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JP2593082B2 - 2液混合装置 - Google Patents
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JP2593082B2 - 2液混合装置 - Google Patents

2液混合装置

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JP2593082B2
JP2593082B2 JP62274923A JP27492387A JP2593082B2 JP 2593082 B2 JP2593082 B2 JP 2593082B2 JP 62274923 A JP62274923 A JP 62274923A JP 27492387 A JP27492387 A JP 27492387A JP 2593082 B2 JP2593082 B2 JP 2593082B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は第1の液体と第2の液体とを一定の割合で混
合して吐出する2液混合装置に関するもので、植物栽培
における水と薬液による消毒液の作製、あるいはガソリ
ンと潤滑油の混合ガソリンの作製、等に使用される。
〔従来の技術〕
従来、2液を一定の割合で混合する装置として、一般
的に使用されるのは、第1の液体を吸入,吐出する第1
液体ポンプと、第2の液体を吸入,吐出する第2液体ポ
ンプをそれぞれ用意するとともに、第1,第2液体ポンプ
をそれぞれの駆動源にて駆動させるものである。
具体的には、各駆動源を電気的に動作される電磁装置
を利用したもの、あるいは内燃機関の脈動負圧を利用し
たもの、あるいは、機関の出力軸からの回転を利用した
ものがあり、各液体ポンプの駆動源としてそれらの中よ
り選定される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかる従来の2液混合装置によると次の不具合を有す
る。
各液体ポンプの駆動源はポンプごとに用意されるもの
であって、これによると一定の混合割合の混合液を常に
得ることが困難である。
例えば、内燃機関において、ガソリン用の第1液体ポ
ンプとしての駆動源は機関に生起する脈動圧力を使用
し、潤滑油用の第2液体ポンプとしての駆動源として機
関の回転の出力軸を利用する。
これによると、第1液体ポンプの吐出量は機関の脈動
圧力によって決定され、第2液体ポンプの吐出量は機関
の出力によって決定されるもので、2液の混合割合は各
液体ポンプの駆動装置に係わる。
即ち、第1液体ポンプの実際の吐出量と無関係に第2
液体ポンプの吐出量が決定されるもので、これによると
一定割合の混合を得ることが困難である。
前述の如く、各ポンプの駆動源を各別に用意する必要
があり、装置全体のコスト高を招来して好ましくない。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明になる2液混合装置は前記不具合に鑑み成され
たものでその目的とするところは、常に一定の混合割合
にて2液を混合することのできる前記装置を提供するこ
とにあり、前記目的達成の為に以下のごとくとしたもの
である。
すなわち、装置本体を密閉状の第1気室と第2気室と
に区分する区画体と; 区画体と同期的に動作する往復作動杆と; 装置本体内に穿設された弁室内に開口する第1液体流
入路と第1気室との連通時に、第1液体吐出路と第2気
室とを連通する第1状態と、第1液体流入路と第2気室
との連通時に、第1液体吐出路と第1気室とを連通する
第2状態とを区画体の一定ストローク移動時に瞬時に何
れか一方の状態に切り換える切り換え弁装置と; 往復作動杆の往復動によって第2液体を吸入,吐出す
る第2液体ポンプと; よりなり、前記第1液体吐出路を第1液体を吸入,吐
出する第1液体ポンプの吸入側に接続するとともに、第
2液体ポンプの第2液体吐出路を第1液体ポンプの液体
流路に接続したものである。
〔作用〕
第1液体ポンプが作動して第1液体吐出路に第1液体
ポンプの液体負圧が作用すると、この負圧は切り換え弁
装置を介して第2気室へ導入され、一方第1気室は切り
換え弁装置を介して第1液体流入路と連通される。これ
によると、区画体は第1気室と第2気室との圧力差によ
って第2気室側へ移動する。従って往復作動杆は一側へ
移動する。これによると、第2液体ポンプのポンプ室は
圧縮されてポンプ室内の第2液体を第1液体ポンプの流
体流路に吐出する。
そして、往復作動杆が一定ストローク一側へ移動する
と、切り換え弁装置が瞬時に作動して、この切り換え弁
装置によって、第1液体吐出路が第1気室に連通され、
一方第1液体吸入路が第2気室へ連絡される。
これによると、第1気室と第2気室との圧力差によっ
て、区画体は第1気室側へ移動するもので、往復作動杆
もまた他側へ移動する。これによると第2液体ポンプの
ポンプ室は膨張してポンプ室内へ第2液体を吸入して次
の吐出に備える。
以後、これを繰り返すことによって第1液体ポンプ、
第2液体ポンプが作動して第1液と第2液とを一定割合
に混合し得るものである。
〔実施例〕
以下、本発明になる2液混合装置の一実施例を図によ
り説明する。
1は、その一端部に凹部2を設けた装置本体であり、
この凹部2上に配置したカバー3との間にダイヤフラム
等の区画体4を配置する。そして、この区画体4とカバ
ー3とによって密閉状の第1気室5が形成され、区画体
4と凹部2とによって密閉状の第2気室6が形成され
る。
区画体4の略中心部には往復作動杆7が一体的に取着
され、この往復作動杆7の一部は装置本体1に摺動自在
に支持されるとともに、その端部は出力軸として装置本
体1より突出する。また往復作動杆7には小径部を設け
ることによって、押圧段部7A,7Bが設けられる。
装置本体1にあって往復作動杆7の外周には、往復作
動杆7と同心状に孔Aが穿設されるもので、この孔Aの
両端部には往復作動杆7を摺動自在に保持するととも
に、該孔Aを密閉状に閉塞するシール部材8が配置さ
れ、これによって孔Aを弁室9として形成する。そして
弁室9内には次の流路が開口する。
すなわち、10A,10Bは第1液体流入路であって、弁室
9の各シール部材8側の両端部にそれぞれ開口する。本
例においては一方の第1液体流入路10Aより他方の第1
液体流入路10Bが分岐する。
そして、第1液体流入路10A,10Bよりそれぞれ内方に
第1流路11と第2流路12とが弁室9内に開口し、第1流
路11の他端は第1気室5に連絡され、第2流路12は第2
気室6に連絡開口される。
さらに前記第1流路11、第2流路12の弁室9への開口
部より中心側に第1液体吐出路14が開口する。
また、前記弁室9内には往復作動杆7に案内される弁
体13が配置されるもので弁体13を以下に説明する。
すなわち、弁体13の内径部は、往復作動杆7の大径部
7Cが移動自在に摺動保持される小孔13A,13Aと、前記小
孔より大径の大孔13Bとよりなり小孔13A,13Aと大孔13B
とが係止段部13Cにて連設される。
従って、弁体13の大孔13Bと、往復作動杆7の小径部7
Dとの間に環状の間隙Bが形成される。
一方、弁体13の外周の両端部には、弁室9の内壁に摺
接する弁部13D,13Dが配置されるとともに、両弁部13Dと
13Dとは弁部13Dより小径の第1カム部13Eにて接続され
る。従って第1カム部13Eの外周と弁室9とは常に間隙
が形成される。この第1カム部13Eは、その中間部に大
径部13Fが設けられ、その両端には小径部13Gが傾斜状の
係止段部13H,13Hにて接続される。そして、前記弁体13
の弁部13D,13Dによる各流路の切り換えは次の如くとさ
れる。
すなわち、第1液体吐出路14は弁体13のいかなる位置
にあっても間隙Bに開口するとともに、第1液体流入路
10B,10Aと連絡されない。そして、弁体13が弁室9の一
端にあるとき、第1液体流入路10Aが弁室9を介して第
1流路11に連絡され、第1液体吐出路14は環状の間隙B
を介して第2流路12に連絡される。(第1液体流入路10
Bは第1液体流入路10A、第1液体吐出路14、第1流路1
1、第2流路12と連絡されない。) 一方、弁体13が弁室9の他端にあるとき、第1液体流
入路10Bが弁室9を介して第2流路12に連絡され、液体
吐出路14は環状の間隙Bを介して第1流路11に連絡され
る。(第1液体流入路10Aは第1液体流入路10B、第1液
体吐出路14、第1流路11、第2流路12と連絡されな
い。) また、環状の間隙B内にはスプリング15が縮設される
ものであって、このスプリング15の両端部には往復作動
杆7の小径部7Dに摺動する座板16,16が配置されるもの
で、この座板16,16が弁体13の係止段部13Cに当接する。
17は、往復作動杆7の長手軸心方向と略同一方向に穿
設された案内孔であって、該案内孔に制御杆18が移動自
在に配置される。制御杆18は、往復作動杆7の一端より
延出するステー19に一体的に取着されるとともに、制御
杆18の外周には、大径部18Aとその両端の小径部18B,18C
と大径部18Aと各小径部18B,18Cとを接続する傾斜状の係
止段部18D,18Eとよりなる第2カム部19が形成される。
また、20は弁室9と案内孔17とを連絡する保持孔であ
り、該保持孔には、ボール21が回動自在に配置される。
そして、このボール21の直径は第2カム部19の大径部13
Fと第1カム部13Eの係止段部13H上にボール21が配置さ
れた時、ボール21が弁体13に対してスプリング15との関
係において所望の押圧力を付勢し得るよう決定される。
以上述べた、往復作動杆7、弁体13、ボール21、制御
杆18によって切り換え弁装置Vが形成される。そして、
第1液体吐出路14が第1液体ポンプP1の吸入側に接続さ
れる。この第1液体ポンプP1は従来、一般的に使用され
るモーター、機関の脈動圧、出力軸にて駆動される。
また、第1液体流入路10Aは第1液体貯溜槽T1(例え
ばガソリン槽)に連絡されるとともに第1液体ポンプP
は吐出路Cより吐出される。また、P2は第2液体ポンプ
であり、以下の構成よりなる。
すなわち、20はポンプ本体であって、内部にシリンダ
ー室21′が穿設され、このシリンダー室21′内には該室
内の室容積を増減するポンププランジャー22が摺動自在
に配置され、このポンププランジャー22は往復作動杆7
の端部に一体的に形成される。また、シリンダー室21′
内には第2液体流入路23と第2液体吐出路24とが開口す
るとともに、この第2液体流入路23は第2液体貯溜槽T2
(例えば潤滑油槽)に連絡され、第2液体吐出路24は第
1液体吐出路14に連絡される。
尚、25は第2液体流入路23内に配置された吸入側逆止
弁、26は第2液体吐出路24内に配置された吐出側逆止弁
である。
次にその作用について説明する。
第1図は往復作動杆7が左端へ移動した原位置を示す
ものであり、かかる状態において第1液体ポンプP1、第
2液体ポンプP2、第1気室5、第2気室6、第1,第2流
路11,12、弁室9、第1液体流入路10A,10B、第1液体吐
出路14、及び第2液体流入,吐出路23,24は、それぞれ
の液体が充満される。これは第1,第2液体ポンプP1,P2
の空作動を数回行なうことによって達成できるものであ
り、特に第2液体ポンプP2の動作は後述することで理解
される。
かかる状態において、第1液体ポンプP1が外部の機関
の出力、脈動圧によって作動すると、第1液体ポンプP1
の吸入側には第1液体が流れることによって液体負圧が
発生する。この負圧は第1液体吐出路14、環状の間隙
B、第2流路12、を通って第2気室6内に導入される。
一方、第1液体流入路10Aは弁室9、第1流路11、を
介して第1気室5と連絡されるもので、本実施例では、
第1液体流入路10Aは第1液体貯溜槽T1に接続されるも
ので、第1液体吐出路14に発生した如き、大なる液体負
圧が発生しない。(通常貯溜槽の上部は大気に開口され
ている。) よって、区画体4をはさんだ第1気室5と第2気室6
とに圧力差が生ずる。尚、第1液体流入路10Bは、弁室
9内に開口する主弁体13の弁部13Dによって、他の第1,
第2流路11,12及び第1液体流入路10A、第1液体吐出路
14と接続されない。
従って、区画体4は第2気室6側(図において右側)
への移動を開始する。これによると、往復作動杆7と、
制御杆18とは区画体4と同期的に右側へ移動するもので
ある。そして、制御杆18に着目すれば、第1図の状態で
ボール21は制御杆18の第2カム部19の小径部18C、係止
段部18Dに係合していたものであるが、制御杆18の右方
向の移動によって、ボール21は第2カム部19の大径部18
A上に配置される。このとき、ボール21は第2カム部19
の小径部18Cより大径部18A上に移動したことによって弁
室9側へ大径部18Aの半径と小径部18Cの半径の差分移動
し、弁体13の第1カム部13Eの小径部13G及び図の右側の
係止段部13Hを押圧する。
一方、往復作動杆7においては、まず往復作動杆7の
移動は押圧段部7Aが座板16を右方向に押圧することによ
って弁体13に押圧力が伝達される。これによると、第2
図に示されるごとく、ボール21は、第1図の状態から往
復作動杆7の右方向移動初期(第1図にあって約2mm移
動)において第1カム部13Eの係止段部13Hに当接するも
のでこの間においては微少に弁体13は右方向へ移動す
る。
しかしながら、かかる後において、往復作動杆7がさ
らに右方向に移動しても、ボール21はあいかわらず第2
カム部19の大径部18A上にあるので、強い押圧力をもっ
て右側の係止段部13Hを押圧する。一方、往復作動杆7
は前記押圧力とは無関係に第2気室6内の負圧力によっ
て更に右方向へ移動するものであり、この往復作動杆7
の右方向の移動は、押圧段部17Aより座板16へ伝達さ
れ、座板16がスプリング15のみを右方向に押圧すること
によって達成される。
かかる状態は第2図に示される。
尚、かかる座板16がスプリング15を押圧する状態にあ
って、弁体13が移動しないことは、スプリング15が押圧
されて生起するスプリングの右方向の押圧力がボール21
の係止段部13Hに対する押圧力との関係において、ボー
ル21の係止段部13Hに対する押圧力が未だ大なることに
よる。
また、かかる第2図の状態において、弁体13の弁室9
内に開口する流路に対する開閉は第1図の原状態を依然
として保持しているものである。
そして、前述した如く、弁体13の移動はスプリング15
のバネ力にて一時的に停止しているが、区画体4はリニ
ヤーに右方向へ移動するものであり、これによると、第
2気室6内の第1液体は第2流路12、弁室9、第1液体
吐出路14より第1液体ポンプP1に吸出され、一方第1気
室5においては、区画体4が室容積を増加させるので第
1液体貯溜槽T1内の第1液体を第1液体流入路10A、弁
室9、第1流路11を介して第1気室5内へ吸入し、次の
吐出工程に備える。(第1気室5はポンプの吸入工程と
なっている) 又、第2液体ポンプP2においては、往復作動杆7の右
方向の移動によってポンププランジャー22がシリンダー
室21′を圧縮し、これによると、シリンダー室21内の第
2液体を第2液体吐出路24を介して、第1液体吐出路14
に吐出する。
従って第1液体ポンプP1に供給される液体第1液体吐
出路14の近傍で混合されるので、第1,第2液体の混合液
が供給されて第1液体ポンプP1より吐出路Cを介して吐
出され、この混合液が機器に使用される。
次いで、更に区画体4が移動すると、制御杆18の第2
カム部19の小径部18B内にボール21が配置される。これ
によると、ボール21の右側の係止段部13Hに対する押圧
力が解除されるものであり、これによると、スプリング
15のバネ力によって弁体13は一気に右側へ移動する。こ
の弁体13の右側へ移動した直後の状態は第3図に示され
る。そしてかかる状態が往復作動杆7、第2液体ポンプ
P2のポンププランジャー22の最大ストローク時となる。
かかる状態において弁体13の通路切り換え状態をみる
と、第1液体吐出路14は環状の間隙B、第1流路11を介
して第1気室5に連絡され、第1液体流入路10Bは、弁
室9、第2流路12を介して第2気室6に連絡される。
これによると、第1液体吐出路14内の液体負圧が第1
気室5内へ導入され、第2気室6は第1液体流入路10
B、弁室9、第2流路12より第2液体貯溜槽T2内の比較
的弱い負圧が導入される。
従って区画体4は、図において右側の位置より第1気
室5側(左側)へ移動を開始する。そして、往復作動杆
7の右側の押圧端部7Bが座板16を押圧し、弁体13にスプ
リング15を介して左方向の押圧力を付与する。
かかる左方向への往復作動杆7の移動初期において、
ボール21は弁体13の左側の係止段部13Hに当接するとと
もに、制御杆18の第2カム部19の大径部18A上に配置さ
れる。これによると、弁体13の左側の係止段部13Hがボ
ール21にて規制されているので、区画体4の左方向の移
動時において、弁体13は第4図の状態に保持され、往復
作動杆7が座板16を押圧しつつ左方へ移動し、一方制御
杆18の大径部18Aはボール21上を左側へ移動する。
かかる状態において、第1気室5内の第1液体は、第
1流路11、弁室9、第1液体吐出路14より第1液体ポン
プP1に吸入される。一方、第2液体ポンプP2においては
往復作動杆7の左方向の移動によってポンププランジャ
ー22がシリンダー室21の容積を増加して第2液体貯溜槽
T2内の第2液体をシリンダー室21′内に吸入して次の吐
出工程に備える。
また、第2気室6にあっては、区画体4の左方向の移
動によって第2気室6内の室容積が増加するので、これ
によって第1液体貯溜槽T1内の第1液体は第1液体流入
路10B、弁室9、第2流路12を介して第2気室6内に第
1液体を吸入して次の吐出に備えるものである。
尚、かかる動作時において、第2液体ポンプより第2
液体が第1液体吐出路14内に吐出されず往復作動杆7の
往復1サイクルに1回の第2液体の吐出となるが、この
1サイクルは比較的短時間であることから流路内で第1,
第2液体が充分混合された混合液となり問題とならな
い。
かかる状態は第4図によく示される。
そして、更に区画体4が左方に移動すると、ボール21
は制御杆18の第2カム部19の小径部18Cに配置されるも
のであり、かかる状態となるや、ボール21による弁体13
の第1カム部13Eの左側の係止段部13Hに対する係止が解
除されるので、弁体13はスプリング15のバネ力によって
一気に左方へ移動して第1図に示される原位置に復帰す
る。
以上をもって往復作動杆7の往復動及び第2液体ポン
プP2の1サイクルが終了し、以降この動作をくり返すも
のであり、第2液体ポンプP2が第1液体ポンプP1の駆動
によって動作され、もって2液の混合を達成できるもの
である。そして、往復作動杆7の原位置から第2位置へ
の移動速度及び第2位置から原位置への復帰速度すなわ
ち第2液体ポンプのポンプ作用は第1液体ポンプの流体
の吸入によって発生する負圧によって決定されるもので
ある。
従って第1液体ポンプP1の小流量時においては、第2
液体ポンプP2の吐出も小流量となり、第1液体ポンプP2
の大流量時においては第2液体ポンプP2の吐出も大流量
となり、もって第1液体、第2液体の混合割合を常に一
定にできるものである。
すなわち、第1液体ポンプP1の1回当りの第1液体の
吐出量は区画体4の一方向ストロークによって一側の気
室から第1液体ポンプP1に排出される量であり、第2液
体ポンプP2の1回当りの第2液体の吐出量は区画体4の
ストロークと同ストロークを有するポンププランジャー
22の一方向ストロークによってシリンダー室21′から吐
出される量であり、常に区画体4とポンププランジャー
22との移動量及び移動ストロークが同期されて同一であ
るので第1,第2液体の混合を一定にできる。
また、第5図に示す実施例はシリンダー室21内に配置
せるポンププランジャー22によって、ポンププランジャ
ー22の前後に複数のポンプ室30A,30Bを設け、各ポンプ
室に第2液体流入路23と第2液体吐出路24とを開口した
ものであり、かかる構造によると、第1,第2気室5,6の
各吐出工程時に対応してポンプ室30A,30Bより第2液体
を第1液体中に混合でき、より一層、2液を混合し得る
ものである。
また、第2液体ポンプP2による第2液体の第1液体へ
の吐出部については、第1液体が流れる流路の何れの部
分に開口してもよいが、第1液体ポンプP1の吸入側又
は、第1液体吐出路14に連絡すれば、第1液体ポンプP1
内で2液の混合が促進されるので均一な混合液体とする
ことができる。
さらにまた、第1液体流入路10A,10Bに連絡すると、
装置本体に形成される、弁室9、第1,第2流路11,12、
第1,第2気室5,6、第1液体吐出路14内にて混合される
ので混合状態を良好にでき、さらに第2液体に潤滑油を
使用した際には、装置内の往復作動杆7、弁体13、制御
杆18の機械的接触部の自己潤滑が成され耐久性を著しく
向上できたものである。
本実施例の区画体はダイヤフラムとしたが、ピストン
にすることによって有効受圧を大きくすることができ、
コンパクトに装置をまとめることができる。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明になる2液混合装置によると、第
1液体ポンプに送り込まれる第1液体の量は区画体の動
作による各気室の容積変化によって決定され、第2液体
ポンプより第1液体に供給される第2液体の量は区画体
の動作によるポンププランジャーの動作によって決定さ
れるので常に一定の混合割合の混合液を正確に供給でき
るものであり、また、区画体の動作は第1液体ポンプに
よってのみ決定されるので第1液体ポンプの動作に比例
して区画体、及び第2液体ポンプを同期的に作動するこ
とができ、第1液体の吐出量及び第2液体ポンプの吐出
量を完全に同期させうるものである。さらにまた、第2
液体ポンプの作動源を第1液体ポンプの流体圧力を使用
したので第2液体ポンプの駆動源を格別に設ける必要が
なく装置全体をコンパクトに且つ安価に製作できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明になる2液混合装置の一実施例
の各作動時の状態を示す縦断面図であり、第5図は第2
液体ポンプの他の実施例を示す要部縦断面図である。 1……装置本体、5……第1気室 6……第2気室、7……往復作動杆 9……弁室 10A,10B……第1液体流入路 11……第1流路、12……第2流路 13……弁体、14……第1液体吐出路 15……スプリング、18……制御杆 21……ボール、V……切り換え弁装置 P1……第1液体ポンプ P2……第2液体ポンプ 21′……シリンダー室 22……ポンププランジャー 23……第2液体流入路 24……第2液体吐出路 T1……第1液体貯溜槽 T2……第2液体貯溜槽

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体を密閉状の第1気室と第2気室と
    に区分する区画体と; 区画体と同期的に動作する往復作動杆と; 装置本体内に穿設された弁室内に開口する第1液体流入
    路と第1気室との連通時に、第1液体吐出路と第2気室
    とを連通する第1状態と、第1液体流入路と第2気室と
    の連通時に、第1液体吐出路と第1気室とを連通する第
    2状態とを区画体の一定ストローク移動時に瞬時に何れ
    か一方の状態に切り換える切り換え弁装置と; 往復作動杆の往復動によって第2液体を吸入、吐出する
    第2液体ポンプと; よりなり、前記第1液体吐出路を第1液体を吸入、吐出
    する第1液体ポンプの吸入側に接続するとともに、第2
    液体ポンプの第2液体吐出路を第1液体が流れる流体流
    路に接続してなる2液混合装置。
  2. 【請求項2】前記第2液体ポンプの第2液体吐出路を第
    1液体ポンプの吸入側の流路に接続してなる特許請求の
    範囲第1項記載の2液混合装置。
  3. 【請求項3】前記第2液体ポンプの第2液体吐出路を第
    1液体流入路に接続してなる特許請求の範囲第1項記載
    の2液混合装置。
  4. 【請求項4】前記区画体をダイヤフラムとしてなる特許
    請求の範囲第1項記載の2液混合装置。
  5. 【請求項5】前記区画体をピストンとしてなる特許請求
    の範囲第1項記載の2液混合装置。
  6. 【請求項6】前記第2液体ポンプのポンププランジャー
    を往復作動杆と一体的に形成してなる特許請求の範囲第
    1項記載の2液混合装置。
  7. 【請求項7】装置本体1の端部とカバー3との間に配置
    されて、密閉状の第1気室5と、第2気室6とに区分形
    成する区画体4と; 区画体4と一体的に動作し、装置本体1に移動自在に支
    承された往復作動杆7と; 往復作動杆7の外周に間隙をもって同心状にして且つ密
    閉状に装置本体1に穿設された弁室9と; 弁室9の両端部近傍にそれぞれ開口する第1液体流入路
    10A,10Bと; 弁室9内にあって前記第1液体流入路10A,10Bの略中間
    位置に開口する第1液体吐出路14と; 弁室9と第1気室5とを連絡する第1流路11と; 弁室9と第2気室6とを連絡する第2流路12と; 往復作動杆7の外周に配置されるとともに弁室9内にあ
    り、第1液体流入路10Aと第1流路11との連通時に、第
    1液体吐出路14と第2流路12とを連通する第1状態と、
    第1液体流入路10Bと第2流路12との連通時に、第1液
    体吐出路14と、第1流路11とを連通する第2状態の何れ
    か一方の状態に切換え、弁室9に摺動接触する弁部13D,
    13Dとをその両端部外周に設け、さらに前記弁部13D,13D
    の中間部の外周には、弁部13D,13Dより小径であって、
    大径部13Fと小径部13Gとをそれぞれ係止段部13H,13Hを
    介して接続した第1カム部13Eを有する弁体13と、 弁体13の円筒状の大孔13Bと往復作動杆7の小径部7Dの
    外周との環状の間隙Bにあって、その両端が弁体13の環
    状の間隙Bに設けた各係止段部13C,13Cに対応するとと
    もに、往復作動杆7に対して移動自在にして且つ往復作
    動杆7の押圧段部7A,7Aにそれぞれ対応する座板16,16を
    介して縮設されたスプリング15と; 往復作動杆7と略平行に配置されるとともに、往復作動
    杆7と同期的に移動し、その外周に大径部18Aと小径部1
    8Cとをそれぞれ各係止段部18D,18Eをもって接続せる第
    2カム部19を有する制御杆18と、 弁体13の第1カム部13Eと制御杆18の第2カム部19との
    間に配置され、往復作動杆7の往復作動方向の移動を抑
    止されたボール21と、よりなる切り換え弁装置Vと、シ
    リンダー室21′内に摺動自在に配置されてシリンダー室
    21′内の容積を増減するポンププランジャー22を往復作
    動杆7の端部に一体的に配置するとともに第2液体流入
    路23,第2液体吐出路24とをシリンダー室21′内に開口
    した第2液体ポンプP2と; よりなり、前記第1液体吐出路を第1液体を吸入、吐出
    する第1液体ポンプP1の吸入側に接続するとともに、第
    2液体ポンプP2の第2液体吐出路24を第1液体ポンプP1
    の液体流路に接続してなる2液混合装置。
  8. 【請求項8】前記第2液体ポンプを、シリンダー室21′
    内に配置したポンププランジャー22にて、シリンダー室
    21′をポンププランジャー22の前後に複数のポンプ室30
    A,30Bをそれぞれ形成し、各ポンプ室30A,30Bに第2液体
    流入路23と第2液体吐出路24を開口してなる特許請求の
    範囲第7項記載の2液混合装置。
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