を作動させることを意味せず、減圧雰囲気の減圧
状態を持続的に維持する事を意味するものである。そし
て、減圧機構は減圧状態に応じて断続作動させることも
可能である。
内で発生させるものであるから、常圧下で溶剤を沸騰し
て発生させる場合よりも低い温度で発生し、この低い蒸
気温度で被洗浄物の蒸気洗浄を行う事ができる。そのた
め、高温には耐えられない素材の被洗浄物であっても、
汚物除去に最適の溶剤を選択して、低い温度での蒸気洗
浄を行うことが可能となる。
等の液洗浄にしか使用できなかった、沸点100℃〜2
00℃の、シリコン系溶剤、炭化水素系溶剤、親水性溶
剤等の高沸点溶剤を、蒸気洗浄に使用することができ
る。そのため、フッ素系有機溶剤や塩素系有機溶剤を使
用することなく、環境に悪影響を及ぼすことのない蒸気
洗浄を可能とする。
的に減圧され、内部の空気が希薄なものとなるため、溶
剤に可燃性のものを選択しても、引火の危険を大幅に減
少することができるものである。
得るものとすれば、減圧の度合いを変えて、種々の蒸気
温度を得ることにより、素材の異なる被洗浄物を1種類
の溶剤で行う事ができ、減圧の度合いを1つとした場合
に比較し、更に作業性を向上し、溶剤の種類を減らす事
ができるものである。
して接続しているから、蒸気洗浄の完了後被洗浄物の乾
燥を行う場合に、制御弁を閉止することにより洗浄槽に
溶剤蒸気の流入が無くなり、蒸気洗浄完了後に真空状態
を強くすることにより、沸点を更に低下させ真空乾燥を
無駄なく迅速に行うことができる。また、この真空乾燥
によって洗浄槽内の可燃性溶剤蒸気は排出され存在しな
いから、被洗浄物を取り出すために蓋体の開放を行って
も引火等の危険を生じることが無いものである。
00℃の高沸点溶剤を用いているから、引火の危険が少
なく、消防法上の規制も受ける事が少なく、在庫管理が
容易となる。また、高沸点溶剤は在庫中に於ける自然の
蒸発消耗が少なくランニングコストを低くすることがで
きる。
すれば、(1)は蒸気発生槽で、沸点が100℃〜200
℃の可燃性高沸点溶剤(2)を加熱する加熱機構(3)を設
けて、蒸気発生部(4)としている。この加熱機構(3)は
可燃性高沸点溶剤(2)中に位置させた加熱コイル(5)内
に加熱スチームを導入して行う。この加熱スチームは、
供給源から電磁弁(6)、ニードルバルブ(7)を介して加
熱コイル(5)に導入し、この加熱コイル(5)を介して溶
剤(2)と熱交換を行った後、凝縮した水分を、スチーム
トラップ(8)を介して外部に排出する。また圧力計(1
0)による加熱スチームの圧力監視を行う。
トローラー(11)と接続し、開閉弁操作を行う。また、
蒸気発生槽(1)内は、圧力計(12)、圧力スイッチ(1
3)等により常時内部圧力を監視し、万一、異常昇圧が
生じた場合には安全弁(14)を作動させて内部圧力を減
少する。
コイル(15)を巻き回して凝縮部(16)を形成してい
る。この冷却コイル(15)には、冷却水の導入管(17)
と排出管(18)を接続し、凝縮部(16)で凝縮した溶剤
を、水分分離器(20)で水分と分離した後、蒸気発生槽
(1)内に還流する。
プ、アスピレーター等の減圧機構(24)を接続し、内部
を連続的に減圧可能としている。この減圧機構(24)
は、圧力調整弁(25)を介して蒸気発生槽(1)に接続
し、蒸気発生槽(1)内の減圧度合いを任意に調整し得る
ものとしている。また、この蒸気発生槽(1)とは別個に
洗浄槽(38)を形成し、この洗浄槽(38)の内部で、被
洗浄物(21)の蒸気洗浄を行う。
び制御弁(43)を介して蒸気発生槽(1)と連通可能と
し、内部に蒸気洗浄部(22)を形成する。また、蒸気洗
浄部(22)の上部内面には冷却コイル(44)を巻き回し
て凝縮部(45)を設けている。また、この凝縮部(45)
の上部を蓋体(46)で開閉可能に密閉し、被洗浄物(2
1)の出入を可能としている。
続し、内部を連続的に減圧し得るものとする。この減圧
機構(24)と洗浄槽(38)との接続は、圧力調整弁(2
5)との間に開閉弁(47)を設けて行っている。
8)内を減圧する過程で減圧機構(24)方向に吸引され
る洗浄蒸気は、凝縮器(26)によって凝縮液化する。こ
の凝縮器(26)は、内部に冷却水(27)を充填流動し、
この冷却水(27)内にバキュームパイプ(28)を浸漬す
ることにより、洗浄蒸気の凝縮液化を行う。また、この
バキュームパイプ(28)には、開閉弁(47)よりも圧力
調整弁(25)側に、蒸気発生槽(1)の凝縮部(16)に連
通する凝縮パイプ(49)を接続している。またこの凝縮
パイプ(49)には第6開閉弁(60)を配置している。
介して減圧機構(24)で吸引し、溶剤槽(31)に貯留す
るとともに還流用電磁弁(29)を設けたオーバーフロー
管(32)を介して蒸気発生槽(1)の蒸気発生部(4)に還
流している。また、この溶剤槽(31)は溶剤(2)の上部
に空間部(33)を設け、この空間部(33)に排気管(3
4)を挿入している。
浄物(21)の蒸気洗浄を行うには、まず第6開閉弁(6
0)を開弁し蒸気発生槽(1)を減圧して蒸気を発生させ
た後、開閉弁(47)を開弁して洗浄槽(38)の内部を減
圧する。そして、洗浄槽(38)の内部を蒸気発生槽(1)
と略同一の気圧とした時に、制御弁(43)を開弁し洗浄
槽(38)の蒸気洗浄部(22)に、蒸気発生槽(1)の洗浄
蒸気を導入し、被洗浄物(21)の蒸気洗浄を行う。この
場合に、第6開閉弁(60)を開弁したままでも良いが、
これを閉止すれば洗浄槽(38)の減圧効率を更に良いも
のとする事ができる。
(38)内を連続的に減圧して洗浄蒸気を発生するため、
可燃性高沸点溶剤(2)の沸点を常圧よりも低くすること
ができる。その結果、従来は行うことができなかった、
シリコン系溶剤、炭化水素系溶剤、親水性溶剤等の可燃
性高沸点溶剤を洗浄液として使用することが可能とな
る。そして、前述したごとく、高温には耐えられない素
材の被洗浄物(21)であっても、上記の溶剤を選択して
低い温度での蒸気洗浄を行うことが可能となる。
設定できるから、減圧の度合いを変えて、種々の蒸気温
度を得ることにより、素材の異なる被洗浄物(21)を1
種類の溶剤(2)で、浸漬洗浄から蒸気洗浄まで行う事が
できる。
1)を乾燥するには制御弁(43)を閉止して洗浄槽(3
8)への蒸気の供給を停止する。この蒸気の供給停止に
より、減圧機構(24)により連続的に減圧している洗浄
槽(38)内は、急速に残留蒸気が排除されるとともに減
圧度合いを強くすることにより、減圧雰囲気内の沸点が
蒸気洗浄時よりも下がるから、迅速な乾燥を可能とす
る。また、乾燥完了後に蓋体(46)を開放して被洗浄物
(21)を取り出す場合にも、可燃性蒸気は洗浄槽(38)
内に存在しないから、引火の危険が無く安全な作業を行
うことができる。
は、制御弁(43)、開閉弁(47)を閉止し、第6開閉弁
(60)を開放して高沸点溶剤(2)を加熱すれば、溶剤蒸
気は第6開閉弁(60)、バキュームパイプ(28)を介し
て凝縮器(26)に導かれ凝縮することができる。この凝
縮液は、溶剤槽(31)に溜められ、必要に応じて蒸気発
生槽(1)に導入する。
るから、環境、人体等に悪影響を及ぼすフッ素系有機溶
剤や塩素系有機溶剤を用いずに、環境、人体等に影響の
少ない、沸点100℃〜200℃の、シリコン系溶剤、
炭化水素系溶剤、親水性溶剤等の高沸点溶剤を用いなが
ら、低い蒸気温度で被洗浄物の蒸気洗浄を行う事がで
き、耐熱性の低い素材の被洗浄物の蒸気洗浄が可能とな
る。
種類の溶剤で洗浄が可能となり、洗浄作業の手数を大幅
に減少できる。また、溶剤の在庫を少なくし経済的であ
ると共に多種類の溶剤を在庫とする事から生じる、火災
等の危険を防止できる。
の高沸点溶剤を用いるから、引火の危険が少なく、消防
法上の規制も受ける事が少ないとともに、高沸点溶剤は
在庫中に於ける自然の蒸発消耗が少なくランニングコス
トを低くすることができ、在庫管理も容易となる。
的に減圧され、内部の空気が希薄なものとなるため、溶
剤に可燃性のものを選択しても、引火の危険を大幅に減
少することができ、安全な洗浄作業を可能とする。
して接続しているから、蒸気洗浄の完了後被洗浄物の乾
燥を行う場合に、制御弁を閉止することにより洗浄槽に
溶剤蒸気の流入が無くなるとともに蒸気洗浄時よりも真
空度を高めて沸点を低下することにより、真空乾燥を無
駄なく迅速に行うことができる。また、この真空乾燥に
よって洗浄槽内の可燃性溶剤蒸気は排出され存在しない
から、被洗浄物を取り出すために蓋体の開放を行っても
引火等の危険を生じることが無いものである。
得るものとすれば、減圧の度合いを変えて、種々の蒸気
温度を得ることにより、素材の異なる被洗浄物を1種類
の溶剤で、浸漬洗浄から蒸気洗浄まで、または蒸気洗浄
のみを、行う事ができ、減圧の度合いを1つとした場合
に比較し、更に作業性を向上し、溶剤の種類を減らす事
ができるものである。
弁の開閉を行うことにより、容易に蒸留再生器として使
用することができるから、装置の多目的な使用を可能と
し経済的で廉価な装置とすることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 沸点100℃〜200℃の、シリコン系
溶剤、炭化水素系溶剤、親水性溶剤の1種または2種以
上を選択的に用いた高沸点溶剤を加熱する加熱機構を設
けるとともに凝縮器を介して減圧機構に接続し、内部を
連続的に減圧可能とする蒸気発生槽と、この蒸気発生槽
と制御弁を介して連通可能に形成するとともに凝縮器を
介して減圧機構に接続し、内部を連続的に減圧し得る被
洗浄物の洗浄槽とから成ることを特徴とする可燃性溶剤
を用いた被洗浄物の洗浄装置。 - 【請求項2】 蒸気発生槽と被洗浄物の洗浄槽とは、圧
力調整弁を介して減圧機構に接続し、蒸気発生槽内及び
被洗浄物の洗浄槽内の圧力を任意に調整し得るものとし
た事を特徴とする請求項1記載の可燃性溶剤を用いた被
洗浄物の洗浄装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3298405A JP2535466B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 可燃性溶剤を用いた被洗浄物の洗浄装置 |
| TW81110340A TW204306B (ja) | 1991-10-17 | 1992-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3298405A JP2535466B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 可燃性溶剤を用いた被洗浄物の洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05123658A JPH05123658A (ja) | 1993-05-21 |
| JP2535466B2 true JP2535466B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=17859286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3298405A Expired - Lifetime JP2535466B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 可燃性溶剤を用いた被洗浄物の洗浄装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535466B2 (ja) |
| TW (1) | TW204306B (ja) |
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1991
- 1991-10-17 JP JP3298405A patent/JP2535466B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-12-24 TW TW81110340A patent/TW204306B/zh active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| TW204306B (ja) | 1993-04-21 |
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