JP2553419B2 - 空中投下用の苗ポット - Google Patents
空中投下用の苗ポットInfo
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G9/00—Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
- A01G9/02—Receptacles, e.g. flower-pots or boxes; Glasses for cultivating flowers
- A01G9/029—Receptacles for seedlings
- A01G9/0291—Planting receptacles specially adapted for remaining in the soil after planting
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A01G9/021—Pots formed in one piece; Materials used therefor
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空中投下用の苗ポット
に係り、詳しくは、予め苗ポットに移植した苗木、挿木
穂等を植付予定地の上空からそのまま苗ポットごと投下
して、平坦地の植樹は勿論のこと作業者が入植不可能な
山間僻地や砂漠等の緑化、あるいは海岸砂地における防
風林用の植樹にも供することができる空中投下用の苗ポ
ットに関するものである。
に係り、詳しくは、予め苗ポットに移植した苗木、挿木
穂等を植付予定地の上空からそのまま苗ポットごと投下
して、平坦地の植樹は勿論のこと作業者が入植不可能な
山間僻地や砂漠等の緑化、あるいは海岸砂地における防
風林用の植樹にも供することができる空中投下用の苗ポ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築資材あるいは製紙原料等として人間
の生活に不可欠な木材は、社会文化の発展と技術革新の
進展から急激に需要が増大し、これに伴って大規模な森
林伐採が行なわれている。このため限りある天然資源の
確保と環境保護の観点から伐採跡地への植林が基幹産業
の一環として重要な分野を占めている。さらには近時に
おける地球環境保護の見地から、広大な未開発地域を積
極的に緑化するための緑化プロジェクトも種々提案され
ている。ところで、従来の植樹方法は、まず種子を苗床
に播種して所要期間育苗し、成育した苗木を掘り取って
予定された林地の植樹個所まで運搬し、ついで人手によ
りいちいち所定の植付穴を掘って1本づつ苗木を植付け
ている。そして通常の山林では、1日の仕事量として2
000本、重量にして約20Kgの苗木を植付けるのを
目安としている。このため植林作業は極めて重労働であ
るうえ、多くの人手を要するので、農林業界における慢
性的な人手不足の現状では、伐採跡地の植林が極めて困
難になりつつあり、ましてや入植不可能な未開発地域や
砂漠等の緑化は不可能に近いのが現状である。
の生活に不可欠な木材は、社会文化の発展と技術革新の
進展から急激に需要が増大し、これに伴って大規模な森
林伐採が行なわれている。このため限りある天然資源の
確保と環境保護の観点から伐採跡地への植林が基幹産業
の一環として重要な分野を占めている。さらには近時に
おける地球環境保護の見地から、広大な未開発地域を積
極的に緑化するための緑化プロジェクトも種々提案され
ている。ところで、従来の植樹方法は、まず種子を苗床
に播種して所要期間育苗し、成育した苗木を掘り取って
予定された林地の植樹個所まで運搬し、ついで人手によ
りいちいち所定の植付穴を掘って1本づつ苗木を植付け
ている。そして通常の山林では、1日の仕事量として2
000本、重量にして約20Kgの苗木を植付けるのを
目安としている。このため植林作業は極めて重労働であ
るうえ、多くの人手を要するので、農林業界における慢
性的な人手不足の現状では、伐採跡地の植林が極めて困
難になりつつあり、ましてや入植不可能な未開発地域や
砂漠等の緑化は不可能に近いのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
実状に鑑み、従来の植樹方法における不具合を一掃すべ
く、全く新規な構想により創案されたものであって、そ
の目的とするところは、伐採跡地あるいは入植不可能な
広大な未開発地域でも、飛行体により運搬した苗ポット
をそのまま空中投下するのみで、殊更多くの人手を要す
ることなく容易に植樹することができる空中投下用の苗
ポットを提供しようとするにある。
実状に鑑み、従来の植樹方法における不具合を一掃すべ
く、全く新規な構想により創案されたものであって、そ
