JP2552460B2 - 船舶推進機の吸水装置 - Google Patents
船舶推進機の吸水装置Info
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- JP2552460B2 JP2552460B2 JP61233313A JP23331386A JP2552460B2 JP 2552460 B2 JP2552460 B2 JP 2552460B2 JP 61233313 A JP61233313 A JP 61233313A JP 23331386 A JP23331386 A JP 23331386A JP 2552460 B2 JP2552460 B2 JP 2552460B2
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- Exhaust Silencers (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
この発明は、船舶推進機の吸水装置、特に、浮遊物に
よる水取入口の閉塞を確実に防止できる船舶推進機の吸
水装置に関する。
よる水取入口の閉塞を確実に防止できる船舶推進機の吸
水装置に関する。
従来の船外機、船内機等の船舶推進機には、エンジン
の下側に推進ケーシングを取付け、この推進ケーシング
内に水ポンプを配設し、推進ケーシングの両側面に水取
入口を設け、外水を前記水取入口から吸水路を介してケ
ーシング内の水ポンプに導入し、この水ポンプから吐出
された外水をエンジン等の被冷却部に供給し、エンジン
を冷却するようにした吸水装置を備えたもの(例えば、
特開昭59−20794号公報)があり、上記推進ケーシング
は、その両外側の水取入口の周囲に凹部が設けられ、ウ
オータインレットカバーが複数の水導入孔のある板体で
構成され、プロテクタがレ字形に曲がった板体で構成さ
れ、プロテクタのレ字形の垂直部に水取入口に対応する
開口が設けられ、プロテクタのレ字の傾斜部に多数の水
通過用穴が設けられ、プロテクタのレ字の垂直部とウオ
ータインレットカバーとが重ねられ、その重ねたものが
前記凹部に嵌合され、プロテクタ及びウオータインレー
トカバーが推進ケーシングに固着され、プロテクタのレ
字の傾斜部分がウオータインレットカバーの上流側の推
進ケーシングの外側面から外方に突き出して下流側に向
けて傾斜して配置され、ケーシングの外周に沿って流れ
る水をウオータインレットカバーの位置で外方に反ら
せ、ケーシングの外面に沿って移動する藻がケーシング
に掛っても、その藻がプロテクタにより外方に反らさ
れ、ウオータインレットカバーの複数の水導入孔が藻に
より閉塞されるのを防止し得るようになっており、冷却
水の取入不足によるエンジンのオーバーヒート、焼付等
の発生を防止できるようになっている。
の下側に推進ケーシングを取付け、この推進ケーシング
内に水ポンプを配設し、推進ケーシングの両側面に水取
入口を設け、外水を前記水取入口から吸水路を介してケ
ーシング内の水ポンプに導入し、この水ポンプから吐出
された外水をエンジン等の被冷却部に供給し、エンジン
を冷却するようにした吸水装置を備えたもの(例えば、
特開昭59−20794号公報)があり、上記推進ケーシング
は、その両外側の水取入口の周囲に凹部が設けられ、ウ
オータインレットカバーが複数の水導入孔のある板体で
構成され、プロテクタがレ字形に曲がった板体で構成さ
れ、プロテクタのレ字形の垂直部に水取入口に対応する
開口が設けられ、プロテクタのレ字の傾斜部に多数の水
通過用穴が設けられ、プロテクタのレ字の垂直部とウオ
ータインレットカバーとが重ねられ、その重ねたものが
前記凹部に嵌合され、プロテクタ及びウオータインレー
トカバーが推進ケーシングに固着され、プロテクタのレ
字の傾斜部分がウオータインレットカバーの上流側の推
進ケーシングの外側面から外方に突き出して下流側に向
けて傾斜して配置され、ケーシングの外周に沿って流れ
る水をウオータインレットカバーの位置で外方に反ら
せ、ケーシングの外面に沿って移動する藻がケーシング
に掛っても、その藻がプロテクタにより外方に反らさ
れ、ウオータインレットカバーの複数の水導入孔が藻に
より閉塞されるのを防止し得るようになっており、冷却
水の取入不足によるエンジンのオーバーヒート、焼付等
の発生を防止できるようになっている。
上記の従来の船舶推進機は、推進ケーシング、ウオー
タインレットカバー及びプロテクタがそれぞれ別体の部
