JP2552587B2 - 2サイクル内燃機関の潤滑油切れ防止装置 - Google Patents
2サイクル内燃機関の潤滑油切れ防止装置Info
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- JP2552587B2 JP2552587B2 JP3168804A JP16880491A JP2552587B2 JP 2552587 B2 JP2552587 B2 JP 2552587B2 JP 3168804 A JP3168804 A JP 3168804A JP 16880491 A JP16880491 A JP 16880491A JP 2552587 B2 JP2552587 B2 JP 2552587B2
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【0001】A.発明の目的 (1)産業上の利用分野 この発明は、2サイクル内燃機関における潤滑油供給系
の潤滑油切れ防止対策に関する。
の潤滑油切れ防止対策に関する。
【0002】(2)従来の技術及びその問題点 従来の2サイクル内燃機関の潤滑油切れの防止策とし
て、潤滑油インジケータへの表示が通常採られており、
潤滑油残量が少なくなったときインジケータが点滅表示
するようになっている。運転者は、この表示に基づい
て、適当な時間内に潤滑油の補給を受けるものである。
しかして、この表示を無視して運転しつづけると、機関
への潤滑油の供給がなされず、機関の焼付けを起こす事
態に立ち至る。
て、潤滑油インジケータへの表示が通常採られており、
潤滑油残量が少なくなったときインジケータが点滅表示
するようになっている。運転者は、この表示に基づい
て、適当な時間内に潤滑油の補給を受けるものである。
しかして、この表示を無視して運転しつづけると、機関
への潤滑油の供給がなされず、機関の焼付けを起こす事
態に立ち至る。
【0003】このように、従来の方式によっては、潤滑
油切れの防止は運転者の判断に負うものであり、機関の
焼付きを完全に防止するには無理がある。なお、潤滑油
供給系を混合気供給系とは別に設ける分離給油方式の2
サイクル内燃機関は従来公知(例えば特開昭62−78
482号公報等参照)である。また、電気式オートバイ
スタータや電気式オートチョーク等の始動燃料調整装置
のついた気化器を有する2サイクル内燃機関も従来公知
(例えば、実開昭62−18361号公報等参照)であ
る。
油切れの防止は運転者の判断に負うものであり、機関の
焼付きを完全に防止するには無理がある。なお、潤滑油
供給系を混合気供給系とは別に設ける分離給油方式の2
サイクル内燃機関は従来公知(例えば特開昭62−78
482号公報等参照)である。また、電気式オートバイ
スタータや電気式オートチョーク等の始動燃料調整装置
のついた気化器を有する2サイクル内燃機関も従来公知
(例えば、実開昭62−18361号公報等参照)であ
る。
【0004】(3)発明が解決しようとする課題 本発明は前記実情に鑑みなされたものであり、運転者の
判断に負うことなく機関の焼付けに至る前に自動的に機
関の停止をなすことのできる2サイクル内燃機関の潤滑
油切れ防止装置を提供することを目的とする。本発明は
このため、電気式オートバイスタータに着目し、該電気
式オートバイスタータの特性を利用することにより、よ
り優れた潤滑油切れ防止をなすことができるとの知見に
基づいてなされた。
判断に負うことなく機関の焼付けに至る前に自動的に機
関の停止をなすことのできる2サイクル内燃機関の潤滑
油切れ防止装置を提供することを目的とする。本発明は
このため、電気式オートバイスタータに着目し、該電気
式オートバイスタータの特性を利用することにより、よ
り優れた潤滑油切れ防止をなすことができるとの知見に
基づいてなされた。
【0005】B.発明の構成 (1)問題点を解決するための手段本発明の2サイクル内燃機関の潤滑油切れ防止装置は、
具体的には次の構成を採る。 すなわち、その主たる構成
として、請求項1に記載のとおり、フロート室に連通す
る始動用エマルジョン通路から始動燃料が供給され、吸
気道に該始動燃料を吐出する始動用吸気路を開閉する電
気式オートバイスタータ付き気化器を有する混合気供給
系及び潤滑油タンク内の潤滑油の残量を検出する検出器