の目的とするところは、伐採跡地あるいは入植不可能な
広大な未開発地域でも、飛行体により運搬した苗ポット
をそのまま空中投下するのみで、殊更多くの人手を要す
ることなく容易に植樹することができる空中投下用の苗
ポットを提供しようとするにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が採用した技術的手段は、段ボールを素材と
してライナーが外壁の高さ方向に並列される円錐筒状ま
たは多角錐筒状の苗ポット本体を組立分解自在に形成
し、該苗ポット本体の内周面に、ラス加工紙を素材とし
てラスを拡開してなるハニカム状の空間部に、吸水性ポ
リマー等からなる保水体と、有機肥料、酵素類等からな
る肥料体を内装せしめて形成した帯状体を添設すると共
に、上記苗ポット本体の外周面の上縁側には、所定間隔
を存して羽根体の形状に切込み溝を打抜き形成して、苗
ポット本体の組立て時に螺旋羽根体を自動的に突出形成
したことを特徴とするものである。
め、本発明が採用した技術的手段は、段ボールを素材と
してライナーが外壁の高さ方向に並列される円錐筒状ま
たは多角錐筒状の苗ポット本体を組立分解自在に形成
し、該苗ポット本体の内周面に、ラス加工紙を素材とし
てラスを拡開してなるハニカム状の空間部に、吸水性ポ
リマー等からなる保水体と、有機肥料、酵素類等からな
る肥料体を内装せしめて形成した帯状体を添設すると共
に、上記苗ポット本体の外周面の上縁側には、所定間隔
を存して羽根体の形状に切込み溝を打抜き形成して、苗
ポット本体の組立て時に螺旋羽根体を自動的に突出形成
したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】したがって、本発明によれば、円錐筒状または
多角錐筒状に形成された苗ポット本体は、段ボールを素
材とした組立分解自在なものでありながら、ライナーが
外壁の高さ方向に並列されるので、上下方向に強い強度
を発揮する。そして帯状 の肥料体を添設した苗ポットに
苗木、挿木穂等を植付け、ついでラジコン式ヘリコプタ
ー等により所望する植付場所に搬送して、そのまま苗ポ
ットごと空中投下すれば、苗ポットはその外周面に突成
した螺旋羽根体の空気抵抗により確実に旋回しながら垂
直状に降下して、錐状の尖頭部が土中に没入する。そし
て苗ポット中の苗木の根部等は、帯状体に内装された吸
水性ポリマー等からなる保水体から水分を吸収し、有機
肥料、酵素類等からなる肥料体から肥料の供給をうけ、
しかも苗ポット本体が通気性および耐熱耐寒性を有する
ので、円滑に苗ポットの内面に沿って伸長し地面に活着
する。そのうえ段ボールを素材とした苗ポット本体自体
が経時変化により分解し、有機肥料となって苗木等の育
成を促進させるものである。このため、従来では入植不
可能とされていた広大な未開発地域への緑化に寄与する
ことができる。
多角錐筒状に形成された苗ポット本体は、段ボールを素
材とした組立分解自在なものでありながら、ライナーが
外壁の高さ方向に並列されるので、上下方向に強い強度
を発揮する。そして帯状 の肥料体を添設した苗ポットに
苗木、挿木穂等を植付け、ついでラジコン式ヘリコプタ
ー等により所望する植付場所に搬送して、そのまま苗ポ
ットごと空中投下すれば、苗ポットはその外周面に突成
した螺旋羽根体の空気抵抗により確実に旋回しながら垂
直状に降下して、錐状の尖頭部が土中に没入する。そし
て苗ポット中の苗木の根部等は、帯状体に内装された吸
水性ポリマー等からなる保水体から水分を吸収し、有機
肥料、酵素類等からなる肥料体から肥料の供給をうけ、
しかも苗ポット本体が通気性および耐熱耐寒性を有する
ので、円滑に苗ポットの内面に沿って伸長し地面に活着
する。そのうえ段ボールを素材とした苗ポット本体自体
が経時変化により分解し、有機肥料となって苗木等の育
成を促進させるものである。このため、従来では入植不
可能とされていた広大な未開発地域への緑化に寄与する
ことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。1は苗ポットであって、該苗ポット1
は、段ボール2を素材として、ライナー2aが外壁Aの
高さ方向に並列されるように円錐筒状に形成された苗ポ
ット本体3と、ラス加工紙4を素材としてその面域に切
り込み形成された多数のラス4aをその長さ方向と直交
方向に拡開してハニカム状に形成された空間部4bに、
図示しない吸水性ポリマー等からなる保水体と、有機肥
料、酵素等の粉粒材からなる肥料体を充填した帯状体5
とを構成部材として有し、上記苗ポット本体3の内周面
に帯状体5を添設して構成されている。上記苗ポット本
体3は、図4に示すように、外装用段ボール2を扇状に
裁断した型紙によって形成されるが、この際、ライナー
2aが上縁円弧Rから外壁Aの高さ方向に並列するよう
に裁断すると共に、外壁Aの一側に貼着用舌片2bが形
成されるように裁断し、更に外壁の他側には係止片6を
突成し、貼着用舌片2b側には、上記係止片6の係止溝
7が切込み形成されている。かくして型紙を筒状に折曲
して係止片6を係止溝7に挿入係止してから、貼着用舌
片2bに装着した両面テープ等の着脱自在な接着具を介
して外壁Aの他端縁を接合接着すると、下端部に尖頭部
8を有する円錐筒状の苗ポット本体3が形成される。そ
して、上記外壁Aの上縁円弧R側には、所定間隔を存し
て、羽根体の形状に切込み溝9が予め打抜き形成されて
いて、型紙を筒状に折曲することにより、苗ポット本体
3の外周面の上縁側に螺旋羽根体10が自動的に突出形
成されるようになっている。一方、帯状体5は図5〜図
7に示すように、ラス加工紙4を帯状形成し、その面域
に切り込み形成された多数のラス4aを、その長さ方向
と直交方向に拡開してハニカム状の空間部4bを形成す
ると共に、上記ラス加工紙4を所要枚重合し、ハニカム
状の空間部4bに段ボールの細断粒や木粉、モミガラ、
けい藻土、落葉等の有機粉粒体類と酵素粉粒体類等から
なる肥料体、および吸水性ポリマー等からなる保水体を
充填して形成する。そして、このように形成された帯状
体5を苗ポット本体3の内周面に添設すると空中投下用
の苗ポット1が構成される。なお、この場合の添設手段
は育苗ポット本体3を組立形成する前の型紙の一面に予
め接着させたものでもよく、苗ポット本体3を組立形成
したのち、その内周面に添設したものであってもよい。
詳細に説明する。1は苗ポットであって、該苗ポット1
は、段ボール2を素材として、ライナー2aが外壁Aの
高さ方向に並列されるように円錐筒状に形成された苗ポ
ット本体3と、ラス加工紙4を素材としてその面域に切
り込み形成された多数のラス4aをその長さ方向と直交
方向に拡開してハニカム状に形成された空間部4bに、
図示しない吸水性ポリマー等からなる保水体と、有機肥
料、酵素等の粉粒材からなる肥料体を充填した帯状体5
とを構成部材として有し、上記苗ポット本体3の内周面
に帯状体5を添設して構成されている。上記苗ポット本
体3は、図4に示すように、外装用段ボール2を扇状に
裁断した型紙によって形成されるが、この際、ライナー
2aが上縁円弧Rから外壁Aの高さ方向に並列するよう
に裁断すると共に、外壁Aの一側に貼着用舌片2bが形
成されるように裁断し、更に外壁の他側には係止片6を
突成し、貼着用舌片2b側には、上記係止片6の係止溝
7が切込み形成されている。かくして型紙を筒状に折曲
して係止片6を係止溝7に挿入係止してから、貼着用舌
片2bに装着した両面テープ等の着脱自在な接着具を介
して外壁Aの他端縁を接合接着すると、下端部に尖頭部
8を有する円錐筒状の苗ポット本体3が形成される。そ
して、上記外壁Aの上縁円弧R側には、所定間隔を存し
て、羽根体の形状に切込み溝9が予め打抜き形成されて
いて、型紙を筒状に折曲することにより、苗ポット本体
3の外周面の上縁側に螺旋羽根体10が自動的に突出形
成されるようになっている。一方、帯状体5は図5〜図
7に示すように、ラス加工紙4を帯状形成し、その面域
に切り込み形成された多数のラス4aを、その長さ方向
と直交方向に拡開してハニカム状の空間部4bを形成す
ると共に、上記ラス加工紙4を所要枚重合し、ハニカム
状の空間部4bに段ボールの細断粒や木粉、モミガラ、
けい藻土、落葉等の有機粉粒体類と酵素粉粒体類等から
なる肥料体、および吸水性ポリマー等からなる保水体を
充填して形成する。そして、このように形成された帯状
体5を苗ポット本体3の内周面に添設すると空中投下用
の苗ポット1が構成される。なお、この場合の添設手段
は育苗ポット本体3を組立形成する前の型紙の一面に予
め接着させたものでもよく、苗ポット本体3を組立形成
したのち、その内周面に添設したものであってもよい。
【0007】さらに図10〜図12に示すものは、段ボ
ール2を素材として、ライナー2aが外壁Aの高さ方向
に並列されるように多角錐筒状に形成された苗ポット本
体3に保水体を添加した有機肥料、酵素類等からなる肥
料体を含浸させると共に、苗ポット本体3の外周面に螺
旋羽根体10を突成したものである。また多角錐状に形
成する場合は、三角、六角、八角等角数を問わない。な
お、多角錐筒状の苗ポット本体3を形成するための型紙
は図10に示すように、段ボール2を扇状に裁断形成し
てもよく、また図11に示すように、段ボール2を細長
状に裁断したのち、これらを扇状に縫製して補強したも
のであってもよい。そして、このように構成された苗ポ
ット1は、段ボール2を素材としているため、肥料と水
分がコルゲート部分2dとライナー部分2aとの隙間か
ら内部に浸透するので、万遍なく均一に含浸させること
ができる。
ール2を素材として、ライナー2aが外壁Aの高さ方向
に並列されるように多角錐筒状に形成された苗ポット本
体3に保水体を添加した有機肥料、酵素類等からなる肥
料体を含浸させると共に、苗ポット本体3の外周面に螺
旋羽根体10を突成したものである。また多角錐状に形
成する場合は、三角、六角、八角等角数を問わない。な
お、多角錐筒状の苗ポット本体3を形成するための型紙
は図10に示すように、段ボール2を扇状に裁断形成し
てもよく、また図11に示すように、段ボール2を細長
状に裁断したのち、これらを扇状に縫製して補強したも
のであってもよい。そして、このように構成された苗ポ
ット1は、段ボール2を素材としているため、肥料と水
分がコルゲート部分2dとライナー部分2aとの隙間か
ら内部に浸透するので、万遍なく均一に含浸させること
ができる。
【0008】上記の如き構成において、いま植林作業を
行うに当っては、まず苗ポット1内の帯状体5に充填し
た保水体に水を十分保持させたのち、適量の土を入れ、
苗木、挿木穂等を植込む。そしてこの苗ポット1をラジ
コン式ヘリコプタ等の飛行体に搭載し、所望する植付場
所まで搬送して、そのまま苗ポットごと空中投下すれば
よい。すなわち、適量の土を入れた円錐筒状または角錐
筒状の苗ポット1は、尖頭部8を下方とし落下するが、
このとき外周面の上縁側に突出形成した螺旋羽根体10
が空気抵抗をうけるので、苗ポット1は確実に旋回しな
がら垂直状に降下して、尖頭部8が地表面に没入する。
そして図9に示すように直立姿勢に保持された苗木等
は、苗ポット本体3に水を保持した保水体と有機肥料、
酵素類等を内装した肥料体5が添設してあるので、根部
における吸水保持と肥料の持久性が図られて、苗ポット
本体3の内面に沿って伸長して活着される。しかも苗ポ
ット本体3は、段ボール2を折曲するのみで簡単に組立
分解できる運搬の容易なものでありながら、その外壁A
は高さ方向に並列したライナー2aによって補強されて
いるため、保水性、通気性、通水性および耐熱耐寒性が
得られ、健苗を保持した環境下で根の活着が促進されて
成育する。そのうえ、段ボール2からなる苗ポット本体
3はその後経時的に腐蝕し、段ボール2の主成分である
セルローズが優れた有機肥料となるので苗木の成長が一
層促進される。このように苗ポット1を空中投下するの
みで、苗木等を植付けることができるので、植林作業に
おける人手不足を解消でき、伐採跡地の植林は勿論のこ
と入植不可能な未開発地域や砂漠等の緑化作業あるいは
海岸の砂地における防風林用の植樹を推進させることが
できる。また上記苗ポット1を田畑における通常の作物
栽培にも利用できることは勿論である。なお、図12に
示すように苗ポット本体3の尖頭部8を同形のポット
3′で外嵌包覆すれば、土中への突入が一層確実にする
ことができる。
行うに当っては、まず苗ポット1内の帯状体5に充填し
た保水体に水を十分保持させたのち、適量の土を入れ、
苗木、挿木穂等を植込む。そしてこの苗ポット1をラジ
コン式ヘリコプタ等の飛行体に搭載し、所望する植付場
所まで搬送して、そのまま苗ポットごと空中投下すれば
よい。すなわち、適量の土を入れた円錐筒状または角錐
筒状の苗ポット1は、尖頭部8を下方とし落下するが、
このとき外周面の上縁側に突出形成した螺旋羽根体10
が空気抵抗をうけるので、苗ポット1は確実に旋回しな
がら垂直状に降下して、尖頭部8が地表面に没入する。
そして図9に示すように直立姿勢に保持された苗木等
は、苗ポット本体3に水を保持した保水体と有機肥料、
酵素類等を内装した肥料体5が添設してあるので、根部
における吸水保持と肥料の持久性が図られて、苗ポット
本体3の内面に沿って伸長して活着される。しかも苗ポ
ット本体3は、段ボール2を折曲するのみで簡単に組立
分解できる運搬の容易なものでありながら、その外壁A
は高さ方向に並列したライナー2aによって補強されて
いるため、保水性、通気性、通水性および耐熱耐寒性が
得られ、健苗を保持した環境下で根の活着が促進されて
成育する。そのうえ、段ボール2からなる苗ポット本体
3はその後経時的に腐蝕し、段ボール2の主成分である
セルローズが優れた有機肥料となるので苗木の成長が一
層促進される。このように苗ポット1を空中投下するの
みで、苗木等を植付けることができるので、植林作業に
おける人手不足を解消でき、伐採跡地の植林は勿論のこ
と入植不可能な未開発地域や砂漠等の緑化作業あるいは
海岸の砂地における防風林用の植樹を推進させることが
できる。また上記苗ポット1を田畑における通常の作物
栽培にも利用できることは勿論である。なお、図12に
示すように苗ポット本体3の尖頭部8を同形のポット
3′で外嵌包覆すれば、土中への突入が一層確実にする
ことができる。
【0009】
【発明の効果】これを要するに本発明は、段ボールを素
材としてライナーが外壁の高さ方向に並列される円錐筒
状または多角錐筒状の苗ポット本体を組立分解自在に形
成し、該苗ポット本体の内周面に、ラス加工紙を素材と
してラスを拡開してなるハニカ ム状の空間部に、吸水性
ポリマー等からなる保水体と、有機肥料、酵素類等から
なる肥料体を内装せしめて形成した帯状体を添設すると
共に、上記苗ポット本体の外周面の上縁側には、所定間
隔を存して羽根体の形状に切込み溝を打抜き形成して、
苗ポット本体の組立て時に螺旋羽根体を自動的に突出形
成したことから、空中投下された苗ポットは螺旋羽根体
によって確実に旋回しながら垂直状に降下して、尖頭部
が地表面に没入するので、苗ポットを空中投下するのみ
で、苗木等を植付場所の地表面に植付けることができ
る。そして植付けられた苗木等は、苗ポットの内部が帯
状体に内装した保水体と肥料体とによって保水性と肥料
の持久性が図られるので、健苗を保持した環境下で根の
活着を促進することができ、さらに苗ポット自体も経時
的に腐蝕して有機肥料とすることができる。このため、
伐採跡地の植林は勿論のこと入植不可能とされていた未
開発地域や砂漠等の緑化あるいは海岸砂地における防風
林用の植樹を推進させることができる。しかも苗ポット
は段ボールを素材としたものであっても、外壁の高さ方
向に並列されるライナーで補強することができるので、
廃材としての古紙でも有効に利用することができて、省
資源化を図ることができると共に、上記苗ポットは組立
分解自在に形成してあるため、運搬が極めて容易にで
き、取扱いが便利である等、幾多有用な効果を奏する。
材としてライナーが外壁の高さ方向に並列される円錐筒
状または多角錐筒状の苗ポット本体を組立分解自在に形
成し、該苗ポット本体の内周面に、ラス加工紙を素材と
してラスを拡開してなるハニカ ム状の空間部に、吸水性
ポリマー等からなる保水体と、有機肥料、酵素類等から
なる肥料体を内装せしめて形成した帯状体を添設すると
共に、上記苗ポット本体の外周面の上縁側には、所定間
隔を存して羽根体の形状に切込み溝を打抜き形成して、
苗ポット本体の組立て時に螺旋羽根体を自動的に突出形
成したことから、空中投下された苗ポットは螺旋羽根体
によって確実に旋回しながら垂直状に降下して、尖頭部
が地表面に没入するので、苗ポットを空中投下するのみ
で、苗木等を植付場所の地表面に植付けることができ
る。そして植付けられた苗木等は、苗ポットの内部が帯
状体に内装した保水体と肥料体とによって保水性と肥料
の持久性が図られるので、健苗を保持した環境下で根の
活着を促進することができ、さらに苗ポット自体も経時
的に腐蝕して有機肥料とすることができる。このため、
伐採跡地の植林は勿論のこと入植不可能とされていた未
開発地域や砂漠等の緑化あるいは海岸砂地における防風
林用の植樹を推進させることができる。しかも苗ポット
は段ボールを素材としたものであっても、外壁の高さ方
向に並列されるライナーで補強することができるので、
廃材としての古紙でも有効に利用することができて、省
資源化を図ることができると共に、上記苗ポットは組立
分解自在に形成してあるため、運搬が極めて容易にで
き、取扱いが便利である等、幾多有用な効果を奏する。
【図1】苗ポットの全体斜視図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】同上縦断正面図である。
【図4】同上展開図である。
【図5】帯状体の正面図である。
【図6】ラス加工紙の正面図である。
【図7】同上展開状態を示す正面図である。
【図8】苗を植込んだ状態の斜視図である。
【図9】同上空中投下後の斜視図である。
【図10】多角錐筒状の苗ポット本体の展開図である。
【図11】同上他の展開図である。
【図12】同上空中投下後の斜視図である。
1 苗ポット 2 段ボール 3 苗ポット本体 4 ラス加工紙 5 帯状体 6 係止片 7 係止みぞ 8 尖頭部 9 切込み溝 10 螺旋羽根体
Claims (1)
- 【請求項1】 段ボールを素材としてライナーが外壁の
高さ方向に並列される円錐筒状または多角錐筒状の苗ポ
ット本体を組立分解自在に形成し、該苗ポット本体の内
周面に、ラス加工紙を素材としてラスを拡開してなるハ
ニカム状の空間部に、吸水性ポリマー等からなる保水体
と、有機肥料、酵素類等からなる肥料体を内装せしめて
形成した帯状体を添設すると共に、上記苗ポット本体の
外周面の上縁側には、所定間隔を存して羽根体の形状に
切込み溝を打抜き形成して、苗ポット本体の組立て時に
螺旋羽根体を自動的に突出形成したことを特徴とする空
中投下用の苗ポット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3133447A JP2553419B2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 空中投下用の苗ポット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3133447A JP2553419B2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 空中投下用の苗ポット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04335830A JPH04335830A (ja) | 1992-11-24 |
| JP2553419B2 true JP2553419B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=15104996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3133447A Expired - Lifetime JP2553419B2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 空中投下用の苗ポット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2553419B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2984622B2 (ja) | 1997-05-09 | 1999-11-29 | 三郎 東 | 種苗育成ポット |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2419076A (en) * | 2004-10-14 | 2006-04-19 | Plantech Inc | Airborne seedling or plantlet device |
| NL1037226C2 (nl) * | 2009-08-25 | 2011-02-28 | Martin Leusink | Vormvaste, stevige en volledig afbreekbare opkweekplug bestaande uit een luchtig potgrondmengsel omhuld met een vlies van natrium- of calciumalginaat dat met calciumhydroxide of calciumlactaat is gefixeerd dat tijdens de opkweek verteert en oplost. |
| JP6222442B2 (ja) * | 2013-10-23 | 2017-11-01 | 井関農機株式会社 | 移植機 |
| US11337358B2 (en) | 2014-09-23 | 2022-05-24 | Dendra Systems Ltd. | Techniques for automated planting |
| JP6519800B2 (ja) * | 2016-02-02 | 2019-05-29 | 八洲電業株式会社 | 電源駆動型栽培装置 |
| JP2019122278A (ja) * | 2018-01-15 | 2019-07-25 | 西松建設株式会社 | 育苗ホルダー |
| CN109548443A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-04-02 | 常宁市耘茂农业产业发展有限责任公司 | 一种无人机机载抛秧种植装置 |
Family Cites Families (2)
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|---|---|---|---|---|
| JPS4918615A (ja) * | 1972-06-21 | 1974-02-19 | ||
| JPS6085828A (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-15 | Inoue Japax Res Inc | ワイヤカツト放電加工装置 |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP3133447A patent/JP2553419B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2984622B2 (ja) | 1997-05-09 | 1999-11-29 | 三郎 東 | 種苗育成ポット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04335830A (ja) | 1992-11-24 |
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