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JP2588024B2 - アーチ架構の架設方法 - Google Patents
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JP2588024B2 - アーチ架構の架設方法 - Google Patents

アーチ架構の架設方法

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JP2588024B2
JP2588024B2 JP1143152A JP14315289A JP2588024B2 JP 2588024 B2 JP2588024 B2 JP 2588024B2 JP 1143152 A JP1143152 A JP 1143152A JP 14315289 A JP14315289 A JP 14315289A JP 2588024 B2 JP2588024 B2 JP 2588024B2
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JP
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trusses
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俊二 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は競技施設、イベント施設、工場、倉庫等にお
けるアーチ架構の架設方法に係るものである。
(従来の技術) 従来、この種の架設方法は、(i)地面上で1構面分
のアーチを組立て、(ii)クレーンを用いてアーチを鉛
直に立て、(iii)アーチ柱脚をボルトで固定し、(i
v)複数のアーチ間を繋ぎ材及びブレースで繋ぎ、
(v)屋根の仕上げ材を張設する一連の工程より構成さ
れていた。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の架設工法においては、アーチの立ち上げに
大型クレーンが必要でコスト高となり、また同アーチは
単体で立ち上がった状態では不安定で危険である。
また繋ぎ材、及びブレースの取付には大規模な足場が
必要でコスト高になるのみならず、高所作業となるので
危険である。
更にまた前記従来の架設工法では一連の工程に相当の
時間を要し、また一時的に使用する仮設建物の場合、使
用後の解体に多大の費用と時間とがかかり、解体後、部
材を再使用することもできない。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案さ
れたもので、その目的とする処は、工期が短縮され、工
費が節減されるとともに、施工の安全性が向上され、解
体が容易で部材の再使用が可能となるアーチ架構の架設
方法を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達説するため、本発明に係るアーチ架構
の架設方法は、地上部において所要数のユニットトラス
を並べ、相隣る同各ユニットトラスの上弦材の対向端端
部間をピン接合して、同各ユニットトラスを連結し、か
くして構成されたユニットトラス群の一端部はピン支承
部とするとともに、他端部はローラ支承部とし、前記ユ
ニットトラス群の中間部は仮受材によって仮受けし、次
いで相隣るユニットトラスの下弦材の対向端部間に引張
用ジャッキを介装するとともに、前記ユニットトラス群
のローラ支承部に横押し用ジャッキを設置し、次いで前
記各ユニットトラス間の引張用ジャッキを作動して相隣
る前記ユニットトラスの下弦材間の間隙を縮めるととも
に、前記ローラ支承部の横押し用ジャッキによって前記
ローラ支承部をユニットトラス群のスパン内央部側に押
圧して、同ユニットトラス群を迫り上げ、かくして同ユ
ニットトラス群をアーチ状に立ち上げたのち、相隣る前
記ユニットトラスの下弦材の対向端部間に繋ぎ材を接続
し、しかるのに前記引張用ジャッキを撤去することを特
徴とするものである。
(作用) 本発明によれば前記したように予め地上部において所
要数のユニットトラスを並べ、相隣る同各ユニットトラ
スの上弦材の対向端部間をピン接合し、同各ユニットト
ラスを連結してユニットトラス群を構成し、このように
構成されたユニットトラス群の一端部をピン支承部と
し、他端部はローラ支持部とするとともに、同ユニット
トラス群の中間部は仮受材によって仮受けし、相隣るユ
ニットトラスの下弦材の対向端部間に引張用ジャッキを
介装し、前記ユニットトラス群の一端部におけるローラ
支承部に横押し用ジャッキを設置し、次いで前記ユニッ
トトラス群における前記各ユニットトラス間の引張用ジ
ャッキを作動して、相隣る前記ユニットトラスの各下弦
材の間隙を短縮するとともに、前記ユニットトラス群の
ローラ支承部に設置した横押し用ジャッキによって前記
ローラ支承部をユニットトラス群のスパン内央部側に押
圧することにより、仮受部によって仮受けされたユニッ
トトラス群を迫り上げ、かくして同ユニットトラス群を
アーチ上に立ち上げる。しかる相隣る前記ユニットトラ
スの下弦材の対向端部間に繋ぎ材を接続してアーチ架構
を形成し、しかるのち、前記引張用ジャッキを撤去する
ものである。
(実施例) 以下、本発明を図示の実施例について説明する。
第1図乃至第3図は本発明の第1の実施例を示し、地
上において所要数のユニットトラス(1)を並べ、相隣
るユニットトラス(1)の上弦材(1a)の端部間をピン
(2)で接合して、前記各ユニットトラス(1)を連結
し、同ユニットトラス(1)群の一端はピン支承部
(3)とし、他端はローラ支承部(4)とし、中間部は
仮受材(5)によって仮受けする。
また相隣る構面には繋ぎ材、ブレース、屋根仕上材
(6)を取り付けておく。(第1図参照) 次いで相隣るユニットトラス(1)の下弦材(1b)の
端部間に引張用ジャッキ(7)を介装し、同各引張用ジ
ャッキ(7)を、油圧ホース(8)を介して地上に設置
された前記各ジャッキの油圧制御用のコントロールユニ
ット(9)に接続するとともに、前記ローラ支承部
(4)に横押し用ジャッキ(10)を設置する。
次いで前記コントロールユニット(9)によって前記
各引張用ジャッキ(7)を作動し、同各ジャッキ(7)
の引張り作用によって相隣るユニットトラス(1)の下
弦材(1b)間の間隙を縮め、架構全体を迫り上げる。こ
の際、前記ローラ支承部(4)の横押し用ジャッキ(1
0)によって、ローラ支承部(4)を架構の内央部側に
押すことによって、同架構の迫り上がりをより円滑にす
ることができる。(第2図参照) かくして架構が所定のアーチ形状に立ち上がったの
ち、相隣るユニットトラス(1)の下弦材(1b)の端部
間に繋ぎ材(11)を接続して、最後に引張用ジャッキ
(7)を撤去してアーチ架構を完成する。(第3図参
照) なお前記繋ぎ材(11)の引張用ジャッキ(7)との置
換は移動式足場等によって行われる。また前記ローラー
支承部(4)をピン支承部(3)に置き換え、架構の水
平移動を防止する。
なお第12図は前記繋ぎ材(11)の接続部を示し、同繋
ぎ材(11)の両端に配設されたブラケット(11a)が相
隣るユニットトラス(1)の下弦材(1b)の端部ブラケ
ット(1b′)にピンで連結される。
図中(1c)はユニットトラス(1)の斜材である。
なお前記と逆の工程によって、トラス架構の解体を行
うことができる。
第4図乃至第7図は前記実施例の変型例を示し、架構
の規模に応じて架構全体のユニットトラスのうち、1/2
または数ユニットトラスよりなる部分架構(a)を前記
第1の実施例と同様にして組み立てる。(第4図参照)
図中前記実施例と均等部分には同一符号が附されてい
る。
次いで前記部分架構(a)毎に相隣るユニットトラス
(1)の下弦材(1b)間に引張用ジャッキ(7)を介装
し、同各ジャッキ(7)を油圧ホース(8)を介してコ
ントロールユニット(9)に接続し、前記各ジャッキ
(7)を作動して相隣るユニットトラス(1)の下弦材
(1b)の対向端部間の間隙を縮め、各部分架構(a)毎
にユニットトラス(1)をアーチ形状に迫り上げられて
部分アーチ(b)を構成し(第5図参照)しかるのち前
記引張用ジャッキ(7)の代わりに相隣るユニットトラ
ス(1)の下弦材(1b)の対向端部間に繋ぎ材(11)を
取付け、各部分アーチ(b)に架構する。
このように夫々アーチ形状に架構された相隣る部分ア
ーチ(b)の下弦材(1b)対向端部間に引張用ジャッキ
(7′)を設置し、油圧ホース(8)を介してコントロ
ールユニット(9)に接続する。(第6図参照) 次いで前記引張用ジャッキ(7′)を作動して、相隣
る部分アーチ(b)の下弦材(1b)間の間隙を縮め、架
構全体を迫り上げてアーチ状架構を立て上げる。この
際、両端ローラー支承部(4)を横押し用ジャッキ(1
0)によって架構の内央部側に押圧することによって、
前記部分アーチ(b)の迫り飢がりをより容易ならしめ
る。なお、第4図乃至第7図中の(2′)は相隣る部分
アーチ間のピン接合部を示す。
かくして前記部分アーチ(b)が所定のアーチ形状に
迫り上がったのち、繋ぎ材(11′)を相隣る部分アーチ
(b)の下弦材(1b)(1b)間に連結してから、前記引
張用ジャッキ(7′)を除去して架構全体を完成する。
なおローラー支承部(4)はピン支承部(3)として架
構の水平移動を防止する。(第7図参照) なお前記と逆の工程をとることによって、簡単にアー
チ架構を解体することができる。
なお第8図は相隣るユニットトラスの引張用ジャッキ
と繋ぎ材との置換状況を示し、第9図は前記ユニットト
ラスの下弦材の接合部の詳細を示すものである。
(発明の効果) 本発明によれば前記したように、地上において予め必
要数のユニットトラスを並べ、相隣る各上弦材の対向端
部間をピン接合によって連結するとともに、ユニットト
ラス群の中間部は仮受材によって仮受けし、相隣る前記
各ユニットトラスの下弦材の対向端部間に引張用ジャッ
キを介装し、同ジャッキにより相隣るユニットトラスの
下現在を引張り、同ユニットトラスよりなる架構を所定
のアーチ形状に迫り上げ、相隣る前記各ユニットトラス
の下弦材の端部間に繋ぎ材を設置したのち前記引張ジャ
ッキを除去することによって、トラス架構を架設するよ
うにしたものである。この際、前記ユニットトラス群の
一端部はピン支承部とし、他端部はローラ支承部とし、
同ローラー支承部に設けた横押し用ジャッキによって前
記ユニットトラス群のスパン内央部側に押圧することに
よって、ユニットトラスの迫り上がりが円滑に遂行され
るものである。
このように本発明によれば同トラス架構の立ち上がり
ジャッキを使用することによって大型クレーンが不要と
なり、また足場での作業が最小限で済み、この結果、工
費が節減される。
また本発明によれば地上で全体の架構を組み上げたの
ち立ち上げるため、施工中の形状が安定しており、高所
作業が少ないことと相俟って、施工の安全性が向上され
る。
更に本発明によればアーチ架構の架設がプレバブ工法
によること、全体の架構を一度に立ち上げること、仕上
げも地上で行えることによって、工期を短縮しうるもの
である。
更にまた本発明によれば、施工手順を前記と逆にたど
ることによって解体が容易に行われ、分解したユニット
トラスは再使用できる。
また相隣る前記ユニットトラスの下弦材の間隙を予め
調整することによって、任意形状のアーチ架構を架設す
ることができる。
この際前記のようにしてユニットトラスを連結してな
る複数の部分架構を組立て、相隣る同部分架構の各ユニ
ットトラスを前記同様にしてアーチ状に迫り上げて部分
アーチを構成したのち、部分アーチの下弦材の端部間に
部分アーチ引張用ジャッキを介装し、同ジャッキを作動
して前記部分アーチを迫り上げ、架構全体を所定の形状
に立ち上げ、相隣る部分アーチの下弦材間に繋ぎ材を設
置して前記引張用ジャッキを除去し、このようにアーチ
架構を夫々所要数のユニットトラスが連結された部分架
構に区分して施工することにより、施工を簡略化し、特
に大スパンのアーチ架構の架設に適合しうるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3は本発明に係るアーチ架構の架設方法の
一実施例の工程を示す正面図、第4図乃至第7図は本発
明の前記方法の変型例の工程を示す正面図、第8図は相
隣るユニットトラスまたは部分架構若しくは部分アーチ
の引張用ジャッキと繋ぎ材との置換状況を示す正面図、
第9図はユニットトラスの下弦材の接合部を示す正面図
である。 (1)……ユニットトラス、(1a)……上弦材、(1b)
……下弦材、(2)(2′)……ピン、(3)……ピン
支承部、(4)……ローラー支承部、(5)……仮受
材、(7)……引張用ジャッキ、(7′)……部分アー
チ引張用ジャッキ、(10)……横押し用ジャッキ、(1
1)(11′)……繋ぎ材、(12)……鋼線、(13)……
緊張用ジャッキ、(a)……部分架構、(b)……部分
アーチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地上部において所要数のユニットトラスを
    並べ、相隣る同各ユニットトラスの上弦材の対向端部間
    をピン接合して、同各ユニットトラスを連結し、かくし
    て構成されたユニットトラス群の一端部はピン支承部と
    するとともに、他端部はローラ支承部とし、前記ユニッ
    トトラス群の中間部は仮受材によって仮受けし、次いで
    相隣るユニットトラスの下弦材の対向端部間に引張用ジ
    ャッキを介装するとともに、前記ユニットトラス群のロ
    ーラ支承部に横押し用ジャッキを設置し、次いで前記各
    ユニットトラス間の引張用ジャッキを作動して相隣る前
    記ユニットトラスの下弦材間の間隙を縮めるとともに、
    前記ローラ支承部の横押し用ジャッキによって前記ロー
    ラ支承部をユニットトラス群のスパン内央部側に押圧し
    て、同ユニットトラス群を迫り上げ、かくして同ユニッ
    トトラス群をアーチ状に立ち上げたのち、相隣る前記ユ
    ニットトラスの下弦材の対向端部間に繋ぎ材を接続し、
    しかるのち前記引張用ジャッキを撤去することを特徴と
    するアーチ架構の架設方法。
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