JP2557773B2 - 極性反転時におけるノイズの除去回路 - Google Patents
極性反転時におけるノイズの除去回路Info
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
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- Noise Elimination (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極性反転時におけるノ
イズの除去回路に関する。
イズの除去回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線を利用して交信する場合、極性
反転過渡時にノイズが発生し、このノイズによって半導
体が破損する場合があるが、従来は、極性反転時に発生
するノイズを防止する回路は存在していない。
反転過渡時にノイズが発生し、このノイズによって半導
体が破損する場合があるが、従来は、極性反転時に発生
するノイズを防止する回路は存在していない。
【0003】ところで、図4に示す従来の一般受信回路
は、オーディオトランスT1の1次側と、回線側端子A
との間にコンデンサC1が接続され、回線側端子AとB
との間にコイルLが接続されている。なお、コンデンサ
C1の容量は2.2μF、コイルLのインダクタンスは
1Hであり、符号Zは負荷であり、コンデンサC1は、
トランスT1への直流電流をカットするものである。
は、オーディオトランスT1の1次側と、回線側端子A
との間にコンデンサC1が接続され、回線側端子AとB
との間にコイルLが接続されている。なお、コンデンサ
C1の容量は2.2μF、コイルLのインダクタンスは
1Hであり、符号Zは負荷であり、コンデンサC1は、
トランスT1への直流電流をカットするものである。
【0004】図4のようにして一般受信回路を構成した
場合、図5において、t1時点で極性が反転したとする
と、図5に太線で示すように電流が変化する。つまり、
正の定常電流が流れている状態で、t1時点で極性反転
されると、電流が急激に負に変化し、この急激な逆起電
圧の反動によって、t2時点で電流が0に近づき、その
後、徐々に負の定常電流に近づき、時点t3で負の定常
電流に落ち着く。この場合、t2時点前後の電流変化が
ノイズとなる。
場合、図5において、t1時点で極性が反転したとする
と、図5に太線で示すように電流が変化する。つまり、
正の定常電流が流れている状態で、t1時点で極性反転
されると、電流が急激に負に変化し、この急激な逆起電
圧の反動によって、t2時点で電流が0に近づき、その
後、徐々に負の定常電流に近づき、時点t3で負の定常
電流に落ち着く。この場合、t2時点前後の電流変化が
ノイズとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に斜線
で示した領域はヨーロッパの規格の一例を示すものであ
り、この規格においては、t1〜t2が2msであり、
t2〜t3が10msであり、時点t2における電流許
容値は−18mAであり、また、定常電流の+1mA〜
−1mAが定常電流の許容範囲であり、前記従来例にお
いては、時点t2において、−18mAという電流許容
値を越えてしまう。
で示した領域はヨーロッパの規格の一例を示すものであ
り、この規格においては、t1〜t2が2msであり、
t2〜t3が10msであり、時点t2における電流許
容値は−18mAであり、また、定常電流の+1mA〜
−1mAが定常電流の許容範囲であり、前記従来例にお
いては、時点t2において、−18mAという電流許容
値を越えてしまう。
【0006】このように前記従来例では、ヨーロッパの
規格を満足できないので、挿入損失等の電気的特性を意
図的に劣化させることによって、そのヨーロッパの規格
に適合させているのが実情である。つまり、前記従来例
においては、極性反転時における前記ノイズを所定量除
去しようとすると、電気的な性能が劣化するという問題
がある。
規格を満足できないので、挿入損失等の電気的特性を意
図的に劣化させることによって、そのヨーロッパの規格
に適合させているのが実情である。つまり、前記従来例
においては、極性反転時における前記ノイズを所定量除
去しようとすると、電気的な性能が劣化するという問題
がある。
【0007】本発明は、極性反転時におけるノイズを所
定量除去しても、電気的な性能が劣化しないようにする
ことを目的とするものである。
定量除去しても、電気的な性能が劣化しないようにする
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のコイル
と第1のダイオードとが直列に接続された第1の直列回
路が回線端子側に接続され、第2のコイルと第2のダイ
オードとが直列に接続された第2の直列回路が第1の直
列回路と並列に接続され、第1のコイルと第2のコイル
とが互いに逆極性に接続され、第1のコイルと第2のコ
イルとが密接して巻かれ、第1のダイオードと第2のダ
イオードとが互いに逆極性で接続されている。
と第1のダイオードとが直列に接続された第1の直列回
路が回線端子側に接続され、第2のコイルと第2のダイ
オードとが直列に接続された第2の直列回路が第1の直
列回路と並列に接続され、第1のコイルと第2のコイル
とが互いに逆極性に接続され、第1のコイルと第2のコ
イルとが密接して巻かれ、第1のダイオードと第2のダ
イオードとが互いに逆極性で接続されている。
【0009】
【作用】本発明は、第1のコイルと第1のダイオードと
が直列に接続された第1の直列回路が回線端子側に接続
され、第2のコイルと第2のダイオードとが直列に接続
された第2の直列回路が第1の直列回路と並列に接続さ
れ、第1のコイルと第2のコイルとが互いに逆極性に接
続され、第1のコイルと第2のコイルとが密接して巻か
れ、第1のダイオードと第2のダイオードとが互いに逆
極性で接続されているので、極性反転時におけるノイズ
は互いにキャンセルし合い、そのノイズが有効に除去さ
れ、この場合、電気的な性能が劣化しない。
が直列に接続された第1の直列回路が回線端子側に接続
され、第2のコイルと第2のダイオードとが直列に接続
された第2の直列回路が第1の直列回路と並列に接続さ
れ、第1のコイルと第2のコイルとが互いに逆極性に接
続され、第1のコイルと第2のコイルとが密接して巻か
れ、第1のダイオードと第2のダイオードとが互いに逆
極性で接続されているので、極性反転時におけるノイズ
は互いにキャンセルし合い、そのノイズが有効に除去さ
れ、この場合、電気的な性能が劣化しない。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す回路図であ
る。この実施例のノイズ除去回路10は、第1の直列回
路11と第2の直列回路12とで構成され、第1の直列
回路11と第2の直列回路12とは互いに並列に接続さ
れている。第1の直列回路11は、第1のコイルL1と
第1のダイオードD1とが直列に接続された回路であ
り、回線端子A、B側に接続されている。第2の直列回
路12は、第2のコイルL2と第2のダイオードD2と
が直列に接続された回路である。
る。この実施例のノイズ除去回路10は、第1の直列回
路11と第2の直列回路12とで構成され、第1の直列
回路11と第2の直列回路12とは互いに並列に接続さ
れている。第1の直列回路11は、第1のコイルL1と
第1のダイオードD1とが直列に接続された回路であ
り、回線端子A、B側に接続されている。第2の直列回
路12は、第2のコイルL2と第2のダイオードD2と
が直列に接続された回路である。
【0011】また、第1のコイルL1と第2のコイルL
2とが互いに逆極性に接続され、第1のコイルL1と第
2のコイルL2とが密接して巻かれ、第1のダイオード
D1と第2のダイオードD2とが互いに逆極性で接続さ
れている。つまり、第1のコイルL1の極性と第2のコ
イルL2の極性とが共に、図1の状態とは逆でもよく、
第1のダイオードD1の極性と第2のダイオードD2の
極性とが共に、図1の状態とは逆でもよい。また、第1
のコイルL1と第2のコイルL2とは、バイファイラ巻
きで巻かれている。なお、コイルL1、L2のインダク
タンスは1Hであり、コンデンサC1の容量は2.2μ
Fであり、Zは負荷である。
2とが互いに逆極性に接続され、第1のコイルL1と第
2のコイルL2とが密接して巻かれ、第1のダイオード
D1と第2のダイオードD2とが互いに逆極性で接続さ
れている。つまり、第1のコイルL1の極性と第2のコ
イルL2の極性とが共に、図1の状態とは逆でもよく、
第1のダイオードD1の極性と第2のダイオードD2の
極性とが共に、図1の状態とは逆でもよい。また、第1
のコイルL1と第2のコイルL2とは、バイファイラ巻
きで巻かれている。なお、コイルL1、L2のインダク
タンスは1Hであり、コンデンサC1の容量は2.2μ
Fであり、Zは負荷である。
【0012】次に、前記実施例の動作について説明す
る。回線端子A、B間に印加された直流電流がダイオー
ドD1、コイルL1を介して流れたとし、このときにそ
の直流電流の極性が反転すると、その直流電流はダイオ
ードD2、コイルL2を介して流れる。この極性反転時
に、コイルL1の逆起電圧はコイルL2に誘起され、コ
イルL1とL2とは互いに逆極性で接続されているの
で、コイルL1の逆起電圧とコイルL2の逆起電圧とが
互いに打ち消し合い、回線端子A、B間に発生する逆起
電圧によるノイズは消去される。
る。回線端子A、B間に印加された直流電流がダイオー
ドD1、コイルL1を介して流れたとし、このときにそ
の直流電流の極性が反転すると、その直流電流はダイオ
ードD2、コイルL2を介して流れる。この極性反転時
に、コイルL1の逆起電圧はコイルL2に誘起され、コ
イルL1とL2とは互いに逆極性で接続されているの
で、コイルL1の逆起電圧とコイルL2の逆起電圧とが
互いに打ち消し合い、回線端子A、B間に発生する逆起
電圧によるノイズは消去される。
【0013】回線端子A、B間に印加された直流電流が
極性反転前にダイオードD2、コイルL2を介して流
れ、極性反転したときに、直流電流がダイオードD1、
コイルL1を介して流れた場合も前記と同様である。つ
まり、極性反転時に、コイルL2の逆起電圧はコイルL
1に誘起され、コイルL1とL2とは互いに逆極性で接
続されているので、コイルL1の逆起電圧とコイルL2
の逆起電圧と互いに打ち消し合い、回線端子A、B間に
発生する逆起電圧によるノイズは消去される。
極性反転前にダイオードD2、コイルL2を介して流
れ、極性反転したときに、直流電流がダイオードD1、
コイルL1を介して流れた場合も前記と同様である。つ
まり、極性反転時に、コイルL2の逆起電圧はコイルL
1に誘起され、コイルL1とL2とは互いに逆極性で接
続されているので、コイルL1の逆起電圧とコイルL2
の逆起電圧と互いに打ち消し合い、回線端子A、B間に
発生する逆起電圧によるノイズは消去される。
【0014】図2は、前記実施例において、極性反転し
たときにおける電流変化を示す図である。図2に示すよ
うに、前記実施例では、ヨーロッパの規格を確実に適合
することができ、回線端子A、B間に発生する逆起電圧
によるノイズは確実に消去されるので、半導体等、周辺
部品の破損を確実に防止できる。また、前記実施例で
は、挿入損失等の電気的な特性を意図的に劣化させる必
要がない。特に、前記実施例をファクシミリ装置に使用
した場合、前記ノイズによる破壊や誤動作等の障害を有
効に除去できる。
たときにおける電流変化を示す図である。図2に示すよ
うに、前記実施例では、ヨーロッパの規格を確実に適合
することができ、回線端子A、B間に発生する逆起電圧
によるノイズは確実に消去されるので、半導体等、周辺
部品の破損を確実に防止できる。また、前記実施例で
は、挿入損失等の電気的な特性を意図的に劣化させる必
要がない。特に、前記実施例をファクシミリ装置に使用
した場合、前記ノイズによる破壊や誤動作等の障害を有
効に除去できる。
【0015】さらに、前記実施例では、直流電流がコイ
ルL1に流れると、コイルL1で発熱し、コイルL1の
温度が上昇する。一方、このときには、コイルL2には
直流が流れていないので、コイルL2は発熱せず、コイ
ルL1で発生した熱を吸収する。したがって、コイルL
1、L2の温度上昇が少ない。特に、コイルL1、L2
をバイファイラ巻きにすると、コイルL1とL2とがよ
り密接に配置されるので、前記熱の吸収が良好になる。
なお、コイルL1、L2のインダクタンスは1H以外の
値でもよく、コンデンサC1の容量も2.2μF以外の
値でもよい。
ルL1に流れると、コイルL1で発熱し、コイルL1の
温度が上昇する。一方、このときには、コイルL2には
直流が流れていないので、コイルL2は発熱せず、コイ
ルL1で発生した熱を吸収する。したがって、コイルL
1、L2の温度上昇が少ない。特に、コイルL1、L2
をバイファイラ巻きにすると、コイルL1とL2とがよ
り密接に配置されるので、前記熱の吸収が良好になる。
なお、コイルL1、L2のインダクタンスは1H以外の
値でもよく、コンデンサC1の容量も2.2μF以外の
値でもよい。
【0016】図3は、極性反転したときにおける電流変
化の状態を求めるための試験回路を示す図であり、抵抗
R1の値は250〜1100Ωであり、抵抗R2の値は
240〜1100Ωであり、抵抗R3の値は10Ωであ
る。また、本発明は、リレーコイルや一般整流回路にも
応用することができる。
化の状態を求めるための試験回路を示す図であり、抵抗
R1の値は250〜1100Ωであり、抵抗R2の値は
240〜1100Ωであり、抵抗R3の値は10Ωであ
る。また、本発明は、リレーコイルや一般整流回路にも
応用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明では、極性反転時におけるノイズ
は互いにキャンセルし合い、そのノイズが有効に除去さ
れ、しかも、電気的な性能が劣化しないという効果があ
る。
は互いにキャンセルし合い、そのノイズが有効に除去さ
れ、しかも、電気的な性能が劣化しないという効果があ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】前記実施例において、極性反転したときにおけ
る電流変化を示す図である。
る電流変化を示す図である。
【図3】極性反転したときにおける電流変化の状態を求
めるための試験回路を示す図である。
めるための試験回路を示す図である。
【図4】従来例の一般受信回路を示す図である。
【図5】前記従来例において、極性反転したときにおけ
る電流変化を示す図である。
る電流変化を示す図である。
10 ノイズ除去回路 11 第1の直列回路 L1 第1のコイル D1 第1のダイオード 12 第2の直列回路 L2 第2のコイル D2 第2のダイオード C1 コンデンサ T1 トランス Z 負荷
Claims (2)
- 【請求項1】 第1のコイルと第1のダイオードとが直
列に接続された第1の直列回路が回線端子側に接続さ
れ、第2のコイルと第2のダイオードとが直列に接続さ
れた第2の直列回路が前記第1の直列回路と並列に接続
され、前記第1のコイルと前記第2のコイルとが互いに
逆極性に接続され、前記第1のコイルと前記第2のコイ
ルとが密接して巻かれ、前記第1のダイオードと前記第
2のダイオードとが互いに逆極性で接続されていること
を特徴とする極性反転時におけるノイズの除去回路。 - 【請求項2】 前記第1のコイルと前記第2のコイルと
は、バイファイラ巻きで巻かれていることを特徴とする
請求項1に記載の極性反転時におけるノイズの除去回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4214500A JP2557773B2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 極性反転時におけるノイズの除去回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4214500A JP2557773B2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 極性反転時におけるノイズの除去回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0637660A JPH0637660A (ja) | 1994-02-10 |
| JP2557773B2 true JP2557773B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=16656744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4214500A Expired - Fee Related JP2557773B2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 極性反転時におけるノイズの除去回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2557773B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01242724A (ja) * | 1988-03-25 | 1989-09-27 | Nippon Steel Corp | 紛粒体循環流動層反応装置 |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP4214500A patent/JP2557773B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0637660A (ja) | 1994-02-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |