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JP2552278B2 - 電装品内蔵レンズ - Google Patents
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JP2552278B2 - 電装品内蔵レンズ - Google Patents

電装品内蔵レンズ

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JP2552278B2
JP2552278B2 JP62025427A JP2542787A JP2552278B2 JP 2552278 B2 JP2552278 B2 JP 2552278B2 JP 62025427 A JP62025427 A JP 62025427A JP 2542787 A JP2542787 A JP 2542787A JP 2552278 B2 JP2552278 B2 JP 2552278B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電装品内蔵レンズ、詳しくはレンズ鏡筒
内に電気部品を実装し得るようにした電装品内蔵レンズ
に関するものである。
[従来の技術] 近年、電子カメラ,ビデオカメラ等においては、その
自動化,電子化に伴ないレンズ鏡筒内に、オートフォー
カス駆動用,ズーミング駆動用,絞り駆動用,シャッタ
駆動用等のためのアクチュエータを搭載するようになっ
てきている。
この場合、カメラボディの小型化,ボディとレンズ間
の電気的接続の単純化、ボディ,レンズのトータル的ス
ペース効率等を考慮すると、アクチュエータの駆動,制
御用の電気回路はレンズ鏡筒内に配置するのが最も効果
的であり、従って、レンズ内に電気部品を実装するスペ
ースを形成する必要がある。しかし、レンズ内に電気部
品および電気回路を実装するためのスペースを形成する
には当然のことながらレンズ光路は避けなければなら
ず、また、実装スペースのために通常、円筒形をしてい
るレンズ鏡筒の一部を外方に突出させることも外観上お
よび操作性上好ましくない。
また、この種従来のものとしては実開昭61−21176号
公報に開示されている電子カメラにおける回路の実装構
造が提案されている。しかし、この技術手段は内部にリ
レーレンズのようなレンズ径の小さいレンズが配置され
ていて、外周部がカメラボディに取り付けられるレンズ
固定枠の、カメラボディ内に位置する外周部にフレキシ
ブルな電気回路基板を巻き付けるようにしたもので、ボ
ディ内のデッドスペースは利用しているものの、レンズ
鏡筒内に電装部品や電気回路を配設するものではない。
[発明が解決しようとする問題点] 従って、レンズ鏡筒の外径を大きくすることなく、鏡
筒内に実装用スペースを見つけようとすれば、レンズよ
り外方で円筒形固定筒の内方に存在するリング状部分と
なるが、これもレンズ径が大きいと殆んどスペースは存
在せず、また、比較的レンズ径の小さいものではその外
周のスペースはレンズ保持部材が占めており、従ってズ
ームレンズにおけるレンズ径の小さい部分、即ちリレー
系レンズ群の外周部分のような部分のみしか実装用スペ
ースとして利用できず、これも高密度の実装には困難な
ものである。
ところが、レンズ径が比較的小さいものでは、そのレ
ンズ群の間隔分のラジアル方向のスペースを利用するこ
とが考えられる。この場合レンズが固定式の場合には問
題はないが、ズームレンズのような移動式レンズを有す
る場合にはワイド(広角)〜テレ(望遠)操作に従っ
て、ズーミング用のバリエータレンズ,コンペンセータ
レンズがそれぞれそのレンズ保持枠と共に光軸方向に移
動するため、このスペースを利用することができず、殆
んどデッドスペースになってしまう。
しかし、通常ズームレンズにおいてはそのフォーカス
用の前玉レンズは径が大きいが、その後方側に配置され
るズーミング用のバリエータレンズ,コンペンセータレ
ンズ,リレーレンズ等は径が小さいので、これらの各レ
ンズと固定筒との間は可成りスペースがあり、このスペ
ース内を上記各レンズの保持枠が移動するだけなので、
非常に勿体ない。
そこで、本発明では、この点に着目し固定レンズおよ
び可動レンズに限らず、比較的径の小さいレンズにおけ
る同レンズの外周のスペースを巧みに利用し、その外周
と固定筒との間のスペース内に電気部品を実装し得るよ
うにした電装品内蔵レンズを提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段および作用] 本発明の電装品内蔵レンズは、 固定筒と、この固定筒内において自己の径方向位置が
所定位置に規制されて配置されたレンズ郡と、上記固定
筒内周面と上記レンズ郡外周との間の空隙内に形成され
た部品実装用スペースと、上記レンズ郡を上記位置の規
制をなすべく支持し、自己の上記部品実装用スペースに
対応する部位に空所が形成されたポジショニングメンバ
ーとを具備したことを特徴とする。
[実 施 例] 以下、図示の一実施例によって本発明を説明する。
なお、本実施例はズームレンズに本発明を適用した場
合について述べるが、固定式レンズに対しても同様に本
発明が適用されることは言うまでもない。
第1図において、ズームレンズ系は周知のように、前
方からフォーカス用レンズ群L1,ズーム用バリエータレ
ンズ群L2,ズーム用コンペンセータレンズ群L3,リレー系
レンズ群L4,L5と順次鏡筒内に配設される。このうちズ
ーム用のバリエータレンズ群L2とコンペンセータレンズ
群L3とがズーミング時に光軸方向に直進移動してズーム
動作を行なうようになっている。また、上記バリエータ
レンズ群L2,コンペンセータレンズ群L3,リレーレンズ群
L4,L5は、そのレンズ径が小さくフォーカス用レンズ群L
1のレンズに対して略半分程度の径に形成されている。
そして、上記レンズ群L2〜L5は、カメラボディ(図示
されず)に対して装着される固定筒1内にそれぞれ配設
され、フォーカス用レンズ群L1はヘリコイド部材2を介
して固定筒1の前部に配設されている。上記ヘリコイド
部材2はその後部内周に刻設されたヘリコイド雌ねじ2a
を、固定筒1の前部外周に刻設されたヘリコイド雄ねじ
1aに螺合させて固定筒1に取り付けられていて、その前
部内周にフォーカス用レンズ群L1を支持したレンズ保持
環3を螺着している。このヘリコイド部材2はその外周
に嵌合するフォーカスリング4にビス5で一体に取り付
けられている。従って、フォーカスリング4を回動させ
ると、同リング4と一体のヘリコイド部材2も固定筒1
の周りに回動し、ヘリコイドねじ2a,1aによりフォーカ
ス用レンズ群L1を光軸方向に進退させてフォーカス動作
が行なわれる。
一方、上記リレーレンズ群L4,L5は、固定筒1内の後
端部寄りにポジショニングメンバーであるレンズ保持部
材6,7によってそれぞれ自己の径方向位置が所定位置に
規制されて固定されている。上記レンズ保持部材6,7
は、ドーナッツ板状の円板で形成されており、その外周
面に刻設された取付用ねじ6a,7aを固定筒1の内周面に
形成された取付用ねじ1b,1cに螺合することにより固定
筒1内に固定されている。このレンズ保持部材6,7の間
には絞りケース8がレンズ保持部材6の背面に取り付け
られていて、同ケース8内の絞り羽根8aはレンズ保持部
材7の前面であって、リレーレンズ群L5の周りに配設さ
れたアクチュエータ9によって絞り動作が行なわれるよ
うになっている。
そして、上記バリエータレンズ群L2がフォーカス用レ
ンズ群L1寄りに、上記コンペンセータレンズ群L3がリレ
ーレンズ群L4寄りにそれぞれ配設される。すなわち、レ
ンズ保持環11,12にそれぞれ支持された上記レンズ群L2,
L3は、ポジショニングメンバーである連結環13,14によ
りそれぞれ自己の径方向位置が所定位置に規制されて固
定筒1内に配設されている。上記連結環13,14にはそれ
ぞれ駆動ピン15,16が固植されており、両ピン15,16は固
定筒1に光軸方向に穿設されたガイド溝孔1d,1eをそれ
ぞれ挿通し、固定筒1の外周に回動自在に嵌合したズー
ム用カム筒17のカム溝孔17a,17bにそれぞれ嵌入してい
る。この駆動ピン15,16とカム溝17a,17bからなるカム機
構は周知のものであって、ズーム用カム筒17の外周に嵌
合し、固定用ビス18によってカム筒17に一体に取り付け
られたズーム環19を回動させると、カム溝孔17a,17bが
周方向に移動し駆動ピン15,16が光軸方向に直進移動す
ることにより、バリエータレンズ群L2とコンペンセータ
レンズ群L3が光軸方向に移動してズーミングが行なわれ
る。
このようにレンズ群の取り付けられたズームレンズに
おいて、上記レンズ保持部材6の前面と、固定筒1の前
部寄りに形成されている内壁1fの背面には、基板固定部
材21a,21bが相対向して設けられる。そして、この両部
材21a,21bには前記アクチュエータ9を動作させるため
の電気部品および電気回路を有する基板からなる電気部
品実装部材22が光軸に平行して固定される。即ち、上記
連結環13,14には上記実装部材22の位置する箇所が肉抜
きされた切欠部(空所)13a,14aとして形成されてお
り、この切欠部13a,14aを貫通して上記実装部材22が配
設される。
換言すれば、上記ポジョニングメンバーである連結環
13,14は、固定筒1の内周面とバリエータレンズ群L2
よびコンペンセータレンズ群L3の外周との間の空隙に形
成された部品実装用スペース23内に配設された電気部品
実装部材22を回避しながら上記レンズ群L2,L3を支持す
るように形成される。
このように構成された本実施例においては、ズーム環
19が回動されてズーム動作が行なわれ、バリエータレン
ズ群L2およびコンペンセータレンズ群L3が、第1図に示
すテレ(望遠)位置から第2図に示すワイド(広角)位
置に変位しても、直進移動する連結環13,14の周方向で
肉抜きされて切欠部13a,14aが形成されているため、連
結環13,14同士の移動に支障を来すようなこともない。
また、上記実施例においては、可動の連結環13,14に
のみ肉抜きによる基板配置用の切欠部13a,14aを設けた
が、これは、例えば固定のレンズ保持部材6にも、周方
向に角度を合わせて肉抜きによる切欠部を設ければ、光
軸方向に長さの長い電気部品実装部材もレンズ内に配設
することができる。
このように本実施例においては、固定筒1内の後端部
に配設されたリレーレンズ群L5の外周のスペースをアク
チュエータ用のスペースとして利用し、固定筒1内に配
設されたズーミング用レンズ群の外周と固定筒1の内周
面との間のスペースを電装品実装部材の配置用スペース
として利用したので、従来のレンズ鏡筒の外観形状を変
えることなく電装品内蔵レンズとすることができる。
第3図および第4図は、上記連結環13,14またはレン
ズ保持部材6に、肉抜きによって穿設される切欠部13a,
14aおよびポジショニングメンバーの各形状をそれぞれ
例示したものである。
第3図に示す例は、連結環13,14に穿設される切欠部1
3a,14aを略180゜にわたる部分円弧状の扇形開口で形成
し、これを光軸に対して左右または上下対称に設けたも
ので、この切欠部13a,14a内に、コンデンサ24,25やIC26
および抵抗27等の電気部品と電気回路を有するアクチュ
エータ駆動用の電気回路プリント基板からなる電気部品
実装部材22をそれぞり配設するようにしたものである。
そして、ポジショニングメンバーは部品実装用スペース
を回避しながら前記レンズ群L2(L3)を支持するように
形成される。
また、第4図に示す例は、連結環13,14に肉抜きによ
って形成する切欠部13a,14aを、光軸の周りに3等分位
置に部分円弧状の扇形開口でそれぞれ形成したものであ
る。
なお、これらの切欠部は上記第3,4図のものに限定さ
れるものではなく、必要に応じてその形状、個数は任意
に設ければよいこと勿論である。
また、上記スペースに絞り用アクチュエータおよび/
またはAF用アクチュエータを配設してもよいし、更に当
該レンズがAF式のものであって上述のように構成された
場合にも本発明の技術手段が適用されることは言うまで
もない。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、電気回路部品や電
気回路等の実装部品の配置が、レンズ群を保持するポジ
ョニングメンバーによって制限されないため、部品実装
用スペースが比較的自由にかつ十分に確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す電装品内蔵レンズの
上半部の拡大断面図、 第2図は、上記第1図のレンズにおけるズーム用レンズ
が移動した状態を示す電装品内装レンズの上半部の拡大
断面図、 第3図,第4図は、切欠部の形状をそれぞれ示す電装品
内蔵レンズの要部断面図である。 1……固定筒 13,14……連結環(ポジョニングメンバー) 22……電気部品実装部材23 ……部品実装用スペース L1〜L5……レンズ群

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定筒と、 この固定筒内において自己の径方向位置が所定位置に規
    制されて配置されたレンズ郡と、 上記固定筒内周面と上記レンズ郡外周との間の空隙内に
    形成された部品実装用スペースと、 上記レンズ群を上記位置の規制をなすべく支持し、自己
    の上記部品実装用スペースに対応する部位に空所が形成
    されたポジショニングメンバーと、 を具備したことを特徴とする電装品内蔵レンズ。
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