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JP2557772B2 - バルコニーと室内との境界構造 - Google Patents
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JP2557772B2 - バルコニーと室内との境界構造 - Google Patents

バルコニーと室内との境界構造

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JP2557772B2
JP2557772B2 JP4171574A JP17157492A JP2557772B2 JP 2557772 B2 JP2557772 B2 JP 2557772B2 JP 4171574 A JP4171574 A JP 4171574A JP 17157492 A JP17157492 A JP 17157492A JP 2557772 B2 JP2557772 B2 JP 2557772B2
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room
flat bar
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sash
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勉 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物のバルコニーと室
内との境界構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バルコニー付きの建物において、室内の
床面をバルコニーの床面よりも高く形成しない場合に
は、図3に示すようにバルコニー1と室内2との境界に
は、ここにガラス戸用のサッシや堺壁を設けるためには
スラブ上に一段と高くなる敷居的な基礎3を設ける必要
がある。
【0003】この基礎3をバルコニー1や室内2のコン
クリートスラブ4と一体的に成形するのは、この基礎3
部分の型枠をどのようにするかの問題があり極めて困難
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでコンクリートス
ラブ4が施工された後で、その上にコンクリートその他
で成形した角材等を配置してこれを基礎3としている
が、この基礎3となる部材とコンクリートスラブ4との
接合面αで完全な止水性が要求され、シール5を配設す
るための目地等を確保しなければならない。
【0005】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、簡単な施工で確実な止水構造が得られ、コストも低
廉ですむバルコニーと室内との境界構造を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、スラブのバルコニーと室内との境にアンカー
付きの金属製のフラットバーを水平方向に延び、かつそ
の上半が突出するように埋設し、このフラットバーの突
出部を内部に取り込むようにサッシを設け、内側にモル
タルを充填するすること、もしくは、スラブのバルコニ
ーと室内との境にアンカー付きの金属製のアングル材を
水平方向に延び、かつその水平フランジを上端とする上
半が突出するように埋設し、このアングル材の水平フラ
ンジの下側にモルタルを充填し、上側には境壁固定用の
金具を設け、該アングル材を基礎として境壁を立設する
ことを要旨とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、フラットバーやアングル材は
サッシや境壁を設置するための基礎を構成するものであ
るが、これらは止水板としても作用するので同時に止水
性能が高い構造のものが簡単に得られる。また、フラッ
トバーやアングル材はスラブコンクリート打設の際の天
端定規としても利用できる。
【0008】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のバルコニーと室内との境界構
造でサッシを設置する場合の縦断側面図で、図中1はバ
ルコニー、2は室内である。
【0009】本発明はこのバルコニー1と室内2とのコ
ンクリートスラブ4を施工する場合にアンカー6を埋込
み、このアンカー6に水平方向に延びる縦向きの金属製
フラットバー7を設けた。図示は省略するが、該アンカ
ー6はコンクリートスラブ4のスラブ鉄筋に適宜間隔で
溶接して設け、フラットバー7はアンカー6に溶接して
固定する。
【0010】バルコニー1と室内2とでは室内2の方が
僅かに低くなるようにスラブ4面に段差があるが、かか
るスラブ4のコンクリートを打設するときは、このフラ
ットバー7を天端定規として利用することができる。そ
して、フラットバー7はその上半が突出するようにコン
クリートスラブ4中に埋設される。一例としてフラット
バー7は厚さ6mm、高さ50mmで、バルコニー1側ではス
ラブ4上に15mm、室内2側では25mm突出する。
【0011】図中9はサッシ8の下桟であるが、この下
桟9は前記フラットバー7を内部に取り込むようにその
上に配設し、かつ内部にはモルタル10を充填し、このモ
ルタル10内に前記フラットバー7の突出部を埋設するよ
うにした。なお、モルタル10を充填する前に、フラット
バー7の突出部のバルコニー1側の隅部にコーキング材
11を施しておく。
【0012】図中12はガラス13を嵌め込んだサッシ戸、
14は嵌め殺し側のガラス14であり、室内2側ではツカ材
15を配置してその上端に設けた支持材16でサッシ8の下
桟9の室内2側の一端を支承させる。図中17はツカ材15
の表面を覆うプラスチックバーによる化粧縁、18はフロ
ーリング等の床材、19は押縁である。
【0013】また、サッシ8の下桟9のバルコニー1側
の一端は前記モルタル10の前位置でバックアップ材20と
コーキング材11とで目地シールとし、さらに、バルコニ
ー1のコンクリートスラブ4上に施すウレタン塗布仕上
げ21の端をこのコーキング材11の面にも立上げた。
【0014】なお、前記モルタル10の充填部とツカ材15
との間には隙間が生じるが、この隙間ではモルタル10の
面に発泡ウレタン22を塗布する。
【0015】このようにしてフラットバー7を芯として
モルタル10でサッシ8の基礎が形成され、その上にこの
サッシ8が立設することになる。そして、バルコニー1
からの浸水はコーキング材11とフラットバー7とで2重
に阻止されて完全な止水構造のものとなる。
【0016】図2は本発明の第2実施例を示すもので、
ALC板やPC板による堺壁23を設置する場合の縦断側
面図である。このような堺壁23を設ける場合には、バル
コニー1と室内2とのコンクリートスラブ4上の境界
に、アンカー6に溶接した金属製のアングル材24を設け
る。該アングル材24は水平フランジ24aの部分を上端と
して水平方向に延びるもので、上半が突出するようにコ
ンクリートスラブ4に埋設する。
【0017】前記第1実施例のフラットバー7と同じ
く、このアングル材24はスラブ4のコンクリートを打設
するときは天端定規として利用することができる。
【0018】このアングル材24の水平フランジ24aの下
側にモルタル10を充填し、また、突出部のバルコニー1
側の隅部にコーキング材11を施す。さらに、水平フラン
ジ24aの上側に水平なフラットバー25を重ねて溶接し、
このフラットバー25上に前記堺壁23の固定用の金具とな
るアングル材26を溶接で固定して設けた。
【0019】堺壁23はその下端角部を前記アングル材26
の内側に嵌めるようにして立設するが、堺壁23に一端を
ボルト止めする止め金具27で堺壁23の面との間にアング
ル材26の縦フランジを挟み込み固定する。なお、この止
め金具27での固定は堺壁23の上端側も同様であり、梁28
の下面にアンカーボルトで設けたアングル材29の縦フラ
ンジを挟み込み固定する。
【0020】堺壁23の上下端でバルコニー1側の角部は
バックアップ材20とコーキング材11とで目地シールと
し、さらに、バルコニー1のコンクリートスラブ4上に
施すウレタン塗布仕上げ21の端をこのコーキング材11の
面にも立上げた。
【0021】前記止め金具27での固定部は、その外周に
発泡ウレタン22を塗布して保護被覆とする。図中31は桟
木、32はその表面を覆うプラスチックバーによる化粧
板、18はフローリング等の床材、19は巾木である。
【0022】このようにしてアングル材24で堺壁23の基
礎が形成され、その上に堺壁23が立設することになる。
そして、バルコニー1からの浸水はコーキング材11とこ
のアングル材24とで2重に阻止されて完全な止水構造の
ものとなる。
【0023】なお、サッシ8と堺壁23とは並ぶように設
けるもので、前記フラットバー7とアングル材24も同一
線上に連続するように配設することになる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明のバルコニーと
室内との境界構造は、サッシや境壁を設置するための基
礎を簡単な施工で形成でき、かつ確実な止水構造が得ら
れ、コストも低廉ですむものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルコニーと室内との境界構造の第1
実施例で、サッシを設ける部分を示す縦断側面図であ
る。
【図2】本発明のバルコニーと室内との境界構造の第2
実施例で、堺壁を設ける部分を示す縦断側面図である。
【図3】従来例の縦断側面図である。
【符号の説明】
1…バルコニー 2…室内 3…基礎 4…コンクリートス
ラブ 5…シール 6…アンカー 7…フラットバー 8…サッシ 9…下桟 10…モルタル 11…コーキング材 12…サッシ戸 13,14…ガラス 15…ツカ材 16…支持材 17…化粧縁 18…床材 19…巾木 20…バックアップ材 21…ウレタン塗布仕
上げ 22…発泡ウレタン 23…堺壁 24…アングル材 24a…水平フランジ 25…フラットバー 26…アングル材 27…止め金具 28…梁 29…アングル材 30…アンカーボルト 31…桟木 32…化粧板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラブのバルコニーと室内との境にアン
    カー付きの金属製のフラットバーを水平方向に延び、か
    つその上半が突出するように埋設し、このフラットバー
    の突出部を内部に取り込むようにサッシを設けることを
    特徴としたバルコニーと室内との境界構造。
  2. 【請求項2】 サッシは、前記フラットバーの突出部を
    埋設するようにしてその内側にモルタルを充填する請求
    項1記載のバルコニーと室内との境界構造。
  3. 【請求項3】 スラブのバルコニーと室内との境にアン
    カー付きの金属製のアングル材を水平方向に延び、かつ
    その水平フランジを上端とする上半が突出するように埋
    設し、このアングル材を基礎として境壁を立設すること
    を特徴としたバルコニーと室内との境界構造。
  4. 【請求項4】 アングル材の水平フランジの下側にモル
    タルを充填し、上側には境壁固定用の金具を設ける請求
    項3記載のバルコニーと室内との境界構造。
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