材で構成されているため、部品点数が多くなり、組立て
に手間がかかり、製作費を嵩む欠点がある。また、その
プロテクタのレ字の傾斜部分がウオータインレットカバ
ーの上流側の推進ケーシングの外側面から外方に突き出
して下流側に向けて傾斜して配置されているため、その
傾斜部分に水通過用穴があっても、船舶が航走するとき
に、板状体からなるプロテクタのレ字の傾斜部分により
航走抵抗が増し、船舶の高速航走の妨げになり、エネル
ギの浪費になる欠点がある。 この発明の解決しようとする課題は、従来の船舶推進
機の上記のような欠点を有しない船舶推進機の吸水装置
を提供すること、換言すると、構造が簡単で、製作が容
易で、浮遊物による水取入口の閉塞を確実に防止でき、
かつ船舶の高速航走の妨げにならない船舶推進機の吸水
装置を提供することにある。
タインレットカバー及びプロテクタがそれぞれ別体の部
材で構成されているため、部品点数が多くなり、組立て
に手間がかかり、製作費を嵩む欠点がある。また、その
プロテクタのレ字の傾斜部分がウオータインレットカバ
ーの上流側の推進ケーシングの外側面から外方に突き出
して下流側に向けて傾斜して配置されているため、その
傾斜部分に水通過用穴があっても、船舶が航走するとき
に、板状体からなるプロテクタのレ字の傾斜部分により
航走抵抗が増し、船舶の高速航走の妨げになり、エネル
ギの浪費になる欠点がある。 この発明の解決しようとする課題は、従来の船舶推進
機の上記のような欠点を有しない船舶推進機の吸水装置
を提供すること、換言すると、構造が簡単で、製作が容
易で、浮遊物による水取入口の閉塞を確実に防止でき、
かつ船舶の高速航走の妨げにならない船舶推進機の吸水
装置を提供することにある。
この発明は、前記課題を解決するための手段として、
次の構成を採用するものである。 この発明の構成は、推進ケーシングの上側にエンジン
が設けられ、プロペラ軸が推進ケーシングの水没する部
分の下部に前後方向に向けて設けられ、プロペラがプロ
ペラ軸に取付けられ、プロペラ軸が前記エンジンにより
駆動され、推進ケーシング内に水ポンプが設けられ、推
進ケーシングの翼断面形状の水没する部分の側面に複数
の水取入口が設けられ、外水が水取入口から吸水路を介
して水ポンプ内に導入され、水ポンプから吐出された外
水がエンジンの被冷却部に送られ、エンジンが冷却され
る船舶推進機において、推進ケーシングの水没する部分
の側面に推進ケーシングの側面より突出させて複数の突
条部が設けられ、各突条部が推進ケーシングの側面の前
後方向に延び、水取入口が上側の突条部と下側の突条部
との間の推進ケーシングの部分にあけられ、推進ケーシ
ングの側面、上側の突条部及び下側の突条部により外水
を水取入口に導くための導水路が形成されていることを
特徴とする船舶推進機の吸水装置にある。 なお、前記突条部は、後記実施例においては推進ケー
シングの翼断面形状をなす基本外形線に沿って、推進ケ
ーシングの全周に亘って連続して形成されているが、全
周に亘って連続して形成しなくてもよい。
次の構成を採用するものである。 この発明の構成は、推進ケーシングの上側にエンジン
が設けられ、プロペラ軸が推進ケーシングの水没する部
分の下部に前後方向に向けて設けられ、プロペラがプロ
ペラ軸に取付けられ、プロペラ軸が前記エンジンにより
駆動され、推進ケーシング内に水ポンプが設けられ、推
進ケーシングの翼断面形状の水没する部分の側面に複数
の水取入口が設けられ、外水が水取入口から吸水路を介
して水ポンプ内に導入され、水ポンプから吐出された外
水がエンジンの被冷却部に送られ、エンジンが冷却され
る船舶推進機において、推進ケーシングの水没する部分
の側面に推進ケーシングの側面より突出させて複数の突
条部が設けられ、各突条部が推進ケーシングの側面の前
後方向に延び、水取入口が上側の突条部と下側の突条部
との間の推進ケーシングの部分にあけられ、推進ケーシ
ングの側面、上側の突条部及び下側の突条部により外水
を水取入口に導くための導水路が形成されていることを
特徴とする船舶推進機の吸水装置にある。 なお、前記突条部は、後記実施例においては推進ケー
シングの翼断面形状をなす基本外形線に沿って、推進ケ
ーシングの全周に亘って連続して形成されているが、全
周に亘って連続して形成しなくてもよい。
この発明の船舶推進機の吸水装置は、推進ケーシング
の水没する部分の側面に推進ケーシングの側面より突出
させて複数の突条部が設けられ、各突条部が推進ケーシ
ングの側面の前後方向に延び、水取入口が上側の突条部
と下側の突条部との間の推進ケーシングの部分にあけら
れ、推進ケーシングの側面、上側の突条部及び下側の突
条部により外水を水取入口に導くための導水路が形成さ
れているから、各水取入口の上側及び下側の突条部の存
在により浮遊物が推進ケーシングの側面に接して流れる
ことが妨げられ、推進ケーシングの側面、上側の突条部
及び下側の突条部により水の流れる導水路が常に形成さ
れ、推進ケーシングの側面にあけた水取入口が浮遊物に
より塞がれることがない。 また、推進ケーシングの水没する部分の側面に推進ケ
ーシングの側面より突出させて複数の突条部が設けら
れ、各突条部が推進ケーシングの側面の前後方向に延
び、水取入口が上側の突条部と下側の突条部の間の推進
ケーシングの部分にあけられ、各突条部の方向が船舶の
航走時の水の流れ方向に略一致するから、突条部による
航走抵抗の増大を避けることができる。
の水没する部分の側面に推進ケーシングの側面より突出
させて複数の突条部が設けられ、各突条部が推進ケーシ
ングの側面の前後方向に延び、水取入口が上側の突条部
と下側の突条部との間の推進ケーシングの部分にあけら
れ、推進ケーシングの側面、上側の突条部及び下側の突
条部により外水を水取入口に導くための導水路が形成さ
れているから、各水取入口の上側及び下側の突条部の存
在により浮遊物が推進ケーシングの側面に接して流れる
ことが妨げられ、推進ケーシングの側面、上側の突条部
及び下側の突条部により水の流れる導水路が常に形成さ
れ、推進ケーシングの側面にあけた水取入口が浮遊物に
より塞がれることがない。 また、推進ケーシングの水没する部分の側面に推進ケ
ーシングの側面より突出させて複数の突条部が設けら
れ、各突条部が推進ケーシングの側面の前後方向に延
び、水取入口が上側の突条部と下側の突条部の間の推進
ケーシングの部分にあけられ、各突条部の方向が船舶の
航走時の水の流れ方向に略一致するから、突条部による
航走抵抗の増大を避けることができる。
実施例は、第1図ないし第5図に示され、この発明を
船外機の吸水装置に適用した例である。 船外機10は取付ブラケット11を介して船体に取付け得
るようになっている。推進ケーシング12の上部の前側に
取付ブラケット11が固着され、推進ケーシング12の上側
にエンジン13が取付けられている。推進ケーシング12の
水没する部分は、横断面形状が翼断面形状をなす基本外
形線12Aを備えている。エンジン13は、ドライブ軸14、
前後進切換歯車装置15、プロペラ軸16を介してプロペラ
軸17を駆動する。前記プロペラ軸16は推進ケーシング12
の水没部分の下部に前後方向に向けて配設され、プロペ
ラ軸16の後方の部分にプロペラ17が取付けられている。 なお、推進ケーシング12は、取付けブラケット11に設
けたチルト軸18のまわりに傾動可能に船体に取付けら
れ、第1図に実線で示すチルトダウン位置と鎖線で示す
チルトアップ位置とのいずれか一方の位置に設定できる
ようにしてある。 推進ケーシング12の内部には水ポンプ19が配設され、
この水ポンプ19は、第5図に示すように、上ハウジング
20と下ハウジング21と上下ハウジング間に介装される仕
切板22とを備え、上ハウジング20の内周部にインサート
23を嵌着し、仕切板22とインサート23とによりドライブ
軸14の周囲にインペラ室24を形成し、インペラ室24内に
ドライブ軸14に固定したインペラ25を収容して構成され
ている。 水ポンプ19の下ハウジング21は、インペラ室24に連通
する吸水口26と吐水口27とを備えている。吸水口26は、
管状吸水路28B及び吸水路28Aを介して推進ケーシング12
の水没する部分の左右両側面に開口する複数の水取入口
29に連通している。また、吐水口27は、上ハウジング20
の吐水孔に連通する吐水管27Aを介して、エンジン13の
水ジャケット30に連通している。 水ポンプ19は、エンジン13の運転に伴うドライブ軸14
の回転により駆動され、多数の水取入口29から取り入れ
られた外水を、エンジン13の水ジャケット30に圧送し、
エンジン13を冷却する機能をはたす。 船外機10の推進ケーシング12のプロペラ軸16の配設部
より少々上方の翼断面形状になっている部分の両側部の
後よりの部分には上下方向に間隔をおいて複数(第1図
では片側4個)の水取入口29があけられている。各水取
入口29の上側及び下側にそれぞれ推進ケーシング12の側
面より突出して突条部31が形成されている。各突条部31
は、推進ケーシング12の側面の前後方向に延びており、
推進ケーシング12の翼断面形状をなす基本外形線12Aに
沿って、推進ケーシング12の全周に連続して形成されて
いる。そのため、推進ケーシング12の側面、上側の突条
部31及び下側の突条部31により、外水を水取入口29に導
くための導水路100が形成される。 実施例の船外機10は、次のないしの作用効果を奏
する。 推進ケーシング12の水没する部分の側面に推進ケーシ
ングの側面より突出させて複数の突条部31が設けられ、
各突条部31が推進ケーシング12の側面の前後方向に延
び、水取入口29が上側の突条部31と下側の突条部31との
間の推進ケーシング12の部分にあけられ、各突条部31の
方向と船舶の航走時の水の流れ方向とが略一致するか
ら、突条部31による航走抵抗の増大を避けることがで
き、船舶の高速航走が可能である。 推進ケーシング12の側面より突出する突条部31が水取
入口29の上側及び下側にあるから、突条部31の存在によ
って、浮遊物が推進ケーシング12の側面に接して流れる
ことが妨げられ、推進ケーシング12の側面、上側の突条
部31及び下側に突条部31により水を水取入口29に導く導
水路100が常に形成され、推進ケーシング12の側面にあ
けた複数の水取入口29が浮遊物により塞がれることがな
い。 突条部31が推進ケーシング12の前部からその側面の水
取入口29の上側又は下側を経て後部まで連続して形成さ
れているから、推進ケーシング12の表面、上側の突条部
31の下側の表面及び下側の突条部31の上側の表面により
導水路100が形成され、この導水路100に流入した外水を
水取入口29まで途切れることなくスムースに流すことが
できる。 推進ケーシング12の側面に推進ケーシングの側面より
突出させて複数の突条部31を設け、各突条部31を推進ケ
ーシングの側面の前後方向に延ばし、上側の突条部31と
下側の突条部31との間の推進ケーシング12の部分に水取
入口29を設けるだけでよいから、外水を取り入れるため
の推進ケーシングの構造が簡単になり、外水取入のため
の別部品が不要になり、製作が容易になる。 なお、船外機10は、第1図及び第3図に示すように、
吸水路28Aの中間部にスクリーン32を備え、このスクリ
ーン32は、第4図に示すように、孔33を備える舌片部34
と、係合基部35と、U字状をなして弾発的に変位できる
一対の係合爪部36とから構成されている。スクリーン32
は、第3図に示すように、推進ケーシング12に設けた装
着部37に対し、一対の係合爪部36を収縮変形させた状態
で、推進ケーシング12の側面から脱着できるようになっ
ている。装着状態のスクリーン32は、係合基部35と係合
爪部36によって装着部37に固定される。このことによ
り、推進ケーシング12の両側面に水取入口29が開口して
いるにも拘らず、単一のスクリーン32によって外水中の
ゴミを捕捉でき、また、ボルト等の取付手段を設けるこ
となく、スクリーン32を取付けることができる。 船外機10は、第5図に示すように、水ポンプの下ハウ
ジング21に設けられた吸水口26が、ドライブ軸14の前方
に相当する下ハウジングの前方部分に形成され、推進ケ
ーシング12がチルトアップされた時(第1図の二点鎖線
で示す状態の時)、インペラ室24の内部の水は滞留する
ことなく吸水路28Bの側に排水される。そのため、推進
ケーシング12をチルトアップ状態にして保管する場合
に、仕切板22、インサート23等の金属製の部材が滞留水
によって腐食されたり、滞留水の凍結により再始動時に
インペラ25が破損する等の不都合を防止することができ
る。 船外機10は、推進ケーシング12がチルトアップされた
時、吸水路28Bの内部に水が滞留することなく水取入口2
9から排水するように、吸水路28Bの中途に適当な勾配が
付与されている。
船外機の吸水装置に適用した例である。 船外機10は取付ブラケット11を介して船体に取付け得
るようになっている。推進ケーシング12の上部の前側に
取付ブラケット11が固着され、推進ケーシング12の上側
にエンジン13が取付けられている。推進ケーシング12の
水没する部分は、横断面形状が翼断面形状をなす基本外
形線12Aを備えている。エンジン13は、ドライブ軸14、
前後進切換歯車装置15、プロペラ軸16を介してプロペラ
軸17を駆動する。前記プロペラ軸16は推進ケーシング12
の水没部分の下部に前後方向に向けて配設され、プロペ
ラ軸16の後方の部分にプロペラ17が取付けられている。 なお、推進ケーシング12は、取付けブラケット11に設
けたチルト軸18のまわりに傾動可能に船体に取付けら
れ、第1図に実線で示すチルトダウン位置と鎖線で示す
チルトアップ位置とのいずれか一方の位置に設定できる
ようにしてある。 推進ケーシング12の内部には水ポンプ19が配設され、
この水ポンプ19は、第5図に示すように、上ハウジング
20と下ハウジング21と上下ハウジング間に介装される仕
切板22とを備え、上ハウジング20の内周部にインサート
23を嵌着し、仕切板22とインサート23とによりドライブ
軸14の周囲にインペラ室24を形成し、インペラ室24内に
ドライブ軸14に固定したインペラ25を収容して構成され
ている。 水ポンプ19の下ハウジング21は、インペラ室24に連通
する吸水口26と吐水口27とを備えている。吸水口26は、
管状吸水路28B及び吸水路28Aを介して推進ケーシング12
の水没する部分の左右両側面に開口する複数の水取入口
29に連通している。また、吐水口27は、上ハウジング20
の吐水孔に連通する吐水管27Aを介して、エンジン13の
水ジャケット30に連通している。 水ポンプ19は、エンジン13の運転に伴うドライブ軸14
の回転により駆動され、多数の水取入口29から取り入れ
られた外水を、エンジン13の水ジャケット30に圧送し、
エンジン13を冷却する機能をはたす。 船外機10の推進ケーシング12のプロペラ軸16の配設部
より少々上方の翼断面形状になっている部分の両側部の
後よりの部分には上下方向に間隔をおいて複数(第1図
では片側4個)の水取入口29があけられている。各水取
入口29の上側及び下側にそれぞれ推進ケーシング12の側
面より突出して突条部31が形成されている。各突条部31
は、推進ケーシング12の側面の前後方向に延びており、
推進ケーシング12の翼断面形状をなす基本外形線12Aに
沿って、推進ケーシング12の全周に連続して形成されて
いる。そのため、推進ケーシング12の側面、上側の突条
部31及び下側の突条部31により、外水を水取入口29に導
くための導水路100が形成される。 実施例の船外機10は、次のないしの作用効果を奏
する。 推進ケーシング12の水没する部分の側面に推進ケーシ
ングの側面より突出させて複数の突条部31が設けられ、
各突条部31が推進ケーシング12の側面の前後方向に延
び、水取入口29が上側の突条部31と下側の突条部31との
間の推進ケーシング12の部分にあけられ、各突条部31の
方向と船舶の航走時の水の流れ方向とが略一致するか
ら、突条部31による航走抵抗の増大を避けることがで
き、船舶の高速航走が可能である。 推進ケーシング12の側面より突出する突条部31が水取
入口29の上側及び下側にあるから、突条部31の存在によ
って、浮遊物が推進ケーシング12の側面に接して流れる
ことが妨げられ、推進ケーシング12の側面、上側の突条
部31及び下側に突条部31により水を水取入口29に導く導
水路100が常に形成され、推進ケーシング12の側面にあ
けた複数の水取入口29が浮遊物により塞がれることがな
い。 突条部31が推進ケーシング12の前部からその側面の水
取入口29の上側又は下側を経て後部まで連続して形成さ
れているから、推進ケーシング12の表面、上側の突条部
31の下側の表面及び下側の突条部31の上側の表面により
導水路100が形成され、この導水路100に流入した外水を
水取入口29まで途切れることなくスムースに流すことが
できる。 推進ケーシング12の側面に推進ケーシングの側面より
突出させて複数の突条部31を設け、各突条部31を推進ケ
ーシングの側面の前後方向に延ばし、上側の突条部31と
下側の突条部31との間の推進ケーシング12の部分に水取
入口29を設けるだけでよいから、外水を取り入れるため
の推進ケーシングの構造が簡単になり、外水取入のため
の別部品が不要になり、製作が容易になる。 なお、船外機10は、第1図及び第3図に示すように、
吸水路28Aの中間部にスクリーン32を備え、このスクリ
ーン32は、第4図に示すように、孔33を備える舌片部34
と、係合基部35と、U字状をなして弾発的に変位できる
一対の係合爪部36とから構成されている。スクリーン32
は、第3図に示すように、推進ケーシング12に設けた装
着部37に対し、一対の係合爪部36を収縮変形させた状態
で、推進ケーシング12の側面から脱着できるようになっ
ている。装着状態のスクリーン32は、係合基部35と係合
爪部36によって装着部37に固定される。このことによ
り、推進ケーシング12の両側面に水取入口29が開口して
いるにも拘らず、単一のスクリーン32によって外水中の
ゴミを捕捉でき、また、ボルト等の取付手段を設けるこ
となく、スクリーン32を取付けることができる。 船外機10は、第5図に示すように、水ポンプの下ハウ
ジング21に設けられた吸水口26が、ドライブ軸14の前方
に相当する下ハウジングの前方部分に形成され、推進ケ
ーシング12がチルトアップされた時(第1図の二点鎖線
で示す状態の時)、インペラ室24の内部の水は滞留する
ことなく吸水路28Bの側に排水される。そのため、推進
ケーシング12をチルトアップ状態にして保管する場合
に、仕切板22、インサート23等の金属製の部材が滞留水
によって腐食されたり、滞留水の凍結により再始動時に
インペラ25が破損する等の不都合を防止することができ
る。 船外機10は、推進ケーシング12がチルトアップされた
時、吸水路28Bの内部に水が滞留することなく水取入口2
9から排水するように、吸水路28Bの中途に適当な勾配が
付与されている。
この発明の船舶推進機の吸水装置は、特許請求の範囲
に記載した構成を備えることにより、次の(イ)ないし
(ニ)の効果を奏する。 (イ)推進ケーシングの水没する部分の側面に推進ケー
シングの側面より突出させて複数の突条部が設けられ、
各突条部が推進ケーシングの側面の前後方向に延び、水
取入口が上側の突条部と下側の突条部との間の推進ケー
シングの部分にあけられてあり、各突条部の方向が船舶
の航走時の水の流れ方向に略一致するから、突条部によ
る航走抵抗の増大を避けることができ、高速航走が可能
になる。 (ロ)推進ケーシングの側面、上側の突条部及び下側の
突条部により外水を水取入口に導くための導水路が形成
されるから、導水路に流入した外水を水取入口まで途切
れることなくスムースに流すことができる。 (ハ)推進ケーシングの側面より突出する突条部が水取
入口の上側及び下側にあるから、これらの突条部の存在
によって、浮遊物が推進ケーシングの側面に接して流れ
ることが妨げられ、推進ケーシングの側面、上側の突条
部及び下側の突条部とにより囲まれる部分が、常に水を
水取入口に導く導水路により、推進ケーシングの側面に
あけた複数の水取入口が浮遊物により塞がれることがな
い。 (ニ)推進ケーシングの側面に推進ケーシングの側面よ
り突出させて複数の突条部を設け、各突条部を推進ケー
シングの側面の前後方向に延ばし、上側の突条部と下側
の突条部との間の推進ケーシングの部分に水取入口を設
けるだけでよいから、外水を取り入れるための推進ケー
シングの構造が簡単になり、従来技術のような外水取入
のための別部品が不要になり、製作が容易になる。
に記載した構成を備えることにより、次の(イ)ないし
(ニ)の効果を奏する。 (イ)推進ケーシングの水没する部分の側面に推進ケー
シングの側面より突出させて複数の突条部が設けられ、
各突条部が推進ケーシングの側面の前後方向に延び、水
取入口が上側の突条部と下側の突条部との間の推進ケー
シングの部分にあけられてあり、各突条部の方向が船舶
の航走時の水の流れ方向に略一致するから、突条部によ
る航走抵抗の増大を避けることができ、高速航走が可能
になる。 (ロ)推進ケーシングの側面、上側の突条部及び下側の
突条部により外水を水取入口に導くための導水路が形成
されるから、導水路に流入した外水を水取入口まで途切
れることなくスムースに流すことができる。 (ハ)推進ケーシングの側面より突出する突条部が水取
入口の上側及び下側にあるから、これらの突条部の存在
によって、浮遊物が推進ケーシングの側面に接して流れ
ることが妨げられ、推進ケーシングの側面、上側の突条
部及び下側の突条部とにより囲まれる部分が、常に水を
水取入口に導く導水路により、推進ケーシングの側面に
あけた複数の水取入口が浮遊物により塞がれることがな
い。 (ニ)推進ケーシングの側面に推進ケーシングの側面よ
り突出させて複数の突条部を設け、各突条部を推進ケー
シングの側面の前後方向に延ばし、上側の突条部と下側
の突条部との間の推進ケーシングの部分に水取入口を設
けるだけでよいから、外水を取り入れるための推進ケー
シングの構造が簡単になり、従来技術のような外水取入
のための別部品が不要になり、製作が容易になる。
第1図は実施例の船外機の側面図、第2図は第1図に示
すものをそのII−II線に沿って断面した平面図、第3図
は第1図に示すものの要部をそのIII−IIIに沿って断面
した平面図、第4図はスクリーンをその一部を断面して
示した側面図、第5図は第1図のものの要部を断面して
示した側面図である。 10……船外機、12……推進ケーシング、14……ドライブ
軸 18……チルト軸、19……水ポンプ、20……上ハウジング 21……下ハウジング、26……吸水口、28A、28B……吸水
路 29……水取入口、31……突条部、32……スクリーン 100……導水路
すものをそのII−II線に沿って断面した平面図、第3図
は第1図に示すものの要部をそのIII−IIIに沿って断面
した平面図、第4図はスクリーンをその一部を断面して
示した側面図、第5図は第1図のものの要部を断面して
示した側面図である。 10……船外機、12……推進ケーシング、14……ドライブ
軸 18……チルト軸、19……水ポンプ、20……上ハウジング 21……下ハウジング、26……吸水口、28A、28B……吸水
路 29……水取入口、31……突条部、32……スクリーン 100……導水路
Claims (1)
- 【請求項1】推進ケーシングの上側にエンジンが設けら
れ、プロペラ軸が推進ケーシングの水没する部分の下部
に前後方向に向けて設けられ、プロペラがプロペラ軸に
取付けられ、プロペラ軸が前記エンジンにより駆動さ
れ、推進ケーシング内に水ポンプが設けられ、推進ケー
シングの翼断面形状の水没する部分の側面に複数の水取
入口が設けられ、外水が水取入口から吸水路を介して水
ポンプ内に導入され、水ポンプから吐出された外水がエ
ンジンの被冷却部に送られ、エンジンが冷却される船舶
推進機において、推進ケーシングの水没する部分の側面
に推進ケーシングの側面より突出させて複数の突条部が
設けられ、各突条部が推進ケーシングの側面の前後方向
に延び、水取入口が上側の突条部と下側の突条部との間
の推進ケーシングの部分にあけられ、推進ケーシングの
側面、上側の突条部及び下側の突条部により外水を水取
入口に導くための導水路が形成されていることを特徴と
する船舶推進機の吸水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61233313A JP2552460B2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 | 船舶推進機の吸水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61233313A JP2552460B2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 | 船舶推進機の吸水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6390497A JPS6390497A (ja) | 1988-04-21 |
| JP2552460B2 true JP2552460B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=16953169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61233313A Expired - Fee Related JP2552460B2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 | 船舶推進機の吸水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552460B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2684346B2 (ja) * | 1995-01-12 | 1997-12-03 | 三山工業株式会社 | 舶用水冷エンジンの吸水装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5920794A (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-02 | Sanshin Ind Co Ltd | 船舶推進機におけるウオ−タインレツトカバ−の閉塞防止装置 |
-
1986
- 1986-10-02 JP JP61233313A patent/JP2552460B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6390497A (ja) | 1988-04-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |