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JP2539133B2 - 蛍光透視観察装置 - Google Patents
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JP2539133B2 - 蛍光透視観察装置 - Google Patents

蛍光透視観察装置

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JP2539133B2
JP2539133B2 JP4047712A JP4771292A JP2539133B2 JP 2539133 B2 JP2539133 B2 JP 2539133B2 JP 4047712 A JP4047712 A JP 4047712A JP 4771292 A JP4771292 A JP 4771292A JP 2539133 B2 JP2539133 B2 JP 2539133B2
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    • H04N23/30Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from X-rays
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は蛍光透視法による作像、更に具体的に云え
ば、観察される生体のX線に対する累算的な露出を減少
することに関する。
【0001】
【発明の背景】従来の蛍光透視形作像装置は、パルスを
印加することによって間欠的に給電されるX線管を用い
ている。こう云うX線管が発生するX線ビ―ムが、観察
される生体の内側を通る様に差向けられて、燐光材料の
スクリ―ン又はシンチレ―タの配列に向けられる。観察
される生体を通る透過X線のパタ―ンがこうして光パタ
―ンに変換され、この光パタ―ンがイメ―ジ・インテン
シファイヤによって増幅される。光学系が、こうして増
幅された光パタ―ンを集束して、ビデオ・カメラ内に像
を発生する。X線ビ―ムの各々のパルスが、ビデオ・カ
メラに対する夫々の像を発生し、この像が電子カメラ装
置によって走査されて、ビデオ・モニタに対するビデオ
入力信号の夫々のフレ―ムを発生する。ビデオ・モニタ
は、無線波からビテオ信号を検出する為に使われるフロ
ントエンド部分のないテレビジョン受像機の様なもので
ある。ビデオ・モニタは、普通がそうであるが、そのビ
デオ・モニタが電磁偏向を用いるキネスコ―プを用い、
この電磁偏向が共振エネルギ回復方法を使う場合、それ
が受取るビデオ信号に対して所定の規則的なフレ―ム速
度を必要とする。X線管を動作する様にゲ―ト駆動する
為のパルス速度は、電子カメラ装置によって発生される
フレ―ムの規則的な速度が、ビデオ・モニタによって発
生される可視表示の平均輝度レベルに過度のちらつきを
避ける位に高くなる様に、十分高く選ばれる。平均輝度
レベルのちらつきは、ビデオ・モニタの可視スクリ―ン
に持続性が一層長い発光体を使うことによって減少する
ことが出来るが、持続性が長い発光体を使うと、動く物
体のスミアリングが目につく様になる。観察する人間
は、一層高い光レベルではちらつきに一層敏感である
が、普通の持続性を持つキネスコ―プの発光体を使う
時、テレビジョン放送(これは交互のフィ―ルドの走査
線を飛越すラスタ走査である)を見る時の通常の部屋の
光レベルでは、60Hzのちらつきの速度は問題ないと見
なされている。蛍光透視法では、テレビジョン放送より
も表示のちらつきが幾分多くても許容され、ビデオ・カ
メラを用いる蛍光透視法では、30Hzのフレ―ム速度で
の順次走査が常套手段である。表示フレ―ム速度は、ビ
デオ・モニタにあるキネスコ―プの電磁偏向回路に於け
る共振エネルギの回収に合せて一定速度である。
【0002】電子カメラ装置とビデオ・モニタの間にフ
レ―ム記憶装置を導入すると、ビデオ・モニタの平均輝
度レベルのちらつきを避けるのに十分高い表示フレ―ム
速度で、電子カメラ装置がビデオ・モニタに対する像サ
ンプルの相次ぐフレ―ムを発生することが出来る様にす
る為に、X線露出を表示フレ―ム速度で行なうことを避
けることが出来ることが判っている。それ程の頻度では
ないX線露出の毎回の間に発生されるビデオ・カメラの
サンプルの各フレ―ムが、「フレ―ム捕捉」と呼ばれる
手順でフレ―ム記憶装置に書込まれる。フレ―ム記憶装
置の書込みは、ビデオ・カメラのラスタ走査と同期して
行なわれ、このフレ―ムの間、像サンプルがビデオ・モ
ニタに直接的に供給される。フレ―ム記憶装置に記憶さ
れた像サンプルのフレ―ムは、この後反復的にラスタ走
査して、次のX線露出に応答してビデオ・カメラから像
サンプルの更新フレ―ムが利用出来る様になるまで、像
サンプルの反復的なフレ―ムを供給することが出来る。
【0003】従って、フレ―ム記憶装置を使うと、X線
管を動作する様にゲ―ト駆動する為のパルス速度を平均
して下げることが容易になり、それによって、観測され
る生体が所定の期間内に露出されるX線量が減少する。
フレ―ム記憶装置を使っても、このパルス速度の低下
は、ビデオ・モニタのスクリ―ンに於けるビデオ表示の
動きのちらつき又は低下したフィ―ルド速度のストロボ
効果に対する観察する人間の許容度によって制限され
る。動きが速くなるにつれて、動きのちらつきが更に目
立つようになり、その為、X線管を動作する様にゲ―ト
駆動する為のパルス速度を下げる程度は、蛍光透視を受
ける生体の内側の部分に於ける動きの速度の関数として
制限される。従って、X線量を減らす方法を実現しよう
として、発明者は、その蛍光透視装置によって観察され
る器官(1つ又は複数)の性質に対してキ―結合される
様なパルス速度の範囲を利用出来る様にする。
【0004】発明者は、X線管をゲ―ト駆動する為のパ
ルス駆動を下げる時に起る動きのちらつきを減少する為
にフレ―ム充填装置にたより、こうしてX線管をゲ―ト
駆動する為のパルス速度を一層大幅に下げても差支えな
い様にすると共に、所定の時間にわたる平均放射量を更
に減少することが出来る様にする。A.アブデル−マレ
ク、O.ハセキヨグル及びジョン・ブル―マは、199
0年2月6日に発行されたSPIE第1233巻、医療
用作像IV:像の処理(1990年)、第366−371
頁所載の論文「動きベクトル推定値による像の部分分
割」で、蛍光透視装置でX線管をゲ―ト駆動する為のパ
ルス速度を下げることに関する実現性研究を述べてい
る。この実現性研究(これをこゝで引用することにす
る)では、加速度を補償した補間方式が、充填フレ―ム
の優れた推定値になることが判った。この実現性研究
は、記録された像の順序を延長された時間にわたって処
理するものになった。X線管をゲ―ト駆動する為のパル
ス速度を下げた時に起る動きのちらつきを減らす為のフ
レ―ム充填方式の構成は、実時間で実行し得る条件を充
たすものであるが、かなりの技術的な挑戦となった。
【0005】
【発明の要約】X線量を減少して生体を蛍光透視法で観
察する方法が、相次ぐX線像を求める周波数を、動きが
満足に観測出来る様な最低速度に一層近付ける様に下げ
ると共に、フレ―ム充填装置を使って、表示の平均輝度
の過度のちらつきが避けられる位に高いフレ―ム速度
で、ビデオ・モニタにビデオ情報を供給する。フレ―ム
速度の低下は、蛍光透視法で観察される器官の臨床的な
必要並びに動きの速度の両方を考慮に入れて行なうこと
が出来る。診断用に器官の動きを単に観察することは、
例えばカテ―テルの挿入の観察に要求される様な応答速
度を持たないことがある。例えばぜん動の様な比較的ゆ
っくりと動く過程の観察には、例えば食道の作用の様な
比較的動きの速い過程よりも一層低いフレ―ム速度を選
ぶことが出来る。
【0006】フレ―ム速度を下げることは、フレ―ム速
度が一様ではなく、サンプルにそれ程の関心のない期間
の間は余分に低下しているが、サンプルにより大きな関
心のある期間の間はそれ程減少しない様な形で行なうこ
とが出来る。サンプルに対する関心が大きい及び小さい
期間は、この発明の変形では、相次ぐX線像に於ける変
化の程度を解析し、フレ―ムの間の動きが過大になった
時に像の速度を高めることによって決定することが出来
る。然し、この様な変更を行なうのに必要な反応時間
は、ある種の蛍光透視法による観察では遅過ぎることが
ある。従って、この発明の変形の方法では、関心が大き
い及び小さい期間は、補助の器官監視手段、例えば関心
のある器官が心臓又は循環器系の別の部分である様な場
合の心電計に頼ることによって決定される。
【0007】
【実施例の記載】X線量を減少して生体を蛍光透視法で
観察するこの発明の方法は、適当なフレ―ム充填装置を
設けることに主に頼っている。従来知られているフレ―
ム充填装置の多くの設計は、帯域幅を小さくした媒体を
介して伝送を行なうことが出来る様に、デ―タ伝送速度
を下げたい通信装置の為に設計されている。こう云う装
置では、像を変化する部分及び変化しない部分に分割
し、普通は伝送過程で起る雑音に対する感度が高くなる
犠牲を払っても、像の内の変化しない部分だけに関する
情報を伝送する可能性が存在する。蛍光透視装置に対す
るフレ―ム充填装置の条件では、像を変化する部分及び
変化しない部分に分割すると云うことを容易に認めるこ
とは出来ない。X線放射は、その性質からも幅の広いビ
―ムであり、個々の画素の走査手順を許せる程厳密に集
束することが出来ない。従って、X線露出を行なった場
合、蛍光透視カメラは新しいサンプルのフレ―ム全体を
発生する。特にパルスを短くすることによってX線のパ
ルス・エネルギを減少した時、X線像に斑点効果がかな
り出て来る。ビデオ・モニタで斑点効果が目に付くのを
避ける為には、観察者の目が、光学的にまとめる時定数
の範囲内で、出来るだけ多数のフレ―ムのカメラ・サン
プルから、像サンプルを光学的にまとめることが出来る
ことが望ましい。
【0008】前掲アブデル−マレク他の論文に記載され
ている様に、少なくとも医療用の作像では、加速度を補
償した補間方式は、従来の多くのフレ―ム充填装置で使
われている線形補間方式に較べて優れた充填フレ―ムの
推定値を発生した。装置の複雑さを少なくして、それに
伴って誤動作が起る惧れを少なくすると共に、装置の所
要電力を減少し且つ装置のコストを下げる為に、フレ―
ム充填装置では、必要な記憶フレ―ム数を最小限に抑え
ることが望ましい。フレ―ム充填手順に関する従来の知
識並びに現在好ましいと考えられるフレ―ム充填装置に
ついて以下説明する所に基づいて、閉じたシステムのテ
レビジョン設計の当業者であれば、以下説明するものに
代るフレ―ム充填装置を設計することが出来よう。こう
云う代りの装置は、X線量を減少して生体を蛍光透視法
で観察するこの発明の方法を実施するのに適切である。
【0009】これから具体的に説明するフレ―ム充填装
置は、カメラから出た前の単独のフレ―ムから充填フレ
―ムを外挿し、カメラから出た前の対のフレ―ムの間で
充填フレ―ムを補間するフレ―ム充填装置よりも現在で
は好ましい。この様に好ましい理由は、表示される像の
待ち時間が短くなることである。これは、観察者が実施
する手順、例えば、心臓にカテ―テルを挿入することを
蛍光透視法で観測する時に望ましい。蛍光透視法による
観察が診断の為にだけ使われる時、カメラから発した前
の対のフレ―ムの間の補間によって、それよりも幾分か
更に正確な充填フレ―ムを計算することが出来る。
【0010】図1は、X線放射10の量を減少する蛍光
透視装置を示す。ゲ―ト式X線源11がコリメ―タ12
を持ち、X線放射10に対して透明なテ―ブル14上に
のっかっている人間13を照射する。X線がテ―ブル1
4及び人間13(並びに随意選択により、散乱を抑制す
る格子15を介して)イメ―ジ・インテンシファイヤ管
16へ通過する。これは、燐光材料のスクリ―ン又はシ
ンチレ―タの配列を持っていて、光を放出する。この放
出される光の中に入っている、人間13の照射された部
分のX線の影の像が、光学系17によってビデオ・カメ
ラ18の感光スクリ―ンに集束される。コマを避ける
為、イメ―ジ・インテンシファイヤ16にある燐光材料
のスクリ―ン又はシンチレ―タの配列から放出される光
の持続性は、フレ―ム走査期間に較べて長くはなく、X
線源11は、フレ―ム走査期間より短い持続時間の間、
X線放射10のビ―ムを供給する様にパルス駆動されて
ゲ―トされる。
【0011】ビデオ・カメラ18は電荷結合装置(CC
D)作像装置を使うものゝ様な固体カメラであることが
好ましく、そうすれば各々の像フィ―ルドのラスタ走査
のサンプルは、時間的にスキュせず、時間的に整合す
る。ビデオ・カメラ18は、進み走査形であることが好
ましく、各々のビデオ・フレ―ムは、1つの像フィ―ル
ドからのサンプルで構成される。これは、各フレ―ム内
のラスタ―走査のサンプルが時間的に整合している点で
好ましい。ビデオ・カメラ18に透過する光の強度が、
光絞り19によって調節される。ビデオ・カメラ18
は、図1の蛍光透視装置では表示フレ―ム速度でX線像
をラスタ走査するものと仮定する。従って、ビデオ・カ
メラ18が、アナログ形式のラスタ走査のX線像情報の
フレ―ムをアナログ・ディジタル変換器20に供給し、
そのラスタ走査のX線情報のフレ―ムが、X線像情報の
ないラスタ走査信号のフレ―ムの間に分散している。ア
ナログ・ディジタル変換器20はフラッシュ変換器形式
であることが好ましく、像の画素の所の像強度I
(i,j,t) を表わすディジタル・ワ―ドを発生する。マス
タ制御回路2がX線源11のゲ―ト駆動、ビデオ・カメ
ラ18によるラスタ走査、アナログ・ディジタル変換器
20の標本化を制御すると共に、後で説明する様にこの
他の作用をも制御する。
【0012】像平面(即ち、ビデオ・カメラ18の感光
スクリ―ン)上の輝度パタ―ンの動きが光の流れと呼ば
れる。光の流れは、普通は像の各々の画素に於ける変位
ベクトルとして定義される。像強度を表わすディジタル
・ワ―ドから光の流れをディジタル式に計算すること
は、多数のディジタル乗算工程及びディジタル除算工程
を必要とするばかりでなく、反復的な計算工程を必要と
する点で、どちらかと云えば複雑である。その為、現在
利用し得る技術では、こう云う計算は、画素サンプルが
アナログ・ディジタル変換器20から供給される速度の
何倍かの速度で実行するのが非常に困難である。その
為、計算は、時間領域に写像した複数個の空間的な段階
を用いて、多相基準で実施される。即ち、アナログ・デ
ィジタル変換器20から供給された相次ぐサンプルが、
時分割多重化器3に供給され、この多重化器が相次ぐサ
ンプルを、ビデオ・カメラ18に於ける走査線と平行な
方向の夫々の空間的な段階に対応する多数の時間的な相
に分離する。こう云う各々の空間的な段階が、バンク式
の光の流れコンピュ―タ4の夫々のバンクに供給され
る。
【0013】光の流れコンピュ―タ4が、各々の画素に
対する変位速度ベクトルの成分u及びvを計算する。変
位速度ベクトルの成分uは、走査線と平行な方向であ
り、変位速度ベクトルの成分vは走査線に対して横方向
である。線形の画素補間を用いる単純なフレ―ム充填手
順では、各々の画素は、相次ぐ各々の充填フレ―ムに、
走査線に対して横方向にu(t/T)及びv(t/T)
だけ変位する。この発明で好ましいとするフレ―ム充填
手順は、加速度を補償した補間を含み、この為、光の流
れコンピュ―タ4が図1では、u及びvの時間微分であ
るu′及びv′をも計算するものとして示されている。
【0014】次に光の流れコンピュ―タ4に於ける、各
々の画素に対する変位速度ベクトルの直交成分u及びv
の計算がどう云うものであるかを、簡単に説明する。I
(i,j,t)を点(i,j)及び時刻tに於ける像の
放射照度とし、u(i,j)及びv(i,j)を夫々i
及びj方向の光の流れ(又は変位速度)の成分とする。
放射照度が時刻t+δtに点(i+δi,j+δj)で
同じであると仮定して、光の流れの拘束方程式を導き出
すことが出来る。
【0015】 I(i+uδt,j+vδt)=I(i,j,t) (1) こゝで小さな期間δtに対し、uδt=δi及びvδt
=δjである。放射照度I(i,j,t)が殆んどどこ
でも連続していて、1次微分が可能であれば、左側の展
開により、1次の線形項を残して、δt→0の限界を求
めると Ii u+Ij v+It =0 (2) こゝでIi ,Ij ,It が夫々i,j及びtに対する像
強度の微分である。この方程式は、変位速度ベクトル
(u,v)に対する拘束を表わし、光の流れの拘束方程
式と呼ばれる。基本的には、この方程式は、次の像の対
応する点の強度が同じであるべきことを示す。式(2)
だけを用いて、一位的に光の流れの場(u,v)を計算
することは不可能である。特定の問題に応じて、追加の
拘束を加えることが出来る。動きの場が滑かに変化する
ことを示す滑らかさの拘束は次の様に表わすことが出来
る。
【0016】 S(i,j)=ui 2 +uj 2 +vi 2 +vj 2 (3) これらの2つの拘束を加えると、次の目的関数が得られ
る。
【0017】
【数1】 こゝでλは、目的関数の2つの成分の相対的な強調度を
示すパラメ―タと解釈することが出来る。L(i,j)
は、方向別の微分を一次の差分として表わすことによ
り、離散的な形に容易に変換することが出来る。
【0018】 式(5)をui,j 及びvi,j に対して微分すると、線形
の1組の方程式が得られ、これはガウス−ザイデルの反
復式を用いて解くことが出来る。
【0019】
【数2】 式(6)の右辺の第1項は、隣合う画素にわたる平均作
用を表わし、nは繰返しの番号である。
【0020】フレ―ム記憶装置0及びフレ―ム記憶装置
1がカメラ・メモリを構成する。順次走査によって得ら
れた、アナログ・ディジタル変換器20からのビデオ出
力信号の相次ぐフレ―ムは、前に述べた様に、ラスタ走
査によるX線像の情報が、X線像の情報がないラスタ走
査信号のフレ―ムの間に分散した形で構成される。ラス
タ走査によるX線像の情報のフレ―ムだけに関心があ
り、カメラ・メモリを構成するフレ―ム記憶装置0及び
1の内の一方に書込む為に捕捉される。この様なフレ―
ム捕捉を実施する1つの方法は、フレ―ム捕捉指令が1
になるのを計数する捕捉フレ―ム・カウンタを使い、捕
捉すべきフレ―ムに対し基数2の相次ぐ序数を発生し、
基数2のカウントをフレ―ム捕捉指令とアンドして、フ
レ―ム記憶装置0に対する書込み付能指令を発生し、基
数2のカウントの補数をフレ―ム捕捉指令とアンドし
て、フレ―ム記憶装置1に対する書込み付能指令を発生
することである。アナログ・ディジタル変換器20から
のラスタ走査による信号サンプルのフレ―ムが時分割多
重化器3、光の流れコンピュ―タ4及びカメラ・メモリ
に対する読取/書込み制御装置6に送られ、0番目又は
偶数の捕捉フレ―ムがフレ―ム記憶装置0に書込まれ、
1番目又は奇数の捕捉フレ―ムがフレ―ム記憶装置1に
書込まれる。
【0021】フレ―ム記憶装置0及び1は、光の流れコ
ンピュ―タ4でItを計算するのに必要なフレ―ム遅延
を作るが、これは後で図4について更に詳しく説明す
る。フレ―ム記憶装置0及び1は、カメラからのサンプ
ルの相次ぐフレ―ムをも記憶するが、カメラ・メモリに
対する読取/書込み制御回路6がそれを読取/書込み制
御回路7に読取って、表示メモリに書込む。この表示メ
モリは図1では、偶数フレ―ムに対するフレ―ム記憶装
置8と奇数フレ―ムに対するフレ―ム記憶装置9とで構
成される。帰線期間の間を除く任意の時、この表示メモ
リにあるフレ―ム記憶装置8及び9の内の一方が現在は
読取/書込み制御回路7を介して読取られ、ビデオ・モ
ニタ23にラスタ走査のビデオ・サンプルを供給する。
フレ―ム記憶装置0及び1に記憶されたカメラからのサ
ンプルの相次ぐフレ―ムが、それから表示メモリの為
に、読取/書込み制御回路7で相次ぐ各々の充填フレ―
ムを計算する基礎となり、それがその後、ビデオ・モニ
タ23にラスタ走査のビデオ・サンプルを供給する為に
現在読取られているものとは異なるフレ―ム記憶装置
8,9の内の一方の内容を更新する為に使われる。
【0022】図1にバンク形として示した画素変位コン
ピュ―タ5が、コンピュ―タ4からコンピュ―タ5に供
給された画素に対する変位速度ベクトルの成分u及びv
から始まって、各々の画素の変位を計算する。線形の画
素補間を用いた単純なフレ―ム充填手順では、各々の相
次ぐ充填フレ―ムで、各々の画素は、走査線と夫々平行
な方向及びそれに対して横方向に、(水平の)変位Δi
=u(t/T)及び(垂直の)変位Δj=v(t/T)
を有する。好ましいフレ―ム充填手順は、アブデル−マ
レク他の論文に記載されている様に、加速度補償補間を
使うことである。この時、相次ぐ各々の充填フレ―ム
で、各々の画素は走査線と平行な方向にΔi=u(t/
T)+2-1u′(t/T)2 だけ変位し、走査線に対し
て横方向に、Δj=v(t/T)+2-1v′(t/T)
2 だけ変位する。図1は、画素変位コンピュ―タ5が、
その画素に対する変位速度ベクトルの成分u及びvと、
コンピュ―タ4から供給されたu及びvの夫々時間微分
u′及びv′から始まって、各々の画素の変位を計算す
る形式として示してある。図1は画素変位コンピュ―タ
5がバンク形になっていることを示しており、並列入力
/直列出力(PISO)レジスタ21を使って、並列に
計算されたΔi変位サンプルを、それらが夫々関連する
画素がラスタ走査で現れる順序と対応する直列の順序に
配置し、並列入力/直列出力(PISO)レジスタ22
を使って、並列に計算されたΔj変位サンプルを、それ
らが夫々関連する画素がラスタ走査で現れる順序に対応
する直列の順序に配置する。直列のΔi変位サンプル及
び直列のΔj変位サンプルが、表示メモリに対する読取
/書込み制御回路7に供給され、そこで変位サンプル
が、フレ―ム記憶装置0及び1からフレ―ム記憶装置8
及び9を更新するのを制御するが、そのやり方は、後で
図7乃至9について更に詳しく説明する。
【0023】フレ―ム記憶装置を利用する閉回路テレビ
ジョン装置では、フィ―ルド飛越し走査ではなく順次
査を使うだけでなく、各々のフレ―ムに2の整数べき数
の走査線を設け、ビデオ・モニタの垂直帰線に対処する
為に2のそれより小さい整数のべき数の不作用走査線を
追加するのが常套手段である。典型的には、各フレ―ム
に512本の有効な走査線が使われ、垂直帰線に対処す
る為に32本の不作用の走査線が使われる。各々の走査
線の作用する部分当たりの画素の数は、有効な走査線の
数と同じに選ぶのが普通であり、ビデオ・モニタの水平
帰線に対処する為に、各々の走査線の不作用部分当たり
の画素の数は、大体その1/8である。典型的には、各
々の走査線には、512本の有効な画素及び64個の不
作用の画素が使われる。512×512個の有効な画素
からなる表示区域がランダムアクセス・メモリに容易に
写像される。このメモリは、2進符号化形式で表わした
2つの直交デカルト座標アドレスによってアドレスされ
る。説明をなるべく判り易く且つ簡単にする為に、この
表示形式がこの発明で使われると仮定する。テレビジョ
ン装置の設計の当業者であれば、この明細書を読むこと
により、ビデオ・サンプルの飛越しを利用するものゝ様
に、こゝで述べる特定の方式の変形を設計することが出
来よう。
【0024】図2は、表示メモリのフレ―ム記憶装置8
及び9の書込み及び読取が交互に行なわれるフレ―ム期
間のうち選ばれたフレ―ム期間の間だけ、ビデオ・カメ
ラ18がデ―タの相次ぐフレ―ム……2n−1、2n、
2n+1……を供給する時の図1の蛍光透視装置の基本
的な動作を示す時間線図である。例として云うと、ビデ
オ・カメラ18、ビデオ・モニタ23がその可視スク
リ―ン1フレ―ム電子ビ―ムの走査をする3回目毎
に、ラスタ走査のフレ―ム……2n−1、2n、2n+
1……を供給し、従って、アナログ・ディジタル変換器
20によってディジタル化される、カメラによって発生
されたサンプルのフレ―ム……2n−1、2n、2n+
1……の各々の後に続く夫々1番目及び2番目の充填フ
レ―ムをフレ―ム充填手順によって発生しなければなら
ない。相次ぐフレ―ム……2n−1、2n、2n+1…
…の内の偶数番号のフレ―ムが、フレ―ム記憶装置0に
書込まれ、これらのフレ―ムの内の奇数番号のフレ―ム
がフレ―ム記憶装置1に書込まれる。フレ―ム記憶装置
0及び1の内の一方に対する各々の画素の書込みが、夫
々の画素に対する夫々の読取った後に書込む過程の最終
工程であり、これが書込みの為に条件づけられた表示メ
モリ8及び9の内の一方にロ―ドすべき充填フレ―ムを
計算するのに使う為、次に更新すべき画素デ―タを読取
る。
【0025】カメラで発生されたデ―タの偶数フレ―ム
(例えば、フレ―ム2n)を捕捉する時、カメラによっ
て発生されたデ―タの、前に捕捉された偶数フレ―ムを
フレ―ム記憶装置0から読取って、最終的な充填フレ―
ムの計算を支援してから、捕捉すべき、カメラで発生さ
れたデ―タの最も最近の偶数フレ―ムと共に書込まれ
る。カメラで発生されたデ―タの偶数フレ―ムがフレ―
ム記憶装置0に書込まれるのと同時に、フレ―ム記憶装
置1に記憶されていた、カメラで発生されたデ―タの前
の奇数フレ―ムが読取られて、光の流れコンピュ―タ4
で現在の偶数フレ―ムと減算によって組合せるべきデ―
タとし、カメラに記録された像の現在の偶数及び前の奇
数フレ―ムの間の期間内の相次ぐ各々の画素の時間勾配
t を発生する。フレ―ム記憶装置0は、走査線に対し
て横方向の偶数フレ―ムに於ける各々の画素の空間的な
勾配Ij を発生する為に、偶数フレ―ムの現在の走査線
が書込まれて、偶数フレ―ムの現在の走査線と減算によ
って組合せるべき光の流れコンピュ―タ4のデ―タとす
る時に、偶数フレ―ムの前の走査線をも読取る。現在の
偶数フレ―ムを供給する間、走査線に対して平行な方向
に於ける、偶数フレ―ムにある各々の画素の空間的な勾
配Ii が計算される。勾配Ii ,Ij 及びIt が、光の
流れコンピュ―タ4内にある夫々のフレ―ム記憶装置に
画素走査速度でロ―ドされる。
【0026】カメラで発生されたデ―タの新しい偶数フ
レ―ムを捕捉するフレ―ムに直ぐ続く表示フレ―ムの
間、勾配Ii ,Ij 及びIt を記憶するフレ―ム記憶装
置を読取り、光の流れコンピュ―タ4が、前の(奇数)
及び現在の(偶数)フレ―ムの間の期間に対する変位速
度の成分u及びv及び夫々の時間微分u′及びv′を各
々の画素に対して反復的に計算する時、通常の画素走査
速度より何倍も速く反復的に走査される。このフレ―ム
の間の計算結果は、表示メモリが前に捕捉された奇数フ
レ―ムで更新されている時、次の表示フレ―ムの間にコ
ンピュ―タ4から利用することが出来るが、3表示フレ
―ム後になるまでは使われない。カメラで発生されたデ
―タの新しい偶数フレ―ムを捕捉してから2番目の表示
フレ―ムの間、u及びvデ―タに対する記憶装置が通常
の画素走査速度で走査されて、フレ―ム記憶装置1から
読取られた、カメラで発生されたデ―タの最も最近の奇
数フレ―ムに基づいて1番目の充填フレ―ムを計算する
のに必要なu,v,u′,v′デ―タを発生する。カメ
ラで発生されたデ―タの一番最近の奇数フレ―ムに基づ
くこの1番目の充填フレ―ムが、カメラで発生されたデ
―タの一番最近の奇数フレ―ムを読取った記憶装置とは
違う、フレ―ム記憶装置8,9の内の一方に書込まれ
る。
【0027】カメラで発生されたデ―タの奇数フレ―ム
を捕捉する時、カメラで発生されたデ―タの前に捕捉さ
れた奇数フレ―ムをフレ―ム記憶装置1から読取って、
最終的な充填フレ―ムの計算を支援してから、捕捉すべ
き、カメラで発生されたデ―タの一番最近の奇数フレ―
ムと共に書込まれる。カメラで発生されたデ―タの奇数
フレ―ムがフレ―ム記憶装置1に書込まれるのと同時
に、フレ―ム記憶装置0に記憶されているカメラで発生
されたデ―タの前の偶数フレ―ムを読取って、カメラに
記録された像の現在の奇数及び前の偶数フレ―ムの間の
期間内での、相次ぐ各々の画素の時間勾配It を発生す
る為に、光の流れコンピュ―タ4で現在の奇数フレ―ム
と減算によって組合せるべきデ―タとする。走査線に対
して横方向の奇数フレ―ムにある各々の画素の空間的な
勾配Ijを発生する為に、奇数フレ―ムの現在の走査線
と減算によって組合せるべき光の流れコンピュ―タ4の
デ―タとする為に奇数フレ―ムの現在の走査線が書込ま
れる時、フレ―ム記憶装置1は奇数フレ―ムの前の走査
線をも読取る。現在の奇数フレ―ムを供給する間、走査
線に対して平行な方向の奇数フレ―ムにある各々の画素
の空間的な勾配Ii が計算される。勾配Ii ,Ij 及び
t が、光の流れコンピュ―タ4内にある夫々のフレ―
ム記憶装置に画素走査速度でロ―ドされる。
【0028】カメラで発生されたデ―タの新しい奇数フ
レ―ムが捕捉されるフレ―ムに直ぐ続く表示フレ―ムの
間、勾配Ii ,Ij 及びIt を記憶しているフレ―ム記
憶装置を読取り、前の(偶数)及び現在の(奇数)フレ
―ムの間の期間に対する変位速度の成分u及びv及びそ
の夫々の時間微分u′及びv′を光の流れコンピュ―タ
4が各々の画素に対して繰返して計算する時、通常の画
素走査速度よりも何倍も速く反復的に走査される。この
フレ―ムの間の計算の結果は、表示メモリが前に捕捉さ
れた偶数フレ―ムで更新されている時、次の表示フレ―
ムの間にコンピュ―タ4から利用することが出来るが、
3表示フレ―ム後になるまでは使われない。カメラで発
生されたデ―タの新しい奇数フレ―ムを捕捉してから2
番目のこの表示フレ―ムの間、u及びvデ―タに対する
記憶装置を普通の画素走査速度で走査して、フレ―ム記
憶装置0から読取った、カメラで発生されたデ―タの一
番最近の偶数フレ―ムに基づいて1番目の充填フレ―ム
を計算するのに必要なu,v,u′,v′デ―タを発生
する。カメラで発生されたデ―タのこの一番最近の偶数
フレ―ムに基づくこの1番目の充填フレ―ムが、フレ―
ム記憶装置8及び9の内、カメラで発生されたデ―タの
一番最近の偶数フレ―ムを読取った記憶装置とは異なる
一方のフレ―ム記憶装置に書込まれる。
【0029】図3は時分割多重化器3がどういう性質の
ものであるかを詳しく示している。これは直列入力/並
列出力(SIPO)レジスタである。時分割多重化器3
が17段シフトレジスタ30を含み、これはアナログ・
ディジタル変換器20からその中にシフトして来るサン
プルを収容するのに十分なビットの奥行を持っている。
シフトレジスタ30の0番目乃至16番目の段の内容
が、16個の画素走査期間毎に、ラッチ300−316
にラッチされて、(水平)i方向に於ける16個の空間
的な位相の時間的なスキュ―を除く。0番目の空間的な
位相に対するIi ,Ij 及びIt 勾配を計算する勾配計
算回路400には、それ自身の参照数字よりも100及
び101小さい参照数字を付したラッチから、入力信号
が供給される。1番目乃至15番目の空間的な位相に対
するIi ,Ij 及It 勾配を計算する勾配計算回路40
1−415に対する夫々の入力信号も同様に供給され
る。
【0030】図4は0番目乃至15番目の空間的な位相
の内のφ番目に対する勾配計算回路(400+φ)がど
う云うものであるかを詳しく示している。0番目乃至1
5番目の空間的な位相の各々に対する夫々の勾配計算回
路は、他の各々の空間的な位相に対する勾配計算回路と
同様である。現在の走査線の最も最近の前の位相の画素
を記述するラッチ(301+φ)からの出力信号が、デ
ィジタル減算器24で、現在の走査線の最も最近のφ位
相の画素を記述するラッチ(300+φ)からの出力信
号から減算されて、Ii,φ、即ち、走査線に対して平行
なi方向のφ番目の空間的な位相の最も最近の画素の空
間的な勾配を発生する。現在の走査線の最も最近のφ位
相の画素を記述するラッチ(300+φ)からの出力信
号から、ディジタル減算器25で、前の走査線のφ位相
の画素を記述する信号を減算して、Ij,φ、即ち、走査
線に対して横方向のj方向に於けるφ番目の空間的な位
相の最も最近の画素の空間的な勾配を発生する。現在の
走査線の最も最近のφ位相の画素を記述するラッチ(3
00+φ)からの出力信号から、ディジタル減算器26
で、前のフレ―ムの対応する位置にある画素を記述する
信号を減算して、It,φ、即ち、φ番目の空間的な位相
を持つ最も最近の画素の時間勾配を発生する。
【0031】前の走査線のφ位相の画素を記述する信
号、及び前のフレ―ムの対応する位置にある画素を記述
する信号が、カメラ・メモリを形成するフレ―ム記憶装
置0及び1の別々のものから夫々読取られるが、次にこ
れを行なう手段を説明する。図1に示すフレ―ム記憶装
置0及び1は、何れも二重バンクになっていて、夫々か
ら16サンプル幅で2サンプル高の窓をアクセスするこ
とが出来る様になっている。各々のメモリ0及び1が次
元iの方向に16個のサブメモリに分割されていて、走
査線に対して平行な方向の16個の空間的な位相を収容
する。これらの空間的な位相がこれから説明する多相計
算に使われる。次元iに於ける16個のサブメモリのア
ドレス動作は、水平ディジタル走査発生器として使われ
る画素カウンタからの出力カウントの切捨てを用いて並
列に行なわれる。この切捨てゞは、最下位の4ビットを
抑圧する。走査線に対して横方向のj方向でも、各々の
サブメモリを2つのバンクに分割し、メモリの現在の走
査線及び前の走査線の両方を同時に利用し易くしてい
る。j方向の各々のサブメモリにある2つのバンクのア
ドレス動作は、垂直ディジタル走査発生器として使われ
る線カウンタの出力カウントから進めて、置換なしに、
メモリ内の現在の走査線及び前の走査線の連続的な走査
を行なう様にしている。この種のアドレス動作は、例え
ば、1984年7月17日に付与されたL.A.クリス
トファ他の米国特許第4,460,958号、発明の名
称「窓走査形メモリ」に記載されている様に行なうこと
が出来る。
【0032】メモリ0及び1で2本の走査線が同時に利
用出来ることにより、書込まれている一方を1走査線後
に読取って、前の走査線のφ位相の画素を記述する信号
を供給することが出来る。図4は、フレ―ム記憶装置0
の0番目乃至15番目のサブメモリの内のφ番目の2つ
のバンク0φ0及び0φ1を示している。更に図4は、
フレ―ム記憶装置1の0番目乃至15番目のサブメモリ
の内のφ番目の2つのバンク1φ0及び1φ1を示して
いる。
【0033】図4に示す捕捉フレ―ム・カウンタ27
は、図1のマスタ制御回路2の中にあるが、図1に示す
様に、ビデオ・カメラ18からアナログ・ディジタル変
換器20に供給され、そこから時分割多重化器3を介し
て光の流れコンピュ―タ4に送られる、ビデオの捕捉さ
れたフレ―ムを基数2で計数する様に構成されている。
図4に示す走査線カウンタ28は、図1のマスタ制御回
路2の中にあるが、各フレ―ムの相次ぐ走査線を基数2
で計数する様に構成されている。現在の走査線の最も最
近のφ番目の空間的な位相を持つ画素を記述するラッチ
(300+φ)からの出力信号が多重化器29に入力信
号として供給される。
【0034】捕捉フレ―ム・カウンタ27のカウントが
0である時、図1に示すバンク形フレ―ム記憶装置0
は、そのディジタル化の後のカメラ18のビデオ・サン
プルの内の捕捉された偶数フレ―ムを記憶しているが、
現在の画素を記述するサンプルの相次ぐ各々の1つが書
込まれる。図1に示すバンク形フレ―ム記憶装置1は、
そのディジタル化の後のカメラ18のビデオ・サンプル
の捕捉された奇数フレ―ムを記憶しているが、読取られ
て、前のフレ―ムの対応する位置にある画素を記述する
信号を供給する。捕捉フレ―ム・カウンタ27からの基
数2のカウントが0であること、並びに線カウンタ28
からの基数2のカウントが0であることに応答して、多
重化器29が、フレ―ム記憶装置0のバンク0φ0に書
込むべきデ―タとしての入力信号を選択する。多重化器
90は、減算器25に対する減数入力信号として、前の
走査線のφ位相の画素を記述する信号としてフレ―ム記
憶装置0のバンク0φ1から読取ったデ―タを選択す
る。多重化器90は、減算器26に対する減数入力信号
として、最も最近のφ位相の画素に対応する位置にあ
る、前のフレ―ム内のφ位相の画素を記述する信号とし
て、フレ―ム記憶装置1のバンク1φ0から読取ったデ
―タを選択する。捕捉フレ―ム・カウンタ27の基数2
のカウントが0であること並びに線カウンタ28からの
基数2のカウントが1であることに応答して、多重化器
29は、フレ―ム記憶装置0のバンク0φ1に書込むべ
きデ―タとしてその入力信号を選択する。多重化器90
は、減算器25に対する減数入力信号として、前の走査
線のφ位相の画素を記述する信号としてフレ―ム記憶装
置0のバンク0φ0から読取ったデ―タを選択する。多
重化器90は、減算器26に対する減数入力信号とし
て、一番最近のφ位相の画素に対応する位置にある、前
のフレ―ム内のφ位相の画素を画素を記述する信号とし
て、フレ―ム記憶装置1のバンク1φ1から読取ったデ
―タを選択する。
【0035】捕捉フレ―ム・カウンタ27のカウントが
1である時、図1に示すバンク形フレ―ム記憶装置1
は、カメラ18のビデオ・サンプルの奇数フレ―ムをそ
のディジタル化の後に記憶しているが、現在の画素を記
述するサンプルの相次ぐ各々の1つが書込まれる。図1
に示すバンク形フレ―ム記憶装置0は、カメラ18のビ
デオ・サンプルの偶数フレ―ムをそのディジタル化のに
記憶しているが、前のフレ―ムの対応する位置にある画
素を記述する信号を発生する為に読取られる。捕捉フレ
―ム・カウンタ27の基数2のカウントが1であること
並びに線カウンタ28からの基数2のカウントが0であ
ることに応答して、多重化器29が、フレ―ム記憶装置
1のバンク1φ0に書込むべきデ―タとしてその入力信
号を選択する。多重化器90は、減算器25に対する減
数入力信号として、前の走査線のφ位相の画素を記述す
る信号としてフレ―ム記憶装置1のバンク1φ1から読
取ったデ―タを選択する。多重化器90は、減算器26
に対する減数入力信号として、一番最近のφ位相の画素
と対応する位置にある、前のフレ―ム内のφ位相の画素
を記述する信号として、フレ―ム記憶装置0のバンク0
φ0から読取ったデ―タを選択する。捕捉フレ―ム・カ
ウンタ27の基数2のカウントが1であること並びに線
カウンタ28の基数2のカウントが1であることに応答
して、多重化器29は、フレ―ム記憶装置1のバンク1
φ1に書込むべきデ―タとしてその入力信号を選択す
る。多重化器90は、減算器25に対する減数入力信号
として、前の走査線のφ位相の画素を記述する信号とし
てフレ―ム記憶装置1のバンク1φ0から読取ったデ―
タを選択する。多重化器90は、減算器26に対する減
数入力信号として、一番最近のφ位相の画素と対応する
位置にある、前のフレ―ム内のφ位相の画素を記述する
信号としてフレ―ム記憶装置0のバンク0φ1から読取
ったデ―タを選択する。
【0036】Ii の値、Ij の値及びIt の値に対して
夫々のバンク形フレ―ム記憶装置が設けられ、各々のフ
レ―ム記憶装置は、勾配計算回路の各々の空間的な位相
400−415に対する夫々のサブメモリを持ってい
る。減算器24からの相次いで決定されたIi,φの値
が、Ii の値に対するフレ―ム記憶装置のφ番目のサブ
メモリ91にロ―ドされ、減算器25からの相次いで決
定されたIj,φの値が、Ij の値に対するフレ―ム記憶
装置のφ番目のサブメモリ92にロ―ドされ、減算器2
4からの相次いで決定されたIt,φの値が、It の値に
対するフレ―ム記憶装置のφ番目のサブメモリ93にロ
―ドされる。Ii の値、Ij の値及びIt の値に対する
フレ―ム記憶装置は、捕捉フレ―ムの間比較的遅い速度
でロ―ドされるが、次の表示フレ―ム期間の間は比較的
高い速度で読出され、式(6)及び(7)のガウス−ザ
イデルの繰返しが、図6の回路で何回も実行される様に
支援する。(フレ―ムを捕捉するフレ―ム期間の後の次
の表示フレ―ム期間の間、カメラ・メモリの一番最近に
更新されたメモリを比較的高い速度で読取り、その後読
取った値からIi,φ及びIj,φの空間的な勾配を計算す
ることによって、Ii の値及びIj の値に対してフレ―
ム記憶装置を使うことを避けることが出来る。)フレ―
ムを捕捉したフレ―ム期間の後の次の表示フレ―ム期間
の間、光の流れコンピュ―タには、比較的高い速度のラ
スタ走査アドレスを供給して、Ii の値に対するフレ―
ム記憶装置を読取り、Ij の値に対するフレ―ム記憶装
置を読取り、It の値に対するフレ―ム記憶装置を読取
り、uの値に対する2フレ―ム記憶装置の読取及び書込
みを行ない、vの値に対する2フレ―ム記憶装置の読取
及び書込みを行なう。この比較的高い速度のラスタ走査
アドレスは、特にこの為に設けられた水平及び垂直ディ
ジタル走査発生器によって発生される。こう云う水平及
び垂直ディジタル走査発生器は、図8に示す水平及び垂
直ディジタル走査発生器64,65では、クロック速度
の倍数(例えば16倍)のクロック作用を受ける。この
水平及び垂直ディジタル走査発生器64,65が、カメ
ラ・メモリにあるフレ―ム記憶装置0及び1と表示メモ
リにあるフレ―ム記憶装置8及び9のクロック動作を制
御する。水平及び垂直ディジタル走査発生器64,65
は、それらが書込まれる間のフレ―ム記憶装置91,9
2,93のラスタ走査と、フレ―ムが捕捉された直後の
表示フレ―ム以外の表示フレ―ムの間、画素の変位を計
算する際に読取られる時のu及びvの値に対する2フレ
―ム記憶装置のラスタ走査をも制御する。
【0037】図5は比較的高い速度のラスタ走査アドレ
スを発生し得る回路を示す。高い速度の水平ラスタ走査
アドレスが画素カウンタ94のカウント出力として発生
され、高い速度の垂直ラスタ走査アドレスが、走査線カ
ウンタ95のカウント出力として発生される。カウンタ
94及び95は、512画素×512走査線の有効な表
示の場を仮定すると、9段の2進カウンタである。画素
走査カウンタ94が、表示の間の通常の画素走査速度の
何倍もの速いクロック信号を計数する。動きの速いある
蛍光透視像、例えば心臓の蛍光透視法による観察の時、
像の内、ビデオ・モニタ・スクリ―ンに内接する円形区
域内にある部分又は側面を平らにした円内にある部分だ
けに関心がある。従って、光の流れコンピュ―タ4が、
フレ―ム捕捉に続く表示フレ―ム期間内に、所定の速度
の速いクロック信号で行なうことが出来る反復的な計算
の回数は、光の流れの計算の際、表示の隅を走査しなけ
れば高めることが出来る。カウンタ95からの走査線カ
ウントによってアドレスされる固定メモリ(ROM)9
6が、相次ぐ各々の走査線に対し、メモリ37,41,
91,92,93の走査窓に対する水平方向の初め及び
終りの座標を記憶する。ROM 96から現在供給され
る水平の初めの座標が、カウンタがジャム・ロ―ド指令
を受取ったことに応答して、画素カウンタ94にジャム
・ロ―ドされる。ジャム・ロ―ド指令は、走査線カウン
タ95を0の走査線カウントにリセットするフレ―ム開
始指令に応答して、又は走査線カウント95がカウント
のオ―バ―フロ―に達したことに応答して、又はディジ
タル比較器98からの1出力に応答して、オア・ゲ―ト
97の出力信号として発生される。画素カウンタ94が
水平の初め座標から順方向に計数し、画素カウントがデ
ィジタル比較器98に供給されて、現在ROM 96か
ら供給されている水平の終り座標と比較される。画素カ
ウンタ94からの画素カウントが水平の終り座標に達す
ると、比較器98の出力信号が0から1に変化する。こ
の1がカウンタ95から供給される走査線カウントを1
だけ進め、オア・ゲ―ト97の入力信号として印加され
た時、ジャム・ロ―ド指令を発生し、これによってこの
次の走査線の水平の初め座標が画素カウンタ94にジャ
ム・ロ―ドされる。蛍光透視像全体に関心がある場合、
画素カウンタ94及び走査線カウンタ95は普通の様に
動作させることが出来るが、普通の走査速度の何倍もの
走査速度で完全なラスタ走査を行なう為に、画素カウン
タ94のカウント入力には一層高い速度のクロック・パ
ルスを印加し続ける。
【0038】図6は、i及びj方向の変位速度ベクトル
の成分u及びvのφ番目の空間的な位相であるuφ及び
φの計算が行なわれる光の流れコンピュ―タ4の一部
分を示している。図6に示した光の流れコンピュ―タ4
の部分では、uφ及びvφの第1の時間微分も計算され
る。画素の相次ぐ走査を簡単にする為に、ガウス−ザイ
デルの繰返しは、各々の画素に対して同じ回数だけ実施
されると仮定する。この回数(例えば16回)は、各々
の画素に対し、最後のuの推定値を収斂させると共に、
最後のvの推定値を収斂させる位に高く選ぶ。計算は、
図4のサブメモリ91,92,93から供給された勾配
i,φ,Ij,φ及びIt,φから、進められる。
【0039】Ii,φの自乗が、Ii,φ自体を乗算するデ
ィジタル乗算器31によって発生される。Ij,φの自乗
が、Ij,φ自体を乗算するディジタル乗算器32によっ
て発生される。Ii,φ及びIj,φの自乗の和がこの後デ
ィジタル加算器33によって発生される。Ii,φ及びI
j,φの自乗の和にディジタル乗算器34で係数λを乗算
する。その結果得られた積にディジタル加算器35で1
を増やして、ディジタル除算器36に対する除数信号を
発生する。係数λは、像の雑音に従って選ばれ、雑音の
多い像では小さく選び、発明者の研究では、1より少し
小さい値から50と云う大きい値までの範囲であった。
除算器36に供給される除数信号は、前掲の式(6)及
び(7)に見られる分数の分母に対応する。
【0040】uφの前の推定値が、2つのフレ―ムの各
々の画素に対するuの前の推定値を記憶する為のメモリ
の0番目乃至15番目のサブメモリの内のφ番目のサブ
メモリであるサブメモリ37に記憶される。サブメモリ
37にある2フレ―ムは、サブメモリ37の夫々の半分
から同時に利用し得る様に構成される。サブメモリ37
の各半分がi及びj方向の両方向に、複数個のバンクに
分割され、これらのバンクは、i及びj方向のサブメモ
リのアドレスの夫々の母数に従って行及び列の配列と見
なすことが出来る。サブメモリ37に記憶される2フレ
―ムは、i方向にもj方向にも、サンプルの置換をせず
に、同時に窓走査される様に配置される。その画素に対
するuφの前の推定値を読取った後の一番最近のφ位相
の画素(又は計算サイクルの初めに、1フレ―ム前の画
素)に対する一番最近のuφの推定値を書込む為に選ば
れるサブメモリ37のバンクは、現在、走査窓の中心近
くの位置にあるバンクである。この選び方は、uの推定
値を記憶する為の0番目乃至15番目のサブメモリの各
々に対して同じである。一番最近のφ位相の画素に対す
るuφの前の推定値が、サブメモリ37とuの推定値を
記憶する他のサブメモリから読取られる隣接する画素に
対するuの推定値と同時に、サブメモリ37から読取ら
れる。一番最近のφ位相の画素並びにそれに隣接する画
素に対するuの前の推定値が、フィルタ38に供給され
る。このフィルタは、ビデオ・サンプルの空間−時間連
続体で3次元である。フィルタ38は、一番最近のφ位
相の画素のuφの前の推定値が、その隣接するものゝ大
部分からかなりずれる時、それに置換わる中央値フィル
タである。この置換えは、置換えられる画素とそれに隣
接する画素の加重平均を用いて行なう。ディジタル乗算
器39がIi,φに中央値フィルタ38の応答を乗じて、
前掲の式(6)及び(7)の分数の分子にある積項の1
つを発生する。この積項がディジタル加算器40でI
i,φに加算される。
【0041】vφの前の推定値がサブメモリ41に記憶
される。このサブメモリは、1つのフレ―ム内にある各
々の画素に対するvの前の推定値を記憶するメモリの0
番目乃至15番目のサブメモリの内のφ番目である。サ
ブメモリ41が、サブメモリ37と同じく、i及びjの
両方向に複数個のバンクに分割され、i方向又はj方向
の何れにもサンプルを置換せずに、窓走査される様に配
置される。その画素に対するvφの前の推定値を読取っ
た後の一番最近のφ位相の画素(又は計算サイクルの初
めに、1フレ―ム前の画素)に対するvφの一番最近の
推定値を書込む為に選ばれるサブメモリ41のバンク
は、現在、走査窓の中心近くの位置にあるものであり、
この選択は、uの推定値を記憶する為の0番目乃至15
番目のサブメモリの各々に対して行なわれたのと同じ様
に、vの推定値を記憶する為の0番目乃至15番目のサ
ブメモリの各々に対して同じである。一番最近のφ位相
の画素に対するvφの前の推定値が、サブメモリ41及
びvの推定値を記憶する他のサブメモリから読取られる
隣接する画素に対するvの推定値と同時に、サブメモリ
41から読取られる。一番最近のφ位相の画素及びそれ
に隣接する画素に対するvの前の推定値がフィルタ42
に供給される。このフィルタは、ビデオ・サンプルの空
間−時間連続体に於ける3次元である。フィルタ42は
フィルタ38と同一の中央値フィルタである。ディジタ
ル乗算器43がIj,φに中央値フィルタ42の応答を乗
じて、前掲の式(6)及び(7)の分数の分子にある別
の積項を発生する。この積項がディジタル加算器44で
加算器40の和出力に加算される。加算器44の和出力
信号が、式(6)及び(7)の分数の完全な分子であ
り、この和が除算器36にその被除数入力信号として供
給される。
【0042】除算器36が式(6)及び(7)に現れる
分数項を発生する。この分数項にディジタル乗算器45
でIi,φを乗じて、積出力信号を発生し、それをディジ
タル減算器46で、中央値フィルタ38の出力信号から
減算する。その結果減算器46から得られる差出力信号
が、uφの改定推定値であり、それがサブメモリ37に
書込まれて、その画素に対するuφの前の推定値の代り
になる。除算器36によって発生された分数項にディジ
タル乗算器47でIj,φを乗じて積出力信号を発生し、
それがディジタル減算器48で中央値フィルタ42の出
力信号から減算される。その結果減算器48から得られ
る差出力信号がvφの改定推定値であり、それがサブメ
モリ31に書込まれて、画素に対するvφの前の推定値
の代りにされる。
【0043】画素の変位速度を計算する初めに、光の流
れコンピュ―タ4に対する制御回路49がディジタル・
ラッチ50,51に指令を出して、夫々サブメモリ3
7,42から読取り、夫々中央値フィルタ38,43の
フィルタ作用にかけた、前のフレ―ム内の対応する画素
に対するuφ及びvφの最終的な推定値をラッチさせ
る。画素の変位速度の計算の終りに、制御回路49がデ
ィジタル・ラッチ52,53に指令を出して、サブメモ
リ37,42から夫々読取られ、中央値フィルタ38,
43の夫々のフィルタ作用を受けた、画素に対するuφ
及びvφの最終的な推定値をラッチさせる。この後に述
べた手順は、最終的に計算された画素変位ベクトルにか
なりの誤差を他の場合には招く惧れのある様な、画素に
対するuφ及びvφの狂った最終的な推定値を無視す
る。こう云う狂った最終的な推定値が生ずるのは、カメ
ラ18のビデオ出力に雑音パルスがある為に、勾配I
i,φ、Ij,φ及びIt,φが大きい時である。ディジタル
減算器54がラッチ50の内容をラッチ52の内容から
減算して、uφの時間微分uφ′を発生し、ディジタル
減算器55がラッチ51の内容をラッチ53の内容から
減算して、vφの時間微分vφ′を発生する。
【0044】サブメモリ37にuφサンプルの相次ぐ2
フレ―ムを記憶し、サブメモリ41にuφサンプルの相
次ぐ2フレ―ムを記憶することにより、uφ′及び
φ′の時間微分に対するフレ―ム記憶装置を設けるこ
とが不必要になる。同時に、uφ及びvφのフィルタ作
用に使う為、フィルタ38及び41には、一層多数の隣
接する画素の値が利用出来る様になる。
【0045】この代りに、ディジタル・ハ―ドウエアは
増大すると云う犠牲を払うが、図4乃至6の組合せ装置
で可能であるよりも一層正確に光の流れの計算を行なう
様に構成することが出来る。図4−6の組合せ装置によ
る計算は、画素の光学的な変位速度のu成分が正及び負
のi方向の何れでも同じであること、並びに画素の光学
的な変位速度のv成分が正及び負の両方のj方向で同じ
であることを前提としているが、こう云う前提は必ずし
も正確ではない。空間的な勾配Ii を決定する更に高級
な装置は、3つの相次ぐ画素、即ち「現在」の画素に先
行する画素、「現在」の画素、及び「現在」の画素に続
く画素に基づいて、若干時間的に遅延してそれを計算す
る。前の画素及び「現在」の画素の間、並びに「現在」
及び後の画素の間のi方向の空間的な勾配を別々に計算
する。図6の装置で計算に使う特定のi方向の空間的な
勾配が、それに対する計算を行なう特定の画素に対する
速度成分uφの正又は負の方向に応じて選ばれる。時分
割多重化器3の後に、種々の空間的な位相に対する夫々
の走査線記憶装置を挿入すると、「現在」の画素及び1
本の線だけ後の対応する画素の間、及び1本の線だけ前
の対応する画素と「現在」の画素の間のi方向の空間的
な勾配を別々に計算することが出来る様に空間的な勾配
j を決定する更に高級な装置になる。図6の装置によ
る計算に使われる特定のj方向の空間的な勾配は、それ
に対して計算を行なう特定の画素に対する速度成分vφ
の正又は負の方向に応じて選ばれる。
【0046】図7は、uφ及びvφ変位速度成分と
φ′及びvφ′変位加速度成分とに応答して、φの空
間的な位相を持つ画素に対する変位ベクトルの成分Δi
φ及びΔjφを発生するディジタル回路を示す。充填フ
レ―ムと直前のフレ―ムの間の期間を定める変数t/T
のディジタル表示が、マスタ制御回路2から図7の回路
に供給される。ディジタル乗算器56がuφ′の変位加
速度成分にt/Tを乗じ、その結果得られた積を結線シ
フト57によって半分にして、被加数入力信号としてu
φ変位速度成分を受取るディジタル加算器58に対する
加数入力信号を発生する。ディジタル乗算器59が加算
器58からの和出力信号にt/Tを乗じて、φの空間的
な位相を持つ画素に対する画素変位ベクトルの成分Δi
φ=uφ(t/T)+2-1φ′(t/T)2 を発生す
る。ディジタル乗算器60が、vφ′変位加速度成分に
t/Tを乗じ、その結果得られる積を結線シフト61に
よって半分にして、被加数入力信号としてvφ変位速度
成分を受取るディジタル加算器62に対する加数入力信
号を発生する。ディジタル乗算器63が加算器62から
の和出力信号にt/Tを乗じ、φの空間的な位相を持つ
画素に対する画素変位ベクトルの成分Δjφ=vφ(t
/T)+2-1φ′(t/T)2 を発生する。
【0047】図8は、図7の夫々の装置によって複数個
の空間的な位相に対して計算された画素変位ベクトル
が、カメラ・メモリのフレ―ム記憶装置0及び1の選ば
れた一方から読取られたラスタ走査の像を、表示メモリ
のフレ―ム記憶装置8及び9の内の選ばれた一方に充填
フレ―ムとして書込むべき修正された1組の空間的な座
標に再写像するのにどの様に使われるかを更に詳しく示
す。水平ディジタル走査発生器64及び垂直ディジタル
走査発生器65が、カメラ・メモリにある偶数フレ―ム
記憶装置0及び奇数フレ―ム記憶装置1の両方に対する
水平(i)及び垂直(j)アドレスを発生する。垂直デ
ィジタル走査発生器65から供給される垂直(j)アド
レスは、進み走査の走査線カウントである。こう云う垂
直(j)アドレスがフレ―ム記憶装置0及び1に印加さ
れ、2本の線を同時に走査する。こう云う垂直(j)ア
ドレスは、ビデオ・サンプルをラスタ走査に基づいてビ
デオ・モニタ63に読込む為に現在選ばれた、フレ―ム
記憶装置8及び9の内の一方にも印加される。水平ディ
ジタル走査発生器64が、表示装置内の走査線当たりの
画素の数を計数して、ビデオ・サンプルをラスタ走査に
基づいてビデオ・モニタ23に読込む為に現在選ばれ
る、フレ―ム記憶装置8及び9の内の一方に印加される
水平(i)アドレスを発生する。これがこのフレ―ム記
憶装置の連続的な水平走査を実施する。
【0048】前に述べた様に、カメラ・メモリ内のフレ
―ム記憶装置0及び1は、水平ディジタル走査発生器6
4によって発生された水平(i)アドレスの内の上位ビ
ットだけを受取り、最下位の16ビットは、フレ―ム記
憶装置0及び1に印加される水平(i)アドレスには含
まれない。従って、その読取の際にフレ―ム記憶装置0
及び1から供給される16サンプル幅で2サンプル高の
走査窓は、連続的に走査されず、飛越し走査される。並
列入力/直列出力(PISO)レジスタ66が、フレ―
ム記憶装置0及び1から供給された相次ぐ16サンプル
幅で2サンプル高の走査窓の1サンプル高のセグメント
を現在の走査線の連続的なディジタル走査に変換する。
PISOレジスタの66からの直列ビデオ・サンプル
が、図9に更に具体的に示す様に、表示メモリ8,9に
対する書込み多重化器75に対する入力信号として供給
される。
【0049】現在の画素に対する画素変位ベクトルの成
分Δi及びΔjが、図1に示す様に、夫々PISOレジ
スタ21,22から利用し得る。図8では、ディジタル
加算器68が画素変位のΔi成分を水平ディジタル走査
発生器64によって発生された水平(i)アドレスに加
算し、ディジタル加算器69が画素変位のΔj成分を垂
直ディジタル走査発生器65によって発生された垂直
(j)アドレスに加算する。加算器68,69の和出力
が、現在の充填フレ―ムに現れる時の現在の画素の水平
(i)アドレス及び垂直(j)アドレスの整数部分とな
る。これを使って、フレ―ム記憶装置8及び9の内、現
在の充填フレ―ムを書込む一方をアドレスする。
【0050】Δi及びΔj画素変位の分数部分は、走査
発生器64及び65のアドレスに対するΔi及びΔj画
素変位の加算が全幅で実施された場合、加算器68,6
9の和出力の分数部分がどうなるかに対応する。即ち、
充填フレ―ムに於ける現在の画素の空間的な位置に余分
の解像度を持たせる。図8は、Δi及びΔj画素変位の
下位ビットが捨てられることを示しているが、それらは
フレ―ム記憶装置8及び9の内、現在の充填フレ―ムが
書込まれる一方に追加の画素デ―タとして書込まれる。
フレ―ム記憶装置から、ビデオ・モニタ23に対する次
の表示フレ―ムを読取る時、追加の画素デ―タを使っ
て、キネスコ―プの多少の偏向を制御し、キネスコ―プ
のスクリ―ン上での変位した画素を一層正確に位置ぎめ
する様な、通常のラスタ走査からの摂動を導入すること
が出来る。こう云う手順は、1983年11月15日に
付与されたW.J.デイビスの米国特許第4,415,
889号、発明の名称「ディジタル符号化グラフィック
に対する位置の解像度を改善したラスタ走査CRT表示
装置」に記載されている。こう云う手順は、1984年
11月6日にA.ササキ他に付与された米国特許第4,
481,509号、発明の名称「ディジタル符号化グラ
フィックに対するラスタ走査表示装置」にも記載されて
いる。
【0051】図9は、表示メモリにあるフレ―ム記憶装
置8,9が相次ぐフレ―ム走査期間で交互に書込まれ且
つ読取られる様子を更に詳しく示している。カウンタ7
0が相次ぐ表示フレ―ムを基数2で計数して、フレ―ム
記憶装置8に対する水平(i)アドレス多重化器71、
フレ―ム記憶装置8に対する垂直(j)アドレス多重化
器72、フレ―ム記憶装置9に対する水平(i)アドレ
ス多重化器73、フレ―ム記憶装置9に対する垂直
(j)アドレス多重化器74、PISOレジスタ66か
ら直列に読取ったビデオ・サンプルを書込むべきフレ―
ム記憶装置0及び1の内の一方を選択する書込み多重化
器78、及びビデオ・モニタ23に読出すべきフレ―ム
記憶装置0及び1の内の一方を選択する読取多重化器7
9に対する制御信号を発生する。
【0052】カウンタ70のカウントが0である時、多
重化器71及び72が、加算器68,69からの和出力
信号をフレ―ム記憶装置8に対するランダムアクセスの
水平(i)及び垂直(j)書込みアドレスとして選択す
る。多重化器73,74が水平ディジタル走査発生器6
4及び垂直ディジタル走査発生器65からの夫々のラス
タ走査の水平(i)及び垂直(j)書込みアドレスを選
択して、フレ―ム記憶装置9に印加する。書込み多重化
器75がPISOレジスタ66から直列に読取ったビデ
オ・サンプルを書込むべきランダムアクセスのフレ―ム
記憶装置8を選択する。読取多重化器76が、ビデオ・
モニタ73に読出す為、フレ―ム記憶装置9から読取っ
たビデオ・サンプルを選択する。
【0053】カウンタ70のカウントが1である時、、
多重化器71及び72が、加算器68,69からの和出
力信号を、フレ―ム記憶装置9に対するランダムアクセ
スの水平(i)及び垂直(j)書込みアドレスとして選
択する。多重化器73,74が水平ディジタル走査発生
器64及び垂直ディジタル走査発生器65からの夫々の
ラスタ走査の水平(i)及び垂直(j)書込みアドレス
を選択して、フレ―ム記憶装置8に印加する。書込み多
重化器75がPISOレジスタ66から直列に読取った
ビデオ・サンプルを書込むべきランダムアクセスのフレ
―ム記憶装置9を選択する。読取多重化器76が、ビデ
オ・モニタ23に読出す為、フレ―ム記憶装置8から読
取ったビデオ・サンプルを選択する。
【0054】図10はマスタ制御回路2の一部分を示
す。ディジタル母線140にはτ/Tの値が出ている。
τ/Tの値は、上向き丸め2進数分数であり、これは、
ゲ―ト式X線源11によるX線露出を記録する為に、ビ
