JP2556901B2 - リニアモ−ションボ−ルベアリングの製造方法 - Google Patents
リニアモ−ションボ−ルベアリングの製造方法Info
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Description
方法に関するものである。
列が負荷側よりボール保持器の戻り回路を通じて再び負
荷側へと無限の循環運動を行いながら荷重を受ける機構
となつており、リニアモーションシヤフトと組合せて使
用する場合には緊密な且つ円滑なころがり接触に基づく
最小の摩擦抵抗により軽快な往復直進運動が得られ、省
エネルギーに対する貢献は計り知られざるものがあり、
産業用ロボツトを始め、各種計測機器、医療機器、コン
ピユーター端末機器関係等に広範囲に採用されている。
に示す如く構成されており、第9図は縦断面図、第10図
は上半分横断面図で第9図のX−X断面を示し、下半分
は第9図のP方向から視た側面を示している。これらの
図で、1は炭素鋼よりなるリニアモーションボールベア
リング外筒(以下外筒と称する)、2はプラスチツク製
のボール保持器、3はボール、4、5はボール保持器2
を外筒1内に固定する炭素鋼製の止め輪を示している。
第11図はボール保持器2を展開し外面から視た一部上面
図で、ボール保持器2には、ボール保持部5が設けられ
ており、このボール保持部5は内側面に開口を有しない
凹面部5aと内側面にスリツト状の開口を有するスリツト
部5bとからなり、これらの凹面部5aとスリツト部5bとは
ボール保持部5の軸方向に沿つて設けられ、両者はそれ
ぞれの端部において連続する構造となつており、ボール
3の直線状の転動のための循環路が構成されており、回
転対称の位置に設けられている。
部5bでリニアモーションシヤフト(以下シヤフトと称す
る)(図示せず)に当接するようになつており、シヤフ
トとボール3の相対位置が変るとき、ボール3はスリツ
ト部5b内を転動して、これに連通する凹面部5a内に保持
されているボール3と順次交替することによつて軸受と
して作動する。
の連設されている凹面部の設けられている内周面1bと円
形の外周面1aとを有している。
ールベアリングの仕様と定格を第9図、第10図との関係
において示すもので、内接円径d、外径D、幅L、溝間
隔B、溝底径E、溝幅F、ボール列数G、基本動定格荷
重Kgf、最適動定格荷重Kgf、基本静定格荷重Kgfが内接
円径dが6、8、10、12、13、16、20、25、30、35、40
(mm)の場合について示してある。
を切削して製造していた。
なり、最近は、リニアモーションボールベアリングの長
さの長いもの、例えば、従来の2倍の長さのものが必要
となつて来た。
外筒は、上述の如く、断面円形の外筒材料の内面を切削
して製造していたため、このように従来の長さの2倍の
長さのものを切削方法で作成することは、精度、作業性
の点で問題があり、対策が求められていた。
リニアモーションボールベアリングに対する要望に答え
ることができる。精度の良いリニアモーションボールベ
アリングを作業性よく提供可能とすることを目的とする
ものである。
は、 内周面に中心軸の方法に伸び連設されボールの復路を
構成する複数個の凹面を有する円筒体よりなる外筒内
に、ボールの直線状の転動のため循環路が形成されてい
るボール保持器を嵌挿して製造するリニアモーションボ
ールベアリングの製造方法において、 均一の肉厚を有する円筒体よりなる外筒材料を作成す
る第1の工程と、 前記中心軸を中心とし同一半径上に中心点が配列する
複数個の円弧が中心軸に対して回転対称の位置に配列し
て形成される花形状の横断面を有する雄型と前記雄型の
前記花形状の横断面と略相似形の雌型を用いて冷間成形
加工により、前記ボール保持器を複数個配列させ得る長
さを有し、均一の厚みを有する花形状の成形加工体を作
成する第2の工程と、 該第2の工程で作成された均一の厚みを有する花形状
の成形加工体の外周面を円形に切削加工して外形円筒状
の厚肉体よりなる前記外筒を作成する第3の工程と、 該第3の工程で作成された前記外筒内に前記ボール保
持器を軸方向に複数個嵌挿する第4の工程と を有することを特徴とするものである。
する円筒体材料を外筒の内周面と同一形状を有する型を
用いて冷間成形加工、例えば、引抜加工することによつ
て、外筒の内周面を形成できるので、長さが長くなつて
も内周面の精度のよい外筒を作成することができる。
き加工されて、外周の内周面と相似の形状に加工された
円筒体の外周は第2の工程で円形に切削加工される。
形加工、例えば、引抜き加工でおこない、外周面の加工
を切削加工して生産できるので、外筒の長さが長くなつ
ても、精度良い加工を作業性よく行なうことができる。
凹面よりなる花形状断面を有する雌型と、超硬材よりな
り雌型と相似形の花形状断面を有する雄型とを用い、均
一の肉厚を有する円筒体よりなる外筒材料に、冷間成形
加工、例えば、引抜き加工を行うので、長さの長い外筒
の内周面をその後の加工を必要としない状態で加工する
ことができる。
筒は、加工精度が良く、作業性がよいため、精度良く廉
価なリニアモーションボールベアリングを提供すること
ができ、広汎な需要を満足させることができる。
面図及び上半分横断面図で、第2図は第1図のY−Y断
面を示し、下半分は第1図のQ方向から視た側面を示
し、第3図はボール保持器2を展開し外面から視た一部
上面を示している。これらの図で第9、第10図及ぴ第11
図と同一部分には同一符号が付してある。
の仕様と定格を第1図、 第2図、及び第3図との関係において示すもので、第1
表と同一項目について、内接円径dが、6、8、10、1
2、13、16、20、25、30(mm)の場合について示してあ
る。
接円径dに対する幅L′が第1表のものの2倍となつて
いる(以下このようなリニアモーションボールベアリン
グをダブル型と称する)。この実施例のダブル型のリニ
アモーションボールベアリングは、例えば、第1図及び
第2図に示すような、ダブル型のリニアモーションボー
ルベアリング外筒1内に第9及び第11図に示した従来の
リニアモーションボールベアリングのボール保持器2を
2個嵌挿して構成されている。
は、従来のリニアモーションボールベアリングを2個並
列にして使用する場合における精度が、それぞれの精度
が最大3μの場合に最大6μとなるのに対して、最大3
μの精度とすることができるので、著しく高い精度を有
するリニアモーションボールベアリングを得ることがで
きる。また、構造上はシール、リング等の個数が減るの
で、組み付けが容易な点と相俟って価格は割り安とな
る。さらにダブル型は高荷重に耐え、高剛性である。
ベアリングは本発明のリニアモーションボールベアリン
グの製造方法を用いて得られるもので、以下その実施例
について説明する。
ぞれ異なる形成工程における断面図であり、第5図及び
第6図はそれぞれ使用する雌型の縦断面図及び要部横断
面の説明図、第7図及び第8図は同じく雄型の縦断面図
及び要部横断面の説明図である。
した外径48mmφ、肉厚6mmの炭素鋼よりなる、第4図
(a)に示すような円筒体6aを用意し、これを第5〜第
8図に示すような雌型7と雄型8を用いて引抜き加工を
施すと、内径48mmφの円筒体6aは拡管され、第4図
(b)に示すような外筒1の内周面1bと同一形状で肉厚
一定の花形状筒体6bとなる。この工程で外筒1の内周面
は切削作業を必要とせず、引抜き作業のみで作成するこ
とができる。なお、この際引抜きで加工できない細部、
ボール保持器を外筒内1に固定するためボール保持器2
の両端部に設けられる止め輪4、5固定用の溝等の加工
を行なう。
4図(b)に示す花形状筒体6bの外周を切削加工して第
4図(c)に示すように、外筒6cが得られる。そして、
一部に固定用の円周溝が形成される。
定の円筒体6aから肉厚一定の花形状筒体6bを冷間成形加
工、例えば、引抜き加工によつて製造するようにしたの
で、長さの長い外筒の製造も精度良く容易に実施するこ
とができる。
い外筒の内周面の精度良い加工を容易に実施できるよう
にして、このようにして製造された花形状筒体1bの外周
を切削して外筒1とすることができるので、従来の如
く、円筒体の内周面を切削して花形状の内周面を製造す
るのに較べて製造は容易で、長さの長い外筒を精度良く
容易に製造可能としたものである。なお、円筒体を内周
面円筒状の雌型7と花形状の外周面を有する雌型8を用
いて成形加工することは実施不可能であり、本発明の如
く第1工程と第2工程との組み合わせによつて所期の目
的を達成可能としたものである。
ベアリングの製造方法は、上述の如き製造用工具を用い
て実施可能としたものであり、これらの雌型、雄型には
超硬材が用いられるが、例えば、CVDによりTiN、TiC等
でコーテイング処理したものを用いることが望ましい。
法は、長さの長いリニアモーションボールベアリングに
対する要望に答えることのできる、精度の良いリニアモ
ーションボールベアリングを作業性よく提供可能とする
もので、産業上の効果の大なるものである。
ボールベアリングの製造方法の一実施例で製造されたリ
ニアモモーションボールベアリングの縦断面図及び一部
横断面図、第3図は同じくボール保持器を展開し外面か
ら視た一部上面図、第4図は本発明のリニアモーション
ボールベアリングの製造方法の一実施例の説明図、第5
図及び第6図はそれぞれ使用する雌型の縦断面図及び要
部横断面の説明図、第7図及び第8図は同じく雄型の縦
断面図及び要部横断面の説明図、第9図及び第10図は従
来のリニアモーションボールベアリングのそれぞれ一部
縦断面図及び一部横断面図、第11図は同じくボール保持
器を展開し外部から視た一部上面図である。 1……リニアモーションボールベアリング外筒、2……
ボール保持器、3……ボール、6a……円筒体、6b……花
形状筒体、6c……リニアモーションボールベアリング外
筒、7……雌型、8……雄型。
Claims (1)
- 【請求項1】内周面に中心軸の方向に伸び連設されボー
ルの復路を構成する複数個の凹面を有する円筒体よりな
る外筒内に、ボールの直線状の転動のため循環路が形成
されているボール保持器を嵌挿して製造するリニアモー
ションボールベアリングの製造方法において、 均一の肉厚を有する円筒体よりなる外筒材料を作成する
第1の工程と、 前記中心軸を中心とし同一半径上に中心点が配列する複
数個の円弧が中心軸に対して回転対称の位置に配列して
形成される花形状の横断面を有する雄型と前記雄型の前
記花形状の横断面と略相似形の雌型を用いて冷間成形加
工により、前記ボール保持器を複数個配列させ得る長さ
を有し、均一の厚みを有する花形状の成形加工体を作成
する第2の工程と、 該第2の工程で作成された均一の厚みを有する花形状の
成形加工体の外周面を円形に切削加工して外形円筒状の
厚肉体よりなる前記外筒を作成する第3の工程と、 該第3の工程で作成された前記外筒内に前記ボール保持
器を軸方向に複数個嵌挿する第4の工程と を有することを特徴とするリニアモーションボールベア
リングの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1147193A JP2556901B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | リニアモ−ションボ−ルベアリングの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1147193A JP2556901B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | リニアモ−ションボ−ルベアリングの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0314907A JPH0314907A (ja) | 1991-01-23 |
| JP2556901B2 true JP2556901B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=15424668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1147193A Expired - Lifetime JP2556901B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | リニアモ−ションボ−ルベアリングの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2556901B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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Family Cites Families (3)
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|---|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-06-09 JP JP1147193A patent/JP2556901B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0314907A (ja) | 1991-01-23 |
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