JP2612705B2 - 自動2輪車の後輪支持装置 - Google Patents
自動2輪車の後輪支持装置Info
- Publication number
- JP2612705B2 JP2612705B2 JP62146532A JP14653287A JP2612705B2 JP 2612705 B2 JP2612705 B2 JP 2612705B2 JP 62146532 A JP62146532 A JP 62146532A JP 14653287 A JP14653287 A JP 14653287A JP 2612705 B2 JP2612705 B2 JP 2612705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- axle support
- support member
- axle
- rear wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動2輪車の後輪支持装置に係り、特
に、リヤスイングアームと、その後端部に設けられる車
軸支持部材との有利な結合構造に関する。
に、リヤスイングアームと、その後端部に設けられる車
軸支持部材との有利な結合構造に関する。
[従来の技術] 自動2輪車のリヤスイングアームを、車体フレーム後
部にピボット軸で揺動自在に枢支された第1アームと、
その上方に斜めに配置された第2アームとで構成し、両
アームの後端部を後輪の車軸を支承する車軸支持部材へ
連結するよう構成したものがある(一例として特開昭55
−55080号公報参照)。また、両アームはパイプ部材で
あり、車軸支持部材はプレス成形された板状部材である
ことが一般的である。このような場合、予め各アームの
端部をスリットを入れて絞るか又はつぶし、かつ、車軸
支持部材側にブランク部を形成しておき、両者を嵌合し
てから、その周囲を溶接していた。
部にピボット軸で揺動自在に枢支された第1アームと、
その上方に斜めに配置された第2アームとで構成し、両
アームの後端部を後輪の車軸を支承する車軸支持部材へ
連結するよう構成したものがある(一例として特開昭55
−55080号公報参照)。また、両アームはパイプ部材で
あり、車軸支持部材はプレス成形された板状部材である
ことが一般的である。このような場合、予め各アームの
端部をスリットを入れて絞るか又はつぶし、かつ、車軸
支持部材側にブランク部を形成しておき、両者を嵌合し
てから、その周囲を溶接していた。
また、実開昭51−45759号公報には、前記板状部材を
合せ部材とし、それぞれに半円断面状の溝部をプレス成
形し、両方の板状部材を合わせることにより合せ部に筒
状の円孔を設けて、この円孔にパイプ部材の後端を挿入
して溶着するものが示されている。
合せ部材とし、それぞれに半円断面状の溝部をプレス成
形し、両方の板状部材を合わせることにより合せ部に筒
状の円孔を設けて、この円孔にパイプ部材の後端を挿入
して溶着するものが示されている。
[従来技術の問題点] ところで、上記従来例の結合構造においては、多くの
加工工数を必要とする。すなわち、アーム側では、パイ
プ部材のカット、(スリットの形成)、絞り又はつぶし
及びトリミングを要する。
加工工数を必要とする。すなわち、アーム側では、パイ
プ部材のカット、(スリットの形成)、絞り又はつぶし
及びトリミングを要する。
一方、車軸支持部材側では、ブランク、トリミング及
び穴開けを要する。また、両者を結合し、周囲を溶接す
る場合、絞り又はつぶし部分の周囲に沿って溶接作業を
行う必要があるので、溶接部が比較的長くならざるを得
ない。
び穴開けを要する。また、両者を結合し、周囲を溶接す
る場合、絞り又はつぶし部分の周囲に沿って溶接作業を
行う必要があるので、溶接部が比較的長くならざるを得
ない。
そこで、本発明は、かかる結合部の加工工数を大幅に
削減するとともに、車軸結合部材の軽量化と製造を容易
にすることを目的とする。
削減するとともに、車軸結合部材の軽量化と製造を容易
にすることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る自動2輪車の後輪支持装置は、前端部を
車体フレーム後部ヘピボット軸で揺動自在に枢支し、後
端部に車軸支持部材を介して後輪の車軸を支承するアー
ムにより構成されるリヤスイングアームを有するものに
おいて、前記車軸支持部材を鍛造又は鋳造にて形成する
とともに、車軸支持部材の前部側に、前記アームの後端
部と嵌合可能なパイプ状をなす突部を一体に設け、かつ
車軸支持部材の突部と車軸支持部との間に車体内方に向
けて開口した肉抜き部を形成し、この突部と前記アーム
の後端部とを嵌合することにより組立てられることを特
徴とする。
車体フレーム後部ヘピボット軸で揺動自在に枢支し、後
端部に車軸支持部材を介して後輪の車軸を支承するアー
ムにより構成されるリヤスイングアームを有するものに
おいて、前記車軸支持部材を鍛造又は鋳造にて形成する
とともに、車軸支持部材の前部側に、前記アームの後端
部と嵌合可能なパイプ状をなす突部を一体に設け、かつ
車軸支持部材の突部と車軸支持部との間に車体内方に向
けて開口した肉抜き部を形成し、この突部と前記アーム
の後端部とを嵌合することにより組立てられることを特
徴とする。
[発明の作用] 本発明に係るアームと車軸支持部材との結合構造にお
いて、まず、アーム側はカットだけでよく、普通の場合
トリミングは不要である。また、車軸支持部材は鍛造等
の成形手段による数工程で成形される。このとき突部
と、この突部と連続して外側方へ膨らむ膨出部とが一体
に形成される。したがって、アームと車軸支持部材の剛
性バランスを容易にとることができ、車軸支持部材とア
ームの結合部において応力が集中しにくくなる。さら
に、車軸支持部の膨出部内側面に肉抜き部を形成したの
で、外観を損なわずに車軸支持部材の軽量化もできる。
さらにまた、結合工程は、リヤスイングアームの端部と
突部とを嵌合し、嵌合部の周囲を溶接する。この溶接作
業は、アームのカット面に沿って行われるから、溶接部
の長さが最小となる。
いて、まず、アーム側はカットだけでよく、普通の場合
トリミングは不要である。また、車軸支持部材は鍛造等
の成形手段による数工程で成形される。このとき突部
と、この突部と連続して外側方へ膨らむ膨出部とが一体
に形成される。したがって、アームと車軸支持部材の剛
性バランスを容易にとることができ、車軸支持部材とア
ームの結合部において応力が集中しにくくなる。さら
に、車軸支持部の膨出部内側面に肉抜き部を形成したの
で、外観を損なわずに車軸支持部材の軽量化もできる。
さらにまた、結合工程は、リヤスイングアームの端部と
突部とを嵌合し、嵌合部の周囲を溶接する。この溶接作
業は、アームのカット面に沿って行われるから、溶接部
の長さが最小となる。
そのうえ、車軸支持部材を左右割りの金型で形成する
場合、車体内方側に向う面を形成する側の金型に肉抜き
部の成形部を設けることができるので、金型構造を簡単
にできる。
場合、車体内方側に向う面を形成する側の金型に肉抜き
部の成形部を設けることができるので、金型構造を簡単
にできる。
さらに、中空部と肉抜き部が連通口を介して連通して
いるので、アームのパイプ内へ入った前処理液や塗料等
を、肉抜き部から外部へ排出することができ、このため
の液抜き穴を別に設ける必要がなくなるから、加工性が
向上する。
いるので、アームのパイプ内へ入った前処理液や塗料等
を、肉抜き部から外部へ排出することができ、このため
の液抜き穴を別に設ける必要がなくなるから、加工性が
向上する。
また、連通口は車軸支持部材の肉厚内に位置するの
で、車体外部からは見えにくくなり、外観性が向上す
る。
で、車体外部からは見えにくくなり、外観性が向上す
る。
[実施例] 第1図乃至第9図に本発明の一実施例を示す。第1図
は自動2輪車の側面形状を示し、第2図はリヤスイング
アームの拡大した側面形状を、第3図はリヤスイングア
ーム下部側の平面形状をそれぞれ示す。まず、概略構造
を説明する。第1図に示すように、前輪1の操行軸2へ
前端を取付けた車体フレーム3にエンジン4が支持され
ている。また、車体フレーム3の後部には、リヤスイン
グアームがピボット軸5によって、揺動自在に取付けら
れている。
は自動2輪車の側面形状を示し、第2図はリヤスイング
アームの拡大した側面形状を、第3図はリヤスイングア
ーム下部側の平面形状をそれぞれ示す。まず、概略構造
を説明する。第1図に示すように、前輪1の操行軸2へ
前端を取付けた車体フレーム3にエンジン4が支持され
ている。また、車体フレーム3の後部には、リヤスイン
グアームがピボット軸5によって、揺動自在に取付けら
れている。
リヤスイングアームは、パイプ状の部材からなり、下
側に第1アーム6及び上側に第2アーム7を有する。な
お、第3図に示すように、リヤスイングアームは両持式
であって、第1アーム6は左右一対設けられている。以
下、説明のため特に、車体右側のものを右側第1アーム
6rという。第2アーム7は、略U字状の部材である。
側に第1アーム6及び上側に第2アーム7を有する。な
お、第3図に示すように、リヤスイングアームは両持式
であって、第1アーム6は左右一対設けられている。以
下、説明のため特に、車体右側のものを右側第1アーム
6rという。第2アーム7は、略U字状の部材である。
各アームの後部は、左右一対設けられる車軸支持部材
8に収束して、後述する嵌合構造によって連結し、溶接
結合部Wにおいて溶接されている。車軸9の両端部は、
車軸支持部材8の中央部に支持され、車軸9には後輪10
が回転可能に支持されている。
8に収束して、後述する嵌合構造によって連結し、溶接
結合部Wにおいて溶接されている。車軸9の両端部は、
車軸支持部材8の中央部に支持され、車軸9には後輪10
が回転可能に支持されている。
第1図及び第2図に示すように、第1アーム6(6r)
の側面形状は下方へ湾曲しており、第2アーム7は上方
かつ前方へ傾斜している。このため、第1アーム6(6
r)と第2アーム7は、第1アーム6前端部のピボット
軸5と車軸9を結ぶ基準線Aを挟んで、上下に振り分け
られた状態で配設され、各アームの後部は車軸支持部8
に対し、挾角部の空間Sを形成して連結している。この
空間Sは、各アームの後部及び車軸支持部材8に囲まれ
て保護されている空間であり、かつ、車体側方より手を
入れて操作し易い空間である。また、第1アーム6(6
r)と第2アーム7とは、第2アーム7の前部中央に溶
接されたクッションブラケット11を、左右の第1アーム
6及び6r間に渡されたクロスパイプ12と連結することに
より、側面視形状が略三角形をなす剛性構造となってい
る(第1図参照)。
の側面形状は下方へ湾曲しており、第2アーム7は上方
かつ前方へ傾斜している。このため、第1アーム6(6
r)と第2アーム7は、第1アーム6前端部のピボット
軸5と車軸9を結ぶ基準線Aを挟んで、上下に振り分け
られた状態で配設され、各アームの後部は車軸支持部8
に対し、挾角部の空間Sを形成して連結している。この
空間Sは、各アームの後部及び車軸支持部材8に囲まれ
て保護されている空間であり、かつ、車体側方より手を
入れて操作し易い空間である。また、第1アーム6(6
r)と第2アーム7とは、第2アーム7の前部中央に溶
接されたクッションブラケット11を、左右の第1アーム
6及び6r間に渡されたクロスパイプ12と連結することに
より、側面視形状が略三角形をなす剛性構造となってい
る(第1図参照)。
クッションブラケット11は断面略字状の部材であ
り、ここに公知のリヤクッションユニット13の一端14が
取付けられ、他端は車体フレーム3側へ取付けられてい
る。
り、ここに公知のリヤクッションユニット13の一端14が
取付けられ、他端は車体フレーム3側へ取付けられてい
る。
次に、リヤスイングアームの細部構造について説明す
る。リヤスイングアームの前部は、第3図に示すよう
に、第1アーム6の前端部6aが内方へ絞られて扁平化
し、この先端部にピボット軸5を支持するためのベアリ
ングホルダ5aが溶接されている。一方、右側第1アーム
6rの前部にも同様のベアリングホルダ5bが溶接されてい
る。なお、第1アーム6の平面形状は、チェーンCに沿
えるよう、ほぼ直線状であり、一方、右側第1アーム6r
の前部は、チェーンCに制約されないので、車体中心方
向へ屈曲している。
る。リヤスイングアームの前部は、第3図に示すよう
に、第1アーム6の前端部6aが内方へ絞られて扁平化
し、この先端部にピボット軸5を支持するためのベアリ
ングホルダ5aが溶接されている。一方、右側第1アーム
6rの前部にも同様のベアリングホルダ5bが溶接されてい
る。なお、第1アーム6の平面形状は、チェーンCに沿
えるよう、ほぼ直線状であり、一方、右側第1アーム6r
の前部は、チェーンCに制約されないので、車体中心方
向へ屈曲している。
また、ベアリングホルダ5aには、ブリッジ6bの一端が
溶接され、他端は後方へ延出してクロスパイプ6cの一端
と溶接により連結している。クロスパイプ6cの他端は、
右側第1アーム6rへ溶接されており、これによって、チ
ェーンCと干渉しないようにクロスパイプを設けること
ができ、リヤスイングアーム前部を補強できる。
溶接され、他端は後方へ延出してクロスパイプ6cの一端
と溶接により連結している。クロスパイプ6cの他端は、
右側第1アーム6rへ溶接されており、これによって、チ
ェーンCと干渉しないようにクロスパイプを設けること
ができ、リヤスイングアーム前部を補強できる。
一方、リヤスイングアームの後部に設けられる車軸支
持部8aと突部15及び16からなる車軸支持部材8は鍛造等
による成形品であり、車軸支持部材8aの前部側に膨出部
19aが一体形成されている(第5図参照)。膨出部19aの
先端側には略有底筒状の突部15及び16が形成され、第1
アーム6(6r)及び第2アーム7の各後端開口内へ嵌合
できるようになっている。これら突部15及び16には、第
4図に示すように軸方向の中空部17及び18が形成され、
その先端の座ぐり部17a及び18aは、それぞれ車軸支持部
材8の膨出部8a裏面に形成されている肉抜き穴19内へ連
通口を介して連通している(第8図参照)。第8図にお
いて肉抜き穴19は車軸支持部である長穴20と突部15、16
との間で車体内方に向けて開口している。膨出部19aに
より、車軸支持部材8と第1及び第2アーム6、7の結
合部における剛性のバランスを保つことができ、応力の
集中を避けることができるとともに、肉抜き穴19により
車両支持部材8の軽量化も図られている。
持部8aと突部15及び16からなる車軸支持部材8は鍛造等
による成形品であり、車軸支持部材8aの前部側に膨出部
19aが一体形成されている(第5図参照)。膨出部19aの
先端側には略有底筒状の突部15及び16が形成され、第1
アーム6(6r)及び第2アーム7の各後端開口内へ嵌合
できるようになっている。これら突部15及び16には、第
4図に示すように軸方向の中空部17及び18が形成され、
その先端の座ぐり部17a及び18aは、それぞれ車軸支持部
材8の膨出部8a裏面に形成されている肉抜き穴19内へ連
通口を介して連通している(第8図参照)。第8図にお
いて肉抜き穴19は車軸支持部である長穴20と突部15、16
との間で車体内方に向けて開口している。膨出部19aに
より、車軸支持部材8と第1及び第2アーム6、7の結
合部における剛性のバランスを保つことができ、応力の
集中を避けることができるとともに、肉抜き穴19により
車両支持部材8の軽量化も図られている。
また、車軸支持部材8の中央部には車軸9の両端部を
収容し、かつその前後方向位置を調節するための長穴20
が車軸支持部として形成されている。符号21は車軸9の
調節位置を示す目盛である。
収容し、かつその前後方向位置を調節するための長穴20
が車軸支持部として形成されている。符号21は車軸9の
調節位置を示す目盛である。
さらに長穴20の前端部から車軸支持部材8前縁部にか
けて、第4図及び第7図に示すように、ネジ穴22が形成
され、これにボルトからなる調節部材23が螺合されてい
る。調節部材23は車軸支持部材8の前側で、上下を第1
アーム6と第2アーム7によって囲まれた挾角部の空間
S内へ突出しており、ロックナット24によって位置決め
され、かつその先端は車軸9の周囲に嵌装されて長穴20
内に収容されているカラー25の座ぐり穴26と係合してい
る。
けて、第4図及び第7図に示すように、ネジ穴22が形成
され、これにボルトからなる調節部材23が螺合されてい
る。調節部材23は車軸支持部材8の前側で、上下を第1
アーム6と第2アーム7によって囲まれた挾角部の空間
S内へ突出しており、ロックナット24によって位置決め
され、かつその先端は車軸9の周囲に嵌装されて長穴20
内に収容されているカラー25の座ぐり穴26と係合してい
る。
第9図に示すように、カラー25は円筒状をなし、側面
の対象位置には、切欠き部27が平行に都合2ケ所形成さ
れている。この切欠き部27・27間の間隔は、長穴20の狭
い方の幅と一致している。但し、切欠き部27の一端は、
カラー25の途中で止っており、残余の部分がフランジ部
28をなし、長穴20の周囲に形成されている段部20a(第
4図参照)に当接するようになっている。なお、座ぐり
穴26は、切欠き部27・27間のカラー25側面の対称位置に
都合2ケ所形成されている。符号29は車軸支持部材8を
通すための貫通穴である。
の対象位置には、切欠き部27が平行に都合2ケ所形成さ
れている。この切欠き部27・27間の間隔は、長穴20の狭
い方の幅と一致している。但し、切欠き部27の一端は、
カラー25の途中で止っており、残余の部分がフランジ部
28をなし、長穴20の周囲に形成されている段部20a(第
4図参照)に当接するようになっている。なお、座ぐり
穴26は、切欠き部27・27間のカラー25側面の対称位置に
都合2ケ所形成されている。符号29は車軸支持部材8を
通すための貫通穴である。
これら調節部材23乃至カラー25からチェーン張り機構
が構成されている。また、チェーン張り機構の調節部材
23は、基準線A(第1図参照)上もしくはその近傍に位
置する。
が構成されている。また、チェーン張り機構の調節部材
23は、基準線A(第1図参照)上もしくはその近傍に位
置する。
第1図乃至第3図中の符号30は、ブレーキドラムであ
り、31はブレーキレバー、32はブレーキロッド32であ
る。なおブレーキロッド32はパイプ部材からなり、第3
図に示すように、その一端32aは内方へつぶされて扁平
化され、ボルト33によりブレーキドラム30へ取付けられ
ている。他端32bは外方へつぶされて扁平化聘され、右
側第1アーム6rの下端に取付けられているステー34へ連
結されている。これにより、直線状に形成したブレーキ
ロッド32を使用可能となっている。なお、ステー34を右
側第1アーム6rの三次元的な屈曲部分に取付ける必要か
ら、斜交平面35を有するプレスプレート36が右側第1ア
ーム6rの裏側に溶接されている。
り、31はブレーキレバー、32はブレーキロッド32であ
る。なおブレーキロッド32はパイプ部材からなり、第3
図に示すように、その一端32aは内方へつぶされて扁平
化され、ボルト33によりブレーキドラム30へ取付けられ
ている。他端32bは外方へつぶされて扁平化聘され、右
側第1アーム6rの下端に取付けられているステー34へ連
結されている。これにより、直線状に形成したブレーキ
ロッド32を使用可能となっている。なお、ステー34を右
側第1アーム6rの三次元的な屈曲部分に取付ける必要か
ら、斜交平面35を有するプレスプレート36が右側第1ア
ーム6rの裏側に溶接されている。
符号37はドリブンスプロケットであり、チェーンCを
介してエンジン4のドライブスプロケット38により駆動
される。
介してエンジン4のドライブスプロケット38により駆動
される。
次に、各アーム6(6r)及び7の後端部と、車軸支持
部材8との結合方法を説明する。まず、各アーム6(6
r)及び7の後端開口部内へ突部15及び16を嵌合する。
このとき、各アーム6(6r)及び7の後端は、軸方向に
対してほぼ直角にカットされたままのものであり、トリ
ミングが省略されている。また、突部15及び16は鍛造等
による成形品であるから、嵌合するとき成形面をそのま
ま使用でき、やはりトリミングが省略されている。そこ
で、両者を嵌合により結合した後、各アーム6(6r)及
び7の各後端に沿って溶接を行う。この場合、各アーム
6(6r)及び7の後端はカットされたままであり、絞り
等の加工がされていないため、後端の周囲に沿って最小
限の溶接長さとすることができる。その結果、各アーム
6(6r)及び7の後端部と車軸支持部材8とが、溶接結
合部Wで堅固に係合される。
部材8との結合方法を説明する。まず、各アーム6(6
r)及び7の後端開口部内へ突部15及び16を嵌合する。
このとき、各アーム6(6r)及び7の後端は、軸方向に
対してほぼ直角にカットされたままのものであり、トリ
ミングが省略されている。また、突部15及び16は鍛造等
による成形品であるから、嵌合するとき成形面をそのま
ま使用でき、やはりトリミングが省略されている。そこ
で、両者を嵌合により結合した後、各アーム6(6r)及
び7の各後端に沿って溶接を行う。この場合、各アーム
6(6r)及び7の後端はカットされたままであり、絞り
等の加工がされていないため、後端の周囲に沿って最小
限の溶接長さとすることができる。その結果、各アーム
6(6r)及び7の後端部と車軸支持部材8とが、溶接結
合部Wで堅固に係合される。
なお、本実施例では、座ぐり部17a及び18aの先端の連
通口により、各中空部17及び18と車軸支持部材8の膨出
部19a裏面の肉抜き穴19とを連通させてある。ゆえに、
塗装工程において、各アームのパイプ部内へ入った前処
理液や塗料等を肉抜き穴19から外部へ排出することがで
き、このための液抜き穴を別に設ける必要がなく、好都
合である。また、連通口は車軸支持部材8の肉厚内に位
置するので、車体外部からは見えにくくなり、外観性が
向上する。
通口により、各中空部17及び18と車軸支持部材8の膨出
部19a裏面の肉抜き穴19とを連通させてある。ゆえに、
塗装工程において、各アームのパイプ部内へ入った前処
理液や塗料等を肉抜き穴19から外部へ排出することがで
き、このための液抜き穴を別に設ける必要がなく、好都
合である。また、連通口は車軸支持部材8の肉厚内に位
置するので、車体外部からは見えにくくなり、外観性が
向上する。
そのうえ、車軸支持部材8を左右割りの金型で形成す
る場合、車体内方側に向う面を形成する側の金型に肉抜
き部の成形部を設けることができるので、金型構造を簡
単にできる。
る場合、車体内方側に向う面を形成する側の金型に肉抜
き部の成形部を設けることができるので、金型構造を簡
単にできる。
また、中空部18のように、突部16(15)に左右割りで
形成できない空間を成形する場合でも、仮に第8図にお
ける中空部18と肉抜き穴19を含む膨出部19a全体部分を
パイプ状に形成する場合と比べれば、中空部18を小さく
できるので成形を容易にできる。
形成できない空間を成形する場合でも、仮に第8図にお
ける中空部18と肉抜き穴19を含む膨出部19a全体部分を
パイプ状に形成する場合と比べれば、中空部18を小さく
できるので成形を容易にできる。
なお、本発明は上記実施例に限定されず、種々な変形
や応用が可能である。例えば、各アーム6(6r)及び7
の後端部と車軸支持部材8との嵌合構造を、逆にするこ
ともできる。
や応用が可能である。例えば、各アーム6(6r)及び7
の後端部と車軸支持部材8との嵌合構造を、逆にするこ
ともできる。
[発明の効果] 本発明に係るアームと車軸支持部材との結合構造にお
いては、アーム側の加工はカットだけ済み、絞り加工等
を不要とし、トリミングも省略可能である。また、車軸
支持部材は鍛造等の成形手段による数工程で成形され、
ブランク、トリミング及び穴開けなどの機械加工が不要
である。ゆえに、工数が著しく削減される。さらに、結
合工程における溶接作業は、溶接部の長さを最小となる
ように行うことができるので、作業を容易にする。した
がって、アームと車軸支持部材との結合に関する加工工
数を大幅に削減でき、かつ、容易に作業をすることがで
きる。
いては、アーム側の加工はカットだけ済み、絞り加工等
を不要とし、トリミングも省略可能である。また、車軸
支持部材は鍛造等の成形手段による数工程で成形され、
ブランク、トリミング及び穴開けなどの機械加工が不要
である。ゆえに、工数が著しく削減される。さらに、結
合工程における溶接作業は、溶接部の長さを最小となる
ように行うことができるので、作業を容易にする。した
がって、アームと車軸支持部材との結合に関する加工工
数を大幅に削減でき、かつ、容易に作業をすることがで
きる。
さらに、車軸支持部材は鍛造等の成形手段によって突
部と、この突部と連続して外側方へ膨らむ膨出部とが一
体に形成されるため、アームと車軸支持部材の剛性バラ
ンスをとることができ、車軸支持部材とアームの結合部
における応力の集中を避けることができる。
部と、この突部と連続して外側方へ膨らむ膨出部とが一
体に形成されるため、アームと車軸支持部材の剛性バラ
ンスをとることができ、車軸支持部材とアームの結合部
における応力の集中を避けることができる。
また、車軸支持部の膨出部内側面に肉抜き部が形成さ
れているため、外観を損なわずに車両支持部材の軽量化
を図ることもできる。
れているため、外観を損なわずに車両支持部材の軽量化
を図ることもできる。
そのうえ、車軸支持部材を左右割りの金型で形成する
場合、車体内方側に向う面を形成する側の金型に肉抜き
部の成形部を設けることができるので、膨出部全体をパ
イプ状に成形する場合と比べて金型構造を簡単にでき
る。
場合、車体内方側に向う面を形成する側の金型に肉抜き
部の成形部を設けることができるので、膨出部全体をパ
イプ状に成形する場合と比べて金型構造を簡単にでき
る。
さらに、突部の中空部と肉抜き部が連通口を介して連
通しているので、アームのパイプ部内へ入った前処理液
や塗料等を肉抜き部から外部へ排出することができ、こ
のための液抜き穴を特別に設ける必要がなくなるので、
加工性を向上させることができる。
通しているので、アームのパイプ部内へ入った前処理液
や塗料等を肉抜き部から外部へ排出することができ、こ
のための液抜き穴を特別に設ける必要がなくなるので、
加工性を向上させることができる。
また、連通口は車軸支持部材の肉厚内に位置するの
で、車体外部からは見えにくくなり、外観性を向上させ
ることができる。
で、車体外部からは見えにくくなり、外観性を向上させ
ることができる。
第1図乃至第9図は、実施例を示し、第1図は車体の側
面図、第2図はその側面図、第3図は第1アームの平面
図、第4図は要部の側面図、第5図は第4図のV−V線
断面図、第6図は第4図のVI−VI線断面図、第7図は第
4図のX視図、第8図は第4図のVIII−VIII線断面図、
第9図は要部の斜視図である。 (符号の説明) 3……車体フレーム、5……ピボット軸、6……第1ア
ーム、6r……右側第1アーム、7……第2アーム、8…
…車軸支持部材、9……車軸、10……後輪、15、16……
突部、W……溶接結合部。
面図、第2図はその側面図、第3図は第1アームの平面
図、第4図は要部の側面図、第5図は第4図のV−V線
断面図、第6図は第4図のVI−VI線断面図、第7図は第
4図のX視図、第8図は第4図のVIII−VIII線断面図、
第9図は要部の斜視図である。 (符号の説明) 3……車体フレーム、5……ピボット軸、6……第1ア
ーム、6r……右側第1アーム、7……第2アーム、8…
…車軸支持部材、9……車軸、10……後輪、15、16……
突部、W……溶接結合部。
Claims (1)
- 【請求項1】前端部を車体フレーム後部ヘピボット軸で
揺動自在に枢支し、後端部に車軸支持部材を介して後輪
の車軸を支承するアームにより構成されるリヤスイング
アームを有する自動2輪車の後輪支持装置において、 前記車軸支持部材は、略中央部の車軸支持部と、前部か
ら前方へ略有底筒状に突出して前記アームの後端部と嵌
合可能な突部を備え、全体が鍛造又は鋳造にて一体に形
成されるとともに、 前記突部に連続してその軸心延長方向へ延びかつ外側方
へ膨らむ膨出部を前記車軸支持部の外側面へ一体に設
け、 この膨出部が形成されている部分の前記車軸支持部内側
面に車体内方に向けて開口した肉抜き部を形成し、 この肉抜き部と前記突部に形成された中空部とを前記車
軸支持部材の肉厚内に形成された連通口により連通した
ことを特徴とする自動2輪車の後輪支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62146532A JP2612705B2 (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 | 自動2輪車の後輪支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62146532A JP2612705B2 (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 | 自動2輪車の後輪支持装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8142907A Division JP2698850B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 自動2輪車の後輪支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63312289A JPS63312289A (ja) | 1988-12-20 |
| JP2612705B2 true JP2612705B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=15409774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62146532A Expired - Lifetime JP2612705B2 (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 | 自動2輪車の後輪支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2612705B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5145759U (ja) * | 1974-10-02 | 1976-04-03 | ||
| JPS55152680A (en) * | 1979-05-11 | 1980-11-28 | Yamaha Motor Co Ltd | Mounting structure of rear arm in autobicycle |
-
1987
- 1987-06-11 JP JP62146532A patent/JP2612705B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63312289A (ja) | 1988-12-20 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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