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JP2587766B2 - 内視鏡挿入用頭部支持装置 - Google Patents
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JP2587766B2 - 内視鏡挿入用頭部支持装置 - Google Patents

内視鏡挿入用頭部支持装置

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JP2587766B2
JP2587766B2 JP5086819A JP8681993A JP2587766B2 JP 2587766 B2 JP2587766 B2 JP 2587766B2 JP 5086819 A JP5086819 A JP 5086819A JP 8681993 A JP8681993 A JP 8681993A JP 2587766 B2 JP2587766 B2 JP 2587766B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上部消化器系、例え
ば、胃の中を観察検査あるいは手術するため内視鏡を口
から挿入する際、該内視鏡を挿入し易いように患者の頭
部を自在に動かせることができるようにした頭部支持装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、癌治療における技術進歩にめざま
しいものがあるが、それでも癌による死亡者が多数いる
のが現状である。この癌の克服においては、早期に発見
し、治療をすることが最も重要であるところから定期検
診を受ける受診者が増加している。
【0003】このような早期発見するには、特に、上部
消化管等の癌の発見には、レントゲンの他に、先端に撮
像管を有する内視鏡(ファイバースコープ)を口から挿
入し、胃等の内壁を直接ブラウン管に写し出させる方法
が確実で最も好適である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記内視鏡を
口から挿入するには、口腔部と食道とが一致しなければ
挿入することができず、医者の指示により顔の向きを変
更する必要があるが、受診者は緊張しがちであり医者が
意図する位置とならず、図4に示すように看護婦あるい
は医者自身の手助けが必要となる。特に、老人の場合に
おいては、耳の聞こえが悪かったり、細かい動きができ
なかったりして医者の指示が適格に伝わらず内視鏡の挿
入がスムーズに行なえないという課題を有している。
【0005】また、内視鏡により検査あるいは手術を行
なうには受診者の頭部の向きを一定時間保持しなければ
ならず、受診者にとって辛いものであるという課題を有
している。
【0006】本発明は上記課題に着目してなされたもの
であって、受診者あるいは患者の頭部の向きを医者の手
元でもって自由自在に変更することができる内視鏡挿入
用頭部支持装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の内視鏡挿入用頭部支持装置は、支持本体部と、
該支持本体部の上面において傾動可能に支持された頭部
支持部と、前記支持本体部の高さを調節する上下動駆動
手段と、前記頭部支持部を傾動操作するための操作スイ
ッチとを備え、前記支持本体部の上面に断面弧状の凹部
を形成し、該凹部面に非磁性体からなる複数のボールベ
アリング部材を配設し、該ボールベアリング部材を介し
て前記頭部支持体を支持本体部に対して如何なる方向に
も傾動可能に支持し、前記支持本体部内には複数の電磁
石を適宜位置に配設し、前記頭部支持部の底部に磁性体
を設け、前記操作スイッチの操作により通電された所定
の電磁石の位置に前記磁性体が吸引され、これにより頭
部支持部が傾動するようにしたことを特徴とする。
【0008】前記上下動駆動手段としては、ジャッキ機
構の他、エアーシリンダ、油圧シリンダ、蛇腹形式で上
下動させるようにしてもよく、また、空気圧を利用した
ものや電動式に上下動させるものであってもよい。
【0009】前記操作スイッチとしては、足で操作する
フットスイッチでもよく、また、手元で操作できるよう
にした手元スイッチであってもよい。
【0010】また、本発明の内視鏡挿入用頭部支持具
は、頭部支持部の上面に複数の空気収容部を散在するよ
うに形成し、該各空気収容部内の空気量を他と独立して
調節するようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】例えば、操作スイッチ(38)の矢印(36
a)のスイッチを操作すると、コントローラ(40)を
介して該矢印(36a)に対応する電磁石(30a)の
電磁石スイッチ(32)が閉じ、該電磁石(30a)が
通電し、磁力を発生する。すると、磁性体(34)は電
磁石(30a)に吸引され、図1において頭部支持部
(22)は左側が高くなるよう動き、受診者(M)の頭
部(H)(顔)の位置が変更される。
【0012】また、枕代わりとなる受診者(M)の頭部
(H)を支持する支持装置(10)全体が低い場合は、
上下動駆動手段であるジャッキ機構(18)を操作する
ことにより可動部(16)を上動することができ、受診
者(M)の頭部(H)の高さを調節することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づき
詳細に説明する。
【0014】図1は受診者(M)に対して内視鏡(F)
を口から挿入する際に、該受診者(M)の頭部(H)を
支持する本発明に係る支持装置(10)の概略図を示し
たものである。
【0015】該支持装置(10)は、従来の枕に代わる
ものであり、診察用ベッド(12)の上面一端部側に設
けられている。この支持装置(10)は固定部(14)
と、可動部(16)とからなり、該可動部(16)は上
下動駆動手段であるジャッキ機構(18)により矢印で
示すように上下動するようになっており、頭部(H)の
高さを調節できるようになっている。
【0016】前記上下動駆動手段としては、この実施例
ではジャッキ機構(18)を一実施例として示している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
エアーシリンダ、油圧シリンダの他蛇腹形式で上下動さ
せるようにしてもよく、また、空気圧を利用したものや
電動式に上下動させるものであってもよい。
【0017】前記可動部(16)は、前記固定部前記ジ
ャッキ機構(18)により直接上下動駆動される支持本
体部(20)と、該支持本体部(20)の上部に配置さ
れた頭部支持部(22)とを有している。
【0018】前記支持本体部(20)の上面は弧状の凹
部(24)が形成されており、該凹部(24)には非磁
性体からなる多数のボールベアリング(26)が配設さ
れており、該ボールベアリング(26)介在させて前記
頭部支持部(22)が前記支持本体部(20)に対して
揺動自在に動くよう設けられている。すなわち、頭部支
持部(22)の底部は、前記支持本体部(20)の凹部
(24)形状と同形状となるよう円弧状凸部(28)と
なっている。
【0019】そして、前記支持本体部(20)内には、
適宜位置に多数の電磁石(30)及び該電磁石(30)
のそれぞれに電流が通じるよう各電磁石(30)に対応
するよう多数の電磁石スイッチ(32)が内蔵されてい
る。
【0020】また、前記頭部支持部(22)の底部であ
る円弧状凸部(28)の略々中央部には磁性体(34)
が内蔵されている。従って、いずれかの電磁石(30)
に電流が通じることにより、該電磁石(30)の位置に
磁性体(34)が吸引されて頭部支持部(22)の位置
を傾き変更することができるようになっている。
【0021】前記電磁石(30)への通電の制御は、各
方向への矢印(36)が表示された操作スイッチ(3
8)を操作することにより、マイクロスイッチからなる
コントローラ(40)を介して行なうようになってい
る。該操作スイッチ(38)としては、足でコントロー
ルできるようにしたフットスイッチであってもよく、ま
た手元で操作できるようにしたハンドスイッチであって
もよい。
【0022】次に、図1及び図2に示した上記実施例の
作用について説明する。先ず、電源を切った状態、すな
わち、いずれの電磁石(30)にも通電されていない状
態であると、頭部支持部(22)内の各磁性体(34)
には磁界が誘導されないので、頭部支持部(22)は図
1に示すような水平位置に保たれる。
【0023】次に、電源を入れ、例えば、操作スイッチ
(38)の矢印(36a)のスイッチを操作すると、コ
ントローラ(40)を介して該矢印(36a)に対応す
る電磁石(30a)の電磁石スイッチ(32)が閉じ、
該電磁石(30a)が通電し、磁力を発生する。する
と、磁性体(34)は電磁石(30a)に吸引され、図
1において頭部支持部(22)は左側が高くなるよう動
き、受診者(M)の頭部(H)(顔)の位置が変更され
る。
【0024】支持装置(10)全体が低い場合は、ジャ
ッキ機構(18)を操作することにより可動部(16)
を上動することができ、受診者(M)の頭部(H)の高
さを調節することができる。
【0025】本発明においては、上記実施例で示したも
のには限定されるものではなく、要は、頭部支持部の高
さ及び傾斜を自在に調節できればよく、その範囲内にお
いて各種変更されるものを含むものである。
【0026】例えば、図3に示されるように、塩化ビニ
ール製、薄いゴム製からなる頭部支持部を形成し、複数
の空気収容部(40)を形成して、各空気収容部(4
0)内の空気の量を調節することにより受診者(M)の
頭部(H)の位置の向きを変更するようにしてもよい。
該頭部支持部の上下動の調節は図1に示したような上下
動駆動手段を用いることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡を受診者の口より挿入する際、該受診者の頭部を支
持する頭部支持部の高さ及び傾動可能に自在に調節でき
るようにしたので、医者あるいは術者の操作により受診
者の顔の向きを自由に変更することができ、内視鏡の挿
入がスムーズに行なえるとともに、看護婦等の介添えも
必要なく、かつ一定の顔の向きの位置を保持することが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る頭部支持装置を概略的に示した図
である。
【図2】支持本体部を上面より見た図である。
【図3】頭部支持装置の他の実施例を示す支持具の概略
図である。
【図4】従来における内視鏡の挿入方法を示した図であ
る。
【符号の説明】
10 頭部支持装置 18 上下動駆動手段 20 支持本体部 22 頭部支持部 24 凹部 26 ボールベアリング 28 弧状凸部 30 電磁石 34 磁性体 38 操作スイッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持本体部と、該支持本体部の上面にお
    いて傾動可能に支持された頭部支持部と、前記支持本体
    部の高さを調節する上下動駆動手段と、前記頭部支持部
    を傾動操作するための操作スイッチとを備え、前記支持
    本体部の上面に断面弧状の凹部を形成し、該凹部面に非
    磁性体からなる複数のボールベアリング部材を配設し、
    該ボールベアリング部材を介して前記頭部支持体を支持
    本体部に対して如何なる方向にも傾動可能に支持し、前
    記支持本体部内には複数の電磁石を適宜位置に配設し、
    前記頭部支持部の底部に磁性体を設け、前記操作スイッ
    チの操作により通電された所定の電磁石の位置に前記磁
    性体が吸引され、これにより頭部支持部が傾動するよう
    にしたことを特徴とする内視鏡挿入用頭部支持装置。
  2. 【請求項2】 頭部支持部の上面に複数の空気収容部を
    散在するように形成し、該各空気収容部内の空気量を他
    と独立して調節するようにしたことを特徴とする内視鏡
    挿入用頭部支持具。
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