JP2554877B2 - 車両用油圧作動式変速機の制御装置 - Google Patents
車両用油圧作動式変速機の制御装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、低速伝動系と高速伝動系との少なくとも2
段の伝動系を備え、該低速伝動系に出力側のオーバー回
転を許容するワンウェイクラッチを介入して成る車両用
油圧作動式変速機の制御装置に関する。
段の伝動系を備え、該低速伝動系に出力側のオーバー回
転を許容するワンウェイクラッチを介入して成る車両用
油圧作動式変速機の制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種変速機においては、特開昭59−166750号
公報に見られるように、低速伝動系を確立する低速油圧
係合要素と、高速電動系を確立する高速油圧係合要素と
への給排油を制御する油圧回路に、中立位置と走行位置
との少なくとも2位置に切換自在なマニアル弁と、低速
位置と高速位置とに切換自在なシフト弁とを設け、該マ
ニアル弁の走行位置への切換えにより該低速油圧係合要
素と、更に該シフト弁を介してその高速位置で該高速油
圧係合要素とに油圧源からの圧油を給油するようにし、
マニアル弁を中立位置から走行位置に切換えて発進する
ときは、先ず低速油圧係合要素のみに給油して低速伝動
系を確立し、その後シフト弁の高速位置への切換えによ
り高速油圧係合要素に給油して高速伝動系を確立するよ
うにしている。
公報に見られるように、低速伝動系を確立する低速油圧
係合要素と、高速電動系を確立する高速油圧係合要素と
への給排油を制御する油圧回路に、中立位置と走行位置
との少なくとも2位置に切換自在なマニアル弁と、低速
位置と高速位置とに切換自在なシフト弁とを設け、該マ
ニアル弁の走行位置への切換えにより該低速油圧係合要
素と、更に該シフト弁を介してその高速位置で該高速油
圧係合要素とに油圧源からの圧油を給油するようにし、
マニアル弁を中立位置から走行位置に切換えて発進する
ときは、先ず低速油圧係合要素のみに給油して低速伝動
系を確立し、その後シフト弁の高速位置への切換えによ
り高速油圧係合要素に給油して高速伝動系を確立するよ
うにしている。
ここで、高速油圧係合要素への給油によれば、低速油
圧係合要素に給油したままでも低速伝動系に介入したワ
ンウェイクラッチの働きで低速伝動系を介してのトルク
伝達が自動的に停止され、高速伝動系が確立される。
圧係合要素に給油したままでも低速伝動系に介入したワ
ンウェイクラッチの働きで低速伝動系を介してのトルク
伝達が自動的に停止され、高速伝動系が確立される。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のものでは、マニアル弁の走行位置への切換えに
よる発進時、低速伝動系を介しての比較的高トルクの伝
達により、車両の駆動輪に作用する駆動トルクの立上り
が急になり、ショックを生じ易くなる問題がある。
よる発進時、低速伝動系を介しての比較的高トルクの伝
達により、車両の駆動輪に作用する駆動トルクの立上り
が急になり、ショックを生じ易くなる問題がある。
本発明は、以上の点に鑑み、マニアル弁の走行位置へ
の切換時に駆動トルクを緩やかに立上げて切換ショック
を低減し得るようにした装置を提供することをその目的
とする。
の切換時に駆動トルクを緩やかに立上げて切換ショック
を低減し得るようにした装置を提供することをその目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成すべく、低速伝動系と高速
伝動系との少なくとも2段の伝動系を備え、該低速伝動
系に出力側のオーバー回転を許容するワンウェイクラッ
チを介入して成る車両用油圧作動式変速機の制御装置で
あって、該低速伝動系を確立する低速油圧係合要素と該
高速伝動系を確立する高速油圧係合要素とへの給排油を
制御する油圧回路に、中立位置と走行位四との少なくと
も2位置に切換自在なマニアル弁と、低速位置と高速位
置との少なくとも2位置に切換自在なシフト弁とを設
け、該マニアル弁の走行位置への切換えにより該低速油
圧係合要素と、更に該シフト弁を介してその高速位置で
該高速油圧係合要素とに油圧源からの圧油を給油するよ
うにしたものにおいて、該マニアル弁と該シフト弁とが
夫々走行位置と低速位置に存するときに該高速油圧係合
要素を該油圧源に接続する油路を設け、該油路に、該油
路を連通する開位置と該油路の連通を断って該高速油圧
係合要素からの排油を行なう閉位置とに切換可能な制御
弁を介設し、該低速油圧係合要素の油圧の所定圧への上
昇で該制御弁を閉位置に切換えるようにし、更に、前記
マニアル弁の走行位置で前記低速油圧係合要素を前記油
圧源に接続する油路に、オリフィスを介設すると共に、
前記制御弁の閉位置で連通する該オリフィスに並列の側
路を設けたことを特徴とする。
伝動系との少なくとも2段の伝動系を備え、該低速伝動
系に出力側のオーバー回転を許容するワンウェイクラッ
チを介入して成る車両用油圧作動式変速機の制御装置で
あって、該低速伝動系を確立する低速油圧係合要素と該
高速伝動系を確立する高速油圧係合要素とへの給排油を
制御する油圧回路に、中立位置と走行位四との少なくと
も2位置に切換自在なマニアル弁と、低速位置と高速位
置との少なくとも2位置に切換自在なシフト弁とを設
け、該マニアル弁の走行位置への切換えにより該低速油
圧係合要素と、更に該シフト弁を介してその高速位置で
該高速油圧係合要素とに油圧源からの圧油を給油するよ
うにしたものにおいて、該マニアル弁と該シフト弁とが
夫々走行位置と低速位置に存するときに該高速油圧係合
要素を該油圧源に接続する油路を設け、該油路に、該油
路を連通する開位置と該油路の連通を断って該高速油圧
係合要素からの排油を行なう閉位置とに切換可能な制御
弁を介設し、該低速油圧係合要素の油圧の所定圧への上
昇で該制御弁を閉位置に切換えるようにし、更に、前記
マニアル弁の走行位置で前記低速油圧係合要素を前記油
圧源に接続する油路に、オリフィスを介設すると共に、
前記制御弁の閉位置で連通する該オリフィスに並列の側
路を設けたことを特徴とする。
(作 用) シフト弁が低速位置に存する状態でマニアル弁を中立
位置から走行位置に切換えて発進する場合、当初は制御
弁が開位置に存するため、低速油圧係合要素と共に高速
油圧係合要素にも給油され、低速伝動系を介してのトル
ク伝達がこれに介入したワンウェイクラッチの動きで停
止されて、車両の駆動輪に先ず高速伝動系を介して比較
的低いトルクが伝達され、その後低速油圧係合要素の油
圧が所定圧に上昇して制御弁が閉位置に切換えられる
と、高速油圧係合要素からの排油が行なわれて、低速伝
動系を介してのトルク伝達が開始され、駆動輪に作用す
る駆動トルクが段階的に緩やかに立上り、切換ショック
が低減される。
位置から走行位置に切換えて発進する場合、当初は制御
弁が開位置に存するため、低速油圧係合要素と共に高速
油圧係合要素にも給油され、低速伝動系を介してのトル
ク伝達がこれに介入したワンウェイクラッチの動きで停
止されて、車両の駆動輪に先ず高速伝動系を介して比較
的低いトルクが伝達され、その後低速油圧係合要素の油
圧が所定圧に上昇して制御弁が閉位置に切換えられる
と、高速油圧係合要素からの排油が行なわれて、低速伝
動系を介してのトルク伝達が開始され、駆動輪に作用す
る駆動トルクが段階的に緩やかに立上り、切換ショック
が低減される。
ところで、高速油圧係合要素の油圧が上昇する前に低
速油圧係合要素の油圧が上昇すると、駆動トルクを段階
的に立上げることができなくなり、そのため低速油圧係
合要素にオリフィスを介して給油して、低速油圧係合要
素の油圧の上昇を遅らせているが、制御弁の閉位置への
切換後もオリフィスを介して給油していると、低速油圧
係合要素の係合遅れを生じて発進性が悪くなる。
速油圧係合要素の油圧が上昇すると、駆動トルクを段階
的に立上げることができなくなり、そのため低速油圧係
合要素にオリフィスを介して給油して、低速油圧係合要
素の油圧の上昇を遅らせているが、制御弁の閉位置への
切換後もオリフィスを介して給油していると、低速油圧
係合要素の係合遅れを生じて発進性が悪くなる。
然し、本発明では、制御弁の閉位置への切換えで低速
油圧係合要素にオリフィスに並列の側路を介して給油さ
れるため、低速油圧係合要素の油圧が急速に上昇し、低
速油圧係合要素の遅れによる発進性の悪化が防止され
る。
油圧係合要素にオリフィスに並列の側路を介して給油さ
れるため、低速油圧係合要素の油圧が急速に上昇し、低
速油圧係合要素の遅れによる発進性の悪化が防止され
る。
尚、制御弁を介設した油路が高速油圧係合要素に接続
されるのは、シフト弁が低速位置に存するときであり、
発進後シフト弁が高速位置に切換わると、制御弁を介し
ての高速油圧係合要素からの排油が停止され、該係合要
素への給油が行なわれて高速伝動系が確立される。
されるのは、シフト弁が低速位置に存するときであり、
発進後シフト弁が高速位置に切換わると、制御弁を介し
ての高速油圧係合要素からの排油が停止され、該係合要
素への給油が行なわれて高速伝動系が確立される。
(実施例) 本発明を図示の実施例に付説明する。
第1図で(1)は前進3段後進1段の変速を行なう変
速機を示し、該変速機(1)は、エンジン(2)にトル
クコンバータ(3)を介して連結される入力軸(1a)
と、車両の駆動輪(4)にデフギア(5)を介して連結
される出力軸(1b)との間に前進用の1速乃至3速の各
伝動系(G1)(G2)(G3)と後進伝動系(GR)とを備
え、前進用の各伝動系(G1)(G2)(G3)に油圧係合要
素たる1速乃至3速の各油圧クラッチ(C1)(C2)(C
3)を介入させた。
速機を示し、該変速機(1)は、エンジン(2)にトル
クコンバータ(3)を介して連結される入力軸(1a)
と、車両の駆動輪(4)にデフギア(5)を介して連結
される出力軸(1b)との間に前進用の1速乃至3速の各
伝動系(G1)(G2)(G3)と後進伝動系(GR)とを備
え、前進用の各伝動系(G1)(G2)(G3)に油圧係合要
素たる1速乃至3速の各油圧クラッチ(C1)(C2)(C
3)を介入させた。
尚、後進伝動系(GR)は、2速伝動系(G2)と2速油
圧クラッチ(C2)を共用させるものとし、該両伝動系
(G2)(GR)は出力軸(1b)上のセレクタギア(6)を
介して選択的に確立させるようにした。
圧クラッチ(C2)を共用させるものとし、該両伝動系
(G2)(GR)は出力軸(1b)上のセレクタギア(6)を
介して選択的に確立させるようにした。
図面で(7)は1速伝動系(G1)に介入したワンウェ
イクラッチで出力軸(1b)側のオーバー回転を許容すべ
く作動する。
イクラッチで出力軸(1b)側のオーバー回転を許容すべ
く作動する。
前記各油圧クラッチ(C1)(C2)(C3)は例えば第2
図に示す油圧回路によりその給排油を制御されるもの
で、これを詳述するに、該油圧回路は、油圧源(8)
と、パーキング用の「P」、後進用の「R」、中立位置
たる「N」、走行位置たる自動変速用の「D」、2速保
持用の「2」の5位置に切換自在のマニアル弁(9)
と、車速とスロットル開度とに応じて切換作動されるシ
フト弁(10)と、前記したセレクタギア(6)を連結す
る前後進切換用のサーボ弁(11)とを備え、マニアル弁
(9)の「D」位置では、油圧源(8)に連なる第1油
路(L1)がシフト弁(10)に連なる第2油路(L2)に接
続され、該シフト弁(10)を介して2速と3速の各油圧
クラッチ(C2)(C3)への給排油が行なわれるようにし
た。
図に示す油圧回路によりその給排油を制御されるもの
で、これを詳述するに、該油圧回路は、油圧源(8)
と、パーキング用の「P」、後進用の「R」、中立位置
たる「N」、走行位置たる自動変速用の「D」、2速保
持用の「2」の5位置に切換自在のマニアル弁(9)
と、車速とスロットル開度とに応じて切換作動されるシ
フト弁(10)と、前記したセレクタギア(6)を連結す
る前後進切換用のサーボ弁(11)とを備え、マニアル弁
(9)の「D」位置では、油圧源(8)に連なる第1油
路(L1)がシフト弁(10)に連なる第2油路(L2)に接
続され、該シフト弁(10)を介して2速と3速の各油圧
クラッチ(C2)(C3)への給排油が行なわれるようにし
た。
尚、1速油圧クラッチ(C1)は、第2油路(L2)から
分岐した第3油路(L3)を介して常時給油されるように
し、後記する1速→2速の変速に際しては、2速油圧ク
ラッチ(C2)への給油に伴いその係合力が次第に強めら
れて2速伝動系(G2)を介してのトルク伝達により出力
軸(1b)の回転速度が1速伝動系(G1)による速度を上
回ったとき前記したワンウェイクラッチ(7)により1
速伝動系(G1)を介してのトルク伝達が自動的に停止さ
れるようにした。
分岐した第3油路(L3)を介して常時給油されるように
し、後記する1速→2速の変速に際しては、2速油圧ク
ラッチ(C2)への給油に伴いその係合力が次第に強めら
れて2速伝動系(G2)を介してのトルク伝達により出力
軸(1b)の回転速度が1速伝動系(G1)による速度を上
回ったとき前記したワンウェイクラッチ(7)により1
速伝動系(G1)を介してのトルク伝達が自動的に停止さ
れるようにした。
前記シフト弁(10)は、中間の第4油路(L4)を介し
て互に接続した上流側の1速−2速変速用の第1シフト
弁(101)と、下流側の2速−3速変速用の第2シフト
弁(102)とから成り、該各弁(101)(102)の一端即
ち右端にガバナ弁(12)からの車速に応じたガバナ圧
と、左側に第1スロットル弁(131)からのスロットル
開度に応じたスロットル圧とを各作用させ、車速の増加
によればガバナ圧により先ず第1シフト弁(101)が右
側の1速位置(図示の位置)から左側の2速位置に移動
して、第2油路(L2)が第4油路(L4)を介して第2シ
フト弁(102)の流出側の第5油路(L5)に接続され、
マニアル弁(9)の「D」位置で該第5油路(L5)に接
続される第6油路(L6)を介して2速油圧クラッチ(C
2)に油圧源(8)からの圧油が給油され、1速から2
速にシフトアップされ、更に車速が増加すると、第2シ
フト弁(102)が右側の2速位置(図示の位置)から左
側の3速位置に移動して、第4油路(L4)が第5油路
(L5)から3速油圧クラッチ(C3)に連なる第7油路
(L7)に切換接続され、該第5油路(L5)が第1排油路
(LD1)に接続されて、2速油圧クラッチ(C2)からの
排油と3速油圧クラッチ(C3)への給油とが行なわれ、
2速から3速にシフトアップされるようにした。
て互に接続した上流側の1速−2速変速用の第1シフト
弁(101)と、下流側の2速−3速変速用の第2シフト
弁(102)とから成り、該各弁(101)(102)の一端即
ち右端にガバナ弁(12)からの車速に応じたガバナ圧
と、左側に第1スロットル弁(131)からのスロットル
開度に応じたスロットル圧とを各作用させ、車速の増加
によればガバナ圧により先ず第1シフト弁(101)が右
側の1速位置(図示の位置)から左側の2速位置に移動
して、第2油路(L2)が第4油路(L4)を介して第2シ
フト弁(102)の流出側の第5油路(L5)に接続され、
マニアル弁(9)の「D」位置で該第5油路(L5)に接
続される第6油路(L6)を介して2速油圧クラッチ(C
2)に油圧源(8)からの圧油が給油され、1速から2
速にシフトアップされ、更に車速が増加すると、第2シ
フト弁(102)が右側の2速位置(図示の位置)から左
側の3速位置に移動して、第4油路(L4)が第5油路
(L5)から3速油圧クラッチ(C3)に連なる第7油路
(L7)に切換接続され、該第5油路(L5)が第1排油路
(LD1)に接続されて、2速油圧クラッチ(C2)からの
排油と3速油圧クラッチ(C3)への給油とが行なわれ、
2速から3速にシフトアップされるようにした。
又、減速によれば第2シフト弁(102)が右側の2速
位置に復帰して、第4油路(L4)が上記の如く第5油路
(L5)と、第7油路(L7)が第2排油路(LD2)とに切
換接続され、3速油圧クラッチ(C3)からの排油と2速
油圧クラッチ(C2)への給油とが行なわれて、3速から
2速にシフトダウンされ、次いで第1シフト弁(101)
が右側の1速位置に復帰して、第4油路(L4)が後記す
る制御弁(18)の排油ポート(18a)に接続され、2速
油圧クラッチ(C2)からの排油が行なわれて、2速から
1速にシフトダウンされる。
位置に復帰して、第4油路(L4)が上記の如く第5油路
(L5)と、第7油路(L7)が第2排油路(LD2)とに切
換接続され、3速油圧クラッチ(C3)からの排油と2速
油圧クラッチ(C2)への給油とが行なわれて、3速から
2速にシフトダウンされ、次いで第1シフト弁(101)
が右側の1速位置に復帰して、第4油路(L4)が後記す
る制御弁(18)の排油ポート(18a)に接続され、2速
油圧クラッチ(C2)からの排油が行なわれて、2速から
1速にシフトダウンされる。
図面で(14)は油圧源(8)からの給油圧を一定のラ
イン圧に調圧するレギュレータ弁、(151)(152)(15
3)は前記各油圧クラッチ(C1)(C2)(C3)に接続さ
れるアキュムレータを示し、該各油圧クラッチ(C1)
(C2)(C3)に連なる各油路(L3)(L5)(L7)に介入
しオリフィス(161)(162)(163)と該各アキュムレ
ータ(151)(152)(153)とで該各油圧クラッチ(C
1)(C2)(C3)への給油時における急激な圧上昇を緩
衝させるようにし、更に変速ショックを生じ易い2速
3速の変速を円滑にすべく、2速用と3速用の各アキュ
ムレータ(152)(153)に第2スロットル弁(132)か
らのスロットル開度に応じたスロットル圧を背圧として
作用させ、該各アキュムレータ(152)(153)の緩衝作
用を生ずる圧力領域をスロットル開度に応じて増減させ
るようにし、又各オリフィス(161)(162)と並列の一
方向弁(171)(172)を設けて、各油圧クラッチ(C1)
(C2)からの排油を迅速に行ない得られるようにした。
イン圧に調圧するレギュレータ弁、(151)(152)(15
3)は前記各油圧クラッチ(C1)(C2)(C3)に接続さ
れるアキュムレータを示し、該各油圧クラッチ(C1)
(C2)(C3)に連なる各油路(L3)(L5)(L7)に介入
しオリフィス(161)(162)(163)と該各アキュムレ
ータ(151)(152)(153)とで該各油圧クラッチ(C
1)(C2)(C3)への給油時における急激な圧上昇を緩
衝させるようにし、更に変速ショックを生じ易い2速
3速の変速を円滑にすべく、2速用と3速用の各アキュ
ムレータ(152)(153)に第2スロットル弁(132)か
らのスロットル開度に応じたスロットル圧を背圧として
作用させ、該各アキュムレータ(152)(153)の緩衝作
用を生ずる圧力領域をスロットル開度に応じて増減させ
るようにし、又各オリフィス(161)(162)と並列の一
方向弁(171)(172)を設けて、各油圧クラッチ(C1)
(C2)からの排油を迅速に行ない得られるようにした。
図面で(L8)は前記第2シフト弁(101)の1速位置
で第4油路(L4)に接続される第8油路を示し、該第8
油路(L8)の上流端を第2油路(L2)に接続して、前記
マニアル弁(9)と該第1シフト弁(101)が夫々
「D」位置と1速位置に存するとき、2速油圧クラッチ
(C2)が該第8油路(L8)を介した経路で油圧源(8)
に接続されるようにし、該第8油路(L8)に、該第8油
路(L8)を連通する左側の開位置(図示の位置)と該第
8油路(L8)の連通を断ってその下流側の部分を排油ポ
ート(18a)に接続する右側の閉位置とに切換自在な制
御弁(18)を介設し、該制御弁(18)の左端の油室に第
3油路(L3)から分岐したパイロット油路(L3a)を介
して1速油圧クラッチ(C1)の油圧を入力し、該油圧の
所定圧Psへの上昇で該制御弁(18)がばね(18b)に抗
して閉位置に切換えられるようにした。
で第4油路(L4)に接続される第8油路を示し、該第8
油路(L8)の上流端を第2油路(L2)に接続して、前記
マニアル弁(9)と該第1シフト弁(101)が夫々
「D」位置と1速位置に存するとき、2速油圧クラッチ
(C2)が該第8油路(L8)を介した経路で油圧源(8)
に接続されるようにし、該第8油路(L8)に、該第8油
路(L8)を連通する左側の開位置(図示の位置)と該第
8油路(L8)の連通を断ってその下流側の部分を排油ポ
ート(18a)に接続する右側の閉位置とに切換自在な制
御弁(18)を介設し、該制御弁(18)の左端の油室に第
3油路(L3)から分岐したパイロット油路(L3a)を介
して1速油圧クラッチ(C1)の油圧を入力し、該油圧の
所定圧Psへの上昇で該制御弁(18)がばね(18b)に抗
して閉位置に切換えられるようにした。
又、該パイロット油路(L3a)を第3油路(L3)に介
入する前記オリフィス(161)の下流側の部分から分岐
し、該油路(L3a)と第8油路(L8)の上流側の部分と
で該オリフィス(161)に並列の側路を構成し、前記制
御弁(18)の閉位置で該側路が連通されるようにした。
入する前記オリフィス(161)の下流側の部分から分岐
し、該油路(L3a)と第8油路(L8)の上流側の部分と
で該オリフィス(161)に並列の側路を構成し、前記制
御弁(18)の閉位置で該側路が連通されるようにした。
次に上記実施例の作用を説明するに、マニアル弁
(9)を「N」位置から「D」位置に切換えて発進する
ときは、油圧源(8)からの圧油が第1油路(L1)→第
2油路(L2)→第3油路(L3)の経路で1速油圧クラッ
チ(C1)に給油されると共に、第2油路(L2)から第8
油路(L8)→第4油路(L4)→第5油路(L5)→第6油
路(L6)の経路で2速油圧クラッチ(C2)にも給油さ
れ、2速油圧クラッチ(C2)の油圧(以下2速圧と記
す)と1速油圧クラッチ(C1)の油圧(以下1速圧と記
す)が第3図示の如く共に上昇する。
(9)を「N」位置から「D」位置に切換えて発進する
ときは、油圧源(8)からの圧油が第1油路(L1)→第
2油路(L2)→第3油路(L3)の経路で1速油圧クラッ
チ(C1)に給油されると共に、第2油路(L2)から第8
油路(L8)→第4油路(L4)→第5油路(L5)→第6油
路(L6)の経路で2速油圧クラッチ(C2)にも給油さ
れ、2速油圧クラッチ(C2)の油圧(以下2速圧と記
す)と1速油圧クラッチ(C1)の油圧(以下1速圧と記
す)が第3図示の如く共に上昇する。
この場合、1速伝動系(G1)に介入したワンウェイク
ラッチ(7)の働きにより、2速伝動系(G2)を介して
のトルク伝達が1速伝動系(G1)に優先し、駆動輪
(4)に該2速伝動系(G2)を介して比較的低いトルク
が伝達され、次いで1速圧が所定圧Psに上昇して制御弁
(18)が開位置から閉位置に切換わると、該制御弁(1
8)の排油ポート(18a)から2速油圧クラッチ(C2)の
油が排出されて2速圧が低下し、1速伝動系(G1)を介
してのトルク伝達が開始される。かくて、駆動輪(4)
に作用する駆動トルクは、2速伝動系(G2)による比較
的低い値と1速伝動系(G1)による比較的高い値とに段
階的に増加し、トルクの立上りが緩やかになって、マニ
アル弁(9)の「D」位置への切換時に発生するショッ
クが低減される。
ラッチ(7)の働きにより、2速伝動系(G2)を介して
のトルク伝達が1速伝動系(G1)に優先し、駆動輪
(4)に該2速伝動系(G2)を介して比較的低いトルク
が伝達され、次いで1速圧が所定圧Psに上昇して制御弁
(18)が開位置から閉位置に切換わると、該制御弁(1
8)の排油ポート(18a)から2速油圧クラッチ(C2)の
油が排出されて2速圧が低下し、1速伝動系(G1)を介
してのトルク伝達が開始される。かくて、駆動輪(4)
に作用する駆動トルクは、2速伝動系(G2)による比較
的低い値と1速伝動系(G1)による比較的高い値とに段
階的に増加し、トルクの立上りが緩やかになって、マニ
アル弁(9)の「D」位置への切換時に発生するショッ
クが低減される。
ここで、制御弁(18)が閉位置に切替わると、オリフ
ィス(161)に並列の側路を介して1速油圧クラッチ(C
1)に給油されるようになり、1速圧が急速に上昇し
て、1速油圧クラッチ(C1)の係合遅れによる発進性の
悪化が防止される。発進後は、制御弁(18)は閉位置に
保持され、第1シフト弁(101)と第2シフト弁(102)
との切換えによる1速乃至3速の変速が行なわれる。
ィス(161)に並列の側路を介して1速油圧クラッチ(C
1)に給油されるようになり、1速圧が急速に上昇し
て、1速油圧クラッチ(C1)の係合遅れによる発進性の
悪化が防止される。発進後は、制御弁(18)は閉位置に
保持され、第1シフト弁(101)と第2シフト弁(102)
との切換えによる1速乃至3速の変速が行なわれる。
尚、上記実施例では、発進時に2速油圧クラッチ(C
2)に給油するようにしたが、第8油路(L8)の下流端
を第2図に仮想線で示す如く第2排油路(LD2)に接続
し、発進時に3速油圧クラッチ(C3)に給油するように
しても良い。
2)に給油するようにしたが、第8油路(L8)の下流端
を第2図に仮想線で示す如く第2排油路(LD2)に接続
し、発進時に3速油圧クラッチ(C3)に給油するように
しても良い。
(発明の効果) 以上の如く本発明によるときは、マニアル弁の走行位
置への切換当初高速油圧係合要素に給油して、高速伝動
系を介してのトルク伝達を行った後、低速伝動系を介し
てのトルク伝達を開始させることができ、切換当初から
低速伝動系を介してのトルク伝達を行う従来のものに比
し、マニアル弁の切換時における駆動トルクの立上りが
緩やかになって、切換ショックが低減され、更に、低速
油圧係合要素の係合遅れによる発進性の悪化も防止でき
る効果を有する。
置への切換当初高速油圧係合要素に給油して、高速伝動
系を介してのトルク伝達を行った後、低速伝動系を介し
てのトルク伝達を開始させることができ、切換当初から
低速伝動系を介してのトルク伝達を行う従来のものに比
し、マニアル弁の切換時における駆動トルクの立上りが
緩やかになって、切換ショックが低減され、更に、低速
油圧係合要素の係合遅れによる発進性の悪化も防止でき
る効果を有する。
第1図は本発明を適用する変速機の1例の線図、第2図
はその油圧回路図、第3図は発進時の油圧係合要素の油
圧の変化特性を示す線図である。 (1)……変速機 (G1)……1速伝動系(低速伝動系) (G2)……2速伝動系(高速伝動系) (C1)……1速油圧クラッチ(低速油圧係合要素) (C2)……2速油圧クラッチ(高速油圧係合要素) (7)……ワンウェイクラッチ (8)……油圧源 (9)……マニアル弁 (10)……シフト弁 (L3)……第3油路(低速油圧係合要素用の油路) (L8)……第8油路(高速油圧係合要素用の油路) (161)……オリフィス (18)……制御弁
はその油圧回路図、第3図は発進時の油圧係合要素の油
圧の変化特性を示す線図である。 (1)……変速機 (G1)……1速伝動系(低速伝動系) (G2)……2速伝動系(高速伝動系) (C1)……1速油圧クラッチ(低速油圧係合要素) (C2)……2速油圧クラッチ(高速油圧係合要素) (7)……ワンウェイクラッチ (8)……油圧源 (9)……マニアル弁 (10)……シフト弁 (L3)……第3油路(低速油圧係合要素用の油路) (L8)……第8油路(高速油圧係合要素用の油路) (161)……オリフィス (18)……制御弁
Claims (1)
- 【請求項1】低速伝動系と高速伝動系との少なくとも2
段の伝動系を備え、該低速伝動系に出力側のオーバー回
転を許容するワンウェイクラッチを介入して成る車両用
油圧作動式変速機の制御装置であって、該低速伝動系を
確立する低速油圧係合要素と該高速伝動系を確立する高
速油圧係合要素とへの給排油を制御する油圧回路に、中
立位置と走行位置との少なくとも2位置に切換自在なマ
ニアル弁と、低速位置と高速位置との少なくとも2位置
に切換自在なシフト弁とを設け、該マニアル弁の走行位
置への切換えにより該低速油圧係合要素と、更に該シフ
ト弁を介してその高速位置で該高速油圧係合要素とに油
圧源からの圧油を給油するようにしたものにおいて、該
マニアル弁と該シフト弁とが夫々走行位置と低速位置に
存するときに該高速油圧係合要素を該油圧源に接続する
油路を設け、該油路に、該油路を連通する開位置と該油
路の連通を断って該高速油圧係合要素からの排油を行な
う閉位置とに切換可能な制御弁を介設し、該低速油圧係
合要素の油圧の所定圧への上昇で該制御弁を閉位置に切
換えるようにし、更に、前記マニアル弁の走行位置で前
記低速油圧係合要素を前記油圧源に接続する油路に、オ
リフィスを介設すると共に、前記制御弁の閉位置で連通
する該オリフィスに並列の側路を設けたことを特徴とす
る車両用油圧作動式変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62103067A JP2554877B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 車両用油圧作動式変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62103067A JP2554877B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 車両用油圧作動式変速機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63270952A JPS63270952A (ja) | 1988-11-08 |
| JP2554877B2 true JP2554877B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=14344320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62103067A Expired - Lifetime JP2554877B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 車両用油圧作動式変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2554877B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2876014B2 (ja) * | 1989-10-05 | 1999-03-31 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
| US8904893B2 (en) * | 2010-12-06 | 2014-12-09 | Gm Global Technology Operations, Llc | Method of controlling a dual clutch transmission |
| US11841078B2 (en) * | 2021-10-22 | 2023-12-12 | GM Global Technology Operations LLC | Hydraulic control system for priming clutches of an automatic transmission when the automatic transmission is in park |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6135252U (ja) * | 1984-08-03 | 1986-03-04 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用自動変速機の油圧制御装置 |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP62103067A patent/JP2554877B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63270952A (ja) | 1988-11-08 |
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