を有する潤滑 油供給系を備えた分離給油式2サイクル内
燃機関において、潤滑油残量が最終レベルに達すると前
記検出器からの信号により制御装置を介して前記電気式
オートバイスタータへの通電を遮断して前記混合気供給
系に過剰燃料を供給させることを特徴とする。 更にま
た、上記構成に付加して、請求項2に記載のとおり、検
出器からの信号は、制御装置により第1レベル及び最終
レベルである第2レベルとに判別されてそれぞれ第1レ
ベル信号及び第2レベル信号が出力され、該第1レベル
信号及び第2レベル信号により潤滑油インジケータを点
滅させ、該第2レベル信号により電気式オートバイスタ
ータへの通電を遮断することを特徴とする。
具体的には次の構成を採る。 すなわち、その主たる構成
として、請求項1に記載のとおり、フロート室に連通す
る始動用エマルジョン通路から始動燃料が供給され、吸
気道に該始動燃料を吐出する始動用吸気路を開閉する電
気式オートバイスタータ付き気化器を有する混合気供給
系及び潤滑油タンク内の潤滑油の残量を検出する検出器
を有する潤滑 油供給系を備えた分離給油式2サイクル内
燃機関において、潤滑油残量が最終レベルに達すると前
記検出器からの信号により制御装置を介して前記電気式
オートバイスタータへの通電を遮断して前記混合気供給
系に過剰燃料を供給させることを特徴とする。 更にま
た、上記構成に付加して、請求項2に記載のとおり、検
出器からの信号は、制御装置により第1レベル及び最終
レベルである第2レベルとに判別されてそれぞれ第1レ
ベル信号及び第2レベル信号が出力され、該第1レベル
信号及び第2レベル信号により潤滑油インジケータを点
滅させ、該第2レベル信号により電気式オートバイスタ
ータへの通電を遮断することを特徴とする。
【0006】(2)作用 潤滑油タンク内の潤滑油残量は油量検出器により検出さ
れ、該油量検出器から送られてくる信号は制御装置によ
り第1レベルと最終レベルである第2レベル(第1レベ
ルより潤滑油残量が少ない)とに判別され、それぞれ第
1レベル信号及び第2レベル信号が出力される。第2レ
ベル信号が出力されると電気式オートバイスタータへの
通電はカットされ、この通電カットにより、電気式オー
トバイスタータが徐々に作動し、機関に過剰の混合気が
送られる。これにより、機関の回転が絞り弁の開度に追
従しなくなり、エンジン不調となり、最終的に潤滑油残
量がゼロとなる前に機関が停止する。潤滑油を第1レベ
ル以上又は満タンにすることにより電気式オートバイス
タータの通電状態は正常に戻りエンジン不調は回復す
る。更に、前記第1レベル信号及び第2レベル信号によ
り潤滑油インジケータを点滅させるスイッチがオンとな
り、潤滑油インジケータが点滅することにより運転者に
潤滑油が少なくなったことが知らされる。
れ、該油量検出器から送られてくる信号は制御装置によ
り第1レベルと最終レベルである第2レベル(第1レベ
ルより潤滑油残量が少ない)とに判別され、それぞれ第
1レベル信号及び第2レベル信号が出力される。第2レ
ベル信号が出力されると電気式オートバイスタータへの
通電はカットされ、この通電カットにより、電気式オー
トバイスタータが徐々に作動し、機関に過剰の混合気が
送られる。これにより、機関の回転が絞り弁の開度に追
従しなくなり、エンジン不調となり、最終的に潤滑油残
量がゼロとなる前に機関が停止する。潤滑油を第1レベ
ル以上又は満タンにすることにより電気式オートバイス
タータの通電状態は正常に戻りエンジン不調は回復す
る。更に、前記第1レベル信号及び第2レベル信号によ
り潤滑油インジケータを点滅させるスイッチがオンとな
り、潤滑油インジケータが点滅することにより運転者に
潤滑油が少なくなったことが知らされる。
【0007】(3)実施例 本発明の2サイクル内燃機関の潤滑油切れ防止装置の実
施例を図面に基づいて説明する。図1はその一実施例の
全体構成を示す。
施例を図面に基づいて説明する。図1はその一実施例の
全体構成を示す。
【0008】図1において、1は2サイクル内燃機関で
あって、その吸入ポート1aには吸気マニホルド2を介
して上流側に気化器3が配され、空気取入口・エアクリ
ーナー(ともに図示せず)と続き、これらによって燃料
と空気との混合気供給系を構成する。4はこの混合気供
給系の吸気道である。なお、機関1において、1bは排
気ポート、1cはクランク室を示す。
あって、その吸入ポート1aには吸気マニホルド2を介
して上流側に気化器3が配され、空気取入口・エアクリ
ーナー(ともに図示せず)と続き、これらによって燃料
と空気との混合気供給系を構成する。4はこの混合気供
給系の吸気道である。なお、機関1において、1bは排
気ポート、1cはクランク室を示す。
【0009】気化器3には電気式始動燃料供給装置いわ
ゆるオートバイスタータ5が併置され、始動時に濃い混
合気を供給する。すなわち、該オートバイスタータは、
始動時において、気化器のフロート室に連通する始動用
エマルジョン通路から始動燃料が供給され、吸気道に該
始動燃料を吐出する始動用吸気路を開閉し、吸気道に濃
い混合気を供給する。
ゆるオートバイスタータ5が併置され、始動時に濃い混
合気を供給する。すなわち、該オートバイスタータは、
始動時において、気化器のフロート室に連通する始動用
エマルジョン通路から始動燃料が供給され、吸気道に該
始動燃料を吐出する始動用吸気路を開閉し、吸気道に濃
い混合気を供給する。
【0010】7は潤滑油タンクであり、この潤滑油タン
ク7から導管8が潤滑油ポンプ9を介して混合気供給系
の吸気マニホルド2に導かれ、該導管8の開口部は内燃
機関1の吸気ポート1a近傍の吸気マニホルド2に設け
られる。これらにより潤滑油供給系統を構成する。
ク7から導管8が潤滑油ポンプ9を介して混合気供給系
の吸気マニホルド2に導かれ、該導管8の開口部は内燃
機関1の吸気ポート1a近傍の吸気マニホルド2に設け
られる。これらにより潤滑油供給系統を構成する。
【0011】しかして、本実施例の油切れ防止装置は、
この混合気供給系及び潤滑油供給系に跨って付置される
ものであり、潤滑油タンク7に設置される油量検出器1
1、該油量検出器11の検出信号を処理する制御装置1
2、該制御装置12からの信号により作動する潤滑油イ
ンジケータ13及び前記した電気式始動燃料供給装置
5、から構成される。
この混合気供給系及び潤滑油供給系に跨って付置される
ものであり、潤滑油タンク7に設置される油量検出器1
1、該油量検出器11の検出信号を処理する制御装置1
2、該制御装置12からの信号により作動する潤滑油イ
ンジケータ13及び前記した電気式始動燃料供給装置
5、から構成される。
【0012】以下、これらの各構成要素を詳しく説明す
る。油量検出器11 油量検出器11は、潤滑油タンク7内の適宜位置に設置
され、該潤滑油タンク7内の潤滑油の油面の位置すなわ
ち潤滑油の残量を測定検出する。そして、この検出量は
電気信号(通常は電圧)として制御装置12に送られ
る。
る。油量検出器11 油量検出器11は、潤滑油タンク7内の適宜位置に設置
され、該潤滑油タンク7内の潤滑油の油面の位置すなわ
ち潤滑油の残量を測定検出する。そして、この検出量は
電気信号(通常は電圧)として制御装置12に送られ
る。
【0013】制御装置12 制御装置12としてはマイクロコンピュータ等が用いら
れるが、この装置では、油量検出器11から送られてく
る信号を受け、潤滑油残量を第1レベルと第2レベルと
に判別し、潤滑油残量が第1レベル及び第2レベルに達
した時、それぞれ第1レベル信号及び第2レベル信号を
出力する機能を用いる。なお、第1レベルはまだ十分に
残量がある状態を示し、第2レベルはいわゆる最終レベ
ルであって、それ以上走行すると間もなく機関焼付けを
起こす状態を示す。第2レベルの設定は、機関の停止ま
でに潤滑油の残量最低位が潤滑油ポンプ9に達しない限
度とされる。
れるが、この装置では、油量検出器11から送られてく
る信号を受け、潤滑油残量を第1レベルと第2レベルと
に判別し、潤滑油残量が第1レベル及び第2レベルに達
した時、それぞれ第1レベル信号及び第2レベル信号を
出力する機能を用いる。なお、第1レベルはまだ十分に
残量がある状態を示し、第2レベルはいわゆる最終レベ
ルであって、それ以上走行すると間もなく機関焼付けを
起こす状態を示す。第2レベルの設定は、機関の停止ま
でに潤滑油の残量最低位が潤滑油ポンプ9に達しない限
度とされる。
【0014】潤滑油インジケータ13 制御装置12からの第1レベル信号及び第2レベル信号
により、潤滑油インジケータ13は通電され、第1レベ
ル及び第2レベルを通じて点灯するようにされるが、レ
ベル毎に点灯状態(点滅)を変えることもできる。更に
は、音を付加することもできる。
により、潤滑油インジケータ13は通電され、第1レベ
ル及び第2レベルを通じて点灯するようにされるが、レ
ベル毎に点灯状態(点滅)を変えることもできる。更に
は、音を付加することもできる。
【0015】電気式始動燃料供給装置5 電気式始動燃料供給装置5は、制御装置12からの第2
レベル信号により作動される。該始動用燃料調整装置5
を図2により詳述する。該始動用燃料調整装置5は、始
動用摺動弁・始動燃料ノズル・ニードル弁の機能部材が
ハウジング内に装着され、始動時における混合気を供給
する作動部5aと、感温器を主体とし、前記摺動弁を駆
動する感温駆動部5bと、この感温駆動部5bに駆動電
流を送る電源部5cとからなる。
レベル信号により作動される。該始動用燃料調整装置5
を図2により詳述する。該始動用燃料調整装置5は、始
動用摺動弁・始動燃料ノズル・ニードル弁の機能部材が
ハウジング内に装着され、始動時における混合気を供給
する作動部5aと、感温器を主体とし、前記摺動弁を駆
動する感温駆動部5bと、この感温駆動部5bに駆動電
流を送る電源部5cとからなる。
【0016】まず、作動部5aは、ハウジング15と、
該ハウジング15内に配される始動用摺動弁16・始動
用燃料ノズル17・ニードル弁18とを備える。ハウジ
ング15には、内部に段部をもって2つの円孔20,2
1が同一軸上に縦設される。大径の上部円孔(摺動孔)
20においては流入通路22と流出通路23とが連通し
て開設され、前記摺動弁16がこの円孔20の内周面に
上下動自在に摺動案内され、流入通路22と流出通路2
3の連通を断続する。小径の下部円孔21においてはそ
の底部には燃料流入口24が開設されている。しかし
て、流入通路22は吸気道4に合流する始動用吸気路2
5の上流側部に連通し、流出通路23は下流側部に連通
し、かつ、燃料流入口24は始動用エマルジョン通路2
6に連通する。なお、気化器3は気化器本体3aと気化
器本体3aの下部にフロート室27を画成して配された
フロート室体3bとから構成されている。該ハウジング
15は、気化器本体3aとの合わせ部にこれらの通路部
22,23,24の回りに適宜Oリングを介して、取付
けねじ(図示せず)によって気化器本体3aに固定され
る。
該ハウジング15内に配される始動用摺動弁16・始動
用燃料ノズル17・ニードル弁18とを備える。ハウジ
ング15には、内部に段部をもって2つの円孔20,2
1が同一軸上に縦設される。大径の上部円孔(摺動孔)
20においては流入通路22と流出通路23とが連通し
て開設され、前記摺動弁16がこの円孔20の内周面に
上下動自在に摺動案内され、流入通路22と流出通路2
3の連通を断続する。小径の下部円孔21においてはそ
の底部には燃料流入口24が開設されている。しかし
て、流入通路22は吸気道4に合流する始動用吸気路2
5の上流側部に連通し、流出通路23は下流側部に連通
し、かつ、燃料流入口24は始動用エマルジョン通路2
6に連通する。なお、気化器3は気化器本体3aと気化
器本体3aの下部にフロート室27を画成して配された
フロート室体3bとから構成されている。該ハウジング
15は、気化器本体3aとの合わせ部にこれらの通路部
22,23,24の回りに適宜Oリングを介して、取付
けねじ(図示せず)によって気化器本体3aに固定され
る。
【0017】次に、感温駆動部5bは、温度に応じて伸
縮作動するピストン30を備える感温器31と、該感温
器31に一体的に設けられたPTC型ヒータ32と、前
記ピストン30が当接するセットカラー33と、感温器
31を保持するとともにセットカラー33の移動を案内
するワックスカラー34と、セットカラー33及びワッ
クスカラー34間に介装されるばね35とを備える。ワ
ックスカラー34の下端はハウジング15上部の受口部
に嵌合され、該感温駆動部5bの固定をなす。セットカ
ラー33の下部は前記した始動用摺動弁16に解除可能
に係合する。感温器31内にはワックスが内蔵されてお
り、このワックスが温度上昇に応じて膨張することによ
りピストン30が伸長作動する。ばね35のばね付勢力
により、セットカラー33は感温器31側に向けて付勢
されており、ピストン30はセットカラー33の円筒部
の底部に常時当接する。37はワックスホルダー、38
はキャップである。ワックスホルダー37内には、一対
の端子40,41が埋設されており、これらの端子4
0,41は、PTC型ヒータ32の両端にそれぞれ接続
する。
縮作動するピストン30を備える感温器31と、該感温
器31に一体的に設けられたPTC型ヒータ32と、前
記ピストン30が当接するセットカラー33と、感温器
31を保持するとともにセットカラー33の移動を案内
するワックスカラー34と、セットカラー33及びワッ
クスカラー34間に介装されるばね35とを備える。ワ
ックスカラー34の下端はハウジング15上部の受口部
に嵌合され、該感温駆動部5bの固定をなす。セットカ
ラー33の下部は前記した始動用摺動弁16に解除可能
に係合する。感温器31内にはワックスが内蔵されてお
り、このワックスが温度上昇に応じて膨張することによ
りピストン30が伸長作動する。ばね35のばね付勢力
により、セットカラー33は感温器31側に向けて付勢
されており、ピストン30はセットカラー33の円筒部
の底部に常時当接する。37はワックスホルダー、38
はキャップである。ワックスホルダー37内には、一対
の端子40,41が埋設されており、これらの端子4
0,41は、PTC型ヒータ32の両端にそれぞれ接続
する。
【0018】これらの端子40,41はホルダーキャッ
プ38から導線を介して外部へ引き出され、電源部5c
に接続される。すなわち、一方の端子40は、スイッチ
43を介して交流発電機44における充電用発電コイル
45の中間部に接続され、他方の端子41は接地され
る。交流発電機44の点火用発電コイル46は、点火装
置47に接続されており、この点火装置47はメインス
イッチ48及びヒューズ49を介してバッテリー50に
接続される。また、充電用発電コイル45は、バッテリ
ー50を充電するために、前記メインスイッチ48及び
ヒューズ49の接続点にダイオード51を介して接続さ
れる。前記スイッチ43は常時は閉じているが、制御装
置12から第2レベル信号が出力されると開となり、P
TC型ヒータ32への通電をカットする。
プ38から導線を介して外部へ引き出され、電源部5c
に接続される。すなわち、一方の端子40は、スイッチ
43を介して交流発電機44における充電用発電コイル
45の中間部に接続され、他方の端子41は接地され
る。交流発電機44の点火用発電コイル46は、点火装
置47に接続されており、この点火装置47はメインス
イッチ48及びヒューズ49を介してバッテリー50に
接続される。また、充電用発電コイル45は、バッテリ
ー50を充電するために、前記メインスイッチ48及び
ヒューズ49の接続点にダイオード51を介して接続さ
れる。前記スイッチ43は常時は閉じているが、制御装
置12から第2レベル信号が出力されると開となり、P
TC型ヒータ32への通電をカットする。
【0019】このように構成された本実施例の油切れ防
止装置は次のように作用する。潤滑油タンク7での潤滑
油の残量が第1レベルに達し、その信号が制御装置12
で判別されると、潤滑油インジケータ13の回路を閉
じ、インジケータを点滅表示させ通報を行う。この時点
で潤滑油が補給され、潤滑油残量が元に復帰すれば、潤
滑油インジケータ13の回路が開き、消灯することは言
うまでもない。
止装置は次のように作用する。潤滑油タンク7での潤滑
油の残量が第1レベルに達し、その信号が制御装置12
で判別されると、潤滑油インジケータ13の回路を閉
じ、インジケータを点滅表示させ通報を行う。この時点
で潤滑油が補給され、潤滑油残量が元に復帰すれば、潤
滑油インジケータ13の回路が開き、消灯することは言
うまでもない。
【0020】次いで、潤滑油タンク7での潤滑油の残量
が第2レベルに達すると、制御装置12ではその信号を
判別し第2レベル信号を出力し、警告灯13への通電を
続けるとともに、始動燃料供給装置5への通電をカット
する。
が第2レベルに達すると、制御装置12ではその信号を
判別し第2レベル信号を出力し、警告灯13への通電を
続けるとともに、始動燃料供給装置5への通電をカット
する。
【0021】この始動燃料供給装置5への通電カットに
より、スターターバルブが開き、機関1に過剰混合気が
送られる。これにより、機関1の回転が絞り弁の開度に
追従しなくなる。すなわち、機関1が作動している間は
交流発電機44も作動し、該交流発電機44からの電力
によりPTC型ヒータ32が発熱し、ワックスが膨張し
てピストン30が伸長し摺動絞り弁16が下方に押さ
れ、始動用吸気路25の流入通路22及び流出通路23
間が遮断されるので機関1には適切な混合気が供給され
る。しかし、始動用燃料供給装置5への通電がカットさ
れると、ヒータ32の発熱がとまりワックスは周囲温度
まで冷却されるので、ワックスが徐々に収縮していく。
従って、ばね35の弾発力によりピストン30は上方に
押され摺動絞り弁16が上方に移動し、該絞り弁16の
開度に対応した量の空気が始動用吸気路25を介して流
入通路22から流入し、この空気の流通によって始動用
燃料ノズル17から吸い出された燃料と前記空気とで濃
混合気が形成され、その濃混合気が流出通路23及び始
動用吸気路25を介して吸気マニホルド2へ吐出され
る。従って、機関1には過剰な混合気が供給されるので
エンジン不調となり、潤滑油残量がゼロとなる前に機関
が停止する。
より、スターターバルブが開き、機関1に過剰混合気が
送られる。これにより、機関1の回転が絞り弁の開度に
追従しなくなる。すなわち、機関1が作動している間は
交流発電機44も作動し、該交流発電機44からの電力
によりPTC型ヒータ32が発熱し、ワックスが膨張し
てピストン30が伸長し摺動絞り弁16が下方に押さ
れ、始動用吸気路25の流入通路22及び流出通路23
間が遮断されるので機関1には適切な混合気が供給され
る。しかし、始動用燃料供給装置5への通電がカットさ
れると、ヒータ32の発熱がとまりワックスは周囲温度
まで冷却されるので、ワックスが徐々に収縮していく。
従って、ばね35の弾発力によりピストン30は上方に
押され摺動絞り弁16が上方に移動し、該絞り弁16の
開度に対応した量の空気が始動用吸気路25を介して流
入通路22から流入し、この空気の流通によって始動用
燃料ノズル17から吸い出された燃料と前記空気とで濃
混合気が形成され、その濃混合気が流出通路23及び始
動用吸気路25を介して吸気マニホルド2へ吐出され
る。従って、機関1には過剰な混合気が供給されるので
エンジン不調となり、潤滑油残量がゼロとなる前に機関
が停止する。
【0022】(他の実施例) 前記実施例では検出器11からの信号を制御装置12で
第1レベル、第2レベルとに判別し第1レベル信号及び
第2レベル信号を出力し潤滑油インジケータを点滅させ
ているが、このような潤滑油インジケータは必ずしも設
ける必要はない。
第1レベル、第2レベルとに判別し第1レベル信号及び
第2レベル信号を出力し潤滑油インジケータを点滅させ
ているが、このような潤滑油インジケータは必ずしも設
ける必要はない。
【0023】C.発明の効果 本発明の潤滑油切れ防止装置によれば、潤滑油インジケ
ータの点滅表示を無視して運転しつづけた場合には本発
明の装置が機関の焼付けを起こす以前に強制的に機関の
停止を行うので、潤滑油切れによる機関の焼付けを完全
に防止することができる。また、本発明の潤滑油切れ防
止装置ではオートバイスタータにおける始動燃料供給通
路の弁が徐々に開くため、ドライバヒリティの悪化が徐
々に起こり、急激な衝撃を引き起こすことなく、運転者
への潤滑油残量の減少を認知させることができる。更
に、過剰混合気の機関への供給により燃料による潤滑も
なされ、機関の停止前の潤滑油不足も補える。 更にま
た、本発明の潤滑油切れ防止装置は備え付けのオートバ
イスタータをそのまま利用し、検出器・制御装置の付加
のみで済み、他の特別の複雑な装置、例えば失火回路等
を要せず、設備費が安価で済む。
ータの点滅表示を無視して運転しつづけた場合には本発
明の装置が機関の焼付けを起こす以前に強制的に機関の
停止を行うので、潤滑油切れによる機関の焼付けを完全
に防止することができる。また、本発明の潤滑油切れ防
止装置ではオートバイスタータにおける始動燃料供給通
路の弁が徐々に開くため、ドライバヒリティの悪化が徐
々に起こり、急激な衝撃を引き起こすことなく、運転者
への潤滑油残量の減少を認知させることができる。更
に、過剰混合気の機関への供給により燃料による潤滑も
なされ、機関の停止前の潤滑油不足も補える。 更にま
た、本発明の潤滑油切れ防止装置は備え付けのオートバ
イスタータをそのまま利用し、検出器・制御装置の付加
のみで済み、他の特別の複雑な装置、例えば失火回路等
を要せず、設備費が安価で済む。
【図1】本発明の2サイクル内燃機関における潤滑油供
給機構の一実施例の全体構成を示す模式図。
給機構の一実施例の全体構成を示す模式図。
【図2】気化器本体に設置された始動燃料調整装置の全
体構造を示す縦断面図。
体構造を示す縦断面図。
1…2サイクル内燃機関、2…吸気マニホルド、3…気
化器、5…始動燃料供給装置、7…潤滑油タンク、8…
導管、9…潤滑油ポンプ、11…検出器、12…制御装
置、13…潤滑油インジケータ
化器、5…始動燃料供給装置、7…潤滑油タンク、8…
導管、9…潤滑油ポンプ、11…検出器、12…制御装
置、13…潤滑油インジケータ
Claims (2)
- 【請求項1】 フロート室に連通する始動用エマルジョ
ン通路から始動燃料が供給され、吸気道に該始動燃料を
吐出する始動用吸気路を開閉する電気式オートバイスタ
ータ付き気化器を有する混合気供給系及び潤滑油タンク
内の潤滑油の残量を検出する検出器を有する潤滑油供給
系を備えた分離給油式2サイクル内燃機関において、 潤滑油残量が最終レベルに達すると前記検出器からの信
号により制御装置を介して前記電気式オートバイスター
タへの通電を遮断して前記混合気供給系に過剰燃料を供
給させる、 ことを特徴とする2サイクル内燃機関の潤滑油切れ防止
装置。 - 【請求項2】検出器からの信号は、制御装置により第1
レベル及び最終レベルである第2レベルとに判別されて
それぞれ第1レベル信号及び第2レベル信号が出力さ
れ、該第1レベル信号及び第2レベル信号により潤滑油
インジケータを点滅させ、該第2レベル信号により電気
式オートバイスタータへの通電を遮断することを特徴と
する請求項1に記載の2サイクル内燃機関の潤滑油切れ
防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3168804A JP2552587B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 2サイクル内燃機関の潤滑油切れ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3168804A JP2552587B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 2サイクル内燃機関の潤滑油切れ防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04365914A JPH04365914A (ja) | 1992-12-17 |
| JP2552587B2 true JP2552587B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=15874799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3168804A Expired - Fee Related JP2552587B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 2サイクル内燃機関の潤滑油切れ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552587B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6030428A (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-16 | Sanshin Ind Co Ltd | エンジンの異常警告装置 |
| JPS6385252A (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-15 | Honda Motor Co Ltd | エンジンのエアクリ−ナ使用限度報知装置 |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP3168804A patent/JP2552587B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04365914A (ja) | 1992-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |