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JP2556403B2 - 超音波モータの位置検出方法 - Google Patents
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JP2556403B2 - 超音波モータの位置検出方法 - Google Patents

超音波モータの位置検出方法

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JP2556403B2
JP2556403B2 JP3225328A JP22532891A JP2556403B2 JP 2556403 B2 JP2556403 B2 JP 2556403B2 JP 3225328 A JP3225328 A JP 3225328A JP 22532891 A JP22532891 A JP 22532891A JP 2556403 B2 JP2556403 B2 JP 2556403B2
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章 寺谷
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、搬送レール間に挾持
された振動子の移動位置を検出する超音波モータの位置
検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カードリーダは、駆動源としてD
Cモータを使用し、このDCモータに組み込まれたエン
コーダの出力パルスに基づきその回転角度位置を検出
し、精度の高い速度制御やパルスに同期したカードへの
データの書き込み・読み込みを行っている。近年、カー
ドリーダに、DCモータに代えて、超音波モータを使用
しようと試みられている。この超音波モータを使用すれ
ば、搬送レール間に挾持されたセラミック振動子を駆動
信号に基づき超音波楕円振動させ、搬送レールに沿って
移動させることにより、カードを引き込んだり排出した
りすることが可能となる。カードリーダに超音波モータ
を使用するものとした場合、セラミック振動子の移動位
置を検出し、精度の高い速度制御やカードへのデータの
書き込み・読み込みを行うために、DCモータの場合と
同様にエンコーダの組み込みが想定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンコ
ーダは比較的高価であり、超音波モータを使用したカー
ドリーダのコストダウンを阻害する要因となるものであ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、搬送レールに圧電素
子を取り付け、駆動信号に基づく振動子の移動に伴う搬
送レールの振動を上記圧電素子によりモニタし、この圧
電素子のモニタ出力に基づき振動子の移動位置を検出す
るようにしたものである。
【0005】
【作用】したがってこの発明によれば、例えば、圧電素
子を搬送レールに複数取り付けるものとすれば、最大モ
ニタ出力を出している圧電素子の近辺、すなわち最大振
動を検出している圧電素子の近辺に、振動子が移動位置
しているものと判断できる。また、例えば、圧電素子を
搬送レールの始端位置あるいは終端位置に取り付けるも
のとすれば、その圧電素子のモニタ出力の大きさ、すな
わち振動する搬送レールの振幅の大きさに比例して、振
動子の移動位置を検出することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る超音波モータの位置検出
方法を詳細に説明する。
【0007】図1はこの超音波モータの位置検出方法の
適用された超音波モータの要部を示す概略構造図であ
る。同図において、1はセラミック振動子、2−1,2
−2は搬送レール、3は振動子保持機構である。
【0008】振動子1は搬送レール2−1と2−2との
間に挾持されている。振動子保持機構3は、搬送レール
2−1側に接するローラ3−1,3−2と、搬送レール
2−2側に接するローラ3−3,3−4と、これらロー
ラ3−1〜3−4の軸支された保持板3−5とを備え、
図示A,B方向へ搬送レール2−1,2−2に沿って振
動子1を移動自在に保持している。搬送レール2−1の
ローラ3−1,3−2と接する面には、振動子1の移動
方向へ所定間隔で、圧電素子として圧電セラミック4−
1〜4−3が埋設固定(接着)されている(図2参
照)。
【0009】図3はこの超音波モータ5に付設された駆
動制御回路を示すブロック構成図である。同図におい
て、6はCPU、7はプログラマブル発振器、8は移相
器、9−1,9−2はアンプ、10−1〜10−3はレ
ベル変換器である。
【0010】この駆動制御回路により超音波モータ5は
その速度が制御される。すなわち、CPU6の出力ポー
ト6−1からの指令を受けて、プログラマブル発振器7
が所定周波数の信号を出力する。この発振信号は、移相
器8,アンプ9を経て、駆動信号として超音波モータ5
へ与えられる。この駆動信号を受けて、振動子1が搬送
レール2−1と2−2との間で超音波楕円振動し、搬送
レール2−1,2−2に沿って移動する。A方向への移
動中、CPU6の出力ポート6−2から方向切り換え指
令を移相器8が受ければ、振動子1の移動方向はB方向
へ切り換わる。B方向への移動中、出力ポート6−2か
ら方向切り換え指令を移相器8が受ければ、振動子1の
移動方向はA方向へ切り換わる。
【0011】今、B方向への終端移動位置を始端位置と
し、この始端位置から振動子1がA方向へ移動するもの
とすると、圧電セラミック4−1,4−2,4−3は次
にような起電力を生じる。すなわち、搬送レール2−
1,2−2は、振動子1の超音波楕円振動を受けて、微
少振動(屈曲振動波+表面波)する。ローラ3−1が通
過すると、圧電セラミック4−1,4−2,4−3は、
搬送レール2−1の振動およびその振動によるローラ3
−1の面接触圧の変化により、図4に(イ)で示すよう
なその振幅が大きく変動する起電力を生ずる。なお、図
4に示す(ロ)は、振動子1の通過時の起電力の振幅変
動を示す。
【0012】圧電セラミック4−1,4−2,4−3の
生ずる起電力は、レベル変換器10−1,10−2,1
0−3にてレベル交換され、CPU6へ与えられる。C
PU6は、レベル変換器10−1,10−2,10−3
を介して与えられる起電力に基づき、どの圧電セラミッ
ク4が最大起電力を出しているかを調べ、最大起電力を
出している圧電セラミック4の近辺を振動子1の現在の
移動位置と判断する。すなわち、CPU6は、圧電セラ
ミック4−1,4−2,4−3の生ずる起電力をモニタ
出力として、振動子1の現在の移動位置を検出し、この
現在の移動位置とこれに対応する理想移動位置との比較
により、現在の移動位置が理想移動位置よりも前方にあ
れば振動子1の移動速度をアップし、後方にあれば振動
子1の移動速度をダウンする。
【0013】図5は超音波モータ5に付設された駆動制
御回路の他の実施例を示すブロック構成図である。この
駆動制御回路においては、プログラマブル発振器7に代
えて電圧/周波数変換器(VCO)11を用いるものと
し、この電圧/周波数変換器11より移相器8へ発振信
号を出力するものとしている。そして、レベル変換器1
0−1,10−2,10−3を介する圧電セラミック4
−1,4−2,4−3からのモニタ出力を電圧/周波数
変換器11へ与えるものとし、このモニタ出力に基づく
振動子1の現在の移動位置とこれに対応する理想移動位
置との比較により、現在の移動位置が理想移動位置より
も前方にあれば振動子1の移動速度をアップし、後方に
あれば振動子1の移動速度をダウンする。
【0014】なお、上述した各実施例においては、搬送
レール2−1側に圧電セラミック4−1〜4−3を設け
るものとしたが、搬送レール2−2側に設けるものとし
てもよい。また、圧電セラミック4は3つに限るもので
はなく、さらに圧電セラミック4の個数を増すことによ
り、移動位置の検出分解能を上げることができる。
【0015】図6は本発明に係る超音波モータの位置検
出方法の適用された超音波モータの他の実施例の要部を
示す概略構造図である。同図において、図1と同一符号
は同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略す
る。この実施例では、搬送レール2−1の図示B方向へ
の終端移動位置を始端位置とし、この始端位置にその一
端面を他へ固定しその他端面を搬送レール2−2に接触
させて、圧電セラミック12を設けている。
【0016】この超音波モータ13では、駆動信号を受
けて、振動子1が搬送レール2−1と2−2との間で超
音波楕円振動し、搬送レール2−1,2−2に沿って移
動する。図示A方向への移動中、方向切り換え指令がで
れば、振動子1の移動方向は図示B方向へ切り換わる。
B方向への移動中、方向切り換え指令がでれば、振動子
1の移動方向はA方向へ切り換わる。
【0017】今、上記始端位置から振動子1がA方向へ
移動するものとすると、振動子1の超音波楕円振動の影
響を受ける搬送レール2−2の振動に応じて、圧電セラ
ミック12が起電力を生ずる。すなわち、搬送レール2
−1,2−2は、振動子1の超音波楕円振動を受けて、
微少振動(屈曲振動波+表面波)する。この微少振動に
より、例えば、振動子1が図7に示すt1 点に移動位置
する場合には、図8(a)に示すような小さい振幅で変
動する起電力が圧電セラミック12に生ずる。そして、
振動子1が図7に示すt2 点,t3 点へと移動位置する
につれて、図8(b),(c)に示すように圧電セラミ
ック12に生ずる起電力の振幅変動は大きくなる。
【0018】つまり、振動子1が始端位置から遠ざかる
のに比例して、圧電セラミック12に生ずる起電力の振
幅変動は大きくなる。ここで、圧電セラミック12に生
ずる起電力をモニタ出力としてレベル変換し、CPU内
部に構成したA/Dコンバータへ与える。この場合、A
/Dコンバータのレベルは、振動子1の始端位置からの
移動距離Lに比例して図9に示すようになる。
【0019】したがって、CPU内部のタイマを利用
し、振動子1の移動開始と同時にタイマーをスタートさ
せると共に現在のA/Dコンバータのレベルを記憶し
(図10に示すステップ101)、タイマーの値と刻々
のA/Dコンバータのレベルとを比較し(ステップ10
2)、タイマーの値よりもA/Dコンバータのレベルが
小さければ振動子1の移動速度をアップし(ステップ1
03)、タイマーの値よりもA/Dコンバータのレベル
が大きければ振動子1の移動速度をダウンする(ステッ
プ104)ものとすれば、超音波モータ13の精度の高
い速度制御が実現できる。
【0020】なお、上述した実施例においては、圧電セ
ラミック12を搬送レール2−1の始端位置に取り付け
るものとしたが、終端位置に取り付けるものとしてもよ
く、搬送レール2−2側へ取り付けるものとしてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、搬送レールに圧電素子を取り付け、駆動
信号に基づく振動子の移動に伴う搬送レールの振動を上
記圧電素子によりモニタし、この圧電素子のモニタ出力
に基づき振動子の移動位置を検出するようにしたので、
エンコーダを用いることなく精度の高い速度制御を実現
することができ、またカードへのデータの書き込み・読
み込みを行うことも可能であり、超音波モータを使用し
たカードリーダのコストダウンを促進することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波モータの位置検出方法の適
用された超音波モータの要部を示す概略構成図。
【図2】図1におけるII−II線断面図。
【図3】この超音波モータに付設された駆動制御回路を
示すブロック構成図。
【図4】この超音波モータにおいてその圧電セラミック
に生じる起電力の振幅変動を示す図。
【図5】この超音波モータに付設された駆動制御回路の
他の実施例を示すブロック構成図。
【図6】本発明に係る超音波モータの位置検出方法の適
用された超音波モータの他の実施例を示す概略構成図。
【図7】この超音波モータにおける振動子の移動状況を
示す図。
【図8】この振動子の移動状況に対応して圧電セラミッ
クに生ずる起電力の振幅変動を示す図。
【図9】振動子の始端位置からの移動距離Lに比例した
A/Dのコンバータのレベル変化を示す図。
【図10】この超音波モータの速度制御の流れを示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
1 セラミック振動子 2−1,2−2 搬送レール 3−1〜3−4 ローラ 4−1〜4−3 圧電セラミック 5 超音波モータ 6 CPU 7 プログラマブル発振器 10−1〜10−3 レベル変換器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送レール間に挾持された振動子と、前
    記搬送レールに取り付けられた圧電素子とを備え、駆動
    信号に基づく前記振動子の移動に伴う前記搬送レールの
    振動を前記圧電素子によりモニタし、この圧電素子のモ
    ニタ出力に基づき前記振動子の移動位置を検出するよう
    にしたことを特徴とする超音波モータの位置検出方法。
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