JP2556883B2 - ロジウムの回収方法 - Google Patents
ロジウムの回収方法Info
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- JP2556883B2 JP2556883B2 JP63145025A JP14502588A JP2556883B2 JP 2556883 B2 JP2556883 B2 JP 2556883B2 JP 63145025 A JP63145025 A JP 63145025A JP 14502588 A JP14502588 A JP 14502588A JP 2556883 B2 JP2556883 B2 JP 2556883B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) ロジウムを含む酸性溶液より、ロジウムを沈澱生成さ
せ分離する、ロジウムの回収方法に関するものである。
せ分離する、ロジウムの回収方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、ロジウムを含む酸性溶液より、ロジウムを沈澱
分離する方法として、水酸化ロジウムとして沈澱させ、
濾過分離する方法が一般的に行われている。
分離する方法として、水酸化ロジウムとして沈澱させ、
濾過分離する方法が一般的に行われている。
しかし、水酸化ロジウムは粒子が小さいため、凝集操
作を必要とし、加熱、熟成等を行っていたが、液量が多
い場合には設備が大きく複雑となり、また、熟成時間が
かかり、濾過分離にも長時間を要し回収費が高くなる欠
点があった。
作を必要とし、加熱、熟成等を行っていたが、液量が多
い場合には設備が大きく複雑となり、また、熟成時間が
かかり、濾過分離にも長時間を要し回収費が高くなる欠
点があった。
さらに、該ロジウムを含む酸性溶液中にアンモニウム
等の塩が多く含まれていると、上記、方法では充分にロ
ジウムの沈澱を生成し、凝集させることが困難となり、
ロジウムの回収率が低くなる問題があった。
等の塩が多く含まれていると、上記、方法では充分にロ
ジウムの沈澱を生成し、凝集させることが困難となり、
ロジウムの回収率が低くなる問題があった。
(発明の目的) 本発明は、上記、従来法の欠点を解決するために成さ
れたもので、簡単な操作でしかも、短時間でロジウムを
高回収率で沈澱分離する方法を提供することを目的とす
るものである。
れたもので、簡単な操作でしかも、短時間でロジウムを
高回収率で沈澱分離する方法を提供することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ロジウムを含む酸性溶液より、ロジウムを
沈澱、分離する方法において、水酸化アルカリを加えて
アルカリ性とした後に、塩化亜鉛及び/または塩化アル
ミニウムを加えて中和して沈澱を生成して分離すること
を特徴とするロジウムの回収方法である。
沈澱、分離する方法において、水酸化アルカリを加えて
アルカリ性とした後に、塩化亜鉛及び/または塩化アル
ミニウムを加えて中和して沈澱を生成して分離すること
を特徴とするロジウムの回収方法である。
ロジウムを含む酸性溶液(以下「ロジウム回収液」と
よぶ。)に、撹拌しながら水酸化アルカリを加えてアル
カリ性にする。
よぶ。)に、撹拌しながら水酸化アルカリを加えてアル
カリ性にする。
ここで用いる水酸化アルカリは、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等
であるが、安価で入手し易い水酸化ナトリウムでよく、
反応を迅速かつ均一に行わせるために水溶液として用い
るとさらによい。
水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等
であるが、安価で入手し易い水酸化ナトリウムでよく、
反応を迅速かつ均一に行わせるために水溶液として用い
るとさらによい。
水酸化アルカリを加えてアルカリ性にする際のPHは10
〜12に調整する、より好ましくは、PH10.5〜11.5であ
る。
〜12に調整する、より好ましくは、PH10.5〜11.5であ
る。
次いで、塩化亜鉛及び/または塩化アルミニウムを加
えてPH6〜8に中和して沈澱を生成させる。
えてPH6〜8に中和して沈澱を生成させる。
ここで用いる塩化亜鉛及び/または塩化アルミニウム
は、水溶液として加えることがより好ましい、その理由
は、結晶で加えた場合に結晶の表面で水酸化物が生成
し、反応が遅れるからである。
は、水溶液として加えることがより好ましい、その理由
は、結晶で加えた場合に結晶の表面で水酸化物が生成
し、反応が遅れるからである。
また、PHを6〜8にするのは、沈澱として生成した水
酸化ロジウムが最も安定しており、PHが8より高いと錯
塩になって沈澱が充分生成しにくく、PH6より低いと沈
澱が溶解しやすくなるためである。
酸化ロジウムが最も安定しており、PHが8より高いと錯
塩になって沈澱が充分生成しにくく、PH6より低いと沈
澱が溶解しやすくなるためである。
上記塩化亜鉛及び/または塩化アルミニウムを加える
理由は、該金属の塩化物が水酸化物になって、微細な水
酸化ロジウムを凝集して共沈する作用があり、また、水
酸化物となるPHの範囲が広く安定しており、さらに、沈
澱として分離した後のロジウムの精製において分離し易
い金属であるからである。
理由は、該金属の塩化物が水酸化物になって、微細な水
酸化ロジウムを凝集して共沈する作用があり、また、水
酸化物となるPHの範囲が広く安定しており、さらに、沈
澱として分離した後のロジウムの精製において分離し易
い金属であるからである。
なお、他の金属塩化物として塩化マグネシウム、塩化
鉄、塩化インジウム等を用いることもできる。
鉄、塩化インジウム等を用いることもできる。
また、本発明における操作で、ロジウムの沈澱をより
高い回収率で回収するためには、ロジウムイオンを酸化
しながら行うとよく、その方法は一般的な酸化性ガスや
酸化剤による方法でよい。
高い回収率で回収するためには、ロジウムイオンを酸化
しながら行うとよく、その方法は一般的な酸化性ガスや
酸化剤による方法でよい。
さらに、ロジウム回収液中に含まれる塩の種類によ
り、ロジウムの沈澱生成が不充分な場合には、本発明の
方法を繰り返し行うことで目的を達成することができ
る。
り、ロジウムの沈澱生成が不充分な場合には、本発明の
方法を繰り返し行うことで目的を達成することができ
る。
実施例・1 ロジウムを2g/含む2N−塩酸溶液2を5ビーカ
に入れ60℃に加熱し、水酸化ナトリウム400g/を滴下
しPH11.5とした。
に入れ60℃に加熱し、水酸化ナトリウム400g/を滴下
しPH11.5とした。
次いで、塩化亜鉛50g/溶液を加えてPH7.0にし、30
分間撹拌を続けたのち、濾過して沈澱を分離した。
分間撹拌を続けたのち、濾過して沈澱を分離した。
濾過液中のロジウムを分析したところ、0.2mg/で濾
過液は4であったのでロジウムとして0.8mgが液中に
残っており、回収率は99.9%以上であった。
過液は4であったのでロジウムとして0.8mgが液中に
残っており、回収率は99.9%以上であった。
実施例・2〜8 ロジウムを2g/含む酸性溶液で溶液の種類を下表左
項のようにし、水酸化アルカリの種類とアルカリ性にし
たときのPHを中項のようにし、中和するために加えた塩
化物の種類とPHを右項のような条件とし、実施例5と6
は次亜鉛素酸で酸化し、実施例7と8は塩素ガスで酸化
しながら沈澱を生成し、濾過分離したのち濾過液中のロ
ジウムを分析したところ、下記のような結果であった。
項のようにし、水酸化アルカリの種類とアルカリ性にし
たときのPHを中項のようにし、中和するために加えた塩
化物の種類とPHを右項のような条件とし、実施例5と6
は次亜鉛素酸で酸化し、実施例7と8は塩素ガスで酸化
しながら沈澱を生成し、濾過分離したのち濾過液中のロ
ジウムを分析したところ、下記のような結果であった。
従来例・1 ロジウムを2g/含む2N−塩酸溶液2を5ビーカ
に入れ、水酸化ナトリウム400g/溶液を滴下し、PHを
8に調整し、60℃で4時間熟成し、室温まで冷却後、濾
過分離して、濾過液中のロジウムを分析したところ、ロ
ジウムが120mg/で濾過液が3でありロジウムとして
360mgが残っていたことになり、ロジウムの回収率は、9
1.0%であった。
に入れ、水酸化ナトリウム400g/溶液を滴下し、PHを
8に調整し、60℃で4時間熟成し、室温まで冷却後、濾
過分離して、濾過液中のロジウムを分析したところ、ロ
ジウムが120mg/で濾過液が3でありロジウムとして
360mgが残っていたことになり、ロジウムの回収率は、9
1.0%であった。
従来例・2 ロジウムを2g/と塩化アンモニウム200g/を含む2N
−塩酸溶液2を5ビーカに入れ、水酸化ナトリウム
400g/溶液を滴下し、PHを7.5に調整し、60℃で4時間
熟成し、室温まで冷却後、濾過分離して、濾過液中のロ
ジウムを分析したところ、ロジウムが180mg/で濾過液
が3でありロジウムとして540mgが残っていたことに
なり、ロジウムの回収率は、86.5%であった。
−塩酸溶液2を5ビーカに入れ、水酸化ナトリウム
400g/溶液を滴下し、PHを7.5に調整し、60℃で4時間
熟成し、室温まで冷却後、濾過分離して、濾過液中のロ
ジウムを分析したところ、ロジウムが180mg/で濾過液
が3でありロジウムとして540mgが残っていたことに
なり、ロジウムの回収率は、86.5%であった。
(発明の効果) 本発明は、ロジウムを含む酸性溶液より、ロジウムを
沈澱、分離する方法において、水酸化アルカリを加えて
アルカリ性とした後に、塩化亜鉛及び/または塩化アル
ミニウムを加えて中和して沈澱を生成して分離するとい
う、簡便な方法により従来法の欠点であった、ロジウム
の沈澱を凝集するための熟成時間が長時間かかり、しか
も、濾過時間も長いという点と、共存する塩の影響で回
収率が低くなる欠点をともに解決することができ、生産
効率を高め価値あるものである。
沈澱、分離する方法において、水酸化アルカリを加えて
アルカリ性とした後に、塩化亜鉛及び/または塩化アル
ミニウムを加えて中和して沈澱を生成して分離するとい
う、簡便な方法により従来法の欠点であった、ロジウム
の沈澱を凝集するための熟成時間が長時間かかり、しか
も、濾過時間も長いという点と、共存する塩の影響で回
収率が低くなる欠点をともに解決することができ、生産
効率を高め価値あるものである。
Claims (1)
- 【請求項1】ロジウムを含む酸性溶液より、ロジウムを
沈澱、分離する方法において、水酸化アルカリを加えて
アルカリ性とした後に、塩化亜鉛及び/または塩化アル
ミニウムを加えて中和して沈澱を生成して分離すること
を特徴とするロジウムの回収方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63145025A JP2556883B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | ロジウムの回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63145025A JP2556883B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | ロジウムの回収方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01312041A JPH01312041A (ja) | 1989-12-15 |
| JP2556883B2 true JP2556883B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=15375685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63145025A Expired - Fee Related JP2556883B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | ロジウムの回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2556883B2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-13 JP JP63145025A patent/JP2556883B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01312041A (ja) | 1989-12-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |