JP2586730B2 - 法面の補強土構造 - Google Patents
法面の補強土構造Info
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Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は法面の補強土構造に関し、特に法面から地
盤内に向けて外周囲に定着材を介在させて多数の補強ロ
ッドを設置し、該定着材の固結により前記補強ロッドの
定着を行う補強土工法によって設置される補強土構造に
関する。
盤内に向けて外周囲に定着材を介在させて多数の補強ロ
ッドを設置し、該定着材の固結により前記補強ロッドの
定着を行う補強土工法によって設置される補強土構造に
関する。
《従来の技術》 自然斜面や切り土あるいは盛土を施工した法面の安定
化を図るための補強土工法としては、各種工法がある
が、このうち定着材の打込み工法は、法面から地盤中に
向けて外周囲にセメントミルクなどの定着材を介在させ
て、多数の補強ロッドを設置し、定着材の固結により、
前記補強ロッドを地盤中に定着させ、法面の安定化を図
る工法である。
化を図るための補強土工法としては、各種工法がある
が、このうち定着材の打込み工法は、法面から地盤中に
向けて外周囲にセメントミルクなどの定着材を介在させ
て、多数の補強ロッドを設置し、定着材の固結により、
前記補強ロッドを地盤中に定着させ、法面の安定化を図
る工法である。
《発明が解決しようとする課題》 ところで、前記法面の崩壊原因としては、多くの原因
が掲げられるが、地下水による間隙水圧の有無も斜面の
崩壊を誘発させる原因の一つとなっている。
が掲げられるが、地下水による間隙水圧の有無も斜面の
崩壊を誘発させる原因の一つとなっている。
間隙水圧を除去する手段として、従来では水抜きボー
リングにより、水抜き孔を施工することにより地下水位
低下を図っているが、この対策工は地下水位の低下のみ
を目的としており、地下水による崩壊の惧れのある法面
の補強のためには、前記定着材打込み工法などの補強土
工法と併用して水抜きボーリングを行わなければなら
ず、施工性,経済性の面で不利であった。
リングにより、水抜き孔を施工することにより地下水位
低下を図っているが、この対策工は地下水位の低下のみ
を目的としており、地下水による崩壊の惧れのある法面
の補強のためには、前記定着材打込み工法などの補強土
工法と併用して水抜きボーリングを行わなければなら
ず、施工性,経済性の面で不利であった。
この発明は以上の問題を解決するもので、定着材によ
る補強機能に加えて、これに排水機能をもたらすことに
よって法面の安定性,施工性および経済性においてさら
に有利な、補強土工法により設置される補強土構造を提
供することを目的とする。
る補強機能に加えて、これに排水機能をもたらすことに
よって法面の安定性,施工性および経済性においてさら
に有利な、補強土工法により設置される補強土構造を提
供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 この発明は、前記目的を達成するためになされたもの
で、その要旨は、法面から地盤内に向けて外周囲に定着
材を介在させて多数の補強ロッドを設置し、該定着材の
固結により前記補強ロッドの定着を行う補強土工法によ
って設置される補強土構造において、前記定着材を発泡
性セメントミルクにより構成し、該セメントミルクを固
結させて前記補強ロッドの外周に透水性の定着材層を形
成するとともに、前記補強ロッドを周囲に多数の透水孔
を備えた中空ロッドで構成し、かつ該中空ロッドの内周
部にはフィルタ材を充填することを特徴とする法面の補
強土構造にある。
で、その要旨は、法面から地盤内に向けて外周囲に定着
材を介在させて多数の補強ロッドを設置し、該定着材の
固結により前記補強ロッドの定着を行う補強土工法によ
って設置される補強土構造において、前記定着材を発泡
性セメントミルクにより構成し、該セメントミルクを固
結させて前記補強ロッドの外周に透水性の定着材層を形
成するとともに、前記補強ロッドを周囲に多数の透水孔
を備えた中空ロッドで構成し、かつ該中空ロッドの内周
部にはフィルタ材を充填することを特徴とする法面の補
強土構造にある。
また、この発明の他の要旨は、法面から地盤内に向け
て外周囲に定着材を介在させて多数の補強ロッドを設置
し、該定着材の固結により前記補強ロッドの定着を行う
補強土工法によって設置される補強土構造において、前
記定着材を発泡性セメントミルクにより構成し、該セメ
ントミルクを固結させて前記補強ロッドの先端部分外周
のみに透水性の定着材層を形成するとともに、前記補強
ロッドをこれの先端部分の周囲のみに多数の透水孔を備
えた中空ロッドで構成したことを特徴とする法面の補強
土構造にある。
て外周囲に定着材を介在させて多数の補強ロッドを設置
し、該定着材の固結により前記補強ロッドの定着を行う
補強土工法によって設置される補強土構造において、前
記定着材を発泡性セメントミルクにより構成し、該セメ
ントミルクを固結させて前記補強ロッドの先端部分外周
のみに透水性の定着材層を形成するとともに、前記補強
ロッドをこれの先端部分の周囲のみに多数の透水孔を備
えた中空ロッドで構成したことを特徴とする法面の補強
土構造にある。
さらに、この発明の他の要旨は、法面から地盤内に向
けて外周囲に定着材を介在させて多数の補強ロッドを設
置し、該定着材の固結により前記補強ロッドの定着を行
う補強土工法によって設置される補強土構造において、
前記定着材を発泡性セメントミルクにより構成し、該セ
メントミルクを固結させて前記補強ロッドの外周に透水
性の定着材層を形成するとともに、前記補強ロッドを中
実の鉄筋により構成したことを特徴とする法面の補強土
構造にある。
けて外周囲に定着材を介在させて多数の補強ロッドを設
置し、該定着材の固結により前記補強ロッドの定着を行
う補強土工法によって設置される補強土構造において、
前記定着材を発泡性セメントミルクにより構成し、該セ
メントミルクを固結させて前記補強ロッドの外周に透水
性の定着材層を形成するとともに、前記補強ロッドを中
実の鉄筋により構成したことを特徴とする法面の補強土
構造にある。
そして、前記補強ロッドと鉄筋とした場合において
は、この補強ロッドの外周部の長手方向に沿ってフィル
タ材を設けることもできる。
は、この補強ロッドの外周部の長手方向に沿ってフィル
タ材を設けることもできる。
《作 用》 地下水は、発泡性セメントミルクからなる透水性の定
着材層を通じて法面の外周部に排出される。
着材層を通じて法面の外周部に排出される。
ここで、補強ロッドを中空ロッドとした場合には、前
記中空ロッドの中空内部にフィルタ材を充填しておくこ
とによって、注入された定着材層等による目詰りを防止
出来る。
記中空ロッドの中空内部にフィルタ材を充填しておくこ
とによって、注入された定着材層等による目詰りを防止
出来る。
また、同様に補強ロッドを中空ロッドとした場合に
は、透水性定着材層を中空ロッドの先端部分外周のみに
形成して、中空ロッドの定着を図ることができ、地下水
は透水性定着材層から中空ロッドの内部に侵入し、この
内部を通って法面側の突出端外部に排出される。
は、透水性定着材層を中空ロッドの先端部分外周のみに
形成して、中空ロッドの定着を図ることができ、地下水
は透水性定着材層から中空ロッドの内部に侵入し、この
内部を通って法面側の突出端外部に排出される。
一方、補強ロッドを中実の鉄筋で構成した場合には、
透水性定着材層はその外周部の長手方向全体に形成して
鉄筋の定着を図ることによって、地下水は透水性定着材
層の内部を通って法面の表面側から排出される。
透水性定着材層はその外周部の長手方向全体に形成して
鉄筋の定着を図ることによって、地下水は透水性定着材
層の内部を通って法面の表面側から排出される。
この場合、前記鉄筋外周の長手方向に沿ってフィルタ
材を設けることによって通水性が良好となる。
材を設けることによって通水性が良好となる。
《実 施 例》 以下、この発明の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る 第1図,第2図はこの発明にかかる法面の補強土構造
を設置するための補強土工法の第一実施例を示してい
る。
る 第1図,第2図はこの発明にかかる法面の補強土構造
を設置するための補強土工法の第一実施例を示してい
る。
第1図において、地盤Eには所定の傾斜の法面Aが形
成されており、またその表面は法面仕上げ材1により覆
われている。
成されており、またその表面は法面仕上げ材1により覆
われている。
この法面Aには、多数の補強ロッドとして鋼管などの
中空ロッド2がほぼ水平ないしはやや上向きに打込ま
れ、かつこの中空ロッドの先端部外周囲には透水性定着
材層3が形成され、前記中空ロッド2の定着を行ってい
る。
中空ロッド2がほぼ水平ないしはやや上向きに打込ま
れ、かつこの中空ロッドの先端部外周囲には透水性定着
材層3が形成され、前記中空ロッド2の定着を行ってい
る。
この工法における作業手順の一例は、まず第3図
(a)に示すように、転用可能な穿孔用中空管4により
地盤Eの所定位置まで削孔を行い、その先端が所定位置
まで到達した時点で、同図(b)に示すように前記透水
性定着材層3を構成する発泡性セメントミルク3′を穿
孔用中空管4の先端より吐出する。
(a)に示すように、転用可能な穿孔用中空管4により
地盤Eの所定位置まで削孔を行い、その先端が所定位置
まで到達した時点で、同図(b)に示すように前記透水
性定着材層3を構成する発泡性セメントミルク3′を穿
孔用中空管4の先端より吐出する。
ついで同図(c)に示すように、穿孔用中空管4を引
き抜き、これに替えて前記中空ロッド2を挿入する。
き抜き、これに替えて前記中空ロッド2を挿入する。
その後前記セメントミルク3′の発泡硬化によって施
工が完了し、前記中空ロッド2の先端が地盤E内に定着
する。
工が完了し、前記中空ロッド2の先端が地盤E内に定着
する。
また、中空ロッド1の法面A側端部は、法面仕上げ材
1の表面に突出させ、ナット等を締結することにより仕
上げ材1の表面に定着する。
1の表面に突出させ、ナット等を締結することにより仕
上げ材1の表面に定着する。
前記中空ロッド2の挿入先端の周囲には、第2図に示
すように、多数の透水孔2aが開口され、前記透水性定着
材層2に連通している。
すように、多数の透水孔2aが開口され、前記透水性定着
材層2に連通している。
また、中空ロッド2の中空内部には、フィルタ材5が
充填され、前記挿入時等におけるセメントミルク3′の
内部への侵入や泥などの侵入を防止するとともに、通水
性を確保している。
充填され、前記挿入時等におけるセメントミルク3′の
内部への侵入や泥などの侵入を防止するとともに、通水
性を確保している。
前記発泡性セメントミルク3′を構成する組成物は、
一例として、事後発泡タイプとアルミ含有気泡セメント
を基礎的組成物とするものがある。
一例として、事後発泡タイプとアルミ含有気泡セメント
を基礎的組成物とするものがある。
この発泡性セメントは、これに含有される金属アルミ
ニウムがアルカリ存在下で水溶液と反応し、水素ガスを
生ずることによって発泡し、膨脹することにより充填性
が向上できる。
ニウムがアルカリ存在下で水溶液と反応し、水素ガスを
生ずることによって発泡し、膨脹することにより充填性
が向上できる。
そして、この発明では、この事後発泡タイプの気泡セ
メントミルクの透水性を大きく向上させるために改善し
たもので、以下の特性を備えた組成が望ましい。
メントミルクの透水性を大きく向上させるために改善し
たもので、以下の特性を備えた組成が望ましい。
まず、固結後に透水性があり、前記中空ロッドの定着
機能を確保するに足る強度を有すること。
機能を確保するに足る強度を有すること。
また、穿孔用中空管4からジェット噴射可能な流動性
を有し、充填後膨脹し十分な充填性を確保できるほか、
経済性の点で勝ることである。
を有し、充填後膨脹し十分な充填性を確保できるほか、
経済性の点で勝ることである。
このために、例えば、既存の発泡性アルミ含有発泡セ
メント組成物(商品名:サーモコン)に、微小繊維を混
入し、独立気泡形から連続気泡形にの発泡形態に変える
ことによって透水性の向上を図ることができる。
メント組成物(商品名:サーモコン)に、微小繊維を混
入し、独立気泡形から連続気泡形にの発泡形態に変える
ことによって透水性の向上を図ることができる。
また、前記微小繊維のほかに、高性能減水剤,シリカ
フュームなどの補強用添加剤を加えることによって強度
向上を図ることができる。
フュームなどの補強用添加剤を加えることによって強度
向上を図ることができる。
したがって、施工後は地盤E内の地下水が前記透水性
定着材層3に接すると、地下水圧によってこれを浸透し
て中空ロッド2内に入り、排水パイプと同様にこれの内
部のフィルタ材5を伝って中空ロッド2の法面A側端部
の開口から外部に排出されるのである。
定着材層3に接すると、地下水圧によってこれを浸透し
て中空ロッド2内に入り、排水パイプと同様にこれの内
部のフィルタ材5を伝って中空ロッド2の法面A側端部
の開口から外部に排出されるのである。
なお、前記中空ロッド2の定着材層3側の外周を異形
とすれば、定着材層3に対する喰付きを確保することが
できる。
とすれば、定着材層3に対する喰付きを確保することが
できる。
また、全ての補強ロッドを中空ロッド2によって構成
する必要はなく、一部は通常の補強ロッドとして、これ
らを併用することができる。
する必要はなく、一部は通常の補強ロッドとして、これ
らを併用することができる。
なお、通常の補強ロッドを用いた場合には、法面Aに
対して直交するように打込むことができる。
対して直交するように打込むことができる。
さらに、前記定着材層3が十分に浸透性,通水性があ
り、中空ロッド2に目詰りを生じさせない場合には、フ
ィルタ材2を充填しておく必要もなく、さらに通水性を
向上できる。
り、中空ロッド2に目詰りを生じさせない場合には、フ
ィルタ材2を充填しておく必要もなく、さらに通水性を
向上できる。
第4図,第5図は、この発明の第二実施例を示すもの
である。
である。
図において、補強ロッドとしては中実の異形鉄筋10が
用いられ、この鉄筋10の外周部長手方向全長に亘って定
着材層3が設けられている。
用いられ、この鉄筋10の外周部長手方向全長に亘って定
着材層3が設けられている。
したがって、この実施例では前記定着材層3が排水機
能を分担し、地盤E内の地下水を外部に排出できる。
能を分担し、地盤E内の地下水を外部に排出できる。
この実施例における施工方法としては、穿孔用中空管
4による穿孔作業と同時に透水性セメントミルク3′を
噴出すれば、前記鉄筋10の打込み方向の外周部全体を定
着材層3によって覆うことができる。
4による穿孔作業と同時に透水性セメントミルク3′を
噴出すれば、前記鉄筋10の打込み方向の外周部全体を定
着材層3によって覆うことができる。
なお、この実施例における応用例として、第6図に示
すように、前記鉄筋10の外周部両側にその長手方向に沿
ってフィルタ材5を設けておけば、このフィルム材5を
伝って地下水が流通する流路が形成されるので、さらに
排水機能を高めることができる。
すように、前記鉄筋10の外周部両側にその長手方向に沿
ってフィルタ材5を設けておけば、このフィルム材5を
伝って地下水が流通する流路が形成されるので、さらに
排水機能を高めることができる。
《発明の効果》 以上各実施例によって詳細に説明したように、この発
明による法面の補強土構造にあっては、定着材による補
強機能と同時に排水機能も兼用でき、地下水は、透水性
の定着材層を通じて法面の外周部に排出される。
明による法面の補強土構造にあっては、定着材による補
強機能と同時に排水機能も兼用でき、地下水は、透水性
の定着材層を通じて法面の外周部に排出される。
したがって、従来のように個別に補強と排水を行う工
法に比べて工期,工費共に有利となる。
法に比べて工期,工費共に有利となる。
ここで、補強ロッドを中空ロッドとした場合には、こ
の中空ロッドの中空内部にフィルタ材を充填しておくこ
とによって、注入された定着材層あるいは泥などによる
目詰りを防止出来るため、排水機能を持続できる。
の中空ロッドの中空内部にフィルタ材を充填しておくこ
とによって、注入された定着材層あるいは泥などによる
目詰りを防止出来るため、排水機能を持続できる。
また、同様に補強ロッドを中空ロッドとした場合に
は、透水性定着材層を中空ロッドの先端部分外周のみに
形成して中空ロッドの定着を図ることができ、地下水は
透水性定着材層から中空ロッド内部に浸透し、この内部
を通って法面側の突出端外部に排出されるため、セメン
トミルクの使用量が少なく、排水性の面でも有利であ
る。
は、透水性定着材層を中空ロッドの先端部分外周のみに
形成して中空ロッドの定着を図ることができ、地下水は
透水性定着材層から中空ロッド内部に浸透し、この内部
を通って法面側の突出端外部に排出されるため、セメン
トミルクの使用量が少なく、排水性の面でも有利であ
る。
さらに、補強ロッドを中実の鉄筋で構成した場合に
は、透水性定着材層はその外周部の長手方向全体に形成
して鉄筋の定着を図ることによって、地下水は透水性定
着材層の内部を通って法面の表面側から排出されるた
め、定着材層が通っている地盤内の地下水を集水でき
る。
は、透水性定着材層はその外周部の長手方向全体に形成
して鉄筋の定着を図ることによって、地下水は透水性定
着材層の内部を通って法面の表面側から排出されるた
め、定着材層が通っている地盤内の地下水を集水でき
る。
この場合、前記鉄筋外周の長手方向に沿ってフィルタ
材を設けることによってさらに通水性が良好となる。
材を設けることによってさらに通水性が良好となる。
第1図ないし第3図はこの発明の第一実施例を示し、第
1図は断面説明図、第2図は第1図のB−B線拡大断面
図、第3図(a)〜(c)は施工手順を示す説明図、第
4図ないし第6図はこの発明の第二実施例および応用例
を示し、第4図は断面説明図、第5図は第4図のC−C
線拡大断面図、第6図は第二実施例の応用例を示す、第
4図のC−C線に相当する拡大断面図である。 2……中空ロッド 3……透水性定着材層 3′……発泡性セメントミルク 5……フィルタ材 10……鉄筋 E……地盤 A……法面
1図は断面説明図、第2図は第1図のB−B線拡大断面
図、第3図(a)〜(c)は施工手順を示す説明図、第
4図ないし第6図はこの発明の第二実施例および応用例
を示し、第4図は断面説明図、第5図は第4図のC−C
線拡大断面図、第6図は第二実施例の応用例を示す、第
4図のC−C線に相当する拡大断面図である。 2……中空ロッド 3……透水性定着材層 3′……発泡性セメントミルク 5……フィルタ材 10……鉄筋 E……地盤 A……法面
フロントページの続き (72)発明者 桜木 茂雄 宮城県仙台市青葉区上杉1―6―11 株 式会社大林組東北支店内 (56)参考文献 特開 平4−64619(JP,A) 特開 平2−200918(JP,A) 特開 昭49−39907(JP,A) 特開 昭61−146920(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】法面から地盤内に向けて外周囲に定着材を
介在させて多数の補強ロッドを設置し、該定着材の固結
により前記補強ロッドの定着を行う補強土工法によって
設置される補強土構造において: 前記定着材を発泡性セメントミルクにより構成し、該セ
メントミルクを固結させて前記補強ロッドの外周に透水
性の定着材層を形成するとともに、前記補強ロッドを周
囲に多数の透水孔を備えた中空ロッドで構成し、かつ該
中空ロッドの内周部にはフィルタ材を充填することを特
徴とする法面の補強土構造。 - 【請求項2】法面から地盤内に向けて外周囲に定着材を
介在させて多数の補強ロッドを設置し、該定着材の固結
により前記補強ロッドの定着を行う補強土工法によって
設置される補強土構造において: 前記定着材を発泡性セメントミルクにより構成し、該セ
メントミルクを固結させて前記補強ロッドの先端部分外
周のみに透水性の定着材層を形成するとともに、前記補
強ロッドをこれの先端部分の周囲のみに多数の透水孔を
備えた中空ロッドで構成したことを特徴とする法面の補
強土構造。 - 【請求項3】法面から地盤内に向けて外周囲に定着材を
介在させて多数の補強ロッドを設置し、該定着材の固結
により前記補強ロッドの定着を行う補強土工法によって
設置される補強土構造において: 前記定着材を発泡性セメントミルクにより構成し、該セ
メントミルクを固結させて前記補強ロッドの外周に透水
性の定着材層を形成するとともに、前記補強ロッドを中
実の鉄筋により構成したことを特徴とする法面の補強土
構造。 - 【請求項4】前記補強ロッドの外周部の長手方向に沿っ
てフィルタ材を設けたことを特徴とする請求項3記載の
法面の補強土構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2314168A JP2586730B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 法面の補強土構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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