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JP2551334B2 - 動き補償フレーム間符号化方式 - Google Patents
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JP2551334B2 - 動き補償フレーム間符号化方式 - Google Patents

動き補償フレーム間符号化方式

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JP2551334B2
JP2551334B2 JP16766893A JP16766893A JP2551334B2 JP 2551334 B2 JP2551334 B2 JP 2551334B2 JP 16766893 A JP16766893 A JP 16766893A JP 16766893 A JP16766893 A JP 16766893A JP 2551334 B2 JP2551334 B2 JP 2551334B2
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inverse
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像、音声を効能率
に符号化し伝送する動画像符号化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号の情報圧縮を行い、低ビットレ
ートでの映像伝送を可能とする画像CODEC(符号及
び複号器)は、符号化効率のアップを目的に、動き補償
フレーム間符号化アルゴリズムを採用している。動き補
償フレーム間符号化は、現フレーム入力画像信号と前フ
レームの復号画像信号から得られる動物体の動きベクト
ルを元に、動き補償予測画像信号を求め、入力画像信号
との差分を計算し、時間的冗長度を除くものである。
【0003】テレビ会議、テレビ電話を目的とした動画
像符号化装置では、画像情報の高能率符号化アルゴリズ
ムの1つとして、図2に示す動き補償フレーム間符号化
方式が採用されている。
【0004】図2に示すアルゴリズムは、入力画像信号
100と前フレームの局部復号画像103とを入力とす
る動き検出器(MD)25によって検出した動きベクト
ル量105を基に可変メモリ(VM)24を制御するこ
とにより得られる動き補償された前フレームの画像信号
104を差分器21でフレーム間差分を取ることにより
時間方向の冗長を除いている。
【0005】ここで、動きベクトル検出方法は、一般的
に入力画像100と前フレームの局部復号画像103を
小ブロックに分割して、それぞれのブロック毎に行なわ
れる。例えば入力画像信号100を16×16の小ブロ
ックA(i,j)に分割し、前フレームの局部復号画像
103を16×16小ブロックB(i,j)に分割した
例では、最適動きベクトルV(x,y)は、数式1で得
られる。
【0006】
【数1】
【0007】次に、差分器21からの動き補償フレーム
間差分信号を例えば、8×8の小ブロックに分割した信
号を直交変換器26で直交変換を施し、直交変換器26
の出力信号105を量子化器27でスカラ量子化を施す
ことにより空間的冗長を除いている。
【0008】量子化器27の出力信号106は,逆量子
化器28に入力される。逆量子化器28は、その出力信
号107を直交逆変換器29に入力する。さらに、直交
逆変換器29の直交変換の空間領域信号108と動き補
償された画像信号104とを加算器22で加算すること
により局部復号信号102を得る。局所復号信号102
は、フレームメモリ23に格納され次のフレームの符号
化に使用される。
【0009】しかし低ビットレート符号化の場合、伝送
できる情報が極端に低いため、量子化を粗くして発生す
る情報を抑える必要がある。粗い量子化を施して得られ
る復号画像信号には雑音が多く発生する。入力ブロック
A(i,j)が静止したブロックにもかかわらず、前フ
レームの復号画像信号に含まれている量子化雑音の影響
により数式1で得られた動きベクトルが最適とならない
場合があり、逆に情報量を増やす結果となり、動きベク
トル0とする方が発生情報量が減少する場合がある。
【0010】従来、上述した問題を防ぐため、数式2で
得られる動きベクトル0の評価値V(0,0) と最適と判断
された動きベクトルV(x,y)とを比較し、数式3の
判定式で得られた結果を最終最適動きベクトルV′
(x,y)とする方法がある。
【0011】
【数2】
【0012】
【数3】
【0013】(参照公報;特開平2−171092号公
報、特開平2−296478号公報、及び特開昭63−
121374号公報)
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た動き補償ON/OFF判定方法では判定しきい値が固
定であり、量子化により発生する雑音によっては最適と
ならない場合がある。
【0014】即ち、動き補償を施すことにより大きな情
報量圧縮が得られるが量子化による雑音が発生する場
合、微小な動きに対する動き検出を誤る確率が高くなり
逆に情報量を増やす結果となる場合がある。微小な動き
に対しては、動き補償をOFFと判定するしきい値Tを
設け量子化雑音による情報量増加を防ぐ方式が取られて
きた。
【0015】しかしながら判定しきい値Tは全ての量子
化に最適に設定する方法がなく妥当と思われる固定の値
に設定されている場合が多く、微小な動きに対する動き
補償効果がなくなり、逆に大きな雑音を含む入力画像の
場合、動き補償により発生情報量が増加するという問題
がある。
【0016】そえ故に本発明の課題は、前フレームの量
子化の粗さに応じて動き補償を行うか否かのしきい値を
適応的に変え、しきい値以上の場合、動き補償OFFと
する動き補償フレーム間符号化方式を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力動
画像信号と前フレームの画像信号とを小ブロックに分割
し、それぞれ小ブロック毎に検出した動きベクトルをも
とに動き補償を施す手段と、前記動き補償を施す手段か
ら出力される画像信号と前記入力動画像信号とを減算す
ることで得られる動き補償フレーム間差分信号を直交変
換処理する直交変換器と、フレーム毎に量子化特性を制
御する量子化制御器と、該量子化制御器からの特性指示
に応じて前記直交変換器からの信号を量子化する量子化
器と、該量子化器からの量子化番号と前記量子化制御器
からの量子化特性指示をもとに逆量子化を施し量子化代
表値を求める逆量子化器とを含み、該逆量子化器からの
量子化代表値を直交逆変換後の出力と前記動き補償を施
した前記画像信号とを加算し、復号画像を得る動き補償
フレーム間符号化方式において、前記量子化制御器に格
納されている前記前フレームの量子化特性に応じて、前
記動き補償を施すか否かのしきい値を制御することを特
徴とする動き補償フレーム間符号化方式が得られる。
【0018】
【0019】
【作用】本発明は、入力画像信号と前フレームの画像信
号を小ブロックに分割し、それぞれブロック毎に検出し
た動きベクトルを元に動き補償を施した画像信号と、入
力画像信号との差分を求め時間的冗長を除いた後、直交
変換と量子化により空間的冗長を除いて伝送するもので
ある。符号化された画像信号は、次フレームの符号化の
ため、逆量子化と逆直交変換後、動き補償画像信号と加
算されてフレームメモリに格納される。動き検出器は、
前フレームの量子化の粗さに応じて動き補償を行うか否
かのしきい値を適応的に変える。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の動き補償フレーム間符号化
方式の一実施例を示している。
【0021】図1を参照して、動き補償フレーム間符号
化方式は、入力動画像信号と前フレームの画像信号とを
小ブロックに分割し、それぞれ小ブロック毎に検出した
動きベクトルをもとに動き補償を施す手段と、動き補償
を施す手段から出力される画像信号と入力動画像信号と
を減算することで得られる動き補償フレーム間差分信号
12を直交変換処理する直交変換器2と、フレーム毎に
量子化特性を制御する量子化制御器10からの特性指示
に応じて直交変換器2からの信号を量子化する量子化器
3と、量子化器3からの量子化番号15と量子化制御器
10からの量子化特性指示をもとに逆量子化を施し量子
化代表値を求める逆量子化器4とを有している。
【0022】逆量子化器4からの量子化代表値17を直
交逆変換後の出力と動き補償を施した画像信号22とを
加算し、復号画像を得るものである。量子化制御器10
に格納されている前記前フレームの量子化特性に応じ
て、動き補償を施すか否かのしきい値を制御する。
【0023】この動き補償フレーム間符号化方式では、
動画像入力画像11を16×16の小ブロックA(i,
j)に分割し、フレームメモリ7に格納されている前フ
レームの局部復号画像20を16×16小ブロックB
(i,j)に分割し、動き検出器9に入力する。動き検
出器9は、入力小ブロックA(i,j)と幾つかの試行
ベクトルV(x,y)により小ブロックB(i,j)の
ウインドーを動かした場合の小ブロックB(i+x,j
+y)とをもとに、数式4に示すブロックマッチングに
より最小評価値となる試行ベクトル(x,y)の評価値
V(x,y)と試行0ベクトル(0,0)の評価値V
(0,0)を数式5より求める。
【0024】
【数4】
【0025】
【数5】
【0026】数式4及び数式5で求めた、V(x,y)
とV(0,0)をもとに数式6に示す動き補償ON/O
FF判定処理を行い最適動きベクトル(x,y)rを求
める。
【0027】
【数6】
【0028】ここでTiは、前フレームの量子化特性
(Step)を格納している量子化制御回路から量子化
特性16に応じて動き補償ON/OFF判定のためのし
きい値である。量子化特性としきい値Tiの対応一例を
表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】次に、求められた最適動きベクトル21は
可変メモリ8に入力され、フレームメモリ7に格納され
ている前フレームの局部復号画像20を動きベクトル量
に応じて移動させることにより動き補償された画像信号
22を得る。動き補償された画像信号22と入力画像信
号11を差分器1で差分を取ることにより時間的冗長が
除かれた動き補償フレーム間差分信号12が得られる。
【0031】さらに動き補償フレーム間差分信号12を
8×8の小ブロックf(x,y)に分割し、直交変換器
2でDCT変換を施した出力信号F(u,v)13が数
式7で得られる。DCT変換は、数式5で求められる。
【0032】
【数7】
【0033】直交変換器2の出力信号F(u,v)13
は、2次元周波数分解したものと同等の性質を持ち、
x,yの番号が大きいほど高域の周波数成分を表す。D
CT変換は、入力画像に対するパワーが低域に集中する
特性があり、人間の目が高域成分に対して鋭い視覚特性
を持つことを利用し、直交変換器2の出力信号13を量
子化器3に入力して高域成分を落とす操作を行い視覚的
に劣化させずに空間的冗長を除く。量子化器3の一例と
して数式6に示す線形量子化があり、その出力14は直
交変換器2の出力信号F(u,v)13の量子化番号
(Index)15となる。線形量子化の特性信号(S
tep)14は、量子化制御器10より与えられる。
【0034】 Index=FIX[F(u,v)/Step] FIX:小数点以下を切り捨て、整数化を行う処理 逆量子化器4は、量子化器3からの量子化番号(Ind
ex)15と量子化制御器10からの線形量子化の特性
信号(Step)14をもとに対応する量子化代表値
F′(u,v)17を出力する。量子化代表値F′
(u,v)17は、直交逆変換器5に入力され直交変換
の逆変換に当たる数式7の処理を施し周波数分解された
信号F′(u,v)を数式8の空間領域信号f′(x,
y)18に逆変換する。
【0035】
【数8】
【0036】空間領域に逆変換された信号f′(x,
y)18と動き補償された画像信号22を加算器6で加
算することにより局所復号信号19を得る。現フレーム
の局所復号信号19は、フレームメモリ7に格納され次
のフレームの符号化に使用される。
【0037】以上のように前フレームの量子化特性を保
持し、その特性に応じて動き補償ON/OFFを判定す
るしきい値の制御が可能となり、本発明は実施できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前フレームの量子化特性を保持し、その特性に応じて動
き補償ON/OFFを判定するしきい値を発生する回路
を追加することにより、従来固定動き補償ON/OFF
判定しきい値であるがために前フレームの量子化特性に
よっては発生情報量を増加させてしまう欠点を解決し、
最適な動き補償効果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動き補償フレーム間符号化方式の一実
施例を示すブロック図である。
【図2】従来の動き補償フレーム間符号化方式を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1,21 差分器 2,26 直交変換器 3,27 量子化器 4,28 逆量子化器 5,29 直交逆変換器 6,22 加算器 7,23 フレームメモリ 8,24 可変メモリ 9,25 動き検出器 10 量子化制御器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力動画像信号と前フレームの画像信号
    とを小ブロックに分割し、それぞれ小ブロック毎に検出
    した動きベクトルをもとに動き補償を施す手段と、前記
    動き補償を施す手段から出力される画像信号と前記入力
    動画像信号とを減算することで得られる動き補償フレー
    ム間差分信号を直交変換処理する直交変換器と、フレー
    ム毎に量子化特性を制御する量子化制御器と、該量子化
    制御器からの特性指示に応じて前記直交変換器からの信
    号を量子化する量子化器と、該量子化器からの量子化番
    号と前記量子化制御器からの量子化特性指示をもとに逆
    量子化を施し量子化代表値を求める逆量子化器とを含
    み、該逆量子化器からの量子化代表値を直交逆変換後の
    出力と前記動き補償を施した前記画像信号とを加算し、
    復号画像を得る動き補償フレーム間符号化方式におい
    て、前記量子化制御器に格納されている前記前フレーム
    の量子化特性に応じて、前記動き補償を施すか否かのし
    きい値を制御することを特徴とする動き補償フレーム間
    符号化方式。
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JPH0380686A (ja) * 1989-08-23 1991-04-05 Nec Corp 動画像信号の符号化制御方法およびその装置
JP3046379B2 (ja) * 1990-03-26 2000-05-29 株式会社東芝 画像符号化装置
JPH04268890A (ja) * 1991-02-22 1992-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動き補償予測フレーム間符号化装置

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