デオ・カメラ5によって捕捉された各フレ―ムに対し、
ビデオ・モニタ23によって表示されるフレ―ム数を記
述する整数の逆数である。フレ―ム捕捉指令信号が1に
なる度に算術の0にリセットされ且つ表示フレ―ム(垂
直)帰線パルスのクロック作用を受けるアキュムレ―タ
141が、ディジタル母線140に出たτ/Tの値を累
算して、画素変位コンピュ―タ5(又は95)に供給す
べきアキュムレ―タ出力信号t/Tを発生する。ディジ
タル比較器142がアキュムレ―タ出力信号t/Tを1
と比較し、フレ―ム捕捉指令信号を出す。この信号は、
t/Tが1を越える時にだけ、1である。この1は、ア
キュムレ―タ141をリセットするだけでなく、X線源
11をゲ―ト駆動して、そのパルス形X線放射10を送
り出させる。更に、図1の蛍光透視装置にあるカメラ・
メモリに対する読取/書込み制御回路6では、この1が
カウンタ27からのフレ―ム捕捉カウント及びバンク選
択信号とアンドされて、フレ―ム記憶装置1の選ばれた
バンクに書込む。この1はカウンタ27からのフレ―ム
捕捉カウントの補数及びバンク選択信号とアンドされ
て、フレ―ム記憶装置0の選ばれたバンクに書込む。
【0055】図10は、多極多位置ロ―タリ・スイッチ
の様な手動選択スイッチ143によって選択されたτ/
Tの値をどの様に選択的にディジタル母線140に出す
ことが出来るかを示す。Tは相次ぐ捕捉されたフレ―ム
の対応する画素の間の時間であり、τは相次ぐ表示フレ
―ムの対応する画素の間の時間である。選択スイッチ1
43の複数個の極が、τ/Tの手動で選択された値の夫
々のビットを供給して、ノア・ゲ―ト145から1を受
取ったことに応答して、3状態配列144によって、デ
ィジタル母線140に条件つきで出される。選択スイッ
チ143の別の極が、τ/Tの手動で選択された値がデ
ィジタル母線140に出た時、ノア・ゲ―ト145に対
する入力信号として、夫々の0を供給する。手動選択ス
イッチ143の設定によって決定されるが、マスタ制御
回路2の一部分によって自動的に決定されたτ/Tの値
を使う時、スイッチ143の別の極からの付能1信号が
1に選択されて、マスタ制御回路2の内、τ/Tの値を
自動的に決定する部分に対する付能信号として作用す
る。手動選択スイッチ143の設定によって決まるが、
マスタ制御回路2の別の一部分によって自動的に決定さ
れたτ/Tの値を使う時、スイッチ143の更に別の極
からの付能2信号が1に選択され、マスタ制御回路2の
内、τ/Tの値を自動的に決定する前記別の部分に対す
る付能信号として作用する。付能1信号又は付能2信号
の何れかが1状態であると、ノア・ゲ―ト145はそれ
によって条件づけられて、3状態配列144に、0を供
給し、それを高出力インピ―ダンス状態に条件づけ、そ
の為夫々の出力状態は、マスタ制御回路2の内、そうす
る様に付能された部分によってディジタル母線140に
出されたτ/Tの自動的に決定された値に影響を与えな
い。手動選択スイッチ143は、非自動動作に対する設
定を時間単位でラベルをつけてもよい。この代りに、オ
ペレ―タが特定の観測の形式に対する設定の表を参照し
なくてもよい様にする為に、手動選択スイッチ143の
非自動動作の各々の設定は、その観察形式に対して設定
が適切である様な特定の観察形式でラベルをつけてもよ
い。
【0056】図11は、図1の蛍光透視装置で、必要な
表示メモリの規模を減少する為に行なうことの出来る変
更を示す。フレ―ム記憶装置8及び9を省くと共に、二
重ポ―トのランダムアクセス・メモリ78を設ける。こ
の場合、「二重ポ―ト」とは、RAM 78が、普通の
読取/書込みポ―トの他に、読取専用ポ―トを持ち、こ
れを介してRAM 78内の並列入力/直列出力レジス
タに並列にロ―ドされた1本の線のメモリ・デ―タを比
較的高い読取速度で直列にアンロ―ドすることが出来る
ことを意味する。
【0057】多重化器70−76も省かれている。RA
M 78のランダムアクセス読取/書込みポ―トに直列
に供給されたビデオ・サンプルが、RAM 78に書込
まれる。フレ―ムの有効部分の内の各々の帰線期間の
間、完全に書込まれた1つの走査線のビデオ・サンプル
が普通の画素走査速度の何倍(例えば8倍)の速度で、
二重ポ―トRAM 78に対する読取専用直列ポ―トを
介して読出され、線バッファ・シフトレジスタ79を直
列にロ―ドする。この後の帰線期間に、線バッファ・シ
フトレジスタ79が通常の画素走査速度で直列にアンロ
―ドされ、ビデオ・モニタ23にビデオ・サンプルを供
給する。
【0058】RAM 78は相次ぐビデオ信号サンプル
の1フレ―ムの一部分を記憶すればよい。RAM 78
に対する書込みは、偶数及び奇数の両方の表示フレ―ム
の間に行なわれる。RAM 78が1フレ―ムの一部分
しか記憶しないと仮定すると、RAM 78はi方向に
は、加算器68の和出力信号により、そしてj方向に
は、加算器69の和出力信号の最上位の数ビットを除く
全てのビットによってランダムにアドレスされる。例え
ば、変位ベクトルのΔj成分では全ての変位画素の数は
5又はその程度を越えることは予想されないから、RA
M 78は、16本の線のビデオ・サンプルを記憶しさ
えすればよく、(垂直走査発生器65の出力信号が符号
なしと仮定すると)加算器69の和出力信号の最上位の
4ビットを除く全てのビットを使うことにより、循環式
にアドレスすることが出来る。
【0059】これまで明細書では、t/Tは何も云わな
かったが一定の値と仮定して来た。これは、ビデオ・カ
メラ5のフレ―ムが、ビデオ・モニタ23によってフレ
―ムが表示される速度の一定の分数であるX線露出速度
に対応する一様な速度で捕捉された場合がそうである。
これは、カメラ・フレ―ム当たり1回の露出では、患者
13がゲ―ト式X線源11から受取る線量もそれに応じ
て減少する。1つの捕捉されたフレ―ムと次の捕捉され
たフレ―ムとで、X線像に目立った動きがない限り、こ
の様な低いフレ―ム捕捉速度が許容し得る。それは、前
に述べたフレ―ム充填手順が、ビデオ・モニタ23が必
要とするビデオ・サンプルの相次ぐフレ―ムを満足に供
給するからである。X線像の動きがもっと大きい時、動
きの信頼性のある推定をすることが出来ると云う位に十
分なビデオ・サンプルがもはや利用出来なくなる。更
に、特に誤差を生じ易い、前景の物体のかけた部分から
出て来る背景の画素は数が多くなり過ぎで、ビデオ・モ
ニタ23を見る人の注意を免れ難くなる傾向がある。こ
う云う問題が重大にならない様に抑える為、X線像のサ
ンプルを持つカメラ・フレ―ムを高い速度で捕捉するこ
とが出来る様にし、こうしてX線像のサンプルを含むカ
メラ・フレ―ムの捕捉速度に反比例するTを減少するこ
とが出来ることが望ましい。
【0060】図12は、カメラで発生されたフレ―ムの
間に過大な動きがあって、X線像のサンプルを含むビデ
オ・カメラ5のフレ―ムが捕捉される速度を高めるべき
であることを決定する回路を示す。像に大量の動きがあ
る時、それに関連して振幅の大きい画素変位ベクトルを
持つ画素の数が増加する。その画素が「大きい」振幅の
画素変位ベクトルを持つ様な、1フレ―ム内に発生する
画素の数を計数することにより、フレ―ム間の動きの目
安が得られる。このフレ―ム間の動きの目安の適切な近
似は、各々の画素に対する夫々のΔi及びΔj変位成分
のベクトル和を求めなくても、1つのフレ―ム内で、画
素の変位のΔi及びΔj成分の内の少なくとも一方が、
閾値を越える振幅を持つ回数を計数することによって求
めることが出来る。これが、図12の回路が実施する手
順である。
【0061】最上位符号ビットを抜取り、抜取った符号
ビットを使って選択性補数器121により、抜取った符
号ビットが1である時、Δiの下位ビットの補数を作る
ことによりΔiの絶対値が求められる。ディジタル加算
器123がΔiの選択的に補数をとった下位ビットを抜
取った符号ビットと加算して、加算器123からの和出
力信号として、Δiの絶対値を発生する。Δiの絶対値
をディジタル比較器125で閾値と比較する。Δiの絶
対値が閾値を越える時にだけ、比較器125が2入力オ
ア・ゲ―ト127に対して1出力信号を供給する。
【0062】Δjの絶対値は、その最上位符号ビットを
抜取り、抜取った符号ビットを使って、選択性補数器1
22によって、抜取った符号ビットが1である時、Δj
の下位ビットの補数を作ることにより、Δjの絶対値が
求められる。ディジタル加算器124が、Δjの選択的
に補数を求めた下位ビットを抜取った符号ビットに加算
して、加算器124からの和出力信号として、Δjの絶
対値を発生する。Δjの絶対値をディジタル比較器12
6で閾値と比較する。Δjの絶対値が閾値を越える時に
だけ、比較器126がオア・ゲ―ト127に1出力信号
を供給する。
【0063】オア・ゲ―ト127は、その入力信号の何
れかゞ1であって、Δiの絶対値又はΔjの絶対値が閾
値を越えたことを示すことに応答して、ディジタル・カ
ウンタ128のカウント入力ポ―トに対して1を出力す
る。ディジタル・カウンタ128は、捕捉フレ―ムの初
期走査の後、ゼロ・カウントにリセットし、それから一
番最近に捕捉されたフレ―ムの動きの内容を表わすカウ
ントを発生する。
【0064】図13は、このカウントに応答して、X線
源11のゲ―ト速度を調節し、ビデオ・カメラ5のビデ
オ出力信号のフレ―ム捕捉速度を調節する回路を示す。
ラッチ129が、一番最近に捕捉されたフレ―ムの動き
の内容を表わすカウントをラッチして、ビン比較器13
0の入力信号を供給する。ビン比較器130は、相次い
で高くなる複数個の範囲の内のどこにラッチされたカウ
ントが入るかを決定し、対応するビン出力ポ―トから1
を出し、他のビン出力ポ―トから0を出す。ビン比較器
130の第1のビン出力ポ―トの1が、1である付能1
信号とアンドされることにより、3状態配列131がデ
ィジタル母線140にτ/T1 の値を出す。ビン比較器
130の第2のビン出力ポ―トの1が、1である付能1
信号とアンドされることにより、3状態配列132がデ
ィジタル母線140にτ/T2 の値を出す。ビン比較器
130の第3のビン出力ポ―トの1が、1である付能1
信号とアンドされることにより、3状態配列133がデ
ィジタル母線140にτ/T3 の値を出す。この手順
は、希望するだけ多くのビン出力ポ―トに拡張すること
が出来る。
【0065】ある器官、例えば心臓を蛍光透視法で観察
する時、表示フレ―ム毎にかなりの動きがあることがあ
るが、診断の目的にはそれは余り価値がない。図12及
び13について今述べた様にX線露出及びフレ―ム捕捉
速度を自動的に制御することは、必要とする以上のX線
露出が必要になることがある。これは、観察する器官の
動きの速度の急速な変化に合せて十分敏速に調節するこ
とが出来る様にしようとすれば、露出が頻繁過ぎる様に
なる傾向も自動制御には組込んでおかなければならない
ので、特にそうである。その敏速さは、表示フレ―ム速
度に対して測定される。同時に、放射量が一層少なくな
る様なX線露出及びフレ―ム捕捉速度の手動による設定
では、診断にとって価値のある期間の間、X線露出(並
びに関連するフレ―ム捕捉)の回数が不十分になる。医
療用の像の動きを予測することが出来る時、この問題に
対する解決策を利用することが出来る。心臓の場合、動
きは循環的であり、診断にとって最大の価値のある期間
は、その主要な収縮を行なわせる為に、心臓に電気的に
刺激を加える直前及び直後である。
【0066】図14に示す場合、心電計150を普通の
様に用いて、患者13の心臓を監視し、主要な収縮を行
なわせる為に、心臓に電気的な刺激を与える度に、パル
ス速度カウンタ151にパルスを供給する。こう云うパ
ルスは「R波閾値表示」と呼ばれる。同じ患者13が、
図14にも示す図1の蛍光透視装置による蛍光透視法の
観察を受けている時、心電計150からのR波閾値表示
を使って、ゲ―ト式X線源11からのX線露出の速度並
びにビデオ・カメラ5のフレ―ム捕捉速度を制御するこ
とが出来る。R波閾値表示パルスがパルス弁別器152
に供給される。この弁別器には、心電計150からのパ
ルス速度表示と対応する様に、フィ―ドバックによって
固定された周波数及び位相を持つ鋸歯状波形も供給され
る。所望の固定状態からのずれによって生ずる誤差信号
が低域フィルタ153で積分され、自動周波数及び位相
制御(AFPC)信号として発振器154に印加され
る。発振器154は、心電計150からのパルス速度の
高い倍数の振動を発生する様に固定される。発振器15
4が発振周波数に関係する(例えば半分の)速度で出力
パルスを供給して、ディジタル・カウンタ155で計数
し、鋸歯状波の標本化デ―タのディジタル記述を発生す
る。カウンタ155は多段2進カウンタで、フル―・カ
ウントより1つ小さい値に達した時にリセットされる。
回路156が、カウンタ155からのカウントの最上位
ビットの補数を作り、こうして、ディジタル・アナログ
変換器157によってアナログ電圧に変換された時の鋸
歯状波の直流成分を抑圧する。ディジタル・アナログ変
換器157からのアナログ鋸歯状電圧がパルス弁別器1
52に印加され、発振器154の発振を制御する自動周
波数及び位相制御ル―プを完成する。
【0067】カウンタ155からのカウントは、患者1
3の心臓の循環的な動作のタイミングを示す図表にな
る。このタイミング情報をビン比較器160に供給し
て、患者13の心臓が、心臓の動作サイクルのどの部分
にあるかを決定する。ビン比較器160の第1のビン出
力ポ―ト1が1である付能1信号とアンドされることに
より、3状態配列161が、ディジタル母線140にτ
/T4 の値を出す。ビン比較器160の第2のビン出力
ポ―トからの1が、1である付能1信号とアンドされる
ことにより、3状態配列162が、ディジタル母線14
0にτ/T5 の値を出す。ビン比較器160の第3のビ
ン出力ポ―トからの1が、1である付能1信号とアンド
されることにより、3状態配列163が、ディジタル母
線140にτ/T6 の値を出す。この手順は、希望する
だけ多数のビン出力ポ―トに拡張することが出来る。
【0068】X線露出を行なうべき時を表示する為に心
電計を使うことにより、X線露出の適当な順序を自動的
に決定する為の1つ又は更に多くの学習期間の必要がな
くなる。図14の装置によって設定し得るフレ―ム捕捉
の合間の時間の長さであるT4 ,T5 ,T6 は、図13
の装置によって設定し得るフレ―ム捕捉の間の時間の長
さであるT1 ,T2 ,T3 と全部対応していてもよい
し、一部分対応していてもよいし、或いは全く対応して
いなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法を実施する為に、撮像速度を下
げて動作する様に構成された、フレ―ム充填装置を含む
蛍光透視装置の略図。
【図2】図1に示したフレ―ム充填装置の動作を示す時
間線図。
【図3】図1の蛍光透視装置のフレ―ム充填装置の光の
流れコンピュ―タに使われる勾配計算装置で時分割多重
化がどの様に行なわれ、光の流れの計算が複数個の空間
的な段階に分けて行なわれる様子を示す略図。
【図4】1つの空間的な位相に対する勾配計算装置の略
図。
【図5】図1の蛍光透視装置の光の流れコンピュ―タの
水平及び垂直ディジタル走査発生回路の回路図。
【図6】画素変位速度ベクトルの直交成分並びに1つの
空間的な位相を持つ画素に対するその時間微分を計算す
る装置の回路図。
【図7】図6の装置によって計算された、画素変位速度
ベクトルの直交成分及びその時間微分から、1つの空間
的な位相を持つ画素に対する画素変位ベクトルを計算す
る装置の回路図。
【図8】図9と併せて、図7に示す様な夫々の装置によ
って複数個の空間的な位相に対して計算された画素変位
ベクトルに応答して、蛍光透視像の中間の充填フレ―ム
を発生する様に実際の蛍光透視像のフレ―ムを修正する
装置の回路図。
【図9】図8と併せて、図7に示す様な夫々の装置によ
って複数個の空間的な位相に対して計算された画素変位
ベクトルに応答して、蛍光透視像の中間の充填フレ―ム
を発生する様に実際の蛍光透視像のフレ―ムを修正する
装置の回路図。
【図10】X線露出及びフレ―ム捕捉を行なう速度を制
御する為に、図1の蛍光透視装置のマスタ制御回路の中
に含めることの出来る回路の回路図。
【図11】記憶されたカメラ・サンプルから表示情報を
発生する別の方法を示す回路図で、必要とする表示メモ
リを節約することが出来ると共に、この発明の方法を実
施する為に変更した図1の蛍光透視装置に使うことが出
来る。
【図12】図1の蛍光透視装置で発生された相次ぐ蛍光
透視像のフレ―ム毎の変化量を評価する為に使うことが
出来る装置の回路図。
【図13】相次ぐ蛍光透視像のフレ―ム毎の過大な変化
量の表示に応答して、この発明の方法の別の一面を実施
するものとして、蛍光透視像を求める速度を高める為
に、図1の蛍光透視装置で使うことが出来る像タイミン
グ装置の回路図。
【図14】この発明の方法の更に別の一面として、蛍光
透視像を求める速度を制御する為に、図1の蛍光透視装
置に使うことが出来る別の像タイミング装置の回路図。
【符号の説明】
0,1 偶数及び奇数フレーム記憶装置(カメラ・メモ
リ) 4 光の流れコンピュータ 5 画素変位コンピュータ 6 カメラ・メモリに対する読取−書込み制御装置 7 表示メモリに対する読取−書込み制御装置 8,9 偶数及び奇数フレーム記憶装置(表示メモリ) 11 ゲート式X線源 16 イメージ・インテンシファイヤ 18 ビデオ・カメラ 23 ビデオ・モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アイマン・アルバート・アブデル−マレ ク アメリカ合衆国、ニューヨーク州、スケ ネクタデイ、ローズダール・ウェイ、 2055番 (72)発明者 ジョン・ジョセフ・ブローマー アメリカ合衆国、ニューヨーク州、スケ ネクタデイ、ハウェル・ストリート、 215番 (72)発明者 チュッカ・スリニバス アメリカ合衆国、ニューヨーク州、スケ ネクタデイ、ヒルクレスト・ビレッジ、 アパートメント・85・エー・エル(番地 なし) (56)参考文献 特公 昭46−32133(JP,B2)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示フレーム速度で規則的に且つ相次い
    で発生する夫々のフレーム走査期間に受取る体像のフ
    レームを表示するビデオ・モニタと、表示フレーム程長
    くない期間の間、オンにゲート駆動することの出来るX
    線源と、ラスタ走査形ビデオ・カメラ及びX線から光へ
    の変換装置を含む蛍光透視カメラと、前記体像のフレ
    ームを捕捉すると共に、体像の相次いで捕捉されたフ
    レームの間を補間するフレーム充填装置とを用いて、X
    線量を減少して体を蛍光透視法で観測する装置に於
    て、 前記相次ぐフレーム走査期間の内、体像の夫々の充填
    フレームをその各々に対して発生すべき充填フレーム走
    査期間と呼び得る走査期間の間に分散された選ばれた走
    査期間に、前記ゲート式X線源からのX線放射を前記
    体に差向ける手段、 前記相次ぐフレーム走査期間の内の少なくとも前記選ば
    れた走査期間の間、前記体の少なくとも一部分のX線
    の影を前記蛍光透視カメラを用いて観察する手段、 前記選ばれたフレーム走査期間の間、前記ラスタ走査形
    ビデオ・カメラからの体像のフレームを、前記選ばれ
    たフレーム走査期間の間はフレーム充填装置を用いて捕
    する手段、 前記選ばれたフレーム走査期間に、各々の体像に対
    し、対応する画素の変位速度及び加速度を計算する手
    、 各々の充填フレーム走査期間に、各々の体像に対し、
    対応する画素に対して計算した変位速度及び加速度から
    始めて、その夫々の充填フレーム内の対応する画素の、
    基準となる捕捉されたフレーム内の位置からの変位を計
    する手段、 各々の充填フレーム走査期間に、計算された変位に応答
    して、前記基準となる捕捉されたフレーム内での空間的
    な位置から現在の充填フレーム内での空間的な位置まで
    各々の画素の再写像変換を行なって、この充填フレーム
    走査期間に対する体像のフレームを発生する手段、 前記フレーム充填装置によって発生された充填フレーム
    を分散した、体像の捕捉されたフレームを含む体像
    のフレームを前記表示フレーム速度で前記ビデオ・モニ
    タに連続的に供給する手段、を含む生体を蛍光透視法で
    観測する装置
  2. 【請求項2】 表示フレーム速度で規則的に且つ相次い
    で発生する夫々のフレーム走査期間に受取った体像の
    フレームを表示するビデオ・モニタと、表示フレーム程
    長くない期間の間、オンにゲート駆動することが出来る
    X線源と、ラスタ走査形ビデオ・カメラ及びX線から光
    への変換装置を含む蛍光透視カメラと、体像のフレー
    ムを捕捉すると共に、体像の相次いで捕捉されたフレ
    ームの間を補間して、前記表示フレーム速度で体像の
    フレームを発生するフレーム充填装置と、現在の蛍光透
    視観察内で関心がある体の一部分の動きを、直接又は
    間接手段によって監視するのに適した監視装置とを用い
    て、X線量を減少して体を蛍光透視法で観測する装置
    に於て、 前記監視装置を用いて、現在の蛍光透視観測で特に関心
    が持たれる前記体の一部分に於ける動きを監視する手
    、 該監視された動きに応答して、前記相次ぐフレーム走査
    期間の内、どの走査期間に前記ゲート式X線源からのX
    線放射を前記体に差向けるかを選択し、こうして、前
    記相次ぐフレーム走査期間の内から、現在の蛍光透視観
    測で特に関心のある前記体の前記一部分で動きが増加
    する時間の間はより頻繁に選択すると共に、現在の蛍光
    透視観測で特に関心が持たれる前記体の前記一部分に
    於ける動きが減少する時間の間は、前記相次ぐフレーム
    走査期間からそれ程頻繁に選択しない様にする手段、 前記相次ぐフレーム走査期間の内、こうして選択された
    走査期間の間、前記ゲート式X線源からのX線放射を前
    体に差向ける手段、 前記相次ぐフレーム走査期間の内の少なくとも前記選ば
    れた走査期間の間、前記体の少なくとも一部分のX線
    の影を前記蛍光透視カメラで観察する手段、 前記フレーム充填装置が、前記選ばれたフレーム走査期
    間の間、前記ラスタ走査形ビデオ・カメラからの体像
    のフレームを捕捉する様に取計らう手段、 前記フレーム充填装置によって前記表示フレーム速度で
    発生された体像のフレームを前記ビデオ・モニタに連
    続的に供給する手段、を含む生体を蛍光透視法で観測す
    る装置
  3. 【請求項3】 表示フレーム速度で規則的に且つ相次い
    で発生する夫々のフレーム走査期間に受取る体像のフ
    レームを表示するビデオ・モニタと、表示フレーム程長
    くない期間の間、オンにゲート駆動することの出来るX
    線源と、ラスタ走査形ビデオ・カメラ及びX線から光へ
    の変換装置を含む蛍光透視カメラと、前記体像のフレ
    ームを捕捉すると共に、体像の相次いで捕捉されたフ
    レームの間を補間するフレーム充填装置とを用いて、X
    線量を減少して体を蛍光透視法で観測する装置に於
    て、 前記相次ぐフレーム走査期間の内、体像の夫々の充填
    フレームをその各々に対して発生すべき充填フレーム走
    査期間と呼び得る走査期間の間に分散された選ばれた走
    査期間の間、前記ゲート式X線源からのX線放射を前記
    体に差向ける手段、 前記相次ぐフレーム走査期間の内の少なくとも前記選ば
    れた走査期間の間、前記体の少なくとも一部分のX線
    の影を前記蛍光透視カメラを用いて観察する手段、 前記選ばれたフレーム走査期間の間、前記ラスタ走査形
    ビデオ・カメラからの体像のフレームを、前記選ばれ
    たフレーム走査期間の間はフレーム充填装置を用いて捕
    する手段、 前記選ばれたフレーム走査期間の間、各々の体像に対
    し、対応する画素の変位速度を計算する手段、 各々の充填フレーム走査期間の間、各々の体像に対
    し、対応する画素に対して計算された変位速度から始め
    て、その夫々の充填フレーム内の対応する画素の、基準
    となる捕捉されたフレーム内の位置からの変位を計算
    る手段、 各々の充填フレーム走査期間の間、計算された変位に応
    答して、前記基準となる捕捉されたフレーム内での空間
    的な位置から現在の充填フレーム内での空間的な位置ま
    で各々の画素の再写像変換を行なって、この充填フレー
    ム走査期間に対する体像のフレームを発生する手段、 前記フレーム充填装置によって発生された充填フレーム
    を分散した、体像の捕捉されたフレームを含む体像
    のフレームを前記表示フレーム速度で前記ビデオ・モニ
    タに連続的に供給する手段、を含む生体を蛍光透視法で
    観測する装置
  4. 【請求項4】 表示フレーム速度で規則的に且つ相次い
    で発生する夫々のフレーム走査期間に受取った体像の
    フレームを表示するビデオ・モニタと、表示フレーム程
    長くない期間の間、オンにゲート駆動することの出来る
    X線源と、ラスタ走査形ビデオ・カメラ及びX線から光
    への変換装置を含む蛍光透視カメラと、体像のフレー
    ムを捕捉すると共に、体像の相次いで捕捉されたフレ
    ームの間の差から及び各体像の相次いで捕捉された各
    フレーム内の近接するサンプルから、前記相次いで捕捉
    されたフレームよりのなすべき変化を決定して、前記表
    示フレーム速度で体像のフレームを発生するフレーム
    充填装置とを用いて、X線量を減少して体を蛍光透視
    観測する装置に於て、 相次ぐフレーム走査期間のうちの、フレーム走査期間の
    間に分散した選ばれた走査期間の間、前記ゲート式X線
    源からのX線放射を前記体に差向ける手段、 前記相次ぐフレーム走査期間の内の少なくとも前記選ば
    れた走査期間の間、前記体の少なくとも一部分のX線
    の影を蛍光透視カメラで観察する手段、 前記選ばれたフレーム走査期間の間、前記フレーム充填
    装置が前記ラスタ走査形ビデオ・カメラからの体像の
    フレームを捕捉する様に取計らう手段、 前記フレーム充填装置によって表示フレーム速度で発生
    された体像のフレームを前記ビデオ・モニタに連続的
    に供給する手段、を含む生体を蛍光透視法で観測する装
  5. 【請求項5】 前記相次ぐフレーム走査期間の内、前記
    ゲート式X線源からのX線放射を体に差向ける走査期
    間を選択する周波数を、前記蛍光透視観察を受ける
    の部分に予想される動きの速度に従って、出来るだけ低
    く選ぶ手段を含む請求項記載の装置
  6. 【請求項6】 相次ぐ前記選ばれたフレーム走査期間
    に、前記フレーム充填装置によって捕捉された体像の
    フレームの間の差異を監視する手段、 所定の範囲の外側にある様な差異に応答して、前記相次
    ぐフレーム走査期間の内、前記ゲート式X線源からのX
    線放射を体に差向ける走査期間を選択する周波数を変
    える手段を含み、前記周波数の変化は、前記選ばれたフ
    レーム走査期間の相次ぐ期間の間、前記フレーム充填装
    置によって捕捉される体像のフレームの間の差異を減
    少する傾向を持つ方向である請求項記載の装置
  7. 【請求項7】 表示フレーム速度で規則的に且つ相次い
    で発生する夫々のフレーム走査期間に受取る体像のフ
    レームを表示するビデオ・モニタと、表示フレーム程長
    くない期間の間、オンにゲート駆動することの出来るX
    線源と、ラスタ走査形ビデオ・カメラ及びX線から光へ
    の変換装置を含む蛍光透視カメラと、前記体像のフレ
    ームを捕捉すると共に、体像の相次いで捕捉されたフ
    レームの間の差異から及び体像の相次いで捕捉された
    各フレーム内の近接するサンプルから、前記相次いで捕
    捉されたフレームよりのなすべき変化を決定して、前記
    表示フレーム速度で体像のフレームを発生するフレー
    ム充填装置とを用いて、X線量を減少して体を蛍光透
    視法で観測する装置に於て、 前記相次ぐフレーム走査期間の内、体像の夫々の充填
    フレームをその各々に対して発生すべき充填フレーム走
    査期間と呼び得る走査期間の間に分散された選ばれた走
    査期間の間、前記ゲート式X線源からのX線放射を前記
    体に差向ける手段、 前記相次ぐフレーム走査期間の内の少なくとも前記選ば
    れた走査期間の間、前記体の少なくとも一部分のX線
    の影を前記蛍光透視カメラを用いて観察する手段、 前記選ばれたフレーム走査期間の間、前記ラスタ走査形
    ビデオ・カメラからの体像のフレームを、前記選ばれ
    たフレーム走査期間の間はフレーム充填装置を用いて捕
    する手段、 前記選ばれたフレーム走査期間の間、各々の体像に対
    し、時間勾配及び走査線に平行な方向と垂直な方向の空
    間的勾配を計算する手段、 前記選ばれたフレーム走査期間のうちの1つに直ぐ続く
    各フレーム走査期間の間、各々の体像に対し、対応す
    る画素の変位速度を計算する手段、 各々の充填フレーム走査期間の間、各々の体像に対
    し、対応する画素に対して計算した変位速度から始め
    て、その夫々の充填フレームに対応する画素の、基準と
    なる捕捉されたフレーム内の位置からの変位を計算する
    手段、 各々の充填フレーム走査期間の間、計算された変位に応
    答して、前記基準となる捕捉されたフレーム内での空間
    的な位置から現在の充填フレーム内での空間的な位置ま
    で各々の画素の再写像変換を行なって、この充填フレー
    ム走査期間に対する体像のフレームを発生する手段、 前記フレーム充填装置によって発生された充填フレーム
    を分散した、体像の捕捉されたフレームを含む体像
    のフレームを前記表示フレーム速度で前記ビデオ・モニ
    タに連続的に供給する手段、を含む生体を蛍光透視法で
    観測する装置
  8. 【請求項8】 表示フレーム速度で規則的に且つ相次い
    で発生する夫々のフレーム走査期間に受取る体像のフ
    レームを表示するビデオ・モニタと、表示フレーム程長
    くない期間の間、オンにゲート駆動することの出来るX
    線源と、ラスタ走査形ビデオ・カメラ及びX線から光へ
    の変換装置を含む蛍光透視カメラと、前記体像のフレ
    ームを捕捉すると共に、体像の相次いで捕捉されたフ
    レームの間の差異から及び各体像の相次いで捕捉され
    た各フレーム内の近接するサンプルから、前記相次いで
    捕捉されたフレームよりのなすべき変化を決定して、前
    記表示フレーム速度で体像のフレームを発生するフレ
    ーム充填装置とを用いて、X線量を減少して体を蛍光
    透視法で観測する装置に於て、 前記相次ぐフレーム走査期間の内、体像の夫々の充填
    フレームをその各々に対して発生すべき充填フレーム走
    査期間と呼び得る走査期間の間に分散した選ばれた走査
    期間に、前記ゲート式X線源からのX線放射を前記
    に差向ける手段、 前記相次ぐフレーム走査期間の内の少なくとも前記選ば
    れた走査期間の間、前記体の少なくとも一部分のX線
    の影を前記蛍光透視カメラを用いて観察する手段、 前記選ばれたフレーム走査期間の間、前記ラスタ走査形
    ビデオ・カメラからの体像のフレームを、前記選ばれ
    たフレーム走査期間の間はフレーム充填装置を用いて捕
    する手段、 前記選ばれたフレーム走査期間の間、各々の体像に対
    し、時間勾配及び走査線に平行な方向と垂直な方向の空
    間的勾配を計算する手段、 前記選ばれたフレーム走査期間のうちの1つに直ぐ続く
    各フレーム走査期間の間、各々の体像に対し、対応す
    る画素の変位速度及び加速度を計算する手段、 各々の充填フレーム走査期間の間、各々の体像に対
    し、対応する画素に対して計算された変位速度及び加速
    度から始めて、その夫々の充填フレームに対応する画素
    の、基準となる捕捉されたフレーム内の位置からの変位
    を計算する手段、各々の充填フレーム走査期間の間、計
    算された変位に応答して、前記基準となる捕捉されたフ
    レーム内での空間的な位置から現在の充填フレーム内で
    の空間的な位置まで各々の画素の再写像変換を行なっ
    て、この充填フレーム走査期間に対する体像のフレー
    ムを発生し、 前記フレーム充填装置によって発生された充填フレーム
    を分散した、体像の捕捉されたフレームを含む体像
    のフレームを前記表示フレーム速度で前記ビデオ・モニ
    タに連続的に供給する手段、を含む生体を蛍光透視法で
    観測する装置
  9. 【請求項9】 表示フレーム速度で規則的に且つ相次い
    で発生する夫々のフレーム走査期間に受取った体像の
    フレームを表示するビデオ・モニタと、表示フレーム程
    長くない期間の間、オンにゲート駆動することが出来る
    X線源と、ラスタ走査形ビデオ・カメラ及びX線から光
    への変換装置を含む蛍光透視カメラと、体像のフレー
    ムを捕捉すると共に、体像の相次いで捕捉されたフレ
    ームの間の差異から及び体像の相次いで捕捉された各
    フレーム内の近接するサンプルから、前記相次いで捕捉
    されたフレームよりのなすべき変化を決定して、 前記表示フレーム速度で体像のフレームを発生するフ
    レーム充填装置と、現在の蛍光透視観察内で関心がある
    前記体の一部分の動きを、直接又は間接手段によって
    監視するのに適した監視装置とを用いて、X線量を減少
    して体を蛍光透視法で観測する装置に於て、 前記監視装置を用いて、現在の蛍光透視観測で特に関心
    が持たれる前記体の一部分に於ける動きを監視する手
    、 該監視された動きに応答して、前記相次ぐフレーム走査
    期間の内、どの走査期間に、前記ゲート式X線源からの
    X線放射を前記体に差向けるかを選択し、こうして、
    前記相次ぐフレーム走査期間の内から、現在の蛍光透視
    観測で特に関心のある前記体の前記一部分で動きが大
    きくなる時間の間はより頻繁に選択すると共に、現在の
    蛍光透視観測で特に関心が持たれる前記体の前記一部
    分に於ける動きが減少する時間の間は、前記相次ぐフレ
    ーム走査期間からそれ程頻繁に選択しない様にする手
    、 前記相次ぐフレーム走査期間の内、こうして選択された
    走査期間の間、前記ゲート式X線源からのX線放射を前
    体に差向ける手段、 前記相次ぐフレーム走査期間の内の少なくとも前記選ば
    れた走査期間の間、前記体の少なくとも一部分のX線
    の影を前記蛍光透視カメラで観察する手段、 前記フレーム充填装置が、前記選ばれたフレーム走査期
    間の間、前記ラスタ走査形ビデオ・カメラからの体像
    のフレームを捕捉する様に取計らう手段、 前記フレーム充填装置によって前記表示フレーム速度で
    発生された体像のフレームを前記ビデオ・モニタに連
    続的に供給する手段、を含む生体を蛍光透視法で観測す
    る装置
  10. 【請求項10】 表示フレーム速度で規則的に且つ相次
    いで発生する夫々のフレーム走査期間に受取った体像
    のフレームを表示するビデオ・モニタと、表示フレーム
    程長くない期間の間、オンにゲート駆動することの出来
    るX線源と、ラスタ走査形ビデオ・カメラ及びX線から
    光への変換装置を含む蛍光透視カメラと、前記蛍光透視
    カメラから供給される体像のフレームを捕捉すると共
    に、体像の相次いで捕捉されたフレームの間の差異か
    ら及び体像の相次いで捕捉された各フレーム内の近接
    するサンプルから、前記相次いで捕捉された体像フレ
    ームよりのなすべき変化を決定して、前記表示フレーム
    速度で体像のフレームを発生し、該体像のフレーム
    を前記ビデオ・モニタに前記表示フレーム速度で供給す
    るフレーム充填装置とを有する、蛍光透視装置。
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