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JP2552226B2 - 工具位置づけ装置 - Google Patents
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JP2552226B2 - 工具位置づけ装置 - Google Patents

工具位置づけ装置

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JP2552226B2
JP2552226B2 JP4250474A JP25047492A JP2552226B2 JP 2552226 B2 JP2552226 B2 JP 2552226B2 JP 4250474 A JP4250474 A JP 4250474A JP 25047492 A JP25047492 A JP 25047492A JP 2552226 B2 JP2552226 B2 JP 2552226B2
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    • F22B37/002Component parts or details of steam boilers specially adapted for nuclear steam generators, e.g. maintenance, repairing or inspecting equipment not otherwise provided for
    • F22B37/003Maintenance, repairing or inspecting equipment positioned in or via the headers
    • F22B37/005Positioning apparatus specially adapted therefor
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
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    • G21C19/20Arrangements for introducing objects into the pressure vessel; Arrangements for handling objects within the pressure vessel; Arrangements for removing objects from the pressure vessel
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、工具位置づけ
装置に関し、特に、蒸気発生器内で使用するための工具
マニピュレータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電プラントの蒸気発生器は、水
対水の熱交換器である。熱は、加圧された一次冷却水か
ら二次冷却水へ伝達される。二次冷却水は、蒸気に変換
されてタービン発電機を駆動する。一次冷却水は、反応
容器から蒸気発生器の入口プレナム即ちホットレッグプ
レナムを通って蒸気発生器に流入する。流体(一次冷却
水)が複数本(3000〜15000本)の熱交換管を
通って流れる間に、管の表面を通して二次冷却水へ伝達
される。次いで、一次冷却水は蒸気発生器の出口プレナ
ムを通って流出する。熱交換管の両端は、管板と称され
る分厚い板を貫通しており、該管板によって保持されて
いる。熱交換管と管板は、一次冷却水と二次冷却水との
間の境界を画定する。二次冷却水は、熱交換器の管束を
収容した円筒形のチャンバーを通って流れる。
【0003】原子力産業を規制する法律及び基準によれ
ば、蒸気発生器の内部の熱交換管(以下、単に「管」と
も称する)は定期的に点検しなければならないとされて
いる。更に、定期点検の結果によっては、個々の管を修
理するか、あるいは、作動不能管として閉塞しなければ
ならない。それらの管へのアクセスは、上記入口プレナ
ム及び出口プレナムに設けられた「マンウエイ開口」
(単に「マンウエイ」とも称する)と称されるフランジ
付開口を通して行われる。それらのプレナムの表面は放
射性物質で汚染されている。プレナム内の放射線量率及
び空中汚染物レベルからして、プレナムに入る作業員に
作業上の規制が課せられる。そのような規制としては、
防護衣服の着用、呼吸器官の防護器(マスク等)の着
用、作業時間の制限等がある。これらの規制と、職業上
の放射線被曝量を減少させようとする産業界の趨勢とが
相俟って、蒸気発生器のサービス会社は、蒸気発生器の
修理及び点検サービスを行うのに遠隔操作のマニピュレ
ータを使用することを余儀なくされている。
【0004】蒸気発生器のための近代的な遠隔操作マニ
ピュレータの第1の特徴は、作業員の放射線被爆量をで
きるだけ少なくすることである。それは、マニピュレー
タをその遠隔設置及び取り外しが可能なように設計し、
作業員が蒸気発生器の入口プレナム及び出口プレナムの
マンウエイ(作業員が出入りするための開口)の平面を
横切って進入する必要なしにマニピュレータの工具の交
換を行うことができるように設計することによって達成
される。第2の特徴は、各熱交換管の部位に交互を正確
に位置づけし整列させること、いろいろな修理作業を支
持するのに十分な強度及び剛性を有すること、工具の位
置づけ速度が迅速であること、装置としての信頼性が高
いこと、及び、蒸気発生器に対する損傷の危険性を最少
限にするようにフェイルセーフ設計とされていることで
ある。
【0005】この種のマニピュレータとして幾つかの設
計のものが知られている。その1つである油圧作動式シ
ステムは、強度対重量比の点で利点を有するが、油圧粒
体が蒸気発生器内へ漏れ出るおそれがあるために、ほと
んど実用されていない。現在使用されている電気又は空
気圧作動式システムは、フィンガウオーク型と、マスト
取付け型と、マンウエイ取付け型に分類することができ
る。フィンガウオーク型マニピュレータは、管板から懸
吊させ、管板に沿って歩行(ウオーク)させるように設
計されている。しかしながら、この設計は、移動(歩
行)速度が遅いという欠点があり、更に、多数の閉塞さ
れた熱交換管が存在すると、それらの管によって1つ又
はそれ以上のフィンガが管板に係合するのを阻止される
ことがあるので、多数の閉塞された熱交換管が存在する
場合の使用には適さない。又、マニピュレータが管板か
ら落下する危険性もある。マスト取付け型マニピュレー
タは、管板と蒸気発生器のボウル状底壁との間に架け渡
したマストから作業するように設計されている。このタ
イプでは、マストが、それに近接する幾つかの熱交換管
へのアクセスを阻止するので、それらの管にアクセスす
るにはマストを移動させなければならない。マニピュレ
ータの蒸気発生器内への設置及び交互の交換も困難であ
り、そのためには作業員が若干蒸気発生器内へ進入しな
ければならない。従って、作業員の放射線被曝量を増大
させることになる。従来のマンウエイ取付け型マニピュ
レータに随伴する欠点は、装置の剛性が劣っているこ
と、昇降行程が制限されること、マンウエイを塞いでし
まうこと、持ち上げ能力が小さいこと、及び、マニピュ
レータの工具ヘッドの交換を行うために作業員が蒸気発
生器内へ進入しなければならないことである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から分かる
ように、蒸気発生器内で使用するための工具マニピュレ
ータ即ち工具位置づけ装置を必要とする必要性が存在す
ることは明らかであり、本発明は、従来の工具位置づけ
装置の上述した諸欠点を克服することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、作業員が蒸気発生器の入口プレナム及び
出口プレナムのマンウエイの平面を横切って進入する必
要なしに、蒸気発生器内へのマニピュレータ組立体の設
置及び取外しが可能であり、工具の交換及び蒸気発生器
の修理サービスを行うことができるマンウエイ取付け型
マニピュレータ組立体即ち工具位置づけ装置を提供す
る。基本的には、本発明の工具位置づけ装置は、蒸気発
生器のマンウエイ開口に取付けられ、該蒸気発生器内へ
突入する支持ベースと、該支持ベース上に取付けられて
おり、4点運動自由度を有する移動自在のマニピュレー
タアーム(以下、単に「アーム」とも称する)と、該ア
ームに取付けられており、遠隔制御される工具を受容す
るようになされた工具連結器とから成る。
【0008】
【作用】本発明によれば、その工具位置づけ装置の支持
ベースは、該支持ベースに取付けた装填用工具組立体即
ち設置用工具組立体を用いてマンウエイを通して蒸気発
生器内へ挿入し、蒸気発生器のマンウエイ開口に取付け
ることができるように構成されている。好ましい実施例
では、支持ベースに足部組立体を取付けておき、足部組
立体を蒸気発生器の内面に座着させて支持ベースを安定
化させる。次いで、装填用工具組立体を外し、軌道組立
体を支持ベースに取付ける。上記マニピュレータアーム
のウエスト/ショルダ(胴体/肩)組立体を軌道組立体
上に位置づけする。ウエスト/ショルダ組立体に搭載し
たモータ駆動歯車によってウエスト/ショルダ組立体を
軌道組立体に沿って駆動して蒸気発生器内へ挿入し、ウ
エスト/ショルダ組立体の端部をマンウエイ開口のとこ
ろに位置させる。上記アームのエルボ/リスト(肘/手
首)組立体がウエスト/ショルダ組立体に連結されてお
り、エルボ/リスト組立体とウエスト/ショルダ組立体
を軌道組立体から支持ベース上へ駆動した後、軌道組立
体を取外す。次いで、必要な工具をアームの工具連結器
に取付けるためにアームの工具連結器端(工具連結器を
備えた端部)をマンウエイを通して蒸気発生器から外部
に突出させる。このマニピュレータアーム(エルボ/リ
スト組立体とウエスト/ショルダ組立体)は、エルボア
ップ態様(エルボを持ち上げた状態)で使用される4点
運動自由度を有する(4つの中心点を中心として枢動又
は回動することができる)擬人化設計のアームである。
この工具位置づけ装置に設けられた電気モータ及び空気
圧モータは、エルボ/リスト組立体は、動力線を工具類
に接続する必要性を排除するために工具類のための電気
導線及び空気圧導管に直接接続するための連結器を備え
ている。
【0009】
【実施例】図1を参照すると、本発明の工具位置づけ装
置即ちマニピュレータ組立体10が示されている。工具
位置づけ装置10は、基本的に、支持ベース12と、マ
ニピュレータアーム(以下、単に「アーム」とも称す
る)14と、装填用工具組立体(支持ベース12を蒸気
発生器26内に挿入し、設置するための工具組立体)
(図2)と、軌道組立体18(図4〜6)とから成る。
【0010】支持ベース12は、図7に明示されている
ように、テーブル20と、その一端に取付けられ、テー
ブルから下向きに角度をなして延長したビーム22から
成っている。ビーム22は、その中間部分で屈曲してお
り、ビームの下方部分はビームの上方部分より急な角度
で下方に延長している。ビーム22の下方部分の下端に
は、支持ベース12を蒸気発生器26のマンウエイ開口
(単に「マンウエイ」とも称する)24に取付けるため
の取付け手段が設けられている。この取付け手段は、ビ
ーム22の下方部分の下端に付設されて該下方部分に対
して直角に延長したプレート28と、プレート28の孔
を通して挿通することができるボルト30から成る。支
持ベース12を蒸気発生器26に設置するときは、図1
にみれられるように、ビーム22の下方部分をマンウエ
イ24の内壁にあてがい、プレート28をマンウエイ2
4の外縁に圧接させる。次いで、蒸気発生器の作動中マ
ンウエイの蓋を閉鎖位置に固定するために用いられる蒸
気発生器及びマンウエイの壁に形成されたねじ孔にボル
ト30を螺入してプレート28を固定する。
【0011】支持ベース12が蒸気発生器26内に設置
されている間該支持ベースに追加の支持を付与するため
の手段として、伸縮自在の足部組立体32を設けること
ができる。図1は、足部組立体32が伸張された支持位
置にあるところを示し、図7は、足部組立体32が引込
められた位置にあるところを示す。支持ベース12を蒸
気発生器26内へ挿入するとき、及び支持ベース12を
蒸気発生器26から取出すとき、足部組立体32を引込
められた位置に保持するために引張ばね34が用いられ
る。支持ベース12を蒸気発生器26内へ挿入した後、
足部組立体32をモータ(図示せず)によって張出し支
持位置へ伸張させてその下端を蒸気発生器26の内壁に
座着させる。好ましい実施例では、ばね34は、足部組
立体32がちょうどその完全伸張位置に伸張されたとき
弛緩するように設計される。この構成によれば、足部組
立体32を伸縮させるのにモータを1基用いるだけでよ
い。脚部材36も足部組立体32に対して入れ子式に伸
縮し得るように設計することができる。
【0012】図7に明示されているように、足部組立体
32は、支持ベース12にそのテーブル20とビーム2
2の連結点のところで枢動自在に取付けられている。テ
ーブル20は、その両側に1つづつ1対の側部レール3
8を備えている。各側部レール38は、テーブル20の
中央に向って内方へ延長した水平部分を有する。側部レ
ール38の目的は、マニピュレータアーム14をテーブ
ル20上の所定位置に保持することである。この機能に
ついては後述する。
【0013】支持ベース12は、該支持ベースに装填用
工具組立体16を取付けるための第1取付け手段40
と、該支持ベースに軌道組立体18を取付けるための第
2取付け手段42を備えている。第1取付け手段40
は、テーブル20の両側に1つづつ設けられた、軸方向
の孔44を有する1対の円筒体から成る。第2取付け手
段42は、プレート28に取付けられた、貫通孔46を
有する1対のフランジから成る。
【0014】本発明によれば、作業員がマンウエイ24
を通って蒸気発生器26内に入る必要なしに、支持ベー
ス12を蒸気発生器26内に位置づけすることができる
ように装填用工具組立体16を支持ベース12に取付け
る。図2の一部切除した平面図にみられるように、装填
用工具組立体16は、横支持部材50A,B,C,Dを
有する総体的に長方形(平面図でみて)のフレームから
成る。横支持部材50Dの両端には、ピン52が突設さ
れている。これらのピン52は、支持ベース12マンウ
エイ側前面板41の軸方向の孔44に受容されるように
寸法づけされている。横支持部材50Cは、突出した1
対のフランジ54を有しており、それらのフランジに同
軸の孔56が穿設されている。孔56は、図3に示され
るような錠止ピン58を受容するように寸法づけされて
いる。ピン58には、それを孔56から引抜くのを容易
にするための、ピンが外れたり、紛失したりするのを防
止するための引きひも60を取付けておくことができ
る。
【0015】支持ベース12のフランジ42の孔46
も、錠止ピン58を受容するように寸法づけされてい
る。装填用工具組立体16は、そのピン52をマンウエ
イ側前面板41の孔44に挿入したとき、フランジ54
の孔56が支持ベース12のフランジ42の孔46と同
軸的に整列するように設計されている。かくして、ピン
58を孔46及び56に挿通すれば、装填用工具組立体
16が支持ベース12に錠止される。それによって、作
業員は、マンウエイ24の平面を横切って進入する必要
なしに、装填用工具組立体16のハンドル62を用いて
支持ベース12をマンウエイ24を通して蒸気発生器2
6内へ挿入することができ、プレート28をマンウエイ
24の外縁に当接させることができる。支持ベース12
を蒸気発生器26に取付けた後、引きひも60を用いて
ピン58を孔46,56から抜取る。次いで、装填用工
具組立体16を支持ベース12から取外し、代って軌道
組立体18を装填用工具組立体16の場合と同様にして
支持ベース12に取付ける。
【0016】図4〜6を参照して説明すると、軌道組立
体18は、1対のピン64と、各々貫通孔68を有する
1対のフランジ66を備えている。装填用工具組立体の
場合と同様に、軌道組立体18も、該軌道組立体18を
支持ベース12に取付けるために、そのピン64及びフ
ランジ66が上述した支持ベース12の第1取付け手段
40の孔44及び第2取付手段のフランジ42にそれぞ
れ合致するように寸法づけされ、付形されている。軌道
組立体18を支持ベース12に結合する際は、ピン58
を孔46及び68を通して挿通する。
【0017】軌道組立体18は、支持ベース12の上面
湾曲にほぼ合致するように付形されており、複数の横断
連結部材74によって互いに連結された1対の側部レー
ル70を備えている。各側部レール70にはその全長に
亙って延長するスロット72が形成されている。側部レ
ール70及びそのスロット72は、マニピュレータアー
ム14を装填する際に該アームを軌道組立体18上に保
持して案内するためのものであり、その態様については
後述する。
【0018】後述するはめば歯車88(図8)に係合す
るための歯を有するバーの形のラック76が、軌道組立
体18の長手に沿って延長するように横断連結部材74
に固定されている。フランジ66の上のところで各側部
レールに枢動錠止機構78が枢動自在に取付けられてい
る。枢動錠止機構78は、開放位置にあるときは、アー
ム14を軌道組立体18上に装填するためにアーム14
の後述するピン93(図8)をスロット92内に挿入す
るのを可能にし、ピン93をスロット92内に挿入した
後、枢動錠止機構78をその閉鎖位置即ち錠止位置へ枢
動させれば、アーム14が軌道組立体18に沿って移動
を開始する前にピン93がスロット72から脱落するの
を防止し、従ってアーム14が軌道組立体18から脱落
するのを防止する。
【0019】図8を参照して説明すると、マニピュレー
タアーム14は、ウエスト/ショルダ(胴体/肩)組立
体80と、エルボ/リスト(肘/手首)組立体82を備
えている。ウエスト/ショルダ組立体80のウエスト8
4には、チェーン90を駆動するトロリーモータ86が
搭載されている。チェーン90は、はめば歯車88に係
合してはめば歯車88を駆動する。はめば歯車88は、
軌道組立体18のラック76の歯の間隔に合致するよう
に寸法づけされた歯車歯を有する。ウエスト84は、ベ
ース92上に回転自在に取付けられており、ウエスト8
4自体を自軸線の周りにベース92上で回転させるため
のモータを内蔵している。ベース92は、その4つのコ
ーナーの各々に1つづつ4本の案内ピン93(図8には
2本だけが示されている)を有している。各案内ピン9
3は、軌道組立体18の側部レール70のスロット72
内に嵌合するように寸法づけされ、支持ベース12のテ
ーブル20の各側部レール38の水平部分の下に位置す
るように配置されている。それによって、ピン93は、
アーム14を軌道組立体18又は支持ベース12上に保
持するための手段として機能する。
【0020】アーム14は、エルボアップ態様(エルボ
を持ち上げた状態)で使用される4点運動自由度を有す
る(4つの中心点を中心として枢動又は回動することが
できる)擬人化設計のアームであり、回転自在のウエス
ト84に連結された第1アームリンク96と、ショルダ
継手100に枢動自在に連結された第2アームリンク9
8と、エルボ継手104において第2アームリンク98
に枢動自在に連結された第3アームリンク102と、リ
スト継手108によって第3アームリンク102に枢動
自在に連結された工具リンク106を有する。好ましい
実施例では、第2アームリンク98は、分割線99に沿
って分離自在に結合された2部片組立体として構成され
る。この構成は、アーム14の取扱い、及び蒸気発生器
26への出し入れを容易にする。工具リンク106は、
リスト継手108によって第3アームリンク102に枢
動自在に連結されているのみならず、リスト継手108
に対しても回転自在に取付けられている。工具リンク1
06の先端には、所要の工具を交換自在に連結するため
の工具連結器110が取付けられている。工具連結器1
10は、蒸気発生器の保守及び補修サービスに用いられ
るいろいろな工具の着脱を容易にするように設計されて
いる。代表的な工具112が図8に仮想線で示されてい
る。
【0021】使用に当っては、装填用工具組立体16の
ピン52を支持ベース12の第1取付け手段40の孔4
4に挿入し、支持ベースの第2取付け手段42の孔46
と装填用工具組立体16のフランジ54の孔56とを整
列させてそれらの孔46,56にピン58を挿通するこ
とによって装填用工具組立体16を支持ベース12に取
付ける。次いで、作業員は、装填用工具組立体16のハ
ンドル62を用いて支持ベース12をマンウエイ24を
通して蒸気発生器26内へ挿入する。その際、作業員
は、蒸気発生器26内に入る必要がない。プレート28
を図1にみられるようにマンウエイ開口24の周縁の外
面に当てがい、ボルト30をマンウエイ開口24の周縁
のねじ孔に螺入する(このねじ孔は、蒸気発生器の作動
中マンウエイの蓋を閉鎖位置に固定するためにマンウエ
イの周壁に形成されたねじ孔である)。
【0022】支持ベース12の曲げ又は撓みを防止する
ために、伸縮自在足部組立体32を下方へ枢動させて蒸
気発生器26の内面に当接させる。足部組立体32、チ
ェーン90を駆動するモータ86の作動、及びマニピュ
レータアーム14のあらゆる動作は、一端を電源及び制
御装置に接続され、他端を工具位置づけ装置10に接続
された遠隔制御ケーブル(図示せず)によって遠隔操作
により制御される。工具位置づけ装置10は、電気モー
タと空気圧作動モータを備えている。
【0023】次いで、ピン58を抜いて、装填用工具組
立体16を支持ベース12から外し、蒸気発生器26か
ら取出す。代って、軌道組立体18を装填用工具組立体
16に関連して上述したのと同様の態様で蒸気発生器2
6内へ挿入し、支持ベース12に取付ける。側部レール
70の錠止機構78を上に枢動して側部レール70のス
ロット72を開放する。ピン93がスロット72に挿入
されるようにアーム14のウエスト84を軌道組立体1
8上に装填する。次いで、錠止機構78を下に枢動して
ウエスト84が軌道組立体18から離脱しないように錠
止する。ウエスト84が軌道組立体18上の所定位置に
装填されると、はめば歯車88がラック76に整列し、
はめば歯車88の歯車歯がラック76の歯に噛合する。
【0024】ここで、トロリーモータ86を遠隔操作で
作動させて、チェーン90を駆動し、はめば歯車88を
回転させる。それによって、はめば歯車88がウエスト
84を軌道組立体18に沿って上昇させ、蒸気発生器2
6内へ挿入する。この操作中、第2アームリンク98の
本体部分をマンウエイ24内に維持するように第2アー
ムリンク98の位置を制御する。ウエスト84を軌道組
立体18上に停止させた状態で、2部片構造の第2アー
ムリンク98の一方の部片を第2アームリンク98の本
体部分に取付けてマンウエイ24を通して延長させる。
次いで、第2アームリンク98の他方の部片を第2アー
ムリンク98の一方の部片に分割線99に沿って合着さ
せ固定することによってアーム14の残部を取付ける。
【0025】次いで、はめば歯車88を用いてアーム1
4を軌道組立体18に沿って更に上昇させ、テーブル2
の上に載せる。テーブル20は、軌道組立体18が支持
ベース12に取付けられたとき軌道組立体18のラック
76と整列する同様のラックを備えている。それによっ
て、アーム14を軌道組立体18からテーブル20上へ
容易に駆動することができる。アーム14を支持ベース
12のテーブル20上へ駆動した後、軌道組立体18を
取外す。
【0026】次いで、アーム14を図1に仮想線で示さ
れるように位置づけし、作業員が蒸気発生器26内に入
る必要なしに工具を工具連結器110に取付けることが
できるようにアーム14を図1に仮想線で示される位置
に位置づけする。工具を工具連結器110に取付けた
後、アーム14を図1に実線で示される位置に位置づけ
すれば、蒸気発生器26の管及び管板に必要な作業を施
すことができる。
【0027】工具が蒸気発生器26の管にアクセスする
のに適正な角度に位置づけすることが肝要であるから、
テーブル20には、該テーブルをその長手軸線の周りに
回転させるための、駆動モータ116と歯車116から
成る手段が設けられている。テーブル20には又、ウエ
スト84を該テーブルに所定位置に堅く保持する錠止機
構(図示せず)を設けることができる。更に、テーブル
20には、足部組立体32及び駆動モータ114と歯車
116を用いることによってテーブル20の位置を調節
し決定するための傾斜計(図示せず)を設けることがで
きる。工具112の位置を調節し決定するための追加の
手段として工具リンク106にも傾斜計を設けることが
できる。
【0028】
【発明の効果】叙上のように、本発明によれば、工具の
交換は、作業員が蒸気発生器26内に入る必要なしに行
うことができる。蒸気発生器26内の作業が完了した
後、上述した設置工程を単に逆に実施することによって
工具位置づけ装置10を取出すことができる。
【0029】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、蒸気発生器内の設置位置に設置された
本発明の工具位置づけ装置を示す概略側面図である。
【図2】図2は、本発明の工具位置づけ装置の装填用工
具組立体の平面図である。
【図3】図3は、本発明の工具位置づけ装置の装填用工
具組立体及び軌道組立体に使用される錠止ピンの側面図
である。
【図4】図4は、図5の線4−4に沿ってみた本発明の
軌道組立体の側面図である。
【図5】図5は、本発明の軌道組立体の一部分の平面図
である。
【図6】図6は、図5の線6−6に沿ってみた軌道組立
体の端面図である。
【図7】図7は、本発明の支持ベースの側面図である。
【図8】図8は、本発明のマニピュレータアームの側面
図である。
【符号の説明】
10:工具位置づけ装置 12:支持ベース 14:マニピュレータアーム 16:装填用工具組立体 18:軌道組立体 24:マンウエイ 26:蒸気発生器 28:プレート 30:ボルト 32:足部組立体 40:第1取付け手段 42:第2取付け手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョゼフ・グレゴリ・スタインブルナー アメリカ合衆国バージニア州リンチバー グ、ビレジ・ロード105 (56)参考文献 特開 昭55−48593(JP,A) 特公 平2−62761(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁にマンウエイ開口を有する蒸気発生器
    内で使用するための工具位置づけ装置であって、 a.前記蒸気発生器のマンウエイ開口に取付けることが
    できるようになされており、(i)ビームと、(ii)
    該ビームの一端に該ビームに対して回転し得るように取
    り付けられたテーブルとを含む支持ベースと、 b.該支持ベースに枢動自在に取付けられた伸縮自在の
    足部組立体と、 c.前記支持ベースに着脱自在に取付けることができる
    ようになされた、該支持ベースを前記蒸気発生器内へ挿
    入するための装填用工具組立体と、 d.前記支持ベース上に着脱自在に取付けられるように
    なされており、4点運動自由度を有するマニピュレータ
    アームと、 e.前記支持ベースに着脱自在に取付けられるようにな
    されており、前記マニピュレータアームを該支持ベース
    に着脱自在に取付けるために該マニピュレータアームを
    受容して該支持ベース上へ案内するようになされた軌道
    組立体と、 f.前記マニピュレータアームに取付けられており、遠
    隔制御される工具を受容するようになされた工具連結器
    と、 から成る工具位置づけ装置。
  2. 【請求項2】 前記マニピュレータアームは、前記軌道
    組立体及び支持ベースに係合する被動はめば歯車を備え
    ており、それによって、該マニピュレータアームを選択
    的に駆動して該軌道組立体及び支持ベース上に位置づけ
    することができるようになされていることを特徴とする
    請求項1に記載の工具位置づけ装置。
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