JP2552717B2 - 陰極線管のフォーカス電圧調整回路 - Google Patents
陰極線管のフォーカス電圧調整回路Info
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- JP2552717B2 JP2552717B2 JP63259310A JP25931088A JP2552717B2 JP 2552717 B2 JP2552717 B2 JP 2552717B2 JP 63259310 A JP63259310 A JP 63259310A JP 25931088 A JP25931088 A JP 25931088A JP 2552717 B2 JP2552717 B2 JP 2552717B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、陰極線管(以下、CRTと称する)のフォ
ーカス電圧調整回路に係り、特に磁界集束形CRTの最適
フォーカス点を得るためのフォーカス電圧調整回路に関
する。
ーカス電圧調整回路に係り、特に磁界集束形CRTの最適
フォーカス点を得るためのフォーカス電圧調整回路に関
する。
従来、磁界集束形CRTとして、カソードと、複数のグ
リッドおよびアノードとからなる電極構造を有するもの
が知られている。
リッドおよびアノードとからなる電極構造を有するもの
が知られている。
しかるに、従来この種のCRTにおけるフォーカス電圧
調整回路として、例えば第2図に示す構成からなるもの
が知られている。すなわち、第2図において、参照符号
10はCRTを示し、その電極構成は、カソードK、グリッ
ドG1、G2、G3およびアノードAからなる。また、参照符
号12はフライバックトランスを示し、このトランス12の
1次側巻線L1には、一端において電源電圧+Bを印加す
ると共に、水平ドライブパルスをトランジスタTr、偏向
ヨークDY、直流阻止コンデンサC1、共振コンデンサC2を
介して供給するように接続される。なお、D1はダンパダ
イオードを示す。
調整回路として、例えば第2図に示す構成からなるもの
が知られている。すなわち、第2図において、参照符号
10はCRTを示し、その電極構成は、カソードK、グリッ
ドG1、G2、G3およびアノードAからなる。また、参照符
号12はフライバックトランスを示し、このトランス12の
1次側巻線L1には、一端において電源電圧+Bを印加す
ると共に、水平ドライブパルスをトランジスタTr、偏向
ヨークDY、直流阻止コンデンサC1、共振コンデンサC2を
介して供給するように接続される。なお、D1はダンパダ
イオードを示す。
一方、フライバックトランス12の2次側巻線は、第1
巻線L2-1および第2線巻線L2-2とからなり、第1巻線L
2-1はダイオードD2を介してCRT10のアノードAにアノー
ド電圧を供給するように接続される。また、前記第2巻
線L2-2は、ダイオードD3、平滑用コンデンサC3、固定抵
抗器R1および摺動抵抗器R2を介して、CRT10のグリッドG
2およびG3にそれぞれグリッド電圧を供給するように接
続される。なお、CRT10のカソードKには、ビデオ信号
が供給されるように回路構成されている。
巻線L2-1および第2線巻線L2-2とからなり、第1巻線L
2-1はダイオードD2を介してCRT10のアノードAにアノー
ド電圧を供給するように接続される。また、前記第2巻
線L2-2は、ダイオードD3、平滑用コンデンサC3、固定抵
抗器R1および摺動抵抗器R2を介して、CRT10のグリッドG
2およびG3にそれぞれグリッド電圧を供給するように接
続される。なお、CRT10のカソードKには、ビデオ信号
が供給されるように回路構成されている。
しかるに、このように回路構成において、フライバッ
クトランス12の1次側において、前記トランジスタTrか
ら水平ドライブパルスを供給することにより、偏向ヨー
クDYを駆動すると同時に、水平帰線期間に共振コンデン
サC2と偏向ヨークDYとにより共振したフライバックパル
スが発生し、このフライバックパルスがフライバックト
ランス12の1次側巻線L1に供給されて、その2次側巻線
の第1巻線L2-1に所要のアノード電圧を得ることができ
る。従って、この第1巻線L2-1で得られるアノード電圧
は、ダイオードD2で整流してCRT10のアノードAに印加
される。
クトランス12の1次側において、前記トランジスタTrか
ら水平ドライブパルスを供給することにより、偏向ヨー
クDYを駆動すると同時に、水平帰線期間に共振コンデン
サC2と偏向ヨークDYとにより共振したフライバックパル
スが発生し、このフライバックパルスがフライバックト
ランス12の1次側巻線L1に供給されて、その2次側巻線
の第1巻線L2-1に所要のアノード電圧を得ることができ
る。従って、この第1巻線L2-1で得られるアノード電圧
は、ダイオードD2で整流してCRT10のアノードAに印加
される。
一方、前記フライドバックトランス12のフォーカス電
圧用の第2巻線L2-2で昇圧した電圧を、ダイオードD3で
整流し、平滑用コンデンサC3で平滑して所要のフォーカ
ス電圧より若干高い電圧を得、この電圧を固定抵抗器R1
と摺動抵抗器R2とで分圧し、前記摺動抵抗器R2の摺動端
子よりフォーカス電圧を得て、CRT10のフォーカスグリ
ッドG3に供給し、カソードKに印加されるビデオ信号に
よって変調された電子ビームを制御するように構成され
る。
圧用の第2巻線L2-2で昇圧した電圧を、ダイオードD3で
整流し、平滑用コンデンサC3で平滑して所要のフォーカ
ス電圧より若干高い電圧を得、この電圧を固定抵抗器R1
と摺動抵抗器R2とで分圧し、前記摺動抵抗器R2の摺動端
子よりフォーカス電圧を得て、CRT10のフォーカスグリ
ッドG3に供給し、カソードKに印加されるビデオ信号に
よって変調された電子ビームを制御するように構成され
る。
しかるに、この種のCRT10において、高圧を一定にす
るために、水平帰線パルスを高圧巻線の低圧部に加える
ことが一般に採用されるが、この場合に高圧を一定にす
る程度のパルスを積み上げると、高圧巻線の中間タップ
から取出しているフォーカス電圧が変動する傾向があ
る。ここで、この場合、CRT10の最適フォーカス点を得
るために、例えばフライバックトランス12によるフライ
バックパルス幅を変化させたり、電源電圧を変化させる
方式が提案されている。
るために、水平帰線パルスを高圧巻線の低圧部に加える
ことが一般に採用されるが、この場合に高圧を一定にす
る程度のパルスを積み上げると、高圧巻線の中間タップ
から取出しているフォーカス電圧が変動する傾向があ
る。ここで、この場合、CRT10の最適フォーカス点を得
るために、例えばフライバックトランス12によるフライ
バックパルス幅を変化させたり、電源電圧を変化させる
方式が提案されている。
しかしながら、前者のフライバックパルス幅を変化さ
せる方式では、一般に取扱電圧が高いために、円滑な調
整ができないばかりでなく、調整幅も充分になし得ない
難点がある。
せる方式では、一般に取扱電圧が高いために、円滑な調
整ができないばかりでなく、調整幅も充分になし得ない
難点がある。
また、電源電圧を変化させる方式とする場合には、電
力損失を生じるばかりでなく、CRT10における偏向寸法
がばらつき、さらに輝度変化等も生じ、適正な映像を再
生することができなくなる。
力損失を生じるばかりでなく、CRT10における偏向寸法
がばらつき、さらに輝度変化等も生じ、適正な映像を再
生することができなくなる。
しかるに、一般に、CRTのフォーカス調整は、グリッ
ド電圧を調整することによって行われている。これは、
CRTの映像のフォーカス原理が、カソード電圧とグリッ
ド電圧との電位差によって、カソード電極から適当な速
度で放出された電子を、電子が通過する複数のグリッド
電極間の各電位差に応じて形成される磁界レンズによ
り、適宜に偏向してCRTの画面に集束するように設定す
るものである。従って、従来においては、グリッド電圧
を調整して所要の解像度を得るようにフォーカス調整を
行っている。
ド電圧を調整することによって行われている。これは、
CRTの映像のフォーカス原理が、カソード電圧とグリッ
ド電圧との電位差によって、カソード電極から適当な速
度で放出された電子を、電子が通過する複数のグリッド
電極間の各電位差に応じて形成される磁界レンズによ
り、適宜に偏向してCRTの画面に集束するように設定す
るものである。従って、従来においては、グリッド電圧
を調整して所要の解像度を得るようにフォーカス調整を
行っている。
しかしながら、CRTの構造のバラツキにより、各グリ
ッド電極間の電位差を調整しても、一部のCRTには規定
の高解像度が得られないものがある。特に、ビデオカメ
ラで使用される電子ビューファインダのような、小形で
高解像度が要求されるCRTの場合には、ビデオカメラに
内蔵の電源すなわち電池電源のために高電圧が得られ
ず、従って規定の高解像度が得られなくなる傾向が強く
なる。
ッド電極間の電位差を調整しても、一部のCRTには規定
の高解像度が得られないものがある。特に、ビデオカメ
ラで使用される電子ビューファインダのような、小形で
高解像度が要求されるCRTの場合には、ビデオカメラに
内蔵の電源すなわち電池電源のために高電圧が得られ
ず、従って規定の高解像度が得られなくなる傾向が強く
なる。
また、前記電子ビューファインダ用小形CRTの場合、
フォーカス調整時には、まずビデオカメラに組み込まれ
る前にCRT単体で調整用電源により調整し、調整後にビ
デオカメラに内蔵の電源(電池等)により駆動するた
め、駆動用電源と調整用電源とに電位差がある場合、再
調整が必要となる。このため、この種のCRTとしては、
グリッド電圧の調整によるフォーカス調整に代えて、CR
Tを精度良く製作し、グリッド電圧を無調整としたもの
もある。しかし、このようなCRTでは、グリッド電極が
2つに限定され、グリッド電源での電圧の微調整が不可
能となる。
フォーカス調整時には、まずビデオカメラに組み込まれ
る前にCRT単体で調整用電源により調整し、調整後にビ
デオカメラに内蔵の電源(電池等)により駆動するた
め、駆動用電源と調整用電源とに電位差がある場合、再
調整が必要となる。このため、この種のCRTとしては、
グリッド電圧の調整によるフォーカス調整に代えて、CR
Tを精度良く製作し、グリッド電圧を無調整としたもの
もある。しかし、このようなCRTでは、グリッド電極が
2つに限定され、グリッド電源での電圧の微調整が不可
能となる。
さらに、前述したようなグリッド電極が2つに限定さ
れた小形CRTの場合、輝度調整は、カソード電極とグリ
ッド電極との電位差の調整により行われる。このため、
例えばグリッド電圧を調整してCRTのフォーカスを調整
すると、輝度も変化するという問題も生じる。
れた小形CRTの場合、輝度調整は、カソード電極とグリ
ッド電極との電位差の調整により行われる。このため、
例えばグリッド電圧を調整してCRTのフォーカスを調整
すると、輝度も変化するという問題も生じる。
そこで、本発明の目的は、フライバックトランスより
導出されるフライバックパルスをCRT(陰極線管)のカ
ソード電圧およびグリッド電圧として供給する場合に、
前記フライバックパルスの一部を整流して得た直流電圧
を可変に設定することにより、前記カソード電圧および
グリッド電圧とアノード電圧との電位差を相対的に可変
調整して、最適フォーカス点の調整を簡単な回路構成
で、容易にしかも電力損失を生じることなく達成するこ
とができる陰極線管のフォーカス電圧調整回路を提供す
ることにある。
導出されるフライバックパルスをCRT(陰極線管)のカ
ソード電圧およびグリッド電圧として供給する場合に、
前記フライバックパルスの一部を整流して得た直流電圧
を可変に設定することにより、前記カソード電圧および
グリッド電圧とアノード電圧との電位差を相対的に可変
調整して、最適フォーカス点の調整を簡単な回路構成
で、容易にしかも電力損失を生じることなく達成するこ
とができる陰極線管のフォーカス電圧調整回路を提供す
ることにある。
本発明に係る陰極線管のフォーカス電圧調整回路は、
水平ドライブパルスをフライバックトランスに供給し
て、このフライバックトランスより導出されるフライバ
ックパルスを整流および平滑して陰極線管のカソード電
圧、グリッド電圧およびアノード電圧として供給するよ
うに構成した陰極線管の電圧供給回路において、 陰極線管のアノード電圧を得るべく供給される第1の
フライバックパルスを発生するフライバックトランスの
第1巻線の基準電位点に対する直流負荷を固定し、陰極
線管のカソードおよびグリッドに供給される第2または
第3のフライバックパルスを発生するフライバックトラ
ンスの第2巻線または第3巻線の基準電位点に対する直
流電位を調整することによって、アノード電圧に対して
カソード電圧およびグリッド電圧の双方を一緒に平行し
て変化させ、カソード電圧およびグリッド電圧の双方に
対するアノード電圧の電位差が相対的に調整されるよう
に構成したことを特徴とする。
水平ドライブパルスをフライバックトランスに供給し
て、このフライバックトランスより導出されるフライバ
ックパルスを整流および平滑して陰極線管のカソード電
圧、グリッド電圧およびアノード電圧として供給するよ
うに構成した陰極線管の電圧供給回路において、 陰極線管のアノード電圧を得るべく供給される第1の
フライバックパルスを発生するフライバックトランスの
第1巻線の基準電位点に対する直流負荷を固定し、陰極
線管のカソードおよびグリッドに供給される第2または
第3のフライバックパルスを発生するフライバックトラ
ンスの第2巻線または第3巻線の基準電位点に対する直
流電位を調整することによって、アノード電圧に対して
カソード電圧およびグリッド電圧の双方を一緒に平行し
て変化させ、カソード電圧およびグリッド電圧の双方に
対するアノード電圧の電位差が相対的に調整されるよう
に構成したことを特徴とする。
本発明に係る陰極線管(CRT)のフォーカス電圧調整
回路によれば、フライバックトランスの1次側における
フライバックパルスの変動により、CRTへ供給するアノ
ード電圧が変動し、CRTのフォーカス調整が不適正とな
る場合に、フライバックトランスの2次側にCTのアノー
ドに供給する一定電圧を得る第1巻線を設けると共に、
CRTのカソードおよびグリッドに供給する電圧を得る第
2および第3巻線を設けて、これらの巻線から導出され
る電圧を可調整とすることにより、アノード電圧に対す
るカソード電圧およびグリッド電圧を常に適正な状態に
保持して、CRTの最適フォーカス点を容易に得ることが
できる。
回路によれば、フライバックトランスの1次側における
フライバックパルスの変動により、CRTへ供給するアノ
ード電圧が変動し、CRTのフォーカス調整が不適正とな
る場合に、フライバックトランスの2次側にCTのアノー
ドに供給する一定電圧を得る第1巻線を設けると共に、
CRTのカソードおよびグリッドに供給する電圧を得る第
2および第3巻線を設けて、これらの巻線から導出され
る電圧を可調整とすることにより、アノード電圧に対す
るカソード電圧およびグリッド電圧を常に適正な状態に
保持して、CRTの最適フォーカス点を容易に得ることが
できる。
次に、本発明に係る陰極線管(CRT)のフォーカス電
圧調整回路の実施例につき、添付図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
圧調整回路の実施例につき、添付図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
第1図は、本発明に係るCRTのフォーカス電圧調整回
路の一実施例を示す要部回路図である。なお、説明の便
宜上、第2図に示す従来の回路構成と同一の構成要素に
ついては、同一の参照符号を付して説明する。
路の一実施例を示す要部回路図である。なお、説明の便
宜上、第2図に示す従来の回路構成と同一の構成要素に
ついては、同一の参照符号を付して説明する。
しかるに、第1図に示す回路において、磁界集束形CR
T10は、それぞれカソードK、第1グリッドG1、第2グ
リッドG2およびアノードAを備える。また、フライバッ
クトランス12の1次側巻線L1には、水平ドライブパルス
を供給するトランジスタTr、偏向ヨークDY、直流阻止コ
ンデンサC1、共振コンデンサC2およびダンパダイオード
D1が接続される。
T10は、それぞれカソードK、第1グリッドG1、第2グ
リッドG2およびアノードAを備える。また、フライバッ
クトランス12の1次側巻線L1には、水平ドライブパルス
を供給するトランジスタTr、偏向ヨークDY、直流阻止コ
ンデンサC1、共振コンデンサC2およびダンパダイオード
D1が接続される。
前記フライバックトランス12の2次側巻線としては、
第1巻線L8と第2巻線L7とが分割して設けられている。
第1巻線L8の一端が1次側と絶縁された2次側の共通接
地電位点(基準電位点)に接地され、他端にはダイオー
ドD11および平滑用コンデンサC11からなる電圧整流回路
が接続され、この出力はアノード電圧としてCRT10のア
ノードAに印加される。
第1巻線L8と第2巻線L7とが分割して設けられている。
第1巻線L8の一端が1次側と絶縁された2次側の共通接
地電位点(基準電位点)に接地され、他端にはダイオー
ドD11および平滑用コンデンサC11からなる電圧整流回路
が接続され、この出力はアノード電圧としてCRT10のア
ノードAに印加される。
一方、第2巻線L7には、ダイオードD10、ブリーダ抵
抗器R10、平滑用コンデンサC10およびブリーダ抵抗器R
11からなる電圧整流回路が接続されている。なお、巻線
L3は、CRT10におけるカソードKのヒータ用巻線であ
る。
抗器R10、平滑用コンデンサC10およびブリーダ抵抗器R
11からなる電圧整流回路が接続されている。なお、巻線
L3は、CRT10におけるカソードKのヒータ用巻線であ
る。
前記第2巻線L7は、フローティング巻線となってお
り、ブリーダ抵抗器R10の中間タップを所要電位に固定
し、一方ブリーダ抵抗器R11の中間タップは輝度調整用
としてカソードKに供給するように回路構成されてい
る。また、このブリーダ抵抗器R11に印加される整流電
圧の負極側を、第1グリッドG1電圧として供給すると共
に、正極側を、第2グリドG2電圧として供給するように
回路構成されている。さらに、カップリングコンデンサ
C12を介して、CRT10のカソードKにビデオ信号が供給さ
れる。
り、ブリーダ抵抗器R10の中間タップを所要電位に固定
し、一方ブリーダ抵抗器R11の中間タップは輝度調整用
としてカソードKに供給するように回路構成されてい
る。また、このブリーダ抵抗器R11に印加される整流電
圧の負極側を、第1グリッドG1電圧として供給すると共
に、正極側を、第2グリドG2電圧として供給するように
回路構成されている。さらに、カップリングコンデンサ
C12を介して、CRT10のカソードKにビデオ信号が供給さ
れる。
このように構成される本発明のフォーカス電圧調整回
路において、1次側と絶縁されたフライバックトランス
12の2次側の第2巻線L7は、フローティング巻線となっ
ていることから、ブリーダ抵抗器R10の中間タップ位置
を変化させることにより、2次側の共通接地電位(基準
電位)からの第2巻線L7全体の電位が変化する。これに
より、前記第2巻線L7に接続されるカソードK、第1グ
リッドG1および第2グリッドG2の電位が共に平行に変化
し、2次側の共通接地電位から一定の高電位で固定され
ているアノードAの電位に対して相対的に変化すること
となり、実質的にカソードK、第1グリッドG1および第
2グリッドG2の電位を固定して、アノード電位の調整に
よるフォーカス電圧調整を行うことと等価となる。
路において、1次側と絶縁されたフライバックトランス
12の2次側の第2巻線L7は、フローティング巻線となっ
ていることから、ブリーダ抵抗器R10の中間タップ位置
を変化させることにより、2次側の共通接地電位(基準
電位)からの第2巻線L7全体の電位が変化する。これに
より、前記第2巻線L7に接続されるカソードK、第1グ
リッドG1および第2グリッドG2の電位が共に平行に変化
し、2次側の共通接地電位から一定の高電位で固定され
ているアノードAの電位に対して相対的に変化すること
となり、実質的にカソードK、第1グリッドG1および第
2グリッドG2の電位を固定して、アノード電位の調整に
よるフォーカス電圧調整を行うことと等価となる。
この場合、輝度調整は、ブリーダ抵抗器R11により、
カソードKと第1グリッドG1および第2グリッドG2との
間の電位差を調整することにより行われ、前記ブリーダ
抵抗器R10の中間タップ位置を変化させてもこの電位差
は変化せず、輝度および変調特性に関係なく、フォーカ
ス電圧の調整を行うことができる。
カソードKと第1グリッドG1および第2グリッドG2との
間の電位差を調整することにより行われ、前記ブリーダ
抵抗器R10の中間タップ位置を変化させてもこの電位差
は変化せず、輝度および変調特性に関係なく、フォーカ
ス電圧の調整を行うことができる。
このように構成された本発明に係る陰極線管(CRT)
のフォーカス電圧調整回路によれば、アノード電圧に対
するカソード電圧およびグリッド電圧の双方を、常に適
正な状態に保持して、CRTの最適フォーカス点を容易に
得ることができる。すなわち、前記実施例の回路によれ
ば、アノードAは基準電位点(2次側接地電位点)に対
して、所定の一定電圧を有する第1巻線L8に接続固定し
たままで、第1巻線L7に対して設けたブリーダ抵抗器R
10の中間タップの位置を変化させることにより、カソー
ド、第1グリッドおよび第2グリッドの前記基準点に対
する直流電位を、アノード電圧に対し平行して変化させ
るため、CRTの輝度および変調特性に関係なく、アノー
ド電圧とカソード電圧および第1グリッド電圧との相対
的な電位差を変化させて、最適なフォーカス電圧を得る
ことができる。
のフォーカス電圧調整回路によれば、アノード電圧に対
するカソード電圧およびグリッド電圧の双方を、常に適
正な状態に保持して、CRTの最適フォーカス点を容易に
得ることができる。すなわち、前記実施例の回路によれ
ば、アノードAは基準電位点(2次側接地電位点)に対
して、所定の一定電圧を有する第1巻線L8に接続固定し
たままで、第1巻線L7に対して設けたブリーダ抵抗器R
10の中間タップの位置を変化させることにより、カソー
ド、第1グリッドおよび第2グリッドの前記基準点に対
する直流電位を、アノード電圧に対し平行して変化させ
るため、CRTの輝度および変調特性に関係なく、アノー
ド電圧とカソード電圧および第1グリッド電圧との相対
的な電位差を変化させて、最適なフォーカス電圧を得る
ことができる。
従って、本発明においては、フォーカス調整を、低圧
側の基準電位点を変化させるという構成で行うため、高
圧のアノード電圧を直接変化させる場合に比べて、比較
的安価な部品を使用することができるという利点が得ら
れる。
側の基準電位点を変化させるという構成で行うため、高
圧のアノード電圧を直接変化させる場合に比べて、比較
的安価な部品を使用することができるという利点が得ら
れる。
第1図は本発明に係る陰極線管(CRT)のフォーカス電
圧調整回路の一実施例を示す回路図、第2図は従来の陰
極線管(CRT)のフォーカス電圧調整回路の一構成例を
示す回路図である。 10……陰極線管(CRT)、12……フライバックトランス K……カソード、G1、G2……グリッド A……アノード、L1……1次側巻線 L3……ヒータ用巻線、L7……第2巻線 L8……第1巻線、Tr……トランジスタ D1……ダンパダイオード、DY……偏向ヨーク C1……直流阻止コンデンサ、C2……共振コンデンサ D10、D11……整流用ダイオード、C10、C11……平滑用コ
ンデンサ C12……カップリングコンデンサ、R10、R11……ブリー
ダ抵抗器
圧調整回路の一実施例を示す回路図、第2図は従来の陰
極線管(CRT)のフォーカス電圧調整回路の一構成例を
示す回路図である。 10……陰極線管(CRT)、12……フライバックトランス K……カソード、G1、G2……グリッド A……アノード、L1……1次側巻線 L3……ヒータ用巻線、L7……第2巻線 L8……第1巻線、Tr……トランジスタ D1……ダンパダイオード、DY……偏向ヨーク C1……直流阻止コンデンサ、C2……共振コンデンサ D10、D11……整流用ダイオード、C10、C11……平滑用コ
ンデンサ C12……カップリングコンデンサ、R10、R11……ブリー
ダ抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−98970(JP,A) 特開 昭54−82121(JP,A) 実開 昭53−119822(JP,U) 実開 昭61−95163(JP,U) 特公 昭58−20436(JP,B2) 実公 昭62−30368(JP,Y2) 実公 昭60−25176(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】水平ドライブパルスをフライバックトラン
スに供給して、このフライバックトランスより導出され
るフライバックパルスを整流および平滑して陰極線管の
カソード電圧、グリッド電圧およびアノード電圧として
供給するように構成した陰極線管の電圧供給回路におい
て、 陰極線管のアノード電圧を得るべく供給される第1のフ
