Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP2559907B2 - ヒト・オステオカルシンフラグメントに対する抗体 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP2559907B2 - ヒト・オステオカルシンフラグメントに対する抗体 - Google Patents

ヒト・オステオカルシンフラグメントに対する抗体

Info

Publication number
JP2559907B2
JP2559907B2 JP2415242A JP41524290A JP2559907B2 JP 2559907 B2 JP2559907 B2 JP 2559907B2 JP 2415242 A JP2415242 A JP 2415242A JP 41524290 A JP41524290 A JP 41524290A JP 2559907 B2 JP2559907 B2 JP 2559907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antibody
host
terminal
peptide
human osteocalcin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2415242A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04225162A (ja
Inventor
健治 細田
仁美 本田
貴明 窪田
忠克 中本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP2415242A priority Critical patent/JP2559907B2/ja
Publication of JPH04225162A publication Critical patent/JPH04225162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2559907B2 publication Critical patent/JP2559907B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒト・オステオカルシ
ンのフラグメントに選択的に結合する抗体に関する。
【0002】
【従来の技術】オステオカルシン〔別名、bone g
la protein(BGP)〕は、骨のビタミンK
依存性のカルシウム結合性タンパクである。その分子量
は5,800であり49のアミノ酸残基により構成され
ている。このタンパクは、オステオブラスト(骨芽球)
から生産され、骨の非コラーゲンタンパクの構成成分の
約20%を占めている。このタンパクにはγ−carb
oxyglutamicacid residuesが
あり、これはハイドロキシアパタイトと強いアフィニテ
イがあり、それゆえに骨マトリックス形成に重要な役割
を有しているものと推定されている。
【0003】このオステオカルシンは、ニワトリとウシ
の骨から見出されたのが最初であるが〔Proc. N
atl. Acad. Sci. USA,vol.7
2,pp3925〜3929(1975)、同vol.
73,pp1447〜1451(1976)〕、その他
ヒトを含めて種々の動物の骨から見出されており〔Th
e Journal of Biological C
hemistry vol.255,pp8685〜8
691(1980)〕、その構造の類似性が言われてい
る。
【0004】このオステオカルシンの測定に関して、い
くつかのグループがチャレンジしている。Priceら
〔J. Clin. Invest. vol.66,
pp878〜883(1980)〕や、Delmasら
〔J. Clin. Invest. vol.71,
pp1316〜1321(1983)〕がウシとヒト・
オステオカルシンの構造の類似性を利用してウシのオス
テオカルシンに対する抗体を用いて競合法によりヒト・
オステオカルシンを測定するためのラジオイムノアッセ
イを開発している。
【0005】また、Catherwoodらは〔Bon
e vol.6,pp9〜13(1985)〕、ウシと
ヒト・オステオカルシンに共通なアミノ酸配列であるN
末端側から数えて37から49残基(C端)のペプチド
を合成し、その抗体を利用して同様に競合法により、ラ
ジオイムノアッセイを構成し、ヒト・オステオカルシン
の測定を可能にしている。
【0006】一方、これらの方法がポリクローナル抗体
を用いた測定法であるのに対し、感度、精度の面の改良
を目的として、特開平1−160493号公報では同様
にウシのオステオカルシンに対するモノクローナル抗体
(以下MCAと記す)をとり、その中にC末端(45Ph
e−49Val)を認識するMCAと、中間領域を認識す
る(21Gla−31Glu)MCAとの2種のMCAを用
いたサンドイッチ法が開示されている。従って、この方
法も、ウシとヒトのオステオカルシンの共通アミノ酸配
列を利用して測定系を構成し、ヒトの血中系の測定を行
っていることになる。
【0007】従来、以上のようなヒト・オステオカルシ
ンの測定に対する種々のアプローチがあるが、特定のオ
ステオカルシンフラグメントを選択的に測定しようとす
る試みはほとんどない。このフラグメントは、骨吸収に
おいて出現する可能性が示されている〔J. Cli
n. Invest. vol.77,pp1762〜
1769(1986)〕。このフラグメントを測定する
試みとして、我々は、国際公開WO90/09587号
公報にてその内容を公開している。しかしながらこの方
法においては、完全ヒト・オステオカルシンおよびその
フラグメントの合計量を測定し、別に測定した完全ヒト
・オステオカルシンの量と組合せてそれらの差を算出す
る必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ヒト・オス
テオカルシンフラグメントを選択的に測定するための抗
体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒト・オステ
オカルシンのN末端1〜19残基以内のペプチドでその
ペプチドのC末端が19残基目であるペプチドを免疫し
て得られるヒト・オステオカルシンフラグメントに対す
る抗体である。本発明のヒト・オステオカルシンフラグ
メントに対する抗体は、ヒト・オステオカルシンのN末
端1〜19残基以内、好ましくはN末端10〜19残基
以内のペプチドでそのペプチドのC末端が19残基目で
あるペプチドを免疫して得られる。このペプチドは、ま
た4残基以上のアミノ酸が結合しているものであること
が好ましい。またこのペプチドはそのN末端側に、例え
ばシステインのような、キャリヤータンパクとの結合性
を有する官能基が結合されているものであることが好ま
しい。本発明の抗体は、ヒト・オステオカルシン1〜4
9に対する反応性が低く、ヒト・オステオカルシン1〜
19に対する反応性が高いことが好ましい。固相抗原競
合法による具体的な反応比は2.5以上であることが好
ましく、固相抗原結合法による反応比が10以上である
ことがさらに好ましい。ここで固相抗原競合法は評価す
べき抗体に対応する抗原を固相化しておき(固相化抗
原)、この固相化抗原と、別に添加した抗原とを競合さ
せて抗体がどちらに選択的に反応するかを評価する方法
であり、固相抗原結合法は、評価すべき抗体に対応する
抗原とその他の抗原をいずれも固相化しておき、抗体が
いずれの抗原と選択的に反応するかを評価する方法であ
る。
【0010】抗体としては、モノクローナル抗体および
ポリクローナル抗体のいずれであってもよいがポリクロ
ーナル抗体であることが好ましい。また本発明の抗体
は、抗体全分子、F(ab′)2 、Fab′またはFa
cbフラグメントなど抗原との結合能を保持しているも
のであればそのいずれであってもよい。かかるフラグメ
ントは、F(ab′)2 やFab′の場合には後記のよ
うにして得られるモノクローナル抗体またはポリクロー
ナルを公知の方法、例えば該抗体をペプシンで分解して
F(ab′)2 フラグメントとするか、さらにF(a
b′)2 フラグメントを還元処理することによってFa
b′フラグメントとすることにより得られる〔Niso
noff,A.,et al.:Arch. Bioc
hem. Biophys. 89 230(196
0)、Parham,P.:J. Immunol.
131 2895(1983)など〕。この抗体は、N
末端19残基ヒト・オステオカルシンフラグメントに対
して選択的に反応する。
【0011】本発明は、またヒト・オステオカルシンの
N末端45〜49残基のペプチドを免疫して得られる抗
体である。このペプチドはそのC末端側に、例えばシス
テインのような、キャリヤータンパクとの結合性を有す
る官能基が結合されているものであることが好ましい。
この抗体は、ヒト・オステオカルシン1〜49に対する
反応性が低く、N末端45〜49に対する反応性が高い
ことが好ましく、固相抗原競合法による具体的な反応比
は1.5以上であることが好ましく、固相抗原結合法に
よる反応比が5.0以上であることがさらに好ましい。
抗体としては、モノクローナル抗体およびポリクローナ
ル抗体のいずれであってもよいがポリクローナル抗体で
あることが好ましい。またこの抗体は、抗体全分子、F
(ab′)2 、Fab′またはFacbフラグメントな
ど抗原との結合能を保持しているものであればそのいず
れであってもよいことは前記と同様である。この抗体
は、C末端5残基ヒト・オステオカルシンフラグメント
に選択的に反応する。
【0012】以下、本発明の抗体の作成法のそれぞれに
ついてポリクローナル抗体を例として説明する。抗体が
モノクローナル抗体である場合は、以下のようにして得
られた免疫源を用い、ケーラーとミルシュタインによる
細胞融合法〔G.Koehler and Milst
ein、Nature(London)、256、49
5─497(1975)〕により作製されたハイブリド
ーマを培養して分泌させ、その培養液から分離すること
により調製することができる。(I)N末端19残基オ
ステオカルシンフラグメントに選択的に反応する抗体の
採取 I−a 免疫源の作成 I−a− N末端( 1Try−19Arg)合成ペプチ
ドの作成 ヒト・オステオカルシンのN末端側 1TryのN末端に
システインを入れて下 記アミノ酸配列 H−Cys−Tyr−Leu−Tyr−Gln−Try
−Leu−Gly−Ala−Pro−Val−Pro−
Tyr−Pro−Asp−Pro−Leu−Glu−P
ro−Arg−OHで示されるペプチドを合成する。ペ
プチドの合成についてはABI社ペプチド合成機を用い
ることができる。 I−a− N末端(15Pro−19Arg)合成ペプチ
ドの作成 ペプチド15Pro−19ArgのN末端にシステインを入
れて下記アミノ酸配列 H−Cys−Pro−Leu−Glu−Pro−Arg
−OH で示されるペプチドを合成する。
【0013】I−b 合成ペプチドとキャリヤータンパ
クとの結合 免疫にあたっては、免疫源のペプチドを比較的大きな分
子に変換して被免疫動物に投与する。ペプチドを大きな
分子に変換するには、ペプチドとキャリヤータンパクと
結合させる方法と他の高分子物質と結合させる方法があ
る。このキャリヤータンパクとしては、アルブミン、キ
ーホール リンペット ヘモシアニン(KLH)または
プロテインAなどが挙げられるが、アルブミン、KLH
が好ましい。また、他の高分子物質としては、ポリビニ
ルピロリドンの如き水溶性高分子が挙げられる。ペプチ
ドとキャリヤータンパクとを結合させるに当たっては、
ペプチドのCOOH末端基、NH2 末端基を用いるか、
あるいはキャリヤータンパクと結合しうる適当な官能基
を導入する。ペプチドのCOOH末端基を利用する場合
にはカルボジイミドを用い、一方、NH2 末端基を利用
する場合にはグルタルアルデヒドが好ましくは使用され
る。さらに、特異的な結合を求める場合には、ペプチド
に例えばシステインなどのキャリヤータンパクとの結合
性を有する官能基を導入して、キャリヤータンパク側に
マレイミド基またはジチオピリジル基を導入しこれを結
合させることにより作成する。なかでもキャリヤータン
パクと結合しうる適当な官能基を導入する方法が好まし
い。適当な官能基としてはシステインが好ましく使用さ
れる。キャリヤータンパクとの結合性を有する官能基の
導入はペプチドのN末端側、C末端側のいずれでもよい
が、なかでもN末端( 1Try−19Arg)合成ペプチ
ドの場合はN末端側が好ましい。
【0014】I−c ポリクローナル抗体の作成 前記免疫源の免疫方法としては、高分子物質に変換され
たペプチドをアジュバントに混ぜ、被免疫動物に投与し
それ自体知られた方法に従って抗体を作成する方法が採
用される。アジュバンドとしては、完全フロイントアジ
ュバンド、不完全フロイントアジュバンドまたは水酸化
アルミニウムなどが使用される。また、免疫すべき動物
としては、山羊、ウサギ、馬、羊、犬、マウス、モルモ
ット、ブタなどがある。
【0015】(II)C末端5残基オステオカルシンフラ
グメントに選択的に反応する抗体の採取 II−a 免疫源の作成 II−a− C末端(45Phe−49Val)合成ペプチ
ドの作成 ペプチド45Phe−49ValのC末端にシステインを入
れて下記アミノ酸配列 H−Phe−Tyr−Gly−Pro−Val−Cys
−OH で示されるペプチドを合成する。ペプチドの合成にあた
っては、ABI社のペプチド合成機を使用することがで
きる。 II−b 合成ペプチドとキャリヤータンパクとの結合 I−bと同様にして好ましくはキャリヤータンパクとの
結合体を作成する。キャリヤータンパクとの結合体を作
成するにあたっては、システインなどのキャリヤータン
パクと結合性を有する官能基は合成ペプチドのC末端側
に導入することが好ましい。 II−c ポリクローナル抗体の作成 I−cに準じて作成することができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳述するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。 実施例1(N末端1〜19残基高選択性抗体の作成) (1)免疫源の作成 (ア)N末端19残基のペプチドの合成 ヒト・オステオカルシンのN末端に特異的なアミノ酸配
列19残基のN末端側にシステインを入れて図1に示す
ペプチドを合成した。合成に際してはABI社ペプチド
合成機を用いた。以下このペプチドの名称をHOst−
N(19)とした。 (イ)N末端5残基のペプチドの合成 ヒト・オステオカルシンのN末端15〜19残基のペプ
チドのN末端側にシステインを入れて図2に示すペプチ
ドを合成した。このペプチドの名称をHOst−N(1
5−19)とした。 (ウ)合成ペプチド〔HOst−N(19)、HOst
−N(15−19)〕とキャリヤータンパクとの結合体
の合成代表的なキャリヤータンパクであるキーホール
リンペット ヘモシアニン(KLH)をN−(m−マレ
イミド安息香酸)−N−サクシンイミドエステル(MB
S)によリマレイミド化した。一方、HOst−N(1
9)またはHOst−N(15−19)を2−メルカプ
トエタノールによりSH基をフリーにし、MBS化KL
HにHOst−N(19)またはHOst−N(15−
19)を滴下しながら反応液をpH6.0〜6.5に保
ちつつ反応させた。3時間反応後透析し、得られた生成
物を免疫源として用いた。 (エ)比較のための合成ペプチド−キャリヤータンパク
結合体の合成ヒト・オステオカルシンN末端1〜20
(21残基目システイン)、ヒト・オステオカルシン全
分子1〜49をペプチド合成機により合成し、それぞれ
HOst−N(20)、HOst(1−49)と命名し
た。つぎにマレイミド化したKLHとHOst−N(2
0)との結合体、およびジシクロヘキシルカルボジイミ
ド(DCC)を用いてHOst(1−49)とKLHと
の結合体を作成した。
【0017】(2)抗体の作成 (1)(ウ)および(エ)で作成した3種の合成ペプチ
ド、HOst−N(15−19)、HOst−N(2
0)、HOst(1−49)とKLHとの結合体を完全
フロイントアジュバントと混合し家兎に免疫した。抗体
価の上昇を確認後、採血を行い、抗血清を採取した。一
方、HOst−N(19)、HOst−N(15−1
9)、HOst(1−49)のKLH結合体を完全フロ
イントアジュバンドと混合し、マウスに免疫した。抗体
価の上昇を確認後、採血を行い、抗血清を採取した。
【0018】(3)抗体のN末端1〜19残基特異性の
検討(固相抗原競合法) N末端1〜19〔HOst−N(19)〕をその水溶液
を用いてマイクロプレートの固相に固定し、1%牛血清
アルブミン(BSA)にてアフターコート後、(2)で
調製した抗HOst−N(19)抗体を1次抗体として
反応させた。2次抗体として抗家兎IgG・HRP標識
を反応させ、1次抗体量に依存した曲線が得られた。こ
れに基づいて至適な抗体量を決定し、液中にHOst−
N(19)の量をかえ添加し競合的に反応させ、添加し
たHOst−N(19)の量を横軸に、縦軸に固相に結
合した抗HOst−N(19)抗体量に対応した量を示
した検量線が得られた。その検量線を用いてHOst−
N(19)のかわりにNativeなヒト・オステオカ
ルシン〔HOst(1−49)〕を添加し同様に添加量
依存曲線を描いた。これらの結果を図3に示す。図中、
黒丸はHOst−N(19)を添加した場合を、白丸は
HOst(1−49)を添加した場合を示す。
【0019】同様に抗HOst−N(15−19)抗体
を用いて前記の操作を行い、その添加量依存曲線を得
た。結果を図4に示す。図中、黒三角はHOst−N
(19)を添加した場合を、白三角はHOst(1−4
9)を添加した場合を示す。添加量依存曲線におけるM
ax.ODの1/2ODを与える抗原量に基づいて反応
比を求めた。その結果、抗体のHOst−N(19)選
択性は、抗HOst−N(19)抗体は2.6倍、一方
抗HOst−N(15−19)抗体の場合は4.3倍で
あった。
【0020】(4)抗体のHOst−N(19)/HO
st(1−49)反応比の検討(固相抗原結合法) HOst−N(19)、HOst(1−49)をバッフ
ァー溶液にてマイクロプレートに固定し、1%BSAに
てアフターコート後、家兎抗HOst(1−49)抗
体、同抗HOst−N(20)抗体、同抗HOst−N
(15−19)抗体を用いて反応させた。次いで2次抗
体として抗家兎IgG・HRP標識を反応させ洗浄後発
色反応を行った。抗血清の希釈倍率を横軸に、固相に結
合した抗体量に対応した量(OD420nm )を縦軸に示す
グラフを得た。これを図5に示す。図中黒丸はHOst
−N(19)と結合した家兎抗HOst(1−49)抗
体を、黒三角はHOst−N(19)と結合した家兎抗
HOst−N(20)抗体を、黒四角はHOst−N
(19)と結合した家兎抗HOst−N(15−19)
抗体を、白丸はHOst(1−49)と結合した家兎抗
HOst(1−49)抗体を、白三角はHOst(1−
49)と結合した家兎抗HOst−N(20)抗体を、
白四角はHOst(1−49)と結合した家兎抗HOs
t−N(15−19)抗体を示す。その結果、家兎抗H
Ost(1−49)抗体のHOst−N(19)/HO
st(1−49)反応比は約1/25と抗HOst(1
−49)抗体はHOst(1−49)に対して選択性が
高く、逆に家兎抗HOst−N(15−19)抗体の同
反応比は約100/1とHOst−N(19)に対して
選択性が高い結果が得られた。
【0021】一方同様にマウス抗HOst−N(20)
抗体、同抗HOst−N(19)抗体および同抗HOs
t−N(15−19)抗体を用いて反応させ、抗血清の
希釈倍率と固相に結合した抗体量に対応した量との関係
を得た。この関係を示すグラフを図6に示す。図中、黒
丸はHOst−N(19)と反応したマウス抗HOst
−N(20)抗体を、黒三角はHOst−N(19)と
反応したマウス抗HOst−N(19)抗体を、黒四角
はHOst−N(19)と反応したマウス抗HOst−
N(15−19)抗体を、白丸はHOst(1−49)
と反応したマウス抗HOst−N(20)抗体を、白三
角はHOst(1−49)と反応したマウス抗HOst
−N(19)抗体を、白四角はHOst(1−49)と
反応したマウス抗HOst−N(15−19)抗体を示
す。
【0022】この結果、マウス抗HOst−N(19)
抗体のHOst−N(19)/HOst(1−49)反
応比は約40/1、マウス抗HOst−N(15−1
9)抗体の該反応比は約250/1とHOst−N(1
9)に対して高い選択性がうかがわれた。
【0023】実施例2:C末端5残基高選択性抗体の作
成 (1)免疫源の作成 (ア)C末端5残基のペプチドの合成 ヒト・オステオカルシンのC末端に特異的なアミノ酸配
列5残基のC末端側にシステインを入れて図7に示すペ
プチドを合成し、このペプチドの名称をHOst−C
(5)とした。 (イ)免疫源とキャリヤータンパクの結合体の合成 実施例1(1)(ウ)に準じてHOst−C(5)とK
LHとの結合体を合成した。 (2)抗体の作成 実施例1(2)に準じて作成した。
【0024】(3)抗体のC末端5残基特異性の検討
(固相抗原競合法) C末端5残基〔HOst−C(5)〕の水溶液を用いて
マイクロプレートに固定し、1%BSAにてアフターコ
ートした。次いで、1次抗体〔抗HOst−C(5)抗
体〕を反応させ、2次抗体として抗家兎IgG・HRP
標識を反応させ、1次抗体量に依存した曲線を得た。抗
体量を5μg/mlに固定しHOst−C(5)の濃度
を数種類かえて同抗体と共存させ、競合反応を行った。
次いで2次抗体を反応後発色を行い、添加したHOst
−C(5)量を横軸に、固相に結合した抗HOst−C
(5)抗体量(すなわち発色のOD)を縦軸に検量線を
得た。その検量線を用いてNativeなヒトオステオ
カルシン〔HOst(1−49)〕を添加し、添加量依
存曲線を得た。この結果を図8に示す。図中、黒四角は
HOst−C(5)を添加した場合を、白四角はHOs
t(1−49)を添加した場合を示す。その結果、抗体
のHOst−C(5)選択性は3.9倍であった。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、ヒト・オステオカルシ
ンのフラグメントに選択性の高い抗体を得ることができ
る。従って、これらの抗体を用いることによりヒト・オ
ステオカルシンのフラグメントに選択性の高い測定系が
構成しえ、その測定法は骨代謝のなかの骨吸収を反映す
ることが期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で合成したヒト・オステオカルシンN
末端19残基のペプチド〔HOst−N(19)〕を示
す。
【図2】実施例1で合成したヒト・オステオカルシンN
末端15〜19残基のペプチド〔HOst−N(15−
19)〕を示す。
【図3】実施例1において、抗HOst−N(19)抗
体を用いた場合の添加量依存曲線を示す。
【図4】実施例1において、抗HOst−N(15−1
9)抗体を用いた場合の添加量依存曲線を示す。
【図5】実施例1において、家兎抗HOst−N(15
−19)抗体のHOst−N(19)に対する選択性を
示す。
【図6】実施例1において、家兎抗HOst−N(15
−19)抗体および抗HOst−N(19)抗体のHO
st−N(19)に対する選択性を示す。
【図7】実施例2で合成したヒト・オステオカルシンC
末端5残基のペプチド〔HOst−C(5)〕を示す。
【図8】実施例2において、抗HOst−C(5)抗体
を用いた場合の添加量依存曲線を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 7/08 8517−4H C07K 7/08 (72)発明者 中本 忠克 東京都日野市旭が丘4丁目3番2号 帝 人株式会社東京研究センター内 (56)参考文献 特開 平1−160493(JP,A) 国際公開90/9587(WO,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 完全ヒト・オステオカルシンのN末端側
    の1〜19残基部分に相当するヒト・オステオカルシン
    フラグメントに対する抗体であって、固相抗原競合法に
    よって測定した場合の該フラグメントに対する反応性
    が、完全ヒト・オステオカルシンに対する反応性よりも
    2.5倍以上高いことを特徴とする、ヒト・オステオカ
    ルシンフラグメントに対する抗体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のヒト・オステオカルシ
    ンフラグメントに対する抗体であって、該フラグメント
    のN末端からみて10〜19残基部分に結合性を有す
    る、ヒト・オステオカルシンフラグメントに対する抗
    体。
  3. 【請求項3】 完全ヒト・オステオカルシンのN末端か
    らみて45〜49残基部分に相当するヒト・オステオカ
    ルシンフラグメントに対する抗体であって、固相抗原競
    合法によって測定した場合の該フラグメントに対する反
    応性が、完全ヒト・オステオカルシンに対する反応性よ
    りも3.9倍以上高いことを特徴とする、ヒト・オステ
    オカルシンフラグメントに対する抗体。
JP2415242A 1990-12-27 1990-12-27 ヒト・オステオカルシンフラグメントに対する抗体 Expired - Fee Related JP2559907B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2415242A JP2559907B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 ヒト・オステオカルシンフラグメントに対する抗体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2415242A JP2559907B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 ヒト・オステオカルシンフラグメントに対する抗体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04225162A JPH04225162A (ja) 1992-08-14
JP2559907B2 true JP2559907B2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=18523622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2415242A Expired - Fee Related JP2559907B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 ヒト・オステオカルシンフラグメントに対する抗体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2559907B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7030834B2 (ja) * 2017-03-16 2022-03-07 深▲セン▼先進技術研究院 エネルギー代謝を調節するポリペプチド及びその使用

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2613067B2 (ja) * 1987-12-18 1997-05-21 寶酒造株式会社 モノクローナル抗体及びその使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04225162A (ja) 1992-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7264938B2 (en) Method of detecting native proBNP
JPH0210159A (ja) 螢光偏光免疫検定法原理によるタンパク質の測定方法およびハイブリッドクローン
JPH08505149A (ja) 骨再吸収検定法
US5972623A (en) Collagen-peptide assay method
Carbone et al. Monoclonal antibodies to horse cytochrome c expressing four distinct idiotypes distribute among two sites on the native protein.
JPH11505804A (ja) I型コラーゲンの架橋結合されたn−テロペプチドの合成ペプチド同族体
FI95579C (fi) Immunologinen menetelmä intaktin prokollageenipeptidin (tyyppi III) ja prokollageenin (tyyppi III) määrittämiseksi selektiivisesti elimistönesteistä ja väline sen toteuttamiseksi
JP2000516721A (ja) 体液中のd―アミノ酸の測定法
JP4317325B2 (ja) ヒトクロモグラニンA(CgA)のイムノアッセイ、このアッセイのために使用されるであろう抗体、試薬及びキット
JP4318458B2 (ja) pan特異的モノクローナル抗体
EP0257421B1 (en) Antibodies for use in determining human glycoalbumin
JP2559907B2 (ja) ヒト・オステオカルシンフラグメントに対する抗体
US5514599A (en) Antibodies against highly conserved amino acid sequences of insulin a process for the preparation of these antibodies and the use thereof in immunoassays
JP4037933B2 (ja) 抗ヒトカルシトニンモノクローナル抗体
JP2925479B2 (ja) 肺小細胞癌検出薬及びその使用
JP3419746B2 (ja) エンドセリン−3前駆体に対するモノクローナル抗体およびその用途
US20030158391A1 (en) Anitbodies and method for producing same, the use thereof and immunisation cocktails, immunoassays-sets and peptides
JPH10300749A (ja) コラーゲン断片を認識する抗体
JP2628336B2 (ja) ブラジキニン誘導体およびその定量
CN114316042A (zh) 一种cTnI蛋白抗原决定簇多肽及其应用
JPH06335397A (ja) ビッグエンドセリン−3に対する抗体およびその用途
JP2558956C (ja)
JP2002088100A (ja) 抗原、抗体およびそれを使用した測定方法
JP2000065829A (ja) スタニオカルシンに対する抗体
JPH09127109A (ja) 抗−2′−デオキシシチジン抗体並びにその製造及び使用

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070905

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees