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JP2557038B2 - 記録再生方法および記録再生装置 - Google Patents
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JP2557038B2 - 記録再生方法および記録再生装置 - Google Patents

記録再生方法および記録再生装置

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JP2557038B2
JP2557038B2 JP9768683A JP9768683A JP2557038B2 JP 2557038 B2 JP2557038 B2 JP 2557038B2 JP 9768683 A JP9768683 A JP 9768683A JP 9768683 A JP9768683 A JP 9768683A JP 2557038 B2 JP2557038 B2 JP 2557038B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/008Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires

Landscapes

  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、隣接するトラックからのクロストーク成分
を検出することによりテープ走行速度を制御して回転磁
気ヘッドのトラッキング制御を行なうビデオテープレコ
ーダにおける記録再生方法に関し、さらに、このような
記録再生方法を実施するための記録再生装置に関する。
〔背景技術とその問題点〕
一般に、ビデオテープレコーダにおいては、第1図に
示すように、テープ101の走行方向に対して傾斜した記
録トラック102にビデオ信号を記録するとともに、この
記録トラック102の位置検出用のコントロールトラック1
03をテープ101の一端縁に沿って設定し、このコントロ
ールトラック103からのコントロールパルス信号(所謂C
TLパルス)によりテープ走行速度を制御して、上記記録
トラック102上を回転磁気ヘッドが正確にトレースする
ようになしている。
しかしながら、この種の記録方式のビデオテープレコ
ーダにおいては、上記コントロールトラック103の記録
を行なう専用の磁気ヘッドが必要となって、部品点数の
増加により製造コストが増大しているとともに、上記コ
ントロールトラック103の磁気テープ101に占めるスペー
スが問題となり、磁気テープ101に対する記録の高密度
化という点で極めて不利なものとなっている。
そこで、従来より、各記録トラックに異なる周波数の
パイロット信号をビデオ信号に重ねて記録し、再生時に
トレースする記録トラックの両側に隣接する記録トラッ
クにそれぞれ記録される上記パイロット信号に基づくク
ロストーク成分のCN比に応じてテープ走行速度を制御し
て回転磁気ヘッドのトラッキング制御を行なうという方
式のビデオテープレコーダが提案されている。この種の
記録方式によれば、テープ走行を制御するコントロール
トラックを記録トラックと別に設ける必要がなくなり、
したがって、磁気ヘッドの増設に伴うコストの上昇や、
磁気テープ上に占めるコントロールトラックのスペース
による記録密度の低下等の欠点を解消することが可能と
なる。
ところで、上述のようなビデオテープレコーダに使用
される磁気テープの開発も進み、例えば磁性材料をベー
スフィルムに蒸着した所謂蒸着テープでは、磁性層の厚
さが0.1μm程度と塗布型テープに比べて著しく薄いの
で同一サイズのテープカセットでの長時間記録が可能と
なり、また、上記磁性層の膜厚の均一性も極めて優れて
いるので記録再生特性が極めて向上する等のメリットが
知られている。
そこで、このような蒸着テープを上述の如きクロスト
ーク成分によるトラッキング制御方式のビデオテープレ
コーダに用いることにより、性能の拡大を図ることが考
えられるが、この場合には上記蒸着テープの性質が問題
となってくる。
すなわち、上記蒸着テープでは、その磁性層の厚さが
極めて薄いため、長波長信号すなわち低周波数信号の記
録再生を行なう場合に、上記長波長の記録信号を磁気ヘ
ッドで変換した記録磁界がこの磁性層を突き抜けてしま
い、したがって再生時の信号出力には上記記録磁界の位
相変調成分のみが寄与し、振幅変調成分は寄与しないと
いうように、通常の記録再生が不可能となってしまう。
特に、上記パイロット信号の周波数には100〜160k Hz程
度の低周波数信号が用いられるため、このパイロット信
号のCN比をある程度確保しないと、クロストーク成分の
検出が困難となり、上述のクロストーク成分によるトラ
ッキング制御が不可能となる。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、上述の如き従来の実情に鑑み提案さ
れたものであり、蒸着磁気テープを用いて必要なパイロ
ット信号のCN比を確保し、クロストーク成分によるトラ
ッキング制御を確実に行なうことができる記録再生方法
及び記録再生装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
上述の如き目的を達成するために、本発明はテープ走
行方向に対して傾斜した蒸着磁気テープ上の記録トラッ
クに4つの異なる周波数のパイロット信号を順次記録
し、この記録トラックを走査して再生された隣接記録ト
ラックからのクロストーク成分と上記4つのうちの任意
の周波数のパイロット信号の差周波数に応じてテープ走
行制御を行ない、上記テープ走行方向の対して傾斜した
記録トラックをトレースしてビデオ信号の記録再生を行
なうビデオテープレコーダにおいて、蒸着磁気テープの
磁性層の残留磁束密度をBr〔Gauss〕とし、上記磁性層
の厚さt mag〔μm〕として、テープフォーマット上の
記録トラック間のガードバンド幅S〔μm〕を6μm≦
S≦14μmの範囲内とするとともに、上記テープ走行制
御に必要なクロストーク量C〔dB〕を4dB≦C≦12dBの
範囲内とし、 なる式を満たすように設定し、ビデオ信号の記録再生を
行なうことを特徴とするものである。また、本発明に係
る記録再生装置は、テープ走行方向に対して傾斜した磁
気テープ上の記録トラックに4つの異なる周波数のパイ
ロット信号を順次記録するパイロット信号記録手段と、
この記録トラックを走査して再生された隣接記録トラッ
クからのクロストーク成分と上記4つのうちのある周波
数のパイロット信号との差周波数に応じてテープ走行制
御を行なうテープ走行制御手段とを備え、テープフォー
マット上の記録トラック間のガードバンド幅S〔μm〕
を6μm≦S≦14μmの範囲内とするとともに、上記テ
ープ走行制御に必要なクロストーク量C〔dB〕を4dB≦
C≦12dBの範囲内とし、上記磁気テープが、 なる式を満たす残留磁束密度Br〔Gauss〕の磁性材料に
て厚さt mag〔μm〕の磁性層を形成した蒸着磁気テー
プであることを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の具体的な実施例について、図面を参照
しながら説明する。
先ず、本発明の記録再生方法においては、第2図にテ
ープフォーマットを示すように、蒸着磁気テープ1にこ
のテープ1の走行方向Xに対して傾斜した記録トラック
2が所定のトラックピッチPで記録され、あらかじめこ
れらの記録トラック2に後述する磁気ヘッドのトラッキ
ング制御のためのクロストーク成分を発生するパイロッ
ト信号が重ねて記録されている。
上記トラックピッチPは、各記録トラック2間にガー
ドバンド幅Sを有するように設定され、隣接するトラッ
ク2に記録されるビデオ信号間に発生するクロストーク
を低減するようになされている。
上記パイロット信号としては、100〜200k Hz程度の低
周波数信号が用いられ、例えば周波数6.5fHなるf1,周波
数7.6fHなるf2,周波数10.5fHなるf3,周波数9.4fHなるf4
の4種類の異なる周波数の信号が用いられる。なお、こ
こでfHは基準周波数を示し、例えばビデオ信号の水平走
査周波数が用いられる。そして、上述の各パイロット信
号f1〜f4は、f1,f2,f3,f4,f1,f2…なる繰り返し順序で
各トラック2にそれぞれ順次記録されている。
次に、上述の各トラック2に記録されるビデオ信号を
再生する場合に、再生信号は、第3図にブロック図で示
すように周波数混合器3に供給され、この周波数混合器
3順次供給されるf1,f4,f3,f2の周波数信号との差周波
数の成分をfHを中心周波数とするバンドパスフィルタ4
と3fHを中心周波数とするバンドパスフィルタ5にて取
り出すことによって、隣接トラックからのクロストーク
によるパイロット信号が検出される。そして、これら各
クロストークによるパイロット信号の信号レベルをレベ
ル比較器6にて比較することにより得られる比較出力に
基いてトラッキング制御を行なうようになされている。
すなわち、第1表に示すように磁気ヘッドがトレース
している記録トラック2の左隣の記録トラック2のパイ
ロット信号に基づくクロストーク成分との差周波数が常
に2.9fHとなり、右隣の記録トラック2のパイロット信
号に基づくクロストーク成分との差周波数が常に1.1fH
となるように再生時に供給するパイロット信号の周波数
を選択し、fHを中心周波数とするバンドパスフィルタ4
及び3fHを中心周波数とするバンドパスフィルタ5によ
り上記各差周波数の信号のみを取り出してこれら各差周
波数成分の出力に対応する隣接トラックのパイロット信
号に基づくクロストーク量をレベル比較器6で比較する
ことによりテープ1の走行速度を制御して磁気ヘッドが
記録トラック2の中央を正確にトレースするようになし
ている。
例えば周波数2.9fHの差周波数成分の出力が高い場
合、すなわち左隣のトラック2からのクロストーク量が
多い場合には、磁気ヘッドが左隣のトラック2に近づい
てトレースしているのでテープ1の走行速度を若干速く
し、反対に周波数1.1fHの差周波数成分の出力が高い場
合、すなわち右隣のトラック2からのクロストーク量が
多い場合には、磁気ヘッドが右隣のトラック2に近づい
てトレースしているのでテープ1の走行速度を若干速く
して、上記磁気ヘッドの正確なトレースを図っている。
ところで、上述のトラッキング制御を行なうために
は、上記差周波数出力を使用する装置で検出できる程度
に確保する必要があり、したがってあらかじめ記録トラ
ック2に重ねて記録されるパイロット信号に基づくクロ
ストーク成分のクロストーク量Cを確保する必要があ
る。このとき、上記クロストーク量Cは、第4図にグラ
フで示す通りガードバンド幅Sや記録トラック2中央に
おけるパイロット信号のCN比に依存している。第4図
は、磁気ヘッドのトラッキング位置が記録トラック2中
央からずれたときのずれ量に応じた再生パイロット信号
のCN比の変化を示している。例えば記録トラック2中央
におけるパイロット信号のCN比50dB、トラック幅Tを16
μmとすると、この記録トラック2の中央から24μm外
れた位置、すなわちガードバンド幅8μm隔てた隣接ト
ラックの中央に磁気ヘッドのトラッキング位置があるの
と同様の位置において、再生パイロット信号のCH比はお
よそ20dBであり、これは隣接トラックからの再生パイロ
ットクロストーク量に相当する。なお、第4図の横軸に
ガードバンド幅Sが並記されているが、これはトラック
幅Tが16μmであり、この記録トラック2の中央から16
μm以上外れたときのガードバンド幅を示している。
そして、この第4図を書き換えることにより、逆に上
記クロストーク量Cとガードバンド幅Sから必要なパイ
ロット信号のCH比を求めることができる第5図に示すグ
ラフが得られる。すなわち、この第5図においては、ガ
ードバンド幅S及びトラッキング制御を行なうために必
要なクロストーク量Cを測定することにより、パイロッ
ト信号のCN比がトラック2中央においてどれだけ必要か
ということが求められる。例えばガードバンド幅Sを10
μm,トラッキング制御を行なうために必要なクロストー
ク量Cを6dBとすると、あらかじめ記録トラック2に重
ねて記録するパイロット信号のCN比は38dB必要である。
なお、第5図において( )の数字は必要なクロストー
ク量を表わすものである。
この第5図は、上記第4図におけるガードバンド幅S
〔μm〕が0μm≦S≦16μmの範囲について、必要と
するクロストーク量C〔dB〕=4dB,6dB,8dB,10dB,12dB,
14dB,16dBをパラメータとして、ガードバンド幅S〔μ
m〕とパイロット信号のCN比(logC/N)の関係を示した
もので、 logC/N=k×S+A1 なる関係にあることを示している。
ここで、kは比例定数であり、例えばC=10dBにおい
て、パイロット信号のCN比はS=5μmで約32dBであ
り、S=10μmでは約44dBであるから、(44−32)/
(10−5)=2.4の傾斜であって、6μm≦S≦14μ
m、4dB≦C≦12dBの範囲内では近似的にk=2.1であ
る。また、A1はパラメータすなわちクロストーク量C
〔dB〕に依存する定数である。
また、上記第4図におけるガードバンド幅S〔μm〕
が0μm≦S≦16μmの範囲について、ガードバンド幅
S〔μm〕をパラメータとして、クロストーク量C〔d
B〕とパイロット信号のCN比(logC/N)の関係を示す
と、 logC/N=l×C+A2 なる関係にある。
ここで、lは比例定数であり、例えばS=10μmにお
いて、パイロット信号のCN比はC=5dBで約36.5dBであ
り、C=10dBで約45dBであるから、(45−36.5)/(10
−5)=1.7の傾斜であって、6μm≦S≦14μm、4dB
≦C≦12dBの範囲内では近似的にl=1.6である。ま
た、A2はパラメータすなわちクロストーク量C〔dB〕に
依存する定数である。
そして、A1=l×C+A3、A2=k×S+A3として、ガ
ードバンド幅S〔μm〕とクロストーク量C〔dB〕とパ
イロット信号のCN比(logC/N)の関係を示すと、 logC/N=k×S+l×C+A3 ……第1式 となる。
ここで、k=2.1、l=1.6として、例えば第5図のC
=10dB、S=10μmにおけるパイロット信号のCN比約44
dBを代入すると、 A3=logC/N−(k×S+l×C) =44−(2.1×10+1.6×10) =7 であり、6μm≦S≦14μm、4dB≦C≦12dBの範囲内
では近似的にA3=7.4となる。
従って、ガードバンド幅S〔μm〕及びクロストーク
量C〔dB〕と必要なパイロット信号のCN比の関係は、6
μm≦S≦14μm、4dB≦C≦12dBの範囲内では近似的
に、 logC/N=2.1×S+1.6×C+7.3 で表すことができる。
一方、上記パイロット信号のCN比は、上記記録トラッ
ク2が記録される蒸着磁気テープ1の性能、特にこの蒸
着磁気テープ1の磁性層の残留磁束密度Br(単位Gaus
s)と記磁性層の厚さt mag(単位μm)との積と密接な
関係にあり、第6図に示すようにこの蒸着磁気テープ1
に記録し得るパイロット信号の最大出力Poutは、上記残
留磁束密度Brと磁性層の厚さt magの積と比例関係にあ
ることが測定により明らかとなった。これは、磁気記録
の原理から考えても当然のことである。
また、蒸着磁気テープ1に記録したパイロット信号を
再生したところ第7図に示すような結果が得られ、この
パイロット信号の最大出力Poutと再生時に得られるパイ
ロット信号のCN比とは比例関係にあることが判明した。
なお、第7図は、パイロット信号のCN比〔dB〕として40
dBを得るには約−107dBmの再生出力を必要とし、また、
パイロット信号のCN比〔dB〕として50dBを得るには約−
93dBmの再生出力を必要とすることを示しており、その
傾きが0.73であることから、 パイロット信号のCN比∝(Pout)0.73… 第2式 なる第2式の関係が得られた。
したがって、上述の第6図及び第7図の関係より、上
記蒸着磁気テープ1の残留磁束密度Brと磁性層の厚さtm
agの積が、上記パイロット信号のCN比と第8図に示す関
係を有することは明らかである。すなわち、このBr×tm
agもパイロット信号のCN比と パイロット信号のCN比∝(Br×tmag)0.73… 第3式 なる第3式の比例関係を有し、例えば46dBのパイロット
信号のCN比を得るためには1000Gauss・μm以上のBr×t
magの値を有する蒸着磁気テープ1を用いる必要がある
というように、必要なパイロット信号のCN比から使用す
る蒸着磁気テープ1の性能が決定される。
ここで、第3式を変形すると、 logC/N =0.73log{A4×(Br×tmag)}(A4は定数) ……第4
式 となる。
以上述べた関係により、ガードバンド幅S及び必要な
クロストーク量Cと使用する蒸着磁気テープ1の性能と
の関係が明らかなものとなる。すなわち、第5図及び第
8図を組み合わせることにより、上記ガードバンド幅S
及び必要なクロストーク量Cと使用する蒸着磁気テープ
1の性能(Br×tmag)との関係を示す第9図のグラフが
得られる。
したがって、上述の磁気ヘッドのトラッキング制御を
安定に行なうためには、記録トラック2間に設けられる
ガードバンド幅Sや使用する装置で検出することができ
るクロストーク量Cの大きさ、用いる蒸着磁気テープ1
の性能(残留磁束密度Brと磁性層の厚さt magとの積)
を第9図の関係を満足するように設定すればよい。
上記第9図において、上記ガードバンド幅Sが6μm
≦S≦14μm、クロストーク量Cが4dB≦C≦12dBの範
囲内では、第1式及び第4式より、安定なトラッキング
制御を得るためのBr×t magの関係は、 0.73log{A4×(Br×t mag)} ≧k×S+l×C+A3 となり、上式を変形して、 (k"×S+l"×C+A5) Br×tmag≧10 (k"、l"、A5は定数) となり、第5図及び第8図の値より上式中の定数が決定
され、 なる第5式の関係が近似的に成り立っている。
すなわち、上記第6図及び第7図に示されるように、
パイロット信号のCN比〔dB〕として約41dBを得るには、
約−105dBmの再生出力が必要で、そのためには約Br×t
mag=500〔G・μm〕の記録層にパイロット信号を記録
する必要がある。また、パイロット信号のCN比〔dB〕と
して約45dBを得るには、約−100dBmの再生出力が必要
で、そのためには約Br×t mag=1000〔G・μm〕の記
録層にパイロット信号を記録する必要がある。また、パ
イロット信号のCN比〔dB〕として約48.5dBを得るには、
約−95dBmの再生出力が必要で、そのためには約Br×t m
ag=2000〔G・μm〕の記録層にパイロット信号を記録
する必要がある。
そして、上記第6図における各Br×t magの値とした
時のパイロット信号の最大出力Pout〔dBm〕でのCN比〔d
B〕の値を第7図に示した実測結果から求めて表したも
のが第8図である。
すなわち、第8図は、蒸着磁気テープのBr×t mag
〔G・μm〕の値と得られるパイロット信号のCN比〔d
B〕を示すもので、Br×t mag=1000〔G・μm〕でのパ
イロット信号のCN比〔dB〕(約45dB〕と、Br×t mag=1
00〔G・μm〕でのパイロット信号のCN比〔dB〕(約31
dB)の差が14.6dBであって、 CN比〔dB〕=14.6log(Br×t mag)+2.5 となることを示している。
従って、この蒸着磁気テープのBr×t mag〔G・μ
m〕の値と得られるパイロット信号のCN比〔dB〕との関
係式と、上述のガードバンド幅S〔μm〕及びクロスト
ーク量C〔dB〕と必要なパイロット信号のCN比との関係
式 logC/N=2.1×S+1.6×C+7.3 とから、 14.6log(Br×t mag)+2.5 ≧2.1×S+1.6×C+7.4 すなわち、上述の条件式 が得られる。
特に、上記ガードバンド幅Sや必要なクロストーク量
Cは、使用する装置の記録方式や性能で決められてしま
うので、使用する蒸着磁気テープ1に、上記第5式を満
足するような残留磁束密度Br及び厚さt magを有する磁
性層を形成すればよい。
以上述べたように、上記実施例においては、テープフ
ォーマット上のガードバンド幅Sや装置のクロストーク
量Cの検出限界、蒸着磁気テープ1の残留磁束密度Br、
磁性層の厚さt mag、を第5式を満足するように設定す
ることにより、蒸着磁気テープ1の残留磁束密度Brや磁
性層の厚さt magを必要最低限大きくして低域周波数信
号であるパイロット信号の信号出力を各尾するととも
に、記録用磁気ヘッドの飽和の問題を解決し、確実にト
ラッキング制御を図ることが可能となっている。また、
このとき上記蒸着磁気テープ1の残留磁束密度Brや磁性
層の厚さtmagの値は、むやみに大きくすることなく、第
5式を満足する最低限の値にすればよいので、輝度信号
のSN比の劣化等を防止することが可能となり、良好な画
質の画像が得られる。
〔発明の効果〕
上述の実施例の説明からも明らかなように、本発明に
よれば、蒸着磁気テープの磁性層の残留磁束密度をBr
〔Gauss〕とし、上記磁性層の厚さt mag〔μm〕とし
て、テープフォーマット上の記録トラック間のガードバ
ンド幅S〔μm〕を6μm≦S≦14μmの範囲内とする
とともに、上記テープ走行制御に必要なクロストーク量
C〔dB〕を4dB≦C≦12dBの範囲内とし、 なる式を満たすように設定し、ビデオ信号の記録再生を
行なうことにより、蒸着磁気テープを用いて必要なパイ
ロット信号のCN比を確保し、クロストーク成分によるト
ラッキング制御を確実に行なうことができる記録再生方
法および記録再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の記録再生方法でのテープフォーマットを
示す模式図である。 第2図は本発明を適用した記録再生方法でのテープフォ
ーマットを示す模式図であり、第3図はトラッキング制
御の原理を示すブロック図である。 第4図はパイロット信号のCN比と記録トラック中央から
のずれ量の関係を示すグラフ、第5図はガードバンド幅
S及びクロストーク量Cと必要なパイロット信号のCN比
の関係を示すグラフ、第6図は蒸着磁気テープのBr×t
magの値と記録し得るパイロット信号の出力との関係を
示すグラフ、第7図は記録したパイロット信号の出力と
再生したときに得られるパイロット信号のCN比の関係を
示すグラフ、第8図は蒸着磁気テープのBr×tmagの値と
得られるパイロット信号のCN比の関係を示すグラフ、第
9図はガードバンド幅S及びクロストーク量Cと蒸着磁
気テープのBr×tmagの値との関係を示すグラフである。 1……蒸着磁気テープ 2……記録トラック

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ走行方向に対して傾斜した蒸着磁気
    テープ上の記録トラックに4つの異なる周波数のパイロ
    ット信号を順次記録し、この記録トラックを走査して再
    生された隣接記録トラックからのクロストーク成分と上
    記4つのうちの任意の周波数のパイロット信号の差周波
    数に応じてテープ走行制御を行ない、上記テープ走行方
    向に対して傾斜した記録トラックをトレースしてビデオ
    信号の記録再生を行なうビデオテープレコーダにおい
    て、 蒸着磁気テープの磁性層の残留磁束密度をBr〔Gauss〕
    とし、上記磁性層の厚さt mag〔μm〕として、テープ
    フォーマット上の記録トラック間のガードバンド幅S
    〔μm〕を6μm≦S≦14μmの範囲内とするととも
    に、上記テープ走行制御に必要なクロストーク量C〔d
    B〕を4dB≦C≦12dBの範囲内とし、 なる式を満たすように設定し、ビデオ信号の記録再生を
    行なうことを特徴とする記録再生方法。
  2. 【請求項2】テープ走行方向に対して傾斜した磁気テー
    プ上の記録トラックに4つの異なる周波数のパイロット
    信号を順次記録するパイロット信号記録手段と、この記
    録トラックを走査して再生された隣接記録トラックから
    のクロストーク成分と上記4つのうちのある周波数のパ
    イロット信号との差周波数に応じてテープ走行制御を行
    なうテープ走行制御手段とを備え、 テープフォーマット上の記録トラック間のガードバンド
    幅S〔μm〕を6μm≦S≦14μmの範囲内とするとと
    もに、上記テープ走行制御に必要なクロストーク量C
    〔dB〕を4dB≦C≦12dBの範囲内とし、上記磁気テープ
    が、 なる式を満足する残留磁束密度Br〔Gauss〕の磁性材料
    にて厚さt mag〔μm〕の磁性層を形成した蒸着磁気テ
    ープであることを特徴とする記録再生装置。
JP9768683A 1983-06-01 1983-06-01 記録再生方法および記録再生装置 Expired - Lifetime JP2557038B2 (ja)

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JP9768683A Expired - Lifetime JP2557038B2 (ja) 1983-06-01 1983-06-01 記録再生方法および記録再生装置

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JPS59223907A (ja) 1984-12-15

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