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JP2550115B2 - 回転式ストレーナ - Google Patents
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JP2550115B2 - 回転式ストレーナ - Google Patents

回転式ストレーナ

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JP2550115B2
JP2550115B2 JP62314287A JP31428787A JP2550115B2 JP 2550115 B2 JP2550115 B2 JP 2550115B2 JP 62314287 A JP62314287 A JP 62314287A JP 31428787 A JP31428787 A JP 31428787A JP 2550115 B2 JP2550115 B2 JP 2550115B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は除塵ストレーナに係り、特に火力・原子力発
電所等において河海水を冷却水とする復水器等の熱交換
器用冷却水中の固形異物を除去するに好適な除塵ストレ
ーナに関するものである。
〔従来の技術〕
この種のストレーナとしては、特開昭59−15715号公
報が公知である。この種ストレーナの実用化の為の変形
例としてタプロゲ社パンフレツト“オプテイマイゼイシ
ヨン・オブ・クーリング・ウオータ・サーキツト"No.84
10−15−410−02,第6頁(Optimization of Cooling Wa
ter Circuits)の図に示されているように、円筒状のス
トレーナバスケツトを複数個固定設置し、その個数に対
応して上流側に隣接して放射状に扇形断面の仕切通路を
設け、該仕切通路の上流端にそれぞれ、通路内への水を
遮断する扇形弁を設け、該弁と該バスケツトとの間の該
仕切通路内に異物排出管を設け、該扇形弁と該異物排出
管とは該仕切通路の数だけ設置されていた。従つて、上
記装置の外部には、バスケツトと同数の扇形弁と、バス
ケツトと同数の扇形弁駆動装置と、が設けられる。即
ち、例えば4個のバスケツトを有する装置の場合には、
上記扇形弁の為の駆動装置が4個設置され、異物排出管
も4本(ただし、2個の仕切通路にまたがつて共通の異
物排出管を設置する方法の場合は2本)を配管した。
その操作は、上流端の任意の仕切通路の扇形弁を閉
じ、異物排出管を開くことによつてその仕切通路に対応
するバスケツトに逆洗流を生じさせて洗浄し、その区画
のみを異物排出させ、他の区画は通常通り主通水の除塵
を行なうようになつていた。
また、他の従来例として、実願昭59−163717では、円
錐台形のストレーナバスケツトを1個固定設置し、その
内部を4区分し、その上流端に隣接して扇形仕切板を設
け、該仕切板を該バスケツトの軸を中心として回転可能
とし、該バスケツトの下流端に4区分の個々に異物排出
管と異物排出弁とを設け、仕切板にて閉鎖されたバスケ
ツトの1区分は、その区分に接続する異物排出弁を開く
ことによつて逆洗流を生じて異物排出されるようになつ
ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術の前者(タプロゲ社パンフレツト)にお
いては、ストレーナ部の仕切の数を多くすれば、1仕切
室分の通路断面積が小さくなるため、扇形弁及び異物排
出管径を小さくすることができ、従つて装置の長さを短
かくすることができ、更に逆洗運転時の一部通路閉鎖に
よる通水抵抗損失と異物排出水量とを少なくし得るなど
の利点を生ずるが、一方では扇形弁と異物排出管との数
が増加し、装置自体の構造複雑化,製作費増大を来た
し、更に外部に扇形弁駆動装置と異物排出管との増加に
よるスペース増大など、設置条件の不利を招く為、仕切
の数を多くすることが困難であるという問題があつた。
上記来技術の後者(実願昭59−163717)においては、
扇形仕切板及びその駆動装置は1個であるが、常時、バ
スケツトの1区分だけは閉鎖されているため、装置の75
%の断面積しか通水への除塵効果を有しない為、前者
(タプロゲ社)の例に比べて通水抵抗損失が大きく、ま
たは装置の大形化による損失の低減が必要であり、異物
排出管及びその止め弁は4系統を要した。また、ストレ
ーナ部の仕切の数を多くすれば、扇形仕切板、その駆動
装置、及び異物排出管径を小さくすることができ、通水
抵抗損失と異物排出水量とを少なくし得るなどの利点は
多いが、一方では異物排出管の数が増加して、通水を覆
う為、バスケツト下流の通水抵抗損失が増大し、外部の
周囲スペースも増大するなど、設置条件の不利を招く。
更に、逆洗効果と大する為に異物排出管径を大きくする
と、バスケツト下流端の異物取出部のバスケツト底の直
径が増大し、通水通路面積を縮少し、バスケツトの下流
に配管されている内部異物排出管の主通水への抵抗損失
も増大するなどの問題があつた。
本発明の目的は、装置自体の小形化と周囲スペースの
狭小化によつて設置条件を改善すること、装置自体の小
形化,構造の単純化,付属品の小数化等によつて製作費
を低減すること、及び逆洗運転時の主通水の抵抗損失と
異物排出水量の低減によつてシステムへの影響を改善す
ることを実現し得るストレーナを提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、ストレーナバスケツトを、その軸を水流
を同一方向として回転可能とし、該バスケツト内を該軸
を中心に放射状に仕切つて複数個の扇形断面の仕切室を
構成し、該バスケツト仕切室の1室分に対応した扇形断
面の仕切通路を該バスケツトの上流側に隣接して1個だ
け設け、その上流端に通路内への水を遮断する弁などの
遮水手段を設け、該仕切通路内から外部に通じる異物排
出管を設け、該管に止め弁を設けることにより、達成さ
れる。
〔作用〕
前記の水を遮断する手段としての弁を設けた場合、上
記の構成よりなるストレーナにおいて、通常通水時は上
流端の仕切通路内の弁を開とし、異物排出管の止め弁を
閉としておくことにより、流水は胴の全断面に亘つてス
トレーナを通過し、流水中の異物はストレーナバスケツ
トに捕集され、除塵作用を行なうことが出来る。
逆洗する際は、ストレーナバスケツトを駆動装置で回
転することによつて、バスケツト内の仕切室と上流側の
仕切通路とを一致させ、仕切通路の弁を閉とし、異物排
出管の止め弁を開とすることにより、仕切通路に通ずる
バスケツトの仕切室は上流側からの流水が遮断され、該
仕切室のみバスケツト面に逆洗流が生じ、異物は異物排
出管から排出される。
従つて、逆洗は1個の仕切通路のみで行われ、逆洗す
べきバスケツトの1仕切室を回転操作により仕切通路の
位置に一致させることによつて達成される為、逆洗室を
構成する仕切通路とその弁,異物排出管およびその付属
止め弁は1組のストレーナ装置に対して1組(1個ず
つ)あればよい。
また、前記の水を遮断する手段として、仕切通路の上
流端を板状部材で覆つたときは、上記の使用方法のう
ち、弁の操作が不要となり、操作及び構成が簡単とな
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の回転式ストレーナの1実施例を示す
垂直断面図、第2図はそのII−II断面図である。
胴1は通水配管に直接接続され、配管と同等またはそ
れ以上の直径を有している。その中に円錐台形のバスケ
ツト2が回転可能なように設置される。バスケツトは流
水方向から見て放射状に仕切板3によつて内部を仕切ら
れ、その中心に軸4を有し、ギアボツクス5を介してバ
スケツト駆動装置6によつて回転可能である。更に軸4
は回転の安定の為、サポート7で支持する。バスケツト
の仕切板3は第2図の例では6個であり、従つて扇形断
面の仕切室8を6室有することになり、図示の角θ
60度となる。
バスケツト2の上流側に隣接して、上記仕切室8と同
一断面を有する仕切通路9aを1個設ける。9bは通路壁で
ある。その上流端に、仕切通路内への水を遮断する弁10
を設け、弁駆動装置11て開閉可能とする。
該弁10とバスケツト2との間に仕切通路9aから外部に
通ずる異物排出管12を設け、該排出管12には止め弁13を
設ける。
通常通水時は弁10と開とし、異物排出管12の止め弁13
を閉としておくことにより、流水は胴1の全断面に亘つ
て、バスケツト2の全面積に亘つて通過し、流水中の異
物はバスケツト2に捕集され、流水の除塵作用を行な
う。従つて、バスケツト2の内面(上流側の面)には全
面に亘つて異物が付着する。バスケツト2は網,穴あき
板,格子板,格子等の形状に構成する。バスケツト2の
停止位置は、通常通水時は時に問題にならない。
第3図にて上記の逆洗状態を説明する。
逆洗する際は、バスケツト2をバスケツト駆動装置6
で回転することによつて、バスケツトの仕切室8を仕切
通路9aと一致させ、弁10を弁駆動装置11により閉とし、
異物排出管12の止め弁13を開とすることにより、仕切通
路9aに通じている。仕切室8のみが上流側からの流水を
遮断される為、この仕切室のバスケツトには外面から内
面に逆洗流が生じ、異物はバスケツト面から浮上し、異
物排出管12から排出される。
異物排出作用を有効にするためには、異物排出管の接
続先は仕切室8の逆洗運転中の圧力よりも低い圧力の場
所であることが必要で、大気中に放出するか、または本
装置の下流側の熱交換器を過ぎた場所に、熱交換器の差
圧を利用してバイパスする形に回路形成される。
本実施例による効果は次の如くである。
仕切通路9a,弁10,弁駆動装置11,異物排出管12および
止め弁13は、従来例ならば6組必要であつたが、本実施
例ではバスケツトの仕切室8の数に関係なく常に1組で
足り、弁駆動装置11,異物排出管12の少数化による製作
費低減と周囲スペース狭小化の効果が著しい。さらに仕
切室8の数を増せば、弁10を小型化し、弁駆動装置11を
小型化し、異物排出管12及びその止め弁13をも小径化す
ることが可能で、それにより胴1の長さを短小化し得る
し、製作費の低減と設置スペースの狭小化にもつなが
る。更に、逆洗時に、排出される水量を少なくし、逆洗
時の弁10の閉鎖によるシステムへの抵抗損失をも低減さ
せ得る。一方、仕切板8の数の増加によつて増大する要
素は仕切板3の枚数のみで、バスケツト駆動装置6の容
量増加への影響は非常に少ない。なぜなら、バスケツト
2自身は適当な間隔で内面補強が必要で、仕切板3がこ
の補強効果を有する為、仕切板3の数が増すとバスケツ
ト2の穴あき板の板厚を薄くできるなどの効果を生ずる
からで、全体としてバスケツト2の重量増加に大きくは
影響しない。
第4図〜第8図は、それぞれストレーナバスケツトの
形状を異にする5種類の実施例を示す概要的な模式図で
ある。これらの図においては、記述及び図示の簡明を図
るため、類似部材には同一の図面参照番号を付してあ
る。
第4図はストレーナバスケツトとして平面穴あき板を
1面のみ使用した例である。この場合は、ストレーナ面
積を確保するため、胴1は配管径よりも大きくする必要
があるが、胴1の長さは短かくすることが可能である。
第5図は円錐形バスケツト、第6図は円筒径バスケツ
トを使用した実施例を示す。
第7図は円錐形バスケツトを使用した実施例でバスケ
ツト2,弁10,異物排出管12,ギアボツクス5を、スペース
を有効に利用して配置し得る為、胴1の長さがバスケツ
ト2に対して著しく短かくできる。従つて製作費と設置
スペースとの低減に有利である。
第8図は、ストレーナ面積を広く確保するため、円錐
台形状のバスケツトを同心円状に組合わせ、ストレーナ
面積を広さに比し、胴1の長さを短縮した例である。こ
の場合も、バスケツト2の上流側端面形状をテーパ形状
にすることにより内部スペースの有効利用,胴と短縮化
が可能である。
上述の各実施例に共通する特徴的な構成として、バス
ケツトは水流方向(図において水平)に平行な軸(例え
ば第1図における4)を中心とする回転体形状をなして
いる。
第9図は、第1図に示したギアボツクス5の内部構造
を示す断面図である。軸4は傘歯車16により動力の伝達
を受けるが、水流中、特に海水中に曝露することが生物
付着等による機能損傷の可能性が大きい為、ギアボツク
ス5にて密閉し、軸4の貫通部は水封し、万一外部から
漏洩した場合もギア部には漏洩水が接触しないよう、水
切り板15,15′を設け、更にギアボツクス5の底部には
漏洩水が溜まらぬようドレン抜き14を設け、胴1の外部
へ排出し得るように考慮してある。
第10図及び第11図は、前記と異なる実施例で、第1図
〜第3図に示した実施例との相違点は、仕切板3の数を
増して仕切室8の数を8個とし(図示の角θは360度/
8=45度なつている)、弁10を設置せず、仕切通路9aを
上流端で閉塞して逆洗室17としたもので、この場合、常
時1/8は通水されない為、これに相当するだけ胴1を配
管径より大きくして通水通路面積を確保し、抵抗損失を
少なくして、システムへの影響を緩和している。本例場
合、仕切数を多くするほどシステムへの影響は緩和さ
れ、また逆洗室17が定位置にある為、配管中心を胴1に
対して逆洗室17の反対側(図において上方)に偏心させ
ることにより、水流を幾分スムーズになし得るので抵抗
損失の緩和となる。本実施例によれば、弁10及び弁工藤
装置11を無くすることにより製作費低減、据付スペース
狭小化,運転操作簡易化等の効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、駆動弁及び異物排出管の数を低減で
き、いずれも1組でよい為、製作費の著しい低減効果と
周囲スペースの低減による設置条件の改善効果が得られ
る。なお本発明を実施する際、バスケツトの仕切数を増
加すれば、駆動弁,異物排出管の小形化による装置の小
形化,製作費低減効果、更に逆洗時の系統損失との異物
排出水量の低減によるシステム運転状態の改善効果があ
る。
本発明を実施する場合、例えば、6分割仕切を採用し
た場合、弁10、その駆動装置11及び異物排出管12と止め
弁13の数は従来例では6組必要であるが、本発明では1
組しか必要でなく、それによつて逆洗効果が低下するこ
ともない。
分割数を多くすると、仕切通路9aの断面積が反比例し
て小さくなる為、弁10とその駆動装置11,異物排出管12
及び止め弁13が小さくなり、ストレーナ装置自体も小型
化でき、更に逆洗時の閉鎖面積が小さくなる為、通水の
抵抗損失が小さくなり、バスケツトの仕切室8の1個分
表面積が小さくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転式ストレーナの1実施例にお
ける垂直縦断面図、第2図はそのII−II断面図、第3図
は上記実施例の作用説明図である。 第4図乃至第8図はそれぞれ上記と異なる実施例を示す
概要的な模式図であつて、相互に類似する部材には同一
の図面参照番号を付してある。 第9図はギヤボツクスの断面図である。 第10図は更に異なる実施例の垂直縦断面図である。第11
図はその垂直横断面を示し、前記実施例における第2図
に対応する図である。 1……バスケツト、3……仕切板、4……軸、6……バ
スケツト駆動装置、8……仕切室、9a……仕切通路、10
……弁、11……弁駆動装置、12……異物排出管、13……
止め弁、17……逆洗室。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】河海水用配管の途中に設置される除塵用ス
    トレーナにおいて、 (a)回転体状の中空ストレーナバスケツトを構成し、 (b)上記バスケツトの中心軸を水流方向に揃えるとと
    もに、該中心軸の回りに回転可能に支承し、 (c)上記バスケツトの内部空間を、中心軸を通る面に
    沿つて設けた複数個の仕切板によつて区画して、扇形断
    面を有する複数個の仕切室を形成し、 (d)上記複数個の仕切室の内の1個の仕切室の上流側
    に、前記扇形断面に対応する扇形断面を有する1個の仕
    切通路を設置し、 (e)上記1個の仕切通路の上流端に、該仕切通路内に
    河海水が流入することを阻止する手段を設け、 (f)上記仕切通路の途中に異物排出管を連通固着し、 (g)上記異物排出管に止め弁を設けたことを特徴とす
    る回転式ストレーナ。
  2. 【請求項2】前記の河海水の流入を阻止する手段は、こ
    れを開閉可能な弁としたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の回転式ストレーナ。
  3. 【請求項3】前記の河海水の流入を阻止する手段は、仕
    切通路の上流端を覆つて固着した板状部材であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の回転式ストレ
    ーナ。
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