ライバックパルスを発生するフライバックトランスの第
1巻線の基準電位点に対する直流負荷を固定し、陰極線
管のカソードおよびグリッドに供給される第2または第
3のフライバックパルスを発生するフライバックトラン
スの第2巻線または第3巻線の基準電位点に対する直流
電位を調整することによって、アノード電極に対してカ
ソード電圧およびグリッド電圧の双方を一緒に平行して
変化させ、カソード電圧およびグリッド電圧の双方に対
するアノード電圧の電位差が相対的に調整されるように
構成したことを特徴とする陰極線管のフォーカス電圧調
整回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63259310A JP2552717B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 陰極線管のフォーカス電圧調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63259310A JP2552717B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 陰極線管のフォーカス電圧調整回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02107068A JPH02107068A (ja) | 1990-04-19 |
| JP2552717B2 true JP2552717B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=17332299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63259310A Expired - Fee Related JP2552717B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 陰極線管のフォーカス電圧調整回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552717B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53119822U (ja) * | 1977-03-01 | 1978-09-22 | ||
| JPS5482121A (en) * | 1977-12-14 | 1979-06-30 | Hitachi Ltd | Direct current high voltage generator |
| JPS5698970A (en) * | 1980-01-11 | 1981-08-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Focus device for cathode-ray tube |
| JPS5820436A (ja) * | 1981-07-30 | 1983-02-05 | 大日本印刷株式会社 | 容器の製造方法 |
| JPS6025176U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-20 | 株式会社東芝 | 片持ちモジユ−ルユニツトの支持構造 |
| JPS6195163U (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-19 | ||
| JPS6230368U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-24 |
-
1988
- 1988-10-17 JP JP63259310A patent/JP2552717B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02107068A (ja) | 1990-04-19 |
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Legal Events
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