JP2539619B2 - 筋ジストロフイ−症治療薬 - Google Patents
筋ジストロフイ−症治療薬Info
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- JP2539619B2 JP2539619B2 JP62084306A JP8430687A JP2539619B2 JP 2539619 B2 JP2539619 B2 JP 2539619B2 JP 62084306 A JP62084306 A JP 62084306A JP 8430687 A JP8430687 A JP 8430687A JP 2539619 B2 JP2539619 B2 JP 2539619B2
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- Japan
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- muscular dystrophy
- mice
- muscular
- therapeutic agent
- cholera toxin
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
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- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、筋ジストロフィー症治療薬に関する。
[従来技術とその欠点] 筋ジストロフィー症は遺伝性、原発的な骨格筋の障害
であり、進行性の筋脱力と筋組織の変性を主徴とする疾
患である。1954年ワットらにより遺伝様式を重視した分
類が提唱され、疾患概念がほぼ確定された。しかし、現
時点でなお病因は不明である。
であり、進行性の筋脱力と筋組織の変性を主徴とする疾
患である。1954年ワットらにより遺伝様式を重視した分
類が提唱され、疾患概念がほぼ確定された。しかし、現
時点でなお病因は不明である。
筋ジストロフィー症の治療として従来より種々の薬品
による実験的治療が行なわれてきた。例えば、ペニシラ
ミン、アロプリノール、ヌクレオチド、副腎皮質ホルモ
ンなどが治療に試験されたが現時点まで有効性の確認さ
れたものはなく、筋ジストロフィー症の根治療法は知ら
れていない。
による実験的治療が行なわれてきた。例えば、ペニシラ
ミン、アロプリノール、ヌクレオチド、副腎皮質ホルモ
ンなどが治療に試験されたが現時点まで有効性の確認さ
れたものはなく、筋ジストロフィー症の根治療法は知ら
れていない。
[発明が解決しようとする問題点] この発明は、従来製造できなかった筋ジストロフィー
症の治療薬を提供することである。
症の治療薬を提供することである。
[問題点を解決するための手段] すなわち、この発明は、コレラ毒素類を活性成分とす
る筋ジストロフィー症治療薬を提供する。
る筋ジストロフィー症治療薬を提供する。
[発明の効果] この発明によると、優れた治療効果を有する筋ジスト
ロフィー症治療薬が得られる。
ロフィー症治療薬が得られる。
[発明の具体的説明] この発明の筋ジストロフィー症治療薬の活性成分の代
表例であるコレラ毒素は、分子量約27000のサブユニッ
トA1個と分子量約11600のサブユニットB5個とから成る
分子量約84000のタンパク質であり、これらのサブユニ
ットのアミノ酸配列はクローニングされたDNAの配列に
基づいて推定されている(J.J.Mekalanosら、ネイチャ
ー(Nature 306 pp.551-557(1983)を参照のこと)。
この物質はグラム陰性菌ビブリオ・コレラ(Vibrio cho
lerae)によって生産されるが、この発明において使用
されるコレラ毒素は必ずしもこの菌によって生産された
ものに限定されず、例えば常法に従う遺伝子工学的手段
によって他の微生物又は培養細胞によって生産されたも
のであってもよい。一般に生理活性を有するタンパク質
において、その生理活性を示す構造は一通りに特定され
るのではなく、実質上同一の生理活性を示すためにある
範囲の構造的相違が許容されることは当業者により広く
認識されているところである。従って、この発明の筋ジ
ストロフィー症治療薬の活性成分としてのコレラ毒素類
は、前記のコレラ毒素の他、大腸菌エンテロトキシンあ
るいは前記コレラ毒素の構造が部分的に変形されたも
の、例えば一部のアミノ酸が他のアミノ酸に置き換えら
れ、一部のアミノ酸が除去され、又は一部のアミノ酸が
付加されたタンパク質でなお前記毒素と同等の筋ジスト
ロフィー症治療効果を有するものをも包含する。
表例であるコレラ毒素は、分子量約27000のサブユニッ
トA1個と分子量約11600のサブユニットB5個とから成る
分子量約84000のタンパク質であり、これらのサブユニ
ットのアミノ酸配列はクローニングされたDNAの配列に
基づいて推定されている(J.J.Mekalanosら、ネイチャ
ー(Nature 306 pp.551-557(1983)を参照のこと)。
この物質はグラム陰性菌ビブリオ・コレラ(Vibrio cho
lerae)によって生産されるが、この発明において使用
されるコレラ毒素は必ずしもこの菌によって生産された
ものに限定されず、例えば常法に従う遺伝子工学的手段
によって他の微生物又は培養細胞によって生産されたも
のであってもよい。一般に生理活性を有するタンパク質
において、その生理活性を示す構造は一通りに特定され
るのではなく、実質上同一の生理活性を示すためにある
範囲の構造的相違が許容されることは当業者により広く
認識されているところである。従って、この発明の筋ジ
ストロフィー症治療薬の活性成分としてのコレラ毒素類
は、前記のコレラ毒素の他、大腸菌エンテロトキシンあ
るいは前記コレラ毒素の構造が部分的に変形されたも
の、例えば一部のアミノ酸が他のアミノ酸に置き換えら
れ、一部のアミノ酸が除去され、又は一部のアミノ酸が
付加されたタンパク質でなお前記毒素と同等の筋ジスト
ロフィー症治療効果を有するものをも包含する。
投与経路は非経腸的経路が好ましく、例えば静脈注
射、腹腔内注射、筋肉内注射、皮下注射等により投与さ
れる。1回の投与量は、筋ジストロフィー症の程度、患
者の状態等により異なり、具体的には臨床例ごとに医師
の判断により適宜決定されるが、通常0.5μg/kgから50
μg/kgである。投与の回数、投与期間も同様に医師の判
断により適宜決定される。
射、腹腔内注射、筋肉内注射、皮下注射等により投与さ
れる。1回の投与量は、筋ジストロフィー症の程度、患
者の状態等により異なり、具体的には臨床例ごとに医師
の判断により適宜決定されるが、通常0.5μg/kgから50
μg/kgである。投与の回数、投与期間も同様に医師の判
断により適宜決定される。
コレラ毒素の哺乳動物に対する毒性は、例えばマウス
ではLD50が5μg/マウスである。
ではLD50が5μg/マウスである。
この発明の筋ジストロフィー症治療薬は、コレラ毒素
類の標品それ自体でもよく、又は非経腸用医薬において
常用されている賦形剤、例えば希釈剤、緩衝剤、浸透圧
調整剤、安定化剤、防腐剤等との混合物であってもよ
い。例えば、生理食塩水又はリン酸緩衝液にコレラ毒素
類を0.1〜2.0mg/mlの濃度で混合したものが注射剤とし
て使用される。
類の標品それ自体でもよく、又は非経腸用医薬において
常用されている賦形剤、例えば希釈剤、緩衝剤、浸透圧
調整剤、安定化剤、防腐剤等との混合物であってもよ
い。例えば、生理食塩水又はリン酸緩衝液にコレラ毒素
類を0.1〜2.0mg/mlの濃度で混合したものが注射剤とし
て使用される。
次に実施例によりこの発明の筋ジストロフィー症治療
薬の効果を具体的に説明する。
薬の効果を具体的に説明する。
[実施例] この実施例ではC57BL/6J-dy系マウスを用いた。C57BL
/6J-dy系マウスはC57BL/6Jを遺伝的背景に持つコンジェ
ニックライン(congenic lines)で常染色体性劣勢遺伝
子dy(dystrophiamuscularis)を持つ。ホモは生下時よ
り体重が少なく、ほぼ3週令に運動失調、骨格筋の萎
縮、四肢の麻痺(特に後肢に強い)が出現、症状は徐々
に進行し6ヵ月以内に呼吸不全により大部分のマウスは
死亡する。筋ジストロフィー症マウスは、その骨格筋に
おける発現症状がヒトのDuchenne型、又はBecker型の進
行性筋ジストロフィー症に類似したいわゆるネクロタイ
ジングマイオパシー(necrotizing myopathy)を呈する
ことから、従来よりこれらの疾患の好適な動物モデルと
考えられ多くの実験に利用されている。
/6J-dy系マウスはC57BL/6Jを遺伝的背景に持つコンジェ
ニックライン(congenic lines)で常染色体性劣勢遺伝
子dy(dystrophiamuscularis)を持つ。ホモは生下時よ
り体重が少なく、ほぼ3週令に運動失調、骨格筋の萎
縮、四肢の麻痺(特に後肢に強い)が出現、症状は徐々
に進行し6ヵ月以内に呼吸不全により大部分のマウスは
死亡する。筋ジストロフィー症マウスは、その骨格筋に
おける発現症状がヒトのDuchenne型、又はBecker型の進
行性筋ジストロフィー症に類似したいわゆるネクロタイ
ジングマイオパシー(necrotizing myopathy)を呈する
ことから、従来よりこれらの疾患の好適な動物モデルと
考えられ多くの実験に利用されている。
(1)コレラ毒素とその投与方法 実験に供したコレラ毒素は、コレラ菌より分離精製し
たものを用いた。
たものを用いた。
投与方法は、コレラ毒素0.5μgを含有したリン酸緩
衝液0.1mlを試験マウスである60日令のオスのdyホモマ
ウスに尾静脈内注射した。なお、試験には注射後10日後
のマウスを用いた。
衝液0.1mlを試験マウスである60日令のオスのdyホモマ
ウスに尾静脈内注射した。なお、試験には注射後10日後
のマウスを用いた。
(2)四肢筋の耐久力テストの装置及び方法 実験に供した耐久力テスト装置は、60℃に加熱したホ
ットプレート上に円筒形で天井のある金網籠を置いたも
のである。
ットプレート上に円筒形で天井のある金網籠を置いたも
のである。
テスト方法は、金網籠の中に被検マスウを入れると、
足の裏が熱いので金網によじ昇ろうとするが、筋の耐久
力が弱いとホットプレート上に落下してしまう。そこ
で、7分間の測定時間のうち、ホットプレートから四肢
が完全に離れて金網にしがみついていた時間を測定し
た。
足の裏が熱いので金網によじ昇ろうとするが、筋の耐久
力が弱いとホットプレート上に落下してしまう。そこ
で、7分間の測定時間のうち、ホットプレートから四肢
が完全に離れて金網にしがみついていた時間を測定し
た。
(3)結果 結果を図に示す。図中、Nは正常対照マウス(5頭平
均)、E1〜E4はコレラ毒素投与dyマウス、C1〜C4は無投
与dyマウスを示す。図から明らかなように、正常マウス
は、5頭実験した全ての場合に、一旦金網によじ登ると
7分以上は落下しなかったのに対し、無投与のdyマウス
では、5例の平均耐久時間が約2分間で、測定時間中ほ
ぼ2/3の時間はホットプレート上に落ちていたことがわ
かる。一方、コレラ毒素投与マウスでは、落下をする場
合もみられるが、すぐにまたよじ登る能力があり、測定
時間内ではほぼ正常マウス並みの耐久力を示し、コレラ
毒素投与マウスでは、無投与dyマウスにみられる痙攣発
作又は後肢の引きずりなどの運動障害も全く現われなく
なった。このことから、この発明の筋ジストロフィー症
治療薬は、治療効果が優れていることがわかる。
均)、E1〜E4はコレラ毒素投与dyマウス、C1〜C4は無投
与dyマウスを示す。図から明らかなように、正常マウス
は、5頭実験した全ての場合に、一旦金網によじ登ると
7分以上は落下しなかったのに対し、無投与のdyマウス
では、5例の平均耐久時間が約2分間で、測定時間中ほ
ぼ2/3の時間はホットプレート上に落ちていたことがわ
かる。一方、コレラ毒素投与マウスでは、落下をする場
合もみられるが、すぐにまたよじ登る能力があり、測定
時間内ではほぼ正常マウス並みの耐久力を示し、コレラ
毒素投与マウスでは、無投与dyマウスにみられる痙攣発
作又は後肢の引きずりなどの運動障害も全く現われなく
なった。このことから、この発明の筋ジストロフィー症
治療薬は、治療効果が優れていることがわかる。
図面はこの発明の筋ジストロフィー治療薬を投与したdy
マウス、正常対照マウス及び無投与dyマウスについての
耐久力試験の結果を示す図である。
マウス、正常対照マウス及び無投与dyマウスについての
耐久力試験の結果を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】コレラ毒素類を活性成分とする筋ジストロ
フィー症治療薬
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62084306A JP2539619B2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | 筋ジストロフイ−症治療薬 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62084306A JP2539619B2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | 筋ジストロフイ−症治療薬 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63250326A JPS63250326A (ja) | 1988-10-18 |
| JP2539619B2 true JP2539619B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=13826803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62084306A Expired - Lifetime JP2539619B2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | 筋ジストロフイ−症治療薬 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2539619B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08198756A (ja) * | 1995-01-23 | 1996-08-06 | Minsei Kagaku Kyokai | 筋ジストロフィー進行抑制剤 |
-
1987
- 1987-04-06 JP JP62084306A patent/JP2539619B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63250326A (ja) | 1988-10-18 |
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