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JP2552726B2 - 圧力現像方法 - Google Patents
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JP2552726B2 - 圧力現像方法 - Google Patents

圧力現像方法

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JP2552726B2
JP2552726B2 JP1104163A JP10416389A JP2552726B2 JP 2552726 B2 JP2552726 B2 JP 2552726B2 JP 1104163 A JP1104163 A JP 1104163A JP 10416389 A JP10416389 A JP 10416389A JP 2552726 B2 JP2552726 B2 JP 2552726B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は感光感圧性のシートを用いて像形成を行う
圧力現像方法に関する。
(b)従来の技術 感光感圧シートは一般に感光感圧性のマイクロカプセ
ルが塗布されたメディアシートと、現像材料が塗布され
たレシーバシートとからなる。メディアシート上には露
光によって潜像形成がされ、この潜像にレシーバシート
を重ねて加圧することにより現像が行われる。この現像
処理(メディアシート上のマイクロカプセルの破壊)に
は通常圧力ローラが用いられている。
(c)発明が解決しようとする課題 ところで感光感圧シートの現像処理には非常に高圧力
を必要とする。そのため、感光感圧シートを噛み込むと
きおよび放出するときに急激なトルク変動が生じる問題
があった。特に噛み込み時のトルク変動は画像先端部の
画質に悪影響を与えるため好ましくない。
そこでこの発明では、圧力ローラ装置の加圧制御とと
もに感光感圧シートの搬送制御も行うことによって急激
なトルク変動を防止する圧力現像方法を提供することを
目的としている。
(d)課題を解決するための手段 圧力ローラ装置を圧力解除可能にして、感光感圧性シ
ートの先端が通過した時に加圧し、後端が通過したとき
に圧力解除を行うことによって急激なトルク変動を防止
する装置は特開昭63−92954号に開示されている。しか
しながらこの装置においては感光感圧シートの搬送制御
については何ら示されていない。
この発明の圧力現像方法は、圧力ローラを圧力解除し
た状態でローラ間へ感光感圧シートを供給し、感光感圧
シートの画像対応部先端がローラ間の圧力現像ポイント
に達した時点で感光感圧シートを停止させて圧力ローラ
圧力現像処理に必要な圧力まで加圧し、そののち感光感
圧シートを搬送させて圧力現像処理を行うことを特徴と
している。
e)作用 この発明においては、感光感圧シートの画像対応部の
先端が圧力現像ポイントで停止した状態で圧力ローラの
加圧動作が行われ、圧力現像処理に必要な圧力まで加圧
されたのちに、圧力現像が行われてゆく。すなわち圧力
ローラが加圧状態のままでのシートの噛み込みは行われ
ないので急激なトルク変動が生じることがない。ところ
で圧力ローラには高圧力が加えられているためショック
を緩和するために加圧動作はゆっくりと行われるように
なっており、感光感圧シートを搬送しながら加圧動作を
行うと現像開始ポイントが画像先端からずれてしまうこ
とがある。しかしながらこの発明では、画像対応部先端
に圧力ローラを下ろし、圧力現像処理に必要な圧力まで
加圧したのち感光感圧シートを搬送させてゆく(圧力現
像を開始する)ため正確に画像先端から現像が開始され
る。
(f)実施例 まず、画像形成装置本体の概略を説明する。
第3図は感光感圧シートを用いて像形成を行う画像形
成装置の構成を表した図である。なおこの実施例ではメ
ディアシートとレシーバシートの2種類のシートからな
る感光感圧シートを用い、さらにメディアシートにはロ
ール状のものを使用している。したがって、メディアシ
ートにおいては画像対応部(潜像)の先端が圧力現像ポ
イントに達したときに搬送が停止され、レシーバシート
においてはシートの先端が圧力現像ポイントに達したと
きに搬送が停止されるようになっている。
画像形成装置本体の上面には透明な硬質ガラス体から
なる原稿台1が備えられている。この原稿台1上には複
写すべき原稿Aが原稿面を下側に載置される。原稿台1
の下方には光学系が設けられている。光学系2は光源2
a,2b、ミラー2c〜2f、レンズ2g、フィルタ2hを有してい
る。原稿台1上の原稿Aは光源2a,2bで露光され、その
反射光がミラー2c〜2f、レンズ2g、フィルタ2hを介して
後述する露光ポイントに導かれる。なお、フィルタ2hは
透過波長の異なる複数枚のフィルタを有し、各フィルタ
の光路中への挿入量を調節することによって原稿反射光
の色補正を行う。フィルタの挿入量はメディアシートの
感度特性,ユーザが希望する画像色等に応じて決定され
る。
画像形成装置本体の右側にはスライドプロジェクタ3
が、着脱自在に設けられている。スライドプロジェクタ
3は光源3a、スライド保持部3b、レンズ3cを有してい
る。スライド保持部3bにはプリントすべきスライドフィ
ルムが挿入される。一方、前記原稿反射光用の光学系の
ミラー2fは回転可能になっており、画像形成装置本体の
正面側に設けられている把手(不図示)を回動させるこ
とによってほぼ90度回動される。ミラー2fを回動させた
状態(図中二点鎖線の状態)にすると、スライド保持部
3bに挿入されたスライドフィルムの透過光がレンズ3cを
介して露光ポイントに導かれる。なおこのレンズ3cにも
色補正用のフィルタが備えられている。
画像形成装置本体内の左側にはメディアシートの装着
部が設けられている。メディアシート4はアルミニウム
等の光反射性の材料からなるシート上に、光硬化材料,
発色性染料などを封入した粒径ほぼ10〜20μmのマイク
ロカプセルを塗布したものである。マイクロカプセルは
露光により硬化し、加圧により破壊されて発色性染料を
流出させる。このメディアシートは後述するレシーバシ
ートと対で感光感圧性シートとなる。なお、レシーバシ
ートは用紙上に熱可塑性の樹脂および現像材料(前記発
色性染料を発色させるもの)を塗布したものである。
メディアシート4は供給軸51に巻回され、遮光材から
なるメディアカートリッジ5の収納室Rに納められて外
光および外圧から保護されている。供給軸51はソレノイ
ドを含むラチェット機構によりロック可能になってい
る。メディアカートリッジ5は巻取軸52も備え、使用済
のメディアシートを巻取軸52に巻き取ってゆく。巻取軸
52は常に巻き取り方向に付勢されており、メディアシー
ト4に弛みが生じないようにしている。使用済のメディ
アシート4の交換はカートリッジ5ごと行われる。
メディアカートリッジ5の交換はバケット6への出し
入れで行われる。バケット6はスライダ61,61に沿って
画像形成装置本体の正面側に引き出し可能に設けられて
おり、メディアカートリッジ5を上方から填め込めるよ
うになっている。バケット6の右上端部にはドラクタロ
ーラ62が設けられている。トラクタローラ62端部の周囲
にはピン62aが設けられている。一方、新しいメディア
カートリッジ5においては、収納室Rの開口部53からメ
ディアシート4の先端が少しだけ引き出されている。こ
れを手で引き出してトラクタローラ62に引っ掛ける。メ
ディアシートの先端にコシが強くメディアシートよりも
やや幅の広いリーダシートが張りつけられており、その
両端部に形成されている孔部がトラクタローラ62のピン
62aに掛けられる。リーダシートをトラクタローラ62に
引っ掛けてバケット6を画像形成装置本体内に押し込め
ばバケットセンサS1がオンし、画像形成装置本体の前カ
バーを閉じればカバースイッチS2がオンする。この両者
のオンによりメディアシートのオートローディング(メ
ディアシートの自動セット)が行われる。
メディアシート装着部の右側には露光台7、バッファ
ローラ8、圧力現像装置9が備えられている。初期セッ
ト時、トラクタローラ62に掛けられていたメディアシー
トはオートローディングにより露光台7、バッファロー
ラ8、圧力現像装置9を介して巻取軸52に巻き取られて
ゆく。露光台7上の露光ポイントP1には前述の原稿反射
光またはスライド透過光が導かれ、メディアシート4を
露光する。するとメディアシート4には原稿またはスラ
イド像に対応する潜像(部分的なマイクロカプセルが硬
化した像)が形成される。なお71は露光時にオンするヒ
ータであり、メディアシート4は温度により交感度が変
わるためそれを一定に保つために設けられている。
第4図(A),(B)は圧力現像装置の構成を表した
図である。圧力現像装置9は上下圧力ローラ91,92を有
している。上下圧力ローラ91,92間が圧力現像ポイントP
2である。上圧力ローラ91は上ホルダ93に上下方向に移
動可能に保持されている。そして上圧力ローラ91の上方
にバックアップローラ91a,91bが回転可能に保持されて
いる。また下圧力ローラ92は下ホルダ94に回転可能に保
持されている。上下ホルダ93,94は支点軸95を中心に回
動可能に設けられており、スプリング96と偏心カム97に
よって加圧および圧力解除が行われるようになってい
る。上下ホルダ93,94が加圧されたとき、上下圧力ロー
ラ91,92も当然加圧されるようになる(第4図
(A))。このとき、上圧力ローラはバックアップロー
ラ91a,91bによって下方に付勢されるため、軸方向に均
一な圧力を得ることができる。そして上下ホルダ93,94
が圧力解除されたとき、上下圧力ローラ91,92も圧力解
除される(第4図(B))。なお、上下圧力ローラ91,9
2は圧力現像時のみに加圧され、それ以外のときには圧
力解除状態となっている。
バッファローラ8は図中矢印B,C方向に移動可能に設
けられている。この移動は図示しないモータによって行
われる。この画像形成装置においては、露光工程が終わ
ってから圧力現像工程が行われるようになっている。露
光速度と圧力現像速度を別々に設定するためであり、画
像品質を向上させることができる。バッファローラ8は
メディアシートの搬送速度(露光速度と圧力現像速度)
を変えるために用いられる。露光工程時にはバックアッ
プローラ8を矢印B方向へ移動させながら露光を行う。
すると潜像が形成されたメディアシート4は露光台の右
上方のバッファ部に蓄えられてゆく。そして露光が終了
するとバックアップローラ8は矢印C方向へ移動し、潜
像形成されたメディアシート4を圧力現像装置9へ送り
出してゆく。このとき、メディアシート4の潜像にはレ
シーバシートが重ねあわされ共に加圧される。
画像形成装置本体の右側面には用紙カセット10が設け
られている。用紙カセット10にはレシーバシート11が収
納され、給紙装置12によって送り出される。なお、給紙
装置12によって送り出されたレシーバシート11は、タイ
ミングローラ13にて一旦停止され、メディアシート上の
潜像に重ね合わされるタイミングで給紙される。
メディアシート4とレシーバシート11が重ねられて加
圧されれば、未硬化のマイクロカプセルが破壊されて発
色性染料が流出する。この染料は現像材料により発色
し、レシーバシート上に像を形成する。この後両シート
は剥離されて、メディアシート4は巻取軸52に巻き取ら
れ、レシーバシートは光沢化装置20に送られる。光沢化
装置20はレシーバシート11を加熱および加圧することに
よって、シート上の樹脂を軟化状態にして像表面を覆い
さらにこれを平滑化する。それによって画像に高光沢が
与えられる。またこの加熱によって発色性染料の発色反
応が促進される。このようにして出来上がった画像が画
像形成装置本体左側面の排紙トレイ21に排出される。
次に、この発明に係るレシーバシートの搬送制御を詳
細に説明する。
第1図は像形成時のメディアシートおよびレシーバシ
ートの搬送に係るタイムチャートである。また第2図
(A)〜(C)はこの工程を説明するための圧力現像装
置近傍の拡大図である。
プリントスイッチが操作されると供給軸51のロックが
解除されメディアシート4の引き出しが可能になる。そ
して、t1〜t2においてバッファローラ8が矢印B方向へ
移動を開始するとともに光学系(原稿走査用またはスラ
イド露光用)が作動し、露光台7上でメディアシート4
を露光して潜像を形成させる。ところで露光終了時にお
けるメディアシート上の潜像の領域は第2図(A)のl
である。露光開始時において露光台7のP1に位置してい
たところが潜像の先端位置となり、それ以前は非画像形
成領域l′となる。そこでこの装置ではレシーバシート
11の給紙を行う前に、前記非画像形成領域l′を巻取軸
52に巻き取ってしまうようにしている。t2〜t4において
供給軸をロックした状態でバッファローラ8を矢印C方
向へ移動させ、潜像lの先端がP2に到達したときにバッ
ファローラ8が停止する。バッファローラ8の移動によ
り弛んだメディアシート4は巻取軸52に巻き取られてゆ
く。バッファローラの移動中、t3においてタイミングロ
ーラ13が回転を開始しレシーバシート11をP2に供給す
る。タイミングローラ13はレシーバシート11の先端がP2
に到達した時点t4(第2図(B)参照)で停止する。以
上の制御により両シート4,11(感光感圧シート)の画像
対応部の先端が圧力現像ポイントP2に対応する。
次に上下圧力ローラ91,92が圧力現像処理に必要な圧
力まで加圧される(t4〜t5)。このとき、メディアシー
ト4およびレシーバシート11の搬送が停止されているた
め加圧のポイントがずれてしまうことがない。両シート
4,11が十分に加圧状態になると上下圧力ローラ91,92が
回転するとともにバッファローラ8が矢印C方向へ移動
して圧力現像処理が行われる。すなわちメディアシート
4上の未硬化のマイクロカプセルが破壊され、流出した
発色性染料がレシーバシート11の現像材料により発色し
て画像が形成される。バッファローラ8はt6にホームポ
ジションに戻り、以後はバッファローラ8が停止した状
態で上下圧力ローラ91,92の回転によってのみメディア
シート4が送られて圧力現像が行われる(第2図(C)
参照)。
t7において圧力現像処理が終了すると、上下圧力ロー
ラ91,92の圧力解除が行われる。圧力解除時t7〜t8には
上下圧力ローラ91,92は回転し続け、メディアシート4
およびレシーバシート11を排紙側へ送り出している。な
お圧力解除時にメディアシート4およびレシーバシート
11の搬送を停止した状態で圧力解除を行うようにしても
よい。
(g)発明の効果 以上のようにこの発明によれば、感光感圧シート(メ
ディアシートおよびレシーバシート)の画像形成領域先
端部を確実に現像開始ポイントにすることができるので
画像の先端部が欠けてしまうことがない。また圧力解除
状態でシートを挿んでから加圧を行うので急激なトルク
変動が生じてしまうことがない。さらに、圧力現像処理
に必要な圧力に加圧されるまで感光感圧シートを停止さ
せおき、圧力現像処理に必要な圧力に加圧されたのちに
感光感圧シートを搬送させて圧力現像処理を行うため、
現像開始ポイントが画像先端からずれてしまうという問
題が生じることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧力現像処理例を示すタイムチャート、第2図
(A)〜(C)は圧力現像時の圧力現像装置の状態を表
した図、第3図は感光感圧シートを用いた画像形成装置
の概略構成図、第4図(A),(B)は圧力現像装置を
表した図であり、同図(A)は加圧時、同図(B)は圧
力解除時の状態を表している。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力ローラを圧力解除した状態でローラ間
    へ感光感圧シートを供給し、感光感圧シートの画像対応
    部先端がローラ間の圧力現像ポイントに達した時点で感
    光感圧シートを停止させて圧力ローラ圧力現像処理に必
    要な圧力まで加圧し、そののち感光感圧シートを搬送さ
    せて圧力現像処理を行うことを特徴とする圧力現像方
    法。
JP1104163A 1989-04-24 1989-04-24 圧力現像方法 Expired - Fee Related JP2552726B2 (ja)

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