JP2553793B2 - フラッシュ溶接装置 - Google Patents
フラッシュ溶接装置Info
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- JP2553793B2 JP2553793B2 JP3305877A JP30587791A JP2553793B2 JP 2553793 B2 JP2553793 B2 JP 2553793B2 JP 3305877 A JP3305877 A JP 3305877A JP 30587791 A JP30587791 A JP 30587791A JP 2553793 B2 JP2553793 B2 JP 2553793B2
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- electrode
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は先行コイルの終端面と
後行コイルの始端面を突き合わせ、ジュール熱、アーク
熱を利用して溶接するフラッシュ溶接装置、とくにその
溶接部分の鋳ばり、フラッシュを切削することに関す
る。
後行コイルの始端面を突き合わせ、ジュール熱、アーク
熱を利用して溶接するフラッシュ溶接装置、とくにその
溶接部分の鋳ばり、フラッシュを切削することに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4、図5は例えば、特開昭54-18439号
公報に開示された従来のフラッシュ溶接装置で、それぞ
れトリマバイト進入前とトリマバイト進入後の状態を示
す断面図である。図4と図5において、1は被溶接材の
先行コイル、2は被溶接材の後行コイル、10は固定台、
11a、11bは先行コイル1を締め付け固定する出側上ク
ランプと出側下クランプで、両者を総称するときは出側
クランプ11とする。12a、12bは先行コイル1を固定す
る出側上電極と出側下電極で、両者を総称するときは出
側電極12とする。13a、13bはそれぞれ出側上クランプ
11a、出側下クランプ11bのガイド面に取り付けられた
出側上電極12a、出側下電極12bの出し代調整器、14は
出側上クランプ11aを加圧するクランプ加圧器、15は出
側上電極12aを加圧する電極加圧器、20は図の左右方向
に移動自在の移動台、21a、21bは後行コイル2を締め
付け固定する入側上クランプと入側下クランプで、両者
を総称するときは入側クランプ21とする。22a、22bは
後行コイル2を固定する入側上電極と入側下電極で、両
者を総称するときは入側電極22とする。23a、23bはそ
れぞれ入側上クランプ21a、入側下クランプ21bのガイ
ド面に取り付けられた入側上電極22a、入側下電極22b
の出し代調整器、24は入側上クランプ21aを加圧するク
ランプ加圧器、25は入側上電極22aを加圧する電極加圧
器、30a、30bは先行コイル1と後行コイル2の溶接部
分の鋳ばり、フラッシュを切削する上トリマバイトと下
トリマバイトで、両者を総称するときはトリマバイト30
とする。31a、31bは上トリマバイト30a、下トリマバ
イト30bを保持する上バイトホルダと下バイトホルダ
で、両者を総称するときはバイトホルダ31とする。
公報に開示された従来のフラッシュ溶接装置で、それぞ
れトリマバイト進入前とトリマバイト進入後の状態を示
す断面図である。図4と図5において、1は被溶接材の
先行コイル、2は被溶接材の後行コイル、10は固定台、
11a、11bは先行コイル1を締め付け固定する出側上ク
ランプと出側下クランプで、両者を総称するときは出側
クランプ11とする。12a、12bは先行コイル1を固定す
る出側上電極と出側下電極で、両者を総称するときは出
側電極12とする。13a、13bはそれぞれ出側上クランプ
11a、出側下クランプ11bのガイド面に取り付けられた
出側上電極12a、出側下電極12bの出し代調整器、14は
出側上クランプ11aを加圧するクランプ加圧器、15は出
側上電極12aを加圧する電極加圧器、20は図の左右方向
に移動自在の移動台、21a、21bは後行コイル2を締め
付け固定する入側上クランプと入側下クランプで、両者
を総称するときは入側クランプ21とする。22a、22bは
後行コイル2を固定する入側上電極と入側下電極で、両
者を総称するときは入側電極22とする。23a、23bはそ
れぞれ入側上クランプ21a、入側下クランプ21bのガイ
ド面に取り付けられた入側上電極22a、入側下電極22b
の出し代調整器、24は入側上クランプ21aを加圧するク
ランプ加圧器、25は入側上電極22aを加圧する電極加圧
器、30a、30bは先行コイル1と後行コイル2の溶接部
分の鋳ばり、フラッシュを切削する上トリマバイトと下
トリマバイトで、両者を総称するときはトリマバイト30
とする。31a、31bは上トリマバイト30a、下トリマバ
イト30bを保持する上バイトホルダと下バイトホルダ
で、両者を総称するときはバイトホルダ31とする。
【0003】次に動作について説明する。先行コイル
1、後行コイル2をそれぞれ出側クランプ11、入側クラ
ンプ21で挟み、クランプ加圧器14、24で加圧して締め付
け固定する。次いで、出側上電極12a、入側上電極22a
を下降させ、電極加圧器15、25で加圧して通電し、移動
台20を図の左方向に移動させながらフラッシュ溶接す
る。フラッシュ溶接を完了すると直ちに出側上電極12
a、入側上電極22aを上昇させ、固定台10のガイドに沿
ってバイトホルダ31が進入できる状態になるまで出し代
調整器13a、13b、23a、23bで出側電極12、入側電極
22を引っ込めたのち、再び、電極加圧器15、25で出側上
電極12a、入側電極22aを下降させて加圧する。その
後、トリマバイト30を保持したバイトホルダ31を固定台
10のガイドに沿って進入させ、先行コイル1と後行コイ
ル2の溶接部分の鋳ばり、フラッシュを高温状態で切削
する。
1、後行コイル2をそれぞれ出側クランプ11、入側クラ
ンプ21で挟み、クランプ加圧器14、24で加圧して締め付
け固定する。次いで、出側上電極12a、入側上電極22a
を下降させ、電極加圧器15、25で加圧して通電し、移動
台20を図の左方向に移動させながらフラッシュ溶接す
る。フラッシュ溶接を完了すると直ちに出側上電極12
a、入側上電極22aを上昇させ、固定台10のガイドに沿
ってバイトホルダ31が進入できる状態になるまで出し代
調整器13a、13b、23a、23bで出側電極12、入側電極
22を引っ込めたのち、再び、電極加圧器15、25で出側上
電極12a、入側電極22aを下降させて加圧する。その
後、トリマバイト30を保持したバイトホルダ31を固定台
10のガイドに沿って進入させ、先行コイル1と後行コイ
ル2の溶接部分の鋳ばり、フラッシュを高温状態で切削
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のフラッシュ溶接
装置は以上のように構成されており、先行コイル1と後
行コイル2の例えば、板厚が異なると、フラッシュ溶接
を完了した後の先行コイル1と後行コイル2の溶接線と
トリマバイト30の中心線とが一致せず、ずれた状態で溶
接部分の鋳ばり、フラッシュを切削すると削り残しの部
分を生じるほか、トリマバイト30の中心線と先行コイル
1、後行コイル2を固定する出側電極12、入側電極22と
の間が通常、不等距離になり、板厚が薄いと先行コイル
1、後行コイル2の剛性バランスを失なって切削に悪い
影響を与えるなどの解決すべき課題があった。
装置は以上のように構成されており、先行コイル1と後
行コイル2の例えば、板厚が異なると、フラッシュ溶接
を完了した後の先行コイル1と後行コイル2の溶接線と
トリマバイト30の中心線とが一致せず、ずれた状態で溶
接部分の鋳ばり、フラッシュを切削すると削り残しの部
分を生じるほか、トリマバイト30の中心線と先行コイル
1、後行コイル2を固定する出側電極12、入側電極22と
の間が通常、不等距離になり、板厚が薄いと先行コイル
1、後行コイル2の剛性バランスを失なって切削に悪い
影響を与えるなどの解決すべき課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、先行コイルと後行コイルをフラッ
シュ溶接したのち、溶接部分の鋳ばり、フラッシュを切
削する際に削り残しの部分を生ぜず、また板厚が薄くて
も剛性バランスを失なわず、安定した切削性の得られる
フラッシュ溶接装置を提供するものである。
めになされたもので、先行コイルと後行コイルをフラッ
シュ溶接したのち、溶接部分の鋳ばり、フラッシュを切
削する際に削り残しの部分を生ぜず、また板厚が薄くて
も剛性バランスを失なわず、安定した切削性の得られる
フラッシュ溶接装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフラッシ
ュ溶接装置は固定台とこれに対向して水平方向に移動自
在にした移動台とにそれぞれ出側電極ならびに出側クラ
ンプと入側電極ならびに入側クランプを設け、出側電極
ならびに出側クランプで被溶接材の先行コイルを挟んで
固定するとともに入側電極ならびに入側クランプで被溶
接材の後行コイルを挟んで固定し、先行コイルの終端面
と後行コイルの始端面とを突き合わせて出側電極と入側
電極の間に通電し、移動台を移動させながらフラッシュ
溶接したのち、出側電極と入側電極を引っ込め、固定台
のガイドに沿ってトリマバイトを進入させて先行コイル
と後行コイルの溶接部分の鋳ばり、フラッシュを切削す
るものにおいて、フラッシュ溶接の完了後に先行コイル
と後行コイルの溶接線とトリマバイトの中心線との間の
距離を演算し、これに基づいて先行コイルと後行コイル
を入側クランプで固定した状態で移動台を移動させ、溶
接線と中心線とを一致させる位置制御手段、溶接線を挟
んで至近かつ等距離にある先行コイルと後行コイルの所
定位置を出側電極と入側電極で固定すべく出側電極と入
側電極の各出し代調整量を演算し、これに基づいてそれ
ぞれの出し代を調整する出し代調整手段を設けたもので
ある。
ュ溶接装置は固定台とこれに対向して水平方向に移動自
在にした移動台とにそれぞれ出側電極ならびに出側クラ
ンプと入側電極ならびに入側クランプを設け、出側電極
ならびに出側クランプで被溶接材の先行コイルを挟んで
固定するとともに入側電極ならびに入側クランプで被溶
接材の後行コイルを挟んで固定し、先行コイルの終端面
と後行コイルの始端面とを突き合わせて出側電極と入側
電極の間に通電し、移動台を移動させながらフラッシュ
溶接したのち、出側電極と入側電極を引っ込め、固定台
のガイドに沿ってトリマバイトを進入させて先行コイル
と後行コイルの溶接部分の鋳ばり、フラッシュを切削す
るものにおいて、フラッシュ溶接の完了後に先行コイル
と後行コイルの溶接線とトリマバイトの中心線との間の
距離を演算し、これに基づいて先行コイルと後行コイル
を入側クランプで固定した状態で移動台を移動させ、溶
接線と中心線とを一致させる位置制御手段、溶接線を挟
んで至近かつ等距離にある先行コイルと後行コイルの所
定位置を出側電極と入側電極で固定すべく出側電極と入
側電極の各出し代調整量を演算し、これに基づいてそれ
ぞれの出し代を調整する出し代調整手段を設けたもので
ある。
【0007】
【作用】この発明における位置制御手段はフラッシュ溶
接の完了後に先行コイルと後行コイルの溶接線とトリマ
バイトの中心線との間の距離を演算し、これに基づいて
先行コイルと後行コイルを入側クランプで固定した状態
で移動台を移動させて溶接線と中心線とを一致させ、ま
た、出し代調整手段は溶接線を挟んで至近かつ等距離に
ある先行コイルと後行コイルの所定位置を出側電極と入
側電極で固定すべく出側電極と入側電極の各出し代調整
量を演算し、これに基づいてそれぞれの出し代を調整す
る。
接の完了後に先行コイルと後行コイルの溶接線とトリマ
バイトの中心線との間の距離を演算し、これに基づいて
先行コイルと後行コイルを入側クランプで固定した状態
で移動台を移動させて溶接線と中心線とを一致させ、ま
た、出し代調整手段は溶接線を挟んで至近かつ等距離に
ある先行コイルと後行コイルの所定位置を出側電極と入
側電極で固定すべく出側電極と入側電極の各出し代調整
量を演算し、これに基づいてそれぞれの出し代を調整す
る。
【0008】
実施例1.この発明の一実施例を図について説明する。
図1はその実施例の概念構成を示す構成図であり、1、
2は従来のフラッシュ溶接装置におけるものと同じもの
である。50は固定台、51は先行コイル1を補助的に固定
する出側クランプ、52a、52bは先行コイル1を締め付
け固定する出側上電極と出側下電極で、両者を総称する
ときは出側電極52とする。53a、53bはそれぞれ出側上
電極52a、出側下電極52bの出し代調整器、54は出側ク
ランプを加圧するクランプ加圧器、55は出側上電極52a
を加圧する電極加圧器、60は図の左右方向に移動自在の
移動台、61は後行コイル2を補助的に固定する入側クラ
ンプ、62a、62bは後行コイル2を締め付け固定する入
側上電極と入側下電極で、両者を総称するときは入側電
極62とする。63a、63bはそれぞれ入側上電極62a、入
側下電極62bの出し代調整器、64は入側クランプ61を加
圧するクランプ加圧器、65は入側上電極62aを加圧する
電極加圧器、68は移動台60を移動させるアプセットシリ
ンダ、69は移動台60とアプセットシリンダ68とを連結す
る連結部である。
図1はその実施例の概念構成を示す構成図であり、1、
2は従来のフラッシュ溶接装置におけるものと同じもの
である。50は固定台、51は先行コイル1を補助的に固定
する出側クランプ、52a、52bは先行コイル1を締め付
け固定する出側上電極と出側下電極で、両者を総称する
ときは出側電極52とする。53a、53bはそれぞれ出側上
電極52a、出側下電極52bの出し代調整器、54は出側ク
ランプを加圧するクランプ加圧器、55は出側上電極52a
を加圧する電極加圧器、60は図の左右方向に移動自在の
移動台、61は後行コイル2を補助的に固定する入側クラ
ンプ、62a、62bは後行コイル2を締め付け固定する入
側上電極と入側下電極で、両者を総称するときは入側電
極62とする。63a、63bはそれぞれ入側上電極62a、入
側下電極62bの出し代調整器、64は入側クランプ61を加
圧するクランプ加圧器、65は入側上電極62aを加圧する
電極加圧器、68は移動台60を移動させるアプセットシリ
ンダ、69は移動台60とアプセットシリンダ68とを連結す
る連結部である。
【0009】図2は出側電極52と入側電極62とトリマバ
イト30の位置関係を示す説明図であり、(A) は出側下電
極52bに載せた先行コイル1を出側上電極52aで、ま
た、入側下電極62bに載せた後行コイル2を入側上電極
62aで固定したチャッキング位置、(B) はフラッシュ溶
接を開始する前に出側電極52と入側電極62の出し代を調
整して先行コイル1と後行コイル2の所定位置を固定し
た溶接前位置、(C) は出側電極52と入側電極62の間に通
電し、移動台60をアプセットシリンダ68で移動させなが
らフラッシュ溶接を行なった溶接完了位置である。ま
た、図3は先行コイル1と後行コイル2の溶接部分の鋳
ばり、フラッシュを切削するに先立って、先行コイル1
と後行コイル2の溶接線をトリマバイト30の中心線に一
致させ、出側電極52と入側電極62の出し代を調整したト
リミング位置を示す説明図である。なお、図2(A)(B)
(C) と図3に記入した数値は一例を示すものであり、便
宜のため以下の説明にこれらの数値を用いる。
イト30の位置関係を示す説明図であり、(A) は出側下電
極52bに載せた先行コイル1を出側上電極52aで、ま
た、入側下電極62bに載せた後行コイル2を入側上電極
62aで固定したチャッキング位置、(B) はフラッシュ溶
接を開始する前に出側電極52と入側電極62の出し代を調
整して先行コイル1と後行コイル2の所定位置を固定し
た溶接前位置、(C) は出側電極52と入側電極62の間に通
電し、移動台60をアプセットシリンダ68で移動させなが
らフラッシュ溶接を行なった溶接完了位置である。ま
た、図3は先行コイル1と後行コイル2の溶接部分の鋳
ばり、フラッシュを切削するに先立って、先行コイル1
と後行コイル2の溶接線をトリマバイト30の中心線に一
致させ、出側電極52と入側電極62の出し代を調整したト
リミング位置を示す説明図である。なお、図2(A)(B)
(C) と図3に記入した数値は一例を示すものであり、便
宜のため以下の説明にこれらの数値を用いる。
【0010】次に動作について説明する。まず、フラッ
シュ溶接を行なうに当って先行コイル1の終端面、後行
コイル2の始端面、出側電極52と入側電極62の各端面、
トリマバイト30の中心線の位置関係を先行コイル1、後
行コイル2の材質、板厚、板巾に関係なく図2の(A) チ
ャッキング位置に設定する。また、出側電極52と入側電
極62のこの位置は出し代調整の原点となる基準位置であ
る。次いで、出し代調整器53a、53bで出側電極52の、
また、出し代調整器63a、63bで入側電極62の出し代を
調整し、図2の(B) 溶接前位置に設定する。図2の(B)
溶接前位置における距離U、Vは先行コイル1、後行コ
イル2の材質、板厚、板巾により予め決められている。
そして出側クランプ51と出側上電極52aをそれぞれクラ
ンプ加圧器54、電極加圧器55で加圧し、また入側クラン
プ61と入側上電極62aをそれぞれクランプ加圧器64、電
極加圧器65で加圧して先行コイル1と後行コイル2を締
め付け固定する。この状態で出側電極52と入側電極62の
間に通電しアプセットシリンダ68により移動台60を図1
の左方向に移動させ、先行コイル1と後行コイル2の突
き合わせ端面に発生するジュール熱、アーク熱を利用し
てフラッシュ溶接する。フラッシュ溶接を完了すると、
図2の(C) 溶接完了位置になる。ここでWLは先行コイ
ル1と後行コイル2の溶接線から出側電極52の端面まで
の距離、TBはトリマバイト30の中心線から出側電極52
の端面までの距離、Xは先行コイル1と後行コイル2の
溶接線からトリマバイト30の中心線までの距離、Yは出
側電極52の端面と入側電極62の端面との間の距離であ
る。
シュ溶接を行なうに当って先行コイル1の終端面、後行
コイル2の始端面、出側電極52と入側電極62の各端面、
トリマバイト30の中心線の位置関係を先行コイル1、後
行コイル2の材質、板厚、板巾に関係なく図2の(A) チ
ャッキング位置に設定する。また、出側電極52と入側電
極62のこの位置は出し代調整の原点となる基準位置であ
る。次いで、出し代調整器53a、53bで出側電極52の、
また、出し代調整器63a、63bで入側電極62の出し代を
調整し、図2の(B) 溶接前位置に設定する。図2の(B)
溶接前位置における距離U、Vは先行コイル1、後行コ
イル2の材質、板厚、板巾により予め決められている。
そして出側クランプ51と出側上電極52aをそれぞれクラ
ンプ加圧器54、電極加圧器55で加圧し、また入側クラン
プ61と入側上電極62aをそれぞれクランプ加圧器64、電
極加圧器65で加圧して先行コイル1と後行コイル2を締
め付け固定する。この状態で出側電極52と入側電極62の
間に通電しアプセットシリンダ68により移動台60を図1
の左方向に移動させ、先行コイル1と後行コイル2の突
き合わせ端面に発生するジュール熱、アーク熱を利用し
てフラッシュ溶接する。フラッシュ溶接を完了すると、
図2の(C) 溶接完了位置になる。ここでWLは先行コイ
ル1と後行コイル2の溶接線から出側電極52の端面まで
の距離、TBはトリマバイト30の中心線から出側電極52
の端面までの距離、Xは先行コイル1と後行コイル2の
溶接線からトリマバイト30の中心線までの距離、Yは出
側電極52の端面と入側電極62の端面との間の距離であ
る。
【0011】図2(B)(C)により各距離の定量的関係を求
める。まず、先行コイル1の板厚t1 と後行コイル2の
板厚t2 が同じときには、フラッシュ溶接により両者と
も同じ長さだけ消耗するので、WL=Y/2+(U−
V)/2である。次に先行コイル1の板厚t1 と後行コ
イル2の板厚t2 が異なるときには、WL=Y/2+
(U−V)/2+K(t1 −t2 )となり、補正項K
(t1 −t2 )の比例定数Kは実験的に定められてい
る。TB=U−7.5であるから、X=TB−WL=U−
7.5 −Y/2−(U−V)/2−K(t1 −t2 )とな
る。
める。まず、先行コイル1の板厚t1 と後行コイル2の
板厚t2 が同じときには、フラッシュ溶接により両者と
も同じ長さだけ消耗するので、WL=Y/2+(U−
V)/2である。次に先行コイル1の板厚t1 と後行コ
イル2の板厚t2 が異なるときには、WL=Y/2+
(U−V)/2+K(t1 −t2 )となり、補正項K
(t1 −t2 )の比例定数Kは実験的に定められてい
る。TB=U−7.5であるから、X=TB−WL=U−
7.5 −Y/2−(U−V)/2−K(t1 −t2 )とな
る。
【0012】先行コイル1と後行コイル2のフラッシュ
溶接を完了すると、距離U、V、Y、板厚t1 、t2 、
比例定数Kの具体的数値により距離Xを演算する。そし
て出側クランプ51、出側上電極52a、入側上電極62aを
それぞれクランプ加圧器54、電極加圧器55、65で上昇さ
せ、先行コイル1と溶接された後行コイル2を入側クラ
ンプ61だけで固定して移動台60をアプセットシリンダ68
により距離Xだけ移動させて先行コイル1と後行コイル
2の溶接線をトリマバイト30の中心線に一致させる。以
上が位置制御手段に相当する。次いで、先行コイル1、
後行コイル2の材質、板厚、板巾に関係なく図3のトリ
ミング位置に設定するのであるが、その際、出側電極52
の基準位置からの出し代調整量41−16=25と入側電極62
の基準位置からの出し代調整量41−[32−(U+V+1
−Y)+X]を演算し、これに基づいて出し代調整器5
3、63で出側電極52、入側電極62の出し代を調整する。
以上が出し代調整手段に相当する。なお、入側電極62の
基準位置からの出し代調整量でU+V+1−YとXはア
プセットシリンダ68により移動台60の移動した距離であ
る。その後、出側クランプ51で後行コイル2と溶接され
た先行コイル1を固定し、出側上電極52a、入側上電極
62aでも締め付け固定して、トリマバイト30を保持した
バイトホルダ31を固定台50のガイドに沿って進入させ、
先行コイル1と後行コイル2の溶接部分の鋳ばり、フラ
ッシュを切削する。先行コイル1と後行コイル2の溶接
線はトリマバイト30の中心線に一致しており、また、溶
接線から至近かつ等距離の位置を出側電極52、入側電極
62で固定しているので、削り残しの部分を生じることは
なく、先行コイル1、後行コイル2の板厚が薄くても剛
性バランスを失なわず、切削に悪い影響を与えることは
ない。
溶接を完了すると、距離U、V、Y、板厚t1 、t2 、
比例定数Kの具体的数値により距離Xを演算する。そし
て出側クランプ51、出側上電極52a、入側上電極62aを
それぞれクランプ加圧器54、電極加圧器55、65で上昇さ
せ、先行コイル1と溶接された後行コイル2を入側クラ
ンプ61だけで固定して移動台60をアプセットシリンダ68
により距離Xだけ移動させて先行コイル1と後行コイル
2の溶接線をトリマバイト30の中心線に一致させる。以
上が位置制御手段に相当する。次いで、先行コイル1、
後行コイル2の材質、板厚、板巾に関係なく図3のトリ
ミング位置に設定するのであるが、その際、出側電極52
の基準位置からの出し代調整量41−16=25と入側電極62
の基準位置からの出し代調整量41−[32−(U+V+1
−Y)+X]を演算し、これに基づいて出し代調整器5
3、63で出側電極52、入側電極62の出し代を調整する。
以上が出し代調整手段に相当する。なお、入側電極62の
基準位置からの出し代調整量でU+V+1−YとXはア
プセットシリンダ68により移動台60の移動した距離であ
る。その後、出側クランプ51で後行コイル2と溶接され
た先行コイル1を固定し、出側上電極52a、入側上電極
62aでも締め付け固定して、トリマバイト30を保持した
バイトホルダ31を固定台50のガイドに沿って進入させ、
先行コイル1と後行コイル2の溶接部分の鋳ばり、フラ
ッシュを切削する。先行コイル1と後行コイル2の溶接
線はトリマバイト30の中心線に一致しており、また、溶
接線から至近かつ等距離の位置を出側電極52、入側電極
62で固定しているので、削り残しの部分を生じることは
なく、先行コイル1、後行コイル2の板厚が薄くても剛
性バランスを失なわず、切削に悪い影響を与えることは
ない。
【0013】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、位置制
御手段を設けてフラッシュ溶接の完了後に先行コイルと
後行コイルの溶接線とトリマバイトの中心線との間の距
離を演算し、これに基づいて先行コイルと後行コイルを
入側クランプで固定した状態で移動台を移動させ、溶接
線と中心線とを一致させるのに加えて出し代調整手段を
設けて溶接線を挟んで至近かつ等距離にある先行コイル
と後行コイルの所定位置を出側電極と入側電極で固定す
べく出側電極と入側電極の各出し代調整量を演算し、こ
れに基づいてそれぞれの出し代を調整するから、先行コ
イルと後行コイルの溶接部分の鋳ばり、フラッシュを切
削しても削り残しの部分を生じることはなく、また、先
行コイルと後行コイルの板厚が薄くても剛性バランスを
失なわず、安定した切削性の得られる効果がある。
御手段を設けてフラッシュ溶接の完了後に先行コイルと
後行コイルの溶接線とトリマバイトの中心線との間の距
離を演算し、これに基づいて先行コイルと後行コイルを
入側クランプで固定した状態で移動台を移動させ、溶接
線と中心線とを一致させるのに加えて出し代調整手段を
設けて溶接線を挟んで至近かつ等距離にある先行コイル
と後行コイルの所定位置を出側電極と入側電極で固定す
べく出側電極と入側電極の各出し代調整量を演算し、こ
れに基づいてそれぞれの出し代を調整するから、先行コ
イルと後行コイルの溶接部分の鋳ばり、フラッシュを切
削しても削り残しの部分を生じることはなく、また、先
行コイルと後行コイルの板厚が薄くても剛性バランスを
失なわず、安定した切削性の得られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例の概念構成を示す構成図で
ある。
ある。
【図2】図1の実施例で出側電極、入側電極、トリマバ
イトの位置関係を示す説明図である。
イトの位置関係を示す説明図である。
【図3】図1の実施例でトリミング位置を示す説明図で
ある。
ある。
【図4】従来のフラッシュ溶接装置でトリマバイト進入
前の状態を示す断面図である。
前の状態を示す断面図である。
【図5】従来のフラッシュ溶接装置でトリマバイト進入
後の状態を示す断面図である。
後の状態を示す断面図である。
1 先行コイル 2 後行コイル 30a 上トリマバイト 30b 上トリマバイト 50 固定台 51 出側クランプ 52a 出側上電極 52b 出側下電極 53a 出し代調整器 53b 出し代調整器 54 クランプ加圧器 55 電極加圧器 60 移動台 61 入側クランプ 62a 入側上電極 62b 入側上電極 63a 出し代調整器 63b 出し代調整器 64 クランプ加圧器 65 電極加圧器 68 アプセットシリンダ 69 連結部
フロントページの続き (72)発明者 井上 秋雄 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 伊丹製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−118979(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 固定台とこれに対向して水平方向に移動
自在にした移動台とにそれぞれ出側電極ならびに出側ク
ランプと入側電極ならびに入側クランプを設け、上記出
側電極ならびに上記出側クランプで被溶接材の先行コイ
ルを挟んで固定するとともに上記入側電極ならびに上記
入側クランプで被溶接材の後行コイルを挟んで固定し、
上記先行コイルの終端面と上記後行コイルの始端面とを
突き合わせて上記出側電極と上記入側電極の間に通電
し、上記移動台を移動させながらフラッシュ溶接したの
ち、上記出側電極と上記入側電極を引っ込め、上記固定
台のガイドに沿ってトリマバイトを進入させて上記先行
コイルと上記後行コイルの溶接部分の鋳ばり、フラッシ
ュを切削するフラッシュ溶接装置において、上記フラッ
シュ溶接の完了後に上記先行コイルと上記後行コイルの
溶接線と上記トリマバイトの中心線との間の距離を演算
し、これに基づいて上記先行コイルと上記後行コイルを
上記入側クランプで固定した状態で上記移動台を移動さ
せ、上記溶接線と上記中心線とを一致させる位置制御手
段、上記溶接線を挟んで至近かつ等距離にある上記先行
コイルと上記後行コイルの所定位置を上記出側電極と上
記入側電極で固定すべく上記出側電極と上記入側電極の
各出し代調整量を演算し、これに基づいてそれぞれの出
し代を調整する出し代調整手段を設けたことを特徴とす
るフラッシュ溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3305877A JP2553793B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | フラッシュ溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3305877A JP2553793B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | フラッシュ溶接装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05138363A JPH05138363A (ja) | 1993-06-01 |
| JP2553793B2 true JP2553793B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=17950412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3305877A Expired - Lifetime JP2553793B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | フラッシュ溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2553793B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111673247A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-09-18 | 广东普电自动化科技股份有限公司 | 自动多点焊接机 |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP3305877A patent/JP2553793B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05138363A (ja) | 1993-06-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960625 |