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JP2552227B2 - 廃車の燃料タンクの燃料抜取り方法及びその装置 - Google Patents
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JP2552227B2 - 廃車の燃料タンクの燃料抜取り方法及びその装置 - Google Patents

廃車の燃料タンクの燃料抜取り方法及びその装置

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JP2552227B2
JP2552227B2 JP4273555A JP27355592A JP2552227B2 JP 2552227 B2 JP2552227 B2 JP 2552227B2 JP 4273555 A JP4273555 A JP 4273555A JP 27355592 A JP27355592 A JP 27355592A JP 2552227 B2 JP2552227 B2 JP 2552227B2
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fuel
tank
fuel tank
scrap car
hole
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昭 栗原
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、廃車の燃料タンクか
らの燃料を簡易に抜取るための方法及びこの方法の発明
の実施に直接使用する燃料抜取り装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、廃車は金属スクラップとして、
例えばプレス機によってプレス等されて再利用が行われ
ていることは周知のとおりである。廃車を再利用するた
めの前処理として、廃車の燃料タンク内の燃料であるガ
ソリンは、爆発の危険を避ける等のために予め燃料タン
クから抜取らなければならない。従来から行われている
抜取り方法としては、例えば廃車から燃料タンクを外し
て燃料を抜取る方法、そして燃料タンクを外すことなく
燃料タンクの下から手持ち穴あけ工具で燃料タンクに穴
をあけてガソリンを抜いたり、また他の方法として燃料
タンクの下方から油圧を利用してシリンダのラムを伸し
てラム先端の刃部で燃料タンクに強制的に穴を開けるも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃料タ
ンクを外す方法では外して所定の場所まで運ぶ手間がか
かる作業が必要な分だけ作業の効率が悪く過重な労働を
強いられ、そして手持ち穴あけ工具による方法では、燃
料タンクの壁は剛性が高いので、壁に穴を開けることは
容易ではなく、人手による作業と相俟って大変労力と時
間がかかり、また油圧を利用する方法でも大きな油圧力
を必要として設備が大掛りとなり、設備コストがかか
る。燃料タンクの壁を貫く方法では、抜き穴の内周縁部
には燃料タンク内に向けて立ち上り部が形成されるの
で、燃料タンク内のガソリンが全て抜けず、その一部が
燃料タンクに残り、プレス等の処理時に危険をもたらす
欠点があった。
【0004】この発明の目的は、簡易かつ迅速にしかも
効率良く低コストで確実に燃料タンクからの燃料を抜取
ることできるようにするこにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の廃車の燃料タ
ンクの燃料抜取り方法の第1の特徴は、受タンク上方に
廃車を配置し、受タンク上に起立されている穴あけ具の
穴あけ刃に廃車の燃料タンクを対向させてから、廃車を
落下させて、上記燃料タンクを上記穴あけ刃にぶつけ
て、燃料タンクに穴をあけて燃料タンク内の燃料を受タ
ンク内に排出させせるところにある。廃車を数回上下動
させることによって、上記穴あけ刃の下部に設けたあご
部で上記穴の周辺の立上り部をタンク外側に形成させ
る。
【0006】この発明の廃車の燃料タンクの燃料抜取り
方法の第2の特徴は、フォークリフトのフォークに保持
した受タンク上方に廃車を配置し、上記受タンク上に起
立されている穴あけ具の穴あけ刃に廃車の燃料タンクを
対向させてから、廃車を落下させて、上記燃料タンクを
上記穴あけ刃にぶつけて、燃料タンクに穴をあけて燃料
タンク内の燃料を受タンク内に排出させ、上記廃車を上
下動させて、上記穴あけ刃の下部に設けたあご部で上記
穴の周辺の立上り部をタンク外側に形成させるところに
ある。
【0007】この発明の廃車の燃料タンクの燃料抜取り
装置は、上記廃車の燃料タンクの燃料抜取り方法に用い
るものであり、保持装置と、この保持装置に保持されて
いる受タンクと、この受タンクに起立してある穴あけ具
とを具備しており、上記穴あけ具は穴あけ刃を設けてあ
り、この穴あけ刃はその下部にあご部を形成していると
ころにある。この燃料抜取り装置において、作業性の向
上を図るために、保持装置としてフォークリフトを使用
し、このフォークリフトはマストの前方側にマストシリ
ンダの作動により上下動可能であるフォークを設けてあ
り、このフォークで受タンクを支持しているものであっ
てもよい。
【0008】
【作用】廃車を落下させることにより、その自重によっ
て穴あけ刃に燃料タンクがぶつかって簡単に穴あけが可
能となり、燃料タンクに生じた穴から燃料はそのまま受
タンクに排出され燃料の排出処理が簡易となる。穴あけ
刃によって、穴が大きく形成されて燃料の排出が円滑に
行え、しかもそのあご部の存在により抜け穴の立上り部
が燃料タンク外に突出されるから、立上り部が燃料の排
出の障害とならない。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して説明
する。まず、廃車の燃料タンクの燃料抜取り装置を説明
し、ついで燃料抜取り方法を説明する。
【0010】燃料抜取り装置において、図1に示すよう
にフォークリフト1の前方側にマスト2を立ててある。
このマストにはその前方に向けてフォーク3が突き出さ
れている。フォーク3は、リフトシリンダ4の作動ロッ
ドの伸縮でリフト2に沿って上下動する。リフト3はチ
ルドシリンダ5のロッドの伸縮で前後に傾けることがで
きる。
【0011】フォーク3は、燃料タンクTから排出され
る燃料であるガソリンを一時的に受ける受タンク6を保
持している。受タンク6は、図2及び図3に示すように
箱状に形成されており、底部のほぼ中央部にも箱状の受
補助タンク6aを設けてある。この受補助タンクにたま
ったガソリンをバルブの開閉操作で屈曲自在のホース7
を通じて貯蔵タンク(図示せず。)に排出させることが
できる。また受タンク6の開口部に跨っているフォーク
3の一対の保持部3a,3a間には、図3に示すように
受タンクの開口部を2分するように溝形状の支持台8を
渡してあり、この支持台の両端部を保持部上にボルト9
によって固定してある。
【0012】受タンク6のほぼ中央部の位置に相当する
支持台8の中間には穴あけ具10が起立されている。穴
あけ具10は、支柱10aの上端に棒状の刃体10bの
下端をねじ込んで、この刃体の上端に矢じり状の穴あけ
刃10cを設けているものである。穴あけ具10は、下
部がボルト11によって支持台8に固定されている。刃
体10bはナット12を緩めることにより支柱10aか
ら取外し可能となっており、必要に応じて交換可能とな
っている。また穴あけ刃10cは、図2乃至図4に示す
ように三角形状の鋼板を十字に組合わせて形成されてい
る。
【0013】つぎに、燃料抜取り方法を上例の抜取り装
置を使用して説明する。まず、図1に示すようにフォー
クリフト1のリフトシリンダ4を作動させてフォーク3
を介して受タンク6を所定の高さに上昇させた段階で、
作動を停止させると、受タンクの位置が固定される。つ
いで、別のフォークリフトLのフォークF上に廃車Cを
載せ、フォークを上昇させて廃車の燃料タンクTが穴あ
け具10の穴あけ刃10cの真上に位置するように廃車
の位置を調整する。
【0014】調整後、フォークリフトLのリフトシリン
ダSを作動させて、廃車Cを降下させて、燃料タンクT
を穴あけ具10の穴あけ刃10cにぶつけ、同様の操作
をリフトシリンダSのロッドの伸縮を繰り返えして、廃
車Cを数回上下動させて繰り返えす。この過程で、燃料
タンクTは廃車Cの自重によって勢い良く穴あけ具10
の穴あけ刃10cにぶつけられるから、穴あけ刃によっ
て燃料タンクの壁が突き破られて燃料タンクに穴Taが
開けられる。穴が開けられると同時に、燃料タンクT内
のガソリンは受タンク6内に排出される。受タンク6内
に落下されるたガソリンはバルブを開けることにより、
受補助タンク6aからホース7を流れて貯蔵タンクに貯
蔵される。受タンク6は高い位置に固定されているの
で、ガソリンは補助タンク6aからスムーズに貯蔵タン
クに排出される。その後、リフトシリンダSを作動させ
て、フォークFと共に廃車Cを当初の位置まで上昇させ
て、燃料タンク内のガソリンの抜き取り作業を終える。
【0015】廃車Cを数回上下動させることにより、穴
あけ刃10cは下部に図4に示すようなあご部10c1
を備えているから、図5に示すように燃料タンクTには
大きな穴Taがあけられ、しかもこの穴の周辺部には燃
料タンク外に折れ曲がった立上り部Tbが形成され、こ
のために燃料タンク内のガソリンは全て燃料タンク外の
受タンク6に排出されることになる。
【0016】また受タンク6をフォークリフト1に取付
けておくことにより、適宜の位置で燃料タンクのガソリ
ン抜き作業が行えて便利であり、そして穴あけ具10を
通じて受タンク6にかかる廃車Cの落下衝撃は、リフト
シリンダ4によって緩和される利点がある。もちろん、
本発明においては、受タンク6とフォークリフト1とを
組合わせるものに限定されるものではなく、フォークリ
フトに代えて受タンク6の支持台を設けてもよく、この
場合例えば支持台に油圧シリンダを介して受タンクを接
続してもよい。受タンク6は排出されるガソリンの飛散
を防止するために幾分大きく形成さておくことが望し
い。
【0017】また穴あけ刃10cの構成は、上例のよう
に鋼板を組合せたものに限られず、例えば円錐形状に形
成したものであってもよい。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、廃車の自重を利用し
て廃車の燃料タンクに穴あけができるので、穴あけ作業
が従来例に比較して簡易かつ迅速にしかも能率良く低コ
ストで行える。また下部にあご部を備えた穴あけ刃を使
用して穴あけを行うので、大きな穴をあけることができ
ると共に穴周辺部には燃料タンク外に立上り部が形成さ
れ、燃料タンク内の燃料がすべて円滑に排出され、廃車
のプレス等の作業を安全に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】抜取り作業を示す正面図である。
【図2】抜取り装置の要部断面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】穴あけ刃の一部断面拡大正面図である。
【図5】穴の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 保持装置(フォークリフト) 3 フォーク 4 リフトシリンダ 6 受タンク 6a 受補助タンク 10 穴あけ具 10c 穴あけ刃 10c1 あご部 T 燃料タンク Ta 穴 Tb 立上り部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受タンク上方に廃車を配置し、受タンク
    上に起立されている穴あけ具の穴あけ刃に廃車の燃料タ
    ンクを対向させてから、廃車を落下させて、上記燃料タ
    ンクを上記穴あけ刃にぶつけて、燃料タンクに穴をあけ
    て燃料タンク内の燃料を受タンク内に排出させることを
    特徴とする廃車の燃料タンクの燃料抜取り方法。
  2. 【請求項2】 フォークリフトのフォークに保持した受
    タンク上方に廃車を配置し、上記受タンク上に起立され
    ている穴あけ具の穴あけ刃に廃車の燃料タンクを対向さ
    せてから、廃車を落下させて、上記燃料タンクを上記穴
    あけ刃にぶつけて、燃料タンクに穴をあけて燃料タンク
    内の燃料を受タンク内に排出させ、上記廃車を上下動さ
    せて、上記穴あけ刃の下部に設けたあご部で上記穴の周
    辺の立上り部をタンク外側に形成させることを特徴とす
    る廃車の燃料タンクの燃料抜取り方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の廃車の燃料タンクの燃料
    抜取り方法に用いるものであり、保持装置と、この保持
    装置に保持されている受タンクと、この受タンクに起立
    してある穴あけ具とを具備しており、上記穴あけ具は穴
    あけ刃を設けてあり、この穴あけ刃は、その下部にあご
    部を形成しているものであることを特徴とする廃車の燃
    料タンクの燃料抜取り装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、保持装置はフォーク
    リフトであり、このフォークリフトはマストの前方側に
    マストシリンダの作動により上下動可能であるフォーク
    を設けてあり、このフォークで受タンクを保持している
    ことを特徴とする廃車の燃料タンクの燃料抜取り装置。
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JPH10113898A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 廃車両の燃料タンク孔明け装置用孔明けやり

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