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JP2554533B2 - 水上ワイヤソーイング装置 - Google Patents
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JP2554533B2 - 水上ワイヤソーイング装置 - Google Patents

水上ワイヤソーイング装置

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JP2554533B2
JP2554533B2 JP63276520A JP27652088A JP2554533B2 JP 2554533 B2 JP2554533 B2 JP 2554533B2 JP 63276520 A JP63276520 A JP 63276520A JP 27652088 A JP27652088 A JP 27652088A JP 2554533 B2 JP2554533 B2 JP 2554533B2
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    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、陸上又は水中にある鉄筋コンクリート構築
物その他の切断対象物を水上におけるワイヤ駆動機の操
作によって切断する水上ワイヤソーイング装置に関す
る。
〔従来の技術〕
特開昭62−112866号公報や特開昭63−011771号公報
に、鉄筋コンクリート構築物をワイヤソーによって切断
解体するワイヤソーイング工法の技術が開示されてい
る。
それらのワイヤソーイング工法は、切削ワイヤをワイ
ヤ駆動機と切断対象物である鉄筋コンクリート構築物と
の間に掛け渡すと共にワイヤ駆動機によって所要張力の
下に走行させることにより、切断対象物を切断するもの
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、切断対象物が岸壁から例えば50m、100m或は
それ以上に離れた水中に位置するような場合、陸上に設
置したワイヤ駆動機によって長い切削ワイヤを駆動し、
陸上からワイヤソーイングを行なうことは事実上困難で
あった。
本発明の目的は、切断対象物を水上におけるワイヤ駆
動機の操作によって切断する水上ワイヤソーイング装置
を提供し、例えば岸から遠く離れた水中の切断対象物も
容易に切断することを可能にすることにある。
〔課題を解決するための技術手段〕
本発明に係る水上ワイヤソーイング工法は、切削ワイ
ヤをワイヤ駆動機と切断対象物とに掛け渡すと共にワイ
ヤ駆動機により所要張力の下に走行させるようにしたワ
イヤソーイング装置において、ワイヤ駆動機を台船上に
移動可能に設置すると共に切削ワイヤの少なくとも張り
側をその張力に応じて弾性的に変位可能に台船の先端部
に設置したクッションプーリを介して案内することを特
徴とするものである。
また、本発明に係る水上ワイヤソーイング装置は、水
上に浮遊させる台船と、台船上に移動可能に設置され、
台船外にある切断対象物に掛け渡された切削ワイヤを所
要張力の下に循環走行させるワイヤ駆動機と、台船上に
設置され、切削ワイヤを切断対象物とワイヤ駆動機との
間で案内するガイドプーリと、台船上の先端部に弾性的
に変位可能に設置され、切削ワイヤを弾性的に案内する
クッションプーリとからなるものである。
上記のワイヤ駆動機には、例えば、第4,735,188号米
国特許明細書に開示されたように駆動プーリをレールと
車輪によって移動させるものやラックとピニオンによっ
て移動させるもの等を適宜採用することができる。
クッションプーリは、それを例えば油圧シリンダや空
気圧シリンダ、ばね及びバランス重りからなる機構の少
なくとも一つによって支持させることにより、弾性的に
変位可能とすることができる。
切断対象物が水中にある場合は、切削ワイヤの水中走
行に伴う水の抵抗に打ち勝つために切削ワイヤの駆動力
を確保し、かつ切削ワイヤの緩み側を切断対象物へと効
果的に送り込むために、切断対象物と移動型ワイヤ駆動
機との間に固定型のワイヤ駆動機を併用することが好ま
しい。
〔作 用〕
水上に浮遊させた台船が、その付近における船舶の通
過や強風等によって生じる波浪のために上下、前後又は
左右に揺動すると、切断対象物に対するワイヤ駆動機の
位置が急激に変化するので、それらの間に掛け渡された
切削ワイヤ、特にその張り側に急激な緊張が反復して生
じる。なお、台船がアウトリガ装置を備えていても、上
記のような波浪による揺動の影響を完全には阻止するこ
とはできない。
しかし、切削ワイヤの急激な上記張力上昇は、台船上
の先端部に設置されたクッションプーリの弾性的変位に
よって即応的に緩和され、それによって切削ワイヤの破
断が未然に防止される。より即応性に優れた張力緩和作
用を得るために、クッションプーリを、台船上の先端部
に設置することが必須である。クッションプーリは、通
常、台船の揺動によって張力上昇を生じ易い切削ワイヤ
の張り側に設ければよいが、必要に応じて緩み側にも設
けることができる。前記の米国特許明細書には、少なく
とも張り側の調整プーリにクッション作用を付与したワ
イヤ駆動機が開示されており、本発明にこの型のワイヤ
駆動機を使用することは好ましいが、これのみでは台船
の上記揺動には対処できない。
クッションプーリを油空気圧シリンダ機構によって支
持した場合、切削ワイヤの張力がその限界荷重、例えば
150〜200kgfに達したときに圧力調節弁が開くと共にロ
ッドが変位し、クッションプーリが変位して張力の増加
を緩和する。また、クッションプーリをばねやバランス
重り機構によって支持した場合も、切削ワイヤの張力に
応じてばねの伸縮やバランスの重りの昇降が生じ、それ
に伴ってクッションプーリが変位する。更に、切断対象
物の切断長さがクッションプーリの弾性的変位によって
も吸収できない程大である場合は、台船上でワイヤ駆動
機を移動させて切断対象物を切断する。
〔実施例1〕 第1図は本発明に係る水上ワイヤソーイング装置の一
例の要部側面図である。同図において、鉄筋コンクリー
ト構築物からなる切断対象物(1)が水(2)中にあ
り、台船(3)が切断対象物(1)の前方の水(2)上
に浮遊状態で係留され、レール(4)が台船(3)上に
切断対象物(1)と対向するように敷設され、ワイヤ駆
動機(5)がレール(4)上に移動可能に設置される。
ワイヤ駆動機(5)は、レール(4)上に車輪(6)を
介して装着された台車(7)と、台車(7)に搭載され
た駆動プーリ(8)及び原動機(9)とからなり、原動
機(9)は車輪(6)及び駆動プーリ(8)を個別に駆
動する。
一方、フレーム(10)が台船(3)上の先端部であっ
てレール(4)の後方に設置され、張り側ガイドプーリ
(11)及び緩み側ガイドプーリ(12)がフレーム(10)
の上下に固定されている。また、2体の単動式空気圧シ
リンダ(13),(14)がフレーム(10)における張り側
ガイドプーリ(11)の後方に、角度調節可能に前後して
並設されると共に各ロッド側が切断対象物(1)と対向
するように調節され、空気圧出入口(15),(16)が前
方の空気圧シリンダ(13)にはヘッド側に、また後方の
空気圧シリンダ(14)にはロッド側に各々設けられ、さ
らに圧力調節弁(17),(18)が各空気圧シリンダ(1
3),(14)に設けれらている。また、エヤコンプレッ
サ(19)がフレーム(10)の底部に設置され、各空気圧
シリンダ(13),(14)の空気圧出入口(15),(16)
にホース(20)を介して空気圧を供給する。なお、切断
対象物(1)に対するワイヤ駆動機(5)の位置に応じ
て、張り側ガイドプーリ(11)及び緩み側ガイドプーリ
(12)の各設置台数及び配置、さらに各空気圧シリンダ
(13),(14)の配向角度や配置等を適宜選択すればよ
い。
また、クッションプーリ(21),(22)が各空気圧シ
リンダ(13),(14)のロッド(23),(24)に支承さ
れ、前方のクッションプーリ(21)は伸長方向に、後方
のクッションプーリ(22)は収縮方向に各々空気圧によ
って付勢されている。
さらに、切削ワイヤ(25)が、駆動プーリ(8)、緩
み側ガイドプーリ(12)、切断対象物(1)、各クッシ
ョンプーリ(22),(21)、張り側ガイドプーリ(1
1)、駆動プーリ(8)へと順次無端状に掛け渡され、
前後のクッションプーリ(21),(22)にはS字状に掛
けられている。
上記の構成において、原動機(9)によりワイヤ駆動
機(5)を作動させると、駆動プーリ(8)が回転する
と共に台車(7)が前方に移動し、切削ワイヤ(25)が
所要張力の下に循環走行するので、切断対象物(1)は
漸次切断される。
上記切断中に台船(3)が下方に揺動すると、切削ワ
イヤ(25)が弛緩し、その緩み分だけワイヤ駆動機
(5)が前方に移動すると共に切削ワイヤ(25)の張力
を保持する。また、台船(3)が上方に揺動すると、切
削ワイヤ(25)が緊張し、その張力が限界設定値に達し
たところで各空気圧シリンダ(13),(14)の圧力調節
弁(17),(18)が開き、前方の空気圧シリンダ(13)
ではロッド(23)が収縮すると共にクッションプーリ
(21)が一転鎖線で示すようにヘッド方向に変位し、同
時に後方の空気圧シリンダ(14)ではロッド(24)が伸
長すると共にクッションプーリ(22)が二点鎖線で示す
ように反ヘッド方向に変位し、切削ワイヤ(25)の張力
上昇を瞬時に緩和させる。その後、各ロッド(23),
(24)を徐々に元の位置に復帰させる。
なお、上記のように複数の空気圧シリンダ(13),
(14)を連動的に使用することにより特に即応性に優れ
た張力緩和作用が得られるが、状況によっては一体のみ
を使用してもよい。また、空気圧シリンダ(13),(1
4)は単動式のみならず復動式のものであってもよく、
またバランスシリンダであってもよい。また、ワイヤ駆
動機(5)がラックとピニオンにより移動するのもので
あってもよく、また原動機(9)の代りに電動機や油圧
モータ等により駆動されるものであってもよい。さら
に、本実施例の構成は、陸上にある切断対象物(1)を
水上において切断する場合にも適用することができる。
〔実施例2〕 第2図は本発明に係る水上ワイヤソーイング装置の別
の一例の要部側面図である。同図において、実施例1と
同様に切断対象物(1)が水(2)中にあり、台船
(3)上に実施例1と同様のワイヤ駆動機(5)がレー
ル(4)上に移動可能に設置される。
一方、フレーム(10)が台船(3)上の先端部に設置
され、張り側ガイドプーリ(11a),(11b)及び緩み側
ガイドプーリ(12)がフレーム(10)の上下に固定さ
れ、ガイドローラ(26),(27)がフレーム(10)の上
端に固定されている。また、ガイドレール(28)がフレ
ーム(10)における張り側ガイドプーリ(11b)の後方
に角度調節可能に並設されると共に切断対象物(1)に
向って配向するように調節され、クッションプーリー
(21)が軸受(29)を介してガイドレール(28)に移動
可能に軸架されている。さらに、ロープ(30)がガイド
ローラ(26),(27)に掛けられると共にその一端がク
ッションプーリ(21)の軸受(29)に、またその他端が
バランス重り(31)に各々連結されている。
上記の構成において、切断中に台船(3)が下方に揺
動すると、切削ワイヤ(25)が弛緩し、その緩み分だけ
バランス重り(31)が下降すると共にクッションプーリ
(21)がガイドレール(28)に沿って切断対象物(1)
と反対の方向に変位し、切削ワイヤ(25)の張力を保持
する。また、台船(3)が上方に揺動すると、切削ワイ
ヤ(25)が緊張し、その張力が限界設定値に達したとこ
ろでバランス重り(31)が一点鎖線で示すように上昇す
ると共にクッションプーリ(21)がガイドレール(28)
に沿って二点鎖線で示すように切断対象物(1)の方向
に変位し、切削ワイヤ(25)の張力上昇を瞬時に緩和さ
せる。
なお、クッションプーリ(21)の軸受(29)を、上記
のようなバランス重り(31)によって支持させる代りに
圧縮コイルばねや引張りコイルばねによって各々支持さ
せても、同様の作用効果が得られる。
〔実施例3〕 第3図は本発明に係る水上ワイヤソーイング装置の別
の一例の要部側面図である。同図において、台船(3)
上の先端部に設置されたフレーム(10)に張り側ガイド
プーリ(11a),(11b)及び緩み側ガイドプーリ(12)
がフレーム(10)の上下に固定され、クッションプーリ
(21)が軸受(29)を介して、張り側ガイドプーリ(11
a),(11b)間に垂設されたガイドレール(28)に移動
可能に軸架され、圧縮コイルばね(32)がガイドレール
(28)の上端と軸受(29)との間に装着されている。
上記の構成において、切断中に台船(3)が上方に揺
動すると、圧縮コイルばね(32)が収縮すると共にクッ
ションプーリ(21)がガイドレール(28)に沿って一点
鎖線で示すように上方に変位し、切削ワイヤ(25)の張
力上昇を瞬時に緩和させる。なお、圧縮コイルばね(3
2)の代りに引張りコイルばねをガイドレール(28)の
下端と軸受(29)との間に装着してもよい。
〔実施例4〕 第4〜5図は本発明に係る水上ワイヤソーイング装置
のさらに別の一例の要部側面図である。
第4図に示すものは、切削ワイヤ(25)の張り側にク
ッションプーリ(21)をガイドレール(28)に沿って移
動可能に保持する代りに、フレーム(10)に枢着された
アーム(33)によって揺動可能に保持した点を除いて第
2図に示す実施例と同様の構成を有する。この場合も、
台船(3)が上方に揺動すると、クッションプーリ(2
1)がアーム(33)を介して一点鎖線で示すように切断
対象物(1)の方向に変位し、切削ワイヤ(25)の張力
上昇を瞬時に緩和させる。
第5図に示すものは、クッションプーリ(22)を切削
ワイヤ(25)の緩み側にもアーム(34)によって揺動可
能に保持すると共に張り側及び緩み側の各クッションプ
ーリ(21),(22)を中間ロープ(35)で連動させた点
を除いて、第4図に示す実施例と同様の構成を有する。
この場合は、台船(3)が上方に揺動すると、両方のク
ッションプーリ(21),(22)が各アーム(33),(3
4)を介して一点鎖線及び二点鎖線で示すように切断対
象物(1)の方向に同時に変位し、切削ワイヤ(25)の
張力上昇を瞬時に緩和させる。なお、各クッションプー
リ(21),(22)を非連動的に設けることもできる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係るワイヤソーイング装置に
よれば、台船(3)上の先端部においてワイヤ駆動機を
操作し、ワイヤ駆動機と切断対象物とに掛け渡した切削
ワイヤをクッションプーリを介して駆動するので、台船
が揺動しても切削ワイヤの急激な張力上昇と弛緩をクッ
ションプーリの弾性的変位によって吸収できるので、切
削ワイヤを破断することなく、更に、切断対象物の切断
長さがクッションプーリの弾性的変位によっても吸収で
きない程大である場合は、台船上でワイヤ駆動機を移動
させて切断対象物を切断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明に係る水上ワイヤソーイング装置の
一例の要部側面図である。 〈主要符号の説明〉 1……切断対象物,2……水,3……台船,5……ワイヤ駆動
機,11……張り側ガイドプーリ,12……緩み側ガイドプー
リ,13,14……空気圧シリンダ,21,22……クッションプー
リ,25……切削ワイヤ,31……バランス重り,32……圧縮
コイルばね

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切削ワイヤをワイヤ駆動機と切断対象物と
    に掛け渡すと共にワイヤ駆動機により所要張力の下に走
    行させるようにしたワイヤソーイング装置において、ワ
    イヤ駆動機を台船上に移動可能に設置すると共に切削ワ
    イヤの少なくとも張り側をその張力に応じて弾性的に変
    位可能に台船の先端部に設置したクッションプーリを介
    して案内することを特徴とする水上ワイヤソーイング装
    置。
  2. 【請求項2】クッションプーリが、油空気圧シリンダ、
    ばね及びバランス重りからなる機構の少なくとも一つに
    よって支持された、請求項1記載の水上ワイヤソーイン
    グ装置。
  3. 【請求項3】水上に浮遊させる台船と、台船上に移動可
    能に設置され、台船外にある切断対象物に掛け渡された
    切削ワイヤを所要張力の下に循環走行させるワイヤ駆動
    機と、台船上に設置され、切削ワイヤを切断対象物とワ
    イヤ駆動機との間で案内するガイドプーリと、台船上の
    先端部に弾性的に変位可能に設置され、切削ワイヤを弾
    性的に案内するクッションプーリとからなることを特徴
    とする水上ワイヤソーイング装置。
  4. 【請求項4】クッションプーリが、油空気圧シリンダ、
    ばね及びバランス重りからなる機構の少なくとも一つに
    よって支持された、請求項3記載の水上ワイヤソーイン
    グ装置。
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